JP2002304905A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2002304905A
JP2002304905A JP2001105302A JP2001105302A JP2002304905A JP 2002304905 A JP2002304905 A JP 2002304905A JP 2001105302 A JP2001105302 A JP 2001105302A JP 2001105302 A JP2001105302 A JP 2001105302A JP 2002304905 A JP2002304905 A JP 2002304905A
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window
reflector
shutter
shade
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Kunio Akizuki
邦雄 秋月
Yasumitsu Nakabayashi
康光 中林
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
    • F21S41/68Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens
    • F21S41/683Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on screens by moving screens
    • F21S41/692Shields, i.e. screens not creating an image meant to be projected
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    • F21LIGHTING
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    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一つのバルブと一つのシェードを用いたもので
ありながら、配光状態に応じた照明光束の有効利用を実
現することができる。 【解決手段】バルブ12から出射された照明光束の一部
を遮断するシェード14に窓14eが形成され、配光状
態を切り替えるためのバルブ12の移動に連動して移動
するシャッタ21によって窓14eが開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明光束を出射す
るバルブと、該バルブから出射された照明光束を反射す
るリフレクタと、前記バルブの所定範囲を覆うことで前
記リフレクタに向う照明光束を規制するシェードと、前
記バルブを保持すると共に光軸方向に沿って移動させる
ことにより前記リフレクタに対する光源位置が変化して
前記リフレクタに反射された照明光束の配光状態を切り
替えるバルブ保持部材とを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ヘッドランプやフォグラ
ンプ等の車両用前照灯には、一つのバルブで所謂ロービ
ームとハイビームと称する配光状態を切り替える事がで
きるようにしたものが知られている。
【0003】また、このような配光状態の切換には、一
つのバルブ内に2つのフィラメントを設けてそのフィラ
メントへの通電状態を切り替えてリフレクタの焦点に対
する光源位置の変化より配光状態が切り替えられるもの
と、一つのバルブを光軸方向に沿って移動させることで
リフレクタの焦点に対する光源位置の変化により配光状
態が切り替えられるものとが周知である。
【0004】図7及び図8は、このようなバルブ移動方
式の前照灯の説明図で、図7は所謂ロービームの配光状
態、図8は所謂ハイビームの配光状態を示す。
【0005】全体図を省略する前照灯1は、照明光束を
出射するバルブ2と、バルブ2から出射された照明光束
を反射するリフレクタ3と、バルブ2の所定範囲を覆う
ことでリフレクタ3に向う照明光束を規制するシェード
4と、バルブ2を保持すると共に光軸方向に沿って移動
させてリフレクタの焦点に対する光源位置の変化よりリ
フレクタ3に反射された照明光束の配光状態を切り替え
る移動機構を内装したバルブ保持部材5とを備えてい
る。
【0006】ロービームの配光状態にあるときのバルブ
2は、図8(B)に示すように、発光部2aがリフレク
タ3の焦点から前方に離れた位置にある。この位置でバ
ルブ2から出射された照明光束は、その一部がシェード
4に遮断されることによりリフレクタ2の全反射エリア
(360°)のうち光軸を含む水平位置からややはみ出
した(はみ出し方向は車体左右の設置で異なる)有効反
射エリアθ1を利用して反射され、図示を略するレンズ
を透過し、図8(A)に示すように、光軸を含む水平線
の下方を主とした配光パターンで車体前方を照明する。
【0007】ハイビームの配光状態にあるときのバルブ
2は、図9(B)に示すように、発光部12aがリフレ
クタ3の焦点位置にある。この位置でバルブ2から出射
された照明光束は、その一部がシェード4に遮断される
ことにより有効反射エリアθ1を利用して反射され、図
示を略するレンズを透過し、図9(A)に示すように、
光軸を含む水平線の上方を主とした配光パターンで車体
前方を照明する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用灯具1にあっては、シェード4による
照明光束の規制は所謂ロービームの場合に必要とされ、
所謂ハイビームの場合には必要が無い。
【0009】本発明は、一つのバルブと一つのシェード
を用いたものでありながら、配光状態に応じた照明光束
の有効利用を実現することができる車両用灯具を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の車両用灯具は、照明光束を出射す
るバルブと、該バルブから出射された照明光束を反射す
るリフレクタと、前記バルブの所定範囲を覆うことで前
記リフレクタに向う照明光束を規制するシェードと、前
記バルブを保持すると共に光軸方向に沿って移動させる
ことにより前記リフレクタに対する光源位置が変化して
前記リフレクタに反射された照明光束の配光状態を切り
替える移動機構を有するバルブ保持部材とを備えた車両
用灯具において、前記シェードに形成された窓と、前記
バルブの移動に連動して移動することで前記窓を開閉す
るシャッタとを備え、該シャッタにより前記窓が開放さ
れているときには該窓から前記リフレクタに照明光束の
一部が導かれることを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の車両用灯具は、前記シャ
ッタは前記移動機構に固定されていることを要旨とす
る。
【0012】請求項3に記載の車両用灯具は、前記バル
ブはHIDバルブであり、前記光源の移動位置がダブフ
ィラメント方式のバルブにおける各フィラメントの位置
と略一致していることを要旨とする。
【0013】請求項4に記載の車両用灯具は、前記窓は
前記光源よりも車体下方に配置され、前記バルブと前記
シャッタとが移動して前記窓を開放している際の前記光
源中心は前記窓の照明方向寄りに位置する縁部よりも照
明方向側に位置していることを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の車両用灯具は、前記シャ
ッタによって前記窓を閉成しているときに前記シャッタ
の先端が前記窓からオーバーラップして前記シェードと
重なっていることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用灯具の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1,図2において、全体図を省略する車
両用灯具11は、照明光束を出射するバルブ12と、こ
のバルブ12から出射された照明光束を反射するリフレ
クタ13と、バルブ12の所定範囲を覆うことでリフレ
クタ13に向う照明光束を規制するシェード14と、バ
ルブ12を装着すると共にリフレクタ13に一体または
別体に設けられたバルブホルダー(図示せず)に保持さ
れた駆動部ケース16とを備えている。
【0017】バルブ12には、H4バルブあるいは、H
12バルブ等の規格に対応させたHIDバルブ(ディス
チャージランプ又はキセノンアークランプとも称され
る)が用いられており、本実施例においては、H4バル
ブの規格に対応させたHIDバルブを用いて説明する。
バルブ12は、図3(B),図4(B)に示すように、
発光部12aを内装したガラス管球12bと、先端D1
(図6,図7参照)が発光部12aの一端に接続され且
つ基端がガラス管球12bの基端から突出された電源線
12cと、基端D2(図6,図7参照)が発光部12a
の他端に接続され且つ先端がガラス管球12bの先端か
ら突出された電源線12dと、この電源線12dの先端
に連結されたアース線12eとを備えている。
【0018】リフレクタ13は、光軸Oを中心軸とする
自由曲面または、回転放物面等に形成され、その表面を
反射面としている。また、発光部12aがロービーム位
置(詳細後述)にあるときの光源中心Pから出射された
照明光束により図1(A)の配光パタ−ンB1が得られ
る。発光部12aがハイビーム位置(詳細後述)にある
ときの光源中心Pから出射された照明光束により図2
(A)の配光パタ−ンB2が得られる。
【0019】シェード14は、図5に示すように、バル
ブ12の光軸Oよりも下方に位置する円弧形状等のシェ
ード本体14aと、バルブ12の先端から出射されて図
示を略するレンズに直接向う照明光束を遮断するキャッ
プ14bとを備えている。なお、キャップ14bはバル
ブ12の先端を外部から見えないようにする目隠しの役
割を兼ねている。
【0020】シェード本体14aは、リフレクタ13の
下部側で反射することによって上向きのグレア光となる
照明光束、即ちバルブ12からリフレクタ13の下部側
に向かう照明光束を遮断するためのもので、光軸Oより
もやや下方から上方に向って開放する開口14cと、駆
動部ケース16に固定される爪部14dと、幅方向略全
幅に形成された窓14eとが一体に形成されている。
尚、開口14cの両側のカットラインはその一方(車体
左右の設置位置によって逆になる)が中心位置から下が
っており、これにより、図1(B)及び図2(B)の有
効反射エリアθ1のうち光軸Oを含む水平線から下方に
向かうエリアθ1’が決定(この例では、θ1’=15
°)される。
【0021】駆動部ケース16は、バルブ12側を開放
する略有底円筒形状のホルダー17と、ホルダー17に
形成された開口(図示せず)を覆うチューブ18と、ホ
ルダー17の基部側内部に設けられたソレノイド19
と、ホルダー17の先端側内部に設けられると共にソレ
ノイド19の軸19aに連結されてホルダー17内で光
軸方向に沿って移動可能なスライダ20と、スライダ2
0に固定されたシャッタ21とを備えている。
【0022】ソレノイド19には、軸19aが伸張した
状態と収縮した状態とで往復動させるための電源供給用
の配線コード22〜24が接続されている。この配線コ
ード22〜24はガイドパッキン25によってホルダー
17内と外部との気密性が保持されている。尚、軸19
aはその伸縮した所定位置で停止するもので、この軸1
9aが停止した後には、内部の磁石によりその状態が保
持され、電気を流す必要がない。従って、小電力で且つ
電気を流す時間が短いため、ソレノイド19がホルダー
17内で加熱したりすることはない。また、防水用のチ
ューブ18により防水性が保たれているため、内部のソ
レノイド19が水による悪影響を受けることもない。さ
らに、軸19aの往復量は、図6に示すように、所謂ダ
ブルフィラメント方式のH4バルブのフィラメントF
1,F2の離間距離(規格)に略一致させている。
【0023】詳細には、ロービーム位置にあるときの導
入線12cの先端D1とハイビーム位置にあるときの導
入線12dの基端D2との差が1.7mmとなるように
設定されている。従って、各導入線12c,12dの先
端間が約4.0mm(規格)であることから、全体とし
ての移動量は1.7+4.0=5.7mmである。尚、
ロービーム位置にあるときの導入線12cの先端D1は
フィラメントF1の仮想基端面d1と一致し、ハイビー
ム位置にあるときの導入線12dの基端D2はフィラメ
ントF2の仮想基端面d2と一致している。これによ
り、H4バルブを装着した車両用灯具に対するバルブ1
2(バルブ保持部材16を含む)への交換が可能とな
る。換言すれば、リフレクタ13をバルブ12用とH4
バルブ用とで兼用することができる。
【0024】スライダ20は、軸19aの角度変化を許
容する「遊び」を有し、ソレノイド19の取り付け具合
により、軸19aが必ずしも光軸Oと合致していなくて
も、ソレノイド19の駆動力をスライダ20へ確実に伝
達できるようになっている。従って、ソレノイド19を
駆動させることにより、スライダ20に固定されたバル
ブ12を前後方向(図示左右方向)にスライドさせるこ
とができる。また、スライダ20の先端上部には、バル
ブ12の後方上部にまで延在されたバルブ後方シェード
部20aが一体に形成されている。
【0025】バルブ後方シェード部20aは、バルブ1
2から斜め後方へ発散する光を所定の配光特性で遮光す
るためのものである。尚、バルブ後方シェード部20a
は、ソレノイド19の作動に連動してバルブ12と一体
に移動するため、バルブ12から斜め後方へ発散する光
を常に同じ配光特性で遮光する。
【0026】シャッタ21は、窓14eよりも広い幅を
備え、軸19aが伸張した状態にあるときに窓14eの
上方をスライダ20と協働して覆い、且つ、窓14eか
らの露光を防止するように形成されている。軸19aが
収縮した状態にあるときに窓14eの少なくとも前方寄
りの上方を開放する。
【0027】上記の構成において、ソレノイド19の作
動によって軸19aが伸張したロービームの配光状態に
あるときのバルブ12は、発光部12aがリフレクタ1
3から離れた位置にあると共に、シャッタ21が窓14
eを閉成している。この位置では、図1(B)に示すよ
うに、バルブ12から出射された照明光束は、その一部
がシェード14並びにシャッタ21に遮断されることに
よりリフレクタ12の全反射エリア(360°)のうち
光軸Oを含む水平位置からややはみ出した(はみ出し方
向は車体左右の設置で異なる)有効反射エリアθ1を利
用して反射され、図示を略するレンズを透過し、図1
(A)に示すように、光軸Oを含む水平線の下方を主と
した配光パターンで車体前方を照明する。
【0028】ソレノイド19の作動によって軸19aが
収縮したハイビームの配光状態にあるときのバルブ12
は、発光部12aがリフレクタ13に接近した位置にあ
ると共に、シャッタ21が窓14eを開放している。こ
の位置では、図2(B)に示すように、バルブ12から
出射された照明光束は、その一部がシェード14に遮断
されることにより有効反射エリアθ1を利用して反射さ
れると同時に窓14eを通過することにより第2有効反
射エリアθ2を利用して反射され、図示を略するレンズ
を透過し、図2(A)に示すように、その略全周方向に
跨る配光パターンで車体前方を照明する。
【0029】従って、ハイビームの配光状態でありなが
ら、車体前方の手前側の照明を容易に行うことができ、
照明光束の有効利用を図ることができる。
【0030】また、シャッタ21はスライダ20に固定
されていることから、シャッタ21を移動させるための
固有の移動機構(例えばソレノイドやパルスモータ並び
に制御回路など)を設ける必要が無く、光源位置とシャ
ッタとの相対位置精度が向上し、シャッタの可動よる配
光の乱れの発生が防止され、安価且つ確実にハイビーム
配光状態の有効利用を実現することができる。
【0031】尚、好ましくは、窓14eがバルブ12の
下方に配置されていることは勿論、図7に示すように、
光源中心Pが開放状態にある窓14eの縁部14fより
も前方側に位置していれば、光源中心Pから最も近く光
束量の多いリフレクタ部Wを有効反射面として利用する
ことができる。特にバルブの移動量が狭い設定のもので
は、窓14eを大きく設定出来ないため、光束量の最も
多いリフレクタ部Wを有効反射面とすれば、構造上有利
である。より好ましくは、導入線12cの先端D1の鉛
直線上に窓14eの前方側の縁部14fが位置していれ
ば、導入線12dの基端D2からシャッタ21の先端2
1aに遮られずに窓14eを通過してリフレクタ13の
基部側に致る広い奥行き範囲Wを有効に利用することが
できる。
【0032】また、窓14eを閉成したときのシャッタ
21の先端21aが窓14eよりも照明方向側に位置さ
せてシェード本体14aと重ねることにより露光を確実
に防止することができる。尚、より確実な露光防止のた
めにシェード本体14aからシャッタ21を離間させな
い状態で重ねても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
車両用灯具にあっては、シェードに形成された窓と、バ
ルブの移動に連動して移動することで窓を開閉するシャ
ッタとを備え、シャッタにより窓が開放されているとき
には窓からリフレクタに照明光束の一部が導かれること
により、一つのバルブと一つのシェードを用いたもので
ありながら、配光状態に応じた照明光束の有効利用を実
現することができる。
【0034】請求項2に記載の車両用灯具にあっては、
シャッタは移動機構に固定されていることにより、安価
且つ確実に配光状態の有効利用を実現することができ
る。
【0035】請求項3に記載の車両用灯具にあっては、
前記バルブはHIDバルブであり、前記光源の移動位置
がダブフィラメント方式のバルブにおける各フィラメン
トの位置と略一致していることにより、ダブフィラメン
ト方式のバルブからHIDバルブへの交換並びにこれら
各バルブ用としてのリフレクタの兼用を実現することが
できる。
【0036】請求項4に記載の車両用灯具にあっては、
窓は光源よりも車体下方に配置され、バルブとシャッタ
とが移動して窓を開放している際の光源中心は窓の照明
方向寄りに位置する縁部よりも照明方向側に位置してい
ることにより、リフレクタの基部側の広い範囲をハイビ
ーム用照明光束として利用することができる。
【0037】請求項5に記載の車両用灯具にあっては、
シャッタによって窓を閉成しているときにシャッタの先
端が窓からオーバーラップしてシェードと重なっている
ことにより、シャッタによって窓を閉成しているときの
露光を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用灯具を示
し、(A)はロービーム時の配光パターンの説明図、
(B)はロービーム時のバルブと窓とリフレクタとの関
係を示す説明図である。
【図2】同じく、(A)はハイビーム時の配光パターン
の説明図、(B)はハイビーム時のバルブと窓とリフレ
クタとの関係を示す説明図である。
【図3】同じく、(A)はロービーム時のバルブ周辺構
造の側面図、(B)はロービーム時のバルブ周辺構造の
縦断面図である。
【図4】同じく、(A)はハイビーム時のバルブ周辺構
造の側面図、(B)はハイビーム時のバルブ周辺構造の
縦断面図である。
【図5】同じく、(A)はシェードの側面図、(B)は
シェードの平面図である。
【図6】同じく、光源の移動位置をHIDバルブとダブ
ルフィラメントのH4バルブとで比較するもので、
(A)はHIDバルブのロービームとハイビームにある
ときの光源位置の説明図、(B)はH4バルブの各フィ
ランメント位置の説明図である。
【図7】窓開放状態にあるときの光源と窓とリフレクタ
との相対位置関係を示す説明図である。
【図8】従来の車両用灯具を示し、(A)はロービーム
時の配光パターンの説明図、(B)はロービーム時のバ
ルブと窓とリフレクタとの関係を示す説明図である。
【図9】同じく、(A)はハイビーム時の配光パターン
の説明図、(B)はハイビーム時のバルブと窓とリフレ
クタとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
11…車両用灯具 12…バルブ 14…シェード 14e…窓 19…ソレノイド(移動機構) 20…スライダ(移動機構) 21…シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K042 AA08 BB01 BD05 BE05 CB05 CB20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光束を出射するバルブと、該バルブ
    の光源から出射された照明光束を反射するリフレクタ
    と、前記バルブの所定範囲を覆うことで前記リフレクタ
    に向う照明光束を規制するシェードと、前記バルブを保
    持すると共に光軸方向に沿って移動させることにより前
    記リフレクタに対する前記光源の位置が変化して前記リ
    フレクタに反射された照明光束の配光状態を切り替える
    移動機構を有するバルブ保持部材とを備えた車両用灯具
    において、 前記シェードに形成された窓と、前記バルブの移動に連
    動して移動することで前記窓を開閉するシャッタとを備
    え、該シャッタにより前記窓が開放されているときには
    該窓から前記リフレクタに照明光束の一部が導かれるこ
    とを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記シャッタは前記移動機構に固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記バルブはHIDバルブであり、前記
    光源の移動位置がダブフィラメント方式のバルブにおけ
    る各フィラメントの位置と略一致していることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記窓は前記光源よりも車体下方に配置
    され、前記バルブと前記シャッタとが移動して前記窓を
    開放している際の前記光源中心は前記窓の照明方向寄り
    に位置する縁部よりも照明方向側に位置していることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の
    車両用灯具。
  5. 【請求項5】 前記シャッタによって前記窓を閉成して
    いるときに前記シャッタの先端が前記窓からオーバーラ
    ップして前記シェードと重なっていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の車両用灯
    具。
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