JP2002302801A - パニエ - Google Patents
パニエInfo
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- JP2002302801A JP2002302801A JP2001109703A JP2001109703A JP2002302801A JP 2002302801 A JP2002302801 A JP 2002302801A JP 2001109703 A JP2001109703 A JP 2001109703A JP 2001109703 A JP2001109703 A JP 2001109703A JP 2002302801 A JP2002302801 A JP 2002302801A
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- JP
- Japan
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- pannier
- extension belt
- hook
- fabric
- cloth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常の人と妊婦が共通して着用することがで
きるパニエを提供する。 【解決手段】 巻きスカート状に形成した布地2の両側
の合わせ縁部3,4の一方の上縁部3aに、その合わせ
縁部3から所定の長さLだけ突出する延長ベルト5を縫
着により取り付ける。また、その延長ベルト5の合わせ
縁部3から突出した部分に、その延長ベルト5をその延
長ベルト5が取り付けられていない側の布地2の他方側
の上縁部4aに固定するための締結部の一方となるフッ
ク掛け6をベルトに沿って多数設け、布地2の他方側の
上縁部4aに締結部の他方となるフック7を固定する。
それにより、ウエスト回りのサイズが非常に大きい妊婦
であっても、延長ベルト5の先端側が布地2の合わせ縁
部4と重なり合うので、フック7をフック掛け6に差し
込んで固定することができる。
きるパニエを提供する。 【解決手段】 巻きスカート状に形成した布地2の両側
の合わせ縁部3,4の一方の上縁部3aに、その合わせ
縁部3から所定の長さLだけ突出する延長ベルト5を縫
着により取り付ける。また、その延長ベルト5の合わせ
縁部3から突出した部分に、その延長ベルト5をその延
長ベルト5が取り付けられていない側の布地2の他方側
の上縁部4aに固定するための締結部の一方となるフッ
ク掛け6をベルトに沿って多数設け、布地2の他方側の
上縁部4aに締結部の他方となるフック7を固定する。
それにより、ウエスト回りのサイズが非常に大きい妊婦
であっても、延長ベルト5の先端側が布地2の合わせ縁
部4と重なり合うので、フック7をフック掛け6に差し
込んで固定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、女性が着用する
スカートの下に付けることにより、スカートにふくらみ
を持たせるパニエに関する。
スカートの下に付けることにより、スカートにふくらみ
を持たせるパニエに関する。
【0002】
【従来の技術】女性が着用する服飾品の中には、スカー
トの下に着用することにより、そのスカートにふくらみ
を持たせて美しいシルエットにするパニエがある。この
ようなパニエは、例えば薄手で比較的軽い布地を略円錐
状に幾重にも重ねることにより形成し、それによって被
着者の腰の回りを全周に亘って覆うようにしている。
トの下に着用することにより、そのスカートにふくらみ
を持たせて美しいシルエットにするパニエがある。この
ようなパニエは、例えば薄手で比較的軽い布地を略円錐
状に幾重にも重ねることにより形成し、それによって被
着者の腰の回りを全周に亘って覆うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパニエは、スカートの下に着用することによ
り、その外側に着用するスカートのラインを美しく見せ
ることができるが、例えばこのようなパニエを妊婦が着
用したときには、妊婦の場合にはウエストのサイズが通
常の体形のときに比べて非常に大きくなっているので、
パニエの上縁に設けているベルトの部分を身体の腰部に
固定しようとしても、それが届かないためにできない場
合が多かった。そのため、このような妊婦でも着用でき
るパニエにするためには、その妊婦のウエストサイズに
対応させて腰部を全て巻き込むことができるだけの長さ
にしたパニエを形成する必要があった。ところが、この
ように妊婦対応のウエストサイズが大サイズのパニエを
用意したとしても、それを妊婦以外の通常の体形の人が
着用しようとすると大き過ぎてしまうため、美しいライ
ンを作ることができなくなってしまうということがあっ
た。そのため、このような大サイズのパニエを作ったと
しても、それは妊婦専用のものになってしまうので不経
済であった。この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、通常の体形の人と妊婦が共に共通して使
用することができるパニエを提供することを目的とす
る。
うな従来のパニエは、スカートの下に着用することによ
り、その外側に着用するスカートのラインを美しく見せ
ることができるが、例えばこのようなパニエを妊婦が着
用したときには、妊婦の場合にはウエストのサイズが通
常の体形のときに比べて非常に大きくなっているので、
パニエの上縁に設けているベルトの部分を身体の腰部に
固定しようとしても、それが届かないためにできない場
合が多かった。そのため、このような妊婦でも着用でき
るパニエにするためには、その妊婦のウエストサイズに
対応させて腰部を全て巻き込むことができるだけの長さ
にしたパニエを形成する必要があった。ところが、この
ように妊婦対応のウエストサイズが大サイズのパニエを
用意したとしても、それを妊婦以外の通常の体形の人が
着用しようとすると大き過ぎてしまうため、美しいライ
ンを作ることができなくなってしまうということがあっ
た。そのため、このような大サイズのパニエを作ったと
しても、それは妊婦専用のものになってしまうので不経
済であった。この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、通常の体形の人と妊婦が共に共通して使
用することができるパニエを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、巻きスカート状に形成した布地の両側の
合わせ縁部の一方の上縁部に、上記合わせ縁部から所定
の長さ突出する延長ベルトを取り付けると共にその延長
ベルトの上記合わせ縁部から突出した部分にその延長ベ
ルトをその延長ベルトが取り付けられていない側の上記
布地の他方側の上縁部に固定するための締結部の一方を
設け、上記布地の他方側の上縁部には上記締結部の他方
を設けてパニエを構成したものである。上記締結部の一
方と他方は、共に面と面を押し付けて加圧すると互いに
締結される対の面止着具にするとよい。上記パニエにお
いて、延長ベルトの上記布地の合わせ縁部から突出した
部分に予備用の第2の締結部の一方を取り付けると共
に、その予備用の第2の締結部の他方を上記布地の他方
側の合わせ縁部に設けるとよい。
達成するため、巻きスカート状に形成した布地の両側の
合わせ縁部の一方の上縁部に、上記合わせ縁部から所定
の長さ突出する延長ベルトを取り付けると共にその延長
ベルトの上記合わせ縁部から突出した部分にその延長ベ
ルトをその延長ベルトが取り付けられていない側の上記
布地の他方側の上縁部に固定するための締結部の一方を
設け、上記布地の他方側の上縁部には上記締結部の他方
を設けてパニエを構成したものである。上記締結部の一
方と他方は、共に面と面を押し付けて加圧すると互いに
締結される対の面止着具にするとよい。上記パニエにお
いて、延長ベルトの上記布地の合わせ縁部から突出した
部分に予備用の第2の締結部の一方を取り付けると共
に、その予備用の第2の締結部の他方を上記布地の他方
側の合わせ縁部に設けるとよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるパニエの
一実施形態例を示す斜視図、図2は同じくそのパニエを
妊婦以外の通常の体形の人が着用したときの状態を示す
斜視図、図3は同じくそのパニエを妊婦が着用したとき
の状態を示す斜視図である。図1に示すパニエ1は、巻
きスカート状に形成した布地2の両側の合わせ縁部3,
4の一方の上縁部3aに、その合わせ縁部3から所定の
長さL(任意の長さに設定可)だけ突出する延長ベルト
5を縫着により取り付けると共にその延長ベルト5の合
わせ縁部3から突出した部分に、その延長ベルト5をそ
の延長ベルト5が取り付けられていない側の布地2の他
方側の上縁部4aに固定するための締結部の一方となる
フック掛け6をベルトに沿って多数設け、布地2の他方
側の上縁部4aには締結部の他方となるフック7を固定
している。なお、布地2の上縁部には、全周に亘って腰
部ベルト8が延長ベルト5に連続して縫着してある。フ
ック7は、例えば樹脂製の既成のフックであり、下部側
が開放された鉤部7aを有している。そのフック7の鉤
部7aを嵌入させるフック掛け6は、延長ベルト5の内
側にもう1枚の布地を当てて、そこに等間隔に縦方向の
縫い込みを入れることにより縦方向に貫通する袋部をそ
れぞれ形成したものであり、その各フック掛け6の中に
フック7の鉤部7aを上側から選択的に差し込むことが
できるようになっている。
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるパニエの
一実施形態例を示す斜視図、図2は同じくそのパニエを
妊婦以外の通常の体形の人が着用したときの状態を示す
斜視図、図3は同じくそのパニエを妊婦が着用したとき
の状態を示す斜視図である。図1に示すパニエ1は、巻
きスカート状に形成した布地2の両側の合わせ縁部3,
4の一方の上縁部3aに、その合わせ縁部3から所定の
長さL(任意の長さに設定可)だけ突出する延長ベルト
5を縫着により取り付けると共にその延長ベルト5の合
わせ縁部3から突出した部分に、その延長ベルト5をそ
の延長ベルト5が取り付けられていない側の布地2の他
方側の上縁部4aに固定するための締結部の一方となる
フック掛け6をベルトに沿って多数設け、布地2の他方
側の上縁部4aには締結部の他方となるフック7を固定
している。なお、布地2の上縁部には、全周に亘って腰
部ベルト8が延長ベルト5に連続して縫着してある。フ
ック7は、例えば樹脂製の既成のフックであり、下部側
が開放された鉤部7aを有している。そのフック7の鉤
部7aを嵌入させるフック掛け6は、延長ベルト5の内
側にもう1枚の布地を当てて、そこに等間隔に縦方向の
縫い込みを入れることにより縦方向に貫通する袋部をそ
れぞれ形成したものであり、その各フック掛け6の中に
フック7の鉤部7aを上側から選択的に差し込むことが
できるようになっている。
【0006】このパニエ1は、巻きスカート状の布地2
の腰回り方向の長さが、妊婦以外の通常の体形の人が腰
回りに着用したときに、図2に示すように布地2の両側
の合わせ縁部3,4が若干重なり合う程度の長さに形成
してある。したがって、この場合にはフック7の鉤部7
aは、フック掛け6の合わせ縁部3よりも内側(図2で
左側)に位置する部分のいずれかに差し込んで固定する
ようになる。また、このパニエ1を妊婦が着用すると、
妊婦の場合にはウエスト回りのサイズが通常の体形の人
に比べて非常に大きいので、布地2の両側の合わせ縁部
3,4は図3に示すように、その間に隙間ができるよう
になる。しかしながら、このパニエ1には上述したよう
に延長ベルト5を設けているので、このようなときでも
その延長ベルト5の先端側は布地2の合わせ縁部4と重
なり合う。そこで、フック7の鉤部7aを、今度はフッ
ク掛け6の合わせ縁部3よりも外側(図3で右側)に位
置する部分に差し込んで固定する。このようにすれば、
ウエスト回りのサイズが通常の体形の人に比べて非常に
大きくなっている妊婦であっても、このパニエ1を被着
することができる。したがって、妊婦専用のパニエを用
意するような不経済なことをしなくて済む分だけ、パニ
エを効率的に使用することができる。
の腰回り方向の長さが、妊婦以外の通常の体形の人が腰
回りに着用したときに、図2に示すように布地2の両側
の合わせ縁部3,4が若干重なり合う程度の長さに形成
してある。したがって、この場合にはフック7の鉤部7
aは、フック掛け6の合わせ縁部3よりも内側(図2で
左側)に位置する部分のいずれかに差し込んで固定する
ようになる。また、このパニエ1を妊婦が着用すると、
妊婦の場合にはウエスト回りのサイズが通常の体形の人
に比べて非常に大きいので、布地2の両側の合わせ縁部
3,4は図3に示すように、その間に隙間ができるよう
になる。しかしながら、このパニエ1には上述したよう
に延長ベルト5を設けているので、このようなときでも
その延長ベルト5の先端側は布地2の合わせ縁部4と重
なり合う。そこで、フック7の鉤部7aを、今度はフッ
ク掛け6の合わせ縁部3よりも外側(図3で右側)に位
置する部分に差し込んで固定する。このようにすれば、
ウエスト回りのサイズが通常の体形の人に比べて非常に
大きくなっている妊婦であっても、このパニエ1を被着
することができる。したがって、妊婦専用のパニエを用
意するような不経済なことをしなくて済む分だけ、パニ
エを効率的に使用することができる。
【0007】図4はこの発明によるパニエの異なる他の
実施形態を示す図1と同様な斜視図であり、図1と対応
する部分には同一の符号を付してある。この実施形態に
よるパニエ1′は、延長ベルト5の合わせ縁部3から突
出した部分に、その延長ベルト5を布地2の他方側の上
縁部4aに固定するために取り付けている締結部の一方
と、それに対応する締結部の他方を、共に面と面を押し
付けて加圧すると互いに締結される対のマジックテープ
(登録商標)である面止着具の一方9aと他方9bとし
ている。すなわち、延長ベルト5の布地2の合わせ縁部
3から突出した部分の外側の面に対をなす面止着具の一
方9aを縫着により取り付け、その面止着具の一方9a
に対応させて面止着具の他方9bを、布地2の上縁部4
a側に周方向に沿って面止着具の一方9aと略同じ長さ
で縫着により取り付けている。したがって、このパニエ
1′によれば、図5に示すように妊婦以外の通常の体形
の人が着用するときには、布地2の両側の合わせ縁部
3,4が若干重なり合う状態で、延長ベルト5側の面止
着具の一方9aの全面が面止着具の他方9bに全て重な
り合うようになり、それらを押し付けることで面止着具
の一方9aと他方9bとが確実に締結される。それによ
り、パニエ1′を身体の腰部にしっかりと固定すること
ができる。
実施形態を示す図1と同様な斜視図であり、図1と対応
する部分には同一の符号を付してある。この実施形態に
よるパニエ1′は、延長ベルト5の合わせ縁部3から突
出した部分に、その延長ベルト5を布地2の他方側の上
縁部4aに固定するために取り付けている締結部の一方
と、それに対応する締結部の他方を、共に面と面を押し
付けて加圧すると互いに締結される対のマジックテープ
(登録商標)である面止着具の一方9aと他方9bとし
ている。すなわち、延長ベルト5の布地2の合わせ縁部
3から突出した部分の外側の面に対をなす面止着具の一
方9aを縫着により取り付け、その面止着具の一方9a
に対応させて面止着具の他方9bを、布地2の上縁部4
a側に周方向に沿って面止着具の一方9aと略同じ長さ
で縫着により取り付けている。したがって、このパニエ
1′によれば、図5に示すように妊婦以外の通常の体形
の人が着用するときには、布地2の両側の合わせ縁部
3,4が若干重なり合う状態で、延長ベルト5側の面止
着具の一方9aの全面が面止着具の他方9bに全て重な
り合うようになり、それらを押し付けることで面止着具
の一方9aと他方9bとが確実に締結される。それによ
り、パニエ1′を身体の腰部にしっかりと固定すること
ができる。
【0008】また、このように締結部を対の面止着具の
一方9aと他方9bにすれば、延長ベルト5を布地2の
合わせ縁部4に固定する際のウエスト寸法の微調整が非
常に簡単にできる。したがって、パニエ1′を身体に装
着した際に良好なフィット感が得られる。そして、この
パニエ1′を妊婦が着用したときには、妊婦の場合には
ウエスト回りのサイズが通常の体形の人に比べて非常に
大きいので、図6に示すように布地2の両側の合わせ縁
部3,4は互いに重なり合うことがなく、延長ベルト5
側の面止着具の一方9aは、その一部が図示のように面
止着具の他方9bに重なり合う。したがって、それらを
互いに押し付けるようにすれば面止着具の一方9aと他
方9bを確実に締結することができる。それにより、妊
婦であってもパニエ1′を身体の腰部にしっかりと固定
することができる。
一方9aと他方9bにすれば、延長ベルト5を布地2の
合わせ縁部4に固定する際のウエスト寸法の微調整が非
常に簡単にできる。したがって、パニエ1′を身体に装
着した際に良好なフィット感が得られる。そして、この
パニエ1′を妊婦が着用したときには、妊婦の場合には
ウエスト回りのサイズが通常の体形の人に比べて非常に
大きいので、図6に示すように布地2の両側の合わせ縁
部3,4は互いに重なり合うことがなく、延長ベルト5
側の面止着具の一方9aは、その一部が図示のように面
止着具の他方9bに重なり合う。したがって、それらを
互いに押し付けるようにすれば面止着具の一方9aと他
方9bを確実に締結することができる。それにより、妊
婦であってもパニエ1′を身体の腰部にしっかりと固定
することができる。
【0009】図7はこの発明によるパニエのさらに異な
る他の実施形態を示す図1と同様な斜視図であり、図1
と対応する部分には同一の符号を付してある。この実施
形態によるパニエ1″は、延長ベルト5の布地2の合わ
せ縁部3から突出した部分の外側の面に予備用の第2の
締結部となる対のマジックテープである面止着具の一方
19aを取り付けると共に、その予備用の第2の締結部
となる対のマジックテープである面止着具の他方19b
を布地2の他方側の合わせ縁部4に、その合わせ縁部4
からそれよりも奥側(同図で右側)の位置までの範囲に
縫着により取り付けている。このようにすれば、例えば
フック7の鉤部7aが図8に示すように折れてしまった
りしたときには、その鉤部7aをフック掛け6に差し込
んで布地2の両側の合わせ縁部3,4を重ね合わせて固
定することができなくなるが、このような場合であって
も延長ベルト5の外側の面に取り付けている面止着具の
一方19aと、布地2の他方側の合わせ縁部4に取り付
けている面止着具の他方19bとが予備用の第2の締結
部として機能するので、それらによって布地2の両側の
合わせ縁部3,4を重ね合わせた状態で固定することが
できる。
る他の実施形態を示す図1と同様な斜視図であり、図1
と対応する部分には同一の符号を付してある。この実施
形態によるパニエ1″は、延長ベルト5の布地2の合わ
せ縁部3から突出した部分の外側の面に予備用の第2の
締結部となる対のマジックテープである面止着具の一方
19aを取り付けると共に、その予備用の第2の締結部
となる対のマジックテープである面止着具の他方19b
を布地2の他方側の合わせ縁部4に、その合わせ縁部4
からそれよりも奥側(同図で右側)の位置までの範囲に
縫着により取り付けている。このようにすれば、例えば
フック7の鉤部7aが図8に示すように折れてしまった
りしたときには、その鉤部7aをフック掛け6に差し込
んで布地2の両側の合わせ縁部3,4を重ね合わせて固
定することができなくなるが、このような場合であって
も延長ベルト5の外側の面に取り付けている面止着具の
一方19aと、布地2の他方側の合わせ縁部4に取り付
けている面止着具の他方19bとが予備用の第2の締結
部として機能するので、それらによって布地2の両側の
合わせ縁部3,4を重ね合わせた状態で固定することが
できる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1のパニエによ
れば、通常の体形の人と妊婦の人が共に同一のパニエを
共通して着用することができるので、妊婦専用のパニエ
を用意しなくて済む分だけ経済的であり、保管スペース
も少なくて済む。請求項2のパニエによれば、締結部の
一方と他方は共に面と面を押し付けて加圧すると互いに
締結される対の面止着具であるので、パニエの腰回りの
寸法の微調整が容易であるため、被着時に快適なフィッ
ト感が得られる。請求項3のパニエによれば、延長ベル
トの布地の合わせ縁部から突出した部分に予備用の第2
の締結部の一方を取り付けると共に、その予備用の第2
の締結部の他方を布地の他方側の合わせ縁部に設けたの
で、締結部が寿命等により壊れて使用できなくなってし
まったときには、その予備用の第2の締結部を使用して
両側の合わせ縁部を互いに固定することができる。した
がって、通常使用する側の締結部が万一壊れてしまった
ときでも、パニエを身体に確実に固定することができ
る。
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1のパニエによ
れば、通常の体形の人と妊婦の人が共に同一のパニエを
共通して着用することができるので、妊婦専用のパニエ
を用意しなくて済む分だけ経済的であり、保管スペース
も少なくて済む。請求項2のパニエによれば、締結部の
一方と他方は共に面と面を押し付けて加圧すると互いに
締結される対の面止着具であるので、パニエの腰回りの
寸法の微調整が容易であるため、被着時に快適なフィッ
ト感が得られる。請求項3のパニエによれば、延長ベル
トの布地の合わせ縁部から突出した部分に予備用の第2
の締結部の一方を取り付けると共に、その予備用の第2
の締結部の他方を布地の他方側の合わせ縁部に設けたの
で、締結部が寿命等により壊れて使用できなくなってし
まったときには、その予備用の第2の締結部を使用して
両側の合わせ縁部を互いに固定することができる。した
がって、通常使用する側の締結部が万一壊れてしまった
ときでも、パニエを身体に確実に固定することができ
る。
【図1】この発明によるパニエの一実施形態例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同じくそのパニエを妊婦以外の通常の体形の人
が着用したときの状態を示す斜視図である。
が着用したときの状態を示す斜視図である。
【図3】同じくそのパニエを妊婦が着用したときの状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】この発明によるパニエの異なる他の実施形態を
示す図1と同様な斜視図である。
示す図1と同様な斜視図である。
【図5】同じくそのパニエを妊婦以外の通常の体形の人
が着用したときの状態を示す斜視図である。
が着用したときの状態を示す斜視図である。
【図6】同じくそのパニエを妊婦が着用したときの状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図7】この発明によるパニエのさらに異なる他の実施
形態を示す図1と同様な斜視図である。
形態を示す図1と同様な斜視図である。
【図8】同じくそのパニエを予備用の締結部で固定した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
1,1′,1″:パニエ 2:布地 3,4:合わせ縁部 3a,4a:上縁部 5:延長ベルト 6:フック掛け(締結部の一方) 7:フック(締結部の他方) 9a,19a:面止着具の一方 9b,19b:面止着具の他方
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A44B 18/00 A44B 18/00
Claims (3)
- 【請求項1】 巻きスカート状に形成した布地の両側の
合わせ縁部の一方の上縁部に、前記合わせ縁部から所定
の長さ突出する延長ベルトを取り付けると共にその延長
ベルトの前記合わせ縁部から突出した部分に該延長ベル
トをその延長ベルトが取り付けられていない側の前記布
地の他方側の上縁部に固定するための締結部の一方を設
け、前記布地の他方側の上縁部には前記締結部の他方を
設けたことを特徴とするパニエ。 - 【請求項2】 前記締結部の一方と他方は、共に面と面
を押し付けて加圧すると互いに締結される対の面止着具
であることを特徴とする請求項1記載のパニエ。 - 【請求項3】 請求項1記載のパニエにおいて、前記延
長ベルトの前記布地の合わせ縁部から突出した部分に予
備用の第2の締結部の一方を取り付けると共に、その予
備用の第2の締結部の他方を前記布地の他方側の合わせ
縁部に設けたことを特徴とするパニエ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001109703A JP2002302801A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | パニエ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001109703A JP2002302801A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | パニエ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002302801A true JP2002302801A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18961607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001109703A Pending JP2002302801A (ja) | 2001-04-09 | 2001-04-09 | パニエ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002302801A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004100124A (ja) * | 2002-09-07 | 2004-04-02 | Tomoko Nakayama | ズボン、スカートのウエスト寸法延長補足及び保持ベルト |
JP2008045251A (ja) * | 2006-08-21 | 2008-02-28 | Csp:Kk | 重ね着用巻きスカート |
KR20210136528A (ko) * | 2020-05-08 | 2021-11-17 | 주식회사 스탠딩톨 | 척추측만증 보조기 |
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2001
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