JP2002302114A - 合成樹脂板状体の搬送トレー - Google Patents

合成樹脂板状体の搬送トレー

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JP2002302114A JP2001107123A JP2001107123A JP2002302114A JP 2002302114 A JP2002302114 A JP 2002302114A JP 2001107123 A JP2001107123 A JP 2001107123A JP 2001107123 A JP2001107123 A JP 2001107123A JP 2002302114 A JP2002302114 A JP 2002302114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は合成樹脂板状体の搬送トレーに関
し、例えば合成樹脂製の液晶基盤、配線基盤等の板状体
の表面に傷付いたり、ゴミが付着せずに収納して搬送ト
レー毎積み重ねて搬送するのに適し、歩留りが少なく、
製品の信頼度を高くする。 【解決手段】 合成樹脂可塑物にて略有底函形にトレー
本体1が形成され、該トレー本体は周囲の立壁部2a,
2b,2c,2dに適宜個数の係合手段3を対向して設
け、可撓性を有する合成樹脂よりなる板状体4を係合手
段3に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂板状体の搬
送トレーに関し、例えば合成樹脂製の液晶基盤、配線基
板等の板状体を収納して搬送するのに適する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばテレビ、ノートパソコン、
ゲーム機、計算機等のディスプレイ部に使用する液晶基
盤は、透明性を有するガラス板の片面に画素を形成する
ための電極や電気導通部を蒸着したり、スパッタリング
をする等の処理を施していた。そして、この液晶基盤を
完成品として得るまでには、各工程毎に分担された処理
や電子部品を装備するために製造工場相互間または製造
工場から組立工場へと半製品または製品を搬送する必要
があった。このように、半製品または製品としての液晶
基盤を搬送するための搬送トレーは、液晶基盤がガラス
板により形成されているので、衝撃を受けると破損され
易いため、従来、発泡合成樹脂を用いて半製品または製
品よりも内寸法が形大の単なる函形に形成されるものが
あった。そして、この函体内部には液晶基盤の長手方向
の両端を差込むための嵌合溝を対向して内壁に多数設け
ることにより液晶基盤の両端を嵌合溝内に差込んで函内
に液晶基盤を収納し、衝撃を緩和するようにしている。
ところで、昨今材料の調達が容易であり、しかも成形も
容易にして軽量であることから液晶基盤が透明性を有す
る合成樹脂可塑物により形成されるものが注目されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂可塑物にて形
成される液晶基盤を搬送する場合に、ガラス板により形
成した液晶基板用の従来の搬送トレーを用いて搬送しよ
うとすると、合成樹脂製の液晶基盤は可撓性を有するた
め、発泡合成樹脂にて形成される函体内の内壁に多数設
けられた嵌合溝内に長手方向の両端を差込むのに撓みを
生じ易いので、嵌合溝内に差込み難く函体内の収納操作
に多くの時間と手間がかかっていた。また嵌合溝内に収
納する液晶基盤の両端とのがたつきを防止するためのス
ペーサを介装することにより搬送しようとしても液晶基
盤は局部的な引張りや圧縮によりひずみを生ずると、液
晶基盤が撓みを生じて隣接する同士が接触し易く傷付き
易かった。また液晶基盤は重量が軽量で表面が非常に柔
らかなことから外部から大きな衝撃が加わったり、不用
意に落下して衝撃が加わると、搬送トレー内で液晶基盤
等の製品が揺動したり、浮き上がる等するため、液晶基
盤は搬送トレーとの摩擦により、表面が傷付き易かっ
た。従って、重要個所、例えば電極や電気導通部の処理
部分が損なわれ、製品の歩留りは悪いものであった。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解決し、トレー
本体内に収納される液晶基盤がトレー本体内で揺動した
り、浮き上がる等するのを防止してトレー本体内に一定
に保持されることにより摩擦により板状体の表面が傷付
くことなく搬送するのに適するとともにゴミ等が製品等
に付着したり、湿気が侵入するのを防止し、以って歩留
りと信頼度が高い製品が得られ、保管スペースを小面積
にし、さらには量産可能で安価な合成樹脂板状体の搬送
トレーを提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされ、請求項1に記載の発明は、合成樹脂可塑物にて
略有底函形にトレー本体が形成され、該トレー本体は周
囲の立壁部に適宜個数の係合手段を対向して設け、可撓
性を有する合成樹脂よりなる板状体を撓ませて対向する
外縁部を前記係合手段に係止させるようにしたという手
段を採用した。
【0006】また本発明の請求項2に記載の発明は、請
求項1において前記トレー本体は、ポリスチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂の何れかの合成樹脂により形成
されることを特徴とするという手段を採用した。
【0007】また本発明の請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2の何れかにおいて前記板状体は、
ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂の何れかに
より形成されることを特徴とするという手段を採用し
た。
【0008】また本発明の請求項4に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、断面が内方に向かって下り勾配の逆テー
パ状に形成されることを特徴とするという手段を採用し
た。
【0009】また本発明の請求項5に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、板状体の外縁部に設ける係合孔と、該係
合孔内に係入可能にトレー本体の周囲の立壁部に対応し
て設けた係留部材とから形成されることを特徴とすると
いう手段を採用した。
【0010】また本発明の請求項6に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、板状体の外縁部を挟持可能な溝を有する
挟持片をトレー本体の周囲の立壁部に設けたことを特徴
とするという手段を採用した。
【0011】また本発明の請求項7に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、ま
たは請求項6の何れかにおいて前記板状体は、下向きに
凹状に撓ませられるかまたは上向きに凸状に撓ませられ
てトレー本体内に収納されることを特徴とするという手
段を採用した。
【0012】また本発明の請求項8に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
求項6、または請求項7の何れかにおいてトレー本体
は、前記係合手段に外縁部を係止することによりトレー
本体内に板状体を収納して正立状態に重ね積みされるか
または倒立状態に重ね積みされることを特徴とするとい
う手段を採用した。
【0013】また本発明の請求項9に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
求項6、請求項7、または請求項8の何れかにおいて前
記トレー本体には、正立状態の重ね積み時に重合可能な
下拡がりの傾斜脚部を外周側に有する高段差部と、該高
段差部の内域周囲に連設され前記立壁部を備えるととも
に凹面状をなす底部に連設される低段差部とよりなる回
り縁部を前記底部の周囲に形成したことを特徴とすると
いう手段を採用した。
【0014】また本発明の請求項10に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
請求項6、請求項7、請求項8、または請求項9の何れ
かにおいて前記トレー本体には、前記係合手段の設置側
に対する他側の対向する内縁の底部の交又個所に正立状
態において下部に積み重ねられるトレー本体内に収納す
る板状体を上方から抑える押え条部が突設されることを
特徴とするという手段を採用した。
【0015】また本発明の請求項11に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求
項10の何れかにおいて前記トレー本体は、底部の所望
位置に補強リブが複数個設けられることを特徴とすると
いう手段を採用した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の具体
例を図面を参照して説明する。図1ないし図7は本発明
の合成樹脂板状製品等の搬送トレーの一実施態様を示
し、1は合成樹脂可塑物にて略有底函形に形成されたト
レー本体であり、このトレー本体1は周囲の立壁部2
a,2b,2c,2dに、図示する実施態様では長手方
向X,図では左右の立壁部2a,2cに適宜個数、例え
ば2個づつ、合計4個の係合手段3,3;3,3を対向
して設けている(図1参照)。
【0017】4は合成樹脂により略板状に形成される板
状体であり、この板状体4は対向する外縁部4a,4a
を前記係合手段3,3;3,3に係止することによりト
レー本体1内に収納されて搬送されるようになってい
る。板状体4は具体的には電極や電気導通部を蒸着した
り、スパッタリング等の処理を施したり、電子部品が装
備される等の製造工場相互間または製造工場から組立工
場に運搬されて各工程毎の処理が行われる合成樹脂製の
液晶基盤や配線基盤等があげられるが、これは最適例を
示すものであり、これに限らない。しかもこの板状体4
が例えば配線基盤である場合には、同一または同種の回
路が数個成形時に一体に形成され、製作後には用途に合
わせて数個の回路が分割可能になる分割基盤であっても
よい。また図示では板状体4は例えば図2に示すように
下向きに凸状に撓ませられてトレー本体1内に収納さ
れ、運搬が行われる。この際、板状体4の電極や電気導
通部の処理面が例えば図2の上面に配置される。
【0018】ところで、図示する本実施態様では下向き
に凸状に板状体4は撓ませられることによりトレー本体
1内に収納されるのは、折角処理した板状体4の処理面
に傷が付くのを防止するためであり、板状体4はこれに
限らず上向きに凸状に撓ませられることによりトレー本
体1内に収納されることもある。またこの実施態様で
は、板状体4をトレー本体1内に収納することにより搬
送される場合を代表的に説明しているが、本実施態様の
トレー本体1では板状体4が製品である場合に限らず、
半製品である場合もある。
【0019】また前記トレー本体1は、例えばポリスチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の合成樹脂可塑
物により形成されるが、これは成形材料を限定するもの
ではなく、例示である。またトレー本体1は、静電気帯
電防止処理や導電処理を施すことにより静電気がトレー
本体1に帯電するのを防止し、ゴミが付着するのを防止
するようになっている。
【0020】また前記係合手段3,3;3,3は図3に
示すように断面が内方に向かって所望角度θの下り勾配
の逆テーパ状に形成されることにより、係合手段3,
3;3,3に板状体4の外縁部4a,4aを係合し易
く、また板状体4を一度係合すると、外縁部4a,4a
の係合が不用意に外れるのを防止するようになってい
る。係合手段3を形成するための前記角度θは、例えば
20〜60°程度に形成され、板状体4の左右の外縁部
4a,4aを迅速かつ確実に係合させるようになってい
る。
【0021】また前記板状体4または半製品を形成する
ための合成樹脂は、例えばポリスチレン樹脂、アクリル
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リアミド樹脂の何れかにより形成される。
【0022】5はトレー本体1の底部6の周囲に形成さ
れる回り縁部であり、この回り縁部5は正立状態にトレ
ー本体1,1…を重ね積み時に重合可能な下拡がりの傾
斜脚部7aを外周側に有する高段差部7と、該高段差部
7の内域周囲に連設され前記立壁部2a,2b,2c,
2dを備えるとともに底部6に連設される低段差部8と
よりなる。底部6は、図示する実施態様では図2、図
5、および図6に示すように凹面状に形成されるが、こ
のように底部6を凹面状に形成したのは、板状体4を下
向きに凸状に撓ませてトレー本体1内に収納するのに適
合させるためである。しかも、底部6は、回り縁部5の
傾斜脚部7aに対して高段差部7と低段差部8とにより
周囲から囲まれるように床面Fに対して上げ底に形成さ
れる。
【0023】9は前記トレー本体1に、前記係合手段
3,3;3,3の設置側に対する他側の対向する立壁部
2b,2dの内縁の底部6との交又個所に複数個、本実
施態様では4個が下向きに突設された押え突条部であ
り、この押え突条部9は例えば図5に示すように正立状
態において下部に積み重ねられるトレー本体1内に収納
する板状体4の上面に当接して上方から抑えて揺動した
り、浮き上がりを防止するためのものである。
【0024】10a,10b,10c…10kは、トレ
ー本体1の底部6の所望位置に縦横に設けられた複数個
の補強リブであり、この補強リブ10a,10a,10
c…10kは板状体4の搬送時またはトレー本体1の積
み重ね時に上下方向Z、左右の長手方向X、前後方向Y
からの外力に対して剛性を発揮して引っ張り力および圧
縮力に抗するようになっている。
【0025】本発明の搬送トレーの一実施態様は以上の
構成からなり、合成樹脂可塑物により略板状に形成され
た例えば液晶基盤または配線基盤等の板状体4をトレー
本体1内に収納して搬送させるのには、合成樹脂可塑物
により略有底函形に形成したトレー本体1の周囲の立壁
部2a,2cに設けた適宜個数の係合手段3,3;3,
3に合成樹脂製の板状体4を下向きに凸状に撓ませて図
2および図3に示すように外縁部4a,4aを係合させ
ることによりトレー本体1内に収納させる。この時、板
状体4が例えば液晶基盤や配線基盤である場合に図2お
よび図3において上面側が電極や電気導通部の処理面を
配置するようにする。また図2に示す実施態様では、板
状体4は可撓性に抗して下向きに凸状に撓ませてトレー
本体1内に収納する場合を代表的に説明しているが、こ
のような使用法に限ることなく図には示さないが板状体
4を上方に凸状に撓ませてトレー本体1内に板状体4を
収納することもある。
【0026】この際、係合手段3,3;3,3は、断面
が内方に向かって下り勾配の逆テーパ状に形成されるの
で、板状体4を可撓性に抗して撓ませて外縁部4a,4
aを係合手段3,3;3,3に係合させるのに係合し易
く、しかも係合手段3,3;3,3に外縁部4a,4a
を係合させた後は係合が不用意に外れるのが防止され
る。
【0027】そして、製造工場相互間または製造工場か
ら組立工場へと板状体4を搬送する等の必要時には、前
述のように撓ませられて外縁部4a,4aを対向する係
合手段3,3;3,3に係合させたトレー本体1を正立
状態に所望段数重ね積みする(図5および図6参照)こ
とにより搬送する。この際、トレー本体1は、正立状態
の重ね積み時に底部6の周囲に形成した回り縁部5の外
周側に設けた傾斜脚部7a,7a…がトレー本体1,1
…を正立状態に重ね積みした場合に、トレー本体1の前
後方向Yおよび左右の長手方向Xの周囲において上下方
向Zに重合されるとともに高段差部7,7…の内周側が
上下方向Zに嵌合されるので、重ね積みされるトレー本
体1,1…相互が前後方向Y、左右の長手方向X、およ
び上下方向Zのいずれの方向へずれ動いたり、がた付く
のが防止される。また高段差部7,7…の外周側は前後
方向Y、左右の長手方向Xにおいて上下方向Zに重ね積
みされるので、トレー本体1,1…相互は正立状態にて
略同高さに安定して重ね積みされる。従って重ね積みし
たトレー本体1,1…相互が崩れすることなく、安定し
て搬送に寄与できるとともに倉庫等の保管にも適する。
しかもトレー本体1,1…は周囲には回り縁部5が形成
されて重ね積みされるので、トレー本体1,1…内部に
収納される板状体4等にごみが付着したり、湿気が侵入
することにより板状体4等の品質が劣化するのを防止で
きる。
【0028】また、前述のように板状体4は撓まされて
外縁4a,4aがトレー本体1の周囲のうち、左右の長
手方向Xの立壁部2a,2cに対向して設けた係合手段
3,3;3,3に係合されてトレー本体1内に収納され
るのと、トレー本体1,1…には前記係合手段3,3;
3,3の設置側に対して他側の対向する内縁の底部6と
交又個所に突設された押さえ突条部9,9;9,9によ
り正立状態において積み重ねられる場合に前後方向Yの
側縁の4個所が上方から抑えられるので、トレー本体
1,1…内に収納される板状体4等がトレー本体1,1
…内で揺動したり、浮き上がるのが防止される。このた
め、合成樹脂可塑物にて形成される板状をなす板状体4
は、搬送されることによりトレー本体1,1…に対して
不用意な接触による摩擦により表面(図5および図6に
おいて上方)が傷付くのが防止され、特に板状体4等が
液晶基盤や配線基盤である場合に電極や電気導通部等の
重要な処理面を保護することができる。従って、板状体
4の歩留りが良くなり、高信頼性の板状体4を成形する
ことができる。
【0029】しかも、板状体4は下方に凸状に撓ませら
れて図において左右の長手方向Xの外縁部4a,4aが
対向する4個の係合手段3,3;3,3に係合されるの
と、前記係合手段3,3;3,3の設置側に対して他側
に対向して設けられた上段に重ね積みするトレー本体1
の4個の押え突条部9,9;9,9により上方から前後
方向Yの側縁の4個所が抑え付けられ、そのうえ底部6
は床面Fから上げ底になって床面Fには直接、接触しな
いで済むので、トレー本体1,1…を不用意に床面Fに
落下しても、上げ底の底部6によって衝撃が緩和されて
直接的に板状体4に衝撃が伝達されないため、板状体4
は衝撃を受けて破損されたり、傷が付くのが防止され
る。
【0030】さらに、板状体4には底部6の所望位置に
複数個の補強リブ10a,10b,10c…10kが設
けられているので、トレー本体1,1…の重ね積み時に
上下方向Z,左右の長手方向X、前後方向Yからのいず
れの方向からの外力に対して剛性を発揮して引っ張り力
および圧縮力に抗して変形したり、凹みがなく板状体4
を保護しながら構造堅牢に搬送することができる。
【0031】またトレー本体1,1…の重ね積み方法と
して上記のように正立状態に積み重ねる場合を代表的に
説明が行われたが、本実施態様のトレー本体1の他の重
ね積み方法として例えば図7に示すようにトレー本体
1,1…の周囲に設ける回り縁部5の高段差部7,7相
互を上下方向Zに突き合わすことにより下部のトレー本
体1に対して上部のトレー本体1を倒立状態に重ね積み
した状態により板状体4等をトレー本体1,1…内に収
納して搬送に供することもできる。この際、図7では下
から偶数番目毎にトレー本体1,1…を倒立状態に重ね
積みするようになっているが、倒立個所はこれに限るこ
となく、不規則の所望個所であってもよい。
【0032】また上記実施態様では、係合手段3が断面
が内方に向かって下り勾配の逆テーパ状に形成されるこ
とにより可撓性を有する合成樹脂よりなる板状体4を撓
ませて対向する外縁部4aを係合手段3に係止されるよ
うにしているが、係合手段3はこれに限ることなく例え
ば図8に示すように板状体4の外縁部4aに設ける係合
孔20と、該係合孔20内に係入可能にトレー本体1の
周囲の立壁部2a,2cに対応して設けた係留部材21
とから形成される。この実施態様では合成樹脂よりなる
板状体4が前記実施態様のものよりさらに形大にして幅
広に形成されることにより可撓性を一層発揮するものを
確実にトレー本体1内に収納して係止するのに最適であ
る。そして、この実施態様において板状体4に対する係
留部材21の係合を解くには、係留部材21をカッター
や鋏を用いて切離すことにより達成される。
【0033】また図9に示すものは係合手段3の他の実
施態様を示し、板状体4の外縁部4aを挟持可能な溝2
2aを有する挟持片22をトレー本体1の周囲の立壁部
2a,2cに対向して設けたことにより、板状体4の外
縁部4aを挟持片22にて挟持するようにして係止操作
を簡単に行えるようにしている。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明は、合成樹脂可塑物にて略有底函形にトレー本体が
形成され、該トレー本体は周囲の立壁部に適宜個数の係
合手段を対向して設け、可撓性を有する合成樹脂よりな
る板状体を撓ませて対向する外縁部を前記係合手段に係
止させるようにしたことを特徴とするので、トレー本体
内に収納される板状体が揺動したり、浮き上がる等する
のを防止してトレー本体内に一定に保持されることによ
り摩擦により板状体の表面が傷付くことなく搬送するの
に適するとともにゴミ等が製品等に付着したり、湿気が
侵入するのを防止し、以って歩留りと信頼度が高い製品
が得られ、保管スペースは小面積になり、さらには量産
可能で安価である。
【0035】また本発明の請求項2に記載の発明は、請
求項1においてトレー本体は、ポリスチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂の何れかの合成樹脂により形成され
ることを特徴とするので、資材費は安価になり、量産可
能で安価に製作することができる。
【0036】また本発明の請求項3に記載の発明は、請
求項1または請求項2の何れかにおいて合成樹脂よりな
る前記板状体は、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド
樹脂の何れかにより形成されることを特徴とするので、
量産可能で安価に製作することができるとともに軽量で
ある。
【0037】また本発明の請求項4に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、断面が内方に向かって下り勾配の逆テー
パ状に形成されることを特徴とするので、板状体の外縁
部を係合手段に迅速かつ確実に係合することができると
ともに一度係合後は不用意に係合が解けない。
【0038】また本発明の請求項5に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、板状体の外縁部に設ける係合孔と、該係
合孔内に係入可能にトレー本体の周囲の立壁部に対応し
て設けた係留部材とから形成されるので、可撓性を有す
る幅広の板状体であっても簡単かつ確実に係止すること
ができる。
【0039】また本発明の請求項6に記載の発明は、請
求項1、請求項2、または請求項3の何れかにおいて前
記係合手段は、板状体の外縁部を挟持可能な溝を有する
挟持片をトレー本体の周囲の立壁部に設けたので、可撓
性を有する板状体の外縁部を簡単かつ確実に挟持するこ
とができる。
【0040】また本発明の請求項7に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、ま
たは請求項6の何れかにおいて前記板状体は、下向きに
凸状に撓ませられるかまたは上向きに凸状に撓ませられ
てトレー本体内に収納されるので、トレー本体内に収納
される板状体の所望面が傷付くのを保護することができ
る。
【0041】また本発明の請求項8に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
求項6、または請求項7の何れかにおいてトレー本体
は、前記係合手段に外縁部を係止することによりトレー
本体内に板状体を収納して正立状態に重ね積みされるか
または倒立状態に重ね積みされることを特徴とするの
で、板状体を収納した状態でトレー本体を重ね積みして
多量に搬送することができる。
【0042】また本発明の請求項9に記載の発明は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
求項6、請求項7、または請求項8の何れかにおいて正
立状態の重ね積み時に重合可能な下拡がりの傾斜脚部を
外周側に有する高段差部と、該高段差部の内域周囲に連
設され前記立壁部を備えるとともに凹面状をなす底部に
連設される低段差部とよりなる回り縁部を前記底部の周
囲に形成したことを特徴とするので、トレー本体相互を
前後左右および上下にずれ動くことなく所望段数重ね積
みすることにより板状体を多量に搬送することができ
る。
【0043】また本発明の請求項10に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
請求項6、請求項7、請求項8、または請求項9の何れ
かにおいて前記トレー本体には、前記係合手段の設置側
に対する他側の対向する内縁の底部の交又個所に正立状
態において下部に積み重ねられるトレー本体内に収納す
る板状体を上方から抑える押さえ突条部が突設されるこ
とを特徴とするので、トレー本体を重ね積みした際に下
部のトレー本体内に収納された板状体を押え突条部によ
り抑えることにより不用意に揺動したり、浮き上がって
製品等が傷付くのを防止して搬送することができ、歩留
りと信頼度が高い製品を得ることができる。
【0044】また本発明の請求項11に記載の発明は、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求
項10の何れかにおいて前記トレー本体は、底部の所望
位置に補強リブが複数個設けられることを特徴とするの
で、補強リブが剛性を発揮して変形や凹みを防止するこ
とにより強度のあるトレー本体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合成樹脂板状体の搬送トレーの一実施
態様を示す平面図である。
【図2】同じく図1のA−A断面図である。
【図3】図2の円イ内の拡大断面図である。
【図4】同じくトレー本体内に板状体を収納した状態を
示す平面図である。
【図5】同じくトレー本体を重ね積みした状態を示す
A′−A′断面図である。
【図6】同じくトレー本体を重ね積みした状態を示す拡
大断面図である。
【図7】同じくトレー本体の他の重ね積み状態を示す半
断面図である。
【図8】本発明の係合手段の他の実施態様を構成する斜
視図である。
【図9】同じく係合手段の第3の実施態様を構成する斜
視図である。
【符号の説明】
1 トレー本体 2a 立壁部 2b 立壁部 2c 立壁部 2d 立壁部 3 係合手段 4 板状体 4a 外縁部 5 回り縁部 6 底部 7 高段差部 7a 傾斜脚部 8 低段差部 9 押え突条部 10a 補強リブ 10b 補強リブ 10c 補強リブ 10d 補強リブ 10e 補強リブ 10f 補強リブ 10g 補強リブ 10h 補強リブ 10i 補強リブ 10j 補強リブ 10k 補強リブ F 床面 X 長手方向 Y 前後方向 Z 高さ方向

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂可塑物にて略有底函形にトレー
    本体が形成され、該トレー本体は周囲の立壁部に適宜個
    数の係合手段を対向して設け、可撓性を有する合成樹脂
    よりなる板状体を撓ませて対向する外縁部を前記係合手
    段に係止させるようにしたことを特徴とする合成樹脂板
    状体の搬送トレー。
  2. 【請求項2】 前記トレー本体は、ポリスチレン樹脂、
    ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリエチ
    レンテレフタレート樹脂の何れかの合成樹脂により形成
    されることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂板状
    体の搬送トレー。
  3. 【請求項3】 合成樹脂よりなる前記板状体は、ポリス
    チレン樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
    塩化ビニール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
    ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂の何れかにより形成
    されることを特徴とする請求項1または請求項2の何れ
    かに記載の合成樹脂状体の搬送トレー。
  4. 【請求項4】 前記係合手段は、断面が内方に向かって
    下り勾配の逆テーパ状に形成されることを特徴とする請
    求項1、請求項2、または請求項3の何れかに記載の合
    成樹脂板状体の搬送トレー。
  5. 【請求項5】 前記係合手段は、板状体の外縁部に設け
    る係合孔と、該係合孔内に係入可能にトレー本体の周囲
    の立壁部に対応して設けた係留部材とから形成される請
    求項1、請求項2、または請求項3の何れかに記載の合
    成樹脂板状体の搬送トレー。
  6. 【請求項6】 前記係合手段は、板状体の外縁部を挟持
    可能な溝を有する挟持片をトレー本体の周囲の立壁部に
    設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、または請
    求項3の何れかに記載の合成樹脂板状体の搬送トレー。
  7. 【請求項7】 前記板状体は、下向きに凸状に撓ませら
    れるかまたは上向きに凸状に撓ませられてトレー本体内
    に収納されることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4、請求項5、または請求項6の何れか
    に記載の合成樹脂板状体の搬送トレー。
  8. 【請求項8】 トレー本体は、前記係合手段に外縁部を
    係止することによりトレー本体内に板状体を収納して正
    立状態に重ね積みされるかまたは倒立状態に重ね積みさ
    れることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4、請求項5、請求項6、または請求項7の何れ
    かに記載の合成樹脂板状体の搬送トレー。
  9. 【請求項9】 トレー本体は、正立状態の重ね積み時に
    重合可能な下拡がりの傾斜脚部を外周側に有する高段差
    部と、該高段差部の内域周囲に連設され前記立壁部を備
    えるとともに凹面状をなす底部に連設される低段差部と
    よりなる回り縁部を前記底部の周囲に形成したことを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5、請求項6、請求項7、または請求項8の何れか
    に記載の合成樹脂板状体の搬送トレー。
  10. 【請求項10】 前記トレー本体には、前記係合手段の
    設置側に対する他側の対向する内縁の底部の交又個所に
    正立状態において下部に積み重ねられるトレー本体内に
    収納する板状体を上方から抑える押え突条部が突設され
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、ま
    たは請求項9の何れかに記載の合成樹脂板状体の搬送ト
    レー。
  11. 【請求項11】 前記トレー本体は、底部の所望位置に
    補強リブが複数個設けられることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項
    6、請求項7、請求項8、請求項9、または請求項10
    の何れかに記載の合成樹脂板状体の搬送トレー。
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