JP2004141791A - 発酵及び乾燥処理機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転ドラムBと一方のドラム端部Cと他方のドラム端部Dとで処理ドラムを形成し、処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体Gを形成し、一方のドラム端部Cには、投入手段と温風導入部32を設け、他方のドラム端部Dには、排出部35と温風排気部37とを設け、回転ドラムBには、窓孔部11と窓蓋板12を設け、窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うよう形成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、生ゴミの如き有機性廃棄物等を肥料や飼料等として活用すべく発酵或いは乾燥処理が行えるようにしたもので、特に、これらをより短い時間で能率良く処理できるように工夫した発酵及び乾燥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の発酵或いは乾燥処理機としては種々のものが提供されており、例えば、特許文献1の有機性廃棄物の処理装置のように、ドラムを回転自在に支持し、このドラム内表面に撹拌羽根を固着し、ドラムを回転せしめることで、ドラム内の有機性廃棄物等を撹拌できるようにしたタイプのものがある。
【0003】
【特許文献1】
特公平7−74112号公報(図1、図2、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き処理装置にあっては、ドラム内の通気性が悪く、有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理に時間がかかる難点があった。
しかも、ドラム内表面の撹拌羽根部分に有機性廃棄物等が付着してしまうと、これらがそのままドラム内にずっと残ってしまう難点や、ドラム内表面に有機性廃棄物等が付着した場合も、これらがドラム内に残り易い難点等もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消すると共に、短時間で能率の良い有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理が期待でき、有機性廃棄物等の肥料化や飼料化に最適で、しかも、取扱いが簡単で、メンテナンスも容易に行える発酵及び乾燥処理機を提供できるようにすべく創出されたものである。
しかして、請求項1記載の発酵及び乾燥処理機にあっては、生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台Aに回転自在に横設される回転ドラムBと、回転ドラムBの一端部を塞ぐように架台Aに取付け可能な一方のドラム端部Cと、回転ドラムBの他端部を塞ぐように架台Aに取付け可能な他方のドラム端部Dとで処理ドラムを形成し、この処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体Gを形成し、一方のドラム端部Cには、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部32とを設け、他方のドラム端部Dには、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部35と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部37とを設け、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成する手段を採用した。
【0006】
また、請求項2記載の発酵及び乾燥処理機にあっては、生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台Aの上に回転自在に横設される回転ドラムBと、回転ドラムBの一端部を塞ぐように架台Aの上に取付け可能な一方のドラム端部Cと、回転ドラムBの他端部を塞ぐように架台Aの上に取付け可能な他方のドラム端部Dとで処理ドラムを形成し、一対のドラム端部C、Dに回転自在となるよう支持される撹拌羽根体Eと、この撹拌羽根体Eが回転ドラムBと一緒に回転したり、或いは撹拌羽根体Eの回転を阻止できるように形成される連繋手段と、処理ドラムを覆う囲繞外装体Gとを設け、一方のドラム端部Cには、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部32とを設け、他方のドラム端部Dには、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部35と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部37とを設け、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成する手段を採用した。
【0007】
更に、請求項3記載の発酵及び乾燥処理機にあっては、温風排気部37から処理ドラム外に排気される温風の一部或いは全部を適宜切換手段によって、再び温風導入部32から処理ドラム内に導入できるように構成する手段を採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、例えば、処理ドラム内に、水分調整材としてのおが屑等を投入し、加えて、公知の微生物を混入し、この中に一般家庭や、企業等から出される生ゴミの如き有機性廃棄物を投入して、撹拌することにより、処理ドラム内で微生物を繁殖、活性化せしめ、有機性廃棄物の発酵、分解を促し、有機性廃棄物の大幅な減容や、或いは、乾燥処理により肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機である。
【0009】
そして、この発酵及び乾燥処理機は、適宜構成の架台Aの上に適宜支持手段を介して回転自在に横設されると共に、適宜駆動手段を介して正逆自在に回転可能となるよう形成される回転ドラムBと、適宜取付手段を介して架台Aの上に取付けられると共に、回転ドラムBの一端部を気密的に塞ぐことができるように形成される一方のドラム端部Cと、適宜取付手段を介して架台Aの上に取付けられると共に、回転ドラムBの他端部を気密的に塞ぐことができるように形成される他方のドラム端部Dとからなる処理ドラムを形成し、この処理ドラムを囲繞外装体Gによって全体的に覆うようにして構成されたものである。
しかも、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に多数の比較的小さな通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で互換装着可能に覆うようにして構成されている。
【0010】
ところで、図3、図4、図5に示す処理機にあっては、一対のドラム端部C、Dの中央部分に設けた軸受を介して撹拌羽根体Eが回転自在となるよう支持してあり、しかも、この撹拌羽根体Eは、適宜連繋手段を介して回転ドラムBと一緒に回転したり、或いはその回転が阻止できるように形成されている。
【0011】
また、図6、図7、図8、図9に示す処理機にあっては、一対のドラム端部C、Dの下部左右に夫々設けた軸受を介して一対の撹拌羽根体Fが回転自在となるよう支持してあり、しかも、この撹拌羽根体Fは、適宜駆動手段によって夫々所定向きに回転するように形成されている。
【0012】
尚、図示は省略したが、一対のドラム端部C、Dの中央部分に設けた軸受を介して適宜撹拌羽根体が回転自在となるよう支持し、しかも、この撹拌羽根体は、適宜駆動手段によって所定向きに回転するように形成しても良い。
【0013】
更に、本発明の処理機は、一方のドラム端部C(或いは、他方のドラム端部D)には、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風(或いは、熱風)を処理ドラム内に導入する温風導入部32とを設け、他方のドラム端部D(或いは、一方のドラム端部C)には、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部35と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部37とを設けてある。
【0014】
前記架台Aは、例えば、アングル材等の適宜型材や、その他鋼材や、その他金属材等を溶接手段等によって適宜形状に連結して構成され、安定性に優れ、強度が高く、耐久性に優れ、できる限りコンパクトとなるように組立てられたものが利用される。しかも、この架台Aには、例えば、四つの支持ローラ1が回転自在に支持されていると共に、この四つの支持ローラ1の回転中心が平行となるように揃えられており、この四つの支持ローラ1によって回転ドラムBが僅かな力でスムーズに回転するよう形成されている。
また、架台Aには、一対の取付支持部2と一対の取付支持部3が一対のドラム端部C、D夫々の近傍に夫々立設されており、この取付支持部2、3によって一対のドラム端部C、D夫々が架台Aに安定的に支持される共に、取付支持部2を中心として水平方向に揺動自在となるように支持されている。
更に、架台Aには、駆動軸にスプロケット5が固着されているギャードモータ4が配されている。
【0015】
前記回転ドラムBは、適宜金属材等によって略円筒状に形成されるドラム基筒10によって構成されており、その筒心(回転中心線)が略水平となると共に、この筒心を中心として正逆回転自在となるように架台Aの四つの支持ローラ1の上に横設されている。
更に、ドラム基筒10の外表面部分には、支持ローラ1に直に接触する一対のガイドリング20が所定位置(支持ローラ1の間隔に対応した位置)に外装固着してあり、回転ドラムB(ドラム基筒10)の耐久性が向上するように形成してある。しかも、ガイドリング20には短いフランジ部分が周設してあり、このフランジ部分が支持ローラ1の側面に接触することで、回転ドラムBの筒心方向での移動を規制している。
【0016】
また、回転ドラムBは、ドラム基筒10の一端寄り(或いは、他端寄り、或いは、中間部でも良い)外表面部分に、前記ギャードモータ4のスプロケット5に噛み合うチェーン21が外装固着してあり、ギャードモータ4の駆動回転力が回転ドラムBに確実に伝達されて、回転ドラムBを僅かな力でスムーズに回転せしめられるように形成してある。
【0017】
しかして、前記支持手段は、例えば、架台Aに設けた四つの支持ローラ1と、回転ドラムBに設けた一対のガイドリング20とによって構成され、回転ドラムBを安定的に支持すると共に、回転ドラムBを滑らかに正逆回転せしめられるように構成してある。
【0018】
また、前記駆動手段は、例えば、架台Aに固定したギャードモータ4と、ギャードモータ4の駆動軸に固定したスプロケット5と、ドラム基筒10に固定したチェーン21とによって構成され、回転ドラムBを僅かな出力で確実に、スムーズに、且つ安定的に正逆回転せしめられるように構成してある。
【0019】
加えて、回転ドラムBは、例えば、比較的大きな略矩形状の窓孔部11がドラム基筒10の円周方向に沿って等間隔に四つ開口せしめてあり、また、この窓孔部11に合致する略湾曲矩形板状の窓蓋板12が、適宜配される止具14を介して取外し可能に窓孔部11に装着されている。しかも、窓蓋板12には、例えば、小円孔状の複数の通気孔13が穿設されており、更に、窓蓋板12の内表面には、処理ドラム内の有機性廃棄物等を通さず、且つ通気性を備えた通気フィルター15が互換装着可能に配してある。尚、窓蓋板12は、例えば、パンチングメタル等を使用して構成することができる。また、通気フィルター15は、窓蓋板12の内表面を密接するように覆うと共に、その互換装着が簡単に行えるように構成されている。
【0020】
前記一方のドラム端部Cは、適宜金属材等によって形成され、例えば、回転ドラムBに合致するような略短円筒状の周胴部と、この周胴部の一端がわを閉塞する側板部とからなり、周胴部には、前記架台Aに立設させた取付支柱等の取付支持部2に揺動自在に取付けられる一方の取付アーム31と、前記架台Aに立設させた取付杆状の取付支持部3にボルト、ナット等を介して連結自在に取付けられる他方の取付片とが設けられ、取付支持部2を支点として水平方向に揺動可能となるよう構成されている。
また、側板部の中央には撹拌羽根体Eを回転自在に支持する軸受が固定されており、側板部上部と周胴部上部とに跨るように、投入部30に連通する投入筒が固定されている。
更に、周胴部上部には、温風供給手段からの温風(或いは、熱風)が供給される温風導入部32が設けられている。
尚、一方のドラム端部Cは、例えば、回転ドラムBの一端部に合致して気密的に閉塞するような側板部によって構成したものであっても良い。
【0021】
前記他方のドラム端部Dは、適宜金属材等によって形成され、例えば、回転ドラムBの他端部に合致して気密的に閉塞するような側板部で構成し、この側板部には、前記架台Aに立設させた取付支柱等の取付支持部2に揺動自在に取付けられる一方の取付アーム36と、前記架台Aに立設させた取付杆状の取付支持部3にボルト、ナット等を介して連結自在に取付けられる他方の取付片とが設けられ、取付支持部2を支点として水平方向に揺動可能となるよう構成されている。
また、側板部の中央には撹拌羽根体Eを回転自在に支持する軸受が固定されており、側板部下部には、排出口とこの排出口を開閉自在な蓋板からなる排出部35が設けられている。
更に、側板部上部には、処理ドラム内の温風を排気するための温風排気部37が設けられている。
尚、他方のドラム端部Dは、例えば、回転ドラムBの他端部に合致するような略短円筒状の周胴部と、この周胴部の一端がわを閉塞する側板部とによって構成し、回転ドラムBの他端部に合致して気密的に閉塞するよう構成したものであっても良い。
【0022】
ところで、回転ドラムBとドラム端部C、Dとの接触部分夫々には、還状のパッキン(例えば、グランドパッキン)が介装されて、回転ドラムBが摺動し易く且つその部分の気密性が確実に保てるように構成されている。
【0023】
具体的には、ドラム端部C、Dに、横断面略溝状のリング体を外装固着し、このリング体の溝内に押圧リングとパッキンを夫々収容し、回転ドラムBの両開放端部に、横断面略L字状のリング体を外装固着し、この横断面略L字状のリング体の先端周縁部分を、前記横断面略溝状のリング体の溝部分に収容せしめるようにして構成されている。このとき、リング体に螺着した複数の締付用ネジによって押圧リングを押圧し、この押圧リングによってパッキンが前記リング体の先端周縁部分に均一に圧接されて、この部分の気密性等が確実に維持できるようにしてある(図示せず)。
【0024】
撹拌羽根体Eは、一方のドラム端部Cの軸受と他方のドラム端部Dの軸受とで回転自在に支えられる回転軸40と、処理ドラムの内表面近傍に僅かに接触するような状態(或いは、非接触状態)で配される一対の略捩り長尺帯板状の羽根片41と、回転軸40の一端寄り部分と一方の羽根片41の一端寄り部分とを連結する略帯板状の端部連結片42と、回転軸40の他端寄り部分と他方の羽根片41の他端寄り部分とを連結する略帯板状の端部連結片42と、回転軸40の中央部分と一方の羽根片41の他端寄り部分及び他方の羽根片41の一端寄り部分を連結する略帯板状の中央連結片43とを備えたものとなっている。
【0025】
しかも、一方の羽根片41は、その一端がわが他端がわに対して撹拌羽根体Eの回転方向に於いて先行するように全体的に緩やかに捩られており、また、他方の羽根片41は、その他端がわが一端がわに対して撹拌羽根体Eの回転方向に於いて先行するように全体的に緩やかに捩られている。すなわち、回転ドラムBと共に撹拌羽根体Eが回転した場合、一方の羽根片41にあっては、ドラム内の有機性廃棄物等を持上げて落下させるようにしながら、有機性廃棄物等を一端がわから他端がわにゆっくり移動せしめる働きをし、反対に、他方の羽根片41にあっては、ドラム内の有機性廃棄物等を持上げて落下させるようにしながら、有機性廃棄物等を他端がわから一端がわにゆっくり移動せしめる働きをするように構成してある。しかして、ドラム内の有機性廃棄物等は、通気性が良くなると共に、均一で理想的な撹拌状態が得られるようになり、能率の良い発酵或いは乾燥が期待できるようになる。
【0026】
ところで、一方の羽根片41の板幅を他方の羽根片41の板幅より僅かに大きくしておき、ドラム内の有機性廃棄物等を一端がわから他端がわに移動せしめる働きを僅かに強くして、他端がわのドラム端部Dに設けた排出部35から、発酵或いは乾燥処理済み有機性廃棄物等をよりスムーズに排出できるよう形成しても良いし、或いは、一方の羽根片41の板幅と他方の羽根片41の板幅とを同一に揃えるようにして、処理ドラム内において有機性廃棄物等をバランス良く移送できるよう形成しても良い。
【0027】
また、回転軸40は、例えば、中央の長軸部と、軸受で夫々支持される両端の短軸部とで構成し、短軸部夫々が長軸部に対して分離接続自在となるように形成されている。すなわち、発酵及び乾燥処理機のメンテナンス等によって、取付支持部2を支点としてドラム端部C、Dが回転ドラムBから離れるように揺動せしめたときに、短軸部と長軸部とが容易に分離でき、しかも、ドラム端部C、Dが回転ドラムBに接近するように揺動せしめたときに、短軸部と長軸部とが容易に且つ確実に接続できて、回転力も伝達できるように構成されている。
【0028】
図中44は、連結具を示し、この連結具44は、ドラム基筒10の所定位置にに外表面がわから螺着されて、その先端部分が、撹拌羽根体Eの一部に係止状態となることによって、撹拌羽根体Eが回転ドラムBと共に回転するように設けられたものであり、この連結具44を取外すことによって、回転ドラムBの回転力が撹拌羽根体Eに伝達されないようにしたものである。尚、連結具44は、図示例のようなボルトタイプのものでも良いし、ピンタイプのものでも良いし、回転ドラムBと撹拌羽根体Eとを確実に連繋したり、その連繋状態を解除したりすることが、簡単に行えるものであれば良い。
【0029】
図6乃至図8に示すような一対の撹拌羽根体Fは、一対のドラム端部C、Dの下部左右に夫々設けた軸受を介して略平行に配されており、一方のドラム端部Cの軸受と他方のドラム端部Dの軸受とで回転自在に支えられる一対の回転軸50と、この回転軸50の軸心方向に沿って適宜間隔に配されると共に回転軸50の回転方向に沿って適宜間隔に捩れた状態に配される複数の回転羽根片51とからなっている。
【0030】
また、図9に示すような一対の撹拌羽根体Fは、一対のドラム端部C、Dの下部左右に夫々設けた軸受を介して略平行に配されており、一方のドラム端部Cの軸受と他方のドラム端部Dの軸受とで回転自在に支えられる一対の回転軸50と、この回転軸50を囲繞するように配される略螺旋状に捩れた状態の回転羽根片53と、この回転羽根片53と回転軸50とを連結する複数の連結片54とからなっている。
【0031】
そして、一方の撹拌羽根体Fは、例えば、有機性廃棄物等が処理ドラムの一端がわから他端がわに向って(或いは他端がわから一端がわに向って)移送されるように形成され、他方の撹拌羽根体Fは、例えば、有機性廃棄物等が処理ドラムの他端がわから一端がわに向って(或いは一端がわから他端がわに向って)移送されるように形成されている。すなわち、一対の撹拌羽根体Fによって、有機性廃棄物等が処理ドラム内下部に於いて、水平方向で略無端環状に循環するように移送され、有機性廃棄物等の撹拌が良好となるように構成されている。
【0032】
尚、図中52は、例えば、ドラム基筒10の内表面に固定されている略アングル材状の固定羽根片で、この固定羽根片52は、回転ドラムBと共に回転して、処理ドラム内の有機性廃棄物等を連続的に掬い上げては落下せしめられるように構成されたものである。
【0033】
前記囲繞外装体Gは、有機性廃棄物等の臭いや、回転ドラムBの回転音等が外部に漏れないようにすると共に外観上の体裁が良好となるように、処理ドラム全体を確実に且つ簡単に囲繞できるように構成されたものである。尚、この囲繞外装体Gは、処理ドラム部分の熱が外部に逃げて、熱エネルギーの損失がおきないように断熱性を有する材料等を利用して構成しても良い。
【0034】
また、囲繞外装体Gの他端がわには、排出口61と、この排出口61を開閉自在な排出蓋62とが設けられており、更に、他方のドラム端部Dの排出部35と、排出口61とを結ぶような排出路60が設けられている。すなわち、処理が終わった有機性廃棄物等を処理ドラムから排出するときに、排出部35を開いて有機性廃棄物等が処理ドラム外に排出すると、排出路60を経て排出口61から囲繞外装体G外にスムーズに排出できるように構成されている。
更に、囲繞外装体Gの正面部分には、比較的大きな点検窓孔65が開口されていると共に、この点検窓孔65を開閉自在な点検窓蓋66が設けられている。
【0035】
尚、図中70は、処理ドラム内に温風を強制的に送り込むための送風機を示し、図中71は、空気を所望温度に上げられるように構成されているヒーターを示し、図中72は、送風機70や、ヒーター71や、温風導入部32や、温風排気部37等を結ぶ管路を示し、図中73は、温風排気部37から処理ドラム外に排出される温風の一部或いは全部を温風導入部32がわに再び導入できるようにするための排気切換レバーを示し、図中74は、温風排気部37から処理ドラム外に排出される温風の一部或いは全部を確実に脱臭してから囲繞外装体G外に排気できるようにした脱臭器である。
【0036】
前記脱臭器74は、例えば、適宜ケース本体と、このケース本体内に複数配される脱臭性の優れた酸化チタン吸着フィルターと、この酸化チタン吸着フィルターの上方に夫々配される蛍光灯と、ケース本体内上部の排気口近傍に配されるファンとを備え、処理ドラムからの温風を確実に脱臭してから排出できるように構成されている(図示せず)。
【0037】
ところで、処理機の具体的構成、形状、寸法、材質、架台Aの具体的構成、形状、寸法、材質、支持手段の具体的構成、支持ローラ1の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、取付支持部2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、取付支持部3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、駆動手段の具体的構成、ギャードモータ4の具体的構成、配設位置、数、スプロケット5の具体的構成、形状、寸法、材質、回転ドラムBの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ドラム基筒10の具体的構成、形状、寸法、材質、窓孔部11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、窓蓋板12の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、通気孔13の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、止具14の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、通気フィルター15の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ガイドリング20の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、チェーン21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、固定手段、ドラム端部C、Dの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、投入部30の具体的構成、形状、寸法、配設位置、取付アーム31の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、温風導入部32の具体的構成、形状、寸法、配設位置、排出部35の具体的構成、形状、寸法、配設位置、取付アーム36の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、温風排気部37の具体的構成、形状、寸法、配設位置、撹拌羽根体Eの具体的構成、形状、寸法、材質、回転軸40の具体的構成、形状、寸法、材質、羽根片41の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、短軸先端部42の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、中央連結片43の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、上縁頂部44の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、撹拌羽根体Fの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、回転軸50の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、回転羽根片51の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、固定羽根片52の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、回転羽根片53の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、連結片54の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、囲繞外装体Gの具体的構成、形状、寸法、材質、排出路60の具体的構成、形状、寸法、排出口61の具体的構成、形状、寸法、配設位置、排出蓋62の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、点検窓孔65の具体的構成、形状、寸法、配設位置、点検窓蓋66の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、送風機70の具体的構成、寸法、配設位置、ヒーター71の具体的構成、寸法、配設位置、管路72の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、切換レバー73の具体的構成、形状、寸法、配設位置、脱臭器74の具体的構成、寸法、配設位置等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
【0038】
本発明の発酵及び乾燥処理機は、前述の如く構成されており、次にその使用例について説明すると、先ず、処理ドラム内に、水分調整材としてのおが屑(或いは、乾燥オカラ、その他)等を投入し、加えて、公知の微生物を混入し、この中に一般家庭や、企業等から出される生ゴミの如き有機性廃棄物を投入する。このとき、このとき、おが屑等と生ゴミの如き有機性廃棄物は、例えば、ドラム容量の約50〜70パーセント程度投入される。しかも、この内生ゴミの如き有機性廃棄物は、おが屑等の1/2〜1/10程度の割合となるように設定される。
【0039】
そして、連結具44によって回転ドラムBと撹拌羽根体Eを連繋せしめ、ギャードモータ4の駆動によって回転ドラムBと一緒に撹拌羽根体Eを所定向きに回転せしめる。すると、処理ドラム内の有機性廃棄物等(おが屑と生ゴミの如き有機性廃棄物)は、一方の羽根片41でドラムの回転向きに持上げられてから落下すると共に、有機性廃棄物等を一端がわから他端がわにゆっくり移動せしめられ、また、他方の羽根片41でドラムの回転向きに持上げられてから落下すると共に、有機性廃棄物等を他端がわから一端がわにゆっくり移動せしめられ、処理ドラム内の有機性廃棄物等は、全体的に満遍なく移動しながらその通気性が良くなるように撹拌される。
このとき、適宜温風供給手段によって温度調節及び湿度調節された温風(或いは、熱風)が、温風導入部32から処理ドラム内に供給され、混入された微生物の繁殖が促進されて、有機性廃棄物の発酵、分解が能率良く行われるようになる。ところで、有機性廃棄物等を乾燥せしめるときは、比較的温度の高い温風を温風導入部32から供給し続けることで、有機性廃棄物等を能率良く乾燥できるようになる。
尚、有機性廃棄物等の撹拌は、混入された微生物の繁殖が促進されて、有機性廃棄物の発酵、分解が能率良く行われるよう定期的に所望の間隔をおいて行われる。
【0040】
また、図6乃至図9に示すような発酵及び乾燥処理機にあっては、ギャードモータ4の駆動によって回転ドラムBと一緒に固定羽根片52を回転せしめる。すると、処理ドラム内の有機性廃棄物等は、固定羽根片52によってドラムの回転向きに持上げられてから落下する。しかも、一対の撹拌羽根体Eの回転によって、処理ドラム下部の有機性廃棄物等は、無端環状に循環するように移動せしめられ、処理ドラム内の有機性廃棄物等は、全体的に満遍なく撹拌されると共に、その通気性が良くなるように撹拌される。このとき、適宜温風供給手段によって温度調節及び湿度調節された温風(或いは、熱風)が、温風導入部32から処理ドラム内に供給され、混入された微生物の繁殖が促進されて、その発酵が能率良く行われるようになる。ところで、有機性廃棄物等を乾燥せしめるときは、比較的温度の高い温風を温風導入部32から供給し続けることで、有機性廃棄物等を能率良く乾燥できるようになる。
尚、有機性廃棄物等の撹拌は、混入された微生物の繁殖が促進されて、有機性廃棄物の発酵、分解が能率良く行われるよう定期的に所望の間隔をおいて行われる。
【0041】
更に、発酵、分解が終了した有機性廃棄物等や、乾燥が終了した有機性廃棄物等の一部或いは全部は、排出部35、排出路60、排出口61を経て囲繞外装体G外に排出される。
【0042】
それから、回転ドラムB内表面等に有機性廃棄物等が付着しているような場合は、連結具44を弛めるか、取外して、撹拌羽根体Eが回転ドラムBと共に回転しないようにしてから、ギャードモータ4を駆動させて、回転ドラムBのみを回転せしめるようにする。すると、回転ドラムB内表面や撹拌羽根体Eの羽根片41等に付着している有機性廃棄物等が擦れて落下するようになって、排出できるようになる。
【0043】
【発明の効果】
従って、本発明の請求項1記載の発酵及び乾燥処理機は、生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台Aに回転自在に横設される回転ドラムBと、回転ドラムBの一端部を塞ぐように架台Aに取付け可能な一方のドラム端部Cと、回転ドラムBの他端部を塞ぐように架台Aに取付け可能な他方のドラム端部Dとで処理ドラムを形成し、この処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体Gを形成し、一方のドラム端部Cには、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部32とを設け、他方のドラム端部Dには、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部35と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部37とを設け、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成したので、有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理が、より短時間で、能率良く行えるようになり、有機性廃棄物等の肥料化や飼料化に最適な発酵及び乾燥処理機となる。しかも、取扱いが簡単で、メンテナンスも容易に行え、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供できるようになり、経済性の優れた発酵及び乾燥処理機となる。
【0044】
特に、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成したので、有機性廃棄物等が直に接触している回転ドラムB自体の通気性が良くなり、有機性廃棄物等全体の通気性が良好となる。しかも、通気フィルター15により、通気孔13から有機性廃棄物等が処理ドラム外に出るのを確実に阻止でき、しかも、処理ドラム内と処理ドラム外との十分な通気を確保できるようになり、処理ドラム内の有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理がスムーズに行えるようになる。
【0045】
加えて、処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体Gを形成してあるので、有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理時に発生する臭いが囲繞外装体G外に漏れるようなことがなく、環境衛生上優れたものとなる。
【0046】
また、請求項2記載の発酵及び乾燥処理機は、生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台Aの上に回転自在に横設される回転ドラムBと、回転ドラムBの一端部を塞ぐように架台Aの上に取付け可能な一方のドラム端部Cと、回転ドラムBの他端部を塞ぐように架台Aの上に取付け可能な他方のドラム端部Dとで処理ドラムを形成し、一対のドラム端部C、Dに回転自在となるよう支持される撹拌羽根体Eと、この撹拌羽根体Eが回転ドラムBと一緒に回転したり、或いは撹拌羽根体Eの回転を阻止できるように形成される連繋手段と、処理ドラムを覆う囲繞外装体Gとを設け、一方のドラム端部Cには、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部32とを設け、他方のドラム端部Dには、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部35と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部37とを設け、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成したので、有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理が、より短時間で、能率良く行えるようになり、有機性廃棄物等の肥料化や飼料化に最適な発酵及び乾燥処理機となる。しかも、取扱いが簡単で、メンテナンスも容易に行え、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供できるようになり、経済性の優れた発酵及び乾燥処理機となる。
【0047】
更に、回転ドラムBには、適数の窓孔部11を形成すると共に、この窓孔部11に装着される窓蓋板12を形成し、この窓蓋板12に複数の通気孔13を穿設すると共に、窓蓋板12の内表面を通気フィルター15で覆うように形成したので、有機性廃棄物等が直に接触している回転ドラムB自体の通気性が良くなり、有機性廃棄物等全体の通気性が良好となる。しかも、通気フィルター15により、通気孔13から有機性廃棄物等が処理ドラム外に出るのを確実に阻止でき、しかも、処理ドラム内と処理ドラム外との十分な通気を確保できるようになり、処理ドラム内の有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理がスムーズに行えるようになる。
【0048】
加えて、処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体Gを形成してあるので、有機性廃棄物等の発酵或いは乾燥処理時に発生する臭いが囲繞外装体G外に漏れるようなことがなく、環境衛生上優れたものとなる。
【0049】
特に、一対のドラム端部C、Dに回転自在となるよう支持される撹拌羽根体Eと、この撹拌羽根体Eが回転ドラムBと一緒に回転したり、或いは撹拌羽根体Eの回転を阻止できるように形成される連繋手段とを設けたので、回転ドラムBと共に撹拌羽根体Eが回転した場合は、撹拌羽根体Eは処理ドラム内の有機性廃棄物等を持上げて落下させる働きをし、処理ドラム内の有機性廃棄物等をより通気性が良くなるよう均一に撹拌でき、最適な発酵或いは乾燥ができるようになり、ひいては、これらの処理時間の短縮に役立つようになる。
また、回転する回転ドラムBに対して撹拌羽根体Eの回転を阻止するようにした場合は、回転ドラムBを回転させるだけで、回転ドラムB内表面に付着した有機性廃棄物等や、撹拌羽根体Eに付着した有機性廃棄物等を簡単に落とすことができるようになる。
【0050】
更に、請求項3記載の発酵及び乾燥処理機は、温風排気部37から処理ドラム外に排気される温風の一部或いは全部を適宜切換手段によって、再び温風導入部32から処理ドラム内に導入できるように構成したので、温風排気部37から処理ドラム外に排気される温風の熱量を無駄なく利用できるようになると共に、処理ドラム内の温度が急激に低下するのを防止できるようになり、常時安定した発酵或いは乾燥処理が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発酵及び乾燥処理機を例示する一部切欠正面図である。
【図2】本発明の発酵及び乾燥処理機を例示する一部切欠平面図である。
【図3】本発明の発酵及び乾燥処理機を例示する一部切欠側面図である。
【図4】本発明の発酵及び乾燥処理機を例示する一部切欠部分側面図である。
【図5】本発明の発酵及び乾燥処理機を例示する一部切欠正面図である。
【図6】本発明の発酵及び乾燥処理機の他の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図7】本発明の発酵及び乾燥処理機の他の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図8】本発明の発酵及び乾燥処理機の他の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図9】本発明の発酵及び乾燥処理機の他の実施例を示す一部切欠部分平面図である。
【符号の説明】
A 架台
1 支持ローラ 2 取付支持部
3 取付支持部 4 ギャードモータ
5 スプロケット
B 回転ドラム
10 ドラム基筒 11 窓孔部
12 窓蓋板 13 通気孔
14 止具 15 通気フィルター
20 ガイドリング 21 チェーン
C ドラム端部
30 投入部 31 取付アーム
32 温風導入部
D ドラム端部
35 排出部 36 取付アーム
37 温風排気部
E 撹拌羽根体
40 回転軸 41 羽根片
42 端部連結片 43 中央連結片
44 連結具
F 撹拌羽根体
50 回転軸 51 回転羽根片
52 固定羽根片 53 回転羽根片
54 連結片
G 囲繞外装体
60 排出路 61 排出口
62 排出蓋
65 点検窓孔 66 点検窓蓋
70 送風機 71 ヒーター
72 管路 73 切換レバー
74 脱臭器
Claims (3)
- 生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台に回転自在に横設される回転ドラムと、回転ドラムの一端部を塞ぐように架台に取付け可能な一方のドラム端部と、回転ドラムの他端部を塞ぐように架台に取付け可能な他方のドラム端部とで処理ドラムを形成し、この処理ドラムを全体的に覆う囲繞外装体を形成し、一方のドラム端部には、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部とを設け、他方のドラム端部には、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部とを設け、回転ドラムには、適数の窓孔部を形成すると共に、この窓孔部に装着される窓蓋板を形成し、この窓蓋板に複数の通気孔を穿設すると共に、窓蓋板の内表面を通気フィルターで覆うように形成したことを特徴とする発酵及び乾燥処理機。
- 生ゴミの如き有機性廃棄物等を発酵或いは乾燥処理して、肥料や飼料等として活用できるようにした発酵及び乾燥処理機であって、架台の上に回転自在に横設される回転ドラムと、回転ドラムの一端部を塞ぐように架台の上に取付け可能な一方のドラム端部と、回転ドラムの他端部を塞ぐように架台の上に取付け可能な他方のドラム端部とで処理ドラムを形成し、一対のドラム端部に回転自在となるよう支持される撹拌羽根体と、この撹拌羽根体が回転ドラムと一緒に回転したり、或いは撹拌羽根体の回転を阻止できるように形成される連繋手段と、処理ドラムを覆う囲繞外装体とを設け、一方のドラム端部には、有機性廃棄物投入用の投入手段と、適宜温風供給手段からの温風を処理ドラム内に導入する温風導入部とを設け、他方のドラム端部には、発酵、乾燥処理された有機性廃棄物等を排出する排出部と、温風供給手段からの温風を処理ドラム外に排気する温風排気部とを設け、回転ドラムには、適数の窓孔部を形成すると共に、この窓孔部に装着される窓蓋板を形成し、この窓蓋板に複数の通気孔を穿設すると共に、窓蓋板の内表面を通気フィルターで覆うように形成したことを特徴とする発酵及び乾燥処理機。
- 温風排気部から処理ドラム外に排気される温風の一部或いは全部を適宜切換手段によって、再び温風導入部から処理ドラム内に導入できるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の発酵及び乾燥処理機。
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