JP2002307008A - 基材の防汚方法及び防汚製品 - Google Patents
基材の防汚方法及び防汚製品Info
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Abstract
い基材に対し、耐久性のある防汚効果を付与可能な基材
の防汚方法を提供する。 【解決手段】表面がクロムめっき層1cである水栓金具
本体1上にポリシラザンを塗布し、主としてシリカを含
むプライマ層3’を形成する。そして、そのプライマ層
3’を有機ケイ素化合物で処理することにより、防汚層
4を形成する。
Description
防汚製品に関する。この防汚方法は水栓金具等の防汚製
品を製造する場合に用いて好適である。
スである製品を製造する場合、これらの製品の表面に汚
れが付着することを防いだり、付着した汚れを拭い取り
やすくするため、その製品を構成する基材の表面に防汚
方法が施されることがある。
防汚方法に関しては、基材の表面に撥水性を付与する防
汚処理剤を塗布する防汚方法が知られている(特開20
00−290089号)。この防汚方法をその基材に施
せば、基材の表面に存在する水酸基と防汚処理剤に含ま
れている有機ケイ素化合物とが脱水反応により結合した
撥水膜を基材の表面に形成できるため、製品に防汚効果
を付与することが可能となる。
汚方法では、基材の種類によっては、耐久性のある防汚
効果が得られない場合があることが判明した。例えば、
有機ケイ素化合物を含有する防汚処理剤によって基材の
防汚方法を行う場合、基材の表面に有機ケイ素化合物と
反応可能な水酸基が多数存在していることが条件とされ
る。このため、めっき製品等のように基材の表面が金属
である場合や、樹脂製品のように基材の表面がポリプロ
ピレン等の樹脂である場合には、防汚効果がすぐに失せ
てしまい、耐久性のある防汚効果を得ることはできな
い。かかる不具合は、防汚処理剤が有機ケイ素化合物を
含有する場合に限られず、無機物質と化学結合して防汚
性を発揮する成分を含む防汚処理剤であれば、全て該当
すると考えられる。
たものであって、金属、樹脂又はセラミックスである幅
広い基材に対し、耐久性のある防汚効果を付与可能な基
材の防汚方法を提供することを解決すべき課題としてい
る。また、こうして得られた防汚製品を提供することも
解決すべき課題としている。
決のために鋭意研究を行い、表面が金属である基材に防
汚方法を行う場合、まず基材の表面に主として無機物質
を含むプライマ層を形成し、その上に無機物質と化学結
合して防汚性を発揮する防汚層を形成すれば、上記課題
を解決できることを発見し、第1発明を完成させるに至
った。
表面が金属である基材上に主として無機物質を含むプラ
イマ層を形成するプライマ層形成工程と、
質と化学結合して防汚性を発揮する防汚層を形成する防
汚層形成工程とを備えることを特徴とする。
形成工程により、表面が金属である基材上に主として無
機物質を含むプライマ層を形成する。次いで、防汚層形
成工程により、プライマ層上に防汚層を形成する。この
防汚層はプライマ層中に含まれている無機物質と化学結
合して防汚性を発揮することができるものである。この
ため、この防汚方法では、基材の表面の金属上に直接防
汚層を形成することが困難又は不可能な場合であって
も、基材の表面に形成されたプライマ層に含まれている
無機物質を介在して、間接的に防汚層を形成することが
可能となる。また、こうして形成された防汚層は、プラ
イマ層中に含まれている無機物質と化学結合しているた
め、プライマ層と強固に密着する。
よれば、例え基材が金属であっても耐久性のある防汚効
果を発揮することができる。
面の金属の種類について特に制限はない。基材の表面が
クロムめっき層である場合も可能である。この場合、基
材の表面に対し、耐食性及び耐摩耗性に優れるというク
ロムめっき層の有する機能とともに、防汚性も付与する
ことが可能となる。また、プライマ層及び防汚層が透明
である場合や極めて薄い場合には、クロムめっき層の金
属光沢を維持することも可能となる。
プライマ層を形成するための方法としては、(1)シリ
カゾルの脱水・脱アルコール反応を利用したゾル−ゲル
法、(2)真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、イオンビームスパッタ法、イオンビーム
アシスト蒸着法等のPVD法、(3)プラズマCVD
法、熱CVD法、光CVD法等のCVD法、(4)ポリ
シラザンを用いる方法等を採用することが可能である。
りプライマ層を形成する方法が特に好ましい。こうであ
れば、基材上にポリシラザンをコーティングし、単に放
置するだけでプライマ層を形成することができる。すな
わち、基材上にコーティングされたポリシラザンは、大
気中の水分及び酸素と反応し、ポリシラザンの表層部分
からクラックのない緻密なシリカを生成することから、
これによりプライマ層が形成されることとなる。このた
め、このプライマ層上にシリカと化学結合して防汚性を
発揮する防汚層を形成すれば、緻密な防汚層を形成する
ことが可能となり、優れた防汚効果を奏することとな
る。さらに、この方法によれば、ゾル−ゲル法を採用し
た場合と異なり、高温処理のための加熱炉は不要とな
る。また、PVD法やCVD法を採用した場合と異な
り、大掛かりな真空系の反応装置も必要とされない。こ
のため、プライマ層を形成するためのコストの低廉化を
実現することができる。なお、ポリシラザンを基材上に
コーティングする方法としては特に制限はないが、刷け
塗り法、スプレー法、ディップ法、ロール法、スピンコ
ート法等を採用することができる。
工程では、有機ケイ素化合物により防汚層を形成するこ
とができる。この有機ケイ素化合物は、プライマ層中に
含まれている無機物質と化学結合することが可能であ
り。このため、基材上にプライマ層を形成した後、プラ
イマ層上に有機ケイ素化合物をコーティングすれば、強
固な防汚層を形成することができる。このような有機ケ
イ素化合物としては、例えば特開2000−29008
9号記載のパーフロロアルキル基含有有機ケイ素化合物
と加水分解性基含有メチルポリシロキサン化合物との親
水性溶媒中での共加水分解物である第1剤と、オルガノ
ポリシロキサンとメタンスルホン酸との混合物である第
2剤とを混合した溶液を用いることができる。
道用器具を構成する器具本体であることができる。こう
であれば、これらの器具本体の表面に、水道水中に含ま
れる溶性シリカがケイ酸として析出したり、石けんカス
等の汚れが付着することを防止することができる。水道
用器具としては水栓金具等を採用することができる。
鋭意研究を行い、表面が樹脂又はセラミックスである基
材に防汚方法を行う場合、まず基材の表面にポリシラザ
ンにより主としてシリカを含むプライマ層を形成し、そ
の上にシリカと化学結合して防汚性を発揮する防汚層を
形成しても、上記課題を解決できることを発見し、第2
発明を完成させるに至った。
表面が樹脂又はセラミックスである基材上にポリシラザ
ンにより主としてシリカを含むプライマ層を形成するプ
ライマ層形成工程と、
と化学結合して防汚性を発揮する防汚層を形成する防汚
層形成工程とを備えることを特徴とする。
形成工程により、表面が樹脂又はセラミックスである基
材上にポリシラザンにより主としてシリカを含むプライ
マ層を形成する。次いで、防汚層形成工程により、プラ
イマ層上に防汚層を形成する。この防汚層はプライマ層
中に含まれているシリカと化学結合して防汚性を発揮す
ることができるものである。このため、この防汚方法に
おいても、基材の表面の樹脂又はセラミックス上に直接
防汚層を形成することが困難又は不可能な場合であって
も、基材の表面に形成されたプライマ層に含まれている
シリカを介在して、間接的に防汚層を形成することが可
能となる。また、こうして形成された防汚層は、プライ
マ層中に含まれているシリカと化学結合しているため、
プライマ層と強固に密着する。
よれば、例え基材が樹脂又はセラミックスであっても耐
久性のある防汚効果を発揮することができる。特に、第
2発明の防汚方法は、耐熱性が充分でない樹脂に対して
も防汚方法を行うことが可能となる点で優れている。
いても、第1発明の防汚方法と同様、有機ケイ素化合物
により防汚層を形成することとすることができる。ま
た、第2発明の防汚方法でも、第1発明の防汚方法と同
様、基材は水道用器具を構成する器具本体であることす
ることができる。
本発明の防汚製品が得られる。この防汚製品は、表面が
金属、樹脂又はセラミックスである基材上に主として無
機物質を含むプライマ層が形成され、プライマ層上にプ
ライマ層の無機物質と化学結合して防汚性を発揮する防
汚層が形成されている。
体化した実施例1と比較例1〜3を図面を参照しつつ説
明する。
工程に従って、以下のとおり第1発明を実施した。すな
わち、水栓金具本体1に対し、まずプライマ層形成工程
S1を行い、次に防汚層形成工程S2を行うことによっ
て水栓金具2を得た。
て、図2に示す水栓金具を構成する水栓金具本体1を用
意する。この水栓金具本体1は銅合金製の母材1a上に
ニッケルめっき層1bが形成されており、さらにその上
にクロムめっき層1cが形成されている。
本体1にポリシラザン溶液(クラリアントジャパン株式
会社製:製品名「NP−140」)をスプレーにより塗
布し、常温で乾燥することにより、図3に示すように、
水栓金具本体1のクロムめっき層1c上にポリシラザン
層3を形成する。そして、界面活性剤(アルキルアミン
オキシド)8質量%を含むpH9.5の洗浄剤中に、こ
れを10分間浸漬した後、水洗を行うことによりアルカ
リ処理を行い、ポリシラザン層3の表面部分から酸化を
進行させて無機物質としてのシリカを形成する。さら
に、時間の経過とともにシリカの厚みを増し、図4に示
すように、主としてシリカを含むプライマ層3’を形成
する。
ための有機ケイ素化合物の溶液として、以下の第1剤と
第2剤とを重量比1:1の割合で混合した防汚処理剤を
用意する。重量比は第1剤及び第2剤中の成分量によっ
て選択する。
i(OCH3)3と、(CH3O)3SiCH2CH2−(S
i(CH3)2O)10−Si(CH3)2CH2CH2Si
(OCH3)3とを用意し、これらを0.1N塩酸水、t
−ブタノール及びヘキサンからなる親水性溶媒中で共加
水分解したものである。
O)30−Si(CH3)2OHと、メタンスルホン酸との
混合物である。
込ませ、プライマ層3’が形成された水栓金具本体1の
表面をそのティッシュペーパで約10回擦ることによ
り、その表面に防汚処理剤を塗布する。約10分間、表
面に塗布した防汚処理剤を乾燥させる。これにより、防
汚処理剤に含有されている有機ケイ素化合物のシラノー
ル基とプライマ層3’中のシリカの表面に存在する水酸
基とが脱水反応によりシロキサン結合(Si−O−S
i)する。その後、表面に残った未反応の防汚処理剤を
エタノールで除去する。
3’に存在するシリカと強固に化学結合した防汚層4が
形成された防汚製品としての水栓金具2を得る。得られ
た水栓金具2を実施品1とする。
じ水栓金具本体1を用いる。この水栓金具本体1に対
し、図1に示すプライマ層形成工程S1を行わず、直接
実施例1と同様の防汚層形成工程S2を行った。得られ
た水栓金具を比較品1とする。
じ水栓金具本体1を用いる。この水栓金具本体1に対
し、図1に示す実施例1と同様のプライマ層形成工程S
1を行い、防汚層形成工程S2は行わなかった。得られ
た水栓金具を比較品2とする。
じ水栓金具本体1を用い、何も処理は行わなかった。得
られた水栓金具を比較品3とする。
に対し、防汚層の形成状態を確認するため、代表値とし
て水との接触角(°)を測定した。結果を表1に示す。
水接触角を示し、防汚層が形成されていることがわか
る。これは、実施例1では防汚層形成工程S2において
使用した有機ケイ素化合物としての防汚処理剤がプライ
マ層3’のシリカに存在する水酸基と脱水反応により結
合し、その水酸基をシールドするとともに、防汚処理剤
に含まれるフッ化炭素基の効果により撥水作用を発揮す
るためであると考えられる。また、比較品1が撥水機能
を示すのは、比較例1ではクロムめっき層1c上で有機
ケイ素化合物としての防汚処理剤同士が反応することに
よりポリマーを形成するためであると考えられる。
した。これは、比較例2ではプライマ層形成工程S1に
おいて形成されたプライマ層3’のシリカが親水性であ
ることに起因するものであると考えられる。また、比較
品3は比較品1と比較品2との中間の接触角を示した。
これは、比較品3ではクロムめっき層1cの最表面に存
在するクロムの酸化皮膜の性質を反映しているものと考
えられる。
対し、防汚層の密着性を確認するため耐摩耗性試験を行
った。耐摩耗性試験は、実施品1及び比較品1の表面に
対し、荷重20g/cm2の負荷をかけた状態で一定回
数含水ウレタンスポンジを往復運動させた後、水との接
触角を測定することにより行った。結果を表2に示す。
性が保たれており、基材と防汚層との密着性に優れてい
ることがわかる。これは、実施例1では防汚層4がプラ
イマ層3’の主成分であるシリカと化学結合し、緻密に
なっているためであると考えられる。
法によれば、表面がクロムめっき層1cからなる水栓金
具本体1に対して、密着性に優れ、耐久性のある防汚効
果を付与した水栓金具2が得られることがわかる。
実施例2を比較例4、5とともに説明する。
BS樹脂板を用いる。他の条件については実施例1の防
汚方法と同様とした。得られた防汚製品を実施品2とす
る。
じABS樹脂板を用いる。このABS板に対し、図1に
示すプライマ層形成工程S1を行わず、直接実施例1と
同様の防汚層形成工程S2を行った。得られた防汚製品
を比較品4とする。
じABS樹脂板を用い、何も処理を行わなかったものを
比較品5とする。
し耐摩耗性試験を行った。耐摩耗性試験は、上記評価2
と同様である。結果を表3に示す。なお、基材としての
ABS樹脂そのものの水に対する接触角は85°であっ
た。
験開始前には撥水性のある防汚層が形成されていること
がわかる。また、実施品2は上記実施品1と同等に耐久
性のある撥水性の防汚層を有しており、その防汚層は1
0000回往復の摩耗後も残存していることがわかる。
なお、基材が樹脂である比較品4の撥水性は基材が金属
である上記比較品1の撥水性と同様に、10000回往
復後は基材そのものの撥水性に戻ってはいるが、500
0回時点での耐久性は優れることから、基材が金属であ
る場合の第1発明の効果が際立つことがわかる。
したプライマ層及び防汚層の効果を別の側面から評価す
るため、実施品2及び比較品5に対し、耐スクラッチ性
試験を行った。耐スクラッチ性試験は、実施品2及び比
較品5の表面に対し、荷重30g/cm 2の負荷をかけ
た状態において、乾燥したメラミン樹脂製スポンジを一
定回数往復運動させた後、表面光沢度(%)を測定する
ことにより行った。結果を表4に示す。
がほとんど認められないのに対し、比較品5では著しい
低下が認められた。このことにより、実施品2はポリシ
ラザンにより形成したプライマ層及び防汚層のすべり効
果により、比較品5に比べ、耐スクラッチ性に極めて優
れていることがわかる。
BS板のような樹脂の場合、耐久性のある防汚層の形成
に加え、耐キズ付き性(耐スクラッチ性)の向上による
防汚効果を付与できることがわかる。
実施例3を比較例6とともに図面を参照しつつ説明す
る。
程に従って、以下のとおり実施した。すなわち、ステン
レス板5に対し、まずプライマ層形成工程S3を行い、
次に防汚層形成工程S4を行うことによって防汚処理済
ステンレス板6を得た。
ように、基材としてステンレス板5を用意する。
ス板5に対し、熱CVD法によりプライマ層形成工程S
3を行い、図8に示すように、ステンレス板5上にアル
ミナからなるプライマ層7を形成する。
が形成されたステンレス板5に対し、実施例1と同様の
方法により防汚層形成工程S4を行い、図9に示すよう
に、プライマ層7上に防汚層8が形成された防汚処理済
ステンレス板6を得る。得られた防汚処理済ステンレス
板6を実施品3とする。
じステンレス板5を用いる。このステンレス板5に対
し、プライマ層形成工程S3によるプライマ層7の形成
は行わず、ステンレス板5上に直接実施例1と同様の防
汚層形成工程S4を行った。得られた防汚処理済ステン
レス板を比較品6とする。
し耐摩耗性試験を行った。耐摩耗性試験は、上記評価
2、3と同様である。結果を表5に示す。なお、ステン
レス板5そのものの水に対する接触角は87°であり、
プライマ層7そのものの水に対する接触角は52°であ
った。プライマ層7が親水性のアルミナからなるためで
ある。
水性が長期間保持されており、形成された防汚層が耐摩
耗性に優れていることがわかる。このため、ステンレス
板5に対し、CVD法によりプライマ層形成工程S3を
採用し、その後防汚層形成工程S4を行っても、耐久性
のある防汚効果を奏する防汚処理済ステンレス板6が得
られることがわかる。
る。
直後の水栓金具本体の断面図である。
後、一定時間経過後の水栓金具本体の断面図である。
水栓金具本体の断面図である。
る。
ステンレス板の断面図である。
処理済ステンレス板の断面図である。
ンレス板)
Claims (7)
- 【請求項1】表面が金属である基材上に主として無機物
質を含むプライマ層を形成するプライマ層形成工程と、 該プライマ層上に該プライマ層の該無機物質と化学結合
して防汚性を発揮する防汚層を形成する防汚層形成工程
とを備えることを特徴とする基材の防汚方法。 - 【請求項2】基材の表面はクロムめっき層であることを
特徴とする請求項1記載の基材の防汚方法。 - 【請求項3】プライマ層形成工程では、ポリシラザンに
よりプライマ層を形成することを特徴とする請求項1又
は2記載の基材の防汚方法。 - 【請求項4】表面が樹脂又はセラミックスである基材上
にポリシラザンにより主としてシリカを含むプライマ層
を形成するプライマ層形成工程と、 該プライマ層上に該プライマ層の該シリカと化学結合し
て防汚性を発揮する防汚層を形成する防汚層形成工程と
を備えることを特徴とする基材の防汚方法。 - 【請求項5】防汚層形成工程では、有機ケイ素化合物に
より防汚層を形成することを特徴とする請求項1、2、
3又は4記載の基材の防汚方法。 - 【請求項6】基材は水道用器具を構成する器具本体であ
ることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
基材の防汚方法。 - 【請求項7】表面が金属、樹脂又はセラミックスである
基材上に主として無機物質を含むプライマ層が形成さ
れ、該プライマ層上に該プライマ層の該無機物質と化学
結合して防汚性を発揮する防汚層が形成されていること
を特徴とする防汚製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114123A JP2002307008A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 基材の防汚方法及び防汚製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001114123A JP2002307008A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 基材の防汚方法及び防汚製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002307008A true JP2002307008A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18965250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001114123A Abandoned JP2002307008A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | 基材の防汚方法及び防汚製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002307008A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2008504994A (ja) * | 2004-07-02 | 2008-02-21 | レーアウ アクチエンゲゼルシヤフト ウント コンパニー | ポリマーのための多重層の層構造体 |
CN105623506A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-06-01 | 中物功能材料研究院有限公司 | 陶瓷基复合涂层及其制备方法 |
JP2021053562A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | Toto株式会社 | 表面に有機層が形成された衛生設備部材の製造方法 |
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-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001114123A patent/JP2002307008A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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