JP2000269384A - マイクロ波・ミリ波回路装置及びその製造方法 - Google Patents

マイクロ波・ミリ波回路装置及びその製造方法

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JP2000269384A JP11067549A JP6754999A JP2000269384A JP 2000269384 A JP2000269384 A JP 2000269384A JP 11067549 A JP11067549 A JP 11067549A JP 6754999 A JP6754999 A JP 6754999A JP 2000269384 A JP2000269384 A JP 2000269384A
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microwave
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mmic
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Keiichi Ohata
恵一 大畑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能で,高信頼,低コストのパッケージン
グあるいはモジュール化されたマイクロ波・ミリ波装置
を提供する。 【解決手段】 母体基板1にMMICチップ4を対向配
置し,フリップチップ実装したマイクロ波・ミリ波回路
装置において、MMICチップ4の内側の回路5を囲む
絶縁体壁11を設け、その外側にアンダーフィル7を施
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信装置等に用
いられる高周波モジュール等のマイクロ波・ミリ波回路
装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波・ミリ波MMICチップの実
装として、フリップチップ実装は、モジュールの母体基
板の線路にAu等のバンプを用いてMMICチップの回
路を最短で接続できるので、MMICチップの性能をほ
ぼ維持できる再現性の良い方法として注目されている。
この一例を図7によって説明すると、モジュールの母体
基板1として例えばセラミック基板を用い、その入出力
端子2、3に増幅器等のMMICチップ4の回路5をバ
ンプ6によって接続する。さらに、接続の補強やMMI
Cチップ4のシールのために、樹脂が母体基板1とMM
ICチップ4との間にアンダーフィル7として充填され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たアンダーフィル7を行うと、寄生容量が増大する等の
ために、MMICチップ4の特性が低周波側にずれると
共に利得が下がるなどの不都合がある。また、ミリ波帯
用のMMICチップ4などサイズの小さいトランジスタ
を用いる場合、放熱のためにトランジスタの電極自体を
バンプ接続することは困難であるという問題がある。そ
こで、この発明は、性能劣化を起こさず高性能で、信頼
性が高く、低コストでパッケージングあるいはモジュー
ル化でき、量産可能なマイクロ波・ミリ波回路装置及び
その製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、母体基板にMMICチ
ップあるいはトランジスタチップを対向配置し、フリッ
プチップ実装したマイクロ波・ミリ波回路装置におい
て、前記MMICチップあるいは前記トランジスタチッ
プの内側の回路を囲む絶縁体壁を設け、その外側にアン
ダーフィルを設けたことを特徴とする。
【0005】請求項2に記載した発明は、母体基板にM
MICチップあるいはトランジスタチップを対向配置
し、フリップチップ実装したマイクロ波・ミリ波回路装
置において、前記MMICチップあるいは前記トランジ
スタチップの内側の回路を囲む部分のうち信号及びバイ
アス線路が通る部分を除いて導体の壁を設け、その外側
にアンダーフィルを設けたことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2記載のマイクロ波・ミリ波回路装置において、前記
トランジスタチップあるいは前記MMICチップを構成
するトランジスタの放熱パッドを設け、それを母体基板
に接触させることを特徴とする。請求項4に記載した発
明は、請求項1から3のいずれかに記載のマイクロ波・
ミリ波回路装置において、前記母体基板がセラミック基
板、あるいは、半導体基板であることを特徴とする。請
求項5に記載した発明は、請求項1から4のいずれかに
記載のマイクロ波・ミリ波回路装置において、前記母体
基板にバイアス回路が形成されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項6に記載した発明は、母体基板にM
MICチップあるいはトランジスタチップを対向配置
し、フリップチップ実装したマイクロ波・ミリ波回路装
置の製造方法において、半導体ウェハー表面に前記トラ
ンジスタチップあるいは前記MMICチップを形成する
工程と、前記トランジスタチップあるいは前記MMIC
チップの回路を囲む壁を形成する工程と、前記トランジ
スタチップあるいは前記MMICチップを分離する工程
と、前記母体基板に前記トランジスタチップあるいは前
記MMICチップを対向配置し、フリップチップ接続す
る工程と、前記壁の外側にアンダーフィルを施す工程と
を有していることを特徴とする。
【0008】請求項7に記載した発明は、母体基板にM
MICチップあるいはトランジスタチップを対向配置
し、フリップチップ実装したマイクロ波・ミリ波回路装
置の製造方法において、母体基板表面に入出力端子とそ
の内側に壁を形成する工程と、前記母体基板に前記トラ
ンジスタチップあるいは前記MMICチップを対向配置
し、フリップチップ接続する工程と、前記壁の外側にア
ンダーフィルを施す工程とを有していることを特徴とす
る。
【0009】請求項8に記載した発明は、請求項6また
は7記載のマイクロ波・ミリ波回路装置の製造方法にお
いて、前記トランジスタチップあるいは前記MMICチ
ップを構成するトランジスタの放熱パッドを設け、それ
を母体基板に接触させることを特徴とする。請求項9に
記載した発明は、請求項6から8のいずれかに記載のマ
イクロ波・ミリ波回路装置の製造方法において、前記ト
ランジスタチップあるいは前記MMICチップの回路を
囲む壁を前記トランジスタチップあるいは前記MMIC
チップを構成するトランジスタの放熱パッドと同じ高さ
かやや低く形成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して説
明する。図1はこの発明の第1実施形態を示すもので、
例えば増幅器モジュールの入出力に沿った断面図であ
る。モジュールの母体基板1の入出力端子2、3にMM
ICチップ4の増幅用の回路5がバンプ6によって接続
されているが、その内側の回路主部(入出力端子及びバ
イアス端子の内側)を囲んで絶縁体壁11が設けられて
いる。さらに該絶縁体壁11の外側のバンプ6を含む部
分にアンダーフィル7が設けられている。
【0011】この実施形態においては、例えばMMIC
チップ4としてGaAs基板を用い、0.15μmゲー
トAlGaAs/InGaAsヘテロ接合FETを能動
素子として用い、コプレーナ線路型の低雑音増幅回路を
用いる。回路5の入出力端子及びバイアス端子の内側の
回路主部を囲んで高さ50μm非晶質弗化炭素の絶縁体
壁11を設ける。モジュールの母体基板1として、コプ
レーナ線路型の入出力端子及びバイアス端子を形成した
アルミナ基板を用いる。MMICチップ4と母体基板1
が直径60μm、高さ20μmのAuのバンプ6によ
り、フリップチップ接続され、BCB(ベンゾシクロブ
テン)によりアンダーフィル7が施される。
【0012】この実施形態によれば、回路主部を囲んで
絶縁体壁11が形成されているので、アンダーフィル7
を施しても樹脂が回路5の下に入らないので、回路の特
性が劣化したり変化することがほとんどない。また絶縁
体壁11とアンダーフィル7とによってMMICチップ
4がチップレベルでシールやパッケージングされた状態
が実現される。
【0013】図2はこの発明の第2実施形態を示す断面
図である。図1の第1実施形態においては、MMICチ
ップ4の回路5のトランジスタ等能動素子の放熱は、M
MICチップ4の周囲のバンプ6を通して、及び、放射
による等極めて効率の悪いものである。これを改善する
ためにこの実施形態では、例えばトランジスタの接地電
極(例えばFETのソース電極)に絶縁体壁11の囲い
とほぼ同じ高さの例えばAuメッキによる放熱パッド2
1を設け、これを母体基板1に接触するようにしてい
る。このとき母体基板1の熱伝導が悪い場合には、さら
に母体基板1にサーマルビア22及び接地・放熱金属層
23を設ければ良い。この場合、母体基板1として低温
焼成のガラスセラミック基板を用いれば、Auペースト
等の埋め込み焼成によりサーマルビア22を容易に形成
できる。
【0014】図3はこの発明の第3実施形態を示し、母
体基板1上にMMICチップ4を実装した状態を上から
見た平面図である。この実施形態では、例えば母体基板
1としてガラスセラミック基板を用い、母体基板1側に
抵抗31、キャパシタ32等で成る安定化バイアス回路
33を設けたものである。なお34はバイアス端子であ
る。ここでは、MMICチップ4として低雑音増幅器と
ミキサとから成る受信回路の例を示しており、35はI
F出力端子、36は局発信号入力端子である。これによ
り、MMICチップ4側のバイアス回路33を簡単化
し、チップサイズの縮小と低コスト化が図れるととも
に、大きなキャパシタを用いることができる等バイアス
回路33の性能を向上できる。
【0015】図4はこの発明の第4実施形態を示すもの
で、図1の右側面、すなわち出力側から見た図である。
ここでは便宜上MMICチップ4の回路の主体を囲む壁
の手前に施されたアンダーフィル7は図示していない。
この実施形態では、囲い壁の大部分を金属等の導体壁4
1、例えば高さ20μmのAuメッキ層で形成し、信号
線やバイアス線の部分を絶縁体42で形成している。こ
こではMMICチップ4及び母体基板1の線路をコプレ
ーナ型で形成しているので、これらの接地電極43、4
4を金属等の導体壁41で有効に接続できる。尚、この
実施形態の変形として、囲い壁の信号線やバイアス線の
部分には絶縁体42を設けない形態もある。この場合は
粘性の高い樹脂を用いれば、この開口から内部には樹脂
を侵入させずにアンダーフィル7を施すことができる。
【0016】図5はこの発明の第5実施形態の製造方法
を示す工程図であり、上記第2の実施形態に対応してい
る。以下、製造方法を工程順に説明する。 (1)半導体ウェハー51の表面にMMICチップ4の
増幅用の回路5及び放熱パッド21を多数形成する(図
5(a)参照)。 (2)半導体ウェハー51の表面全面に絶縁膜52を平
坦に形成する(図5(b)参照)。 (3)全面ドライエッチングにより、絶縁膜52を薄化
し、放熱パッド21の上面を露出し、絶縁膜52の高さ
を放熱パッド21と同じかやや低くする(図5(c)参
照)。
【0017】(4)MMICチップ4の回路主体を囲む
絶縁体壁11をドライエッチング等で形成する(図5
(d))。 (5)MMICチップ4を分離する(図5(e)参
照)。 (6)サーマルビア22、裏面接地・放熱用金属23、
入出力端子2、3及びそれにAuのバンプ6を形成した
モジュール母体基板1に対して、MMICチップ4を対
向位置合わせする(図5(f))。 (7)MMICチップ4を母体基板1にフリップチップ
接続する(図5(g))。ここでは例えば熱圧着法を用
いることができる。 (8)アンダーフィル7を施す(図5(h))。
【0018】以上の実施形態によれば、半導体ウェハー
プロセスを用いて、MMICチップ4の増幅用の回路5
の主体を囲む絶縁体壁11を放熱パッド21と同じ高さ
かやや低くして簡単に形成できるため、量産化、低コス
ト化が可能である。またMMICチップ4を母体基板1
にフリップチップ実装するとき、絶縁体壁11の囲いが
ストッパーとなるため、放熱パッド21がつぶれること
なく母体基板1に接触するようにできるため、トランジ
スタに大きなストレスを与えることもない。尚、上記工
程(2)の絶縁膜52を平坦に形成する方法としては、
例えばBCB溶液の塗布、ベーキングによる形成や、非
晶質弗化炭素のCVD、平坦化研磨等種々の態様が採用
可能である。ここで、後者では、同時に(3)のプロセ
スを行うことができる。
【0019】図6はこの発明の第6実施形態として、他
の製造方法を示す工程図であり、母体基板1に半導体プ
ロセスを用いて、絶縁体壁11の囲い及びバンプ6を形
成することを特徴としている。以下、製造方法を工程順
に説明する。 (1)母体基板1となる半導体ウェハー(例えばSi)
61上に、接地金属膜62、例えばポリイミドの誘電体
膜63、入出力端子2、3を形成する(図6(a)参
照)。ここで接地金属膜62、誘電体膜63により、基
板Siが導電性であっても母体基板1として用いること
ができる。 (2)その上に例えば非晶質弗化炭素の絶縁膜52を形
成する(図6(b)参照)。 (3)該絶縁膜52にバンプ6を形成するための開口を
形成し、メッキにより入出力端子2、3上にバンプ6を
形成する。このときバンプ6の上端が絶縁膜52よりや
や高くすると都合が良い(図6(c)参照)。
【0020】(4)絶縁体壁11の囲いを残すようにマ
スクを施し、絶縁膜52をドライエッチングして、絶縁
体壁11を形成する(図6(d)参照)。 (5)基板Si(半導体)ウェハー61をカッティング
して、モジュール母体基板1を形成する(図6(e)参
照)。 (6)モジュール母体基板1に対して、別途作成してお
いたMMICチップ4を対向位置合わせする(図6
(f)参照)。 (7)MMICチップ4を母体基板1にフリップチップ
接続する(図6(g))。 (8)アンダーフィル7を施す(図6(h)参照)。
【0021】尚、この製造方法において、バンプ6の形
成は(5)のモジュール母体基板1の完成後に行っても
良いし、(5)のSiウェハーのカッティングを行わず
に先に多数のMMICチップ4のフリップチップ接続、
アンダーフィル7を行った後、基板ウェハーのカッティ
ングを行っても良い。
【0022】また、ここでは母体基板1用として半導体
ウェハーを用いた製造方法について説明したが、4イン
チ以上等大面積セラミック基板の場合にも適用できるこ
とは当然である。このときは(1)の接地金属膜62、
誘電体膜63の形成は行わなくて良い。そして、以上M
MICチップ4を実装する場合について説明したが、個
別トランジスタを実装する場合でも上述のこの発明の作
用効果は同様に期待できるので、個別トランジスタへ適
用も当然可能である。
【0023】更に、母体基板としても、セラミック基板
だけでなく、第6の実施形態のように半導体基板等も用
いることができる。またこれらの基板上にポリイミド、
BCB等の有機絶縁膜が形成されたものも用いることが
できる。さらにまたテフロン基板等有機絶縁体の基板も
用いることができる。そして、平板の基板だけでなく、
凹部のあるいわゆるパッケージへの実装にも適用できる
ことは当然である。従って、上述した実施形態によれば
半導体チップにおいて回路主部あるいは能動素子の外側
でフリップチップ実装、アンダーフィルを施すことがで
きるため、性能劣化を起こさず高性能で、高信頼、低コ
ストのパッケージングあるいはモジュール化されたマイ
クロ波・ミリ波装置が量産でき、通信やレーダ装置の量
産化、低コスト化に寄与すること極めて大である。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、絶縁体壁によって樹脂が回路の下
に入るのを防止できるため、回路の特性が劣化したり変
化することがなくなるという効果がある。請求項2に記
載した発明によれば、例えば母体基板とMMICチップ
とに接地電極を設けた場合に、導体の壁によって両者を
有効に接続できる効果がある。請求項3に記載した発明
によれば、放熱パッドにより放熱を効率よく行うことが
できるため、回路のトランジスタ等の放熱を効率よく行
いトランジスタ等の性能劣化等を防止することができ
る。
【0025】請求項4に記載した発明によれば、母体基
板としてセラミック基板や、半導体基板を用いることが
できるため、適用範囲が広いという効果がある。請求項
5に記載した発明によれば、例えば、MMICチップ側
のバイアス回路を簡素化することができ、チップサイズ
の縮小と大きなキャパシタを用いることができる効果が
ある。請求項6に記載した発明によれば、トランジスタ
チップ、あるいは、MMICチップを囲む壁を簡単に形
成できるため、量産化、低コスト化が可能となる効果が
ある。
【0026】請求項7に記載した発明においても、トラ
ンジスタチップ、あるいは、MMICチップを囲む壁を
簡単に形成できるため、量産化、低コスト化が可能とな
る効果がある。請求項8に記載した発明によれば、放熱
パッドもよりトランジスタの放熱を良くすることができ
る効果がある。請求項9に記載した発明によれば、MM
ICチップの回路を囲む壁をストッパーとして機能させ
ることができるため、放熱パッドがつぶれることなく母
体基板に接触させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態を示す正面図であ
る。
【図2】 この発明の第2実施形態を示す正面図であ
る。
【図3】 この発明の第3実施形態を示す平面図であ
る。
【図4】 この発明の第4実施形態を示す右側面図であ
る。
【図5】 この発明の第5実施形態を示す工程説明図で
ある。
【図6】 この発明の第6実施形態を示す工程説明図で
ある。
【図7】 従来技術の正面図である。
【符号の説明】
1 母体基板 2,3 入出力端子 4 MMICチップ 5 回路 7 アンダーフィル 11 絶縁体壁 21 放熱パッド 33 バイアス回路 41 導体壁(導体の壁)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母体基板にMMICチップあるいはトラ
    ンジスタチップを対向配置し、フリップチップ実装した
    マイクロ波・ミリ波回路装置において、前記MMICチ
    ップあるいは前記トランジスタチップの内側の回路を囲
    む絶縁体壁を設け、その外側にアンダーフィルを設けた
    ことを特徴とするマイクロ波・ミリ波回路装置。
  2. 【請求項2】 母体基板にMMICチップあるいはトラ
    ンジスタチップを対向配置し、フリップチップ実装した
    マイクロ波・ミリ波回路装置において、前記MMICチ
    ップあるいは前記トランジスタチップの内側の回路を囲
    む部分のうち信号及びバイアス線路が通る部分を除いて
    導体の壁を設け、その外側にアンダーフィルを設けたこ
    とを特徴とするマイクロ波・ミリ波回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のマイクロ波・ミ
    リ波回路装置において、前記トランジスタチップあるい
    は前記MMICチップを構成するトランジスタの放熱パ
    ッドを設け、それを母体基板に接触させることを特徴と
    するマイクロ波・ミリ波回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のマイ
    クロ波・ミリ波回路装置において、前記母体基板がセラ
    ミック基板、あるいは、半導体基板であることを特徴と
    するマイクロ波・ミリ波回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のマイ
    クロ波・ミリ波回路装置において、前記母体基板にバイ
    アス回路が形成されていることを特徴とするマイクロ波
    ・ミリ波回路装置。
  6. 【請求項6】 母体基板にMMICチップあるいはトラ
    ンジスタチップを対向配置し、フリップチップ実装した
    マイクロ波・ミリ波回路装置の製造方法において、半導
    体ウェハー表面に前記トランジスタチップあるいは前記
    MMICチップを形成する工程と、前記トランジスタチ
    ップあるいは前記MMICチップの回路を囲む壁を形成
    する工程と、前記トランジスタチップあるいは前記MM
    ICチップを分離する工程と、前記母体基板に前記トラ
    ンジスタチップあるいは前記MMICチップを対向配置
    し、フリップチップ接続する工程と、前記壁の外側にア
    ンダーフィルを施す工程とを有していることを特徴とす
    るマイクロ波・ミリ波回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 母体基板にMMICチップあるいはトラ
    ンジスタチップを対向配置し、フリップチップ実装した
    マイクロ波・ミリ波回路装置の製造方法において、母体
    基板表面に入出力端子とその内側に壁を形成する工程
    と、前記母体基板に前記トランジスタチップあるいは前
    記MMICチップを対向配置し、フリップチップ接続す
    る工程と、前記壁の外側にアンダーフィルを施す工程と
    を有していることを特徴とするマイクロ波・ミリ波回路
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のマイクロ波・ミ
    リ波回路装置の製造方法において、前記トランジスタチ
    ップあるいは前記MMICチップを構成するトランジス
    タの放熱パッドを設け、それを母体基板に接触させるこ
    とを特徴とするマイクロ波・ミリ波回路装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項6から8のいずれかに記載のマイ
    クロ波・ミリ波回路装置の製造方法において、前記トラ
    ンジスタチップあるいは前記MMICチップの回路を囲
    む壁を前記トランジスタチップあるいは前記MMICチ
    ップを構成するトランジスタの放熱パッドと同じ高さか
    やや低く形成することを特徴とするマイクロ波・ミリ波
    回路装置の製造方法。
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