JP2002299413A - ロボット装置及び処理装置 - Google Patents

ロボット装置及び処理装置

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JP2002299413A
JP2002299413A JP2001100850A JP2001100850A JP2002299413A JP 2002299413 A JP2002299413 A JP 2002299413A JP 2001100850 A JP2001100850 A JP 2001100850A JP 2001100850 A JP2001100850 A JP 2001100850A JP 2002299413 A JP2002299413 A JP 2002299413A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低コストで、確実かつ容易なワークの搬送が
可能なロボット装置及びそれを搭載した処理装置を提供
すること。 【解決手段】 メインアームは、アーム軸2の矢印Aの
方向の回転動作に伴い、アーム2Bの先端が矢印Bの方
向に平行移動する。この動作により、ポイントP1にあ
るウェーハ(ワーク)200をアーム2Bの先端のエン
ドエフェクタEにより、矢印Bの方向に引き抜く。さら
にアーム軸が回転動作すると、ウェーハはアーム軸の直
上付近まで搬送される。さらにアーム軸が矢印Cの方向
に回転動作を続けると、メインアームは矢印Dの方向に
反転展開する。そして、矢印Eの方向に回転すると、エ
ンドエフェクタEの上に載置されたウェーハ200は、
ポイントP2まで平行に矢印Fの方向に搬送される。こ
れにより、旋回軸を設けることなく、ワークを2点間で
搬送できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワ−クの搬送受け
渡しを行うためのロボット装置及びこのロボット装置を
用いてワ−クに所定の処理を施す処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの製造に際しては、ワー
クの自動搬送が必要とされる場合が多い。
【0003】例えば、薄膜形成やエッチング、洗浄など
の工程において、製造装置(ドライエッチャー、アッシ
ャー、CVD装置など)にセットされたカセットキャリ
ア(以下、「カセット」と略す。)からウェーハを取り
出して、所定の処理ポイントへとハンドリングする必要
がある。さらに、処理が済んだウェーハを処理ポイント
からカセットへ戻す必要もある。
【0004】このようなハンドリングに際して要求され
る条件のひとつとして、「クリーンであること」があ
る。すなわち、搬送用のロボット装置そのものからの発
塵を防ぐことはもちろん、ウェーハとロボットハンドと
の接触によっていずれかの材料が削られて発塵となるこ
とを防ぐ必要がある。
【0005】さらに、製造コストを低減するために、ハ
ンドリングのスループットが高いことも要求される。
【0006】これらの要求に対して、従来は、アームが
旋回動作する極座標型のロボット装置が用いられ、さら
に生産性を向上させるために、旋回軸の上に2基のアー
ムを搭載したいわゆる「ダブルアーム型」のロボット装
置が主流となりつつある。
【0007】このようなロボット装置を開示した刊行物
としては、例えば、特許第2739413号公報や、特
開2000−100894号公報を挙げることができ
る。
【0008】図13は、このような従来のロボット装置
の要部を模式的に表す斜視図である。すなわち、同図に
例示したロボット装置100は、第1アーム軸102、
第2アーム軸104、旋回軸106、昇降軸108、走
行軸110の5軸を有する。これら5軸は全てステッピ
ング・モータやパルス・モータによりパルス駆動されて
いる。
【0009】図14は、このロボット装置の一方のアー
ムの基本的な動作を説明するための模式図である。すな
わち、同図(a)乃至(d)は、ポイントP1からポイ
ントP2にウェーハ200を搬送する動作を表す。
【0010】まず、図14(a)に表したように、アー
ム軸102が矢印Aの方向に回転動作することにより、
ポイントP1のウェーハ200を矢印Bの方向に引き抜
く。ここで、アーム102Aとアーム102Bとは、
2:1のプーリー型伝達機構により結合され、θ−2θ
型の動作を行う。また、アーム102Bとアーム102
Cとは、1:1のプーリー型伝達機構により結合され、
θ−θ型の動作を行う。従って、アーム軸102が矢印
Aの方向に回転すると、その回転動作が順次変換され、
アーム102Cは矢印Bの方向に平行移動を行う。
【0011】ウェーハ200をアーム軸102の直上付
近まで引き抜いたら、図14(b)に表したように、矢
印Cの方向にアーム全体が回転を開始する。この回転動
作は、旋回軸106により実行される。そして、図14
(c)に表した位置まで、略180°旋回する。
【0012】次に、図14(d)に表したように、アー
ム軸102が矢印Dの方向に駆動する。すると、アーム
102A〜Cは順次連動し、ウェーハ200を矢印Eの
方向に平行移動させ、ポイントP2に搬送する。
【0013】以上説明したようにして、このロボット装
置は、ポイントP1からポイントP2にウェーハを搬送
することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図13に例示
したロボットは機構が複雑でコストも高いという問題を
有する。
【0015】すなわち、図13に例示したロボット装置
の問題点は、まず、第1アーム軸102と第2アーム軸
104が、旋回軸106の下流側に設けられているた
め、アーム軸のモータやエンコーダのケーブル、ワーク
を固定するバキュームチャックのチューブなどを、全て
旋回可能に配置する必要があることである。しかも、ク
リーン・ルーム内で使用するためには、発塵を防ぐため
に、これら可動部をカバーで覆う必要もある。
【0016】また、旋回の位置決め精度を高くするため
には、これらの機構を小さくまとめ、駆動源に対する負
荷のイナーシャをできるだけ小さくする必要もある。こ
のため、機構は大変に精密かつ複雑となり、コストが増
大するとともに、保守修理や維持管理のメンテナンス性
も著しく低下しやすいという問題もあった。
【0017】また、図13に例示したロボット装置は、
それぞれの軸を任意の位置で停止することができるた
め、フレキシビリティを有し汎用性が高い反面、各軸に
対してその停止位置をティーチングしなければならず、
使用する現場においては、「段取り」が面倒であるとい
う問題もあった。例えば、1ステージのティーチングを
行う場合、最低でも4軸(走行軸、昇降軸、旋回軸、ア
ーム軸)のパルスを少しずつ進め、相互に調整を図りな
がら決定していかなければならない。自動車の製造ライ
ンなどで使用される多関節ロボットの場合、「プレイバ
ック式」(人が行った動作を記憶して再生させる方式)
のティーチングを行わせ、この問題を軽減させている
が、半導体の製造装置の場合は、それほど複雑な軌跡の
制御を必要としていないので、プレイバック式を適用す
るのは機能面、コスト面から過剰である。
【0018】本発明は、かかる課題の認識に基づいてな
されたものであり、その目的は、従来よりも低コスト
で、確実かつ容易なワークの搬送が可能なロボット装置
及びそれを搭載した処理装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、旋回動作を必要としないメインア
ームを有する極座標型のロボット装置が提供される。こ
のロボット装置は、例えば、そのメインアームの上のウ
ェーハを入れ替える単純な動作を行うサブアームロボッ
ト装置と組み合わせることより、従来と同等の搬送動作
を、従来よりも抵コストで、メンテナンス性および生産
性が良好で、ティーチングも容易に、実現することがで
きる。
【0020】すなわち、本発明のロボット装置は、回転
駆動手段と、前記回転駆動手段に結合された第1のアー
ム軸と、前記第1のアーム軸に結合され、前記回転駆動
手段により回転動作可能な第1のアーム部と、前記第1
のアーム部に結合され、前記第1のアーム部とともに屈
伸動作する第2のアーム部と、を有するメインアーム
と、を備え、第1のポイントと第2のポイントとの間に
前記第1のアーム軸が配置された状態において、前記回
転駆動手段により前記第1のアーム軸を回転することに
より前記メインアームが展開して前記第2のアーム部の
先端が前記第1のポイントにおいてワークを受け取り、
その後、前記回転駆動手段により前記第1のアーム軸が
回転することにより前記メインアームが反転展開して前
記第2のポイントに前記ワークを搬送することを特徴と
する。
【0021】ここで、前記メインアームを複数備えた、
「ダブルアーム型」とすることもできる。
【0022】また、前記回転駆動手段により前記第1の
アーム軸が回転して前記第1のアームが角度θだけ回転
すると、これに連動して前記第2のアーム部は角度2θ
だけ回転するようにすると良い。
【0023】また、前記第2のアーム部の前記先端付近
において、側面に切り込みが設けられたものとすれば、
カセットなどとの干渉を防ぐことができる。
【0024】また、回転駆動手段と、昇降駆動手段と、
前記回転駆動手段及び前記昇降駆動手段に結合された第
2のアーム軸と、前記第2のアーム軸に結合されたサブ
アームと、をさらに備え、前記サブアームは、前記第2
のアーム部の前記先端に保持された前記ワークを受け取
り可能とすることができる。
【0025】このようにすれば、メインアームのワーク
の交換や回転などが容易となる。
【0026】また、前記サブアームは、前記第2のアー
ム軸から第1の方向に向けて延在する第1のハンドと、
前記第2のアーム軸から前記第1の方向とは異なる第2
の方向に向けて延在する第2のハンドとを有し、前記第
2のアーム部の前記先端付近において、前記昇降駆動手
段により前記第1のハンドが下方から上昇することによ
り、前記先端に保持された前記ワークを前記第1のハン
ドが受け取り、その後、前記回転駆動手段により前記第
2のアーム軸が回転して前記第2のアーム部の前記先端
の上に前記第2のハンドを移動させ、さらに前記昇降駆
動機構により前記第2のハンドが下方に降下することに
より、前記第2のハンドに保持されていたワークが前記
第2のアーム部の前記先端に受け渡されるものとするこ
とができる。
【0027】このようにすれば、ワークの入れ替えが容
易にできる。
【0028】また、前記サブアームは、保持した前記ワ
ークを回転させる回転機構を有するものとすれば、ワー
クの方位を調節して搬送することができる。
【0029】また、前記第1のアーム軸を上下方向に移
動させる昇降手段と、前記第1のアーム軸を水平方向の
移動させる走行手段と、をさらに備えたものとすれば、
ワークの搬送をフレキシブルに行うことができる。
【0030】一方、本発明の処理装置は、前述したいず
れかのロボット装置と、ワークに対して処理を施す処理
モジュールと、を備え、前記ロボット装置は、未処理の
ワークを前記処理モジュールに搬入し、処理済みのワー
クを前記処理モジュールから搬出することを特徴とす
る。
【0031】または、本発明の処理装置は、前述したロ
ボット装置と、ワークに対して処理を施す処理モジュー
ルと、を備え、前記ロボット装置は、カセットに収容さ
れた未処理のワークを前記カセットから前記処理モジュ
ールに搬送し、前記処理済みのワークを前記処理モジュ
ールから前記カセットに搬送し、前記第2のアーム部の
前記先端付近において側面に設けられた前記切り込み
は、前記カセットと前記第2のアーム部とが干渉しない
ように形成されてなることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の実施の形態にかかるロボ
ット装置のメインアームMを例示する斜視図である。す
なわち、本発明のロボット装置は、アーム軸2に取り付
けられたメインアームを有し、このメインアームMは、
第1のアーム2Aと、第2のアーム2Bとを有する。ま
た第2のアームの先端にはウェーハなどのワークを出し
入れするためのエンドエフェクタEが設けられている。
なお、後に詳述するように、このロボット装置に、さら
に図示したような昇降軸8や走行軸10を付加してもよ
い。
【0034】図2は、メインアームMの内部構造の一例
を表す透視斜視図である。同図に表したように、アーム
軸2は、例えば、サーボモータ30により回転駆動され
る。そして、アーム軸2に結合された第1のアーム2A
もこれに併せて回転動作する。
【0035】一方、第1のアーム2Aの内部には固定プ
ーリー40が設けられている。固定プーリー40は、固
定フランジ35に対して固定されており、アーム2Aが
回転動作すると、相対的に回転を生ずることとなる。固
定プーリー40は、タイミングベルト50を介して第2
のアーム2Bを回転させるプーリー60と結合されてい
る。
【0036】プーリー40とプーリー60の回転比は、
1:2とされている。すなわち、第1のアーム2Aと第
2のアーム2Bとは、2:1のプーリー機構により結合
され、アーム軸2の駆動に伴ってθ−2θ型の動作を行
う。つまり、アーム2Aがアーム軸2の回転動作により
時計回りに角度θだけ回転すると、アーム2Bは、半時
計回りに角度2θだけ回転する。また、アーム2Aの長
さとアーム2Bの長さとは等しい。従って、アーム軸2
の回転に伴い、アーム2Bの先端に保持されたワークは
直線状に搬送される。
【0037】図3は、メインアームMの基本動作を模式
的に表す平面図である。すなわち、メインアームMは、
アーム軸2の矢印Aの方向の回転動作に伴い、アーム2
Bの先端が矢印Bの方向に平行移動する。この動作によ
り、ポイントP1にあるウェーハ(ワーク)200をア
ーム2Bの先端のエンドエフェクタEにより、矢印Bの
方向に引き抜く。
【0038】さらにアーム軸2が回転動作すると、図3
(b)に表したように、ウェーハ200はアーム軸2の
直上付近まで搬送される。この状態をメインアームMの
「ホームポジション」と称することとする。
【0039】さらにアーム軸2が矢印Cの方向に回転動
作を続けると、図3(c)に表したように、メインアー
ムMは矢印Dの方向に反転展開する。そして、矢印Eの
方向に回転すると、エンドエフェクタEの上に載置され
たウェーハ200は、ポイントP2まで平行に矢印Fの
方向に搬送される。
【0040】以上説明したように、本発明のロボット装
置においては、アーム軸2の回転動作のみで、メインア
ームがポイントP1からポイントP2へと反転展開し、
ワーク200を平行に搬送する。つまり、図13及び図
14に例示したような従来のロボット装置と異なり、旋
回軸を設けることなく、ワークを2点間で搬送できる。
【0041】ここで、本発明におけるアーム2A及びア
ーム2Bの実効長をいずれもL1とした時に、アーム軸
2の中心点からワーク200の中心点までの距離Lは、
アーム軸2が時計回りに角度θだけ回転すると、次式に
より表される。
【0042】 L=2×L1×sinθ (1)
【0043】なお、この動作に伴い、ワーク200は反
時計回りに角度θだけ自転することとなる。しかし、半
導体ウェーハや光ディスクの基板などは円形であるた
め、自転しても搬送に支障は生じない。また、後に詳述
するように、必要があれば、ワークを適宜回転させてそ
の方位を調節する機構を設けることもできる。
【0044】また、図1及び図3に例示したように、本
発明のロボット装置は、エンドエフェクタEの根本に凹
部(切り込み)E1が適宜設けられる。これは、例え
ば、カセットからウェーハを取り出す場合に、カセット
の内壁との干渉を防ぐためである。つまり、このように
凹部E1を設けることにより、カセットに接触すること
なく、エンドエフェクタをカセット開口に対して斜め方
向から侵入させることができる。
【0045】さらに、エンドエフェクタEに、図示しな
い真空チャック機構などを適宜設けるにより、ワーク2
00を脱落させることなく、高速で搬送することができ
る。
【0046】次に、本発明のロボット装置の具体例につ
いて説明する。
【0047】図4は、本発明のロボット装置の具体例を
模式的に表す斜視図である。同図については、図1及び
図3に関して前述したものと同様の要素には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0048】図4に例示したロボット装置においては、
メインアームMに加えて、ブーメラン型のサブアームS
が設けられている。サブアームSの役割は、メインアー
ムMがホームポジションにある状態において、エンドエ
フェクタEの上のウェーハを入れ替えることである。
【0049】すなわち、サブアームSは、アーム軸4に
結合されたハンド4A及び4Bを有する。ハンド4A及
び4Bの先端には、ワークを保持するための真空チャッ
ク機構Vなどを適宜設けることができる。なお、図示し
た例においては、サブアームSは2本のハンドを有する
が、本発明はこれに限定されるものではなく、サブアー
ムSには3本以上のハンドを設けても良い。
【0050】アーム軸4は、矢印θ方向の回転動作と、
矢印Z方向の昇降動作と、を独立に行うことができる。
これら回転動作と昇降動作は、任意の地点で停止する必
要はなく、予め決定された回転角度、昇降ストロークで
動作すれば良い。従って、構造的にシンプルなアクチュ
エータ(エアシリンダなど)で構成することができ、簡
潔で安価に実現できる。
【0051】サブアームSのハンド4A及び4Bの先端
部は、メインアームMのエフェクタの先端の隙間E2に
入りこめるように設計されている。従って、メインアー
ムM。がワーク200を保持している時に、その下側か
らサブアームSがハンド4A(あるいは4B)を上昇さ
せることにより、ワーク200をハンドに受け取ること
ができる。
【0052】また、これとは逆に、サブアームSのハン
ド4A(あるいは4B)にワーク200が保持されてい
る状態において、メインアームMのエフェクタEの隙間
E2の上側からハンドを降下させることにより、ワーク
は、メインアームMに受け渡すことができる。
【0053】以下、具体例を参照しつつ、図4のロボッ
ト装置の動作について詳細に説明する。
【0054】図5乃至図10は、本発明の処理装置にお
けるロボットの動作の具体例を模式的に表す平面図であ
る。
【0055】すなわち、これらの図面に表した例におい
ては、ウェーハを装填したカセット300及び400が
それぞれポイントP1、P2に配置されている。また、
これらと対向して、処理モジュール500及び600が
配置されている。これらの処理モジュール500及び6
00は、例えば、エッチング装置、アッシャー、薄膜形
成装置、洗浄装置、熱処理装置、露光装置などである。
そして、これらの処理モジュールには搬送ポイントP
3、P4がそれぞれ設けられている。搬送ポイントP
3、P4は、ウェーハ(ワーク)200が搬送されるべ
き地点である。なお、ウェーハ200は、このポイント
において所定の処理が行われるものであってもよく、ま
た、処理モジュール500及び600が有する搬送機構
(図示せず)によって、これらポイントP3、P4から
さらに装置の内部に搬送されるようにしてもよい。さら
に、これら搬送ポイントP3、P4の手前にゲートバル
ブ510、610などを適宜設けることもできる。
【0056】さて、このような配置関係において、本発
明のロボット装置1は、その走行軸10がポイントP1
とP2(あるいはP3とP4)とをつなぐように配置さ
れている。
【0057】以下、このような配置関係を有する処理装
置において、カセット300(ポイントP1)と処理モ
ジュール600(ポイントP4)との間でウェーハの搬
送を行う具体例について説明する。
【0058】まず、図5(a)は、サブアームのハンド
4Aには処理済みのウェーハ200Aが保持されている
状態を表す。この時に、カセット300には未処理のウ
ェーハ200Bが収容されている。
【0059】この状態から、まず、図5(b)に表した
ように、メインアームMが展開して未処理のウェーハ2
00Bを保持する。この時に、前述したように、エフェ
クタの根本には凹部(切り込み)E1が設けられている
ので、アーム2Bが斜め方向からカセット300にアク
セスしても、エフェクタEとカセット300とが干渉す
ることはない。
【0060】エフェクタEをウェーハ200Bの下に差
し込んだ後、ロボット装置の昇降軸8が上昇するか、あ
るいはカセット300が図示しない昇降機構により所定
距離だけ降下することにより、ウェーハ200Bをエフ
ェクタEに受け渡すことができる。この後、必要に応じ
て、エフェクタEはウェーハ200Bを真空チャックな
どの手段により固定する。
【0061】次に、図6(a)に表したように、メイン
アームMはウェーハ200Bを保持したままホームポジ
ションまで戻る。
【0062】次に、図6(b)に表したように、ウェー
ハの「入れ替え」を行う。具体的には、まず、図6
(a)に表した状態において、サブアームSが上昇する
ことにより、ウェーハ200Bがハンド4Bに受け渡さ
れる。そして、サブアームSは、図6(b)に表した位
置まで回転する。しかる後に、サブアームSが降下する
と、ハンド4Aに保持されていた処理済みウェーハ20
0Aは、メインアームMに受け渡される。この後、必要
に応じて、エフェクタはウェーハ200Aをチャッキン
グする。
【0063】次に、図7(a)に表したように、メイン
アームMが展開して、処理済みウェーハ200Aをカセ
ット300に戻す。この時も、ウェーハ200Aをカセ
ット300に挿入した後に、チャッキングを解除し、ロ
ボット装置1が昇降軸8により降下するか、あるいはカ
セット300が上昇することにより、ウェーハ200A
はカセット300に受け渡される。
【0064】次に、図7(b)に表したように、メイン
アームMはホームポジションに戻る。
【0065】次に、図8(a)に表したように、ロボッ
ト装置1は走行軸10によりポジションP3からP4の
前まで平行移動する。この時、処理モジュール600
は、ポイントP4に処理済みのウェーハ200Cを排出
している。
【0066】次に、図8(b)に表したように、メイン
アームMが展開して処理済みのウェーハ200Cを受け
取る。具体的には、例えば、ウェーハ200Cはポイン
トP4において、下方からピン(図示せず)などの持ち
上げ機構が突出することにより、ステージ面から浮いた
状態とされる。そして、この隙間にメインアームのエン
ドエフェクタEが侵入する。しかる後に、持ち上げ機構
が降下することにより、ウェーハ200Cはメインアー
ムMに受け渡される。または、ロボット装置が昇降軸8
によって上昇してもウェーハ200Cを受け取ることが
できる。その後、必要に応じてウェーハ200Cをチャ
ッキングする。
【0067】次に、図9(a)に表したように、メイン
アームMはウェーハ200Cを保持したままホームポジ
ションまで戻る。
【0068】次に、図9(b)に表したように、ウェー
ハの「入れ替え」を行う。具体的には、まず、図9
(a)に表した状態において、サブアームSが上昇する
ことにより、処理済みウェーハ200Cがハンド4Aに
受け渡される。そして、サブアームSは、図9(b)に
表した位置まで回転する。しかる後に、サブアームSが
降下すると、ハンド4Bに保持されていた未処理ウェー
ハ200Bは、メインアームMに受け渡される。この
後、必要に応じて、エフェクタはウェーハ200Bをチ
ャッキングする。
【0069】次に、図10(a)に表したように、メイ
ンアームMは未処理ウェーハ200Bを保持した状態で
処理ポイントP4まで展開する。この状態において、処
理ポイントP4のステージ下方からピンなどの持ち上げ
機構(図示せず)が上昇することにより、ウェーハ20
0BはメインアームMから持ち上げられた状態となる。
【0070】その後、図10(b)に表したように、メ
インアームMは、処理ポイントP4にウェーハ200B
を残したまま、ホームポジションに戻る。この状態にお
いて、ポイントP4の持ち上げ機構が降下することによ
り、ウェーハ200Bはステージ上に載置された状態と
なる。
【0071】この後、未処理ウェーハ200Bは、処理
モジュール600において、適宜搬送、処理される。
【0072】一方、サブアームSのハンド4Aに保持さ
れている処理済みのウェーハ200Cは、前述したよう
な順序により、カセット300あるいは400の所定の
場所に収容される。以上、詳述したように、本発明によ
れば、旋回軸を有しない簡潔な構成のメインアームとサ
ブアームとを用いることにより、複数のポイント間でウ
ェーハを確実かつ迅速に搬送することができる。
【0073】以下、参考例として、図13及び図14に
例示した従来のダブルアーム型ロボット装置における同
様の動作について簡単に説明する。
【0074】図15乃至図19は、従来のダブルアーム
型ロボットの動作を模式的に表す平面図である。これら
の図面については、図1乃至図14に関して前述したの
と同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0075】図15(a)に表した状態においては、2
本のアームのうちの上側のアーム102Cの先端に処理
済みウェーハ200Aが保持されている。
【0076】この状態から、まず、図15(b)に表し
たように、アーム102Cが展開してカセット300に
処理済みウェーハ200Aを収容する。
【0077】そして、図16(a)に表したように、ア
ーム102Cがホームポジションに戻った後に、図16
(b)に表したように、もう一方のアーム104Cが展
開してカセット300から未処理ウェーハ200Bを受
け取る。
【0078】そして、図17(a)に表したように、ホ
ームポジションまで戻った後、同図(b)に表したよう
に、ロボット装置100は走行軸110に沿ってポジシ
ョンP4の前まで水平に移動する。
【0079】次に、図17(b)に表したように、旋回
軸106により2本のアーム部を180度旋回させて、
ポジションP4と対向させる。この時に、処理モジュー
ル600のポジションP4には、処理済みウェーハ20
0Cが排出されている。
【0080】次に、図18(a)に表したように、空い
ている方のアーム102CをポジションP4まで展開し
て、処理済みウェーハ200Cを受け取る。
【0081】そして、図18(b)に表したように、ア
ーム102Cは、ウェーハ200Cを保持したままホー
ムポジションまで戻る。
【0082】次に、図19(a)に表したように、アー
ム104Cを展開して未処理ウェーハ200Bをポジシ
ョンP4に受け渡す。
【0083】そして、図19(b)に表したように、ア
ーム104Cはホームポジションに戻る。
【0084】以上説明したように、従来は、旋回軸10
6の上に2本のアームが設けられた複雑なロボット装置
でウェーハの搬送を行っていた。
【0085】これに対して、本発明によれば、図1乃至
図10に関して詳述したように、旋回軸が不要となり、
ロボット装置の機構が大幅に簡略化される。すなわち、
制御軸数が少なく、部品点数も大幅に減らすことができ
る。本発明者の試作検討の結果、図13に例示した従来
型のダブルアームロボット装置と比較して、図4に例示
したロボット装置は、部品点数をほほ1/3とすること
ができ、60パーセント以上の削減率を得ることができ
た。その結果として、装置コストが大幅に低減し、信頼
性が飛躍的に向上するとともに、保守・メンテナンス性
も大幅に向上する。
【0086】同時に、ティーチング・ポイントが減るた
めに、ティーチングも容易となる。これは、装置を使用
する現場においては、大きなメリットのひとつとなる。
さらに、搬送のスループットすなわち動作のタクトタイ
ムについても、従来のダブルアーム型ロボットと同等あ
るいはそれよりも良好な結果が得られた。
【0087】次に、本発明の第1の変型例について説明
する。
【0088】図11は、本発明のロボット装置の変型例
を模式的に表す斜視図である。同図については、図1乃
至図10に関して前述したのと同様の要素には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0089】本変型例においては、サブアームSのハン
ドの先端にワークを回転させる回転機構Rが付加されて
いる。
【0090】図1に関して前述したように、本発明のロ
ボット装置においてメインアームMにより反転搬送され
ると、ワークは自転する。これに対して、サブアームS
に回転機構Rを設け、ワークの「入れ替え」の際に、ハ
ンドに受け取ったワークを所定の角度だけ回転させてや
れば、所定の方位でワークをポイントに受け渡すことが
できる。あるいは、メインアームMの下方からサブアー
ムSがハンドを上昇させて一旦ワークをハンドに受け取
り、所定の角度だけ回転させた後に、サブアームSが再
び下降してメインアームMにワークを受け渡してもよ
い。
【0091】このようにすれば、ワークの方位を任意の
角度に調節した後に目的のポイントに搬送することがで
きる。これは、例えば、液晶ディスプレイのガラス基板
のような矩形状のワークを搬送する際に用いて好適な変
型例である。
【0092】なお、このような回転機構Rをメインアー
ムMに設けることもできる。すなわち、エンドエフェク
タEのワーク支持部に回転機構を組み込めば、メインア
ームMにワーク保持した状態で、ワークを任意の角度に
回転して搬送することができる。
【0093】次に、本発明の第2の変型例について説明
する。
【0094】図12は、本発明のロボット装置の第2の
変型例を模式的に表す斜視図である。同図については、
図1乃至図10に関して前述したのと同様の要素には同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0095】本変型例においては、2本のメインアーム
Mを有する「ダブルアーム構成」が採用されている。こ
の構成によれば、サブアームSを用いたワークの「入れ
替え」を行うことなく、処理済みワークと未処理ワーク
の交換・搬送を連続的に行うことができる。
【0096】以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の
形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具
体例に限定されるものではない。
【0097】例えば、メインアーム先端のエンドエフェ
クタの形状については、図示したものには限定されず、
用途に応じて当業者が適宜設計変更して本発明の同様の
効果を得ることができる限り本発明の範囲に含まれる。
【0098】また、図5乃至図10に例示した処理装置
の構成は一例に過ぎず、カセットの数、ワークの種類や
形状、処理モジュールの数やその処理の内容、あるい
は、各ポイントの配置関係などは、当業者が適宜設計変
更して本発明の同様の効果を得ることができる限り本発
明の範囲に含まれる。
【0099】さらに、メインアームやサブアームの数に
ついても、前述した具体例には限定されず、用途に応じ
て適宜設定することができる。
【0100】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
従来と同等以上の搬送スループットを維持しつつ、旋回
軸が不要となり、ロボット装置の機構が大幅に簡略化さ
れる。すなわち、制御軸数が少なく、部品点数も大幅に
減らすことができる。その結果として、装置コストが大
幅に低減し、信頼性が飛躍的に向上するとともに、保守
・メンテナンス性も大幅に向上する。同時に、ティーチ
ング・ポイントが減るために、ティーチングも容易とな
り、現場に対して極めて使いやすい装置を提供すること
ができ、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるロボット装置のメ
インアームMを例示する斜視図である。
【図2】メインアームMの内部構造の一例を表す透視斜
視図である。
【図3】メインアームMの基本動作を模式的に表す平面
図である。
【図4】本発明のロボット装置の具体例を模式的に表す
斜視図である。
【図5】本発明の処理装置におけるロボットの動作の具
体例を模式的に表す平面図である。
【図6】本発明の処理装置におけるロボットの動作の具
体例を模式的に表す平面図である。
【図7】本発明の処理装置におけるロボットの動作の具
体例を模式的に表す平面図である。
【図8】本発明の処理装置におけるロボットの動作の具
体例を模式的に表す平面図である。
【図9】本発明の処理装置におけるロボットの動作の具
体例を模式的に表す平面図である。
【図10】本発明の処理装置におけるロボットの動作の
具体例を模式的に表す平面図である。
【図11】本発明のロボット装置の変型例を模式的に表
す斜視図である。
【図12】本発明のロボット装置の第2の変型例を模式
的に表す斜視図である。
【図13】従来のロボット装置の要部を模式的に表す斜
視図である。
【図14】従来のロボット装置の一方のアームの基本的
な動作を説明するための模式図である。
【図15】従来のダブルアーム型ロボットの動作を模式
的に表す平面図である。
【図16】従来のダブルアーム型ロボットの動作を模式
的に表す平面図である。
【図17】従来のダブルアーム型ロボットの動作を模式
的に表す平面図である。
【図18】従来のダブルアーム型ロボットの動作を模式
的に表す平面図である。
【図19】従来のダブルアーム型ロボットの動作を模式
的に表す平面図である。
【符号の説明】
1、100 ロボット装置 2 アーム軸(第1のアーム軸) 2A 第1のアーム 2B 第2のアーム 4 アーム軸(第2のアーム軸) 4A、4B ハンド 8、108 昇降軸 10、110 走行軸 30 モータ 35 固定フランジ 40 固定プーリー 50 タイミングベルト 60 プーリー 106 旋回軸 200 ウェーハ(ワーク) 200A、200C 処理済みウェーハ 200B 未処理ウェーハ 300、400 カセット 500、600 処理モジュール 510、610 ゲートバルブ E エンドエフェクタ E1 凹部(切り込み) E2 隙間 M メインアーム P1、P2、P3、P4 ポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 AS03 AS24 BS07 CT02 CT04 CV07 CW07 CY36 DS01 ES02 EV05 EW14 HS04 HS27 HT02 HT37 KS17 KS21 MT01 NS09 NS13 5F031 CA01 CA02 FA01 FA11 FA14 FA15 GA03 GA08 GA43 GA47 GA48 GA50 LA13 MA23 MA28 MA32 PA26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動手段と、 前記回転駆動手段に結合された第1のアーム軸と、 前記第1のアーム軸に結合され、前記回転駆動手段によ
    り回転動作可能な第1のアーム部と、前記第1のアーム
    部に結合され、前記第1のアーム部とともに屈伸動作す
    る第2のアーム部と、を有するメインアームと、 を備え、 第1のポイントと第2のポイントとの間に前記第1のア
    ーム軸が配置された状態において、前記回転駆動手段に
    より前記第1のアーム軸を回転することにより前記メイ
    ンアームが展開して前記第2のアーム部の先端が前記第
    1のポイントにおいてワークを受け取り、その後、前記
    回転駆動手段により前記第1のアーム軸が回転すること
    により前記メインアームが反転展開して前記第2のポイ
    ントに前記ワークを搬送することを特徴とするロボット
    装置。
  2. 【請求項2】前記メインアームを複数備えたことを特徴
    とする請求項1記載のロボット装置。
  3. 【請求項3】前記回転駆動手段により前記第1のアーム
    軸が回転して前記第1のアームが角度θだけ回転する
    と、これに連動して前記第2のアーム部は角度2θだけ
    回転することを特徴とする請求項1または2に記載のロ
    ボット装置。
  4. 【請求項4】前記第2のアーム部の前記先端付近におい
    て、側面に切り込みが設けられたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1つに記載のロボット装置。
  5. 【請求項5】回転駆動手段と、 昇降駆動手段と、 前記回転駆動手段及び前記昇降駆動手段に結合された第
    2のアーム軸と、 前記第2のアーム軸に結合されたサブアームと、 をさらに備え、 前記サブアームは、前記第2のアーム部の前記先端に保
    持された前記ワークを受け取り可能としたことを特徴と
    する請求項1〜4にいずれか1つに記載のロボット装
    置。
  6. 【請求項6】前記サブアームは、前記第2のアーム軸か
    ら第1の方向に向けて延在する第1のハンドと、前記第
    2のアーム軸から前記第1の方向とは異なる第2の方向
    に向けて延在する第2のハンドとを有し、 前記第2のアーム部の前記先端付近において、前記昇降
    駆動手段により前記第1のハンドが下方から上昇するこ
    とにより、前記先端に保持された前記ワークを前記第1
    のハンドが受け取り、その後、前記回転駆動手段により
    前記第2のアーム軸が回転して前記第2のアーム部の前
    記先端の上に前記第2のハンドを移動させ、さらに前記
    昇降駆動機構により前記第2のハンドが下方に降下する
    ことにより、前記第2のハンドに保持されていたワーク
    が前記第2のアーム部の前記先端に受け渡されることを
    特徴とする請求項5記載のロボット装置。
  7. 【請求項7】前記サブアームは、保持した前記ワークを
    回転させる回転機構を有することを特徴とする請求項5
    または6に記載のロボット装置。
  8. 【請求項8】前記第1のアーム軸を上下方向に移動させ
    る昇降手段と、 前記第1のアーム軸を水平方向の移動させる走行手段
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1つに記載のロボット装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1つに記載のロボ
    ット装置と、 ワークに対して処理を施す処理モジュールと、 を備え、 前記ロボット装置は、未処理のワークを前記処理モジュ
    ールに搬入し、処理済みのワークを前記処理モジュール
    から搬出することを特徴とする処理装置。
  10. 【請求項10】請求項4〜8のいずれか1つに記載のロ
    ボット装置と、 ワークに対して処理を施す処理モジュールと、 を備え、 前記ロボット装置は、カセットに収容された未処理のワ
    ークを前記カセットから前記処理モジュールに搬送し、
    前記処理済みのワークを前記処理モジュールから前記カ
    セットに搬送し、 前記第2のアーム部の前記先端付近において側面に設け
    られた前記切り込みは、前記カセットと前記第2のアー
    ム部とが干渉しないように形成されてなることを特徴と
    する処理装置。
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