JP2577692Y2 - ハンドバッグ等袋物 - Google Patents
ハンドバッグ等袋物Info
- Publication number
- JP2577692Y2 JP2577692Y2 JP1993052294U JP5229493U JP2577692Y2 JP 2577692 Y2 JP2577692 Y2 JP 2577692Y2 JP 1993052294 U JP1993052294 U JP 1993052294U JP 5229493 U JP5229493 U JP 5229493U JP 2577692 Y2 JP2577692 Y2 JP 2577692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handbag
- bag
- backing cloth
- thread
- knitted fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンドバッグ、セカン
ドバッグ、財布等袋物に関する。
ドバッグ、財布等袋物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンドバッグ等袋物にお
いて起毛材料を以てソフト感を出すようにした形式のも
のは知られているが、柔かい皮革紐を編んでソフト感を
具現したものは見当らない。また、皮革紐を平織とした
メッシュの生地を利用したものも知られているが、これ
によるときには、より高いソフト感を出すことができな
かった。
いて起毛材料を以てソフト感を出すようにした形式のも
のは知られているが、柔かい皮革紐を編んでソフト感を
具現したものは見当らない。また、皮革紐を平織とした
メッシュの生地を利用したものも知られているが、これ
によるときには、より高いソフト感を出すことができな
かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、より高いソ
フト感を備えた斬新な新規のハンドバッグ等袋物を提供
することを目的とする。
フト感を備えた斬新な新規のハンドバッグ等袋物を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的すなわち、より
高いソフト感を備えた斬新な新規のハンドバッグ等袋物
を提供するという目的を達成するために本考案に係わる
ハンドバッグ等袋物は、極細幅の柔かい皮革紐1とラメ
糸、天然糸等糸2とを引き揃えたものを使用して得た編
物地3の裏面に裏打ち布4を重ね且つこれ等編物地3、
裏打ち布4の周縁部を相互に止着することによって製し
たハンドバッグ等袋物構成用部材9を以て胴部11を構
成するようにしたものである。
高いソフト感を備えた斬新な新規のハンドバッグ等袋物
を提供するという目的を達成するために本考案に係わる
ハンドバッグ等袋物は、極細幅の柔かい皮革紐1とラメ
糸、天然糸等糸2とを引き揃えたものを使用して得た編
物地3の裏面に裏打ち布4を重ね且つこれ等編物地3、
裏打ち布4の周縁部を相互に止着することによって製し
たハンドバッグ等袋物構成用部材9を以て胴部11を構
成するようにしたものである。
【0005】
【作用】本考案に係わるハンドバッグ等袋物の胴部(袋
物本体部)6における編物地は、極細幅の柔かい皮革紐
1とラメ糸、天然糸等糸2とを引き揃えたものを使用し
て得たものであるので、織物に比して伸縮性がよく、し
かもラメ糸、天然糸等糸2が皮革紐1同士の交点の滑り
の悪さを緩和すると共に皮革紐の色と糸の色との混在、
編み方(たとえば、ゴム編、平編、タック編、パール編
もしくはあぜ編等)および皮革紐と糸との材質の違い等
により斬新さを醸成し、また当該編物地3の裏面に裏打
ち布4を重ね且つこれ等編物地3、裏打ち布4の周縁部
を相互に止着したので、裏打ち布4が編物地3の伸縮に
よる全体変形によって生ずる不体裁化を阻止するもので
ある。
物本体部)6における編物地は、極細幅の柔かい皮革紐
1とラメ糸、天然糸等糸2とを引き揃えたものを使用し
て得たものであるので、織物に比して伸縮性がよく、し
かもラメ糸、天然糸等糸2が皮革紐1同士の交点の滑り
の悪さを緩和すると共に皮革紐の色と糸の色との混在、
編み方(たとえば、ゴム編、平編、タック編、パール編
もしくはあぜ編等)および皮革紐と糸との材質の違い等
により斬新さを醸成し、また当該編物地3の裏面に裏打
ち布4を重ね且つこれ等編物地3、裏打ち布4の周縁部
を相互に止着したので、裏打ち布4が編物地3の伸縮に
よる全体変形によって生ずる不体裁化を阻止するもので
ある。
【0006】
【考案の効果】本考案に係わるハンドバッグ等袋物は、
極細幅の柔かい皮革紐1とラメ糸、天然糸等糸2とを引
き揃えたものを使用して得た編物地3の裏面に裏打ち布
4を重ね且つこれ等編物地3、裏打ち布4の周縁部を相
互に止着することによって製したハンドバッグ等袋物構
成用部材9を以て胴部11を構成したことを特徴とする
ので、伸縮性の良さ、当該伸縮のときの皮革紐1の滑り
の悪さの緩和、皮革紐の色と糸の色の混在および編み方
による微細な凹凸が相俟ってソフト感、斬新さを出すも
のであって、より高いソフト感および斬新さを備えてい
る新規なハンドバッグ等袋物を提供するという所期の目
的を完全に達成する優れた効果を奏するものであり、ま
た上記したように裏打ち布4が編物地3の全体変形を阻
止するので、崩形による不体裁を呈する危惧がないもの
である。
極細幅の柔かい皮革紐1とラメ糸、天然糸等糸2とを引
き揃えたものを使用して得た編物地3の裏面に裏打ち布
4を重ね且つこれ等編物地3、裏打ち布4の周縁部を相
互に止着することによって製したハンドバッグ等袋物構
成用部材9を以て胴部11を構成したことを特徴とする
ので、伸縮性の良さ、当該伸縮のときの皮革紐1の滑り
の悪さの緩和、皮革紐の色と糸の色の混在および編み方
による微細な凹凸が相俟ってソフト感、斬新さを出すも
のであって、より高いソフト感および斬新さを備えてい
る新規なハンドバッグ等袋物を提供するという所期の目
的を完全に達成する優れた効果を奏するものであり、ま
た上記したように裏打ち布4が編物地3の全体変形を阻
止するので、崩形による不体裁を呈する危惧がないもの
である。
【0007】
【実施例】図に示す実施例は、豚の皮を裁断して得た極
細幅(約3mm)の柔かい皮革紐(商品名:ピックル)
1とラメ調の天然糸2とを引き揃えたものを使用して、
平編部、ゴム編部およびあぜ編部(図面ではこれ等を区
別しない示し方をしてある。)を適宜配置で有するハン
ドバッグ等袋物用の生地3を編み、この生地3の裏面に
伸縮しない当該生地3の保形のための裏打ち布4を重ね
且つこれ等編物生地3、裏打ち布4の全周縁部5、6を
相互に、予め裏打ち布4の全周縁部6のオモテ側面に設
けてある接着剤層7に編物生地3の全周縁部5のウラ側
面を押圧することによって貼着すると共に当該相互貼着
個所に縫い糸8による縁縫いを施してハンドバッグ構成
用部材9を得たのち、当該ハンドバッグ構成用部材9を
二つ折りとしてから左右両側縁を縫い合せてハンドバッ
グ15の胴部11を構成し、この胴部11の前後両面板
の開口縁に一対の提げ手12、13を、また後面板の開
口縁に舌状閉じ片14をそれぞれ取付けたものである。
細幅(約3mm)の柔かい皮革紐(商品名:ピックル)
1とラメ調の天然糸2とを引き揃えたものを使用して、
平編部、ゴム編部およびあぜ編部(図面ではこれ等を区
別しない示し方をしてある。)を適宜配置で有するハン
ドバッグ等袋物用の生地3を編み、この生地3の裏面に
伸縮しない当該生地3の保形のための裏打ち布4を重ね
且つこれ等編物生地3、裏打ち布4の全周縁部5、6を
相互に、予め裏打ち布4の全周縁部6のオモテ側面に設
けてある接着剤層7に編物生地3の全周縁部5のウラ側
面を押圧することによって貼着すると共に当該相互貼着
個所に縫い糸8による縁縫いを施してハンドバッグ構成
用部材9を得たのち、当該ハンドバッグ構成用部材9を
二つ折りとしてから左右両側縁を縫い合せてハンドバッ
グ15の胴部11を構成し、この胴部11の前後両面板
の開口縁に一対の提げ手12、13を、また後面板の開
口縁に舌状閉じ片14をそれぞれ取付けたものである。
【図1】本考案に係わるハンドバッグ等袋物の実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】生地の一部の編み方を示す拡大パターン図であ
る。
る。
【図3】ハンドバッグ構成用部材を示す一部省略展開図
である。
である。
【図4】図3A−A線に沿う断面の一部分を示す拡大断
面図である。
面図である。
1 皮革紐 2 天然糸 3 生地 4 裏打ち布 5 縁部 6 縁部 7 接着剤層 8 縫い糸 9 構成用部材 11 胴部 12 提げ手 13 提げ手 14 閉じ片 15 ハンドバッグ
Claims (1)
- 【請求項1】 極細幅の柔かい皮革紐1とラメ糸、天然
糸等糸2とを引き揃えたものを使用して得た編物地3の
裏面に裏打ち布4を重ね且つこれ等編物地3、裏打ち布
4の周縁部を相互に止着することによって製したハンド
バッグ等袋物構成用部材9を以て、胴部11を構成した
ことを特徴とするハンドバッグ等袋物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052294U JP2577692Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ハンドバッグ等袋物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052294U JP2577692Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ハンドバッグ等袋物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744408U JPH0744408U (ja) | 1995-11-21 |
JP2577692Y2 true JP2577692Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12910787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993052294U Expired - Fee Related JP2577692Y2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | ハンドバッグ等袋物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577692Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023132213A1 (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-13 | 第一織物株式会社 | 中綿紐とその製造方法、これを用いた繊維構造体及びバッグ |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP1993052294U patent/JP2577692Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744408U (ja) | 1995-11-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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