JP2004100124A - ズボン、スカートのウエスト寸法延長補足及び保持ベルト - Google Patents
ズボン、スカートのウエスト寸法延長補足及び保持ベルト Download PDFInfo
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Abstract
【構成】ベルト1の表には、ボタン1個と左右にボタンホール4個以上、メンかん4個以上が設けられている。ベルト1の裏側には向きの違うオンかん2こが設けられている。ベルト1は、ウエストポーチと一体化し、ズボン、スカートに取り付けることによる、ファスナーの開口部11をウエストポーチが外側から覆い人目を気にせず着用できる。
【選択図】 図5
Description
【産業上の利用分野】
ズボン、スカートのウエスト寸法の延長補足、保持用ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術は、ズボン、スカートのウエスト寸法が体重増加、妊娠などの理由狭くなり穿けなくなると、ウエスト寸法に合う新品を購入したり、製作したり、又タックの縫い目を解き広げウエスト寸法に合うようリフォームして穿いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ズボン、スカートのウエスト寸法が合わなくなった理由だけで新品を購入し、また製作しなければならない経済的、又製作時間の無駄と、リフォームの面倒さを解消することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために上記請求項1に記述の構成は、細長い布製ベルト表側のベルト幅方向中央に一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられている物と同寸のボタン1個を逢着し、前記ボタンを中心に左右長手方向一列に間隔を空けた所定位置に少なくてもそれぞれ2個以上の前記ボタンに合うボタンホールをベルト幅方向中央に設け、それぞれのボタンホールより、前記ボタン寄りに5ミリメートル空けた場所に、一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられている前かんと同寸のメンかんを1個ずつ、ベルト幅方向に逢着した一面と、前記ベルト裏側の、前記ボタンと同位置にベルト長手方向にボタンを左右に挟むように、前記前かんのオンかんを左右別向きにベルト幅方向中央に逢着した他面を有するベルトを備えたことにある。
【0005】
又、請求項2に於いては、底が深めで幅の広めのウエストポーチ後部の上部左右側面近くと中央に3個の開閉式のベルト通しを設け、請求項1のベルトが前記ベルト通し、図5の17、17間と同寸になるよう、両端を所定の分折り返し縫合してそろぞれ輪状にし、前かんのオンかんが逢着されている面を表に出し、ベルト通し17を前記ベルト両端の輪のなかに、ベルト通し18はベルトの外になるようセットし、前記ベルトがベルト通しから着脱自在とした請求項1のベルトを備えたことによる。
【0006】
又、請求項3に於いては、おしゃれ目的の丈の短めの巻きスカート又は巻きエプロンや、3角に折ったスカーフのウエストに当たる部分の上部横方向に請求項1のベルトを前かんのオンかんが逢着された面を表に出し長手方向にして沿わせ、ベルト両端及びオンかん、メンかんの間、図6、22の4箇所をベルトの幅方向に前記巻きスカート、又は巻きエプロンやスカーフと縫合された請求項1のベルトを備えたことにある。
【0007】
【発明の作用・効果】
上記のように請求項1のベルトを備えたことにより、ズボン、スカートのウエスト寸法が体重増加、妊娠などの理由で合わなくなった場合、前記ベルト上のボタンをズボン、スカートのウエスト結合部のボタンホールに嵌め、前記ベルトのボタンホールへ、ズボン、スカートのウエスト結合部のボタンを嵌めることによりウエスト寸法が延長補足され、人体にズボン、スカートが保持される。ズボン、スカートのボタン、ボタンホールが左右逆についている場合は、前記ベルト上にはボタンの左右にボタンホールが設けられているので対応でき、又ボタンホールが間隔を空け複数設けられているので、足りないウエスト寸法に合わせて選ぶことが出来る。気に入って着用していたズボン、スカートもウエスト寸法が合わなくなれば着用をあきらめざるを得なかった物が、前記ベルトを使用することによりリフォームの必要も、新しく買う必要も無くもう一度着用可能になるのである。
【0008】
又、ズボン、スカートのウエスト結合部に前かんが取り付けてある場合は、ズボン、スカートのオンかんを請求項1のベルト上のメンかんに嵌め、ズボン、スカートのメンかんを前記ベルト別面のオンかんに嵌めることによりズボンスカートのウエスト寸法が延長補足され、人体にズボン、スカートが保持される。ズボン、スカートのオンかん、メンかんが逆に取り付けられている場合は前記ベルト上にはオンかんが左右向きを変え1個ずつ設けられており、またメンかんもオンかんの左右に設けられているので対応でき、又そのメンかんは間隔を空け複数設けられているので、足りないウエスト寸法に合わせて選ぶことが出来る。
【0009】
又、請求項2のように請求項1のベルト両端の所定の分を折り返し縫合しそれぞれ輪状にしたものを前かんのオンかんが逢着されている面を表にしウエストポーチの後側に設けたベルト通しにセットする。前記ベルトをズボン、スカートに取り付けウエスト寸法が延長されたことにより、ズボン、スカートのファスナーが3角状に空く図3の11、図4の11の部分は、前記ベルトとウエストポーチを一体化したことにより、ウエストポーチが外側から覆い人目を気にする事なくズボン、スカートを穿ける。又、都合でウエストポーチが邪魔なときは前記の3つのベルト通しを開放し、ベルトとウエストポーチを離すことが出来る。
【0010】
又、請求項3のようにおしゃれ目的の丈の短めの巻きスカート、又は巻きエプロンや3角に折ったスカーフの上部、ウエスト部へ横方向に請求項1のベルトを前かんのオンかんが取り付けられている面を表に出し長手方向にして沿わせ、まきスカート、又は巻きエプロンや3角に折ったスカーフと縫合し一体化することにより、上記のように前記ベルトにズボン、スカートを取り付けた時に出来るファスナー開口部図3の11、図4の11が、人体のウエストを一回りする巻きスカート、又は巻きエプロンやスカーフで覆い隠され、人目を気にする事無く着用できる。
【0011】
【効果】以上のように、請求項1のベルトを使用することによりズボン、スカートのウエスト寸法が足りない分だけ延長補足され、人体に保持されるので再び前記ズボン、スカートが着用可能になる。ボタン、前かんどちらにもこのベルト1本で使用可能である。上に着るものが腰を隠す長さがあり、ズボン、スカートの上に出して着る場合は上記のベルトのみの使用が可能である。 請求項2では、ウエストポーチと前記ベルトが一体化されることにより、ベルト使用時に生ずるズボン、スカートのファスナーの開口部、図3、図4の11をウエストポーチが外側から覆い隠すので人目を気にせず着用出来、ウエストポーチには小物が入り手ぶらで歩け、都合でウエストポーチが邪魔なときはベルトから外すことが出来る。請求項3でも、前記ベルトとおしゃれ目的の丈の短めの巻きスカート、又は巻きエプロンや3角にスカーフと一体化することにより前述の図3、図4の11が外側より覆われ人目を気にせずズボン、スカートを着用でき、おしゃれも楽しめる。以上によりズボン、スカートのウエスト寸法が合わなくなっただけで、気に入って着用していた物を捨ててしまわなければならない無駄と、製作、リフォームにかかる手間を解消できる。
【0012】
【実施例】
以下、実施例を図面を用いて説明すると、図1は、ズボン、スカートのウエスト寸法延長補足、保持を可能とする布製の細長いベルト1の表面2の平面図である。ベルトに、一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられているものと同寸のボタン4が逢着され、ボタン4を中心に左右所定の間隔を空けボタン4の嵌るボタンホール5A、5Bが少なくても2個以上設けられている。又、各ボタンホールのボタン4寄りに5ミリメートル空けた場所へ、一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられている前かんのメンかん6A、6Bがボタンホールの数だけ逢着されている。
【0013】
ベルト1の裏面3は図2に示すように、ベルト2に逢着されたボタン4を左右から挟む位置に、一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられているものと同寸の前かんのオンかん6、7を左右向きを変え逢着する。
【0014】
上記のベルトを、ウエスト寸法の足りないズボン、スカートに取り付けるには、図3のように、ベルト1の裏面3を人体に向け、ズボン、スカートのウエスト結合部にボタンがつけられている場合、ズボン、スカートを人体に穿きズボン、スカートのボタン8を内側からボタンホール5Aに嵌め、ズボン、スカートのボタンホール9にボタン4を内側から嵌める。ボタンホール5Aは間隔を空け2個以上設けられているので、ウエストに合うところへ嵌める。ズボン、スカートのボタン、ボタンホールが左右逆に付けられている場合は、ズボン、スカートのボタンをボタンホール5Bへ嵌めればよい。
【0015】
又、図4のように、ズボン、スカートのウエスト結合部に前かんがつけられている場合、ズボン、スカートを人体に穿き、ベルト1の裏面3を人体に向け、ズボン、スカートのオンかん12をベルト1の外側からメンかん6Aに嵌め、オンかん6にズボン、スカートのメンかん13をベルト1の内側で嵌める。ズボン、スカートのオンかん、メンかんが左右逆につけられている場合はズボン、スカートのオンかんをベルト1の外側からメンかん6Bに嵌め、ズボン、スカートのメンかんはベルト1の内側でオンかん7に嵌める。ベルト2にはメンかん6A、6B共2個以上設けられているので、ウエストに合う所へ嵌める。上半身に着る服が腰を隠すくらいの丈がありズボン、スカートの上に出して着る場合は、ベルト1を使用することにより出来る、ズボン、スカートのファスナーの空き図3、図4の11が外側から覆われるのでベルト1のみの使用が可能である。
【0016】
次に、図5は、底が深めで幅の広めのウエストポーチとベルト1を一体化させた図である。ウエストポーチ後側15の上部左右のウエストポーチ側面16近くと、上部中央の3箇所に開閉式のベルト通し17,18を設け、ベルト1の長さがベルト通し、17,17間と同寸になるよう両端部を折り返しそれぞれ輪状になるよう縫合し、ベルト3を表に出し、前記ベルト1の両端に作成した輪にベルト通し17を嵌め、ベルト通し18のがベルト1の外側に出るようベルト1をセットする。ズボン、スカートに上記ベルトを取り付けると、ベルト1も、3角状に空いたファスナー部分11もウエストポーチが外側から覆うので人目を気にせず着用できる。又、都合でウエストポーチが邪魔なときは、ベルト通しを開放すればベルト1から外すことが出来る。
【0017】
図6では、ベルト1をおしゃれ目的である丈の短めの巻きスカート、又は巻きエプロンやスカーフと一体化させた物である。上記の巻きスカート、又は巻きエプロン裏側21のウエスト部へ横方向に、ベルト3面を表にして沿わせ図6,22の4箇所を縫合、又は安全ピンで止め一体化させることにより、ズボン、スカートのウエスト寸法の不足分を延長補足し、人体に保持させ、又ファスナー開口部11も巻きスカート、巻きエプロンが腰を一回りするので外側から覆ってくれ人目を気にせず着用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベルトの表側平面図である。
【図2】本考案のベルトの裏面平面図である。
【図3】ズボン、スカートのボタン、ボタンホールとベルトの実施例である。
【図4】ズボン、スカートの前かんとベルトの実施例である。
【図5】ベルトとウエストポーチを一体化させた平面図である。
【図6】ベルトと巻きスカート、巻きエプロンを一体化させた平面図である。
【符号の説明】
1 布製のベルト、 2 ベルト表、 3 ベルト裏、 4 ボタン、 5A ボタンホール、 5B ボタンホール、 6 オンかん、 6A メンかん、 6B メンかん、 7 オンかん、 8 ズボン、スカートのボタン、9 ズボン、スカートのボタンホール、 10 ズボン、スカートの表、 11 ズボン、スカートのファスナー開口部、 12 ズボン、スカートのオンかん、 13ズボン、スカートのメンかん、 14 ウエストポーチ、 15 ウエストポーチ後側、 16 ウエストポーチ側面、 17 ベルト通し、 18 ベルト通し、 19 マジックによる開閉部、 20 ウエストポーチのベルト、 21 巻きスカート、巻きエプロンの裏側、 22 縫合部、 23 巻きエプロン、巻きスカートの紐、
Claims (3)
- 細長い布製ベルト表側のベルト幅方向中央に一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられている物と同寸のボタン1個を逢着し、前記ボタンを中心に左右長手方向一列に間隔を空けた所定位置に少なくてもそれぞれ2個以上の前記ボタンに合うボタンホールをベルト長手方向に設け、それぞれのボタンホールより前記ボタンよりに5ミリメートル空けた場所に、一般のズボン、スカートのウエスト結合部に付けられている前かんのメンかんを1個ずつベルト幅方向に逢着した一面と、前記ベルト裏側の、前記ボタンと同位置にベルト長手方向にボタンを左右に挟むように、前記前かんのオンかんを左右別向きに逢着した他面を有するベルト。メンかんは、糸で作成逢着したものでも良い。
- 底が深めで幅の広めのウエストポーチ後部の上部左右側面近くと中央に3個の開閉式のベルト通しを設け、請求項1のベルトが前記ベルト通し、図5の(17)、(17)間と同寸になるよう、両端を所定の分折り返し縫合してそれぞれ輪状にし、前記ベルトを、前かんのオンかんが逢着されている面を表に出すようベルト通しにセットし、前記ベルトがベルト通しから着脱自在とした請求項1のベルト。
- おしゃれ目的の丈の短めの巻きスカート又は巻きエプロンや、三角に折ったスカーフのウエストに当たる部分の上部横方向に請求項1のベルトを前かんのオンかんが逢着された面を表に出し長手方向にして沿わせ、前記ベルトの図6(22)の4箇所を幅方向に前記の巻きスカート、又は巻きエプロンやスカーフと逢合された請求項1のベルト。
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