JP2002302336A - 紙葉類収容装置 - Google Patents
紙葉類収容装置Info
- Publication number
- JP2002302336A JP2002302336A JP2001108658A JP2001108658A JP2002302336A JP 2002302336 A JP2002302336 A JP 2002302336A JP 2001108658 A JP2001108658 A JP 2001108658A JP 2001108658 A JP2001108658 A JP 2001108658A JP 2002302336 A JP2002302336 A JP 2002302336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bill
- time
- motor
- full
- stacker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/38—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
- B65H29/46—Members reciprocated in rectilinear path
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H43/00—Use of control, checking, or safety devices, e.g. automatic devices comprising an element for sensing a variable
- B65H43/06—Use of control, checking, or safety devices, e.g. automatic devices comprising an element for sensing a variable detecting, or responding to, completion of pile
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/20—Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
- G07D11/22—Means for sensing or detection
- G07D11/23—Means for sensing or detection for sensing the quantity of valuable papers in containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2515/00—Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
- B65H2515/70—Electrical or magnetic properties, e.g. electric power or current
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2557/00—Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
- B65H2557/20—Calculating means; Controlling methods
- B65H2557/23—Recording or storing data
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
て、収容紙葉類の満杯検出動作を正確に行って円滑な収
容動作を行う紙葉類処理装置を提供する。 【解決手段】紙葉類収容装置(紙幣収容装置1)の満杯
検出手段2は、基準値を超えた電流値を検知信号a、
b、cとして記憶するとともに、記憶した検知信号a、
b、cのうち、紙幣案内手段43による紙葉類収容動作
時間T´の略後半の時間K´内に記憶した検知信号cに
基づいて紙葉類収容部であるスタッカー42が満杯であ
ると判断する。
Description
替機、ゲーム機器の内部に配設される紙葉類収容装置に
関し、特に、紙葉類満杯検出手段を具えた紙葉類収容装
置に関する。
機器本体内には、一般に、紙幣挿入口から挿入された紙
幣を精算後に紙幣収容部であるスタッカーに収容する紙
幣収容装置が配設されている。
図で示す図7のように、紙幣収容装置41内に搬送され
た紙幣31を押圧板43aを介しスタッカー42へ向け
押し付ける紙幣案内手段43と、該紙幣案内手段43を
駆動するモータ44とから構成されている。このうち、
紙幣案内手段43は、紙幣搬送路45の終端部に配設さ
れ、その押圧板43aにはパンタグラフアームからなる
リンク手段47が枢支されている。一方、モータ44に
はその回転軸に偏心カム46が取り付けられ、当該モー
タ44を駆動すると、偏心カム46が回転してリンク手
段47を駆動し、これにより紙幣案内手段43の押圧板
43aをスタッカー42側へ平行移動する。なお、押圧
板43aは図示せぬ付勢手段によって偏心カム46側に
常時付勢されており、そのため、モータ44が駆動する
と押圧板43aは矢印Wで示すように往復移動する。
ぬ紙幣挿入口から挿入された紙幣31が紙幣搬送路45
に沿って搬送され、その終端部に達すると、該紙幣31
は押圧板43aの右側方に配置されるとともに、その両
端がそれぞれ紙幣案内ガイド48内に嵌挿する。ここで
モータ44を駆動すると、図7で示すように紙幣案内手
段43の押圧板43aがスタッカー42へ向け平行移動
し、紙幣31の幅方向略中央を押圧するので、これによ
り紙幣31はスタッカー42へ向けて案内され、該紙幣
31の両端が紙幣案内ガイド48から脱出すると、紙幣
31は当該スタッカー42内に収容される。また押圧板
43aは、紙幣31をスタッカー42内に収容した後、
モータ44の駆動により偏心カム46側へ平行移動して
初期位置に復帰する。なお、この紙幣案内手段43によ
る紙幣収容動作の詳細は特開昭60−77287号公報
に開示されている。なお符号49は、スタッカー42内
に配設された紙幣31を、板50を介し常時押圧板43
a側へ付勢するスプリングである。
タ44では、該モータ44自体の特性や紙幣収容動作の
負荷によって、その電流値は時間的に変化する。
4、および紙幣収容装置41内の制御手段等(後述)の
動作状態を示すタイムチャートであって、特に、制御手
段に記憶される検知信号、紙幣案内手段43による紙幣
収容動作を表すCARY信号、およびモータ44に加わ
る電流値の変化を示している。なお、図8の図面右側へ
向かう横軸は時間軸を示しており、図面右側へ向かうほ
ど時間が経過するように図示している。また、モータ4
4の電流波形では縦軸が電流値の大きさを表わしてい
る。
は、紙幣31が紙幣搬送路45の終端部に達すると、上
述のようにモータ44が起動して、押圧板43aによる
紙幣収容動作が開始されるが、その際、図8に示すモー
タ44の電流波形のピークAで示すように、起動直後の
モータ44には、回転子による慣性力等の要因により大
きな負荷が加わっているから、その電流値は、モータ4
4の起動直後、急激に上昇する。
状態に移行するため電流値はいったん下降するが、その
一方、モータ44には押圧板43aを介し紙幣31をス
タッカ42内に押圧し、それにより紙幣案内ガイド48
(図7)から紙幣31を脱出させるために負荷が加わる
から、図8のモータの電流波形のピークBで示すよう
に、モータ44の電流値は再び上昇する。
7)から脱出してスタッカー42内に収容されると、押
圧板43aは初期位置に復帰するが、その際モータ44
には、紙幣31が紙幣案内ガイド48を脱出するための
負荷は加わらなくなる。そのためモータ44の電流値
は、図8のピークB以降のモータ44の電流波形で示す
ように下降する。なお、図8のピークBは、紙幣31が
紙幣案内ガイド48(図7)から脱出する直前のモータ
44の電流値を示している。
2(図7)が満杯でない場合は、スプリング49がスタ
ッカー42内に積載収容された紙幣31を介し押圧板4
3aを押圧する押圧力は小さく、そのため該押圧板43
aを介しモータ42に加わるスプリング49の負荷は小
さい。したがって、モータ44に印加される電流値は、
図8のピークB以降の電流波形で示すように下降する。
杯である場合には、スプリング49がスタッカー42内
に積載収容された紙幣31を介し押圧板43aを押圧す
る押圧力が大きく、そのためモータ44には押圧板43
aを介し再び大きな負荷が加えられることとなる。ここ
で、図8のピークB以降後のモータ33の電流波形を調
べると、図8と同一部分を同一符号で示す図9のピーク
Cで示すように、モータ44の電流値は急激に上昇す
る。
た後、初期位置に復帰するが、その際、モータ44には
紙幣31が紙幣案内ガイド48を脱出するための負荷は
加わらなくなるから、図9のピークC以降のモータ44
の電流値はその電流波形で示すように下降する。なお、
図9のピークCは、押圧板43aにより紙幣31を満杯
のスタッカー42内に押し付け収容する直前のモータ4
4の電流値を示している。
ータ44の電流値の変動を利用して、従来の紙幣収容装
置41では、スタッカー42が満杯になったか否かを検
出するようにしている。
検出手段は、モータ44の電流値を検出する電流検知手
段と、検出したモータ44の電流値に基づき満杯か否か
を判断する制御手段と、紙幣案内手段43の紙幣収容動
作の開始を検知する紙幣収容動作検知手段とから構成さ
れている。
が予め記憶しているスレッシュレベルは、紙幣31を収
容する動作の途中で検出されるピークBで示す最大電流
値よりも大きく、かつ、スタッカー42の満杯を検出す
る際に表れるピークCで示す最大電流値よりも小さい一
定の電流値である。
電流値を、予め記憶した前記基準値と比較するととも
に、比較した結果、検出したモータ44の電流値が基準
値を超えた場合には、そのモータ44の電流値を、図8
および図9の検知信号(コンパレータ出力)a、cで示
すように、電気信号として記憶する。なお、検知信号a
は、モータ44の起動当初に発生するピークAに対応す
る検知信号であり、また、検知信号cは、満杯時のモー
タ44のピークCに対応する検知信号である。
によって紙幣収容動作の開始が検知されると、図8およ
び図9のCARY信号をONする。
段では、CARY信号のONされた時点から所定時間S
経過後の所定時間Ta内に、制御手段に検知信号が記憶
されたか否かを判断し、そして図9の検知信号cで示す
ように、所定時間Ta内に検知信号が記憶されたと判断
した場合には、スタッカー42が満杯になったと判断し
て、制御手段は図示せぬ紙幣挿入口のシャッター手段を
駆動して該紙幣挿入口を閉塞し、それ以降の紙幣31の
受入れを中止する。
検知信号が記憶されなかったと判断した場合にはスタッ
カー42は満杯でないと判断し、制御手段は前記シャッ
ター手段による紙幣挿入口の拡開を維持して、それ以降
の紙幣31を受け入れる。
ータ44の起動時点から所定時間S経過するまでの時間
を除いて満杯検出判断を行うこととしたのは、図8およ
び図9で示すモータ44のピークAで示すように、通常
起動直後のモータ44は、その電流値が前記基準値を超
え、これにより検知信号aとして記憶されるので、該検
知信号aに基づいて誤ってスタッカー42が満杯である
と判断されることを防止するためである。
置では、曲げにくいいわゆる腰の強い紙幣や、曲げやす
い腰が弱い紙幣等、さまざまな種類の紙幣を取り扱う場
合がある。
も、この種々の紙幣を扱っているが、通常の紙幣31よ
り腰の強い紙幣をスタッカー42に収容しようとする場
合には、紙幣案内ガイド48から紙幣を脱出させるため
にモータ44には一時的に大きな負荷が加わる。
合のモータ44および制御手段等の動作状態を、図8お
よび図9と同一方法により図示したタイムチャートであ
り、図8および図9と同一部分を同一符号で示してい
る。この図10のモータ44の電流波形のピークB´で
示すように、腰の強い紙幣を収容する場合には、紙幣案
内ガイド48(図7)からその腰の強い紙幣を脱出させ
るためにモータ44には通常の紙幣31より大きな負荷
が加わるから、紙幣収容動作途中のモータ44の電流値
は、通常の紙幣31を収容する場合の電流値(図8およ
び図9のピークB)より一層大きくなり、また押圧板4
3aによる紙幣収容動作時間T´も、通常の紙幣31の
紙幣収容動作時間T(図8および図9)に比べて長くな
る(T´>T)。なお図10では、ピークB´以降に下
降するモータ44の電流波形で示すように、紙幣収容後
でもスタッカー42が満杯ではない様子も併せて示して
いる。
タ44の電流波形のピークB´で示すように所定時間T
a内の紙幣収容動作の途中でモータ44の電流値が前記
基準値(スレッシュレベル)以上になると、制御手段に
は所定時間Ta内に検知信号b´が記憶されるから、満
杯検出手段は、スタッカー42内に紙幣を収容すること
が未だ可能な状態(満杯ではない)にもかかわらず、ス
タッカー42が満杯になったと誤って判断して、紙幣3
1の受入れを中止してしまう問題があった。
うことによって満杯検出動作が誤動作するという問題
は、紙幣収容装置だけでなく、他の紙葉類(例えば、ク
ーポン券やギフト券等)の満杯検出を行う紙葉類収容装
置(例えば、クーポン券収容装置やギフト券収容装置)
においても同様に提起されており、特に、新しい札(紙
幣)や腰の強い紙葉類(例えばギフト券、ビール券、商
品券等)を収容する収容動作時に誤って満杯検出が行わ
れてしまう可能性があった。
紙葉類を収容する紙葉類処理装置において、収容紙葉類
の満杯検出動作を正確に行って円滑な収容動作を行う紙
葉類処理装置を提供することを目的とする。
ため、この発明では、搬送された紙葉類を紙葉類収容部
へ向け押し付けて前記紙葉類を前記紙葉類収容部内へ案
内する紙葉類案内手段と、該紙葉類案内手段を駆動する
モータと、該モータの電流値を検出し該電流値が予め設
定された基準値を超えたか否かによって前記紙葉類収容
部が満杯であるか否かを判断する満杯検出手段を具えた
紙葉類収容装置において、前記満杯検出手段は、前記基
準値を超えた電流値を検知信号として記憶するととも
に、該記憶した検知信号のうち、前記紙葉類案内手段に
よる紙葉類収容動作時間の略後半の時間内に記憶した検
知信号に基づいて前記紙葉類収容部が満杯であると判断
するようにしている。
装置の一実施例として、紙葉類の一例である紙幣を取り
扱う紙幣収容装置について詳述する。
来の紙幣収容装置と同様に、該紙幣収容装置41に搬送
された紙幣31をスタッカー42へ向けて押し付けるこ
とにより該紙幣31をスタッカー42へ案内する押圧板
43aからなる前記紙葉類案内手段43と、この紙幣案
内手段43を駆動するモータ44とから構成されてい
る。したがって、この紙幣収容装置1でも、従来の紙幣
収容装置と同様に、図示せぬ紙幣挿入口から挿入された
紙幣31が紙幣搬送路45に沿って搬送され、その終端
部に達するとモータ44が駆動し、これにより押圧板4
3aが紙幣31の幅方向略中央を押圧するとともに該紙
幣31を紙幣案内ガイド48から脱出させて紙幣収容部
42へ向けて案内するので、紙幣31は紙幣収容部42
内に収容される。なお押圧板43aは、紙幣31をスタ
ッカー42内に収容した後、モータ43の駆動により、
図7の偏心カム46側へ平行移動して初期位置に復帰す
る。またスタッカー42内に収容された紙幣31は、板
50を介しスプリング49により常時押圧板43aへ向
け押圧される。
4の電流信号を検出し、検出した電流信号の電流値が予
め設定した基準値以上である場合にスタッカー42が満
杯であると判断する満杯検出手段が配設されている。
ロック図である。この満杯検出手段2は、キャリアSW
検出部(紙幣収容動作検知手段)3、タイマー(時間測
定手段)4、制御手段5、および電流検知手段6とから
構成されている。
タ44の回転開始および回転停止を検出する。また電流
検知手段6は、制御手段5を介し駆動されるモータ44
の駆動電流値を検出し、該検出したモータ44の電流値
に関する情報を、制御手段5へ送出する。
置)、主記憶装置及び補助記憶装置を主構成要素とする
周辺回路から構成されている。この制御手段5は、キャ
リアSW検出部3によってモータ44の回転開始が検出
されると、CARY信号をONし、またモータ44の回
転停止が検出されるとCARY信号をOFFする。また
制御手段5は、CARY信号がONすると紙幣収容動作
の開始が開始したと判断し、またCARY信号がOFF
すると紙幣収容動作が終了したと判断する。また制御手
段5はタイマー4を介し、紙幣収容動作の開始から終了
までの時間、すなわち紙幣収容動作時間を測定する。ま
た制御手段5は、予め一定の基準値(スレッシュレベ
ル)を記憶しており、該基準値と電流検知手段6により
検出したモータ44の電流値とを比較する。そして、モ
ータ44の電流値が基準値を超えた場合には、該電流値
を検知信号(コンパレータ出力)として記憶する。な
お、この実施例では、制御手段5に予め記憶させる基準
値は、従来の紙幣処理装置の満杯検出処理で用いた基準
値(図8乃至図10のスレッシュレベル)と同一の基準
値である。また、この制御手段5は、測定した紙幣収容
動作時間に基づいて、当該紙幣収容動作時間のうち略後
半の時間を算定する。
内に記憶された検知信号のうち、スタッカー42が満杯
であると判断される検知信号を特定するための時間であ
り、制御手段5はこの略後半の時間内に記憶した検知信
号に基きスタッカー42が満杯であると判断する。
間内に記憶した検知信号に基づいてスタッカー42が満
杯であると判断するのは、従来、腰の強い紙幣や通常の
紙幣等、種々の紙幣を収容する場合、通常、各種紙幣の
紙幣収容動作時間は一定とならないが、その一方、いず
れの特性を持つ紙幣を収容する場合であっても、真にス
タッカー42の満杯を表す検知信号は、その紙幣収容時
間の長さに拘らず、各紙幣収容動作時間の略後半の一定
時間内に検出されることが、出願人の実験により判明し
たからである。
紙幣収容動作時間のうちの後半60パーセントの時間で
あることも、出願人の実験により判明している。これ
は、実際にはスタッカー42の満杯を表す検知信号は偏
心カム46の上死点の位置で検出されることから、理論
的には紙幣収容動作時間の後半50パーセントで満杯を
検出するが、紙幣収容装置1では温度環境によりモータ
44に供給される駆動電圧が変動して上記検知信号の検
出に時間差が生じることがあり、またスタッカー42内
の収容紙幣が多いか少ないか等の理由により紙幣収容動
作時間に誤差が生じる場合があるから、当初の論理値で
ある50パーセントより10パーセント多く、紙幣収容
動作時間の後半約60パーセントの時間内に記憶した検
知信号に基づいてスタッカー42が満杯であると判断す
ることが妥当であることが、実験から判明しているため
である。
31を収容した後のスタッカー42が満杯となる様子を
示しているが、スタッカー42の満杯を表す検知信号c
は、紙幣収容動作時間Tの略後半の一定時間K(紙幣収
容動作時間Tの60パーセントの時間)に記憶される。
紙幣を収容する場合のモータ44、および制御手段5等
の動作状態を、図8乃至図10と同一方法により図示し
たタイムチャートであって、図8乃至図10と同一部分
を同一符号で示している。なお、この図2では、検知信
号cで示すように、該紙幣31を収容したスタッカー4
2が満杯である様子を図示している。
容する場合にはその紙幣収容動作時間T´は通常の紙幣
31を収容する紙幣収容動作時間Tに比べて長くなるが
(T´>T)、その場合であってもスタッカー42の満
杯を表す検知信号cは、紙幣収容時間T´の略後半の一
定時間K´内に記憶されることが分かっている。なお、
図2の検知信号bは、腰の強い紙幣を紙幣案内ガイド4
8(図7)から脱出させるために加わるモータ44の負
荷が通常の紙幣31を収容する場合に比べて大きいため
に生じる信号である。
(スタック動作)を、制御手段2の処理手順を示す図3
のフローチャートで説明する。
へ収容する場合であって、該紙幣31を収容したスタッ
カー42が満杯でない場合を図4のタイムチャートとと
もに説明する。図4は、通常の紙幣31を収容する場合
のモータ44、および制御手段5等の動作状態を、図8
と同一方法により示すタイムチャートであって、図8と
同一部分を同一符号で示している。この図4のモータ4
4のピークAで示す該モータ44の起動直後の電流値の
上昇は、モータ44自身の性質によるものである。ま
た、この電流波形のピークBで示すモータ44の電流値
の上昇は、通常の紙幣を収容する動作の途中で表れたも
のである。また、この図4では、モータ44の電流波形
のピークB以降で示すモータ44の電流値の下降の様子
からわかるように、通常の紙幣31を収容したスタッカ
ー42が満杯でない様子が図示されている。
31が紙幣搬送路45(図7)の終端部の所定位置に達
すると、制御手段5がモータ44を起動するとともに
(ステップ101)、キャリアSW検出部3を介しCA
RY信号がONしたか否か、すなわち紙幣収容動作が開
始されたか否かを判断する(ステップ102)。
号がONしないと判断した場合には、ステップ102の
処理を繰り返すが、その一方、CARY信号がONした
と判断すると、制御手段5は紙幣収容動作が開始された
と判断し、タイマー4を駆動して、CARY信号のON
が継続する時間(CARY ON時間)、すなわち図4
で示すモータ44の紙幣収容動作時間Tの測定を開始す
る(ステップ103)。また制御手段5は、この紙幣収
容動作時間Tの測定開始と同時に、電流検知手段3から
検出された電流値が、予め記憶した一定の基準値(スレ
ッシュレベル)を超えない時間X(以下、「電流検知な
し時間」という。)の測定を、タイマー4を介し開始す
るとともに(ステップ104)、該検出された電流値が
前記一定の基準値を超えていないか否か(電流検知がな
いか否か)の判断を行う(ステップ105)。
流値が前記一定の基準値を超えていない(電流検知がな
い)と判断した場合には(ステップ105でYES)、
電流検知なし時間Xの測定を継続して行うとともに、キ
ャリアSW検出部3を介してCARY信号のOFFした
か否かを判断し(ステップ108)、OFFしない場合
には、CARY信号がOFFしたと判断するまで、ステ
ップ105の処理を繰り返す。
手段3から検出された電流値が前記一定の基準値を超え
た(電流検知があった)と判断した場合には(ステップ
105でNO)、該基準値を超えた電流値に基づき、た
とえば図4の検知信号aで示すように、検知信号を記憶
し(ステップ106)、同時に電流検知なし時間Xの測
定をリセットする(ステップ107)。そして、再び電
流検知なし時間Xの測定を開始する。このステップ10
5からステップ107における処理において、たとえば
図4で示すように通常の紙幣31を収容する場合には、
まず紙幣収容動作時間Tの測定開始時点から、電流なし
時間Xの測定が開始される。しかし、モータ44の起動
直後の電流値は、電流波形のピークAで示すように上昇
して、前記一定の基準値を超える場合があり、かかる場
合には、制御手段5は、この前記一定の基準値を超えた
モータ44の電流値の検出に基づき、検知信号aを記憶
するとともに、測定した電流なし時間X1をリセット
し、このリセットした時点から再び電流検知なし時間X
の測定を開始する。
07の処理は、上記ステップ108において制御手段5
がCARY信号がOFFしたと判断するまで、ステップ
105の処理を繰り返す。
信号がOFFしたと判断した場合は制御手段5はモータ
44への電力供給を停止するとともに(ステップ10
9)、タイマー6の駆動を停止して、紙幣収容動作時間
Tの測定を終了し(ステップ110)、また同時に、タ
イマー4を介し行っていた電流なし検知時間Xの測定を
終了する(ステップ111)。このステップ111の処
理において、図4で示すように紙幣収容動作時間Tの測
定開始後、検知信号aが記憶された後に、紙幣収容動作
が終了するまでに他の検知信号が記憶されない場合に
は、最終的に測定された電流検知なし時間Xは、検知信
号aの記憶と同時にタイマー4がリセットした時点から
紙幣収容動作が終了するまでの時間である。
たか否か(電流検知記憶があったか否か)を判断し(ス
テップ112)、検知信号の記憶があったと判断した場
合には、制御手段5は、最終的に測定した紙幣収容動作
時間Tから略後半の時間K、ここでは紙幣収容動作時間
Tの60パーセントの時間を算定するとともに、最終的
に測定した前記電流なし検知時間Xが紙幣収容動作時間
Tの略後半の時間Kより短いか否かを判断する(ステッ
プ113)。そして、このステップ113で、該電流検
知なし時間Xが紙幣収容動作時間Tの略後半の時間(紙
幣収容動作時間Tの60パーセント)Kより長いと判断
した場合には、スタッカー42は満杯でない、すなわち
収容紙幣は所定の枚数以下であると判断する(ステップ
113でNO)。
2が満杯でない場合には紙幣収容動作時間Tの略後半の
時間(紙幣収容動作時間Tの60パーセント)K内に検
知信号が記憶されないことが判っているため、ステップ
101からステップ112の処理において、最終的に測
定される電流検知なし時間Xが、紙幣収容動作時間Tの
略後半の時間Kより長いときには、スタッカー42が満
杯でないと判断できるからである。
において最終的に測定された電流検知なし時間Xが、図
4で示すように検知信号aの記憶によりタイマー4がリ
セットした時点から紙幣収容動作が終了するまでの時間
である場合には、この電流検知なし時間Xが、紙幣収容
動作時間Tの略後半の時間Kより短いか否かが判断さ
れ、この電流検知なし時間Xが、図4で示すように紙幣
収容動作時間Tの略後半の時間Kより長いと判断された
場合には、制御手段5はスタッカー42は満杯でないと
判断する。
なし時間Xが、紙幣収容動作時間Tの略後半の時間Kよ
り短いと判断される場合には、制御手段5はスタッカー
42は満杯であると判断する(ステップ113でYE
S)。
ー42が満杯であると判断される場合について説明す
る。
モータ44や制御手段5などの動作状態を、図2、図4
および図8乃至図10と同一方法により図示したタイム
チャートであって、特に、紙幣31を収容したスタッカ
ー42が満杯である場合を示している。なお、この図5
では、図2、図4および図8乃至図10と同一部分を同
一符号で示している。
収容する場合であって、スタッカー42が満杯である場
合には、制御手段5が上述のステップ101からステッ
プ113までの処理を行うと、その紙幣収容動作時間T
内において、モータ44の電流値が、その電流波形のピ
ークAで示すように一定の基準値を超えた後、電流波形
のピークCで示すように、再びモータ44の電流値が一
定の基準値を超える。なお、電流波形のピークCで示す
モータ44の電流値の上昇は、スタッカー42が満杯で
あることを示すものである。
ステップ103からステップ113の処理がなされる
が、図5で示すようにモータ44の電流値が一定の基準
値を超える場合には、ステップ103からステップ11
1の処理によって、電流なし時間Xの測定が複数回行わ
れる。
ステップ111の処理によって、まず電流なし時間Xの
測定は紙幣収容動作時間Tの測定開始時点から開始され
るが、検知信号aの記憶と同時に、測定された電流なし
時間X1はリセットされるので、電流なし時間Xの測定
は、このリセットされた時点から再び開始される。しか
しその開始後、モータ44の電流値は該モータ44の電
流波形のピークCで示すように再び一定の基準値を超え
るから、該検出に基づき制御手段5は、検知信号cを記
憶するとともに、再び測定された電流なし時間X2をリ
セットして、電流なし時間Xの測定を新たに開始する。
したがって、ステップ111の終了時において最終的に
測定された電流検知なし時間Xは、検知信号cの記憶に
よりタイマー4がリセットされた時点から、紙幣収容動
作時間Tの終了までの時間である。そのためステップ1
13においては、この最終的に測定された電流検知なし
時間Xが、紙幣収容動作時間Tの略後半の時間Kより短
いか否かが判断され、図5で示すように該電流検知なし
時間Xが紙幣収容動作時間Tの略後半の時間Kより短い
場合は、スタッカー42が満杯であると判断される。
の紙幣を収容する場合であって、スタッカー42が満杯
である場合について説明する。かかる場合に制御手段5
が上述のステップ101からステップ113までの処理
を行うと、その紙幣収容動作時間T´は、腰の強い紙幣
を収容するため通常の紙幣31を収容する紙幣収容動作
時間Tに比べて長くなる(T´>T)。またこの紙幣収
容動作時間T´内に、モータ44の電流値は、その電流
波形のピークAで示すように一定の基準値を超えた後、
電流波形のピークB´で示すように、再びモータ44の
電流値は一定の基準値を超え、さらにその後、電流波形
のピークCで示すように、モータ44の電流値はまた一
定の基準値を超える。なお、図2のモータ44の電流波
形のピークB´で示すモータ44の電流値の上昇は、収
容する紙幣が腰が強いことによるものである。また、こ
の電流波形のピークCで示すモータ44の電流値の上昇
は、スタッカー42が満杯であることを示すものであ
る。
ステップ103からステップ113の処理が行われる
が、図2で示すようにモータ44の電流値が一定の基準
値を超える場合には、ステップ103からステップ11
1の処理によって、電流なし時間X´の測定が複数回行
われる。
ステップ111の処理によって、まず電流なし時間X´
の測定は、紙幣収容動作時間Tの測定開始時点から開始
されるが、検知信号aの記憶と同時に測定された電流な
し時間X1はリセットされるので、電流検知なし時間X
´の測定は、このリセットされた時点から再び開始され
る。しかしその開始後、モータ44の電流値は電流波形
のピークB´で示すように、再びモータ44の電流値一
定の基準値を超えるから、該検出に基づき制御手段5は
検知信号bを記憶するとともに、再び測定された電流な
し時間X2をリセットして、電流なし時間X´の測定を
新たに開始する。しかしまたその後、モータ44の電流
値は電流波形のピークCで示すようにまたモータ44の
電流値一定の基準値を超えるから、該検出に基づき、制
御手段5は、検知信号cを記憶するとともに、測定され
た電流なし時間X3をリセットして、電流なし時間X´
の測定を新たに開始する。
終的に測定される電流検知なし時間X´は、検知信号c
の記憶によりタイマー4がリセットされた時点から、紙
幣収容動作時間Tの終了までの時間である。そのためス
テップ113においては、この電流検知なし時間X´
が、紙幣収容動作時間T´により算出された略後半の時
間K´より短いか否かが判断され、該電流検知なし時間
X´が、図2で示すように紙幣収容動作時間T´の略後
半の時間K´より短いときは、スタッカー42が満杯で
あると判断される。
時間T´が通常の紙幣収容動作時間Tより長い場合であ
っても(T´>T)、スタッカー42が満杯である場合
には、紙幣収容動作時間T´の略後半の時間K´内に、
検知信号cが記憶されることが判っているからであり、
そのためステップ101からステップ112の処理にお
いて、最終的に測定される電流検知なし時間X´が、紙
幣収容動作時間T´の略後半の時間K´より短いときに
は、スタッカー42が満杯であると判断できるからであ
る。
て、該紙幣を収容したスタッカー42が満杯でない場合
について説明する。
ータ44、および制御手段5等の動作状態を、図2、図
4、図5、および図8乃至図10と同一方法により図示
したタイムチャートであって、特に、腰の強い紙幣を収
容したスタッカー42が、満杯でない場合を示してい
る。なお、図6では、図2、図4、図5、および図8乃
至図10と同一部分を同一符号で示している。
って、スタッカー42が満杯でない場合に、制御手段5
が上述のステップ101からステップ113までの処理
を行うと、その紙幣収容動作時間T´は、上述のように
通常の紙幣31を収容する紙幣収容動作時間Tより長く
なる(T´>T)。また、この紙幣収容動作時間T´内
に、モータ44の電流値が、その電流波形のピークAで
示すように一定の基準値を超えた後、電流波形のピーク
B´で示すように、再びモータ44の電流値一定の基準
値を超える。なお、この図6のモータ44のピークB´
で示すモータ44の電流値の上昇は、収容する紙幣が腰
が強いことによるものであって、スタッカー42が満杯
であることを示すものではない。なお、図6には、モー
タ44のピークB´以降の電流値の下降の様子で示すよ
うに該紙幣を収容したスタッカー42が満杯でない様子
も図示されている。
に、ステップ103からステップ113の処理がなされ
るが、図6で示すようにモータ44の電流値が一定の基
準値を超える場合には、ステップ103からステップ1
11の処理によって、電流なし時間X´の測定が複数回
行われる。
ステップ111の処理によって、電流なし時間X´の測
定はまず紙幣収容動作時間Tの測定開始時点から開始さ
れるが、検知信号aの記憶と同時に測定された電流なし
時間X1はリセットされるから、電流なし時間X´の測
定はリセットされた時点からが再び開始される。しか
し、その開始後、モータ44の電流値はその電流波形の
ピークB´で示すように、再びモータ44の電流値一定
の基準値を超えるから、該検出に基づき、制御手段5
は、検知信号bを記憶するとともに、再び測定された電
流なし時間X2をリセットして、電流なし時間X´の測
定を新たに開始する。
終的に測定される電流検知なし時間X´は、検知信号b
の記憶によりタイマー4がリセットされた時点から、紙
幣収容動作時間Tの終了までの時間であり、そのため、
ステップ113においては、この電流検知なし時間X´
が、紙幣収容動作時間T´により算出された略後半の時
間K´より短いか否かが判断される。そして、このステ
ップ113において、図2で示すように電流検知なし時
間X´が紙幣収容動作時間Tの略後半の時間K´より長
い場合には、スタッカー42は満杯でないと判断され
る。
時間T´が通常の紙幣収容動作時間Tより長い場合であ
っても(T´>T)、スタッカー42が満杯でない場合
には、紙幣収容動作時間T´の略後半の時間K´内に検
知信号が記憶されないことが判っているからである。
満杯検出手段2は、記憶した検知信号のうち紙幣案内手
段43による紙葉類収容動作時間T´の略後半の時間K
´以外に記憶した検知信号bがあった場合でも、該検知
信号bに基づいてはスタッカー42で満杯であるとは判
断しない。したがって、従来のように実際にはスタッカ
ー42は満杯でないにもかかわらず腰の強い紙幣を収容
する途中で記憶される検知信号bに基づいて、スタッカ
ー42が満杯であると判断することはない。なお、ステ
ップ112において、制御手段は、検知信号の記憶があ
ったと判断した場合には、制御手段はスタッカー42が
満杯ではないと判断する(ステップ112でNO)。こ
の場合はそもそもモータ44の電流値が一定の基準値を
超えることが検出されない場合であるから、スタッカー
42が満杯と判断しない。
であると判断した場合には、紙幣挿入口に配設されたシ
ャッター手段を駆動して紙幣挿入口を閉塞し、その後の
紙幣31の挿入を阻止し、一方、スタッカー42が満杯
でないと判断した場合には、制御手段5は前記シャッタ
ー手段を駆動せず、紙幣挿入口から挿入される紙幣の受
入れを許容する。
満杯検出手段2は、記憶した検知信号のうち紙幣案内手
段43による各紙葉類収容動作時間T、T´の略後半の
時間K、K´内に記憶した検知信号cに基づいてスタッ
カー42が満杯であると判断し、略後半の時間K、K´
以外の時間に記憶された信号、たとえば、腰の強い紙幣
を収容する途中で記憶される図6の検知信号bやモータ
44の起動直後に記憶される検知信号aに基づいては、
スタッカー42が満杯であるとを判断しないから、従来
のように実際にはスタッカー42は満杯でないにもかか
わらず、各略後半の時間K、K´以外の時間に記憶され
た信号に基づいて、誤ってスタッカー42が満杯である
と判断して紙幣31の受入れを中止してしまうことを可
及的に防止でき、これにより種々の紙幣31の収容動作
を円滑に行うことができる。
2では、紙幣案内手段43による各紙幣収容動作時間
T、Tの略後半の時間K、K´内に記憶した検知信号に
基づいてスタッカー42が満杯であると判断するように
したので、様々な種類の紙幣31を収容する場合に、変
動する各紙幣収容動作時間に対応して満杯検出判断を正
確に行うことができ、これにより種々の紙幣31の収容
動作を円滑に行うこともできる。
うに各紙幣収容動作時間T、T´の略後半の時間K、K
´内に記憶した検知信号に基づいてスタッカー42が満
杯であると判断するようにしたので、該紙幣収容装置1
を具えてなる自動販売機等の設置場所の温度等の環境変
化、モータ44の電源電圧が変動する等の環境変化、あ
るいはスタッカー42内の紙幣収容枚数の相違によって
紙幣収容動作時間T、T´が変動した場合であっても、
該紙幣収容動作時間T、T´に対応して、上記満杯検出
動作を正確に行うことができる。
収容する紙幣収容装置1について説明したが、この発明
は、種々の紙葉類(たとえば、クーポン券やギフト券
等)を収容する紙葉類収容装置(たとえば、クーポン券
収容装置やギフト券収容装置)においても適用すること
ができることはいうまでもなく、特に、新しい札(紙
幣)や腰の強い紙葉類(例えばギフト券、ビール券、商
品券等)を収容する収容動作時に誤って満杯検出が行わ
れてしまう等の問題を解決することができる。
搬送装置の満杯検出手段は、基準値を超えた電流値を検
知信号として記憶するとともに、記憶した検知信号のう
ち、紙葉類案内手段による紙葉類収容動作時間の略後半
の時間内に記憶した検知信号に基づいて紙葉類収容部が
満杯であると判断するから、紙葉類収容部内に紙葉類を
収容することが可能な状態にもかかわらず、紙葉類を収
容する途中で記憶される検知信号に基づいて誤って紙葉
類収容部が満杯であると判断し紙葉類の受入れを中止し
てしまうことを可及的に防止できるとともに、各種紙幣
の紙幣収容動作時間に対応して満杯検出判断を正確に行
うことができる。
類を収容する紙葉類処理装置において、収容紙葉類の満
杯検出動作を正確に行って円滑な収容動作を行うことが
できる紙葉類搬送装置を提供することができる。
である紙幣収容装置を構成する満杯検出手段2の構成を
示すブロック図。
幣を収容する場合のモータ、および制御手段の動作状態
を示すタイムチャートであって、特に、モータの電流信
号の電流値を示す電流波形、モータの駆動状態を示すC
ARY信号、および満杯検出信号を示すコンパレータ出
力の関係を示す図。
段の処理手順を示すフローチャート。
紙幣を収容する場合ののモータ、および制御手段の動作
状態を、図2と同一方法により示したタイムチャート。
紙幣を収容する場合のモータ、および制御手段の動作状
態を、図2、および図4と同一方法により示したタイム
チャート。
い紙幣を収容する場合のモータ、および後述する制御手
段の動作状態を図2、図4、および図5と同一方法によ
り示したタイムチャート。
る紙幣収容装置の要部概念断面図。
紙幣を収容する場合ののモータ、および制御手段の動作
状態を示すタイムチャートであって、特に、モータの電
流信号の電流値を示す電流波形、モータの駆動状態を示
すCARY信号、および満杯検出信号を示すコンパレー
タ出力の関係を示した図。
紙幣を収容する場合のモータ、および制御手段の動作状
態を、図8と同一方法により示したタイムチャート。
の強い紙幣を収容する場合のモータ、および制御手段の
動作状態を、図8および図9と同一方法により示したタ
イムチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】搬送された紙葉類を紙葉類収容部へ向け押
し付けて前記紙葉類を前記紙葉類収容部内へ案内する紙
葉類案内手段と、該紙葉類案内手段を駆動するモータ
と、該モータの電流値を検出し該電流値が予め設定され
た基準値を超えたか否かによって前記紙葉類収容部が満
杯であるか否かを判断する満杯検出手段を具えた紙葉類
収容装置において、 前記満杯検出手段は、前記基準値を超えた電流値を検知
信号として記憶するとともに、該記憶した検知信号のう
ち、前記紙葉類案内手段による紙葉類収容動作時間の略
後半の時間内に記憶した検知信号に基づいて前記紙葉類
収容部が満杯であると判断することを特徴とする紙葉類
収容装置。 - 【請求項2】前記略後半の時間は、前記紙葉類収容動作
時間のうちの後半60パーセントの時間であることを特
徴とする請求項(1)記載の紙葉類収容装置。 - 【請求項3】前記満杯検出手段は、 前記モータの電流値を検出する電流検知手段と、 前記基準値を超えた前記モータの電流値を検知信号とし
て記憶する制御手段と、 前記紙葉類案内手段による紙葉類収容動作の開始および
終了を検知する紙葉類収容動作検知手段と、 前記紙葉類収容動作の開始と終了から前記紙葉類収容動
作時間を測定する時間測定手段とを具え、 前記制御手段は、測定した前記紙葉類収容動作時間に基
づいて前記略後半の時間を算定し、該略後半の時間内に
記憶した前記検知信号に基づいて、前記紙葉類収容部が
満杯であると判断するようにしたことを特徴とする請求
項(1)記載の紙葉類収容装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108658A JP4571330B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 紙葉類収容装置 |
US10/297,543 US6827347B2 (en) | 2001-04-06 | 2002-04-04 | Sheet container |
CA002410875A CA2410875C (en) | 2001-04-06 | 2002-04-04 | Sheet container |
CNB028010981A CN1296265C (zh) | 2001-04-06 | 2002-04-04 | 纸页类收容装置 |
KR10-2002-7016015A KR100520043B1 (ko) | 2001-04-06 | 2002-04-04 | 지엽류수용장치 |
PCT/JP2002/003386 WO2002083537A1 (fr) | 2001-04-06 | 2002-04-04 | Reservoir de feuilles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108658A JP4571330B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 紙葉類収容装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002302336A true JP2002302336A (ja) | 2002-10-18 |
JP4571330B2 JP4571330B2 (ja) | 2010-10-27 |
Family
ID=18960755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001108658A Expired - Lifetime JP4571330B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 紙葉類収容装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6827347B2 (ja) |
JP (1) | JP4571330B2 (ja) |
KR (1) | KR100520043B1 (ja) |
CN (1) | CN1296265C (ja) |
CA (1) | CA2410875C (ja) |
WO (1) | WO2002083537A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012091917A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012131633A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | 用紙後処理装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4332379B2 (ja) * | 2003-07-29 | 2009-09-16 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙幣取扱装置 |
US20050183926A1 (en) * | 2004-02-23 | 2005-08-25 | Deaville David C. | Document stacker with fault detection |
TWI274716B (en) * | 2004-06-24 | 2007-03-01 | Int Games System Co Ltd | Sheet cartridge |
FR2895114B1 (fr) * | 2005-12-19 | 2008-02-29 | Sagem Defense Securite | Procede de lecture de documents de prise de jeux dans un terminal de prise de jeux, et ensemble d'elements de prise de jeux pour sa mise en oeuvre |
US8186672B2 (en) * | 2006-05-22 | 2012-05-29 | Mei, Inc. | Currency cassette capacity monitoring and reporting |
MX2017009345A (es) * | 2015-01-23 | 2017-11-28 | Banqit Ab | Modulo apilador y dispensador. |
JP5900686B1 (ja) * | 2015-06-22 | 2016-04-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及び画像形成プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077287A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-01 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣装置 |
JPH06176245A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-24 | Nippon Conlux Co Ltd | 紙幣処理装置 |
JP2000191154A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Kyocera Corp | 用紙供給装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3730403C2 (de) | 1987-09-10 | 1997-04-17 | Hoechst Ag | Vorrichtung zum Abstapeln von Flächengut |
US5238235A (en) * | 1990-08-10 | 1993-08-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus |
JP2642804B2 (ja) * | 1991-07-06 | 1997-08-20 | キヤノン株式会社 | シート分類装置 |
JP2932338B2 (ja) * | 1993-11-05 | 1999-08-09 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣処理装置 |
JP2742021B2 (ja) * | 1994-07-11 | 1998-04-22 | 富士通株式会社 | スタッカ装置 |
JP3418814B2 (ja) * | 1995-04-28 | 2003-06-23 | 株式会社リコー | 記録紙排出装置及びその制御方法 |
JP3391159B2 (ja) * | 1995-08-28 | 2003-03-31 | 富士通株式会社 | 媒体搬送装置 |
US5622364A (en) * | 1996-03-27 | 1997-04-22 | Lexmark International, Inc. | Apparatus and method of determining a media level in a supply tray |
JPH10194571A (ja) * | 1996-12-27 | 1998-07-28 | Minolta Co Ltd | フィニッシャ |
US6378860B1 (en) * | 1999-07-21 | 2002-04-30 | Hewlett-Packard Company | Collection tray overload detection and recovery |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108658A patent/JP4571330B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-04-04 CN CNB028010981A patent/CN1296265C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2002-04-04 WO PCT/JP2002/003386 patent/WO2002083537A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2002-04-04 CA CA002410875A patent/CA2410875C/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-04 US US10/297,543 patent/US6827347B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-04-04 KR KR10-2002-7016015A patent/KR100520043B1/ko active IP Right Grant
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077287A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-01 | 株式会社日本コンラックス | 紙幣装置 |
JPH06176245A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-24 | Nippon Conlux Co Ltd | 紙幣処理装置 |
JP2000191154A (ja) * | 1998-12-25 | 2000-07-11 | Kyocera Corp | 用紙供給装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012091917A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2012131633A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | 用紙後処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4571330B2 (ja) | 2010-10-27 |
WO2002083537A1 (fr) | 2002-10-24 |
CN1460085A (zh) | 2003-12-03 |
KR100520043B1 (ko) | 2005-10-10 |
US6827347B2 (en) | 2004-12-07 |
CA2410875C (en) | 2005-07-12 |
US20030137096A1 (en) | 2003-07-24 |
CN1296265C (zh) | 2007-01-24 |
KR20030007709A (ko) | 2003-01-23 |
CA2410875A1 (en) | 2002-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2682540B2 (ja) | スタッカ装置 | |
EP1659081A1 (en) | Bill handling machine and bill storage unit | |
JP2002302336A (ja) | 紙葉類収容装置 | |
JP5196542B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
JP2006143383A (ja) | 紙幣取扱装置、及び紙幣収納ユニット | |
US8245830B2 (en) | Paper currency handling device | |
EP3366622A1 (en) | Sheet handling apparatus and sheet handling method | |
KR100417158B1 (ko) | 지엽류반송장치 | |
EP2338817B1 (en) | Paper leaves processor and paper leaves processing method | |
WO2005088565A1 (ja) | 紙葉類束高さ検出方法、及び紙葉類取扱装置 | |
JP3844903B2 (ja) | 紙幣処理装置およびその制御方法 | |
US8474817B2 (en) | Paper sheet processing device | |
CN100515788C (zh) | 驱动电机的控制方法和打印机 | |
KR101055877B1 (ko) | 매체수납장치 및 그의 매체기울기 보정방법, 그리고 그를 이용한 금융자동화기기 | |
JP2011048428A (ja) | 紙幣識別装置 | |
KR20110134965A (ko) | 시트롤러 스택시트의 오버런을 방지하기 위한 롤러 제어 장치 및 그 방법 | |
KR20080059983A (ko) | 자기센서를 이용한 지폐 검출장치 및 방법 | |
KR910008437B1 (ko) | 지엽류 송출장치 | |
JP2003323658A (ja) | 可動壁付き紙幣収納装置,可動壁制御方法および紙幣入出金機 | |
JP2002163702A (ja) | 紙幣識別機の紙幣収納装置 | |
JP2008102801A (ja) | 通帳発行装置 | |
KR20110134964A (ko) | 시트롤러 스택시트의 오버런을 방지하기 위한 롤러 제어 장치 및 그 방법 | |
JP2002150355A (ja) | 紙幣識別機の紙幣収納状態検知方法 | |
JP2004094881A (ja) | 紙葉類搬送装置およびその制御方法 | |
JPS61117686A (ja) | 紙幣停止制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070530 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100810 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100812 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4571330 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |