JP2002305263A - 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法 - Google Patents

半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法

Info

Publication number
JP2002305263A
JP2002305263A JP2001109425A JP2001109425A JP2002305263A JP 2002305263 A JP2002305263 A JP 2002305263A JP 2001109425 A JP2001109425 A JP 2001109425A JP 2001109425 A JP2001109425 A JP 2001109425A JP 2002305263 A JP2002305263 A JP 2002305263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
wiring board
wiring
package
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001109425A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3773803B2 (ja
Inventor
Kiyomitsu Onodera
清光 小野寺
Masami Tokumitsu
雅美 徳光
Takao Ishii
隆生 石井
Shinji Aoyama
眞二 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2001109425A priority Critical patent/JP3773803B2/ja
Publication of JP2002305263A publication Critical patent/JP2002305263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3773803B2 publication Critical patent/JP3773803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体素子と配線基板間のインピーダンス整合
を図り、両者の接続点での信号損失を低減させ得る半導
体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法を提
供する。 【解決手段】開口部11と中空部12と同軸端子である
ガラス同軸ビーズ5を有するフレーム1と、中空部12
内に収納し、同軸ビーズ5と電気的に接続した第1配線
基板3と、中空部12内に収納した半導体素子2と、開
口部11、14を覆うキャップ4、40と、中空部12
内に収納し、半導体素子2と第1の配線基板3とを電気
的に接続する第2配線基板6とを備え、半導体素子2お
よび第1配線基板3と、第2配線基板6とをバンプボン
ディングにより接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子実装用
パッケージおよび半導体素子実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は半導体素子実装用パッケージの従
来例の構造を示す断面図である。
【0003】1はフレーム、11はフレーム1の上部の
開口部、12はフレーム1の中空部、13はフレーム1
の貫通孔、2は半導体素子、21は半導体素子2上の配
線、3は配線基板、31は配線基板3上の平面導波路配
線、32は配線基板3の中央に設けたキャビティ
(穴)、4はシールキャップ、5は高周波ガラス同軸ビ
ーズ、51はガラス同軸ビーズ5の中心導体、52はガ
ラス同軸ビーズ5の誘電体、10はボンディングワイヤ
である。
【0004】この従来技術による半導体素子実装用パッ
ケージでは、フレーム1として金属筐体を用いている。
また、この金属フレーム1の側壁には、高周波同軸コネ
クタの構成部品である同軸端子、すなわち、ガラス同軸
ビーズ5が設けられている。半導体素子2の実装後に、
シールキャップ4をシーム溶接、ろう付け、あるいは接
着等の手段によってフレーム1の上面に接続することで
気密性を確保する。フレーム1内部には、半導体素子2
を搭載するためのキャビティ32を中央に設けた配線基
板3が配置され、配線基板3上には、マイクロストリッ
プ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線31が
配置されている。配線基板3上の平面導波路配線31
と、同軸ビーズ5の中心導体51とは、はんだ、あるい
は銀ペースト等によって、電気的・機械的に接続されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この半導体素子実装用
パッケージでは、半導体素子2上の配線21と、配線基
板3上の平面導波路配線31との接続には、ボンディン
グワイヤ10またはボンディングリボンが用いられてい
た。このため、これらのボンディングワイヤ10または
ボンディングリボンのボンディング部において、インピ
ーダンス不整合が生じ、ボンディング部での信号の反射
損失および挿入損失が大きかった。したがって、準ミリ
波帯以上の高周波半導体素子を実装するためには、この
信号の反射損失や挿入損失を極力抑えるために、半導体
素子2と配線基板3との段差を数十μm以内に抑えた
り、ボンディングワイヤ10またはボンディングリボン
の長さを数百μmに抑えるなどの多大な労力が必要であ
った。
【0006】このように従来技術においては、半導体素
子2上の配線21と配線基板3上の平面導波路配線31
との接続に、ボンディングワイヤ10またはボンディン
グリボンが用いられていたために、信号の反射損失や挿
入損失が通常大きく、使用周波数帯が準ミリ波帯以下に
限られ、それ以上の高周波性能を有する半導体素子2を
実装した場合には、ボンディングワイヤ10またはボン
ディングリボンのボンディング部のインピーダンス不整
合のために、十分にその性能が引き出せないという課題
があった。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、半導
体素子と配線基板間のインピーダンス整合を図り、両者
の接続点での信号損失を低減させ得る半導体素子実装用
パッケージおよび半導体素子実装方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、半導体素子および配線基板の上部に、
半導体素子と配線基板との電気接続を行うための電極端
子が設けられた第2配線基板を設け、半導体素子および
配線基板と第2配線基板との接続にバンプボンディング
を用いることを要旨とする。
【0009】すなわち、本発明の半導体素子実装用パッ
ケージは、開口部と中空部と同軸端子を有するフレーム
と、前記中空部内に収納し、前記同軸端子と電気的に接
続した第1配線基板と、前記中空部内に収納した半導体
素子と、前記開口部を覆うキャップと、前記中空部内に
収納し、前記半導体素子と前記第1の配線基板とを電気
的に接続する第2配線基板とを備え、前記半導体素子お
よび前記第1配線基板と、前記第2配線基板とをバンプ
ボンディングにより接続したことを特徴とする。
【0010】また、本発明の半導体素子実装用パッケー
ジは、上部と下部に開口部を有し、中空部を有し、側壁
に少なくとも1個の同軸端子を有するフレームと、前記
中空部内に収納し、キャビティを有し、前記同軸端子と
電気的に接続する配線を有する第1配線基板と、前記キ
ャビティ内に収納した半導体素子と、前記半導体素子の
下に位置し、前記半導体素子を載置する半導体素子支持
部材と、上部と下部の前記開口部を覆うキャップと、前
記半導体素子および前記第1配線基板の上に位置し、前
記半導体素子上の配線と前記第1の配線基板上の配線と
を電気的に接続する電極端子を有する第2配線基板とを
備え、前記半導体素子上の配線および前記第1配線基板
上の配線と、前記第2配線基板の前記電極端子とをバン
プボンディングにより接続したことを特徴とする。
【0011】また、本発明の半導体素子実装用パッケー
ジは、前記第2配線基板が、半導体、セラミック、ガラ
ス、ガラスセラミック、テフロン、もしくは絶縁性樹脂
からなることを特徴とする。
【0012】また、本発明の半導体素子実装用パッケー
ジは、前記第2配線基板が、テープ素材からなることを
特徴とする。
【0013】また、本発明の半導体素子実装用パッケー
ジは、前記半導体素子支持部材と、下部の前記キャップ
との間に、弾性を有する緩衝層を有することを特徴とす
る。
【0014】また、本発明の半導体素子実装方法は、上
部と下部に開口部を有し、中空部を有し、側壁に少なく
とも1個の同軸端子を有するフレームに、キャビティを
有する第1配線基板を前記フレーム内に挿入し、該第1
配線基板の配線を前記同軸端子と電気的に接続する第1
工程と、前記半導体素子および前記第1配線基板と電気
的接続を行う電極端子を有する第2配線基板を、前記第
1配線基板にバンプボンディングにより電気的・機械的
に接続する第2工程と、前記第2配線基板に前記半導体
素子を、前記バンプボンディングのバンプよりも低い温
度で溶融するバンプを用いてバンプボンディングにより
電気的・機械的に接続する第3工程と、前記フレームの
下方から、前記半導体素子を載置する半導体素子支持部
材を挿入し、該半導体素子支持部材と前記半導体素子と
を接続する第4工程と、上部と下部の前記開口部をキャ
ップで覆う第5の工程とを含むことを特徴とする。
【0015】本発明では、配線基板上に形成されたマイ
クロストリップ、グランデッドコプレーナ等の平面導波
路配線と、パッケージフレームに設けられた同軸端子の
中心導体とは、はんだ、あるいは銀ペ一スト等によって
電気的に接続され、インピーダンス不整合が十分に抑え
られている。また、半導体素子と配線基板とは、平面導
波路配線が形成された第2配線基板を介してバンプボン
ディングにより電気的に接続されるため、インピーダン
ス整合が図られている。したがって、準ミリ波帯・ミリ
波帯およびそれ以上の高周波特性を有する半導体素子を
実装した場合でも、半導体素子と配線基板間の接続点で
の信号の反射損失および挿入損失を低減させ、十分にそ
の性能を引き出すことができる。また、高周波入出力端
子が多い半導体素子でも、少ない労力で実装することが
可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
【0017】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1の半導体素子実装用パッケ
ージの構造を示す断面図である。
【0018】1はフレーム、11、14はフレーム1の
上部および下部の開口部、12はフレーム1の中空部、
13はフレーム1の貫通孔、2は半導体素子、21は半
導体素子2上の配線、3は第1配線基板、31は第1配
線基板3上の平面導波路配線、32は第1配線基板3の
中央に設けたキャビティ(穴)、4、40はシールキャ
ップ、5は高周波ガラス同軸ビーズ、51はガラス同軸
ビーズ5の中心導体、52はガラス同軸ビーズ5の誘電
体、6は第2配線基板、61は第2配線基板6の平面導
波路配線、7は半導体素子支持部材(リッド)、26、
36はバンプである。
【0019】フレーム1は、例えば、銅、銅タングステ
ン、アルミニウム、ステンレス鋼、コバール、チタン、
モリブデン、インバーなどの金属筐体からなる。この金
属フレーム1の側壁には、高周波同軸コネクタの構成部
品である同軸端子、すなわち、ガラス同軸ビーズ5が設
けられている。フレーム1の内部には、第1配線基板3
が配置されている。第1配線基板3は、例えば、シリコ
ン、炭化珪素、砒化ガリウム、窒化ガリウムなどの半導
体、またはアルミナ、窒化アルミニウム、酸化ベリリウ
ム、炭化珪素、ガラスセラミックなどのセラミックから
なる。また、第1配線基板3の中央には、半導体素子2
を搭載するためのキャビティが設けられている。また、
第1配線基板3上には、銅、金、タングステン、または
これらの合金などの薄膜を用いて、マイクロストリッ
プ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線31が
形成されている。この第1配線基板3上の平面導波路配
線31と、フレーム1の側壁に配置された同軸ビーズ5
の中心導体51とは、はんだ、あるいは銀ペ一スト等に
よって電気的・機械的に接続されている。
【0020】第2配線基板6は、シリコン、炭化珪素、
砒化ガリウム、窒化ガリウムなどの半導体、あるいはア
ルミナ、窒化アルミニウム、酸化ベリリウム、炭化珪
素、ガラスセラミックなどのセラミック、あるいはガラ
ス、テフロン、絶縁性樹脂等からなる。第2配線基板6
は、第1配線基板3と同様に、マイクロストリップ、グ
ランデッドコプレーナ等の平面導波路配線61が形成さ
れている。第2配線基板6には、第1配線基板3および
半導体素子2とバンプボンディングするための電極(図
示省略)が形成されている。また、第1配線基板3およ
び半導体素子2上にも、同様に電極(図示省略)が形成
されており、第2配線基板6とバンプ36、26を介し
てバンプボンディングされる。
【0021】半導体素子2の下部には、フレーム1と同
様に金属からなる半導体素子支持部材7が配置されてい
る。半導体素子支持部材7は、フレーム1の下方の開口
部14から挿入され、はんだ、銀ペースト、あるいはグ
リース等によって、半導体素子2と機械的に接続され
る。この半導体素子実装パッケージでは、シールキャッ
プ4およびシールキャップ40をシーム溶接、ろう付
け、あるいは接着等の手段によってフレーム1の上面お
よび下面に接続することで気密性を確保する。
【0022】このように、本実施の形態1の半導体素子
実装用パッケージは、開口部11と中空部12と同軸端
子であるガラス同軸ビーズ5を有するフレーム1と、中
空部12内に収納し、同軸ビーズ5と電気的に接続した
第1配線基板3と、中空部12内に収納した半導体素子
2と、開口部11、14を覆うキャップ4、40と、中
空部12内に収納し、半導体素子2と第1の配線基板3
とを電気的に接続する第2配線基板6とを備え、半導体
素子2および第1配線基板3と、第2配線基板6とをバ
ンプボンディングにより接続した。
【0023】さらに詳しくは、上部と下部に開口部1
1、14を有し、中空部12を有し、側壁に少なくとも
1個の同軸端子である同軸ビーズ5を有するフレーム1
と、中空部12内に収納し、キャビティ32を有し、同
軸ビーズ5と電気的に接続する配線31を有する第1配
線基板3と、キャビティ12内に収納した半導体素子2
と、半導体素子2の下に位置し、半導体素子2を載置す
る半導体素子支持部材7と、上部と下部の開口部11、
14を覆うキャップ4、40と、半導体素子2および第
1配線基板3の上に位置し、半導体素子2上の配線21
と第1の配線基板3上の配線31とを電気的に接続する
電極端子(図示省略)を有する第2配線基板6とを備
え、半導体素子2上の配線21および第1配線基板3上
の配線31と、第2配線基板6の前記電極端子とをバン
プボンディングにより接続したものである。
【0024】本実施の形態1の半導体実装用パッケージ
では、高周波同軸コネクタから入出力する高周波信号
は、従来のワイヤボンディング、リボンボンディングな
どによるボンディングのように大きなインピーダンス不
整合を介することなく、半導体素子2に接続されている
ので、反射損失および挿入損失が低減し、ミリ波帯以上
の高周波半導体素子の性能を十分に引き出すことが可能
である。
【0025】実施の形態2 図2は本発明の実施の形態2の半導体素子実装用パッケ
ージの構造を示す断面図である。
【0026】60は第2配線基板である。
【0027】本実施の形態2では、第2配線基板60と
して、例えばポリイミド、液晶ポリマーなどを基板素材
とする10〜300μm厚さのテープ状の基板を用いた
ものである。第2配線基板60上(図2では、第2配線
基板の下面)には、銅、金などの金属薄膜でマイクロス
トリップ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線
61が形成されている。また、第2配線基板60上(図
2では、第2配線基板の下面)には、第1配線基板3お
よび半導体素子2とバンプボンディングするための電極
(図示省略)が形成されている。
【0028】本実施の形態2のように、第2配線基板6
0として、テープ状の基板を用いることで、バンプボン
ディング部への応力集中を緩和することが可能となり、
信頼性を高めることができる。
【0029】実施の形態3 図3は本発明の実施の形態3の半導体素子実装用パッケ
ージの構造を示す断面図である。
【0030】8は緩衝層である。
【0031】本実施の形態3では、半導体素子支持部材
7と下部シールキャップ40との間に、例えば10〜5
00μm厚さのゴム状フィルム、樹脂、ぺ一スト材など
の弾性を有する緩衝層8を挿入したものである。
【0032】本実施の形態3のように、このような緩衝
層8を挿入することで、バンプボンディング部への応力
集中を緩和することが可能となり、信頼性を高めること
ができる。
【0033】実施の形態4 図4(a)〜(d)は本発明の実施の形態4の半導体素
子実装方法を示す工程断面図である。本実施の形態4
は、上記実施の形態1の半導体素子実装用パッケージを
用いた実装方法である。
【0034】まず、図4(a)に示すように、所定の金
属加工プロセスを用いて作製され、側壁には高周波同軸
コネクタの構成部品である同軸ビーズ5が設けられてい
るフレーム1の内部に、半導体またはセラミックなどで
作製され、半導体素子2を搭載するためのキャビティ3
2が設けられた第1配線基板3を配置する。第1配線基
板3は、はんだ、あるいは銀ペースト等によってフレー
ム1に接着されると共に、第1配線基板3上の平面導波
路配線31と、同軸ビーズ5の中心導体51とを、はん
だ、あるいは銀ペ一スト等によって、電気的・機械的に
接続する。
【0035】なお、図4(b)に示すように、第2配線
基板6上には、マイクロストリップ、グランデッドコプ
レーナ等の平面導波路配線61と共に、第1配線基板3
および半導体素子2とバンプボンディングするための電
極(図示省略)が形成されている。InSn、SnB
i、SnZn、SnAu、SnCu、およびこれらの共
晶などの金属を、蒸着法、金属薄膜のパンチングなどに
より電極部へ配置し、またはボール形状金属塊などを電
極部へ配置して、第2配線基板6の電極上にバンプ36
を形成し、第1配線基板3に接続する。
【0036】第2配線基板6と第1配線基板3とを接続
した後、図4(c)に示すように、上記バンプの作製と
同様に、InSn(共晶温度117℃)、SnBi(同
139℃)、SnZn(同198℃)、SnAu(同2
80℃)、SnCu(同227℃)などや、これらの共
晶などの金属を、蒸着法、金属薄膜のパンチングなどに
より電極部へ配置し、またはボール形状金属塊などを電
極部へ配置して、半導体素子2上の電極上にバンプ26
を形成し、半導体素子2に接続する。ここで、バンプ2
6は、パンブ36よりも共晶温度の低い材料を選択す
る。これは、バンプ26はバンプ36より後に形成する
ため、バンプ26による第2配線基板6と半導体素子2
との接続中に、先に作製したバンプ36が溶融してしま
うのを避けるためである。例えば、バンプ36にSnA
u(Au70%、共晶温度280℃)を用い、バンプ2
6にSnAu(Au5%、共晶温度217℃)を用いる
(参考文献:特願2000−221980)。
【0037】次に、図4(d)に示すように、半導体素
子2の搭載後、フレーム1の下方から半導体素子支持部
材7を挿入し、半導体素子支持部材7の上部と半導体素
子2の下部とを、はんだ、銀ペースト、あるいはシリコ
ン系ペースト材等によって接着する。
【0038】最後に、フレーム1の上部および下部に、
シーム溶接、ろう付け、あるいは接着等の手段によっ
て、シールキャップ4、40を接続することで気密性を
保持して、半導体素子実装が完了する。
【0039】このように、本実施の形態4の半導体素子
実装方法は、上部と下部に開口部11、14を有し、中
空部12を有し、側壁に少なくとも1個の同軸端子であ
る同軸ビーズ5を有するフレーム1に、キャビティ32
を有する第1配線基板3をフレーム1内に挿入し、該第
1配線基板3の配線31を同軸ビーズ5と電気的に接続
する第1工程と、半導体素子2および第1配線基板3と
電気的接続を行う電極端子(図示省略)を有する第2配
線基板6を、第1配線基板3にバンプボンディングによ
り電気的・機械的に接続する第2工程と、第2配線基板
6に半導体素子2を、前記バンプボンディングのバンプ
よりも低い温度で溶融するバンプを用いてバンプボンデ
ィングにより電気的・機械的に接続する第3工程と、フ
レーム1の下方から、半導体素子2を載置する半導体素
子支持部材7を挿入し、該半導体素子支持部材7と半導
体素子2とを機械的に接続する第4工程と、上部と下部
の開口部11、14をキャップ4、40で覆う第5の工
程とを含む。なお、上部のキャップ4は、第2配線基板
6を第1配線基板3に接続した後、すぐに(すなわち、
第2工程と第3工程との間で)接続することも可能であ
る。
【0040】これにより、半導体素子2と配線基板3間
のインピーダンス整合を図り、両者の接続点での信号損
失を低減させ得る半導体素子実装用パッケージを作製す
ることができる。また、高周波入出力端子が多い半導体
素子2でも、少ない労力で実装することが可能となる。
【0041】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。例えば、図1〜図4の
半導体素子実装用パッケージおよび実装方法において、
半導体素子支持部材7と下部のキャップ40を設けない
で、半導体素子2をフレーム1上に機械的に接続するこ
とも可能である。図4の実施の形態4では、第1配線基
板3、第2配線基板6、半導体素子2の順で実装した
が、この場合は、第1配線基板3、半導体素子2、第2
配線基板6の順で実装することになる。しかし、半導体
素子支持部材7と下部のキャップ40を設ける方が、バ
ンプ26、36の接続を確実にする上で望ましい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体素子および配線基板の上部に、半導体素子および
配線基板と電気接続を行うための電極端子が設けられた
第2配線基板を設け、半導体素子および配線基板と第2
配線との接続にバンプボンディングを用いることで、超
高周波半導体素子の特性を十分に引き出すことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体素子実装用パッ
ケージの構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2の半導体素子実装用パッ
ケージの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3の半導体素子実装用パッ
ケージの構造を示す断面図である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の実施の形態4の半導
体素子実装方法を示す工程断面図である。
【図5】従来の半導体素子実装用パッケージの構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、2…半導体素子、3…第1配線基板、
4、40…シールキャップ、5…ガラス同軸ビーズ、6
…第2配線基板、7…半導体素子支持部材、8…緩衝
層、11、14…フレームの開口部、12…フレームの
中空部、13…フレームの貫通孔、21…半導体素子上
の配線、26、36…バンプ、31…配線基板上の平面
導波路配線、32…配線基板のキャビティ、51…ガラ
ス同軸ビーズの中心導体、52…ガラス同軸ビーズの誘
電体、60…第2配線基板、61…第2配線基板の平面
導波路配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 隆生 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 青山 眞二 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5F044 KK02 KK03 KK04 KK05 QQ02 RR17 RR18 RR19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部と中空部と同軸端子を有するフレー
    ムと、 前記中空部内に収納し、前記同軸端子と電気的に接続し
    た第1配線基板と、 前記中空部内に収納した半導体素子と、 前記開口部を覆うキャップと、 前記中空部内に収納し、前記半導体素子と前記第1の配
    線基板とを電気的に接続する第2配線基板とを備え、 前記半導体素子および前記第1配線基板と、前記第2配
    線基板とをバンプボンディングにより接続したことを特
    徴とする半導体素子実装用パッケージ。
  2. 【請求項2】上部と下部に開口部を有し、中空部を有
    し、側壁に少なくとも1個の同軸端子を有するフレーム
    と、 前記中空部内に収納し、キャビティを有し、前記同軸端
    子と電気的に接続する配線を有する第1配線基板と、 前記キャビティ内に収納した半導体素子と、 前記半導体素子の下に位置し、前記半導体素子を載置す
    る半導体素子支持部材と、 上部と下部の前記開口部を覆うキャップと、 前記半導体素子および前記第1配線基板の上に位置し、
    前記半導体素子上の配線と前記第1の配線基板上の配線
    とを電気的に接続する電極端子を有する第2配線基板と
    を備え、 前記半導体素子上の配線および前記第1配線基板上の配
    線と、前記第2配線基板の前記電極端子とをバンプボン
    ディングにより接続したことを特徴とする半導体素子実
    装用パッケージ。
  3. 【請求項3】前記第2配線基板が、半導体、セラミッ
    ク、ガラス、ガラスセラミック、テフロン(登録商
    標)、もしくは絶縁性樹脂からなることを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体素子実装用パッケージ。
  4. 【請求項4】前記第2配線基板が、テープ素材からなる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体素子実
    装用パッケージ。
  5. 【請求項5】前記半導体素子支持部材と、下部の前記キ
    ャップとの間に、弾性を有する緩衝層を有することを特
    徴とする請求項2記載の半導体素子実装用パッケージ。
  6. 【請求項6】上部と下部に開口部を有し、中空部を有
    し、側壁に少なくとも1個の同軸端子を有するフレーム
    に、 キャビティを有する第1配線基板を前記フレーム内に挿
    入し、該第1配線基板の配線を前記同軸端子と電気的に
    接続する第1工程と、 前記半導体素子および前記第1配線基板と電気的接続を
    行う電極端子を有する第2配線基板を、前記第1配線基
    板にバンプボンディングにより電気的・機械的に接続す
    る第2工程と、 前記第2配線基板に前記半導体素子を、前記バンプボン
    ディングのバンプよりも低い温度で溶融するバンプを用
    いてバンプボンディングにより電気的・機械的に接続す
    る第3工程と、 前記フレームの下方から、前記半導体素子を載置する半
    導体素子支持部材を挿入し、該半導体素子支持部材と前
    記半導体素子とを接続する第4工程と、 上部と下部の前記開口部をキャップで覆う第5の工程と
    を含むことを特徴とする半導体素子実装方法。
JP2001109425A 2001-04-09 2001-04-09 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法 Expired - Fee Related JP3773803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001109425A JP3773803B2 (ja) 2001-04-09 2001-04-09 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001109425A JP3773803B2 (ja) 2001-04-09 2001-04-09 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002305263A true JP2002305263A (ja) 2002-10-18
JP3773803B2 JP3773803B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=18961369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001109425A Expired - Fee Related JP3773803B2 (ja) 2001-04-09 2001-04-09 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3773803B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177041A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corp 接続基板および電子装置
JP2011139321A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sony Corp チューナモジュールおよび受信装置
JP2013077765A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置
KR20230167248A (ko) * 2022-05-31 2023-12-08 한국전자기술연구원 세라믹 메탈 반도체 패키지 및 그 제조방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177041A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Kyocera Corp 接続基板および電子装置
JP2011139321A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sony Corp チューナモジュールおよび受信装置
JP2013077765A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Sumitomo Electric Device Innovations Inc 半導体装置
KR20230167248A (ko) * 2022-05-31 2023-12-08 한국전자기술연구원 세라믹 메탈 반도체 패키지 및 그 제조방법
KR102690027B1 (ko) * 2022-05-31 2024-08-01 한국전자기술연구원 세라믹 메탈 반도체 패키지 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3773803B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11214578A (ja) Mmicパッケージ
JP2861956B2 (ja) 高周波デバイスパッケージ及びその製造方法
JP2001284476A (ja) 化合物半導体ベアチップ実装型ミリ波帯モジュール及びその製造方法
JP2002305263A (ja) 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法
JP3439969B2 (ja) 高周波用入出力端子ならびに高周波用半導体素子収納用パッケージ
JP2002009193A (ja) 半導体装置
JP2538072B2 (ja) 半導体装置
JP2002305262A (ja) 半導体素子実装用パッケージ
JP2002184888A (ja) 入出力端子および半導体素子収納用パッケージ
JP4127589B2 (ja) 高周波半導体装置用パッケージおよび高周波半導体装置
JP3763964B2 (ja) 電子回路モジュール、電子回路モジュールの接続構造及び接続部材
JP2000269384A (ja) マイクロ波・ミリ波回路装置及びその製造方法
JP2003100927A (ja) 半導体素子収納用パッケージ
JP2000323907A (ja) マイクロ波ic接続線路
JP2003289149A (ja) 受光モジュール
JP2002303767A (ja) 半導体素子実装用パッケージ
JP2002057239A (ja) 入出力端子および半導体素子収納用パッケージ
JP3462080B2 (ja) 高周波用半導体素子収納用パッケージ
JPH0974152A (ja) 半導体装置
JP2003078056A (ja) 半導体素子実装パッケージ
JP2001237263A (ja) 高周波回路装置及びその製造方法
JP2633128B2 (ja) 半導体装置
JP2003078055A (ja) 半導体素子実装パッケージ
JP2520584B2 (ja) 半導体装置
JPH0997818A (ja) フリップチップ構造及びその実装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees