JP2002009193A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002009193A
JP2002009193A JP2000341479A JP2000341479A JP2002009193A JP 2002009193 A JP2002009193 A JP 2002009193A JP 2000341479 A JP2000341479 A JP 2000341479A JP 2000341479 A JP2000341479 A JP 2000341479A JP 2002009193 A JP2002009193 A JP 2002009193A
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JP
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semiconductor device
main surface
insulating film
insulating
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JP2000341479A
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Kazuhisa Fujimoto
和久 藤本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector
    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で高周波特性に優れると共に、半
導体チップとほぼ同等の大きさのパッケージを実現でき
るようにする。 【解決手段】 厚さが約600μmの反絶縁性GaAs
からなる基板11の主面上には、MMIC等の集積回路
12が形成されている。基板11の主面の各隅部には、
基板11の主面と該主面と反対側の面とを貫通する径が
約100μmのバイアホール11aが形成され、バイア
ホール11aの壁面上には該壁面に沿って厚さが約2μ
mのTi/Auからなる金属膜14が形成されている。
基板11の主面と反対側の面上には、外部との電気的な
接続を図る裏面電極15Bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波特性に優
れ、半導体チップとほぼ同等のサイズを実現する小型パ
ッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信技術の高度化に伴い、情
報伝達の手段としてギガヘルツに及ぶ周波数帯域を扱え
る通信携帯機器に対する要望が高まっている。とりわ
け、「いつでも、どこでも、誰とでも」を実現する携帯
電話に代表される移動体通信機器は、その手軽さから発
売以来爆発的な普及を見せている。このような移動体通
信機器は、例えばその搬送波には、周波数が800MH
z、1.5GHz及び1.9GHz等のGHz帯の電波
が利用されている。
【0003】当初は、アナログ変調(FM変調)であっ
た変調方式も、QPSK(Quadrature Phase Shift Key
ing)や、スペクトラム拡散変調方式(Spread Spectru
m)等のデジタル変調方式へ移行し、最近ではコンピュ
ータとの接続により電子メールや画像情報等のデータ通
信も行なわれるようになってきている。
【0004】また、最近では技術の進歩により、ますま
すの小型化、軽量化及び低消費電力化が進み、携帯用移
動体通信機器の端末は、重量が70g以下にまで軽量化
され、連続待ち受け時間は300時間を越えると共に連
続通話時間も120時間を越える等の性能の向上が著し
い。これに合わせるように端末機器の高密度実装が進
み、該端末機器を構成する部品に対してもより一層の小
型化及び軽量化が求められている。
【0005】このような携帯用の端末機器には、GHz
帯の電波に対して、増幅、発振、変調又は混合を行なう
半導体素子が用いられる。この半導体素子には、シリコ
ン(Si)又はガリウム砒素(GaAs)を材料とする
バイポーラトランジスタ(BJT)、電界効果トランジ
スタ(FET)又はトランジスタ(TR)、それに抵抗
(R)、コンデンサ(C)及びインダクタ(L)等を集
積化してなる集積回路(IC)があり、特に、GHz帯
を扱う回路として、マイクロ波集積回路(MMIC:Mi
crowave Monolithic Integrate Circuit)が実用化され
ている。
【0006】これらの半導体素子は、小型化された機器
への実装を可能にし且つ信頼性を確保するため、最近で
はCSP(Chip Size Package)と呼ばれる小型パッケー
ジの開発が盛んに行なわれている。
【0007】以下、従来のCSPについて図面を参照し
ながら説明する。
【0008】図7は従来のCSPの断面構成を示してい
る。図7に示すように、セラミックからなる基板101
上に、MMICを有する半導体チップ102がその回路
形成面と基板101の主面とを対向させる、いわゆるフ
リップチップ実装されている。
【0009】半導体チップ102の回路形成面にはMM
ICの入出力用端子である複数の電極103が形成さ
れ、バンプ104を介して、基板101の主面上に形成
された配線電極105Aと電気的に接続されている。配
線電極105Aは基板101の側面上に形成された側面
電極105B、及び基板101の主面と反対側の面に形
成された裏面電極105Cと電気的に接続されている。
【0010】また、基板101上には、全面に樹脂から
なる保護膜106が半導体チップ102を覆うように形
成されている。
【0011】このようにCSPは、半導体チップ102
を、ワイヤやリードフレームを用いることなくバンプ1
04によって基板101に実装できるため、寄生インダ
クタンスを容易に低減できることが予想される。従っ
て、CSPを用いることにより、パッケージの小型化を
実現できるばかりではなく、再現性に優れた高周波特性
を得られることが期待されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のCSPは、半導体チップ102と該半導体チップ1
02を実装する基板101とを用いる構成であるため、
これ以上の小型化が困難である。さらに小型化を進める
ためには、半導体装置チップ102又は基板101の厚
さを減ずる必要がある。ところが、半導体チップ102
又は基板101は、それぞれの加工精度を考えると、薄
く加工するにも限界がある。また、半導体チップ102
を基板101上にフリップチップ実装するには、半導体
チップ102及び基板101にもある程度の機械的強度
が必要である。
【0013】このように、従来のCSPは、半導体チッ
プ102を基板101にフリッチップ実装するため、基
板101は機械的強度を保ち且つ半導体チップ102の
電極103を再配置する、いわゆるインターポーザとし
ての役割を担うこととなり、より一層の小型化の障害と
なっている。
【0014】また、従来のCSPは、半導体チップ10
2に設けられたMMICの外部との入出力を図るため
に、半導体チップ102の電極103がバンプ104を
介して基板101の配線電極105Aと接続されてお
り、この配線電極105Aは側面電極105Bを介して
裏面電極105Cと接続されている。このように、半導
体チップ102の小型化を図ったとしても、基板101
はその寸法が半導体チップ102よりも大きくなってし
まい、超小型化というCSP本来の特長を生かせないと
いう問題もある。
【0015】さらに、半導体チップ102のバンプ10
4の寄生インダクタンスは極めて小さい(0.1nH以
下)にもかかわらず、半導体チップ102が、基板10
1の配線電極105A、側面電極105B及び裏面電極
105Cと接続されているため、基板101の厚さにも
依存するが、配線電極105Aに側面電極105Bのイ
ンダクタンスが加わるので、寄生インダクタンスの発生
が避けられない。この寄生インダクタンスは、周波数が
3GHzを超える高周波帯においては、利得低下等の特
性劣化を引き起こすため、極力小さくしなければならな
い。このことは、3GHzを超えるような周波数帯でC
SPを用いる場合に極めて重要な問題である。
【0016】また、さらに10GHzを超えるような高
周波帯で使用することを考えると、半導体チップ102
から裏面電極105Cに至る配線のインピーダンスは厳
密に設計されて製造される必要があり、10GHzを超
えるような高周波帯において、配線部分のインピーダン
スを無視しては厳密な設計ができないという問題があ
る。
【0017】本発明は、前記従来の問題を解決し、簡単
な構成で高周波特性に優れると共に、半導体チップとほ
ぼ同等の大きさのパッケージを実現できるようにするこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、基板の主面上にモノリシックに形成さ
れ、能動素子を含む集積回路と、基板に形成され、集積
回路と基板の主面と反対側の面とを電気的に接続可能と
する接続手段とを備えている。
【0019】本発明の半導体装置によると、基板の主面
上にモノリシックに形成された集積回路と、基板に形成
され、集積回路と基板の主面と反対側の面とを電気的に
接続可能とする接続手段とを備えているため、例えば、
基板の主面と反対側の面に位置する接続手段と、本発明
の半導体装置を実装する実装基板等とをバンプ等を介し
て接続することにより、本発明の半導体装置自体でパッ
ケージを実現できる。なお、ベアチップは、通常、チッ
プの製造側で動作確認の検査を行なうことは困難である
が、本発明に係る半導体装置は、集積回路と電気的に接
続される接続手段とを基板に備えているため、製造者側
で種々の検査を行なうことができる。
【0020】本発明の半導体装置において、基板が半絶
縁性又は絶縁性基板であり、接続手段が、基板の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する貫通孔と、貫通孔の壁
面上に該壁面に沿って形成された導電性部材とからなる
ことが好ましい。
【0021】本発明の半導体装置において、基板が半絶
縁性又は絶縁性基板であり、接続手段が、基板の側部に
形成され、主面と該主面と反対側の面とを貫通する凹状
溝と、凹状溝の内面上に該内面に沿って形成された導電
性部材とからなることが好ましい。
【0022】本発明の半導体装置において、基板が半絶
縁性又は絶縁性基板であり、接続手段が、基板の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する貫通孔と、貫通孔の壁
面上に該壁面に沿って形成された第1の導電性部材と、
第1の導電性部材上に形成された絶縁膜と、絶縁膜上に
形成された第2の導電性部材とからなることが好まし
い。
【0023】この場合に、接続手段が、第1の導電性部
材、絶縁膜及び第2の導電性部材によって同軸線路を構
成し、同軸線路が所定の特性インピーダンスを有してい
ることが好ましい。
【0024】本発明の半導体装置において、基板が導電
性基板であり、接続手段が、基板の主面と該主面と反対
側の面とを貫通する貫通孔と、貫通孔の壁面上に該壁面
に沿って形成された絶縁膜と、絶縁膜上に形成された導
電性部材とからなることが好ましい。
【0025】この場合に、接続手段が、導電性基板、絶
縁膜及び導電性部材によって同軸線路を構成し、該同軸
線路が所定の特性インピーダンスを有していることが好
ましい。
【0026】本発明の半導体装置において、基板が導電
性基板であり、接続手段が、基板の側部に形成され、主
面と該主面と反対側の面とを貫通する凹状溝と、凹状溝
の内面上に該内面を覆うように形成された絶縁膜と、絶
縁膜上に形成された導電性部材とからなることが好まし
い。
【0027】この場合に、導電性基板がシリコンからな
り、絶縁膜が酸化シリコン又は窒化シリコンからなるこ
とが好ましい。
【0028】また、接続手段の凹状溝が、基板における
スクライブライン上に設けられた貫通孔がダイシングさ
れることにより形成されていることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明の第1
の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0030】図1(a)及び図1(b)は本発明の第1
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。
【0031】図1(a)及び図1(b)に示すように、
厚さが約600μmの反絶縁性の砒化ガリウム(GaA
s)からなる基板11の主面上には、MMIC等の集積
回路12が半導体プロセス技術により形成されている。
【0032】基板11の各隅部には、基板11の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する、径が約100μmの
バイアホール11aが形成され、バイアホール11aの
壁面上には該壁面に沿って厚さが約2μmのチタン(T
i)/金(Au)の積層体からなる金属膜14がめっき
等により形成されている。
【0033】基板11は、その主面上に形成され、集積
回路12及びバイアホール11aの金属膜14と電気的
に接続された配線電極15Aと、主面と反対側の面上に
形成され、バイアホール11aの金属膜14と電気的に
接続された、面の寸法が約0.3mm×0.3mmの裏
面電極15Bとを有している。また、基板11の主面上
には、膜厚が約1μmの絶縁体からなる保護膜17が集
積回路12を覆うように形成されている。
【0034】本発明の半導体装置を実装基板上に実装す
る際には、裏面電極15Bと実装基板の端子との間に、
例えば径が約0.2mm〜0.4mmの半田ボール16
を介して実装する。
【0035】なお、第1の実施形態においては、基板1
1に半絶縁性のGaAsを用いたが、これに限らず、燐
化インジウム(InP)や炭化ケイ素(SiC)等の半
絶縁性又は絶縁性を示す基板であってもよい。また、サ
ファイア(結晶性Al23)又は石英(結晶性SiO
2 )等の絶縁性基板上に、エピタキシャル法により半導
体薄膜を成長させた基板でもよい。
【0036】また、バイアホール11aの壁面には、め
っき等により金属膜14を設けたが、これに限らず、バ
イアホール11aを少なくとも1種類の導電性材料を用
いて充填してもよい。
【0037】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路12がモノリシックに形成された
基板11に、集積回路12と外部との信号の導通を図る
バイアホール11aを形成しているため、マウント用の
部材を用いることなく、基板11本体のみで他の実装基
板上に実装することが可能となる。
【0038】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がない。さらに、専用の
製造設備を必要とせず、従来の半導体製造プロセスで製
造が可能である。その結果、極めて簡単な構成で半導体
チップに限りなく近い大きさの、文字通りのチップサイ
ズパッケージを実現できる。その上、基板11自体がパ
ッケージとなるため、寄生インダクタンスを極めて小さ
くでき、高周波特性を劣化させることがない。
【0039】また、前述したように、従来のベアチップ
とも異なり、パッケージ化されているため、本実施形態
に係る半導体装置が単体で動作試験を行なえることも大
きな特徴である。
【0040】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0041】図2(a)及び図2(b)は本発明の第2
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。図2(a)及び図2
(b)においては、図1(a)及び図1(b)に示す構
成部材と同一の構成部材には同一の符号を付している。
【0042】図2(a)及び図2(b)に示すように、
厚さが約600μmの反絶縁性GaAsからなる基板1
1の主面上には、MMIC等の集積回路12が半導体プ
ロセス技術により形成されている。
【0043】基板11の対向する2つの側部には、基板
11の主面と該主面と反対側の面とを貫通するそれぞれ
2本の凹状溝11bが互いに対向するように形成されて
いる。凹状溝11bの内面上には該内面に沿って厚さが
約2μmのTi/Auからなる金属膜14がめっき等に
より形成されている。
【0044】基板11は、その主面上に凹状溝11bの
金属膜14と接するように形成され、集積回路12と電
気的に接続された配線電極15Aと、主面と反対側の面
上に凹状溝11bの金属膜14と接するように形成され
た、面の寸法が約0.3mm×0.3mmの裏面電極1
5Bとを有している。また、基板11の主面上には、膜
厚が約1μmの絶縁体からなる保護膜17が集積回路1
2を覆うように形成されている。
【0045】凹状溝11bは、例えば、基板11がウェ
ハ状態のときにスクライブライン上にバイアホール11
a及び金属膜14を形成しておき、その後、スクライブ
時にダイシングにより基板11をチップ状に分割するこ
とにより形成することが好ましい。このようにすると、
基板11の主面上にバイアホール11aを形成するより
も基板を小さくできる。また、基板のサイズを変えない
とすると、主面をより広く使えるようになる。
【0046】また、本発明の半導体装置を実装基板上に
実装する際には、裏面電極15Bと実装基板の端子との
間に、例えば径が約0.2mm〜0.4mmの半田ボー
ル16を介して実装する。
【0047】なお、本実施形態においては、基板11に
半絶縁性のGaAsを用いたが、これに限らず、InP
やSiC等の半絶縁性又は絶縁性を示す基板であっても
よい。また、サファイア又は石英等の絶縁性基板上に、
エピタキシャル法を用いて半導体薄膜を成長させた基板
でもよい。
【0048】また、凹状溝11bの内面には、めっき等
により金属膜14を設けたが、これに限らず、凹状溝1
1bを少なくとも1種類の導電性材料を用いて充填して
もよい。
【0049】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路12がモノリシックに形成された
基板11に、集積回路12と外部との信号の導通を図る
凹状溝11bを形成しているため、マウント用の部材を
用いることなく、基板11本体のみで他の実装基板上に
実装することが可能となる。
【0050】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がなく、極めて簡単な構
成で半導体チップに限りなく近い大きさのチップサイズ
パッケージを実現できる。
【0051】また、従来のベアチップとも異なり、パッ
ケージ化されているため、半導体装置単体で動作試験を
行なうことができる。
【0052】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0053】図3(a)及び図3(b)は本発明の第3
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。
【0054】図3(a)及び図3(b)に示すように、
厚さが約600μmのp型又はn型のシリコンからなる
基板21の主面上には、トランジスタ等の能動素子を含
む集積回路22が半導体プロセス技術により形成されて
いる。
【0055】基板21の各隅部には、基板21の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する、径が約100μmの
バイアホール21aが形成されている。バイアホール2
1aの壁面上には、酸化シリコン又は窒化シリコンから
なる絶縁膜23を介して厚さが約2μmのTi/Auか
らなる金属膜24がめっき等により形成されている。こ
れにより、導電性を有する基板21と金属膜24との絶
縁性を確保している。ここで、絶縁膜23を酸化シリコ
ンとする場合は、基板21を加熱してなる熱酸化膜を用
いればよく、窒化シリコンとする場合は、CVD法等を
用いて成膜すればよい。
【0056】基板21は、その主面上に形成され、集積
回路22及びバイアホール21aの金属膜24と電気的
に接続された配線電極25Aと、主面と反対側の面上に
形成され、バイアホール11aの金属膜24と電気的に
接続された、面の寸法が約0.3mm×0.3mmの裏
面電極25Bとを有している。また、基板21の主面上
には、膜厚が約1μmの絶縁体からなる保護膜27が集
積回路22を覆うように形成されている。
【0057】本発明の半導体装置を実装基板上に実装す
る際には、裏面電極25Bと実装基板の端子との間に、
例えば径が約0.2mm〜0.4mmの半田ボール26
を介して実装する。
【0058】なお、第3の実施形態においては、導電性
の基板21としてシリコンを用いたが、シリコン以外の
導電性を示す基板であっても、バイアホール21a内に
絶縁膜23を設けるため、該バイアホール21a内の金
属膜24を基板21から絶縁することができる。
【0059】また、バイアホール21aの壁面には、め
っきにより金属膜24を設けたが、これに限らず、バイ
アホール21aを少なくとも1種類の導電性材料を用い
て充填してもよい。
【0060】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路22がモノリシックに形成された
基板21に、集積回路22と外部との信号の導通を図る
バイアホール21aを形成しているため、マウント用の
部材を用いることなく、基板21本体のみで他の実装基
板上に実装することが可能となる。
【0061】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がなく、極めて簡単な構
成で半導体チップに限りなく近い大きさのチップサイズ
パッケージを実現できる。
【0062】また、従来のベアチップとも異なり、パッ
ケージ化されているため、半導体装置単体で動作試験を
行なえるという効果もある。
【0063】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0064】図4(a)及び図4(b)は本発明の第2
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。図4(a)及び図4
(b)においては、図3(a)及び図3(b)に示す構
成部材と同一の構成部材には同一の符号を付している。
【0065】図4(a)及び図4(b)に示すように、
厚さが約600μmのp型又はn型のシリコンからなる
基板21の主面上には、トランジスタ等の能動素子を含
む集積回路22が半導体プロセス技術により形成されて
いる。
【0066】基板21の2つの対向する側部には、基板
21の主面と該主面と反対側の面とを貫通するそれぞれ
2本の凹状溝21bが互いに対向するように形成されて
いる。凹状溝21bの内面上には酸化シリコン又は窒化
シリコンからなる絶縁膜23を介して厚さが約2μmの
Ti/Auからなる金属膜24がめっき等により形成さ
れている。
【0067】基板21は、その主面上に凹状溝21bの
金属膜24と接するように形成され、集積回路22と電
気的に接続された配線電極25Aと、主面と反対側の面
上に凹状溝21bの金属膜24と接するように形成され
た、面の寸法が約0.3mm×0.3mmの裏面電極2
5Bとを有している。また、基板21の主面上には、膜
厚が約1μmの絶縁体からなる保護膜27が集積回路2
2を覆うように形成されている。
【0068】凹状溝21bは、例えば、基板21がウェ
ハ状態のときにスクライブライン上にバイアホール21
a及び金属膜24を形成しておき、その後、スクライブ
時にダイシングにより基板21をチップ状に分割するこ
とにより形成することが好ましい。このようにすると、
基板21の主面上にバイアホール21aを形成するより
も基板を小さくできる。また、基板のサイズを変えない
とすると、主面をより広く使えるようになる。
【0069】また、本発明の半導体装置を実装基板上に
実装する際には、裏面電極25Bと実装基板の端子との
間に、例えば径が約0.2mm〜0.4mmの半田ボー
ル26を介して実装する。
【0070】なお、本実施形態においては、導電性の基
板21としてシリコンを用いたが、シリコン以外の導電
性を示す基板であっても、凹状溝21bの内面上に絶縁
膜23を設けるため、該凹状溝21b内の金属膜24を
基板21から絶縁することができる。
【0071】また、凹状溝21bの内面には、めっきに
より金属膜24を設けたが、これに限らず、凹状溝21
bを少なくとも1種類の導電性材料を用いて充填しても
よい。
【0072】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路22がモノリシックに形成された
基板21に、集積回路22と外部との信号の導通を図る
凹状溝21bを形成しているため、マウント用の部材を
用いることなく、基板21本体のみで他の実装基板上に
実装することが可能となる。
【0073】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がなく、極めて簡単な構
成で半導体チップに限りなく近い大きさのチップサイズ
パッケージを実現できる。
【0074】また、従来のベアチップとも異なり、パッ
ケージ化されているため、半導体装置単体で動作試験を
行なえる。
【0075】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態について図面を参照しながら説明する。
【0076】図5(a)及び図5(b)は本発明の第5
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。
【0077】図5(a)及び図5(b)に示すように、
厚さが約600μmの反絶縁性GaAsからなる基板1
1の主面上には、MMIC等の集積回路12が半導体プ
ロセス技術により形成されている。
【0078】基板11の各隅部には、基板11の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する、径が約100μmの
筒状のバイアホール11aが形成されている。バイアホ
ール11aの壁面上には該壁面に沿って厚さが約2μm
のTi/Auからなる第1の金属膜31がめっき等によ
り形成されている。さらに、第1の金属膜31における
バイアホール11aの壁面上には、厚さが40μmの絶
縁膜20がCVD法により形成され、該絶縁膜20上に
はTi/Auからなる第2の金属膜32がめっき等によ
り形成され、該第2の金属膜32に高周波信号が伝送さ
れる。
【0079】また、第1の金属膜31は主面と反対側の
面(裏面)にまで形成されており、第1の金属膜31に
おける裏面上には接地電極18が形成されている。
【0080】ここで、絶縁膜20に、例えば酸化シリコ
ンを用いると、酸化シリコンの比誘電率εr は約3.8
であるため、第1の金属膜31と厚さが40μmの絶縁
膜20と第2の金属膜32とによって同軸線路を形成す
ることにより、接続手段である同軸線路の特性インピー
ダンスをほぼ50Ωとなるように設計できる。このよう
に、バイアホール11a内に同軸線路構造を設けること
により、高周波信号を損失なく且つ効率良く伝送するこ
とができる。
【0081】また、基板11は、その主面上に形成さ
れ、集積回路12及び第1の金属膜31又は第2の金属
膜32と電気的に接続された配線電極15Aと、主面と
反対側の面上に形成され、バイアホール11aの第2の
金属膜32と電気的に接続された裏面電極15Bとを有
している。基板11の主面上には、膜厚が約1μmの絶
縁体からなる保護膜17が集積回路12を覆うように形
成されている。
【0082】本発明の半導体装置を、実装基板上に実装
する際には、裏面電極15B及び接地電極18と実装基
板の各端子との間に、例えば径が約0.2mm〜0.4
mmの半田ボール16を介して実装する。
【0083】なお、第5の実施形態においては、基板1
1に半絶縁性のGaAsを用いたが、これに限らず、I
nPやSiC等の半絶縁性又は絶縁性を示す基板であっ
てもよい。また、サファイア又は石英等の絶縁性基板上
に、エピタキシャル法を用いて半導体薄膜を成長させた
基板でもよい。
【0084】また、バイアホール11aの壁面には、め
っきにより第2の金属膜32を設けたが、これに限ら
ず、バイアホール11aを少なくとも1種類の導電性材
料を用いて充填してもよい。
【0085】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路12がモノリシックに形成された
基板11に、集積回路12と外部との信号の導通を図る
バイアホール11aを形成しているため、マウント用の
部材を用いることなく、基板11本体のみで他の実装基
板上に実装することが可能となる。
【0086】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がない。さらに、専用の
製造設備を必要とせず、従来の半導体製造プロセスで製
造することが可能である。その結果、極めて簡単な構成
で半導体チップに限りなく近い大きさの、文字通りのチ
ップサイズパッケージを実現できる。
【0087】その上、第1の金属膜31と厚さが40μ
mの絶縁膜20と第2の金属膜32とからなる同軸線路
を形成することにより、該同軸線路の特性インピーダン
スをほぼ50Ωに設定することができ、高周波信号を損
失なく且つ効率良く伝送することができる。
【0088】また、この同軸線路の特性インピーダンス
は、絶縁膜20の材料又は膜厚によって任意に調整でき
るため、所望の特性インピーダンスを確実に得ることが
できる。
【0089】また、基板11自体がパッケージとなるた
め、寄生インダクタンスを極めて小さくでき、高周波特
性が劣化することがない。
【0090】また、前述したように、従来のベアチップ
とも異なり、パッケージ化されているため、本実施形態
に係る半導体装置が単体で動作試験を行なえることも大
きな特徴である。
【0091】(第6の実施形態)以下、本発明の第6の
実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0092】図6(a)及び図6(b)は本発明の第6
の実施形態に係る半導体装置を示し、(a)は斜視図で
あり、(b)は断面図である。
【0093】図6(a)及び図6(b)に示すように、
厚さが約600μmのp+ 型又はn + 型のシリコンから
なる基板21の主面上には、トランジスタ等の能動素子
を含む集積回路22が半導体プロセス技術により形成さ
れている。
【0094】基板21の各隅部には、基板21の主面と
該主面と反対側の面とを貫通する、径が約100μmの
筒状のバイアホール21aが形成されている。バイアホ
ール21aの壁面上には、厚さが40μmの絶縁膜23
が形成され、該絶縁膜23上に厚さが約2μmのTi/
Auからなる金属膜24がめっき等により形成され、該
金属膜24に高周波信号が伝送される。
【0095】ここで、絶縁膜23に、例えば酸化シリコ
ンを用いると、その比誘電率εr は約3.8であるた
め、p+ 型又はn+ 型のシリコン基板21と厚さが40
μmの絶縁膜20と金属膜24とによって同軸線路を形
成することにより、接続手段である同軸線路の特性イン
ピーダンスをほぼ50Ωとなるように設計できる。この
ように、バイアホール21a内に同軸線路構造を設ける
ことにより、高周波信号を損失なく且つ効率良く伝送す
ることができる。
【0096】なお、絶縁膜23に酸化シリコンを用いる
場合には、基板21を加熱してなる熱酸化膜を用いれば
よく、窒化シリコンを用いる場合には、CVD法等を用
いて成膜すればよい。
【0097】また、基板21は、その主面上に形成さ
れ、集積回路22及びバイアホール21aの金属膜24
と電気的に接続された配線電極25Aと、主面と反対側
の面上に形成され、バイアホール11aの金属膜24と
電気的に接続された裏面電極25Bと、基板21の主面
と反対側の面上に形成された接地電極28とを有してい
る。基板21の主面上には、膜厚が約1μmの絶縁体か
らなる保護膜27が集積回路22を覆うように形成され
ている。
【0098】本発明の半導体装置を実装基板上に実装す
る際には、裏面電極25B及び接地電極28と実装基板
の各端子との間に、例えば径が約0.2mm〜0.4m
mの半田ボール26を介して実装する。
【0099】なお、第2の実施形態においては、導電性
の基板21としてシリコンを用いたが、シリコン以外の
導電性を示す基板であっても、バイアホール21a内に
絶縁膜23を設けるため、該バイアホール21a内の金
属膜24を基板21から絶縁することができる。
【0100】また、バイアホール21aの壁面には、め
っきにより金属膜24を設けたが、これに限らず、バイ
アホール21aを少なくとも1種類の導電性材料を用い
て充填してもよい。
【0101】以上説明したように、本実施形態に係る半
導体装置は、集積回路22がモノリシックに形成された
基板21に、集積回路22と外部との信号の導通を図る
バイアホール21aを形成しているため、マウント用の
部材を用いることなく、基板21本体のみで他の実装基
板上に実装することが可能となる。
【0102】これにより、従来のプラスチックパッケー
ジにおけるリードフレーム、ワイヤ及び封止樹脂材、又
は従来のCSPにおけるバンプ、セラミック基板及び封
止樹脂材等の材料を用いる必要がなく、極めて簡単な構
成で半導体チップに限りなく近い大きさのチップサイズ
パッケージを実現できる。
【0103】また、従来のベアチップとも異なり、パッ
ケージ化されているため、半導体装置単体で動作試験を
行なえるという効果もある。
【0104】その上、p+ 型又はn+ 型のシリコン基板
21と厚さが40μmの絶縁膜23と金属膜24とから
なる同軸線路を形成することにより、該同軸線路の特性
インピーダンスはほぼ50Ωに設定することができ、高
周波信号を損失なく且つ効率良く伝送することができ
る。
【0105】また、この同軸線路の特性インピーダンス
は、絶縁膜23の材料又は膜厚によって任意に調整でき
るため、所望の特性インピーダンスを確実に得ることが
できる。
【0106】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によると、基板
に該基板の主面上に形成された集積回路と実装基板等と
を接続する接続手段を設けているため、本発明の半導体
装置自体をパッケージとして実現できる。
【0107】また、本発明による接続手段はその特性イ
ンピーダンスが所定値に制御されているため、高い周波
数においても損失なく効率的に高周波信号を伝送するこ
とができる。さらに、特性インピーダンスを任意に設計
できるため、高周波MMICとしての設計の自由度が高
い。
【0108】これにより、簡単な構成で寄生インダクタ
ンスを極めて小さくできるため、高周波特性に優れると
共に、基板とほぼ同等の大きさのパッケージを得ること
ができる。その上、極めて小型で高周波特性に優れるパ
ッケージを得られるため、従来はほとんどが手作りのた
め生産性が低かった3GHzを超える周波数帯の高周波
機器の生産性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の第1の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図2】(a)及び(b)は本発明の第2の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図3】(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図4】(a)及び(b)は本発明の第4の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図5】(a)及び(b)は本発明の第5の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図6】(a)及び(b)は本発明の第6の実施形態に
係る半導体装置を示し、(a)は斜視図であり、(b)
は断面図である。
【図7】従来のCSPを示す構成断面図である。
【符号の説明】
11 基板 11a バイアホール(接続手段) 11b 凹状溝(接続手段) 12 集積回路 14 金属膜(接続手段) 15A 配線電極 15B 裏面電極 16 半田ボール 17 保護膜 18 接地電極 20 絶縁膜 21 基板 21a バイアホール(接続手段) 21b 凹状溝(接続手段) 22 集積回路 23 絶縁膜 24 金属膜(接続手段) 25A 配線電極 25B 裏面電極 26 半田ボール 27 保護膜 28 接地電極 31 第1の金属膜(接続手段) 32 第2の金属膜(接続手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/12 L

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の主面上にモノリシックに形成さ
    れ、能動素子を含む集積回路と、 前記基板に形成され、前記集積回路と前記基板の主面と
    反対側の面とを電気的に接続可能とする接続手段とを備
    えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記基板は半絶縁性又は絶縁性基板であ
    り、 前記接続手段は、前記基板の主面と該主面と反対側の面
    とを貫通する貫通孔と、前記貫通孔の壁面上に該壁面に
    沿って形成された導電性部材とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記基板は半絶縁性又は絶縁性基板であ
    り、 前記接続手段は、前記基板の側部に形成され、前記主面
    と該主面と反対側の面とを貫通する凹状溝と、前記凹状
    溝の内面上に該内面に沿って形成された導電性部材とか
    らなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記凹状溝は、前記基板におけるスクラ
    イブライン上に設けられた貫通孔がダイシングされるこ
    とにより形成されていることを特徴とする請求項3に記
    載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記基板は半絶縁性又は絶縁性基板であ
    り、 前記接続手段は、前記基板の主面と該主面と反対側の面
    とを貫通する貫通孔と、前記貫通孔の壁面上に該壁面に
    沿って形成された第1の導電性部材と、前記第1の導電
    性部材上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成さ
    れた第2の導電性部材とからなることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記接続手段は、前記第1の導電性部
    材、絶縁膜及び第2の導電性部材によって同軸線路を構
    成し、 前記同軸線路は所定の特性インピーダンスを有している
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記基板は導電性基板であり、 前記接続手段は、前記基板の主面と該主面と反対側の面
    とを貫通する貫通孔と、前記貫通孔の壁面上に該壁面に
    沿って形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された
    導電性部材とからなることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記接続手段は、前記導電性基板、絶縁
    膜及び導電性部材によって同軸線路を構成し、 前記同軸線路は所定の特性インピーダンスを有している
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記基板は導電性基板であり、 前記接続手段は、前記基板の側部に形成され、前記主面
    と該主面と反対側の面とを貫通する凹状溝と、前記凹状
    溝の内面上に該内面を覆うように形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に形成された導電性部材とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記導電性基板はシリコンからなり、
    前記絶縁膜は酸化シリコン又は窒化シリコンからなるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記凹状溝は、前記基板におけるスク
    ライブライン上に設けられた貫通孔がダイシングされる
    ことにより形成されていることを特徴とする請求項9に
    記載の半導体装置。
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