JP2002304508A - 需要予測販促方法およびシステム - Google Patents

需要予測販促方法およびシステム

Info

Publication number
JP2002304508A
JP2002304508A JP2001108086A JP2001108086A JP2002304508A JP 2002304508 A JP2002304508 A JP 2002304508A JP 2001108086 A JP2001108086 A JP 2001108086A JP 2001108086 A JP2001108086 A JP 2001108086A JP 2002304508 A JP2002304508 A JP 2002304508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
product
data
media
merchandise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001108086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Wakao
和広 若尾
Junya Makino
純也 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001108086A priority Critical patent/JP2002304508A/ja
Publication of JP2002304508A publication Critical patent/JP2002304508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】POSデータに基づいた売上予測と売れ筋商品
分析に従って効果的な販促メディア制作を行う方法およ
びシステムを提供することを課題とする。 【解決手段】過去の売上実績データと前週のPOSデー
タから自己回帰予測により商品分類毎の次週の売上数値
を予測し、次週の販売促進メディアに掲載する商品分野
毎の掲載商品数を決定する第1工程、前週までの数週間
のPOSデータから商品分野毎の売れ筋商品を分析し販
促メディアへの掲載商品を決定する第2工程、第1工程
と第2工程の結果に基づいて、商品IDをキーに商品ス
ペック情報を蓄積記録したメディア制作用データベース
30を参照して次週の販促メディアの体裁を編集レイア
ウトする第3の工程から構成される需要予測に基づき販
促メディアを自動制作する需要予測販促方法により上記
課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POSデータより
今後の売上と、現時点の売れ筋商品を分析して、その結
果をチラシ等の販促用メディアの制作に活用する需要予
測販促方法および需要予測販促システムに関する。
【0002】
【従来技術】小売り業の販売促進メディアとして代表的
なものとして新聞折込みチラシがある。チラシに掲載す
る商品の選択は小売業者の管理者や店舗の店長の勘と経
験により決定されることが多い。
【0003】現在のチラシ制作は、コストや納期の関係
で、個々の店舗に最適なチラシ作りが行われないことが
多い。また、商品選択や価格設定に基準がないことが多
く、掲載する商品の選択は小売業者の管理者や店舗の店
長の勘と経験により決定されることが多いため、例え
ば、冷暖房器具の需要が伸びる時期に、それらの製品の
掲載スペースが足りなかったり、また、もはや売れ筋で
なくなった商品を掲載するなど、潜在顧客の需要にあっ
たタイミングの良いチラシを作成配布することができず
潜在顧客の獲得をみすみす失敗するということがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を考慮してなされたものであり、POSデータに基
づいた売上予測と売れ筋商品分析に従って、効果的に、
チラシをはじめとする販促メディア制作を行う方法およ
びシステムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、需要予測結果に基づいてチラシ等の販促メデ
ィアの体裁をデザインする需要予測販促方法であって、
その第1の態様は、過去の蓄積された商品分類毎の売上
実績データと前週のPOSデータから商品分類毎の次週
の売上を予測し、次週の販売促進メディアに掲載する商
品分野毎の掲載スペースまたは掲載商品数を決定する第
1工程、前週まで数週間の週毎のPOSデータから商品
分類毎の売れ筋商品を分析し販促メディアへの掲載商品
順位を決定する第2工程、第1工程と第2工程の結果に
基づいて、商品IDをキーに商品スペック情報を蓄積記
録したメディア制作用データベースから必要なデータを
抽出して次週の販促メディアの体裁を編集レイアウトす
る第3の工程から構成される需要予測販促方法である。
【0006】商品分類とは、パソコン、ビデオ、デジタ
ルカメラなどで表現される商品のカテゴリーのことであ
る。また販促メディアの体裁デザインとは、各商品分類
毎に販促メディア上でどれくらいの掲載スペースを割当
てるのか、その割当てられたスペースにどの商品を掲載
するのかを基本に実際の組み体裁を決めることである。
本発明の方法によれば、第1工程の結果、商品分類毎の
売上予測に応じた当該商品分野の掲載スペースすなわち
掲載コマ数が決定され、第2工程により売れ筋商品の順
に掲載優先順位が決定されることになる。第3工程は、
販促メディアのレイアウトフォーマットを固定しておけ
ば、コンピュータに自動化させることができる。したが
ってこの第1の発明によれば、効果的な販促メディア制
作を低コストで行うことが可能となる。
【0007】第1の発明の方法の好ましい態様は、前記
第1工程において売上予測方法として、過去の売上実績
データから求めた季節変動自己回帰過程モデルに従って
次週の売上を推定する方法を採用するものである。季節
変動を考慮するため、上記予測モデルを得るためには、
最低過去1年間の商品分類毎の売上実績データが必要で
ある。
【0008】小売業の需要予測、株価予測など社会現象
の時系列データを扱う手法として、対象とする時系列デ
ータ(売上や株価)が自己回帰過程に従うと仮定してモ
デルを構築し、そのモデルによって将来の変動を予測す
る手法が知られている。また、売上予測を行う対象とな
る小売業等では、1年の生活経済サイクルの影響が大き
いと推定できる。したがって本発明の方法では、季節変
動自己回帰過程モデルに従って次週の売上を推定する方
法を採用して、精度の高い予測を行う。
【0009】また、上記課題を解決する第2の発明は、
POSデータに基づく需要予測により販促メディアの制
作を行う需要予測販促システムであって、その第1の態
様は、過去の蓄積された売上実績データと前週までの数
週間の週毎のPOSデータから商品分類毎の次週の売上
数値を予測し、さらに、各商品分類毎の現時点の売れ筋
商品を分析して、次回の販促メディアへの商品分類毎の
掲載商品順位を決定する需要予測エンジンと、商品ID
をキーとした商品スペック情報、商品画像データ、およ
び、販促メディアのテンプレートレイアウトデータ等を
蓄積管理するメディア制作用データベースと、前記需要
予測エンジンの予測分析結果から前記メディア制作用デ
ータベースを参照して必要な商品スペックデータを読み
出し、前記テンプレートレイアウトデータに基づいて販
促メディアのレイアウト編集を自動的に行うDTPサー
バーと、を備えて、POSデータに基づく売上予測によ
り販促メディア上の掲載スペースまたは掲載商品数を商
品分類毎に決定し、割当てられた掲載スペースまたは掲
載商品数を各商品分類の掲載商品順位に従って埋めてゆ
くことで次週の販促メディアの仮組みを自動的に行う事
を特徴とする需要予測販促システムである。
【0010】第2の発明によれば、前記需要予測エンジ
ンが第1の発明の方法の第1工程と第2工程を実行し、
前記DTPサーバーが第1の発明の方法の第3工程を実
行するので、第1の発明の方法同様の効果を奏すること
ができる。
【0011】第2の発明のより好ましい態様は、前記需
要予測エンジンは、過去の売上実績データから求めた季
節変動自己回帰過程モデルに従って商品分類毎の次週の
売上数値を予測する売上予測手段と、商品分類内での現
在の売上シェアの大きい商品と商品分類内での売上シェ
アの伸びが大きい商品を抽出する売れ筋商品分析手段を
備えた需要予測販促システムである。
【0012】前記売上予測手段は、季節変動自己回帰過
程モデルに従って次週の売上を推定計算するため1年の
生活経済サイクルの影響を考慮した予測を行うことがで
きる。また、前記売れ筋商品分析手段は、現在売上シェ
アの大きい商品だけでなく、売上シェアの伸びが大きい
勢いのある商品も売れ筋として抽出することができ、効
果的な販促メディアを制作することができるという効果
を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の方法の詳細とそれ
を用いた一実施形態としての需要予測販促システム1を
図面を用いながら説明してゆく。図1は需要予測販促シ
ステム1(以下システム1)の全体構成を表した図であ
る。ここでシステム1は小売りを中心とした流通業者で
ある業者Aのためのシステムということにして説明す
る。また販促メディアとしては毎週制作される新聞折込
みチラシを対象とする場合を説明する。10は需要予測
サーバーである。過去の商品分類毎の売上実績データと
最近数週間のPOSデータを蓄積記録した売上実績デー
タベース40を参照して需要予測を行う需要予測エンジ
ン11を備える。2はゲートウエイサーバーである。業
者Aのシステム本部から毎日の全店舗のPOSデータが
専用線等の通信路を経由して届けられる。ゲートウエイ
サーバー2はこれらのPOSデータを受付けて、需要予
測サーバー10に渡す。20は販促メディア制作の中心
となるDTPサーバーである。需要予測エンジン11の
予測分析結果を受取り、次の回の販促メディアすなわち
チラシの制作を進める。メディア制作データベース30
はチラシ制作に必要な商品スペックデータおよび商品画
像データ等を蓄積管理するデータベースである。5はD
TPクライアントである。コンピュータにDTP編集ソ
フト等を搭載したものである。オペレータはDTPクラ
イアント5にてDTPサーバー20が作成したDTPデ
ータを呼出しチラシ制作の作成、直し、仕上げを行う。
6は出力機である。DTPデータからチラシを印刷する
ための原版フィルムまたは印刷版を出力する。7はWW
Wサーバーである。インターネット9により販促メディ
アを発信する場合は、完成したWeb頁をここから配信
する。8はLANケーブルである。需要予測サーバー1
0、DTPサーバー20、DTPクライアント5、出力
機6はLANを構成している。
【0014】図5はチラシのテンプレートパターンの例
である。販促メディアとしての新聞折込みチラシは、業
者ごとに一定のフォーマットがある。図5はそのような
フォーマットの典型的なものを示している。この例の場
合、チラシを構成する要素としては、「バナー部分」販
促テーマを告知する見出し的なパート、「見せ筋商品」
新商品や集客目的の激安商品等を配置する価格イメージ
を作りあげるパート、「平場商品」その週にに売れるジ
ャンルをメインに過去のデータに基づいて売れ筋商品を
紹介するパート、「店舗情報」店舗のサービス・情報を
告知するパート、等をあげることができる。「見せ筋商
品」「平場商品」の面積または掲載商品コマ数は、標準
の値が決まっていることが多い。本発明の方法の第3工
程でDTPサーバー20が自動レイアウトするのは、平
場商品のパートである。対象業者のチラシのフォーマッ
トパターンはテンプレートレイアウトファイルとしてメ
ディア制作用データベース30に登録しておく。また平
場商品パートの掲載商品コマ数が幾つであるかは、事前
に調べておいて、需要予測エンジン11とDTPサーバ
ー20に設定しておく。
【0015】図2は本発明の需要予測販促方法の全体の
流れを説明するブロック図である。まず、第1工程にお
いて、入力されたPOSデータを売上予測モデルに入力
して分析して、商品分類毎の次週(次回)の売上予測を
行う。ここで商品分類とは、パソコン、ラジカセ、テレ
ビ受信機等で表現できる商品のカテゴリーを意味する。
販促メディアの掲載商品枠数は固定されているので、こ
の予測結果から、商品分類毎の次週(次回)の掲載枠数
が決定される。第2工程では、商品分類別に当該分類内
での商品別売上シェア等を分析し、各商品の売上実績の
推移も考慮して商品単位での売れ筋順位付けを行う。そ
して第1工程で決められた掲載商品枠数の売れ筋順位上
位商品を販促メディアへの掲載商品と決定する。第3工
程では、第1、第2工程の結果に基づいて、掲載商品の
商品IDからメディア制作用データベース30を検索し
て、商品スペックデータ、商品画像データなどを抽出
し、販促メディアのテンプレートデータにしたがって自
動編集する。この結果、販促メディアがチラシである場
合には、POSデータの分析による需要予測に基づい次
週(次回)のチラシの仮組みデータが得られる。
【0016】販促メディアがチラシの場合の、第1工程
分析結果例を示したのが図3である。図3では全掲載商
品点数16が、パソコン6コマ、冷蔵庫2コマ、エアコ
ン3コマ、テレビ5コマとして割当てられた場合であ
る。各商品分類の割当てコマ数は前週(前回)の割当て
コマ数と多少変動している可能性があるが、これは、次
週(次回)の売上予測から決められるからである。
【0017】図4は、第3工程のチラシ自動レイアウト
処理の様子を説明する図である。売れ筋順位の高い商品
から当該商品分野の配置スペースに配置されてゆく。
【0018】本発明の方法の第1工程、第2工程は、需
要予測サーバー10に備えられた需要予測エンジン11
の働きにより実行される。図7は需要予測サーバー10
の構成を示した図である。需要予測エンジン11に備え
られた売上予測手段、売れ筋商品分析手段がそれぞれ第
1工程の処理、第2工程の処理を行う。実際には、これ
らの手段はソフトウエアプログラムとして準備して需要
予測サーバー10にインストールしておけばよい。ま
た、需要予測サーバー10には、売上げ実績データベー
ス40を管理する売上げ実績データベース管理手段12
が備えられている。
【0019】図8は売上げ実績データベース40のデー
タ構造を示す図である。売上げ実績データベース40に
は売上げ実績データレコードとPOSデータレコードの
2種類のレコードを管理する。後者は、日々のPOSデ
ータそのものである。1日の売上げ実績を商品ID毎に
記録したデータレコードである。前者は、POSデータ
レコードを元に、1日の商品分類毎の売上げデータにま
とめたデータレコードである。商品ID毎の売上げ実績
データは、売れ筋商品を分析するために必要であるが、
後述するように、最近数週間以前の商品ID毎のデータ
は必要ないので、ある時期に、よりデータ量の少ない売
上げ実績データレコードの形にして保管する。売上げ実
績データベース管理手段12は、そのようなデータレコ
ードの変換と新規登録削除、需要予測エンジン11から
のリクエストにより実際にデータレコードを読み書きす
る処理を行う。
【0020】次週の売上予測値は、次のように求める。
予測する週を(今年の)第T週、前年の第T週の売上実
績をS前年(T)、とした時、今年の第T週の売上予測
値Y(T)は、数1の式に従うと考えて、係数aを、数
2で得られるaの2次関数F(a)を最小にするaとし
て定める。ただしS今年(T−j)は、j週前の1週間
の今年の売上実績である。Nは適当に選んだ数であり、
典型的なものはN=4である。このY(T)を商品分類
毎に求めればよい。尚、S前年(T)の値は、今年の第
T週の開始日付に対して、前年の同日付の日以降連続7
日間の売上げ実績データレコードの当該商品分類の売上
げの和をとったものである。
【数1】Y(T)=a×S前年(T)
【数2】F(a)=ΣN j=1(a×S前年(T−j)−S
今年(T−j))2
【0021】数1、数2による売上予測は、売り上げ実
績値以外の変数(気温や景気指数等)を使わずに予測を
行うものであり、1階の季節変動自己回帰過程の特別な
場合のモデルに従った予測ということができる。Nを適
当に選択することにより、前年売上実績の偶発的な変動
を抑えつつ季節変動による売上への影響を考慮した精度
のよい予測を行うことができる。
【0022】第2工程では商品分類毎に売れ筋商品順位
を求める。これは次のように行う。まず、前回(前週)
のPOSデータから各商品の商品分類内での売上シェア
を求める。この値の大きさに応じてシェア得点を適当に
設定する。次に、同一商品について前々回の商品分類内
での売上シェアからの伸び率を求め、売上シェアの伸び
率の大きさに応じて伸び率得点を適当に設定する。シェ
ア得点と伸び率得点を一定の重み付けで合計した値によ
ってその商品分類内のその商品の売れ筋指数を決定す
る。この売れ筋指数の大きさによって売れ筋商品順位を
決めればよい。第1工程で決定されたその商品分類の掲
載コマ数までの売れ筋商品順位の商品が販促メディアに
掲載されることになる。したがって本発明の方法により
作成されたチラシでは、その商品分類での現在時点の売
上シェアが大きい売れ筋商品だけでなく、売上シェアの
伸びが方が大きい勢いのある商品も優先的に掲載される
ことになる。尚、第1工程の売上予測を行うための過去
のデータは、週毎の商品分類毎の売上実績データであ
り、商品毎のデータである必要はない。しかし、第2工
程の売れ筋商品分析を行うためには、ここで述べたよう
に、前々週と前週の商品毎の売上実績データ(POSデ
ータ)が最低限必要である。
【0023】DTPサーバー20には、テンプレートレ
イアウトファイル上の1区画毎に商品スペックを自動流
し込む処理を行う配置手段と、商品IDをキーとして商
品スペックマスターから得られたスペックテキストを予
め決められた組み体裁でテンプレートレイアウトファイ
ル上の1区画に配置させるために前記配置手段が参照す
る必要な情報を記録した文字組み体裁データが備えられ
ている。
【0024】図6は、メディア制作用データベース30
の主要部分である商品スペックマスターの1レコードの
内容を説明する図である。このように商品スペックマス
ターの1レコードは、1つの商品について、商品ID番
号、商品のスペックテキスト、その他の属性項目値(属
性項目テキスト)、チラシ用画像データファイルのパ
ス、Web画像データファイルのパスなどの項目データ
を含んでいる。メディア制作用データベース30には、
この他に、画像データファイル、テンプレートレイアウ
トファイル等が含まれる。
【0025】DTPサーバー20に備えられた配置手段
が、テンプレートレイアウトファイル上の1区画毎に、
決められた商品IDのスペックテキストおよび商品画像
データを、文字組み体裁データに指定された体裁で自動
的に配置してゆく処理は、公知の技術であり、例えば、
特開2000−29875号に開示された構成のシステ
ムで実現することができる。
【0026】特開2000−29875号には、商品に
関する文字データを文字組み体裁情報とともに保持する
文字データベースと、商品に関する画像データを保持す
る画像データベースと、商品に関する文字組み体裁を保
持する文字組体裁データベースと、オペレータがレイア
ウトドキュメントを指定すると前記文字組体裁情報によ
り、文字組体裁を選択し選択された文字組み体裁に従っ
て前記文字データと前記画像データを流し込み配置する
配置手段とを具備するページレイアウトシステムが開示
されている。この配置手段は、DTPサーバー20に備
える配置手段と同じである。したがって、第2工程まで
に決定された掲載商品のスペックテキストを、テンプレ
ートレイアウトファイル上の配列位置順に、商品スペッ
クマスターを参照して抽出してタブテキストファイルを
作成し、これを文字データとして前記配置手段に処理さ
せれば、平場パートについて自動的にレイアウト編集を
行うことができ、仮組みのDTPデータを得ることがで
きる。
【0027】実際の運用では、仮組みのDTPデータを
PDF(Portable Document Format)ファイルにしたも
のか、カラープリンタに出力したプルーフとともに掲載
商品の価格リストデータファイルを作成して業者Aに提
出する。業者Aの責任者、担当者がチェックして訂正指
示が入ったPDFまたは校了紙と、価格を訂正した価格
リストデータファイルを受取り、価格だけを適当な方法
により訂正された価格リストデータにしたがって仮組み
のDTPデータに自動流し込みして、または手動で売価
を入力し、売価をフィックスし、そのデータをDTPク
ライアント上でオペレータが訂正指示に従って手直しす
ることにより最終的なチラシデータが作成される。
【0028】以上、販促メディアとして新聞折込みチラ
シを想定した場合を説明した。販促メディアとしては今
後は、インターネット告知用のWWWサーバー7を立て
てWeb頁により顧客に告知することも考えられる。そ
のような場合は、チラシ編集制作用の配置手段とは別
に、Web頁用の配置手段をDTPサーバー20に備
え、また販促Web頁用のテンプレートレイアウトファ
イルを用意し、このWeb頁用の配置手段がメディア制
作用データベース30に記録された販促Web頁用のテ
ンプレートレイアウトファイルに基づいて、自動的にレ
イアウト編集するように構成すれば良い。あるいは、よ
り簡単なやり方としては、チラシ用に完成したDTPデ
ータをPDFに変換して、これを顧客が顧客の扱うパソ
コン等のブラウザから閲覧できるように、告知用のWW
Wサーバー7にPDFファイルを置いておく方法も可能
である。
【0029】また、需要予測販促システム1では、売上
予測を週単位で行う場合を説明したが、業者の必要によ
って、隔週単位、月単位または日単位で予測するような
システムを構成することは当然可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく述べたように、本発明の需要
予測販促方法また需要予測販促システム1によれば、過
去の売上実績データに基づいて、次週の売上を商品分類
毎に予測し、その結果に基づいて、商品分類毎の販促メ
ディアの掲載スペースまたは掲載商品数を決定するの
で、潜在顧客の需要に合致した効果的な販促メディアを
準備することが可能であり、さらに、売れ筋商品を現時
点での売上げシェアだけでなく売上げシェアの伸び率に
よっても販促メディアへの掲載優先順位を決定するの
で、既に勢いのなくなった商品を除外し売れ筋商品だけ
を掲載して、潜在顧客の需要に合致した効果的な販促メ
ディアを制作できるという顕著な効果を奏することがで
きる。また売上予測モデルとして季節変動自己回帰過程
モデルを採用しているので、過去の商品分類毎の売上デ
ータだけから、1年の生活経済サイクルの影響を考慮し
た正確な需要予測を得ることができるという顕著な効果
を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である需要予測販促システ
ム1の全体構成図。
【図2】本発明の方法の処理の流れを説明するブロック
図である。
【図3】第1工程で得られる結果例である。
【図4】第3工程における自動レイアウト処理説明図で
ある。
【図5】典型的なチラシのテンプレートを説明する図で
ある。
【図6】商品スペックマスターの1レコードの内容を説
明する図である。
【図7】需要予測サーバー10の概略構成図である。
【図8】売上げ実績データベース40のデータ構造を説
明する図である。
【符号の説明】
1 需要予測販促システム 2 ゲートウエイサーバー 5 DTPクライアント 6 出力機 7 インターネット告知用WWWサーバー 8 LANケーブル線 9 インターネット 10 需要予測サーバー 11 需要予測エンジン 12 売上げ実績データベース管理手段 20 DTPサーバー 30 メディア制作用データベース 40 売上げ実績データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 CD02 EA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過去の蓄積された売上実績データと前週
    のPOSデータから商品分類毎の次週の売上を予測し、
    次週の販売促進メディアに掲載する商品分野毎の掲載ス
    ペースまたは掲載商品数を決定する第1工程、前週まで
    数週間の週毎のPOSデータから商品分類毎の売れ筋商
    品を分析し販促メディアへの掲載商品順位を決定する第
    2工程、第1工程と第2工程の結果に基づいて、商品I
    Dをキーに商品スペック情報を蓄積記録したメディア制
    作用データベースから必要なデータを抽出して次週の販
    促メディアの体裁を編集レイアウトする第3の工程から
    構成される需要予測に基づいた販促メディアを制作する
    需要予測販促方法。
  2. 【請求項2】 前記第1工程は、過去の各商品分類の売
    上実績データから求めた季節変動自己回帰過程モデルに
    従って次週の売上を予測するものである請求項1に記載
    の需要予測販促方法。
  3. 【請求項3】 過去の蓄積された売上実績データと前週
    までの数週間の週毎のPOSデータから商品分類毎の次
    週の売上を予測し、さらに、各商品分類の現時点の売れ
    筋商品を分析して、次回の販促メディアへの商品分類毎
    の掲載商品順位を決定する需要予測エンジンと、商品I
    Dをキーとした商品スペック情報、商品画像データ、お
    よび、販促メディアのテンプレートレイアウトデータ等
    を蓄積管理するメディア制作用データベースと、前記需
    要予測エンジンの予測分析結果から前記メディア制作用
    データベースを参照して必要な商品スペックデータを読
    み出し、前記テンプレートレイアウトデータに基づいて
    レイアウト編集を自動的に行うDTPサーバーと、を備
    えて、POSデータに基づく売上予測により販促メディ
    ア上の掲載スペースまたは掲載商品数を商品分類毎に決
    定し、割当てられた掲載スペースまたは掲載商品数を各
    商品分類の掲載商品順位に従って埋めてゆくことで次週
    の販促メディアの編集レイアウトを自動的に行う事を特
    徴とする需要予測販促システム。
  4. 【請求項4】 前記需要予測エンジンは、過去の売上実
    績データから求めた季節変動自己回帰過程モデルに従っ
    て商品分類毎の次週の売上を予測する売上予測手段と、
    商品分類内での現在の売上シェアの大きい商品と売上シ
    ェアの伸びが大きい商品を抽出する売れ筋商品分析手段
    を備えたものである請求項3に記載の需要予測販促シス
    テム。
JP2001108086A 2001-04-06 2001-04-06 需要予測販促方法およびシステム Pending JP2002304508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108086A JP2002304508A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 需要予測販促方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108086A JP2002304508A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 需要予測販促方法およびシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002304508A true JP2002304508A (ja) 2002-10-18

Family

ID=18960288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001108086A Pending JP2002304508A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 需要予測販促方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002304508A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502483A (ja) * 2003-05-22 2007-02-08 パーシング インヴェストメンツ,エルエルシー 顧客収益予測方法およびシステム
JP2007316708A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Toppan Printing Co Ltd チラシ/カタログ制作支援装置、方法、及びプログラム
JP2011027797A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Nasio Corp 広告作成方法及び広告作成システム
WO2013046764A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP2015528170A (ja) * 2012-10-29 2015-09-24 ベイジン ジンドン センチュリー トレーディング シーオー.,エルティーディー.Beijing Jingdong Century Trading Co., Ltd. 祭日用売れ筋商品を決定するための方法及びデバイス
JP2016012223A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 東芝テック株式会社 需要予測装置およびプログラム
JP2017045122A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 シャープ株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供サーバ、及び、コンテンツ提供方法
WO2024119865A1 (zh) * 2022-12-06 2024-06-13 北京京东尚科信息技术有限公司 预测信息生成方法、装置、设备、介质和程序产品

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04107798A (ja) * 1990-08-29 1992-04-09 Nec Corp 日別商品チラシ広告レイアウト方式
JPH1083484A (ja) * 1996-05-20 1998-03-31 Toko:Kk 小売業の販売促進方法およびシステム
JPH10247199A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Toppan Printing Co Ltd データベース編集処理装置
JPH11110571A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Toppan Printing Co Ltd カタログ・チラシ制作支援装置及び方法及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2000020606A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Kenichi Uchida 流通業における店頭情報配信システムおよび店頭情報配信装置
JP2000076361A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Toshiba Tec Corp 時系列グラフ表示装置
JP2000289282A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウト生成装置、自動レイアウト生成方法、および記録媒体
JP2001056811A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウト生成装置、自動レイアウト生成方法、および記録媒体
JP2002142092A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウトシステムおよび記録媒体

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04107798A (ja) * 1990-08-29 1992-04-09 Nec Corp 日別商品チラシ広告レイアウト方式
JPH1083484A (ja) * 1996-05-20 1998-03-31 Toko:Kk 小売業の販売促進方法およびシステム
JPH10247199A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Toppan Printing Co Ltd データベース編集処理装置
JPH11110571A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Toppan Printing Co Ltd カタログ・チラシ制作支援装置及び方法及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2000020606A (ja) * 1998-06-26 2000-01-21 Kenichi Uchida 流通業における店頭情報配信システムおよび店頭情報配信装置
JP2000076361A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Toshiba Tec Corp 時系列グラフ表示装置
JP2000289282A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウト生成装置、自動レイアウト生成方法、および記録媒体
JP2001056811A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウト生成装置、自動レイアウト生成方法、および記録媒体
JP2002142092A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 自動レイアウトシステムおよび記録媒体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502483A (ja) * 2003-05-22 2007-02-08 パーシング インヴェストメンツ,エルエルシー 顧客収益予測方法およびシステム
JP2007316708A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Toppan Printing Co Ltd チラシ/カタログ制作支援装置、方法、及びプログラム
JP2011027797A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Nasio Corp 広告作成方法及び広告作成システム
WO2013046764A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP2013077109A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Rakuten Inc 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
JP2015528170A (ja) * 2012-10-29 2015-09-24 ベイジン ジンドン センチュリー トレーディング シーオー.,エルティーディー.Beijing Jingdong Century Trading Co., Ltd. 祭日用売れ筋商品を決定するための方法及びデバイス
JP2016012223A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 東芝テック株式会社 需要予測装置およびプログラム
JP2017045122A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 シャープ株式会社 コンテンツ提供システム、コンテンツ提供サーバ、及び、コンテンツ提供方法
WO2024119865A1 (zh) * 2022-12-06 2024-06-13 北京京东尚科信息技术有限公司 预测信息生成方法、装置、设备、介质和程序产品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102141139B1 (ko) 전자상거래 업무 통합 자동화 시스템
US7774715B1 (en) System and method for computer-created advertisements
US6968500B2 (en) Automatic forms handling system
US8285590B2 (en) Systems and methods for computer-created advertisements
AU758954B2 (en) Placing advertisements in publications
US20020077930A1 (en) Contextual merchandising system for an electronic network
US7665105B2 (en) System and method for computer-created advertisements
JP2002083200A (ja) 特典情報発行システム、広告情報発行システム、ディジタルコンテンツ配信システム及び記憶媒体
JPH0668065A (ja) 商品の需要予測装置
US6782397B2 (en) Readable information production system and digital content delivery system
JP2002304508A (ja) 需要予測販促方法およびシステム
JP2000003389A (ja) 活動原価算出システム
US8190460B1 (en) Advertisement sales and management system
WO2000054192A1 (en) An advertisement sales and management system
JP6632046B1 (ja) 広告効果測定システム及びプログラム
KR20050004146A (ko) 온라인기반에서의 지역단위 광고책자 제작 및 광고서비스제공 시스템 및 방법
JP2000057209A (ja) 売上げ情報処理システム
JP4181330B2 (ja) 要約作成プログラム及びシステム並びにコンピュータによる要約作成方法
JPH09150495A (ja) 印刷工程自動管理システム
JP2023072658A (ja) 商品情報管理装置、商品情報管理方法、プログラム
KR20240104526A (ko) 스마트 전단 생성 방법
JP2003242322A (ja) プロジェクト設計・管理支援システム
JP2001290933A (ja) 販売促進用広告物の作成方法
JP3634788B2 (ja) 自動販売機の管理方法、自動販売機の管理プログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および自動販売機の管理装置
AU2002100238A4 (en) A method of scheduling advertising

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019