JP2002307040A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
生ゴミ処理装置Info
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- JP2002307040A JP2002307040A JP2001114121A JP2001114121A JP2002307040A JP 2002307040 A JP2002307040 A JP 2002307040A JP 2001114121 A JP2001114121 A JP 2001114121A JP 2001114121 A JP2001114121 A JP 2001114121A JP 2002307040 A JP2002307040 A JP 2002307040A
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- JP
- Japan
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- garbage
- processing tank
- wire
- tank
- garbage disposal
- Prior art date
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きい塊を含む大量の生ゴミであっても、効
率よく分解処理することができ、生ゴミと菌との混合を
より確実に行わせることができる生ゴミ処理装置を提供
する。 【解決手段】 支持ローラ15によって自軸まわりに回
転自在に支持され、モータM1で回転駆動される円筒状
の処理槽11と、その処理槽内を横切るように張られた
生ゴミNの塊を切り分けるための複数本のワイヤ12
と、処理槽11内に生ゴミを投入するコンベア13とを
備えている生ゴミ処理装置10。ワイヤ12は、その両
端が処理槽11の内面に取り付けられており、処理槽の
中心線に沿って螺旋状に配列されている。
率よく分解処理することができ、生ゴミと菌との混合を
より確実に行わせることができる生ゴミ処理装置を提供
する。 【解決手段】 支持ローラ15によって自軸まわりに回
転自在に支持され、モータM1で回転駆動される円筒状
の処理槽11と、その処理槽内を横切るように張られた
生ゴミNの塊を切り分けるための複数本のワイヤ12
と、処理槽11内に生ゴミを投入するコンベア13とを
備えている生ゴミ処理装置10。ワイヤ12は、その両
端が処理槽11の内面に取り付けられており、処理槽の
中心線に沿って螺旋状に配列されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミ処理装置に関
する。さらに詳しくは、比較的大型の業務用の生ゴミ処
理に適する生ゴミ処理装置に関する。
する。さらに詳しくは、比較的大型の業務用の生ゴミ処
理に適する生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、処理槽(分解槽)内に生ゴミ
を二酸化炭素と水に分解する菌を入れておき、その処理
槽に生ゴミを収容し、撹拌翼で撹拌しながら空気を送り
込み、それにより生ゴミを分解する生ゴミ処理装置が知
られている。菌は通常はオガクズ等の担体に付着され、
撹拌翼で生ゴミと混合される。このような生ゴミ処理装
置は通常は家庭用のもので、2〜5リットル程度、多く
ても10リットル程度の容量である。さらに本出願人
は、ディスポーザから細かく裁断した生ゴミを水と共に
水切り槽に導入し、水切りをした後の生ゴミを処理槽に
自動的に送り込む装置を提案している(特開2000−
334430号公報参照)。
を二酸化炭素と水に分解する菌を入れておき、その処理
槽に生ゴミを収容し、撹拌翼で撹拌しながら空気を送り
込み、それにより生ゴミを分解する生ゴミ処理装置が知
られている。菌は通常はオガクズ等の担体に付着され、
撹拌翼で生ゴミと混合される。このような生ゴミ処理装
置は通常は家庭用のもので、2〜5リットル程度、多く
ても10リットル程度の容量である。さらに本出願人
は、ディスポーザから細かく裁断した生ゴミを水と共に
水切り槽に導入し、水切りをした後の生ゴミを処理槽に
自動的に送り込む装置を提案している(特開2000−
334430号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の生ゴミ処理
装置は、生ゴミを二酸化炭素と水に分解し、ほとんど固
形物を残さない利点があるが、業務用に使用できる容量
が大きい処理装置、たとえば1tonを超える処理装置
は未だに提供されていない。すなわち処理する生ゴミの
量が多い場合は、生ゴミが塊となって菌が内部に入りに
くくなり、分解に要する時間が著しく増大する。また、
従来の生ゴミ処理装置は、撹拌翼が内部で生ゴミを撹拌
するが、生ゴミの大きい塊が処理槽の内面に付着する
と、撹拌翼にかかる抵抗が増大し、そのため撹拌翼が根
元部で破損したり、駆動用のモータに大きい負荷がかか
って停止する問題がある。
装置は、生ゴミを二酸化炭素と水に分解し、ほとんど固
形物を残さない利点があるが、業務用に使用できる容量
が大きい処理装置、たとえば1tonを超える処理装置
は未だに提供されていない。すなわち処理する生ゴミの
量が多い場合は、生ゴミが塊となって菌が内部に入りに
くくなり、分解に要する時間が著しく増大する。また、
従来の生ゴミ処理装置は、撹拌翼が内部で生ゴミを撹拌
するが、生ゴミの大きい塊が処理槽の内面に付着する
と、撹拌翼にかかる抵抗が増大し、そのため撹拌翼が根
元部で破損したり、駆動用のモータに大きい負荷がかか
って停止する問題がある。
【0004】本発明は、大きい塊を含む大量の生ゴミで
あっても、効率よく分解処理することができ、生ゴミと
菌との混合をより確実に行わせることができる生ゴミ処
理装置を提供することを技術課題としている。
あっても、効率よく分解処理することができ、生ゴミと
菌との混合をより確実に行わせることができる生ゴミ処
理装置を提供することを技術課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の生ゴミ処理装置
は、回転自在に支持され、回転駆動される円筒状の処理
槽と、その処理槽内を横切るように張られた生ゴミの塊
を切り分けるための複数本のワイヤと、処理槽内に生ゴ
ミを投入する手段とを備えていることを特徴としてい
る。前記ワイヤは、その両端が処理槽の内面に取り付け
られていてもよい。また処理槽の中心線に沿って回転し
ない支持部材が通されており、前記ワイヤの一端が処理
槽の内面に取り付けられ、他端が支持部材の周囲を回転
するカラーに取り付けられているものであってもよい。
は、回転自在に支持され、回転駆動される円筒状の処理
槽と、その処理槽内を横切るように張られた生ゴミの塊
を切り分けるための複数本のワイヤと、処理槽内に生ゴ
ミを投入する手段とを備えていることを特徴としてい
る。前記ワイヤは、その両端が処理槽の内面に取り付け
られていてもよい。また処理槽の中心線に沿って回転し
ない支持部材が通されており、前記ワイヤの一端が処理
槽の内面に取り付けられ、他端が支持部材の周囲を回転
するカラーに取り付けられているものであってもよい。
【0006】また、前記処理槽の中心線に沿って回転し
ない支持部材が通されており、その支持部材に生ゴミと
接触する羽根が取り付けられているものが好ましい。そ
の場合は前記支持部材を複数本のワイヤによって構成す
ることができる。また、前記処理槽の回転抵抗を検出す
る検出器と、回転抵抗が大きくなったときに処理槽内に
熱風を送るブロワとを備えている生ゴミ処理装置が好ま
しい。さらに前記処理槽が、縦方向に揺動自在に支持さ
れており、その処理槽を縦方向に揺動させる駆動手段を
備えているものが好ましい。
ない支持部材が通されており、その支持部材に生ゴミと
接触する羽根が取り付けられているものが好ましい。そ
の場合は前記支持部材を複数本のワイヤによって構成す
ることができる。また、前記処理槽の回転抵抗を検出す
る検出器と、回転抵抗が大きくなったときに処理槽内に
熱風を送るブロワとを備えている生ゴミ処理装置が好ま
しい。さらに前記処理槽が、縦方向に揺動自在に支持さ
れており、その処理槽を縦方向に揺動させる駆動手段を
備えているものが好ましい。
【0007】
【作用および発明の効果】本発明の生ゴミ処理装置は、
処理槽内にあらかじめ菌を入れておき、投入手段で処理
槽内に生ゴミを導入し、処理槽内を回転させることによ
って生ゴミを処理槽内で転動させる。それにより生ゴミ
と菌とを混合させ、空気と接触させることができる。さ
らに生ゴミを処理槽内に沿って転動ないし移動させると
き、処理槽内に張られたワイヤが生ゴミの塊を切り分
け、小さな塊にする。それにより生ゴミと菌の接触面積
が大きくなり、分解処理が促進される。そのため、比較
的大型の容量の処理槽であっても、生ゴミを効率的に処
理することができる。さらにワイヤは鋼材などからなる
撹拌翼に比してはるかに細いので、生ゴミを切り分ける
抵抗が小さい。しかもワイヤは軽量であるので、処理槽
の重量が軽くなり、回転させる負荷が少ない。
処理槽内にあらかじめ菌を入れておき、投入手段で処理
槽内に生ゴミを導入し、処理槽内を回転させることによ
って生ゴミを処理槽内で転動させる。それにより生ゴミ
と菌とを混合させ、空気と接触させることができる。さ
らに生ゴミを処理槽内に沿って転動ないし移動させると
き、処理槽内に張られたワイヤが生ゴミの塊を切り分
け、小さな塊にする。それにより生ゴミと菌の接触面積
が大きくなり、分解処理が促進される。そのため、比較
的大型の容量の処理槽であっても、生ゴミを効率的に処
理することができる。さらにワイヤは鋼材などからなる
撹拌翼に比してはるかに細いので、生ゴミを切り分ける
抵抗が小さい。しかもワイヤは軽量であるので、処理槽
の重量が軽くなり、回転させる負荷が少ない。
【0008】このような生ゴミ処理装置において、ワイ
ヤの両端が処理槽の内面に取り付けられているもので
は、ワイヤのいずれの端部近辺でも生ゴミを切り分ける
ことができる。またワイヤの取り付けが簡単である。
ヤの両端が処理槽の内面に取り付けられているもので
は、ワイヤのいずれの端部近辺でも生ゴミを切り分ける
ことができる。またワイヤの取り付けが簡単である。
【0009】処理槽の中心線に沿って回転しない支持部
材が通されており、前記ワイヤの一端が処理槽の内面に
取り付けられ、他端が支持部材の周囲を回転するカラー
に取り付けられている処理装置の場合は、支持部材で直
接あるいはワイヤを介して処理槽の重量の一部を負担す
ることができる。また、支持部材の内部を排気通路など
に使用することができる。
材が通されており、前記ワイヤの一端が処理槽の内面に
取り付けられ、他端が支持部材の周囲を回転するカラー
に取り付けられている処理装置の場合は、支持部材で直
接あるいはワイヤを介して処理槽の重量の一部を負担す
ることができる。また、支持部材の内部を排気通路など
に使用することができる。
【0010】前記処理槽の中心線に沿って回転しない支
持部材が通されており、その支持部材に生ゴミと接触す
る羽根が取り付けられる処理装置では、処理槽と羽根と
の間に相対的な運動が生じ、そのため処理槽の内面に付
着する生ゴミを処理槽から引き剥がすことができる。さ
らにワイヤと羽根との間に相対的な運動が生ずるので、
生ゴミがワイヤに引っかかって処理槽と一緒に移動する
ことを防ぎ、ワイヤが生ゴミの塊を切り分ける働きを助
ける。そのような支持部材を複数本のワイヤによって構
成する場合は処理槽全体の重量を一層軽くすることがで
きる。
持部材が通されており、その支持部材に生ゴミと接触す
る羽根が取り付けられる処理装置では、処理槽と羽根と
の間に相対的な運動が生じ、そのため処理槽の内面に付
着する生ゴミを処理槽から引き剥がすことができる。さ
らにワイヤと羽根との間に相対的な運動が生ずるので、
生ゴミがワイヤに引っかかって処理槽と一緒に移動する
ことを防ぎ、ワイヤが生ゴミの塊を切り分ける働きを助
ける。そのような支持部材を複数本のワイヤによって構
成する場合は処理槽全体の重量を一層軽くすることがで
きる。
【0011】前記処理槽の回転抵抗を検出する検出器
と、回転抵抗が大きくなったときに処理槽内に熱風を送
るブロワとを備えている処理装置の場合は、処理槽内の
湿度が高くなって生ゴミに粘りが出てくると、自動的に
ブロワから熱風が送られ、生ゴミを乾燥させ、その湿度
をいくらか低下させる。それにより生ゴミの粘りが少な
くなり、処理層の回転抵抗が少なくなる。
と、回転抵抗が大きくなったときに処理槽内に熱風を送
るブロワとを備えている処理装置の場合は、処理槽内の
湿度が高くなって生ゴミに粘りが出てくると、自動的に
ブロワから熱風が送られ、生ゴミを乾燥させ、その湿度
をいくらか低下させる。それにより生ゴミの粘りが少な
くなり、処理層の回転抵抗が少なくなる。
【0012】前記処理槽が縦方向に揺動自在に支持され
ており、その処理槽を縦方向に揺動させる駆動手段を備
えている生ゴミ処理装置では、処理槽が前後に揺動され
るので、生ゴミおよび菌の担時体が処理槽の軸線方向に
も迅速に移動する。そのため一層生ゴミと菌との撹拌が
活発になる。
ており、その処理槽を縦方向に揺動させる駆動手段を備
えている生ゴミ処理装置では、処理槽が前後に揺動され
るので、生ゴミおよび菌の担時体が処理槽の軸線方向に
も迅速に移動する。そのため一層生ゴミと菌との撹拌が
活発になる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の生ゴミ処理装置の実施の形態を説明する。図1は本発
明の生ゴミ処理装置の一実施形態を示す一部切り欠き斜
視図、図2aおよび図2bはそれぞれその生ゴミ処理装
置の概略縦断面図および横断面図、図2cはその生ゴミ
処理装置に関わるワイヤ係止具の実施形態を示す拡大側
面図、図2dはワイヤの張り方の他の実施形態を示す断
面図、図3は本発明の生ゴミ処理装置の他の実施形態を
示す縦断面図、図4a、図4bおよび図4cはそれぞれ
その生ゴミ処理装置のワイヤの張り方を示す正面図、図
5は本発明の生ゴミ処理装置のさらに他の実施形態を示
す縦断面図、図6はその生ゴミ処理装置のワイヤの張り
方を示す正面図、図7aおよび図7bはそれぞれ本発明
の生ゴミ処理装置のさらに他の実施形態を示す側面図で
ある。
の生ゴミ処理装置の実施の形態を説明する。図1は本発
明の生ゴミ処理装置の一実施形態を示す一部切り欠き斜
視図、図2aおよび図2bはそれぞれその生ゴミ処理装
置の概略縦断面図および横断面図、図2cはその生ゴミ
処理装置に関わるワイヤ係止具の実施形態を示す拡大側
面図、図2dはワイヤの張り方の他の実施形態を示す断
面図、図3は本発明の生ゴミ処理装置の他の実施形態を
示す縦断面図、図4a、図4bおよび図4cはそれぞれ
その生ゴミ処理装置のワイヤの張り方を示す正面図、図
5は本発明の生ゴミ処理装置のさらに他の実施形態を示
す縦断面図、図6はその生ゴミ処理装置のワイヤの張り
方を示す正面図、図7aおよび図7bはそれぞれ本発明
の生ゴミ処理装置のさらに他の実施形態を示す側面図で
ある。
【0014】図1に示す生ゴミ処理装置10は、円筒状
の処理槽11と、その内部に直径方向に張られる複数本
のワイヤ12と、処理槽11の一端に設けられるコンベ
ア13とを備えている。処理槽11は両端が端部壁14
で塞がれた円筒状の槽であり、たとえばステンレスなど
の耐腐食性の金属あるいは合成樹脂などで構成される。
処理槽11の端部近辺あるいは途中の底部側には、処理
槽11と平行に支持ローラ15が設けられており、処理
槽11はそれらの支持ローラ15の上に転動するように
支持されている。また処理槽11の外周面16には、支
持ローラ15が当接する平滑なガイド面17が設けられ
ている。いくつかの支持ローラ15は軸18で連結した
モータM1によって回転駆動される。そのモータM1に
は、通常は減速機が設けられている。
の処理槽11と、その内部に直径方向に張られる複数本
のワイヤ12と、処理槽11の一端に設けられるコンベ
ア13とを備えている。処理槽11は両端が端部壁14
で塞がれた円筒状の槽であり、たとえばステンレスなど
の耐腐食性の金属あるいは合成樹脂などで構成される。
処理槽11の端部近辺あるいは途中の底部側には、処理
槽11と平行に支持ローラ15が設けられており、処理
槽11はそれらの支持ローラ15の上に転動するように
支持されている。また処理槽11の外周面16には、支
持ローラ15が当接する平滑なガイド面17が設けられ
ている。いくつかの支持ローラ15は軸18で連結した
モータM1によって回転駆動される。そのモータM1に
は、通常は減速機が設けられている。
【0015】なお、支持ローラ15を直接駆動するほ
か、想像線で示すように、処理槽11に取り付けたスプ
ロケット19およびチェーン20を介してモータM2で
回転駆動するようにしてもよい。処理槽11には、点検
用の開閉自在の窓を設けるのが好ましい。ただし通常は
その窓は密閉しておく。
か、想像線で示すように、処理槽11に取り付けたスプ
ロケット19およびチェーン20を介してモータM2で
回転駆動するようにしてもよい。処理槽11には、点検
用の開閉自在の窓を設けるのが好ましい。ただし通常は
その窓は密閉しておく。
【0016】ワイヤ12はたとえば耐食性の高いステン
レスなどの金属あるいは合成樹脂製の単線あるいは撚り
線からなるワイヤであり、両端は処理槽11の内壁にね
じ込んだワイヤ係止具21に係止されている。各ワイヤ
12は図2aおよび図2bに示すように、処理槽11の
軸線Cと直交する面に沿って、軸線Cを通るように、す
なわち直径方向に配設されている。そして隣接するワイ
ヤ12は前のワイヤよりいくらか捻れた角度で、次のワ
イヤ12はさらに捻れた角度をつけて、順に処理槽11
の内壁間に張られている。そのため、ワイヤ係止具21
の列は、円筒状の処理槽11の内面に想像線Pで示す二
重螺旋状あるいは左ネジのスクリュー状に配列されてい
る。なおワイヤ12は軸線Cに直交する面に対して傾斜
していてもよい。
レスなどの金属あるいは合成樹脂製の単線あるいは撚り
線からなるワイヤであり、両端は処理槽11の内壁にね
じ込んだワイヤ係止具21に係止されている。各ワイヤ
12は図2aおよび図2bに示すように、処理槽11の
軸線Cと直交する面に沿って、軸線Cを通るように、す
なわち直径方向に配設されている。そして隣接するワイ
ヤ12は前のワイヤよりいくらか捻れた角度で、次のワ
イヤ12はさらに捻れた角度をつけて、順に処理槽11
の内壁間に張られている。そのため、ワイヤ係止具21
の列は、円筒状の処理槽11の内面に想像線Pで示す二
重螺旋状あるいは左ネジのスクリュー状に配列されてい
る。なおワイヤ12は軸線Cに直交する面に対して傾斜
していてもよい。
【0017】処理槽11はその内部に生ゴミNを収容
し、回転することによって生ゴミと、その生ゴミを分解
する菌を担持するオガクズとを処理槽11の内面に沿っ
て転動させ、撹拌・混合するものである。そして一連の
ワイヤ12は、処理槽11内の生ゴミNの塊を切り分け
る働きをするものである。とくに湿度が高い場合は生ゴ
ミは大きい塊になって処理槽11の内面に付着しやすく
なるので、処理槽11内を転動する生ゴミNを切り分
け、小さな塊にすることにより、菌との接触機会を増や
し、処理槽11の内面との付着を防止する。さらに一連
のワイヤ12はスクリュー状に配列されているので、処
理槽11が時計回りに回転する場合は、その一端に投入
された生ゴミNは、処理槽11と一緒に回転する一連の
ワイヤ12によって、スクリューコンベアで運ばれるよ
うに次第に他端側に送られていく。そのため生ゴミNは
処理槽11内に広く拡散される。
し、回転することによって生ゴミと、その生ゴミを分解
する菌を担持するオガクズとを処理槽11の内面に沿っ
て転動させ、撹拌・混合するものである。そして一連の
ワイヤ12は、処理槽11内の生ゴミNの塊を切り分け
る働きをするものである。とくに湿度が高い場合は生ゴ
ミは大きい塊になって処理槽11の内面に付着しやすく
なるので、処理槽11内を転動する生ゴミNを切り分
け、小さな塊にすることにより、菌との接触機会を増や
し、処理槽11の内面との付着を防止する。さらに一連
のワイヤ12はスクリュー状に配列されているので、処
理槽11が時計回りに回転する場合は、その一端に投入
された生ゴミNは、処理槽11と一緒に回転する一連の
ワイヤ12によって、スクリューコンベアで運ばれるよ
うに次第に他端側に送られていく。そのため生ゴミNは
処理槽11内に広く拡散される。
【0018】なお、生ゴミNは通常は処理槽11の底部
側に位置し、生ゴミNと接している処理槽11の壁面が
処理槽11の回転に伴って上昇するにしたがって自重で
落下し、自然に転動する。しかし処理槽11の内面やワ
イヤ12に強く付着すると自重では落下せず、処理槽1
1に追従して一周回転することも考えられる。その場合
はワイヤ12と生ゴミNの間に相対的な運動が生じず、
切り分ける作用が不充分になる。このような自体を避け
るため、たとえば処理槽11内に、ステンレスやセラミ
ック製の重り22を多数入れる等により、生ゴミNと処
理槽11の付着を防ぐようにしてもよい。また、処理層
11の内面に多数の突起を突出させておき、処理層11
の回転に応じて常に生ゴミとオガクズとが混合撹拌する
ようにしてもよい。突起を設ける場合は、生ゴミやオガ
クズが突起に引っ掛かり、処理槽11の内面に付着して
上昇することがあるが、途中で落下することにより、混
合・撹拌される。
側に位置し、生ゴミNと接している処理槽11の壁面が
処理槽11の回転に伴って上昇するにしたがって自重で
落下し、自然に転動する。しかし処理槽11の内面やワ
イヤ12に強く付着すると自重では落下せず、処理槽1
1に追従して一周回転することも考えられる。その場合
はワイヤ12と生ゴミNの間に相対的な運動が生じず、
切り分ける作用が不充分になる。このような自体を避け
るため、たとえば処理槽11内に、ステンレスやセラミ
ック製の重り22を多数入れる等により、生ゴミNと処
理槽11の付着を防ぐようにしてもよい。また、処理層
11の内面に多数の突起を突出させておき、処理層11
の回転に応じて常に生ゴミとオガクズとが混合撹拌する
ようにしてもよい。突起を設ける場合は、生ゴミやオガ
クズが突起に引っ掛かり、処理槽11の内面に付着して
上昇することがあるが、途中で落下することにより、混
合・撹拌される。
【0019】図2cはワイヤ係止具21の具体的な例を
示している。このワイヤ係止具21はワイヤ12を通す
リング部23と、そのリング部23から半径方向に突出
するネジ24とを備えたものであり、公知のアイボルト
などを使用しうる。ワイヤ12の一端は、リング部23
に通した後、折り返されて締め具23aでワイヤ12の
他の部分と一緒にカシメられ、一体にされている。な
お、ワイヤ12の張力を一定に保つための装置、たとえ
ばスプリングを直列的に取り付けたり、ネジ・ナット機
構を介してワイヤを張り、ワイヤが弛んだときにネジリ
スプリングでナットを締め付け方向に回転させてワイヤ
の張力を保持するようにしてもよい。
示している。このワイヤ係止具21はワイヤ12を通す
リング部23と、そのリング部23から半径方向に突出
するネジ24とを備えたものであり、公知のアイボルト
などを使用しうる。ワイヤ12の一端は、リング部23
に通した後、折り返されて締め具23aでワイヤ12の
他の部分と一緒にカシメられ、一体にされている。な
お、ワイヤ12の張力を一定に保つための装置、たとえ
ばスプリングを直列的に取り付けたり、ネジ・ナット機
構を介してワイヤを張り、ワイヤが弛んだときにネジリ
スプリングでナットを締め付け方向に回転させてワイヤ
の張力を保持するようにしてもよい。
【0020】図1および図2aに示すように、処理槽1
1の一端の端部壁14には生ゴミNを処理槽11内に投
下するための投入口25が形成されており、その投入口
25にコンベア13の先端が入れられている。コンベア
13の他の部分は外部に露出している。コンベア13と
してはベルトコンベアが好適に用いられる。ただしプレ
ートコンベアなど、生ゴミを搬送しうるコンベアであれ
ば、他のコンベアであってもよい。ベルトコンベアは、
左右のフレームと、それらのフレーム間に渡される多数
のローラと、それらのローラによって支持される無端状
のベルトとを備えている。ベルトには、金属線で補強し
たゴムシートなどからなる公知のものが用いられる。処
理槽11は前述のように回転する。そのため、コンベア
13は処理槽11内では支持せず、処理槽11の外部で
スタンドなどで支持し、片持ち状態で処理槽11内に収
容しておく。コンベア13の内筒内への挿入長さは、図
1および2aの場合は、ワイヤ12が張られているた
め、その先端部だけである。
1の一端の端部壁14には生ゴミNを処理槽11内に投
下するための投入口25が形成されており、その投入口
25にコンベア13の先端が入れられている。コンベア
13の他の部分は外部に露出している。コンベア13と
してはベルトコンベアが好適に用いられる。ただしプレ
ートコンベアなど、生ゴミを搬送しうるコンベアであれ
ば、他のコンベアであってもよい。ベルトコンベアは、
左右のフレームと、それらのフレーム間に渡される多数
のローラと、それらのローラによって支持される無端状
のベルトとを備えている。ベルトには、金属線で補強し
たゴムシートなどからなる公知のものが用いられる。処
理槽11は前述のように回転する。そのため、コンベア
13は処理槽11内では支持せず、処理槽11の外部で
スタンドなどで支持し、片持ち状態で処理槽11内に収
容しておく。コンベア13の内筒内への挿入長さは、図
1および2aの場合は、ワイヤ12が張られているた
め、その先端部だけである。
【0021】図2dに示す実施形態では、ワイヤ12は
処理槽11の中心領域Rを外すように、すなわち直径方
向ではなく、「弦」の位置に張設されている。それによ
り中心領域Rに空間が設けられる。そのため、その中心
領域Rにコンベア13を配置することができ、処理槽1
1の奥の方まで、たとえば処理槽の1/3程度まで挿入
することができる。なおこのようにワイヤ12を処理層
11の中心部から外して張設する場合は、ワイヤ係止具
21でワイヤ12を折り返して張設することもできる。
その場合は1本のワイヤ12で数本の弦を張ることがで
きる。
処理槽11の中心領域Rを外すように、すなわち直径方
向ではなく、「弦」の位置に張設されている。それによ
り中心領域Rに空間が設けられる。そのため、その中心
領域Rにコンベア13を配置することができ、処理槽1
1の奥の方まで、たとえば処理槽の1/3程度まで挿入
することができる。なおこのようにワイヤ12を処理層
11の中心部から外して張設する場合は、ワイヤ係止具
21でワイヤ12を折り返して張設することもできる。
その場合は1本のワイヤ12で数本の弦を張ることがで
きる。
【0022】図2aの場合は、処理槽11の他端の端部
壁14の中心に排気パイプ32が回転自在に連結され、
その排気パイプ32はブロワ33を介して脱臭装置など
に連通している。そのため、コンベア13が通っている
投入口25から空気が吸い込まれ、他端側から空気が排
出される。それにより、コンベア13側からは悪臭が出
てこない。
壁14の中心に排気パイプ32が回転自在に連結され、
その排気パイプ32はブロワ33を介して脱臭装置など
に連通している。そのため、コンベア13が通っている
投入口25から空気が吸い込まれ、他端側から空気が排
出される。それにより、コンベア13側からは悪臭が出
てこない。
【0023】つぎに上記のように構成される生ゴミ処理
装置10の使用方法および作用を説明する。はじめに、
生ゴミを分解する菌を付着したオガクズなどの菌床(担
持体)を、コンベア13によって処理槽11内に搬入
し、あるいは窓等から投入する。ついで図1のモータM
1を回転し、処理槽11を自軸まわりに回転させる。そ
れにより菌を担時する担時体と生ゴミNが処理槽11内
で転動する。そして始めに分解させやすい生ゴミ、たと
えばデンプン質で水分をあまり含まない生ゴミをコンベ
ア13によって内筒12内に送り込み、処理槽11内に
収容して、いわば慣らし運転を行う。それにより菌は生
ゴミを分解し、活発化しながら増殖していく。
装置10の使用方法および作用を説明する。はじめに、
生ゴミを分解する菌を付着したオガクズなどの菌床(担
持体)を、コンベア13によって処理槽11内に搬入
し、あるいは窓等から投入する。ついで図1のモータM
1を回転し、処理槽11を自軸まわりに回転させる。そ
れにより菌を担時する担時体と生ゴミNが処理槽11内
で転動する。そして始めに分解させやすい生ゴミ、たと
えばデンプン質で水分をあまり含まない生ゴミをコンベ
ア13によって内筒12内に送り込み、処理槽11内に
収容して、いわば慣らし運転を行う。それにより菌は生
ゴミを分解し、活発化しながら増殖していく。
【0024】ついで慣らし運転の後、様子を見ながら通
常の生ゴミNをコンベア13によって処理槽11内に落
とし込む。その場合、一連のワイヤ12が処理槽11と
共に回転するので、生ゴミNは処理槽11内を転がりな
がらスクリューコンベアの作用で移動し、しかもワイヤ
12が生ゴミNの塊を切り分ける。そのため、生ゴミN
の塊が小さくなり、新たな生ゴミNは担持体が含まれて
いる元々収容されていた生ゴミと充分に混合され、同時
に小さくされた生ゴミや菌が空気と充分に接触するよう
になる。それにより担持体に含まれる菌が、生ゴミを水
と二酸化炭素に分解していく。発生した二酸化炭素や水
分は、図2aのブロワ33が生ずる空気流により、脱臭
装置などに送られる。したがって処理槽11には固形物
ないし粉体が生じないので、定期的に固定物や粉体を排
出する必要はない。
常の生ゴミNをコンベア13によって処理槽11内に落
とし込む。その場合、一連のワイヤ12が処理槽11と
共に回転するので、生ゴミNは処理槽11内を転がりな
がらスクリューコンベアの作用で移動し、しかもワイヤ
12が生ゴミNの塊を切り分ける。そのため、生ゴミN
の塊が小さくなり、新たな生ゴミNは担持体が含まれて
いる元々収容されていた生ゴミと充分に混合され、同時
に小さくされた生ゴミや菌が空気と充分に接触するよう
になる。それにより担持体に含まれる菌が、生ゴミを水
と二酸化炭素に分解していく。発生した二酸化炭素や水
分は、図2aのブロワ33が生ずる空気流により、脱臭
装置などに送られる。したがって処理槽11には固形物
ないし粉体が生じないので、定期的に固定物や粉体を排
出する必要はない。
【0025】この生ゴミ処理装置10では、処理槽11
内に入れるオガクズなどの担持体の量は多くても内容積
の40〜50%程度までとし、残りの50〜60%程度
は空間のまま開けておくのが好ましい。それにより処理
槽11内の空気が多くなり、自然環境に近い状態とな
る。したがって分解効率が高くなり、悪臭が減少する。
なお生ゴミ1kgに対し、80リットル程度の菌床を用
いると、もっとも分解効率が高い。
内に入れるオガクズなどの担持体の量は多くても内容積
の40〜50%程度までとし、残りの50〜60%程度
は空間のまま開けておくのが好ましい。それにより処理
槽11内の空気が多くなり、自然環境に近い状態とな
る。したがって分解効率が高くなり、悪臭が減少する。
なお生ゴミ1kgに対し、80リットル程度の菌床を用
いると、もっとも分解効率が高い。
【0026】この生ゴミ処理装置10では、ワイヤ12
が生ゴミNの塊を切り分けるようにしているので、コン
ベア13で大きい生ゴミを投入しても、生ゴミNを小さ
い塊にすることができる。そのため、菌との接触面積が
増え、分解処理が活発になる。また、ワイヤ12は軽量
であるので、処理槽11を回転させるときの動力が少な
くて済む。さらにワイヤ12に部分的に負荷がかかって
も、ワイヤ12の弾力性および可撓性でワイヤ12の全
体でその負荷を受け、処理槽11に分散して伝達する。
そのため、強度および耐久性が高い。
が生ゴミNの塊を切り分けるようにしているので、コン
ベア13で大きい生ゴミを投入しても、生ゴミNを小さ
い塊にすることができる。そのため、菌との接触面積が
増え、分解処理が活発になる。また、ワイヤ12は軽量
であるので、処理槽11を回転させるときの動力が少な
くて済む。さらにワイヤ12に部分的に負荷がかかって
も、ワイヤ12の弾力性および可撓性でワイヤ12の全
体でその負荷を受け、処理槽11に分散して伝達する。
そのため、強度および耐久性が高い。
【0027】前記実施形態では処理槽11の内面にワイ
ヤ12の両端を係止しているが、図3に示す生ゴミ処理
装置40のように、一端を内面に係止させ、他端を中心
部に係止させてもよい。この場合も螺旋階段状あるいは
左ネジのスクリューコンベア状に配列されている。図3
の生ゴミ処理装置40では、処理槽11の中心部に軸方
向に延びる支持軸41を貫通させ、その支持軸41の両
端を回転しないように支持脚42で支えている。そして
支持軸41の外周に複数個の円筒状のカラー43を回転
自在に設け、ワイヤ12の一端をそれらのカラー43に
係止している。このようにワイヤ12の一端をカラーに
係止し、他端を処理槽11の内面に係止する場合は、短
いワイヤ12を張設することができる。そのため、ワイ
ヤの強度が高くなる。さらにカラー43が支持軸41上
を回転自在であるので、ワイヤ12に強い負荷が加わっ
ても、カラー43がいくらか回転することにより、一時
的にワイヤ12にかかる負荷を逃がす。そのためワイヤ
12の耐久性が高くなる。
ヤ12の両端を係止しているが、図3に示す生ゴミ処理
装置40のように、一端を内面に係止させ、他端を中心
部に係止させてもよい。この場合も螺旋階段状あるいは
左ネジのスクリューコンベア状に配列されている。図3
の生ゴミ処理装置40では、処理槽11の中心部に軸方
向に延びる支持軸41を貫通させ、その支持軸41の両
端を回転しないように支持脚42で支えている。そして
支持軸41の外周に複数個の円筒状のカラー43を回転
自在に設け、ワイヤ12の一端をそれらのカラー43に
係止している。このようにワイヤ12の一端をカラーに
係止し、他端を処理槽11の内面に係止する場合は、短
いワイヤ12を張設することができる。そのため、ワイ
ヤの強度が高くなる。さらにカラー43が支持軸41上
を回転自在であるので、ワイヤ12に強い負荷が加わっ
ても、カラー43がいくらか回転することにより、一時
的にワイヤ12にかかる負荷を逃がす。そのためワイヤ
12の耐久性が高くなる。
【0028】カラー43は支持軸41に対し、軸方向に
移動可能に設けてもよい。その場合でも、ワイヤ12が
張っているので、カラー43は軸方向に自由に移動する
ことはない。しかしカラー43同士を密着させたり、カ
ラー43の間にスペーサを介在させたりして、軸方向に
移動しないようにすることもできる。
移動可能に設けてもよい。その場合でも、ワイヤ12が
張っているので、カラー43は軸方向に自由に移動する
ことはない。しかしカラー43同士を密着させたり、カ
ラー43の間にスペーサを介在させたりして、軸方向に
移動しないようにすることもできる。
【0029】なお、この実施形態では、支持軸41を設
けているので、処理槽11に形成した生ゴミの投入口が
塞がれてしまう。また、投入口とは反対側の端部壁にも
開口部を設けにくい。そのため支持軸41の全体を鋼
管、合成樹脂パイプなどのパイプで構成し、そのパイプ
の一端に投入口25として径が大きいパイプ44を設
け、支持軸41の内部を通気路としている。すなわち、
支持軸41には多数の通気孔41aを形成し、端部を処
理槽11の端部壁31から外部に導いている。そのた
め、図2aの場合と同様に、排気パイプ32を連結して
ブロワ33を介して脱臭装置などに連通させることがで
きる。またパイプとすることにより強度が高い。なお径
が大きいパイプ44の端部は壁44aで閉じており、パ
イプ44内と支持軸41の内部とは連通していない。パ
イプ44の下方には、生ゴミNを落下させる開口44b
が設けられている。
けているので、処理槽11に形成した生ゴミの投入口が
塞がれてしまう。また、投入口とは反対側の端部壁にも
開口部を設けにくい。そのため支持軸41の全体を鋼
管、合成樹脂パイプなどのパイプで構成し、そのパイプ
の一端に投入口25として径が大きいパイプ44を設
け、支持軸41の内部を通気路としている。すなわち、
支持軸41には多数の通気孔41aを形成し、端部を処
理槽11の端部壁31から外部に導いている。そのた
め、図2aの場合と同様に、排気パイプ32を連結して
ブロワ33を介して脱臭装置などに連通させることがで
きる。またパイプとすることにより強度が高い。なお径
が大きいパイプ44の端部は壁44aで閉じており、パ
イプ44内と支持軸41の内部とは連通していない。パ
イプ44の下方には、生ゴミNを落下させる開口44b
が設けられている。
【0030】さらにパイプ44および支持軸41が回転
しないように、それらの端部を支持脚42で支持してい
る。そして径が大きいパイプ44の端部の外周および支
持軸41の他端側の外周にベアリング45およびシール
を介して処理槽11を回転自在に支持している。このも
のは支持ローラ15は設けなくてもよいが、支持軸41
にかかる重量の軽減のためには支持ローラ15設けるの
が好ましい。支持ローラ15を設けない場合は、支持軸
41の端部にスプロケット19を取り付けて、チェーン
を介してモータ(図1の符号M2)で回転駆動すればよ
い。
しないように、それらの端部を支持脚42で支持してい
る。そして径が大きいパイプ44の端部の外周および支
持軸41の他端側の外周にベアリング45およびシール
を介して処理槽11を回転自在に支持している。このも
のは支持ローラ15は設けなくてもよいが、支持軸41
にかかる重量の軽減のためには支持ローラ15設けるの
が好ましい。支持ローラ15を設けない場合は、支持軸
41の端部にスプロケット19を取り付けて、チェーン
を介してモータ(図1の符号M2)で回転駆動すればよ
い。
【0031】図3の生ゴミ処理装置40では、コンベア
に代えて、ホッパー46を投入手段として設けている。
ホッパー46の下端は、径が大きいパイプ44の開口端
に連結し、ホッパー46の重量は支持軸41と一緒に支
持脚42で支えている。使用者は生ゴミおよび菌をその
ホッパー46に投入すれば、前述のように処理槽11の
回転に伴って生ゴミNや菌は処理槽11の奥側に送られ
る。なお、安全のため、ホッパー46には、蓋47を設
けるのが好ましい。
に代えて、ホッパー46を投入手段として設けている。
ホッパー46の下端は、径が大きいパイプ44の開口端
に連結し、ホッパー46の重量は支持軸41と一緒に支
持脚42で支えている。使用者は生ゴミおよび菌をその
ホッパー46に投入すれば、前述のように処理槽11の
回転に伴って生ゴミNや菌は処理槽11の奥側に送られ
る。なお、安全のため、ホッパー46には、蓋47を設
けるのが好ましい。
【0032】この生ゴミ処理装置40では、図4aに示
すようにカラー43の両側にワイヤ12を係止してお
り、図1の場合と同様に一連のワイヤ12は二重螺旋の
形態に配列されている。しかし図4bのように、カラー
43の片側だけにワイヤ12を係止させてもよい。その
場合は通常の螺旋階段あるいはスクリューコンベアの形
態に配列される。なお、図4cに示すように、1個のカ
ラー43に3本あるいはそれ以上のワイヤ12を係止さ
せてもよい。なお図4a〜図4cのワイヤ12も、前述
のように螺旋状に配列するのが好ましい。しかしワイヤ
の配列は螺旋状のものに限らず、他の配列形態を採用す
ることもできる。ただし、たとえば図4aの場合では、
縦向きのワイヤ12の次に横向きのワイヤ12を交互に
設けるなど、ワイヤ12が一列に揃わないようにするほ
うが、処理槽11がどの回転位置にある場合でも、ワイ
ヤ12による生ゴミの切断作用が奏されるので好まし
い。
すようにカラー43の両側にワイヤ12を係止してお
り、図1の場合と同様に一連のワイヤ12は二重螺旋の
形態に配列されている。しかし図4bのように、カラー
43の片側だけにワイヤ12を係止させてもよい。その
場合は通常の螺旋階段あるいはスクリューコンベアの形
態に配列される。なお、図4cに示すように、1個のカ
ラー43に3本あるいはそれ以上のワイヤ12を係止さ
せてもよい。なお図4a〜図4cのワイヤ12も、前述
のように螺旋状に配列するのが好ましい。しかしワイヤ
の配列は螺旋状のものに限らず、他の配列形態を採用す
ることもできる。ただし、たとえば図4aの場合では、
縦向きのワイヤ12の次に横向きのワイヤ12を交互に
設けるなど、ワイヤ12が一列に揃わないようにするほ
うが、処理槽11がどの回転位置にある場合でも、ワイ
ヤ12による生ゴミの切断作用が奏されるので好まし
い。
【0033】図5に示す生ゴミ処理装置50は、処理槽
11の中心部に3本の支持ワイヤ51を張り渡してお
り、それらの支持ワイヤ51で複数枚の羽根52を支持
している。支持ワイヤ51は処理槽11と一緒に回転し
ないように、処理槽11の外側に設けた支持脚42の間
に張り渡している。各支持脚42は支持ワイヤ51の張
力の反力を受けるので、地盤に固定するか、左右の支持
脚42同士を連結するのが好ましい。なお支持ワイヤ5
1に代えて、図3の場合と同様の支持軸41を採用し、
その支持軸41の途中に羽根52を固定してもよい。
11の中心部に3本の支持ワイヤ51を張り渡してお
り、それらの支持ワイヤ51で複数枚の羽根52を支持
している。支持ワイヤ51は処理槽11と一緒に回転し
ないように、処理槽11の外側に設けた支持脚42の間
に張り渡している。各支持脚42は支持ワイヤ51の張
力の反力を受けるので、地盤に固定するか、左右の支持
脚42同士を連結するのが好ましい。なお支持ワイヤ5
1に代えて、図3の場合と同様の支持軸41を採用し、
その支持軸41の途中に羽根52を固定してもよい。
【0034】この実施形態では、羽根52として、それ
ぞれ細い三角形状の3枚の羽根片53を一体化した、い
わば星形の形態を採用している。羽根の形状はとくに限
定されないが、各羽根片の先端部は処理槽11の内面に
近接させるのが好ましい。羽根52は処理槽11の軸線
に直角に複数枚向けるのが好ましい。さらにこの実施形
態では、図6に示すように、支持ワイヤ41を避けるよ
うに、「弦」の位置に生ゴミ切り分け用のワイヤ12を
複数本設けている。各ワイヤ12の両端は、処理槽11
の内面に取り付けている。切り分け用のワイヤ12は螺
旋状に配列するのが好ましいが、他の形態で配列しても
よい。
ぞれ細い三角形状の3枚の羽根片53を一体化した、い
わば星形の形態を採用している。羽根の形状はとくに限
定されないが、各羽根片の先端部は処理槽11の内面に
近接させるのが好ましい。羽根52は処理槽11の軸線
に直角に複数枚向けるのが好ましい。さらにこの実施形
態では、図6に示すように、支持ワイヤ41を避けるよ
うに、「弦」の位置に生ゴミ切り分け用のワイヤ12を
複数本設けている。各ワイヤ12の両端は、処理槽11
の内面に取り付けている。切り分け用のワイヤ12は螺
旋状に配列するのが好ましいが、他の形態で配列しても
よい。
【0035】この生ゴミ処理装置50では、切り分け用
のワイヤ12の列が順に生ゴミを切り分けるが、そのと
きに回転しない羽根52と切り分け用のワイヤ12との
間に相対的な回転が生じる。それにより生ゴミがワイヤ
12や処理槽11と一緒に回転することを妨ぐことがで
き、切り分け作用が効率的である。さらに羽根52およ
びワイヤ12は生ゴミNと菌とを混合させる作用を奏す
る。切り分け用のワイヤ12を螺旋状に配列する場合
は、前述の場合と同様に、生ゴミNを軸方向に送る作用
を奏する。さらに羽根52にひねりを与えておく場合
は、その羽根52によっても生ゴミを軸方向に送る作用
を奏するので、好ましい。
のワイヤ12の列が順に生ゴミを切り分けるが、そのと
きに回転しない羽根52と切り分け用のワイヤ12との
間に相対的な回転が生じる。それにより生ゴミがワイヤ
12や処理槽11と一緒に回転することを妨ぐことがで
き、切り分け作用が効率的である。さらに羽根52およ
びワイヤ12は生ゴミNと菌とを混合させる作用を奏す
る。切り分け用のワイヤ12を螺旋状に配列する場合
は、前述の場合と同様に、生ゴミNを軸方向に送る作用
を奏する。さらに羽根52にひねりを与えておく場合
は、その羽根52によっても生ゴミを軸方向に送る作用
を奏するので、好ましい。
【0036】生ゴミを投入する手段としてコンベア13
を採用した生ゴミ処理装置では、コンベアの使用者が押
しボタンなどで操作できるようにしておき、生ゴミの搬
送が完了すると、その後は停止させるようにするのが好
ましい。それにより動力を無駄にしない。また処理槽1
1は連続的に回転させることもできるが、たとえば生ゴ
ミNを搬入するときには回転を止め、その後、回転させ
るようにしてもよい。また、処理槽11はある程度時間
が経過した後は、3〜5分程度回転させた後、5〜10
分程度停止させるなど、間欠的に運転してもよい。それ
により省エネルギで効率的に生ゴミを分解させることが
できる。すなわち処理槽11が停止しているときでも、
菌による生ゴミの分解は行われるので、分解が進んだ
後、回転を再開して菌を新たな生ゴミと接触させるよう
にすればよい。このような間欠的な運転や、シーケンシ
ャルな運転は、タイマー制御やシーケンス制御により行
うことができる。
を採用した生ゴミ処理装置では、コンベアの使用者が押
しボタンなどで操作できるようにしておき、生ゴミの搬
送が完了すると、その後は停止させるようにするのが好
ましい。それにより動力を無駄にしない。また処理槽1
1は連続的に回転させることもできるが、たとえば生ゴ
ミNを搬入するときには回転を止め、その後、回転させ
るようにしてもよい。また、処理槽11はある程度時間
が経過した後は、3〜5分程度回転させた後、5〜10
分程度停止させるなど、間欠的に運転してもよい。それ
により省エネルギで効率的に生ゴミを分解させることが
できる。すなわち処理槽11が停止しているときでも、
菌による生ゴミの分解は行われるので、分解が進んだ
後、回転を再開して菌を新たな生ゴミと接触させるよう
にすればよい。このような間欠的な運転や、シーケンシ
ャルな運転は、タイマー制御やシーケンス制御により行
うことができる。
【0037】前述の構成の説明では、温度センサや湿度
センサ、内部の温度を制御するヒータや冷房設備、湿度
を増加させる加湿器ないし散水器、湿度を減少させる乾
燥設備などの説明を省略したが、従来公知のものを採用
することができる。そしてそれらと組み合わせることに
より、一層効率的に生ゴミを分解処理することができ、
また、異常発酵などによる悪臭の発生を抑制することが
できる。さらに悪臭を除去するイオン脱臭器やプラズマ
脱臭器などの脱臭設備を装置内に付帯させることもで
き、また、排気パイプ32内に介在させることもでき
る。
センサ、内部の温度を制御するヒータや冷房設備、湿度
を増加させる加湿器ないし散水器、湿度を減少させる乾
燥設備などの説明を省略したが、従来公知のものを採用
することができる。そしてそれらと組み合わせることに
より、一層効率的に生ゴミを分解処理することができ、
また、異常発酵などによる悪臭の発生を抑制することが
できる。さらに悪臭を除去するイオン脱臭器やプラズマ
脱臭器などの脱臭設備を装置内に付帯させることもで
き、また、排気パイプ32内に介在させることもでき
る。
【0038】なお、乾燥設備として熱風を送るヒータお
よびブロワを採用し、モータM1の負荷を検出する検出
器と組み合わせ、モータM1の負荷が増加するとブロワ
で熱風を送るように制御するのが好ましい。このように
すると、湿度が増加して生ゴミの粘りが増加し、モータ
M1の抵抗が大きくなったときにブロワが作動し、生ゴ
ミを乾燥させる。それにより生ゴミによるモータM1の
抵抗が減少し、処理槽11の回転がスムーズになる。
よびブロワを採用し、モータM1の負荷を検出する検出
器と組み合わせ、モータM1の負荷が増加するとブロワ
で熱風を送るように制御するのが好ましい。このように
すると、湿度が増加して生ゴミの粘りが増加し、モータ
M1の抵抗が大きくなったときにブロワが作動し、生ゴ
ミを乾燥させる。それにより生ゴミによるモータM1の
抵抗が減少し、処理槽11の回転がスムーズになる。
【0039】処理槽11や内筒12は通常は水平に保持
するが、前記生ゴミの搬送や処理に影響を与えない範
囲、たとえば30度程度まで傾けてもよい。その場合は
軸方向の移動を阻止するストッパローラ等を処理槽11
の端部ないし端部壁に当接させるようにする。水平に支
持する場合でも、そのような軸方向の不測の移動を防止
する機構、たとえば図1のガイド面17に設けた、支持
ローラ15と係合する段部などを設けてもよい。また、
通常は2基以上の生ゴミ処理装置を並列的に配置して、
一方のメンテナンスのときに他方で生ゴミ処理を継続さ
せるように、タンデム運転形式とする。
するが、前記生ゴミの搬送や処理に影響を与えない範
囲、たとえば30度程度まで傾けてもよい。その場合は
軸方向の移動を阻止するストッパローラ等を処理槽11
の端部ないし端部壁に当接させるようにする。水平に支
持する場合でも、そのような軸方向の不測の移動を防止
する機構、たとえば図1のガイド面17に設けた、支持
ローラ15と係合する段部などを設けてもよい。また、
通常は2基以上の生ゴミ処理装置を並列的に配置して、
一方のメンテナンスのときに他方で生ゴミ処理を継続さ
せるように、タンデム運転形式とする。
【0040】図7aに示す生ゴミ処理装置60は、前側
の支持ローラ15を支えているブラケット61が、処理
槽11の軸線Cに交差する線と平行な軸線C2まわりに
回動自在に支持されている。そして後側の支持ローラ1
5を支えるブラケット62がジャッキあるいは油圧シリ
ンダ63で支えられている。そのため油圧シリンダ63
を伸縮させると、処理槽11は縦方向、すなわち軸線を
含む垂直面内で揺動する。それにより処理槽11内の生
ゴミおよび菌の担時体は、処理槽11の軸線方向に往復
移動する。したがって生ゴミと菌とが一層確実に撹拌さ
れ、分解処理時間が短くなる。なお油圧シリンダ63は
前の支持ローラ15のブラケット61に設けてもよく、
前後の両方に設けることもできる(想像線参照)。
の支持ローラ15を支えているブラケット61が、処理
槽11の軸線Cに交差する線と平行な軸線C2まわりに
回動自在に支持されている。そして後側の支持ローラ1
5を支えるブラケット62がジャッキあるいは油圧シリ
ンダ63で支えられている。そのため油圧シリンダ63
を伸縮させると、処理槽11は縦方向、すなわち軸線を
含む垂直面内で揺動する。それにより処理槽11内の生
ゴミおよび菌の担時体は、処理槽11の軸線方向に往復
移動する。したがって生ゴミと菌とが一層確実に撹拌さ
れ、分解処理時間が短くなる。なお油圧シリンダ63は
前の支持ローラ15のブラケット61に設けてもよく、
前後の両方に設けることもできる(想像線参照)。
【0041】図7bの生ゴミ処理装置64では、前後の
支持ローラ15を共通のベースブラケット65で支持し
ており、そのベースブラケット65の中心部に横向きに
設けた支持軸66を回動自在に支持している。そしてモ
ータM3およびクランク機構67によりベースブラケッ
ト65を揺動駆動している。このものはモータM3を回
転させると、支持軸66を中心として前後にシーソーの
ように揺動する。そのためこのものも生ゴミと菌との撹
拌がスムーズで、分解処理能力が高い。なお油圧シリン
ダを用いてもよい。
支持ローラ15を共通のベースブラケット65で支持し
ており、そのベースブラケット65の中心部に横向きに
設けた支持軸66を回動自在に支持している。そしてモ
ータM3およびクランク機構67によりベースブラケッ
ト65を揺動駆動している。このものはモータM3を回
転させると、支持軸66を中心として前後にシーソーの
ように揺動する。そのためこのものも生ゴミと菌との撹
拌がスムーズで、分解処理能力が高い。なお油圧シリン
ダを用いてもよい。
【図1】 本発明の生ゴミ処理装置の一実施形態を示す
一部切り欠き斜視図である。
一部切り欠き斜視図である。
【図2】 図2aおよび図2bはそれぞれその生ゴミ処
理装置の概略縦断面図および横断面図、図2cはその生
ゴミ処理装置に関わるワイヤ係止具の実施形態を示す拡
大側面図、図2dはワイヤの張り方の他の実施形態を示
す断面図である。
理装置の概略縦断面図および横断面図、図2cはその生
ゴミ処理装置に関わるワイヤ係止具の実施形態を示す拡
大側面図、図2dはワイヤの張り方の他の実施形態を示
す断面図である。
【図3】 本発明に関わる生ゴミ搬送用の他の実施形態
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図4】 図4a、図4bおよび図4cはそれぞれその
生ゴミ処理装置のワイヤの張り方を示す正面図である。
生ゴミ処理装置のワイヤの張り方を示す正面図である。
【図5】 本発明に関わる生ゴミ搬送用のさらに他の実
施形態を示す縦断面図である。
施形態を示す縦断面図である。
【図6】 その生ゴミ処理装置のワイヤの張り方を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】 図7aおよび図7bはそれぞれ本発明の生ゴ
ミ処理装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。
ミ処理装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。
10 生ゴミ処理装置 11 処理槽 12 ワイヤ 13 コンベア 14 端部壁 15 支持ローラ 16 外周面 17 ガイド面 18 軸 M1、M2 モータ 19 スプロケット 20 チェーン 21 ワイヤ係止具 C 軸線 N 生ゴミ 22 重り 23 リング部 24 ネジ 23a 締め具 25 投入口 R 中心領域 32 排気パイプ 33 ブロワ 40 生ゴミ処理装置 41 支持軸 41a 通気孔 42 支持脚 43 カラー 44 パイプ 44a 壁 44b 開口 45 ベアリング 46 ホッパー 50 生ゴミ処理装置 51 支持ワイヤ 52 羽根 53 羽根片 60 生ゴミ処理装置 61、62 ブラケット C2 軸線 63 油圧シリンダ 64 生ゴミ処理装置 65 ベースブラケット 66 支持軸 67 クランク機構 M3 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AC58 AC59 AC69 CA15 CB01 4D004 AA03 AC04 CA04 CA15 CA22 CA48 CB04 CB09 CB12 CB28 CB36 CB50 CC08 DA01 DA13 4D065 CA07 CB10 CC01 DD04 EB17 ED27 ED32 ED35
Claims (7)
- 【請求項1】 回転自在に支持され、回転駆動される円
筒状の処理槽と、その処理槽内を横切るように張られた
生ゴミの塊を切り分けるための複数本のワイヤと、処理
槽内に生ゴミを投入する手段とを備えている生ゴミ処理
装置。 - 【請求項2】 ワイヤの両端が処理槽の内面に取り付け
られている請求項1記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項3】 前記処理槽の中心線に沿って回転しない
支持部材が通されており、前記ワイヤの一端が処理槽の
内面に取り付けられ、他端が支持部材の周囲を回転する
カラーに取り付けられている請求項1記載の生ゴミ処理
装置。 - 【請求項4】 前記処理槽の中心線に沿って回転しない
支持部材が通されており、その支持部材に生ゴミと接触
する羽根が取り付けられている請求項1記載の生ゴミ処
理装置。 - 【請求項5】 前記支持部材が複数本のワイヤからなる
請求項4記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項6】 前記処理槽の回転抵抗を検出する検出器
と、回転抵抗が大きくなったときに処理槽内に熱風を送
るブロワとを備えている請求項1、2、3、4または5
記載の生ゴミ処理装置。 - 【請求項7】 前記処理槽が、縦方向に揺動自在に支持
されると共に、その処理槽を縦方向に揺動させる駆動手
段を備えている請求項1、2、3、4、5または6記載
の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114121A JP2002307040A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114121A JP2002307040A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 生ゴミ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002307040A true JP2002307040A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18965248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001114121A Pending JP2002307040A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 生ゴミ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002307040A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111595123A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-28 | 江苏泽龙环保科技有限公司 | 一种用于污泥干化的烘干设备 |
KR20230130497A (ko) * | 2022-03-03 | 2023-09-12 | 정성의 | 음식물쓰레기 분쇄장치 |
-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001114121A patent/JP2002307040A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111595123A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-08-28 | 江苏泽龙环保科技有限公司 | 一种用于污泥干化的烘干设备 |
KR20230130497A (ko) * | 2022-03-03 | 2023-09-12 | 정성의 | 음식물쓰레기 분쇄장치 |
KR102628053B1 (ko) * | 2022-03-03 | 2024-01-23 | 유상채 | 음식물쓰레기 분쇄장치 |
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