JP2002303020A - Frp製幅止め材およびfrp製幅止めユニット - Google Patents
Frp製幅止め材およびfrp製幅止めユニットInfo
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Abstract
ットにおいて、製造上のコストを格段に低減する。 【解決手段】 熱硬化性樹脂含浸の繊維芯材を熱可塑性
樹脂で被覆する熱可塑性樹脂被覆FRP製の断面矩形状
部材11を調製する。この断面矩形状部材11の両端
に、FRP製アングル部材12を、FRP製ボルト13
およびFRP製ナット14によって固定してFRP製幅
止め材とする。また、前記FRP製アングル部材12の
両側部に貫通孔を設け、これら貫通孔に貫通させてFR
P製長尺ボルト40配置固定してFRP製幅止めユニッ
トとする。
Description
およびFRP製幅止めユニットに関し、特に、熱可塑性
樹脂被覆FRP製の断面矩形状部材を用いて製造したF
RP製幅止め材、および、このFRP製幅止め材を補強
するためのFRP製長尺ボルトを備えるFRP製幅止め
ユニットに関する。
強筋が、鉄筋の代わりに種々のコンクリート構造物に内
蔵されている。例えば、トンネルを構築する際に採用さ
れているNOMST(Novel Material Shield-cuttable
Tunnel-wall)工法においては、シールドの発進位置と
到達位置にケーソンを埋設して立坑を築造し、この立坑
を直接シールドで開削するが、このケーソンにはFRP
製の主筋、帯筋、せん断筋が内蔵されている。
坑築造位置へと搬送され、埋設されるが、この搬送・埋
設の際に、ケーソン内部で前記FRP製の主筋同士およ
び帯筋同士の間隔を保持・固定するため、主筋間または
帯筋間に所定の「幅止め材」が配置される。
前記したように補強筋同士の間隔を保持・固定するもの
であるので補強筋のような高い強度を必要とせず、むし
ろ、適度な強度を備えた幅止め材をできるだけ低コスト
で製造することが主たる課題となる。
6(a)に示したようなFRPロッド材100の両端を
直角または鋭角に成形したものや、図6(b)に示した
ようなFRP格子材200を所要の長さに切り取ったも
のが挙げられる。
手または巻き付け装置によってFRP芯材110の外周
面にFRP外周線120を巻き付けて製造したものであ
るため、人件費が嵩むほか、製造効率が低く製造コスト
も嵩んでいた。また、前記FRP格子材200から幅止
め材を製造する場合にも、人手またはピンワインディン
グ装置によって所定のFRP材を格子状に成形して製造
するため、同様に人件費や製造コストが嵩んでいた。こ
の結果、前記FRPロッド材100やFRP格子材20
0から幅止め材を製造すると、コストが嵩んでいた。
て、製造上のコストを格段に低減することである。
め、請求項1記載のFRP製幅止め材は、例えば図1に
示したように、熱硬化性樹脂含浸の繊維芯材を熱可塑性
樹脂で被覆する熱可塑性樹脂被覆FRPから作製した断
面矩形状部材10と、前記断面矩形状部材10の両端に
FRP製ボルト13およびFRP製ナット14によって
固定されるFRP製アングル部材12とを備えることを
特徴とする。
部材、FRP製アングル部材、FRP製ボルトおよびF
RP製ナットの各部材を既存の設備を用いて量産するこ
とができ、しかも、その組立行程がボルト止め作業のみ
であってきわめて簡単であるので、余分な人件費がかか
らず、製造上のコストを格段に低減することができる。
は、全てFRP製の部材で製造されるため、鉄筋と比較
するときわめて軽量となり、施工性が良好である上に、
シールドのカッタービットによって容易に切断すること
ができる。この結果、NOMST工法に用いられる立坑
用ケーソンの幅止め材として好適に使用することができ
る。
は、鉄筋のように磁気を帯びることがない。従って、医
療関連やIT関連の建造物の構築に好適に使用すること
ができる。
め材は、熱可塑性樹脂被覆FRP製の断面矩形状部材を
備えるためきわめて耐食性に優れ、かぶりの浅いコンク
リート構造物の補強筋として、また、海岸などの過酷な
腐食性環境下において、好適に使用することができる。
項1記載の発明において、前記繊維芯材が、カーボン繊
維であることを特徴とする。
してカーボン繊維を用いるため断面矩形状部材が軽量か
つ高強度となり、製造上のコストを低減しながら、高品
質のFRP製幅止め材を得ることができる。
項1または2記載の発明において、熱硬化性樹脂が、J
IS高温硬化特性試験(測定温度100℃)における最
小硬化時間が3.5分以下のものであることを特徴とす
る。
化性樹脂を用いるため、芯材の成形工程、熱可塑性
樹脂による芯材の被覆工程、熱硬化性樹脂の硬化工
程、という工程を経て断面矩形状部材を調製する際に、
の硬化工程において熱硬化性樹脂を迅速に硬化させる
ことができる。
熱可塑性樹脂の溶融温度を300℃程度とした場合に、
被覆した芯材を迅速に冷却槽に導いて冷却する必要があ
り、これに伴い、の硬化工程に用いる硬化槽の長さを
延長したり、硬化槽内の温度を上昇させる必要があった
が、この請求項3記載の発明によれば、熱可塑性樹脂の
溶融温度を前記温度とした場合でも、硬化槽の長さを延
長したり硬化槽内の温度を上昇させる必要がない。従っ
て、FRP製幅止め材の製造上のコストを低減すること
ができる。なお、前記熱硬化性樹脂の具体例としては、
ビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート樹脂などを
挙げることができる。
項1、2または3記載の発明において、前記熱可塑性樹
脂が、ジフェニルサルフォンとビスフェノールAとの共
重合体からなるポリサルホン樹脂であることを特徴とす
る。
は、請求項1、2または3記載の発明において、前記熱
可塑性樹脂が、ポリサルホンとスチレン系樹脂との変性
ポリサルホン樹脂でかつその熱変形温度が140℃以上
のものであることを特徴とする。
記熱可塑性樹脂としてポリサルホン樹脂(変性ポリサル
ホン樹脂)を用いるため、前記熱硬化性樹脂としてスチ
レンモノマーを含むビニルエステル樹脂やウレタンアク
リレート樹脂を用いた場合には、熱硬化性樹脂中のスチ
レンモノマーと、熱可塑性樹脂であるポリサルホン樹脂
(変性ポリサルホン樹脂)との間に相溶化が起こる。こ
の結果、熱可塑性樹脂含浸の繊維芯材と熱可塑性樹脂と
が強固に接着し、より高強度の断面矩形状部材を作製す
ることができる。従って、製造上のコストを低減しなが
ら、高品質のFRP製幅止め材を得ることができる。
ば図3に示すように、請求項1、2、3、4または5記
載の発明において、前記断面矩形状部材11の表面に凹
凸15が形成されてなることを特徴とする。
形成されることによって、断面矩形状部材とコンクリー
トやモルタルとの間の付着強度を高めることができ、製
造上のコストを低減しながら、高品質のFRP製幅止め
材を得ることができる。
ば図5に示したように、請求項1、2、3、4、5また
は6記載の発明において、前記FRP製アングル部材
が、長手方向および幅方向を補強用の繊維によって補強
したものであることを特徴とする。
製アングル部材の長手方向および幅方向双方の強度が高
められるため、FRP製幅止め材全体としても強度が高
められ、十分な幅止め効果を発揮することができる。
は、例えば図4に示したように、請求項1、2、3、
4、5、6または7記載のFRP製アングル部材12の
両側部に、相互に対向した貫通孔16を設けたFRP製
幅止め材10と、前記両貫通孔16に貫通させて配置可
能で両端部にネジ山41が設けられたFRP製長尺ボル
ト40と、前記FRP製長尺ボルト40の両端部を前記
両貫通孔16に固定するFRP製ナット50とを備える
ことを特徴とする。
製幅止め材を所定の主筋または配筋に配置した後、前記
両貫通孔に前記FRP製長尺ボルトを配置して固定する
ことができるので、幅止め効果をより高めることができ
る。
は、請求項8記載のFRP製幅止めユニットにおいて、
前記FRP製長尺ボルトは、熱硬化性樹脂含浸の繊維芯
材を熱可塑性樹脂で被覆した熱可塑性樹脂被覆FRPか
らなり、その両端部のネジ山は、前記熱可塑性樹脂表面
に設けられたものであることを特徴とする。
製長尺ボルトが、熱可塑性樹脂被覆FRPから作製され
るため耐食性に優れ、かぶりの浅いコンクリート構造物
の補強筋として、また、海岸などの過酷な腐食性環境下
において、好適に使用することができる。
施の形態に係るFRP製幅止め材について説明する。な
お、この実施の形態において使用した各部材の仕様は、
以下の通りである。
株式会社製)」、50本(繊維含有率=58.5vol
%) 熱硬化性樹脂:商品名「ユピカ8921(日本ユピカ
株式会社製)」 触媒1:商品名「カドックスB−CH50(化薬アク
ゾ株式会社製)」、4部 触媒2:商品名「カヤブチルB(化薬アクゾ株式会社
製)」、0.5部 熱可塑性樹脂:商品名「ポリサルホンP1700BK
937(帝人アモコ株式会社製)」 ==サイズ== 長さ(L1):1295mm 幅:30.8mm 厚さ:8.8mm ボルト穴間隔(L3):66mm ボルト穴径:11mm
は、それぞれ、第1実施の形態に係るFRP製幅止め材
10の斜視図、側面図、平面図である。図1に示すとお
り、FRP製幅止め材10は、熱可塑性樹脂被覆FRP
製の断面矩形状部材11の両端に、FRP製アングル部
材12を、FRP製ボルト13およびFRP製ナット1
4によって固定したものである。
程」、「被覆工程」、「硬化工程」を経て作製されてい
る。まず、一方向に引き揃えた前記繊維を、前記熱硬化
性樹脂および触媒で満たした含浸槽に浸した後、賦形ノ
ズルを通過させて断面寸法が幅29.3mm×厚さ7.3
mmの断面矩形状の繊維芯材を成形する(成形工程)。
次いで、この繊維芯材をドラフトタイプのクロスヘッド
ダイ内に通し、この際、溶融押出機により押出した前記
熱可塑性樹脂を、前記繊維芯材の表面に被覆する(被覆
工程)。続いて、被覆した繊維芯材を直ちに室温水に浸
して冷却し、その後、95〜99℃の熱湯を満たした硬
化槽(全長8.5m)および高温の熱風発生機を備えた
乾燥硬化炉(全長8m、熱風温度100〜120℃)に
2.5m/minの引取速度で通過させ、熱硬化性樹脂
を硬化させる(硬化工程)。
止め材10を、NOMST工法の立坑用円形ケーソンの
補強筋の幅止め材として使用した例を示している。図2
(a)は、円形ケーソンのFRP筋ユニット20を構築
した状態の平面図である。図2(a)に示したように、
FRP筋ユニット20は、直径15.5mの外側円筒体
21と、直径12.5mの内側円筒体22とを備え、こ
れら外側円筒体21および内側円筒体22は、1.5m
の間隔をおいて同心円状に配置されている。
に、FRP製幅止め材10を配置した状態を示してい
る。図2(b)に示したように、外側円筒体21(内側
円筒体22)は、帯筋21a(22a)と図示されてい
ない主筋とから構成されており、外側円筒体21の帯筋
21aおよび内側円筒体22の帯筋22aは、FRP製
幅止め材10によって一定の間隔に保持・固定されてい
る。
示している。この図2(c)から明らかなように、FR
P製幅止め材10は、外側円筒体21の帯筋21aと内
側円筒体22の帯筋22aとに、結束線30によって固
定されている。
第2実施の形態に係るFRP製幅止め材について説明す
る。第2実施の形態に係るFRP製幅止め材は、第1実
施の形態に係るFRP製幅止め材において、断面矩形状
部材11の表面に凹状溝15を設けたものであるので、
その他の重複する部分については説明を省略する。
備えられる断面矩形状部材11の表面には、図3に示す
ように、幅方向に延在する凹状溝15が、エンボス加工
によって複数設けられている。このエンボス加工の際の
エンボスロールの温度は330℃、引取速度は1.0m
/minとし、予備加熱には全長8mの乾燥硬化炉(1
50〜160℃)を用いた。この凹状溝15を設ける行
程(凹凸形成工程)は、第1実施の形態の「硬化工程」
の後に行われる。なお、前記凹状溝15は、図3に示す
ように断面矩形状部材11の表面に設けることができる
だけでなく、この長手方向の側面や、裏面にも設けるこ
とができる。
本発明の第3実施の形態に係るFRP製幅止めユニット
について説明する。図4に示したFRP製幅止めユニッ
ト60は、FRP製幅止め材10と、FRP製長尺ボル
ト40と、FRP製ナット50とを備えている。FRP
製幅止め材10の一部であるFRP製アングル材12の
両側部(断面矩形状部材11に対して直角な辺)には、
相互に対向する貫通孔16が設けられている。
を使用する際には、まず、FRP製幅止め材10を所定
の主筋(帯筋)に配置し、この後、前記両貫通孔16に
FRP製長尺ボルト40を貫通させて配置し、FRP製
ナット50でこのFRP製長尺ボルト40を貫通孔16
に固定する。
たように、FRP製幅止め材10を所定の主筋(帯筋)
に結束線を用いて固定する。この第3実施の形態に係る
FRP製幅止めユニットによれば、FRP製幅止め材を
FRP製長尺ボルトによって補強した構造とされている
ので、より高い幅止め効果を得ることができる。
幅止め材10の一部である断面矩形状部材11を調製す
る際には、繊維芯材を構成する繊維としてカーボン繊維
を使用したが、このカーボン繊維よりも安価なアラミド
繊維やガラス繊維などを使用することができ、これらカ
ーボン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維を組み合わせて
使用することもできる。
ン繊維との接着性がよく、耐薬品性、耐熱性に優れ、J
IS高温硬化特性試験(測定温度100℃)における最
小硬化時間が3.5分以下の他の樹脂を用いることがで
き、前記熱可塑性樹脂としては、熱変形温度が140℃
以上でFRPとの接着性がよい他の樹脂(例えば、変性
PSF、PPO、変性PPO)を用いることもできる。
さらに、このFRP製幅止め材10は、前記円形ケーソ
ンの補強筋の幅止め材としてのみでなく、プレキャスト
コンクリート部材の補強材や、連壁の補強材として用い
ることもできる。
ついて、図5に示すように、強化用の繊維70を長手方
向Lおよび幅方向Wの双方に内蔵させたものを使用する
こともできる。この際、FRPアングル部材12のコー
ナー部12’においても繊維70を連続させて、このコ
ーナー部12’も十分に補強されたものとする。これに
より、第1ないし第3実施の形態に係るFRP製幅止め
材10全体が補強されることとなり、十分な幅止め効果
を発揮することができる。
部材を量産することができ、かつ、その組立工程がきわ
めて簡単であるので、余分な人件費がかからず、製造上
のコストを格段に低減することができる。
は、軽量で施工性がきわめて良好である上に、シールド
のカッタービットによって容易に切断することができる
ため、NOMST工法に用いられる立坑用ケーソンの幅
止め材として好適に使用することができる。
は、鉄筋のように磁気を帯びることがなく、医療関連や
IT関連の建造物の構築に好適に使用することができ
る。
め材は、熱可塑性樹脂被覆FRP製の断面矩形状部材を
備えるため、きわめて耐食性に優れ、かぶりの浅いコン
クリート構造物の補強筋として、また、海岸などの過酷
な腐食性環境下において、好適に使用することができ
る。
部材が軽量かつ高強度となるため、製造上のコストを低
減しながらFRP製幅止め材を品質を高めることができ
る。
化性樹脂を用いるため、断面矩形状部材の作製工程にお
いて、熱可塑性樹脂の溶融温度を高温とした場合でも、
硬化槽の長さを延長したり硬化槽内の温度を上昇させる
必要がない。従って、FRP製幅止め材の製造上のコス
トを低減することができる。
り高強度な断面矩形状部材を作製することができ、製造
上のコストを低減しながらFRP製幅止め材の品質を高
めることができる。
止め材とコンクリートやモルタルとの間の付着強度を高
めることができ、製造上のコストを低減しながらFRP
製幅止め材の品質を高めることができる。
高強度なFRP製幅止め材を得ることができ、製造上の
コストを低減しながらFRP製幅止め材の品質を高める
ことができる。
製幅止め材を所定の主筋または配筋に配置した後、前記
両貫通孔に前記FRP製長尺ボルトを貫通させて配置・
固定し、幅止め効果をより高めることができる。
製長尺ボルトが熱可塑性樹脂被覆FRPから作製される
ため耐食性に優れ、かぶりの浅いコンクリート構造物の
補強筋として、また、海岸などの過酷な腐食性環境下に
おいて、好適に使用することができる。
材を示すものであり、(a)がその斜視図、(b)がそ
の側面図、(c)がその平面図である。
材を、円形ケーソンの補強筋間に配置した状態を示す説
明図である。
材の一部である断面矩形状部材の斜視図である。
ユニットの斜視図である。
グル部材の一例を示す斜視図である。
り、(a)はFRPロッド材、(b)はFRP格子材で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】熱硬化性樹脂含浸の繊維芯材を熱可塑性樹
脂で被覆する熱可塑性樹脂被覆FRPから作製した断面
矩形状部材と、 前記断面矩形状部材の両端にFRP製ボルトおよびFR
P製ナットによって固定されるFRP製アングル部材と
を備えることを特徴とするFRP製幅止め材。 - 【請求項2】前記繊維芯材を構成する繊維が、カーボン
繊維であることを特徴とする請求項1記載のFRP製幅
止め材。 - 【請求項3】前記熱硬化性樹脂が、JIS高温硬化特性
試験(測定温度100℃)における最小硬化時間が3.
5分以下のものであることを特徴とする請求項1または
2記載のFRP製幅止め材。 - 【請求項4】前記熱可塑性樹脂が、ジフェニルサルフォ
ンとビスフェノールAとの共重合体からなるポリサルホ
ン樹脂であることを特徴とする請求項1、2または3記
載のFRP製幅止め材。 - 【請求項5】前記熱可塑性樹脂が、ポリサルホンとスチ
レン系樹脂との変性ポリサルホン樹脂でかつその熱変形
温度が140℃以上のものであることを特徴とする請求
項1、2または3記載のFRP製幅止め材。 - 【請求項6】前記断面矩形状部材が、その表面に凹凸を
形成したものであることを特徴とする請求項1、2、
3、4または5記載のFRP製幅止め材。 - 【請求項7】前記FRP製アングル部材が、その長手方
向および幅方向を補強用の繊維によって補強したもので
あることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
6記載のFRP製幅止め材。 - 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
載の前記FRP製アングル部材の両側部に、相互に対向
する貫通孔を設けたFRP製幅止め材と、 前記両貫通孔に貫通させて配置可能で両端部にネジ山が
設けられたFRP製長尺ボルトと、 前記FRP製長尺ボルトの両端部を前記両貫通孔に固定
するFRP製ナットとを備えることを特徴とするFRP
製幅止めユニット。 - 【請求項9】前記FRP製長尺ボルトは、熱硬化性樹脂
含浸の繊維芯材を熱可塑性樹脂で被覆した熱可塑性樹脂
被覆FRPからなり、その両端部のネジ山は、前記熱可
塑性樹脂表面に設けられたものであることを特徴とする
請求項8記載のFRP製幅止めユニット。
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---|---|---|---|
JP2001108691A JP3462188B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | Frp製幅止め材およびfrp製幅止めユニット |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002303020A true JP2002303020A (ja) | 2002-10-18 |
JP3462188B2 JP3462188B2 (ja) | 2003-11-05 |
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Family Applications (1)
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