JPH09273006A - ヒップパット - Google Patents

ヒップパット

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JPH09273006A
JPH09273006A JP7918496A JP7918496A JPH09273006A JP H09273006 A JPH09273006 A JP H09273006A JP 7918496 A JP7918496 A JP 7918496A JP 7918496 A JP7918496 A JP 7918496A JP H09273006 A JPH09273006 A JP H09273006A
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Akira Takatsu
津 章 高
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DATSUCHIESU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体的形状とストレッチ構造を採用すること
によって、より一層人体のヒップ部に馴染み易く、装着
感及び整形性が良好であって、しかも着用状況が表着に
響くことのないエッジ構造を有するヒップパットを提供
することを課題とする。 【解決手段】 人体のヒップ部に被着する衣服の内側に
装着して使用されるヒップパットにおいて、所定のヒッ
プ形状に形成された連続気泡構造の発泡体からなり、周
縁部がテーパ状に薄く形成されたパット本体と、このパ
ット本体の表裏両面を被覆する伸縮性を有する素材から
なる表地及び裏地とを有し、上記パット本体と表地とを
一体的又は別個にプレス加工して立体的に成形するとと
もに、上記表地及び裏地はパット本体よりも大きく形成
され、テーパ状に薄く形成されたパット本体の周縁部の
外側において、当該表地及び裏地の周縁部がパット本体
を介在させずに互いに接合するように構成して課題を解
決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はショーツ、パンテ
ィストッキング、ガードル、あるいはボディーウエアー
等の被服の内側に装着して使用されるヒップパットに関
し、特に体へのフィット性を向上するとともにその形状
が表着に響くことのないヒップパットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒップパットは、比較的
平面的な女性の体のヒップ部にめりはりを付け、人体の
ヒップ部の整形性を向上させるとともにヒップアップ機
能等を発揮させ、整美効果を高めるために使用されてい
る。かかるヒップパットPとしては、図26に示すよう
に、ポリウレタン発泡体やポリエチレン発泡体等からな
るパット本体100を、加熱成形等により所定の形状に
成形し、当該パット本体100の表裏両面を綿やポリエ
ステル等からなる表地101によって被覆して構成した
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記ヒップパットPは、上述したように、ポリ
ウレタン発泡体やポリエチレン発泡体等からなるパット
本体100を、加熱成形等により所定の形状に成形し、
当該パット本体100の表裏両面を綿やポリエステル等
からなる表地101によって被覆して構成したものであ
るため、パット本体100をある程度立体的に成形して
も、このパット本体100の表裏両面を被覆する表地1
01が綿やポリエステル等のストレッチ性の無い布地か
らなるので、ヒップパットP全体を人体102にフィッ
トした3次元形状に維持形成することが困難である。そ
のため、ヒップパットPは、図26に示すように、人体
のヒップ部102に馴染みずらく、良好な装着感及び整
形性を得ることができず、結果としてヒップパットPの
装着状況が表着に響き易いという問題点があった。ま
た、上記の如く、パット本体100の表裏両面を被覆す
る表地101が綿やポリエステル等のストレッチ性の無
い布地からなるため、ヒップパットPの端部では、図2
7に示すように、ポリウレタン発泡体等からなるパット
本体100が露出し易く、これを防止するためには、ヒ
ップパットPの端部に縁取りのカバー103を設ける等
の処理が必要となり、その分製造コストが高くなるとと
もに整形性が低下するという問題点もあった。
【0004】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、立体的形状とストレッチ構造を採用することに
よって、より一層人体のヒップ部に馴染み易く、装着感
及び整形性が良好であって、しかも着用状況が表着に響
くことのないエッジ構造を有するヒップパットを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
人体のヒップ部に被着する衣服の内側に装着して使用さ
れるヒップパットにおいて、所定のヒップ形状に形成さ
れた連続気泡構造の発泡体からなり、発泡成形、スライ
ス及びカット成形、モールド成形、スライス及びカット
とモールドによる合成成形等によって、周縁部がテーパ
状に薄く形成されたパット本体と、このパット本体の表
裏両面を被覆する伸縮性を有する素材からなる表地及び
裏地とを有し、上記パット本体と表地とを一体的又は別
個にプレス加工して立体的に成形するとともに、上記表
地及び裏地はパット本体よりも大きく形成され、テーパ
状に薄く形成されたパット本体の周縁部の外側におい
て、当該表地及び裏地の周縁部がパット本体を介在させ
ずに互いに接合するように構成したものである。
【0006】この発明において使用するパット本体とし
ては、例えば、弾性とカサ高性を備えるように、連続気
泡構造のウレタンフォーム等からなる発泡体が用いられ
るが、このウレタン発泡体等自体も伸長率50%以上2
50%以下であることが望ましい。また、このパット本
体には、ヒップパットとしての保形性が高いことに加え
て、軽量であってより通気性があることが要求される。
そのため、上記パット本体としては、ウレタンフォーム
発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体等
の合成樹脂発泡体を用いることができ、特にウレタンフ
ォーム発泡体が好ましい。
【0007】さらに、上記パット本体の表面を被覆する
表地及び裏地は、共に原則的にモールド成形されるた
め、これら表地及び裏地としては、セット性(成形性)
の良い合成繊維(ポリエステル繊維等)が使用された編
物が一般的に使用される。また、上記表地及び裏地は、
伸縮性を持たせることがポイントであることから、スパ
ンデックス等のストレッチ性のある繊維を編成(一般的
には挿入)することが望ましい。さらに説明すると、パ
ット本体の表面を被覆する表地及び裏地としての編組織
は、スパンデックス等の弾性糸を編成したストレッチ性
のあるトリコット及びラッセル縦編機によって得られた
編地又は丸編地や布地等の伸縮性を有する素材からなる
ものであれば、如何なるものでも良いが、それが人体に
直接的あるいは間接的に触れるものであるから好ましく
はサテン組織等の肌触りの良いものであることが望まし
い。また、上記パット本体の表面を被覆する表地は、衣
料等のスベリを良くすること及び摩擦に強いこと並びに
熱成形性の良いことが望ましいことから、スパンデック
スに交編される繊維は、合成繊維が良く、裏地は肌への
影響からこれら合成繊維と天然繊維との交編、混紡糸等
が用いられるが、これに限定されるものではない。
【0008】上記表地及び裏地としての編組織は、スパ
ンデックス糸等のストレッチ性を有する糸を使用する場
合、このスパンデックス糸(ストレッチ糸)は、一般的
には編糸に使用するのではなく、図21に示すように編
組織に挿入する方法が採られる。この図21の場合に
は、スパンデックス糸をそのまま又はナイロン糸等によ
ってカバーリングを施して、タテ糸に挿入したものであ
る。また、図21乃至図23に示すように、編糸自体に
スパンデックス糸等のストレッチ性を有する糸を使用し
ても良い。また、上記表地及び裏地は、肌当たりを良く
するために、編糸自体に綿糸又は混紡糸等を使用しても
よく、カバーリング糸に混紡糸等を使用するようにして
も良い。
【0009】一方、上記表地及び裏地として織物地を使
用する場合には、図24に示すように、ヨコ糸にスパン
デックス糸等のストレッチ性を有する糸を、そのまま又
はナイロン糸等によってカバーリングを施して使用す
る。その際、タテ糸には、熱セット性(成形性)を高め
るために、ポリエステル糸を使用するのが望ましい。ま
た、熱成形を行う場合には、上記表地及び裏地として編
組織及び織物地を使用する場合ともに、必ずセット性の
良いポリエステル糸等が50%以上のウエイトを占める
ように設定される。また、上記表地及び裏地として編組
織を使用する場合には、図25に示すように、地糸にス
パンデックス糸等のストレッチ性を有する糸を、ジグザ
グに編み込んだサテンネットからなる立て編みの編組織
を用いても良い。このようなストレッチ性を有する糸を
編み込んだサテンネットからなる編組織を用いた場合に
は、ヒップパットの伸縮性及び装着感を一層良好とする
ことができる。
【0010】また、この発明のヒップパットを製造する
には、パット本体、表地及び裏地をそれぞれ別個に用意
してこれらを適当な接着剤で貼り合わせても良いが、好
ましくは表地及び裏地の内面に耐洗濯性及び耐溶剤性を
有すると共に加熱圧縮することにより接着性を発揮する
合成樹脂を多数の粒子状又はネット状に塗布して、伸縮
性を失わないように合成樹脂層を形成し、この合成樹脂
層を利用してパット本体を表地及び裏地で被覆する方法
がある。なお、上記接着性を発揮する合成樹脂は、伸縮
性及び通気性を失わない状態であれば、フィルム状又は
フィルム状と粒子状等の組み合わせによって塗布しても
良い。上記合成樹脂層は、予め表地又は裏地にラミネー
トしておくと、作業性を高めることができる。また、上
記パット本体がポリウレタン等の黄変性のある材質から
なる場合には、発泡体の耐洗濯性及び耐光性(黄変性)
を高めるため、適度な顔料を塗布することが望ましい。
【0011】ところで、上記ヒップパットを人体又は衣
服に止着する止着手段としては、例えば小さい鉤形状の
部材を多数密に植設した部材と、ループ状の起毛を多数
密に植設した部材とからなるマジックファスナー(登録
商標)を用いることができる。この場合には、衣服の内
側にループ状の起毛を多数密に植設した部材を配置し、
ヒップパットの外面に小さい鉤形状の部材を多数密に植
設した部材を配置するのが好ましい。こうすることによ
って、ヒップパットを取り外した状態で体に直接接触す
る衣服を着用しても、体に接触する部分にはループ状の
起毛を多数密に植設した部材が位置するため、肌に柔ら
かく当たり装着感が良好となる。
【0012】また、上記止着手段としては、これに限定
されるものではなく、ベルト等を用いても良く、あるい
は衣服の内側又は外側にポケット構造を持たせ、このポ
ケット構造の内部にヒップパットを挿入するようにして
も良く、また直接衣服にヒップパットの一部又は全部を
縫い止めするようにしても良い。
【0013】
【作用】この発明においては、所定のヒップ形状に形成
された連続気泡構造の発泡体からなり、周縁部がテーパ
状に薄く形成されたパット本体と、このパット本体の表
裏両面を被覆する伸縮性を有する素材からなる表地及び
裏地とを有し、上記パット本体と表地とを一体的又は別
個にプレス加工して立体的に成形するとともに、上記表
地及び裏地はパット本体よりも大きく形成され、テーパ
状に薄く形成されたパット本体の周縁部の外側におい
て、当該表地及び裏地の周縁部がパット本体を介在させ
ずに互いに接合するように構成されているので、ヒップ
パットの全体形状を決定するパット本体と、ヒップパッ
トの外側形状を決定する表地とを一体的又は別個にプレ
ス加工して立体的に成形することにより、ヒップパット
は、人体のヒップ部に合った立体的形状に形成すること
ができるとともに、パット本体を被覆する表地及び裏地
として伸縮性を有する素材を用いているため、表地及び
裏地が伸び縮みしてパット本体の形状に沿った形を維持
し、この点からもヒップパットは、人体のヒップ部に合
った立体的形状に形成することができる。しかも、上記
表地及び裏地は、パット本体よりも大きく形成され、テ
ーパ状に薄く形成されたパット本体の周縁部の外側にお
いて、当該表地及び裏地の周縁部がパット本体を介在さ
せずに互いに接合するように構成されているので、ヒッ
プパットの端部が自然な感じで人体のヒップ部に馴染
み、着用状況が表着に響くことがない。そのため、より
一層人体に馴染み易く、装着感及び整形性が良好であっ
て、しかも着用状況が表着に響くことのないエッジ構造
を有するヒップパットを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示すこの発明の
一実施の形態に基づいて、この発明を具体的に説明す
る。
【0015】図1乃至図4において、この発明の一実施
の形態に係るヒップパットPが示されている。このヒッ
プパットPは、ウレタンフォーム等の発泡体で形成され
たパット本体1と、このパット本体1を包み込むように
被覆するスパンデックス等の伸縮性を有する表地2a及
び裏地2bと、これらの表地2a及び裏地2bの内面に
ラミネート加工によって固着され、上記パット本体1を
密封するとともに、表地2a及び裏地2bの周縁部を互
いに接着するフィルム層3とで形成されている。
【0016】上記パット本体1としては、弾性とカサ高
性を備えるように、連続気泡構造のウレタンフォーム等
からなる発泡体が用いられる。また、このパット本体1
には、ヒップパットとしての保形性が高いことに加え
て、軽量であってより通気性があることが要求され、こ
の点からも連続気泡構造のウレタンフォームからなる発
泡体が用いられる。そして、上記パット本体1は、図4
に示すように、スライス加工等によってヒップパットP
の両方の膨出部の基本形状に合わせてそれぞれ裁断さ
れ、その端部は、徐々に厚さが薄くなるように形成され
ている。
【0017】上記パット本体1のスライス加工等は、次
のようにして行われる。すなわち、上記パット本体1を
形成する発泡体としては、図5(a)に示すように、ま
ず、所定の厚さに形成された平板状の発泡体40を用意
し、この発泡体40を同じく平板状の受動盤41と、パ
ット本体1の内形を決める金型42との間に配置した
後、図5(b)に示すように、金型42を発泡体40を
介して受動盤41側に圧縮するように移動させ、発泡体
40の表面にパット本体1の内形に対応した凹所43を
形成する。その後、図5(b)に示すように、上記凹所
43が形成された発泡体40の裏面側を所定の厚さに渡
って薄い層をスライスして、図5(c)に示すような発
泡体40が形成される。次に、上記の如く内面の形状が
形成された発泡体40を、図6(a)に示すように、凹
所43が形成された側を外形を決める金型44側にし
て、当該金型44と平板状の受動盤41との間に配置し
た後、図6(b)に示すように、金型44を発泡体40
を介して受動盤41側に圧縮するように移動させ、発泡
体40の表面にパット本体1の外形に対応した凸部45
を形成する。その後、図6(b)に示すように、上記凸
部45が形成された発泡体40の表面側をパット本体1
の外形に合わせてスライスして、図6(c)に示すよう
なパット本体1がスライス加工等によって形成される。
【0018】また、上記パット本体の表裏両面を被覆す
る布地、特に表地2aとしては、パット本体の形状が衣
服の外形に直接現れてしまって、外形に響くことがない
ようなある程度の腰(弾性及び剛性)とすべり、及び通
気性を有する伸縮性の素材、例えばスパンデックス(ポ
リウレタン)及びポリエステル系弾性糸を基本編成とす
る熱セット性が高い合成繊維の交編又は織物(特にサテ
ン地)地等が用いられる。また、裏地2aとしては、構
成によっては(パット本体に準じる形状の場合)、肌当
たりと通気性や吸湿性を有する素材、例えば、表地と同
様スパンデックス等のストレッチ糸を基本編成とする合
成繊維及び綿の混紡・交編又はシルク混であっても良
い。その際、スパンデックスは、例えば、ストレッチ性
をもたせる編物及び織物での芯糸となるものが用いられ
る。但し、上記スパンデックスは、編組織を構成する糸
そのものとして使用しても良い。
【0019】上記の如く構成されるヒップパットPを製
造するには、パット本体1、表地2a及び裏地2bをそ
れぞれ別個に用意してこれらを適当な接着剤で貼り合わ
せるか縫い合わせても良いが、好ましくは表地2a及び
裏地2bにラミネート加工を施してその内面側に耐洗濯
性及び耐溶剤性を有すると共に加熱圧縮することにより
接着性を発揮するフィルム層3を形成し、このフィルム
層3を利用してパット本体1を表地2a及び裏地2bで
被覆する方法が用いられる。すなわち、内面にフィルム
層3を有する表地2a及び裏地2bでパット本体1を被
覆した後、これらの表地2a及び裏地2bとパット本体
1とをプレス金型内にセットし、温度150〜300℃
及び圧力1〜7kg/cm2 で加熱プレス成形加工する
ことによって3次元形状に成形すると同時に、表地2a
及び裏地2bとパット本体1とを接着することによって
製造される。こうすることによって、ヒップパットP
は、図7及び図8に示すように、人体のヒップ部4に立
体的にフィットする形状であって、しかもパット本体1
の外縁が着用時に表着5に響かないように、厚みが自然
な感じで薄くなるように成形され、ヒップパットPの少
なくとも外縁部は、表地2a及び裏地2bの2枚の布地
のみからなるように構成される。
【0020】さらに、上記ヒップパットPの外縁部は、
図2に示すように、パット本体1を被覆する表地2aと
裏地2bの大きさを異ならせ、表地2aを裏地2bより
も若干大きく形成することによって、ヒップパットPの
外縁部においてパット本体1及び表地2aと裏地2bと
の各裁断面が互いにずれるように設定することにより、
断層を少なくすることができ、ヒップパットPの外縁部
をより一層自然な感じで薄くすることができ、ヒップパ
ットPの形状が表着5に響くのを確実に防止することが
できる。
【0021】しかし、これに限定されるものではなく、
上記ヒップパットPは、パット本体1に裏地2bのみを
上述したように成形同時接着しておくとともに、腰のあ
るストレッチ素材からなる表地2aを、ヒップパットP
の外形に予めモールド成形しておき、表地2aの内面に
成形同時接着されたパット本体1と裏地2bとを位置決
めして、裏地2bの外縁部を表地2aに縫い止めするこ
とによって製造しても良い。
【0022】さらに、上記パット本体1と表地2a及び
裏地2bとのモールド成形について説明すると、図9に
示すように、予めパット本体1と表地2a及び裏地2b
とをそれぞれ単独で成形しておき、それぞれの接する面
に接着性を発揮する合成樹脂を噴霧するか合成樹脂のネ
ットを介在させ、これらのパット本体1と表地2a及び
裏地2bとを雌型50と雄型51との間に配置し、雌型
50と雄型51とを所定の圧力及び温度、例えば温度1
50〜300℃及び圧力1〜7kg/cm2 でモールド
成形が行われる。
【0023】また、裏地2bを同時に成形する場合に
は、図10に示すように、予めパット本体1と表地2a
とをそれぞれ単独で成形しておくとともに、裏地2bの
内面に接着性を発揮する合成樹脂を噴霧するか合成樹脂
のネットを積層し、これらのパット本体1と表地2a及
び裏地2bとを雌型50と雄型51との間に配置し、雌
型50と雄型51とを所定の圧力及び温度でモールド成
形が行われる。この場合には、裏地2bとパット本体1
とが合成樹脂によって接着され、さらにパット本体1よ
りオーバーした裏地2bが表地2aと接着される。
【0024】さらに、パット本体1と表地2a及び裏地
2bとを同時にモールド成形する場合には、図11に示
すように、予めパット本体1を所定の形状にスライス又
はカットしておくとともに、表地2a及び裏地2bの内
面にそれぞれ接着性を発揮する合成樹脂を噴霧するか合
成樹脂の粒子又はネット状体をコーティングしておき、
これらのパット本体1と表地2a及び裏地2bとを雌型
50と雄型51との間に配置し、雌型50と雄型51と
を所定の圧力及び温度でモールド成形が行われる。この
場合には、裏地2bとパット本体1とが合成樹脂によっ
て接着され、さらにパット本体1よりオーバーした裏地
2bが表地2aと接着される。この場合には、先に表地
2a又は裏地2bの内面にそれぞれ接着性を発揮する合
成樹脂をコーティングするようにしても、二次的(成形
後)に合成樹脂を噴霧又は樹脂層(ネット状又はフィル
ム状)を介在して、さらに成形するようにしても良い。
また、合成樹脂のコーティングは、表地2a又は裏地2
b又はパット本体1のみでも良い。
【0025】また、表地2aを同時に成形する場合に
は、図12に示すように、予めパット本体1に裏地2b
を先に同時成形で作成しておくとともに、表地2aの内
面に接着性を発揮する合成樹脂を噴霧するか合成樹脂の
ネットをコーティングし、これらのパット本体1と表地
2a及び裏地2bとを雌型と雄型との間に配置し、雌型
50と雄型51とを所定の圧力及び温度でモールド成形
が行われる。
【0026】上記の如く構成されるヒップパットPは、
図1に示すように、その上端部に縫着したベルト6を、
ヒップパットが体のヒップ部の所定位置に来るように腰
に巻いた状態で、ベルト6の両端をマジックファスナー
(登録商標)7によって固定することにより使用され
る。
【0027】また、上記ヒップパットPは、図13に示
すように、その外面及び内面の一方又は双方を容易に着
脱可能な止着手段20を介して衣服5の内側又は外側に
装着するように構成しても良い。
【0028】すなわち、この実施例では、ヒップパット
Pの上端部に、図13に示すように、その外面に止着手
段としてのマジックファスナー(登録商標)20が固着
されている。このマジックファスナー20は、図14に
示すように、小さい鉤形状の部材を多数密に植設した部
材21と、ループ状の起毛を多数密に植設した部材22
とから構成されている。そして、上記ヒップパットPの
上端部外面には、小さい鉤形状の部材を多数密に植設し
た部材21が、3箇所接着あるいは縫着等の手段によっ
て固着されている。また、ヒップパットPを装着するガ
ードル等の衣服5の内面には、図15に示すように、ヒ
ップパットPの装着位置に対応した位置に、ループ状の
起毛を多数密に植設した部材22が、やはり3つ接着あ
るいは縫着等の手段によって固着されている。
【0029】このように、衣服の内側にループ状の起毛
を多数密に植設した部材22を配置し、ヒップパットP
の外面に小さい鉤形状の部材を多数密に植設した部材2
1を配置することによって、ヒップパットPを取り外し
た状態で体に直接接触する衣服等を着用しても、体に接
触する部分にはループ状の起毛を多数密に植設した部材
22が位置するため、肌に柔らかく当たり装着感が良好
になる。
【0030】なお、この実施例に係るヒップパットP
は、次のようにして使用される。すなわち、ヒップパッ
トPを使用するには、図16に示すように、ヒップパッ
トPの外面上端部に固着されたマジックファスナー20
を介して、ヒップパットPを衣服の内面の所定の位置に
装着する。そして、ヒップパットPによって女性の体型
を矯正し、ヒップ部の形態を整えて美しいヒップライン
を形成することができ、また同時に保温効果を発揮する
ことができる。
【0031】また、ヒップパットPは、衣服23の内面
に一体的に装着されているため、衣服23を着脱すると
きは衣服23と一体的に着脱することができ、トイレ等
を使用する際にヒップパットPを単独で着脱する必要が
ないので、使用時に邪魔になることがない。
【0032】さらに、ヒップパットPを取り外すには、
マジクファスナー20を介して衣服23から外せば良
く、ヒップパットPの取り外しが容易に行える。また、
ヒップパットPを取り外した状態では、衣服23の内面
には、マジックファスナーのうちループ状の起毛を多数
密に植設した部材22が位置するため、衣服23を直接
体の上に着用した場合でも、体には、マジックテープの
うちループ状の起毛を多数密に植設した部材22が接触
するため、肌に柔らかく当たり装着感が良好になる。
【0033】また、上記ヒップパットPは、図17に示
すように、表着30と内衣31(ガードル又はショーツ
等)の間に装着しても、図18に示すように、表着30
及び内衣31の内側(但し、ガードルとショーツの間に
装着することを含む)に装着しても良い。
【0034】さらに、ヒップパットPを衣服31(ガー
ドル等)に直接縫い止めする場合には、図19に示すよ
うに、表地2aをパット本体1に準ずる大きさとすると
ともに、裏地2bを逆にガードル等の衣服31の背面部
31bに対応した大きさとして、ヒップパットPの表地
2a及び裏地2bを衣服31の内側に接着又は縫着する
ように構成しても良い。
【0035】その際、上記ヒップパットPの外縁部は、
図20に示すように、パット本体1を被覆する表地2a
と裏地2bの大きさを異ならせ、表地2aは、ガードル
等の衣服31の内面形状に略沿った形状に大きく形成す
るとともに、裏地2bは、パット本体1よりも若干大き
い形状に形成することによって、ガードル等の衣服31
に縫着されたヒップパットPの外縁部において、図20
に示すように、パット本体1及び表地2aと裏地2bと
の各裁断面が互いにずれるように設定することにより、
断層を少なくすることができ、ヒップパットPの外縁部
をより一層自然な感じで薄くすることができ、ヒップパ
ットPの形状が衣服31に響くのを確実に防止すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、所定のヒップ形状に形成された連続気泡構造
の発泡体からなり、周縁部がテーパ状に薄く形成された
パット本体と、このパット本体の表裏両面を被覆する伸
縮性を有する素材からなる表地及び裏地とを有し、上記
パット本体と表地とを一体的又は別個にプレス加工して
立体的に成形するとともに、上記表地及び裏地はパット
本体よりも大きく形成され、テーパ状に薄く形成された
パット本体の周縁部の外側において、当該表地及び裏地
の周縁部がパット本体を介在させずに互いに接合するよ
うに構成されているので、ヒップパットの全体形状を決
定するパット本体と、ヒップパットの外側形状を決定す
る表地とを一体的又は別個にプレス加工して立体的に成
形することにより、ヒップパットは、人体のヒップ部に
合った立体的形状に形成することができるとともに、パ
ット本体を被覆する表地及び裏地として伸縮性を有する
素材を用いているため、表地及び裏地が伸び縮みしてパ
ット本体の形状に沿った形を維持し、この点からもヒッ
プパットは、人体のヒップ部に合った立体的形状に形成
することができる。しかも、上記表地及び裏地は、パッ
ト本体よりも大きく形成され、テーパ状に薄く形成され
たパット本体の周縁部の外側において、当該表地及び裏
地の周縁部がパット本体を介在させずに互いに接合する
ように構成されているので、ヒップパットの端部が自然
な感じで人体のヒップ部に馴染み、着用状況が表着に響
くことがない。そのため、より一層人体に馴染み易く、
装着感及び整形性が良好であって、しかも着用状況が表
着に響くことのないエッジ構造を有するヒップパットを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す斜視図である。
【図2】 図2はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す縦断面図である。
【図3】 図3はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す横断面図である。
【図4】 図4はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す要部の断面図である。
【図5】 図5(a)〜(c)はパット本体の形成工程
をそれぞれ示す断面構成図である。
【図6】 図6(a)〜(c)はパット本体の形成工程
をそれぞれ示す断面構成図である。
【図7】 図7はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す装着状態の縦断面図である。
【図8】 図8はこの発明に係るヒップパットの一実施
の形態を示す装着状態の横断面図である。
【図9】 図9はヒップパットのモールド成形の工程を
示す断面構成図である。
【図10】 図10はヒップパットのモールド成形の工
程を示す断面構成図である。
【図11】 図11はヒップパットのモールド成形の工
程を示す断面構成図である。
【図12】 図12はヒップパットのモールド成形の工
程を示す断面構成図である。
【図13】 図13は止着手段を示す斜視図である。
【図14】 図14は止着手段を示す断面図である。
【図15】 図15は止着手段を示す斜視図である。
【図16】 図16はこの発明に係るヒップパットの一
実施の形態を示す装着状態の横断面図である。
【図17】 図17はこの発明に係るヒップパットの一
実施の形態を示す装着状態の説明図である。
【図18】 図18はこの発明に係るヒップパットの一
実施の形態を示す装着状態の説明図である。
【図19】 図19(a)(b)はこの発明に係るヒッ
プパットの一実施の形態をそれぞれ示す装着状態の説明
図である。
【図20】 図20(a)(b)はこの発明に係るヒッ
プパットの一実施の形態をそれぞれ示す装着状態の説明
図である。
【図21】 図21は編組織を示す説明図である。
【図22】 図22は編組織を示す説明図である。
【図23】 図23は編組織を示す説明図である。
【図24】 図24は織物地を示す説明図である。
【図25】 図25は編組織を示す説明図である。
【図26】 図26は従来のヒップパットを示す断面図
である。
【図27】 図27は従来のヒップパットを示す断面図
である。
【符号の説明】
P ヒップパット、1 パット本体、2a 表地、2b
裏地。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体のヒップ部に被着する衣服の内側に
    装着して使用されるヒップパットにおいて、所定のヒッ
    プ形状に形成された連続気泡構造の発泡体からなり、周
    縁部がテーパ状に薄く形成されたパット本体と、このパ
    ット本体の表裏両面を被覆する伸縮性を有する素材から
    なる表地及び裏地とを有し、上記パット本体と表地とを
    一体的又は別個にプレス加工して立体的に成形するとと
    もに、上記表地及び裏地はパット本体よりも大きく形成
    され、テーパ状に薄く形成されたパット本体の周縁部の
    外側において、当該表地及び裏地の周縁部がパット本体
    を介在させずに互いに接合されていることを特徴とする
    ヒップパット。
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