JP2002303494A - 蒸発器およびこれを用いたループ型ヒートパイプ - Google Patents
蒸発器およびこれを用いたループ型ヒートパイプInfo
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Abstract
の有無、熱流束の大小に拠らず、熱輸送能力を増大する
ことができる蒸発器およびこれを用いたループ型ヒート
パイプを得る。 【解決手段】 蒸発器1は、内面壁に溝山20を有する
容器3と、溝山20に密着するように設けられたウイッ
ク21と、ウイック21と容器3の溝山20との隙間に
形成された蒸気流路4と、ウイック21に囲まれて液相
の作動流体をためる液ため5と、液ため5と蒸気流路4
間をシールするために設けたウイックシール体25とか
ら構成される。蒸気管6は気相の作動流体10を矢印の
方向に凝縮器7へ導き、液管8は液相の作動流体13を
矢印の方向に蒸発器1へ還流させる。ウイック21は、
線径が0.1〜1μmのウイスカ状繊維22と、このウ
イスカ状繊維22同志を結合する結合部材23から構成
されるウイスカ状繊維強化複合材からなり、多孔質材が
使用されている。
Description
・家庭用の熱輸送装置として用いられる蒸発器およびこ
れを用いたループ型ヒートパイプに関するものである。
号公報に記載されている従来のループ型ヒートパイプの
構成を示す説明図である。図12は図11の蒸発器を径
方向に破断して示す断面図である。図11,図12にお
いて、蒸発器1は、内面壁に溝山20を有する容器3
と、溝山20に密着するように設けられたウイック2
と、ウイック2と容器3の溝山20との隙間に形成され
た蒸気流路4と、ウイック2に囲まれて液相の作動流体
をためる液ため5とから構成される。蒸気管6は気相の
作動流体10を矢印の方向に凝縮器7へ導き、液管8は
液相の作動流体13を矢印の方向に蒸発器1へ還流させ
る。ウイック2には、全体に亘って気孔径10〜12μ
mの一様な気孔を有するポリエチレンサーモプラスチッ
クが使用されている。
銅、ステンレス、モリブデン、タングステン、ニッケル
などからなる金属紛燒結体や2酸化ケイ素50%、アル
ミナ50%からなるフェルト状のセラミックウイックな
どが用いられている。
て、図13には米国特許USP4883116号公報に
記載されている蒸発器の断面図を示している。図13に
おいて、蒸気流路4および溝山20がウイック2中に形
成されている。ウイック2には、繊維状で線径が大きな
2酸化ケイ素78%、アルミナ22%からなり、気孔径
5μm以下で等方的な気孔を有するフェルト状のセラミ
ックウイックが使用されている。
ートパイプの動作原理について説明する。矢印9で示さ
れたように蒸発器1に印加された熱は、容器3に伝えら
れてウィック2と容器3の溝山20との接触部14にお
いて液相の作動流体を蒸発させる。気相の作動流体10
は蒸気流路4を経由して、蒸気管6内を矢印の方向に流
れ、凝縮器7に流れ込む。凝縮器7に流入した気相の作
動流体10は、熱が矢印12で示されたように凝縮器7
から流出することにより、冷却されて凝縮し、液相の作
動流体13が液管8内を矢印の方向に流れる。
向に流れ、蒸発器1に還流する。蒸発器1に戻った作動
流体は、液ため5の底部にたまり、液ため5中の液相の
作動流体15となる。液ため5中の底部にたまった液相
の作動流体15は、ウィック2の毛細管力により、矢印
16で示されたようにウィック2中を周方向に流れ、ウ
ィック2と容器3の溝山20との接触部14に運ばれ
て、蒸発器1が吸収した熱によって気化して、再び気相
の作動流体10が蒸気管6内を矢印の方向に流れる。
ープ型ヒートパイプでは、蒸気流路4中の圧力が最も高
くなり、液ため5の圧力が最も低くなる。蒸気流路4と
液ため5の間には液体循環の駆動力となるウイック2に
よる毛管圧力差ΔPcが発生する。この毛管圧力差ΔP
cはウイックの気孔径Rpと作動流体の表面張力σを用
いて次式で表される。 ΔPc=2σ/ Rp ・・・・(1) 式(1)が示すように、ウイック2の気孔径Rpが小さ
いほど大きな毛管圧力差ΔPcを得ることができる。従
来例では、気孔径Rpが10〜12μmと大きな気孔径
のものが使用されているため、毛管圧力差ΔPcが小さ
くなり、その結果熱輸送能力も小さくなるという問題点
があった。
78%,アルミナ22%からなるフェルト状のセラミッ
クウイックは前記2酸化ケイ素とアルミナ表面を加熱融
合して気孔を形成するが、繊維の径が大きいため大きな
気孔となることから圧縮して気孔を小さくしており、気
孔径が5μm以下であっても孔の数が少なく、透過率が
小さいために流体が通るときの圧力損失が大きく、その
結果熱輸送量が小さくなるという問題点があった。
を使用した場合には熱伝導率が大きいため、容器3から
ウイック2を介して液ため5へ伝導された熱が、液ため
5中の液相の作動流体15を加熱して蒸発させ、気相の
作動流体を液ため5内に発生させ液ため5内の圧力を徐
々に上昇させる。液ため5内の圧力の上昇は、液相また
は気相の作動流体の循環を妨げ、ひいてはループ型ヒー
トパイプの機能を停止させるという問題点があった。
を使用した場合には密度が大きいため、ウイックが重く
なるという問題点があった。
としてアンモニアを使用する場合、銅とアンモニアが化
学反応することにより銅が侵され、さらに水素などの非
凝縮ガスが発生したり、ポリエチレン製のウイックであ
ればアルコールと反応するなど、ウイック材料によって
は作動流体と化学反応し、非凝縮ガスが発生することに
よりループ型ヒートパイプの機能を停止させるという問
題点があった。
パイプでは、液ため5の容積が大きくなると液ため5の
径も大きくなる。液ため5の底部に溜まった液相の作動
流体15は、図12,図13の矢印16が示すように、
ウイック2の円周に沿ってウイック2の上部方向に浸透
するため、液ため5の径が大きくなるとウイック2の径
も大きくなり、周方向の浸透長さが長くなり液体中の圧
力損失が大きくなることにより、液相の作動流体15が
容器3の上部17に流れにくくなる。液相の作動流体1
5のウイック2への周方向への浸透速度とウイック2の
上部からの蒸発速度のバランスが崩れると、ウイック2
の周方向温度分布にばらつきが生じて部分的に過熱が進
み、蒸発器1と凝縮器7間の所定の温度差で得られる熱
輸送能力が低下する問題点があった。
なされたものであり、大容積の液ためをもつ場合であっ
ても、重力の有無、熱流束の大小に拠らず、熱輸送能力
を増大することができる蒸発器およびこれを用いたルー
プ型ヒートパイプを得ることを目的とする。
は、内面壁に溝山を有する容器と、この容器の溝山に密
着するように設けられたウイックと、このウイックと容
器の溝山との隙間に形成された蒸気流路と、ウイックに
囲まれて液相の作動流体をためる液ためと、この液ため
と記蒸気流路との間をシールするために設けたウイック
シール体とを備えたものであり、該ウイックが極細線状
のウイスカ状繊維からなるものである。
クが極細線状のウイスカ状繊維同志を結合部材で結合し
たウイスカ状繊維強化複合材からなるものである。
クがウイスカの繊維状の長手方向に並行して周方向に揃
えるように成形されているものである。
クの外面部に多孔質材料からなる金属製ウイックが設け
られているものである。
カ状繊維が線径0.1〜1μmの繊維からなる多孔質材
であるものである。
クが熱伝導率の小さな無機質材からなるものである。
クが密度の小さな無機質材からなるものである。
クがアンモニアまたはアルコールと反応しない無機質材
からなるものである。
に溝山を有する容器と、この容器の溝山に密着するよう
に設けられたウイックと、このウイックと上記容器の溝
山との隙間に形成された蒸気流路と、上記ウイックに囲
まれて液相の作動流体をためる液ためと、この液ためと
上記蒸気流路との間をシールするために設けたウイック
シール体とを備えたものであり、該ウイックが金属製の
粒子または繊維と、無機質で線径が0.1〜1μmの極
細線状のウイスカとを混合し、焼成して成形したウイス
カ状繊維強化複合材からなるものである。
が方形状になっているものである。
イプは、蒸発器と、この蒸発器から気相の作動流体を導
く蒸気管と、この蒸気管と接続された凝縮器と、この凝
縮器から液相の作動流体を蒸発器に還流する液管とを備
えるものである。
実施の形態1にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器の
構成を示す説明図、図2は図1の蒸発器を径方向から示
す断面図、図3は図2の蒸発器に設けられているウイッ
クとして用いられているウイスカ状繊維強化複合材の拡
大図である。図1,図2,図3において、蒸発器1は、
内面壁に溝山20を有する容器3と、溝山20に密着す
るように設けられたウイック21と、ウイック21と容
器3の溝山20との隙間に形成された蒸気流路4と、ウ
イック21に囲まれて液相の作動流体をためる液ため5
と、液ため5と蒸気流路4間をシールするために設けた
ウイックシール体25とから構成される。蒸気管6は気
相の作動流体10を矢印の方向に凝縮器7へ導き、液管
8は液相の作動流体13を矢印の方向に蒸発器1へ還流
させる。
いはホウ酸アルミニウム、あるいはチッ化珪素などの無
機質で線径が0.1〜1μm、長さが1〜2μmのウイ
スカ状繊維22と、このウイスカ状繊維22をフェノー
ル樹脂あるいはシアネート樹脂とともに混合し、フェノ
ール樹脂あるいはシアネート樹脂が炭素化する程度の高
温で焼成して無機質化してウイスカ状繊維22同志を結
合する結合部材(バインダとも呼ばれる)23から構成
されるウイスカ状繊維強化複合材からなり、多孔質材が
使用されている。
ープ型ヒートパイプの動作原理について説明する。矢印
9で示されたように蒸発器1に印加された熱は、容器3
に伝えられてウイスカ状繊維強化複合材からなるウィッ
ク21と容器3の溝山20との接触部14において、ウ
イック21に浸透した液相の作動流体に伝達されて、液
相の作動流体を蒸発させる。液相の作動流体は、蒸発す
ることで相変化して気相の作動流体となり、この気相の
作動流体10が蒸気流路4を経由して、蒸気管6内を矢
印の方向に流れ、凝縮器7に流れ込む。
は、熱が矢印12で示されたように凝縮器7から流出す
ることにより、冷却されて凝縮し、凝縮して相変化した
液相の作動流体13が液管8内を矢印の方向に流れ、蒸
発器1に還流する。蒸発器1に戻った作動流体は、液た
め5の底部にたまり、液ため5中の液相の作動流体15
となる。液ため5中の底部にたまった液相の作動流体1
5は、ウイスカ状繊維強化複合材からなるウイック21
中を周方向に浸透する。ウイック21に浸透した液相の
作動流体15は、ウィック21の毛細管力によりウィッ
ク21と容器3の溝山20との接触部14に運ばれ、熱
を吸収して蒸発して、再び気相の作動流体10が蒸気管
6内を矢印の方向に流れる。上記のサイクルを繰り返す
ことにより、熱を蒸発器1から凝縮器7に輸送する。
気孔径Rpが10〜12μmである従来例と異なり、線
径が0.1〜1μm程度のウイスカ状繊維22で構成す
ることにより、ウイックの気孔径Rpが0.1〜数μm
と小さなものを形成でき、式(1)から計算される毛管
圧力差が数倍から数百倍大きくすることが可能となる。
このため、液体循環の駆動力を大きくできるので、ルー
プ型ヒートパイプの熱輸送能力をはるかに大きくするこ
とが可能となる。
状繊維とこのウイスカ状繊維どうしを結合する結合部材
とから構成ているため、よりウイックの強度を強くする
ことが可能となる。
機質材で構成することにより、容器3に印加された熱が
液ため5内に流れにくくなるので、この熱による液ため
5内の液相の作動流体15の蒸発を低減でき、液ため5
内の圧力を上昇させることを抑制できる。このため、圧
力の上昇に伴い作動流体の循環を妨げてループ型ヒート
パイプの動作を停止させるという問題を、防止すること
が可能となる。
材で構成することにより、金属製のウイックに比べて軽
量にすることができる。
としてアンモニアを使用する場合、銅とアンモニアが化
学反応して銅が侵され、さらに水素などの非凝縮ガスが
発生したり、ポリエチレン製のウイックであればアルコ
ールと反応するなど、ウイック材料によっては作動流体
と化学反応し、非凝縮ガスが発生してループ型ヒートパ
イプの機能を停止させるという従来技術の問題点が、こ
の発明の実施の形態では、ウイック21をアンモニアや
アルコールなどの作動流体と反応しない無機質で構成す
ることにより、非凝縮ガスが発生しなくなるので、ルー
プ型ヒートパイプの機能を停止させることを防止でき
る。
2で構成することにより、同じ気孔径であっても気孔率
が大きいので、ウイック21中を液が流れるときの透過
率が大きくなり、ウイック21中を周方向に浸透してい
くときの液体中の圧力損失を小さくすることができる。
このため、液相の作動流体が容器3の上部17に流れや
すくなり、ウイック21の周方向温度分布にばらつきが
生じることを抑制することができ、蒸発器1と凝縮器7
間の所定の温度差で得られる熱輸送能力を増大させるこ
とが可能となる。
2と、このウイスカ状繊維22同志を結合する結合部材
(バインダとも呼ばれる)23とから構成されるウイス
カ状繊維強化複合材からなるものを示したが、結合部材
23を用いずに、チタン酸カリウム、あるいはホウ酸ア
ルミニウム、あるいはチッ化珪素などの無機質で線径が
0.1〜1μm、長さが1〜2μmの極細線状のウイス
カ状繊維22のみからなるものでもよく、上記と同様の
作用効果を奏する。
態2にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器を径方向か
ら示す断面図、図5は図4の蒸発器に設けられているウ
イックとして用いられている並行ウイスカ状繊維強化複
合材の拡大図である(図4のA部の拡大図)。この発明
の実施の形態2にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器
の構成を示す説明図は図1と同じであり、ウイックを除
く符号1〜20,22〜25は実施の形態1における構
成要素と同じものであるので、その説明を省略する。
施の形態1のウイック21と同じ材料で構成されたウイ
スカ状繊維22とウイスカ状繊維22同志を結合する結
合部材23から構成されるウイスカ状繊維強化複合材か
らなるウィックであるが、ウイスカの繊維状の長手方向
に並行して周方向に揃えるように成形されている、いわ
ゆる、並行ウイスカ状繊維強化複合材からなるウイック
である。このため、周方向および周方向に直交する径方
向の気孔径が異なったものが形成され、繊維の長手方向
である周方向の気孔径を大きく、また、繊維の長手方向
に直交する径方向の気孔径を小さくできるので、径方向
の気孔径Rpが0.1〜数μmと小さいままで、周方向
の透過率が大きなウイックとすることが可能となる。
器1から凝縮器7に輸送する動作原理は、実施の形態1
における動作原理と同様であるので、その説明を省略す
る。凝縮器7から蒸発器1に戻った作動流体は、液ため
5の底部にたまり、液ため5中の液相の作動流体15と
なる。液ため5中の底部にたまった液相の作動流体15
は、並行ウイスカ状繊維強化複合材からなるウイック3
1中を周方向に浸透する。ウイック31は周方向の透過
率が大きいため、液相の作動流体がウイック31中を周
方向に浸透していくときの液体中の圧力損失を小さくで
きる。このため、液相の作動流体が容器3の上部17に
流れやすくなり、ウイック31の周方向温度分布にばら
つきが生じることを抑制でき、蒸発器1と凝縮器7間の
所定の温度差で得られる熱輸送能力を増大させることが
可能となる。
態3にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器を径方向か
ら示す断面図、図7は図6の蒸発器に設けられているウ
イックとして用いられているウイスカ状繊維強化複合材
の拡大図である(図6のA部の拡大図)。この発明の実
施の形態2にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器の構
成を示す説明図は図1と同じであり、ウイックを除く符
号1〜20,22〜25は実施の形態1における構成要
素と同じものであるので、その説明を省略する。
施の形態1のウイック21と同じ材料で構成されたウイ
スカ状繊維22とウイスカ状繊維22同志を結合する結
合部材23から構成されるウイスカ状繊維強化複合材か
らなるウィックであるが、例えばニッケルやチタンなど
粉末を焼成してなる多孔質材料からなる金属製ウイック
42がウイスカ状繊維強化複合材からなるウイック41
の外面部に設けられている。
器1から凝縮器7に輸送する動作原理は、実施の形態1
における動作原理と同様であるので、その説明を省略す
る。凝縮器7から蒸発器1に戻った作動流体は、液ため
5の底部にたまり、液ため5中の液相の作動流体15と
なる。液ため5中の底部にたまった液相の作動流体15
は、ウイスカ状繊維強化複合材からなるウイック41中
を周方向に浸透する。その後、ウイック41から金属製
ウイック42に径方向に浸透した液相の作動流体15
は、金属製ウィック42の毛細管力により金属製ウィッ
ク42と容器3の溝山20との接触部14近傍に運ば
れ、金属製ウイック42中に生じる蒸発面において熱を
吸収して蒸発する。
合、金属製ウイック42が熱伝導率の大きな金属製であ
るため、金属製ウイック42中の接触面14近傍から蒸
発面への熱伝導に要する温度差が小さくなり、蒸発器1
と凝縮器7間の所定の温度差で得られる熱輸送能力を増
大することができる。また、ウィック42は金属製であ
るため、ウイスカ強化複合材からなるウイック41より
も強度が大きいので、振動や衝撃に対して金属製ウイッ
ク42がウイック41を回りから保護する形となってお
り、信頼性を大きくできる。
態4にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器を径方向か
ら示す断面図、図9は図8の蒸発器に設けられているウ
イックとして用いられているウイスカ状繊維強化複合材
の拡大図である(図8のA部の拡大図)。この発明の実
施の形態4にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器の構
成を示す説明図は図1と同じであり、ウイックを除く符
号1〜20,22〜25は実施の形態1における構成要
素と同じものであるので、その説明を省略する。図8,
図9において、ウイック51は、金属製の粒子52とチ
タン酸カリウム、あるいはホウ酸アルミニウム、あるい
はチッ化珪素などの無機質で線径が0.1〜1μm程度
の極細線状のウイスカ53を混合し,焼成して成形した
ウイスカ状繊維強化複合材からなる。
器1から凝縮器7に輸送する動作原理は、実施の形態1
における動作原理と同様であるので、その説明を省略す
る。この実施の形態4においても、実施の形態1と同様
に、線径が0.1〜1μm程度の極細線状のウイスカ5
3で構成することにより、ウイックの気孔径Rpが0.
1〜数μmと小さなものを形成でき、式(1)から計算
される毛管圧力差が数倍から数百倍大きくすることが可
能となる。このため、液体循環の駆動力を大きくできる
ので、ループ型ヒートパイプの熱輸送能力をはるかに大
きくすることが可能となる。
いに溶着した構成となっているので、ウイスカ53のみ
からなる場合に比べて、強度が大きいため、振動や衝撃
に対して壊れにくく信頼性の大きなものが得ることがで
きる。
とウイスカ53を混合し,焼成して成形したウイスカ状
繊維強化複合材からなるものを示しているが、金属製の
繊維と、チタン酸カリウム、あるいはホウ酸アルミニウ
ム、あるいはチッ化珪素などの無機質で線径が0.1〜
1μm程度の極細線状のウイスカ53を混合し,焼成し
て成形したウイスカ状繊維強化複合材からなるものでも
よく、上記と同様の作用効果を奏する。
実施の形態5にかかるループ型ヒートパイプの蒸発器を
示す断面図、図10(b)は図10(a)の蒸発器を径
方向から示す断面図である。この発明の実施の形態5に
かかるループ型ヒートパイプの蒸発器の構成を示す説明
図は図1と同じである。図10(a),図10(b)に
おいて、図1と同じ符号は、実施の形態1における構成
要素と同じまたは相当のものであるので、その説明を省
略する。
して、この実施の形態5では、内面壁に溝山20を有す
る容器3が方形状になっている。このため、溝山20に
密着するように設けられたウイスカ状繊維強化複合材か
らなるウイック21も方形状となっており、また、ウイ
ック21に囲まれて液相の作動流体をためる液ため5
と、液ため5と蒸気流路4間をシールするために設けた
ウイックシール体25も方形状となっている。
状となるため、加熱源である例えば電子機器のCPUな
どの半導体素子に装着しやすくなる。
ので,以下に示すような効果を奏する。
を有する容器と、この容器の溝山に密着するように設け
られたウイックと、このウイックと容器の溝山との隙間
に形成された蒸気流路と、ウイックに囲まれて液相の作
動流体をためる液ためと、この液ためと記蒸気流路との
間をシールするために設けたウイックシール体とを備え
たものであり、該ウイックが極細線状のウイスカ状繊維
からなることにより、同じ気孔径であっても気孔率が大
きいので、ウイック中を液が流れるときの透過率が大き
くなり、ウイック中を周方向に浸透していくときの液体
中の圧力損失を小さくすることができる。このため、液
ため中の底部にたまった液相の作動流体が容器の上部に
流れやすくなり、ウイックの周方向温度分布にばらつき
が生じることを抑制することができ、熱輸送能力を増大
させることが可能となる。
クが極細線状のウイスカ状繊維同志を結合部材で結合し
たウイスカ状繊維強化複合材からなることにより、同じ
気孔径であっても気孔率が大きいので、ウイック中を液
が流れるときの透過率が大きくなり、ウイック中を周方
向に浸透していくときの液体中の圧力損失を小さくする
ことができる。このため、液ため中の底部にたまった液
相の作動流体が容器の上部に流れやすくなり、ウイック
の周方向温度分布にばらつきが生じることを抑制するこ
とができ、熱輸送能力を増大させることが可能となる。
クがウイスカの繊維状の長手方向に並行して周方向に揃
えるように成形されていることにより、周方向および周
方向に直交する径方向の気孔径が異なったものが形成さ
れ、繊維の長手方向である周方向の気孔径を大きく、ま
た、繊維の長手方向に直交する径方向の気孔径を小さく
できるので、周方向の透過率が大きなウイックとするこ
とが可能となる。このため、液ため中の底部にたまった
液相の作動流体がウイック中を周方向に浸透していくと
きの液体中の圧力損失を小さくできるので、液相の作動
流体が容器の上部に流れやすくなり、ウイックの周方向
温度分布にばらつきが生じることを抑制でき、熱輸送能
力を増大させることが可能となる。
クの外面部に多孔質材料からなる金属製ウイックが設け
られていることにより、液ため中の底部にたまった液相
の作動流体が、ウイック中を周方向に浸透した後、ウイ
ックから金属製ウイックに径方向に浸透し、金属製ウィ
ックの毛細管力により金属製ウィックと容器の溝山との
接触部近傍に運ばれ、金属製ウイック中に生じる蒸発面
において熱を吸収して蒸発する。接触部近傍の蒸発面に
熱が流れこむ場合、金属製ウイックが熱伝導率の大きな
金属製であるため、金属製ウイック中の接触面近傍から
蒸発面への熱伝導に要する温度差が小さくなり、熱輸送
能力を増大させることができる。また、金属製ウイック
であるため、ウイスカ強化複合材からなるウイックより
も強度が大きいので、振動や衝撃に対して金属製ウイッ
クがウイックを回りから保護する形となっており、信頼
性を大きくできる。
カ状繊維が線径0.1〜1μmの繊維からなる多孔質材
であることより、ウイックの気孔径が0.1〜数μmと
小さなものを形成でき、毛管圧力差が数倍から数百倍大
きくすることが可能となる。このため、液体循環の駆動
力を大きくできるので、熱輸送能力を大きくすることが
可能となる。
クが熱伝導率の小さな無機質材からなることにより、容
器に印加された熱が液ため内に流れにくくなるので、こ
の熱による液ため内の液相の作動流体の蒸発を低減で
き、液ため内の圧力を上昇させることを抑制することが
可能となり、このため、作動流体の循環を妨げることが
防止できる。
クが密度の小さな無機質材からなることにより、金属製
のウイックに比べて軽量にできる。
クがアンモニアまたはアルコールと反応しない無機質材
からなることにより、非凝縮ガスの発生を防止できる。
に溝山を有する容器と、この容器の溝山に密着するよう
に設けられたウイックと、このウイックと上記容器の溝
山との隙間に形成された蒸気流路と、上記ウイックに囲
まれて液相の作動流体をためる液ためと、この液ためと
上記蒸気流路との間をシールするために設けたウイック
シール体とを備えたものであり、該ウイックが金属製の
粒子または繊維と、無機質で線径が0.1〜1μmの極
細線状のウイスカとを混合し、焼成して成形したウイス
カ状繊維強化複合材からなることにより、ウイックの気
孔径が0.1〜数μmと小さなものを形成でき、毛管圧
力差が数倍から数百倍大きくすることが可能となる。こ
のため、液体循環の駆動力を大きくできるので、熱輸送
能力を大きくすることが可能となる。また、ウィックは
金属製粒子または繊維が互いに溶着した構成となってい
るので、ウイスカのみからなる場合に比べて、強度が大
きいため、振動や衝撃に対して壊れにくくなり、信頼性
を大きくできる。
が方形状になっていることにより、例えば電子機器のC
PUなどの半導体素子に装着しやくできる。
イプは、蒸発器と、この蒸発器から気相の作動流体を導
く蒸気管と、この蒸気管と接続された凝縮器と、この凝
縮器から液相の作動流体を蒸発器に還流する液管とを備
えることにより、熱輸送能力を増大させることができ
る。
ートパイプの蒸発器の構成を示す説明図である。
る。
て用いられているウイスカ状繊維強化複合材の拡大図で
ある。
ートパイプの蒸発器を径方向から示す断面図である。
て用いられている並行ウイスカ状繊維強化複合材の拡大
図である。
ートパイプの蒸発器を径方向から示す断面図である。
て用いられているウイスカ状繊維強化複合材の拡大図で
ある。
ートパイプの蒸発器を径方向から示す断面図である。
て用いられているウイスカ状繊維強化複合材の拡大図で
ある。
かかるループ型ヒートパイプの蒸発器を示す断面図、図
10(b)は図10(a)の蒸発器を径方向から示す断
面図である。
説明図である。
面図である。
を径方向に破断して示す断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 内面壁に溝山を有する容器と、この容器
の溝山に密着するように設けられたウイックと、このウ
イックと上記容器の溝山との隙間に形成された蒸気流路
と、上記ウイックに囲まれて液相の作動流体をためる液
ためと、この液ためと上記蒸気流路との間をシールする
ために設けたウイックシール体とを備えた蒸発器であっ
て、 上記ウイックは、極細線状のウイスカ状繊維からなるこ
とを特徴とする蒸発器。 - 【請求項2】 ウイックは、極細線状のウイスカ状繊維
同志を結合部材で結合したウイスカ状繊維強化複合材か
らなることを特徴とする請求項1記載の蒸発器。 - 【請求項3】 ウイックは、ウイスカの繊維状の長手方
向に並行して周方向に揃えるように成形されていること
を特徴とする請求項1または2記載の蒸発器。 - 【請求項4】 ウイックの外面部に多孔質材料からなる
金属製ウイックが設けられていることを特徴とする請求
項1または2記載の蒸発器。 - 【請求項5】 ウイスカ状繊維は、線径が0.1〜1μ
mの繊維からなる多孔質材であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の蒸発器。 - 【請求項6】 ウイックは、熱伝導率が小さな無機質材
からなることを特徴とする請求項1または2記載の蒸発
器。 - 【請求項7】 ウイックは、密度が小さな無機質材から
なることを特徴とする請求項1または2記載の蒸発器。 - 【請求項8】 ウイックは、アンモニアまたはアルコー
ルと反応しない無機質材からなることを特徴とする請求
項1または2記載の蒸発器。 - 【請求項9】 内面壁に溝山を有する容器と、この容器
の溝山に密着するように設けられたウイックと、このウ
イックと上記容器の溝山との隙間に形成された蒸気流路
と、上記ウイックに囲まれて液相の作動流体をためる液
ためと、この液ためと上記蒸気流路との間をシールする
ために設けたウイックシール体とを備えた蒸発器であっ
て、 上記ウイックは、金属製の粒子または繊維と、無機質で
線径が0.1〜1μmの極細線状のウイスカとを混合
し、焼成して成形したウイスカ状繊維強化複合材からな
ることを特徴とする蒸発器。 - 【請求項10】 蒸発器が方形状になっていることを特
徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の蒸発器。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
の蒸発器と、この蒸発器から気相の作動流体を導く蒸気
管と、この蒸気管と接続された凝縮器と、この凝縮器か
ら液相の作動流体を蒸発器に還流する液管とを備えたこ
とを特徴とするループ型ヒートパイプ。
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