JP2002299645A - 光モジュール用リードフレームおよび光モジュール - Google Patents
光モジュール用リードフレームおよび光モジュールInfo
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Abstract
を発光素子に供給するための端子)14aから、受信信
号出力用リード端子(受光素子から出力された電気信号
を外部に出力する端子)14bへのクロストーク量を低
減する。 【解決手段】 リードフレーム6のフレーム枠13を構
成する側壁15aの複数のリード端子14のうちの1つ
を送信信号入力リード端子14aとし、その隣を接地用
リード端子14cとする。同様に、側壁15bには受信
信号出力用リード端子14bと、その隣に接地用リード
端子14dを配置する。上記接地用リード端子14c,
14dの先端部は、送信信号入力リード端子14aのフ
レーム枠内側先端24aと、受信信号出力用リード端子
14bのフレーム枠内側先端24bとの間を遮る形態に
伸張形成されて当該接地用リード端子14c,14dは
略L字形状と成す。
Description
子を搭載した光モジュールおよびそれを構成するリード
フレームに関するものである。
信システムにおいては、発光素子と受光素子を組み込ん
だ光モジュールが用いられる。このような光モジュール
は、近年のコンピュータハードウェアや情報通信ネット
ワークの発展に伴い、家庭にまで設置されるようになっ
てきており、小型化および低コスト化の要求が高まって
いる。
すような光モジュールを提案している。図7(b)に
は、その提案の光モジュールの外観の一例が斜視図によ
り模式的に示されている。この提案の光モジュール1
は、図6(a)に示す発光素子2と、受光素子3と、素
子搭載基板4と、パッケージ5と、図6(d)に示すリ
ードフレーム6と、図7(a)に示すアダプタ7とを有
し、それら構成部品2〜7が組み合わされて図7(b)
に示すような光モジュール1が形成されている。
により構成されており、この素子搭載基板4には、図6
(a)に示すように、発光素子2および受光素子3が搭
載される。この素子搭載基板4には必要に応じて配線パ
ターンが形成される。
されており、基部5aと、この基部5aの端面に起立形
成される側壁5bとを有し、断面形状が略L字形状と成
している(図6(c)参照)。このパッケージ5の基部
5aには貫通孔9が形成されている。また、上記側壁5
bには、1本以上(図6(a)に示す例では4本)の光
ファイバ挿通孔8が貫通形成されており、この光ファイ
バ挿通孔8には図6(a)に示すような光ファイバ10
が挿通される。
子搭載基板4と、パッケージ5とは図6(a)、
(b)、(c)に示されるように組み合わされて、例え
ば樹脂等により接着固定される。このとき、上記発光素
子2と受光素子3はそれぞれ対応する光ファイバ挿通孔
8に挿通される光ファイバ10と調心状態で光結合する
ように位置決めされている。なお、図6(b)は素子搭
載基板4とパッケージ5を組み合わせた状態を図6
(a)に示す上側から見た場合の模式図であり、図6
(c)は、図6(b)のA−A部分の断面図である。
パッケージ5は、図6(d)に示す例では、その下側
に、リードフレーム6が配置され、これらパッケージ5
とリードフレーム6は図7(a)に示されるように一体
化される。
式的に示されている。この図8(a)に示されるよう
に、リードフレーム6は、底壁12と、フレーム枠13
と、複数(図示の例では8本)の金属製のリード端子1
4とを有して構成されている。上記底壁12は四角形状
と成し、この底壁12の周縁に上記フレーム枠13が立
設されている。
8(a)に示す例では3つの側壁15a,15b,15
c)を有して構成されている。それら複数の側壁15の
うちの2つは、上記底壁12の周縁の4つの辺のうち、
互いに間隔を介して対向し合う2つの辺に沿って設けら
れる一対の側壁15a,15bと成している。それら互
いに対向している側壁15a,15bには、それぞれ、
複数のリード端子14がフレーム枠13の内側から外側
に突き通す形態で、かつ、配列ピッチ(例えば、隣り合
うリード端子14間の図8(a)に示す間隔Dが1.2
mm)をほぼ等しくして配設されている。
ッケージ5とを組み合わせる際には、例えば、上記リー
ドフレーム6における図8(a)の点線Zに示す領域
と、パッケージ5に一体化されている素子搭載基板4と
が対向し合うように、パッケージ5とリードフレーム6
の位置合わせが成される。また、パッケージ5とリード
フレーム6の組み合わせ工程において、図7(a)に示
されるように、リード端子14の先端側が折り曲げられ
る。なお、上記リードフレーム6の底壁12には、上記
図8(a)に示す領域Z(つまり、素子搭載基板4に対
向する領域)を除いた部位に、プリアンプ等の部品が搭
載されたり、配線パターンが形成される。
ーム6が一体化した状態で、パッケージ5の貫通孔9を
利用し、ワイヤボンディング装置により、図8(b)の
モデル図に示されるように、ワイヤボンディングが成さ
れる。なお、図8(b)に表されている符号16はボン
ディングワイヤを示し、符号17は受光素子3から出力
された検出電流(受信信号)を増幅するプリアンプを示
し、符号18はグランドパターンを示している。
(b)に示す例では、上記発光素子2は、素子搭載基板
4上に形成された配線パターン19aと、ボンディング
ワイヤ16とを介して、図8(b)の左側の側壁15a
に設けられたリード端子14aに接続される。また、上
記受光素子3は、素子搭載基板4上に形成された配線パ
ターン19bと、ボンディングワイヤ16と、プリアン
プ17と、ボンディングワイヤ16とを介して、図8
(b)の右側の側壁15bに設けられたリード端子14
bに接続される。これにより、上記リード端子14a
は、外部から上記発光素子2に高周波の電気信号(駆動
電流)を供給するための送信信号入力リード端子として
機能し、上記リード端子14bは、上記受光素子3から
出力された高周波の電気信号(光検出電流)を外部に導
出するための受信信号出力用リード端子として機能する
こととなる。図8(b)に示されるように、従来では、
上記送信信号入力リード端子14aと受信信号出力用リ
ード端子14bとは互いに先端部が略対向する位置関係
にある。
図7(a)に示されるように、パッケージ5の貫通孔9
から樹脂等の接着剤20が注入される。
組み立て体と、図7(a)に示すアダプタ7とが組み合
わされて図7(b)に示されるような光モジュール1が
構成されている。
ュール1は非常に小型なものであり、発光素子2と受光
素子3は近接している。例えば、現在の光ファイバテー
プ心線の規格では、並設されている光ファイバの配列ピ
ッチは250μmであり、このような規格の光ファイバ
テープ心線と、上記発光素子2、受光素子3とを光結合
させる場合には、発光素子2と受光素子3間の間隔を、
上記光ファイバの配列ピッチと同じ250μmとするこ
とができれば理想的である。
の電流(電気信号)で駆動されるのに対して、受光素子
3から出力される電流(電気信号)は例えばμAオーダ
ーという如く上記発光素子2の駆動電流よりも数桁小さ
い。特に、光通信においては、中継局を少なくし、より
多くの受信局との通信を行うことが求められるために、
上記受光素子3の受光感度を高めることが重要であり、
例えば数百Mb/s程度のアプリケーションについては、
−30dBm(0.001mW)以下の最小受信感度が要求さ
れ、場合によっては、受光素子3から出力される電流が
μAオーダー以下となることがある。
間隔が狭い上に、発光素子2に供給される電流(電気信
号)の大きさに対する受光素子3から出力される電流
(電気信号)の大きさが格段に小さいことから、発光素
子2側から受光素子3側への電気的なクロストークの問
題が大きくなり、このクロストークの問題を解決するこ
とが重要となってきている。
たものであり、その目的は、発光素子側から受光素子側
への電気的なクロストークを抑制することができる光モ
ジュール用リードフレームおよび光モジュールを提供す
ることにある。
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、発光素子
に電気信号を送出する送信信号入力リード端子と、受光
素子から電気信号を受け取る受信信号出力用リード端子
とを有し、これらのリード端子の少なくとも一方には接
地用リード端子が隣接配置されている光モジュール用リ
ードフレームにおいて、前記接地用リード端子は、前記
送信信号入力リード端子の先端部と、受信信号出力用リ
ード端子の先端部との間に介在する部位を有する構成を
もって前記課題を解決する手段としている。
接地用リード端子は、送信信号入力リード端子の先端部
又は受信信号出力用リード端子の先端部を囲う形状と成
していることを特徴として構成されている。
る光モジュールにおいて、第1又は第2の発明の光モジ
ュール用リードフレームが設けられていることを特徴と
して構成されている。
力リード端子と受信信号出力用リード端子はフレーム枠
内側先端同士が対向する位置関係にあるために、それら
送信信号入力リード端子のフレーム枠内側先端部と受信
信号出力用リード端子のフレーム枠内側先端部との間に
は、上記送信信号入力リード端子の大きな電気信号の通
電に起因して大きな電界が発生し、この電界発生によ
り、上記送信信号入力リード端子の電気信号が受信信号
出力用リード端子の小さい電気信号に悪影響を与えてし
まう。つまり、送信信号入力リード端子から受信信号出
力用リード端子へ(発光素子側から受光素子側へ)のク
ロストークが発生してしまう。
ド端子が、送信信号入力リード端子のフレーム枠内側先
端と、受信信号出力用リード端子のフレーム枠内側先端
との間を遮っているので、その接地用リード端子(つま
り、グランド)によって、上記送信信号入力リード端子
と受信信号出力用リード端子との間に電界が発生するこ
とが阻止されることとなる。これにより、送信信号入力
リード端子から受信信号出力用リード端子へのクロスト
ークを抑制することができる。
例を図面に基づいて説明する。
おいて特徴的なリードフレームが抜き出され模式的に示
されている。なお、この第1実施形態例の説明におい
て、前記提案例と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の共通部分の重複説明は省略する。
ように、接地用リード端子14c,14dの形状と配置
に特徴がある。それ以外の構成は前記提案例とほぼ同様
である。
様に、リードフレーム6のフレーム枠13を構成する側
壁15aに設けられている複数のリード端子14のうち
の1つが送信信号入力リード端子14aとして機能し、
側壁15bに設けられている複数のリード端子14のう
ちの1つが受信信号出力用リード端子14bとして機能
する。
入力リード端子14aと受信信号出力用リード端子14
bのそれぞれの隣のリード端子14c,14dが接地用
リード端子として機能する構成と成している。それら接
地用リード端子14c,14dの先端部は、図1に示さ
れるように、フレーム枠13の内側において、上記送信
信号入力リード端子14aの内側先端部24aと、受信
信号出力用リード端子14bの内側先端部24bとの間
を遮る形態に、伸張形成されている。ここでは、上記各
接地用リード端子14c,14dはそれぞれ略L字の曲
がり形状と成している。
送信信号入力リード端子14aの電気信号の通電に起因
した電界の発生状況が電界強度の分布状態により模式的
に示されている。図2(a)は第1実施形態例のリード
フレームの場合であり、図2(b)は従来のリードフレ
ームの場合である。
(a)に示されるように、送信信号入力リード端子14
aの通電に起因した電界は、上記接地用リード端子14
cによって、図2(b)の従来例のように広がることが
阻止されている。これにより、送信信号入力リード端子
14aと受信信号出力用リード端子14b間に電界が発
生することが抑制されて、送信信号入力リード端子14
aから受信信号出力用リード端子14bへ(発光素子2
側から受光素子3側へ)のクロストーク量を低減するこ
とができる。
く、送信信号入力リード端子14aと受信信号出力用リ
ード端子14bのそれぞれに隣接させて接地用リード端
子14c,14dを配置し、それら接地用リード端子1
4c,14dの形状を略L字形状にしただけの構成であ
るので、煩雑な加工や、材料費の増額や、製造工程の増
加等が抑制され、また、送信信号入力リード端子14a
から受信信号出力用リード端子14bへのクロストーク
量を低減するためにリードフレーム6を大型化すること
なく、上記のように、発光素子2側から受光素子3側へ
のクロストーク量の低減を図ることができる。これによ
り、低コストで、小型で、しかも、クロストーク量を抑
制できる光モジュール1及びリードフレーム6を提供す
ることができることとなる。
第2実施形態例において特徴的なことは、光モジュール
1を構成するリードフレーム6が、図3(a)や(b)
に示されるような形態と成し、より一層確実に発光素子
2側から受光素子3側へのクロストークを抑制すること
ができる構成を備えていることである。それ以外の光モ
ジュール1やリードフレーム6の構成は前記第1実施形
態例とほぼ同様であり、この第2実施形態例の説明にお
いて、前記第1実施形態例と同一構成部分には同一符号
を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
ドフレーム6では、前記第1実施形態例と同様に、フレ
ーム枠13の側壁15aのリード端子14aが送信信号
入力リード端子として機能し、側壁15bのリード端子
14bが受信信号出力用リード端子として機能する構成
と成し、それらリード端子14a,14bのそれぞれの
隣のリード端子14c,14dは接地用リード端子とし
て機能する構成と成している。
先端部は、図3(a)、(b)に示されるように、隣の
上記送信信号入力リード端子14aのフレーム枠内側の
先端部24aあるいは受信信号出力用リード端子14b
のフレーム枠内側の先端部24bを間隔を介して囲む形
態に伸張形成されており、上記接地用リード端子14
c,14dは略U字の曲がり形状と成している。
に、上記接地用リード端子14c,14dの先端部を伸
張形成して一端側から他端側までの距離が長くなった場
合に、図3(a)に示すように、上記接地用リード端子
14c,14dの両端のうちの一方側のみを接地させた
状態では、他方の端部側(開放端側)がグランドから浮
いた状態となり、送信信号入力リード端子14aの電気
信号の周波数が高くなると、その接地用リード端子14
c,14dから、送信信号入力リード端子14aの電気
信号に起因した電界が発生することがある。このように
電界が発生すると、送信信号入力リード端子14aの電
気信号の影響が上記接地用リード端子14c(14d)
を介して間接的に上記受信信号出力用リード端子14b
の電気信号に及ぶこととなり、送信信号入力リード端子
14aから受信信号出力用リード端子14bへのクロス
トークが発生し、好ましい状態ではない。
子14aの電気信号の周波数が高い等の理由によって上
記のように接地用リード端子14c,14dから受信信
号出力用リード端子14bに悪影響を与える電界の発生
の虞がある場合には、図3(b)に示されるように、上
記接地用リード端子14c,14dの両端をグランドに
接地させ、接地用リード端子14c,14dの全域に渡
ってほぼグランド電位にする構成とすることが望まし
い。
ド端子14c,14dの各先端部を伸張形成し、接地用
リード端子14c,14dによって、隣の送信信号入力
リード端子14aのフレーム枠内側先端部24aあるい
は受信信号出力用リード端子14bのフレーム枠内側先
端部24bを間隔を介して囲む形態としたので、それら
各接地用リード端子14c,14dによって、上記送信
信号入力リード端子14aから受信信号出力用リード端
子14bへの電界の広がりをより確実に阻止することが
できる。これにより、送信信号入力リード端子14aと
受信信号出力用リード端子14b間に電界が発生するこ
とが防止されて、送信信号入力リード端子14aから受
信信号出力用リード端子14bへのクロストークを抑制
することができる。
へのクロストーク量と送信信号入力リード端子14aの
電気信号の周波数との関係が、上記接地用リード端子1
4c,14dの形態によって、どのように変化するのか
を本発明者がシュミレーションにより調べた結果がグラ
フにより示されている。図4の曲線Aは、従来例の場合
を示し、曲線Bは第1実施形態例(略L字形状)の場合
を示し、曲線Cは第2実施形態例(略U字形状で片側接
地)の場合を示し、曲線Dは第2実施形態例(略U字形
状で両端接地)の場合を示している。
に比べて、第1実施形態例や第2実施形態例の場合の方
が、クロストーク量を低減できることが確認できる。ま
た、第1実施形態例の場合よりも、第2実施形態例の場
合の方がより一層クロストーク量を低減できることが分
かる。ただ、前記図3(a)に示すように、上記接地用
リード端子14c,14dが略U字形状で一端側のみが
接地されている場合には、前述したように、他端側(開
放端側)がグランドから浮いた状態となるので、送信信
号入力リード端子14aの電気信号の周波数が高くなる
と、上記接地用リード端子14c,14dから電界が発
生して送信信号入力リード端子14aから受信信号出力
用リード端子14bへのクロストークが増加している
が、上記接地用リード端子14c,14dの両端を接地
することにより、そのようなクロストーク増加を抑制で
きることが図4から分かる。
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、送信信号入力リード端子14aや受信信号出力用
リード端子14bの配置位置は上記各実施形態例に示し
た位置に限定されるものではなく、例えば、側壁15c
側から1番目のリード端子14を送信信号入力リード端
子14aあるいは受信信号出力用リード端子14bとし
て機能させてもよいし、3番目のリード端子14を送信
信号入力リード端子14aあるいは受信信号出力用リー
ド端子14bとして機能させてもよく、送信信号入力リ
ード端子14aや受信信号出力用リード端子14bの配
置位置は、素子搭載基板4や底壁12に形成される配線
パターン等を考慮して、適宜に設定されるものである。
また、上記各実施形態例では、一対の側壁15a,15
bのそれぞれに4本ずつリード端子14が配列配置され
ている例を示したが、側壁15a,15bに設けるリー
ド端子14の数は複数であれば数に限定されるものでは
ない。
号入力リード端子14aと受信信号出力用リード端子1
4bのそれぞれに隣接させてリード端子14を接地用リ
ード端子14c,14dとして機能させる構成としてい
たが、図5(a)に示されるように、送信信号入力リー
ド端子14aの両隣のリード端子14をそれぞれ接地用
リード端子14c,14eとして機能させ、それら接地
用リード端子14c,14eのうちの一方側を上記第1
実施形態例に示したように略L字形状の形態に形成し
て、送信信号入力リード端子14aのフレーム枠内側先
端24aと受信信号出力用リード端子14bのフレーム
枠内側先端24bとの間を遮る構成としてもよい。ま
た、同様に、受信信号出力用リード端子14bの両隣の
リード端子14をそれぞれ接地用リード端子14b,1
4dとして機能させ、それら接地用リード端子14b,
14dのうちの一方側を上記第1実施形態例に示したよ
うに略L字形状の形態に形成して、送信信号入力リード
端子14aのフレーム枠内側先端24aと受信信号出力
用リード端子14bのフレーム枠内側先端24bとの間
を遮る構成としてもよい。
号入力リード端子14a、受信信号出力用リード端子1
4bのそれぞれの隣のリード端子14を接地用リード端
子14c,14dとして機能させ、それら接地用リード
端子14c,14dを略L字形状に形成していたが、送
信信号入力リード端子14a、受信信号出力用リード端
子14bのそれぞれの隣を避けた位置のリード端子14
を接地用リード端子として機能させる構成としてもよ
い。例えば、図1に示されるように側壁15c側から2
番目のリード端子14を送信信号入力リード端子14
a、受信信号出力用リード端子14bとした場合に、側
壁15c側から4番目のリード端子14を接地用リード
端子として機能させ、その接地用リード端子の先端部を
送信信号入力リード端子14aのフレーム枠内側先端2
4aと受信信号出力用リード端子14bのフレーム枠内
側先端24bとの間を遮る形態に伸張形成してもよい。
リード端子14c,14dは略L形状であったが、接地
用リード端子14c,14dの形状は略L字形状に限定
されるものではなく、例えば、略く字形状であってもよ
いし、略レ字形状であってもよく、適宜の形状を採り得
るものである。また、第1と第2の各実施形態例におい
て、接地用リード端子14c,14dは角を持った屈曲
形状であったが、もちろん、角を持たない湾曲形状とし
てもよい。
入力リード端子14aと受信信号出力用リード端子14
bは先端同士を対向させる位置関係に配置されていた
が、図5(b)に示されるように、先端同士を対向させ
ない位置関係に送信信号入力リード端子14aと受信信
号出力用リード端子14bを配置してもよい。なお、図
5(b)に示す例では、送信信号入力リード端子14a
と受信信号出力用リード端子14bのそれぞれの隣の接
地用リード端子14c,14dは前記第1実施形態例に
示した略L字形状であったが、もちろん、それら接地用
リード端子14c,14dは前記第2実施形態例に示し
た形態としてもよいものである。
4aと受信信号出力用リード端子14bが先端同士を対
向させない位置関係になっている場合には、送信信号入
力リード端子14aと受信信号出力用リード端子14b
との間に電界が発生し難い状態である上に、上記各実施
形態例に示したような特有な形状の接地用リード端子1
4c,14dが設けられるので、より一層確実に、送信
信号入力リード端子14aから受信信号出力用リード端
子14bへのクロストーク量の低減を図ることができ
る。
う一対の側壁15a,15bの両方に上記各実施形態例
に示した特有な形状の接地用リード端子14を配置する
構成としたが、上記一対の側壁15a,15bの一方の
みに上記各実施形態例に示した特有な形状の接地用リー
ド端子14を配置する構成としてもよい。この場合に
も、送信信号入力リード端子14aのフレーム枠内側先
端24aと受信信号出力用リード端子14bのフレーム
枠内側先端24bとの間を遮る形態で接地用リード端子
14の先端部(グランド)が配置されることとなるの
で、送信信号入力リード端子14aと受信信号出力用リ
ード端子14bとの間に電界が発生することが防止され
て、送信信号入力リード端子14aから受信信号出力用
リード端子14bへのクロストークを抑制することがで
きる。
ール1には、単体の発光素子2及び受光素子3が搭載さ
れる例を示したが、アレイ状発光素子とアレイ状受光素
子をそれぞれ設ける構成としてもよい。この場合には、
アレイ状発光素子を構成する各発光素子に一対一に対応
する送信信号入力リード端子14aと、アレイ状受光素
子を構成する各受光素子に一対一に対応する受信信号出
力用リード端子14bとが設けられることとなる。この
ような場合にも、それら複数の送信信号入力リード端子
14aのフレーム枠内側先端と、複数の受信信号出力用
リード端子14bのフレーム枠内側先端との間を遮るた
めの上記各実施形態例に示したような特有な接地用リー
ド端子14を設けることによって、上記各実施形態例と
同様の効果を奏することができる。
子と受信信号出力用リード端子の少なくとも一方には接
地用リード端子が隣接配置され、その接地用リード端子
には、送信信号入力リード端子の先端部と、受信信号出
力用リード端子の先端部との間を遮る部位を有している
構成としたり、上記接地用リード端子が、隣の送信信号
入力リード端子あるいは受信信号出力用リード端子の先
端部を囲う形状である構成としたので、送信信号入力リ
ード端子の先端部からの電界の広がりが上記接地用リー
ド端子によって阻止され、送信信号入力リード端子と受
信信号出力用リード端子間に大きな電界が発生すること
を防止することができる。
受信信号出力用リード端子へのクロストークを抑制する
ことができて、発光素子側から受光素子側へのクロスト
ーク量を低減することができる。
加させることなく、また、リードフレーム、光モジュー
ルを大型化することなく、上記クロストーク量を低減さ
せることができるので、低コスト化、小型化を図りつ
つ、高い受光感度の要求に充分に応えることができる光
モジュール及び光モジュール用リードフレームを提供す
ることができる。
子あるいは受信信号出力用リード端子の先端部を囲う形
状と成し、その接地用リード端子の両端をそれぞれグラ
ンドに接地することにより、接地用リード端子の全域に
渡ってほぼグランド電位とすることができるので、送信
信号入力リード端子から上記接地用リード端子を介して
間接的に受信信号出力用リード端子にクロストークの悪
影響が及ぶことを防止することができる。
ムの形態を模式的に示すモデル図である。
態とした場合におけるクロストーク量低減の効果を説明
するための図である。
ムの形態を模式的に示すモデル図である。
ためのシュミレーション結果を表すグラフである。
ある。
明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 発光素子に電気信号を送出する送信信号
入力リード端子と、受光素子から電気信号を受け取る受
信信号出力用リード端子とを有し、これらのリード端子
の少なくとも一方には接地用リード端子が隣接配置され
ている光モジュール用リードフレームにおいて、前記接
地用リード端子は、前記送信信号入力リード端子の先端
部と、受信信号出力用リード端子の先端部との間に介在
する部位を有することを特徴とした光モジュール用リー
ドフレーム。 - 【請求項2】 接地用リード端子は、送信信号入力リー
ド端子の先端部又は受信信号出力用リード端子の先端部
を囲う形状と成していることを特徴とした請求項1記載
の光モジュール用リードフレーム。 - 【請求項3】 発光素子と受光素子を有する光モジュー
ルにおいて、請求項1又は請求項2記載の光モジュール
用リードフレームが設けられていることを特徴とした光
モジュール。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-03-29 JP JP2001096530A patent/JP2002299645A/ja active Pending
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