JP2002305263A - 半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法 - Google Patents
半導体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法Info
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Abstract
を図り、両者の接続点での信号損失を低減させ得る半導
体素子実装用パッケージおよび半導体素子実装方法を提
供する。 【解決手段】開口部11と中空部12と同軸端子である
ガラス同軸ビーズ5を有するフレーム1と、中空部12
内に収納し、同軸ビーズ5と電気的に接続した第1配線
基板3と、中空部12内に収納した半導体素子2と、開
口部11、14を覆うキャップ4、40と、中空部12
内に収納し、半導体素子2と第1の配線基板3とを電気
的に接続する第2配線基板6とを備え、半導体素子2お
よび第1配線基板3と、第2配線基板6とをバンプボン
ディングにより接続した。
Description
パッケージおよび半導体素子実装方法に関する。
来例の構造を示す断面図である。
開口部、12はフレーム1の中空部、13はフレーム1
の貫通孔、2は半導体素子、21は半導体素子2上の配
線、3は配線基板、31は配線基板3上の平面導波路配
線、32は配線基板3の中央に設けたキャビティ
(穴)、4はシールキャップ、5は高周波ガラス同軸ビ
ーズ、51はガラス同軸ビーズ5の中心導体、52はガ
ラス同軸ビーズ5の誘電体、10はボンディングワイヤ
である。
ケージでは、フレーム1として金属筐体を用いている。
また、この金属フレーム1の側壁には、高周波同軸コネ
クタの構成部品である同軸端子、すなわち、ガラス同軸
ビーズ5が設けられている。半導体素子2の実装後に、
シールキャップ4をシーム溶接、ろう付け、あるいは接
着等の手段によってフレーム1の上面に接続することで
気密性を確保する。フレーム1内部には、半導体素子2
を搭載するためのキャビティ32を中央に設けた配線基
板3が配置され、配線基板3上には、マイクロストリッ
プ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線31が
配置されている。配線基板3上の平面導波路配線31
と、同軸ビーズ5の中心導体51とは、はんだ、あるい
は銀ペースト等によって、電気的・機械的に接続されて
いる。
パッケージでは、半導体素子2上の配線21と、配線基
板3上の平面導波路配線31との接続には、ボンディン
グワイヤ10またはボンディングリボンが用いられてい
た。このため、これらのボンディングワイヤ10または
ボンディングリボンのボンディング部において、インピ
ーダンス不整合が生じ、ボンディング部での信号の反射
損失および挿入損失が大きかった。したがって、準ミリ
波帯以上の高周波半導体素子を実装するためには、この
信号の反射損失や挿入損失を極力抑えるために、半導体
素子2と配線基板3との段差を数十μm以内に抑えた
り、ボンディングワイヤ10またはボンディングリボン
の長さを数百μmに抑えるなどの多大な労力が必要であ
った。
子2上の配線21と配線基板3上の平面導波路配線31
との接続に、ボンディングワイヤ10またはボンディン
グリボンが用いられていたために、信号の反射損失や挿
入損失が通常大きく、使用周波数帯が準ミリ波帯以下に
限られ、それ以上の高周波性能を有する半導体素子2を
実装した場合には、ボンディングワイヤ10またはボン
ディングリボンのボンディング部のインピーダンス不整
合のために、十分にその性能が引き出せないという課題
があった。
体素子と配線基板間のインピーダンス整合を図り、両者
の接続点での信号損失を低減させ得る半導体素子実装用
パッケージおよび半導体素子実装方法を提供することに
ある。
に、本発明では、半導体素子および配線基板の上部に、
半導体素子と配線基板との電気接続を行うための電極端
子が設けられた第2配線基板を設け、半導体素子および
配線基板と第2配線基板との接続にバンプボンディング
を用いることを要旨とする。
ケージは、開口部と中空部と同軸端子を有するフレーム
と、前記中空部内に収納し、前記同軸端子と電気的に接
続した第1配線基板と、前記中空部内に収納した半導体
素子と、前記開口部を覆うキャップと、前記中空部内に
収納し、前記半導体素子と前記第1の配線基板とを電気
的に接続する第2配線基板とを備え、前記半導体素子お
よび前記第1配線基板と、前記第2配線基板とをバンプ
ボンディングにより接続したことを特徴とする。
ジは、上部と下部に開口部を有し、中空部を有し、側壁
に少なくとも1個の同軸端子を有するフレームと、前記
中空部内に収納し、キャビティを有し、前記同軸端子と
電気的に接続する配線を有する第1配線基板と、前記キ
ャビティ内に収納した半導体素子と、前記半導体素子の
下に位置し、前記半導体素子を載置する半導体素子支持
部材と、上部と下部の前記開口部を覆うキャップと、前
記半導体素子および前記第1配線基板の上に位置し、前
記半導体素子上の配線と前記第1の配線基板上の配線と
を電気的に接続する電極端子を有する第2配線基板とを
備え、前記半導体素子上の配線および前記第1配線基板
上の配線と、前記第2配線基板の前記電極端子とをバン
プボンディングにより接続したことを特徴とする。
ジは、前記第2配線基板が、半導体、セラミック、ガラ
ス、ガラスセラミック、テフロン、もしくは絶縁性樹脂
からなることを特徴とする。
ジは、前記第2配線基板が、テープ素材からなることを
特徴とする。
ジは、前記半導体素子支持部材と、下部の前記キャップ
との間に、弾性を有する緩衝層を有することを特徴とす
る。
部と下部に開口部を有し、中空部を有し、側壁に少なく
とも1個の同軸端子を有するフレームに、キャビティを
有する第1配線基板を前記フレーム内に挿入し、該第1
配線基板の配線を前記同軸端子と電気的に接続する第1
工程と、前記半導体素子および前記第1配線基板と電気
的接続を行う電極端子を有する第2配線基板を、前記第
1配線基板にバンプボンディングにより電気的・機械的
に接続する第2工程と、前記第2配線基板に前記半導体
素子を、前記バンプボンディングのバンプよりも低い温
度で溶融するバンプを用いてバンプボンディングにより
電気的・機械的に接続する第3工程と、前記フレームの
下方から、前記半導体素子を載置する半導体素子支持部
材を挿入し、該半導体素子支持部材と前記半導体素子と
を接続する第4工程と、上部と下部の前記開口部をキャ
ップで覆う第5の工程とを含むことを特徴とする。
クロストリップ、グランデッドコプレーナ等の平面導波
路配線と、パッケージフレームに設けられた同軸端子の
中心導体とは、はんだ、あるいは銀ペ一スト等によって
電気的に接続され、インピーダンス不整合が十分に抑え
られている。また、半導体素子と配線基板とは、平面導
波路配線が形成された第2配線基板を介してバンプボン
ディングにより電気的に接続されるため、インピーダン
ス整合が図られている。したがって、準ミリ波帯・ミリ
波帯およびそれ以上の高周波特性を有する半導体素子を
実装した場合でも、半導体素子と配線基板間の接続点で
の信号の反射損失および挿入損失を低減させ、十分にそ
の性能を引き出すことができる。また、高周波入出力端
子が多い半導体素子でも、少ない労力で実装することが
可能である。
の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する
図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
ージの構造を示す断面図である。
上部および下部の開口部、12はフレーム1の中空部、
13はフレーム1の貫通孔、2は半導体素子、21は半
導体素子2上の配線、3は第1配線基板、31は第1配
線基板3上の平面導波路配線、32は第1配線基板3の
中央に設けたキャビティ(穴)、4、40はシールキャ
ップ、5は高周波ガラス同軸ビーズ、51はガラス同軸
ビーズ5の中心導体、52はガラス同軸ビーズ5の誘電
体、6は第2配線基板、61は第2配線基板6の平面導
波路配線、7は半導体素子支持部材(リッド)、26、
36はバンプである。
ン、アルミニウム、ステンレス鋼、コバール、チタン、
モリブデン、インバーなどの金属筐体からなる。この金
属フレーム1の側壁には、高周波同軸コネクタの構成部
品である同軸端子、すなわち、ガラス同軸ビーズ5が設
けられている。フレーム1の内部には、第1配線基板3
が配置されている。第1配線基板3は、例えば、シリコ
ン、炭化珪素、砒化ガリウム、窒化ガリウムなどの半導
体、またはアルミナ、窒化アルミニウム、酸化ベリリウ
ム、炭化珪素、ガラスセラミックなどのセラミックから
なる。また、第1配線基板3の中央には、半導体素子2
を搭載するためのキャビティが設けられている。また、
第1配線基板3上には、銅、金、タングステン、または
これらの合金などの薄膜を用いて、マイクロストリッ
プ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線31が
形成されている。この第1配線基板3上の平面導波路配
線31と、フレーム1の側壁に配置された同軸ビーズ5
の中心導体51とは、はんだ、あるいは銀ペ一スト等に
よって電気的・機械的に接続されている。
砒化ガリウム、窒化ガリウムなどの半導体、あるいはア
ルミナ、窒化アルミニウム、酸化ベリリウム、炭化珪
素、ガラスセラミックなどのセラミック、あるいはガラ
ス、テフロン、絶縁性樹脂等からなる。第2配線基板6
は、第1配線基板3と同様に、マイクロストリップ、グ
ランデッドコプレーナ等の平面導波路配線61が形成さ
れている。第2配線基板6には、第1配線基板3および
半導体素子2とバンプボンディングするための電極(図
示省略)が形成されている。また、第1配線基板3およ
び半導体素子2上にも、同様に電極(図示省略)が形成
されており、第2配線基板6とバンプ36、26を介し
てバンプボンディングされる。
様に金属からなる半導体素子支持部材7が配置されてい
る。半導体素子支持部材7は、フレーム1の下方の開口
部14から挿入され、はんだ、銀ペースト、あるいはグ
リース等によって、半導体素子2と機械的に接続され
る。この半導体素子実装パッケージでは、シールキャッ
プ4およびシールキャップ40をシーム溶接、ろう付
け、あるいは接着等の手段によってフレーム1の上面お
よび下面に接続することで気密性を確保する。
実装用パッケージは、開口部11と中空部12と同軸端
子であるガラス同軸ビーズ5を有するフレーム1と、中
空部12内に収納し、同軸ビーズ5と電気的に接続した
第1配線基板3と、中空部12内に収納した半導体素子
2と、開口部11、14を覆うキャップ4、40と、中
空部12内に収納し、半導体素子2と第1の配線基板3
とを電気的に接続する第2配線基板6とを備え、半導体
素子2および第1配線基板3と、第2配線基板6とをバ
ンプボンディングにより接続した。
1、14を有し、中空部12を有し、側壁に少なくとも
1個の同軸端子である同軸ビーズ5を有するフレーム1
と、中空部12内に収納し、キャビティ32を有し、同
軸ビーズ5と電気的に接続する配線31を有する第1配
線基板3と、キャビティ12内に収納した半導体素子2
と、半導体素子2の下に位置し、半導体素子2を載置す
る半導体素子支持部材7と、上部と下部の開口部11、
14を覆うキャップ4、40と、半導体素子2および第
1配線基板3の上に位置し、半導体素子2上の配線21
と第1の配線基板3上の配線31とを電気的に接続する
電極端子(図示省略)を有する第2配線基板6とを備
え、半導体素子2上の配線21および第1配線基板3上
の配線31と、第2配線基板6の前記電極端子とをバン
プボンディングにより接続したものである。
では、高周波同軸コネクタから入出力する高周波信号
は、従来のワイヤボンディング、リボンボンディングな
どによるボンディングのように大きなインピーダンス不
整合を介することなく、半導体素子2に接続されている
ので、反射損失および挿入損失が低減し、ミリ波帯以上
の高周波半導体素子の性能を十分に引き出すことが可能
である。
ージの構造を示す断面図である。
して、例えばポリイミド、液晶ポリマーなどを基板素材
とする10〜300μm厚さのテープ状の基板を用いた
ものである。第2配線基板60上(図2では、第2配線
基板の下面)には、銅、金などの金属薄膜でマイクロス
トリップ、グランデッドコプレーナ等の平面導波路配線
61が形成されている。また、第2配線基板60上(図
2では、第2配線基板の下面)には、第1配線基板3お
よび半導体素子2とバンプボンディングするための電極
(図示省略)が形成されている。
0として、テープ状の基板を用いることで、バンプボン
ディング部への応力集中を緩和することが可能となり、
信頼性を高めることができる。
ージの構造を示す断面図である。
7と下部シールキャップ40との間に、例えば10〜5
00μm厚さのゴム状フィルム、樹脂、ぺ一スト材など
の弾性を有する緩衝層8を挿入したものである。
層8を挿入することで、バンプボンディング部への応力
集中を緩和することが可能となり、信頼性を高めること
ができる。
子実装方法を示す工程断面図である。本実施の形態4
は、上記実施の形態1の半導体素子実装用パッケージを
用いた実装方法である。
属加工プロセスを用いて作製され、側壁には高周波同軸
コネクタの構成部品である同軸ビーズ5が設けられてい
るフレーム1の内部に、半導体またはセラミックなどで
作製され、半導体素子2を搭載するためのキャビティ3
2が設けられた第1配線基板3を配置する。第1配線基
板3は、はんだ、あるいは銀ペースト等によってフレー
ム1に接着されると共に、第1配線基板3上の平面導波
路配線31と、同軸ビーズ5の中心導体51とを、はん
だ、あるいは銀ペ一スト等によって、電気的・機械的に
接続する。
基板6上には、マイクロストリップ、グランデッドコプ
レーナ等の平面導波路配線61と共に、第1配線基板3
および半導体素子2とバンプボンディングするための電
極(図示省略)が形成されている。InSn、SnB
i、SnZn、SnAu、SnCu、およびこれらの共
晶などの金属を、蒸着法、金属薄膜のパンチングなどに
より電極部へ配置し、またはボール形状金属塊などを電
極部へ配置して、第2配線基板6の電極上にバンプ36
を形成し、第1配線基板3に接続する。
した後、図4(c)に示すように、上記バンプの作製と
同様に、InSn(共晶温度117℃)、SnBi(同
139℃)、SnZn(同198℃)、SnAu(同2
80℃)、SnCu(同227℃)などや、これらの共
晶などの金属を、蒸着法、金属薄膜のパンチングなどに
より電極部へ配置し、またはボール形状金属塊などを電
極部へ配置して、半導体素子2上の電極上にバンプ26
を形成し、半導体素子2に接続する。ここで、バンプ2
6は、パンブ36よりも共晶温度の低い材料を選択す
る。これは、バンプ26はバンプ36より後に形成する
ため、バンプ26による第2配線基板6と半導体素子2
との接続中に、先に作製したバンプ36が溶融してしま
うのを避けるためである。例えば、バンプ36にSnA
u(Au70%、共晶温度280℃)を用い、バンプ2
6にSnAu(Au5%、共晶温度217℃)を用いる
(参考文献:特願2000−221980)。
子2の搭載後、フレーム1の下方から半導体素子支持部
材7を挿入し、半導体素子支持部材7の上部と半導体素
子2の下部とを、はんだ、銀ペースト、あるいはシリコ
ン系ペースト材等によって接着する。
シーム溶接、ろう付け、あるいは接着等の手段によっ
て、シールキャップ4、40を接続することで気密性を
保持して、半導体素子実装が完了する。
実装方法は、上部と下部に開口部11、14を有し、中
空部12を有し、側壁に少なくとも1個の同軸端子であ
る同軸ビーズ5を有するフレーム1に、キャビティ32
を有する第1配線基板3をフレーム1内に挿入し、該第
1配線基板3の配線31を同軸ビーズ5と電気的に接続
する第1工程と、半導体素子2および第1配線基板3と
電気的接続を行う電極端子(図示省略)を有する第2配
線基板6を、第1配線基板3にバンプボンディングによ
り電気的・機械的に接続する第2工程と、第2配線基板
6に半導体素子2を、前記バンプボンディングのバンプ
よりも低い温度で溶融するバンプを用いてバンプボンデ
ィングにより電気的・機械的に接続する第3工程と、フ
レーム1の下方から、半導体素子2を載置する半導体素
子支持部材7を挿入し、該半導体素子支持部材7と半導
体素子2とを機械的に接続する第4工程と、上部と下部
の開口部11、14をキャップ4、40で覆う第5の工
程とを含む。なお、上部のキャップ4は、第2配線基板
6を第1配線基板3に接続した後、すぐに(すなわち、
第2工程と第3工程との間で)接続することも可能であ
る。
のインピーダンス整合を図り、両者の接続点での信号損
失を低減させ得る半導体素子実装用パッケージを作製す
ることができる。また、高周波入出力端子が多い半導体
素子2でも、少ない労力で実装することが可能となる。
に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。例えば、図1〜図4の
半導体素子実装用パッケージおよび実装方法において、
半導体素子支持部材7と下部のキャップ40を設けない
で、半導体素子2をフレーム1上に機械的に接続するこ
とも可能である。図4の実施の形態4では、第1配線基
板3、第2配線基板6、半導体素子2の順で実装した
が、この場合は、第1配線基板3、半導体素子2、第2
配線基板6の順で実装することになる。しかし、半導体
素子支持部材7と下部のキャップ40を設ける方が、バ
ンプ26、36の接続を確実にする上で望ましい。
半導体素子および配線基板の上部に、半導体素子および
配線基板と電気接続を行うための電極端子が設けられた
第2配線基板を設け、半導体素子および配線基板と第2
配線との接続にバンプボンディングを用いることで、超
高周波半導体素子の特性を十分に引き出すことが可能と
なる。
ケージの構造を示す断面図である。
ケージの構造を示す断面図である。
ケージの構造を示す断面図である。
体素子実装方法を示す工程断面図である。
す断面図である。
4、40…シールキャップ、5…ガラス同軸ビーズ、6
…第2配線基板、7…半導体素子支持部材、8…緩衝
層、11、14…フレームの開口部、12…フレームの
中空部、13…フレームの貫通孔、21…半導体素子上
の配線、26、36…バンプ、31…配線基板上の平面
導波路配線、32…配線基板のキャビティ、51…ガラ
ス同軸ビーズの中心導体、52…ガラス同軸ビーズの誘
電体、60…第2配線基板、61…第2配線基板の平面
導波路配線。
Claims (6)
- 【請求項1】開口部と中空部と同軸端子を有するフレー
ムと、 前記中空部内に収納し、前記同軸端子と電気的に接続し
た第1配線基板と、 前記中空部内に収納した半導体素子と、 前記開口部を覆うキャップと、 前記中空部内に収納し、前記半導体素子と前記第1の配
線基板とを電気的に接続する第2配線基板とを備え、 前記半導体素子および前記第1配線基板と、前記第2配
線基板とをバンプボンディングにより接続したことを特
徴とする半導体素子実装用パッケージ。 - 【請求項2】上部と下部に開口部を有し、中空部を有
し、側壁に少なくとも1個の同軸端子を有するフレーム
と、 前記中空部内に収納し、キャビティを有し、前記同軸端
子と電気的に接続する配線を有する第1配線基板と、 前記キャビティ内に収納した半導体素子と、 前記半導体素子の下に位置し、前記半導体素子を載置す
る半導体素子支持部材と、 上部と下部の前記開口部を覆うキャップと、 前記半導体素子および前記第1配線基板の上に位置し、
前記半導体素子上の配線と前記第1の配線基板上の配線
とを電気的に接続する電極端子を有する第2配線基板と
を備え、 前記半導体素子上の配線および前記第1配線基板上の配
線と、前記第2配線基板の前記電極端子とをバンプボン
ディングにより接続したことを特徴とする半導体素子実
装用パッケージ。 - 【請求項3】前記第2配線基板が、半導体、セラミッ
ク、ガラス、ガラスセラミック、テフロン(登録商
標)、もしくは絶縁性樹脂からなることを特徴とする請
求項1または2記載の半導体素子実装用パッケージ。 - 【請求項4】前記第2配線基板が、テープ素材からなる
ことを特徴とする請求項1または2記載の半導体素子実
装用パッケージ。 - 【請求項5】前記半導体素子支持部材と、下部の前記キ
ャップとの間に、弾性を有する緩衝層を有することを特
徴とする請求項2記載の半導体素子実装用パッケージ。 - 【請求項6】上部と下部に開口部を有し、中空部を有
し、側壁に少なくとも1個の同軸端子を有するフレーム
に、 キャビティを有する第1配線基板を前記フレーム内に挿
入し、該第1配線基板の配線を前記同軸端子と電気的に
接続する第1工程と、 前記半導体素子および前記第1配線基板と電気的接続を
行う電極端子を有する第2配線基板を、前記第1配線基
板にバンプボンディングにより電気的・機械的に接続す
る第2工程と、 前記第2配線基板に前記半導体素子を、前記バンプボン
ディングのバンプよりも低い温度で溶融するバンプを用
いてバンプボンディングにより電気的・機械的に接続す
る第3工程と、 前記フレームの下方から、前記半導体素子を載置する半
導体素子支持部材を挿入し、該半導体素子支持部材と前
記半導体素子とを接続する第4工程と、 上部と下部の前記開口部をキャップで覆う第5の工程と
を含むことを特徴とする半導体素子実装方法。
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