JP2002299282A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
距離を広く保つことが可能であり、しかも制御性よく半
導体装置を製造することが可能な製造方法を提供する。 【解決手段】 第1導電型の半導体領域11上に形成さ
れた第2導電型の半導体領域12上に金属膜13を形成
する工程と、金属膜上に非晶質シリコン膜14を形成す
る工程と、熱処理により金属膜に含まれる金属と非晶質
シリコン膜に含まれるシリコンとを反応させてシリサイ
ド膜15を形成する工程とを備える。
Description
方法、特にシリサイド膜の形成方法に関する。
リコン半導体素子において、寄生抵抗を低減するための
技術として、サリサイド(SALICIDE : Self-aligned Si
licide)プロセスが広く用いられている。このサリサイ
ドプロセスは、ゲート電極及びソース・ドレイン領域に
自己整合的にシリサイドを形成するものである。
い、ソース・ドレイン拡散層の深さがしだいに浅くなっ
てきた結果、以下に述べるような問題が顕在化するよう
になってきている。
セスに求められるスペックの一つとして、ゲート電極の
シート抵抗値があるが、この抵抗値は微細化が進んでも
ほぼ同じ値に保つことが要求されている。ゲート電極上
に貼りつけるシリサイド膜のシート抵抗値を一定に保つ
ためには、シリサイドの膜厚を一定に保つ必要がある。
一方で、ソース・ドレイン拡散層の深さは、微細化の進
行に伴ってしだいに浅くなっていくため、同じ膜厚のシ
リサイド膜を貼りつけた場合には、シリサイド膜の底面
とソース・ドレイン拡散層の底面(pn接合面)との間
の距離はしだいに狭くなっていく。すなわち、従来の一
般的なサリサイドプロセスでは、ソース・ドレイン拡散
層のシリコンと金属とを反応させてシリサイドを形成す
ることから、もともとのソース・ドレイン拡散層の上面
(シリコン基板の上面)よりも下方にもシリサイドが形
成されるため、ソース・ドレイン拡散層の深さが浅くな
るにしたがって、シリサイド膜の底面とソース・ドレイ
ン拡散層の底面との間の距離が狭くなっていく。
・ドレイン拡散層のpn接合面との間の距離が狭くなっ
てくると、ソース・ドレイン拡散層における接合リーク
電流が増大してしまうという問題が発生し、半導体装置
の特性や信頼性を著しく悪化させることになる。
の選択成長技術を用いたエレベーテド・ソース・ドレイ
ン構造も提案されている。このエレベーテド・ソース・
ドレイン構造では、シリコンの露出面上(ポリシリコン
ゲート電極上及びソース・ドレイン拡散層上)にシリコ
ン膜を選択成長させ、選択成長したシリコン膜と金属と
を反応させてシリサイドが形成される。そのため、通常
のサリサイドプロセスの場合に比べて、シリサイド膜の
底面とソース・ドレイン拡散層の底面との距離を大きく
取ることが可能である。
成長を用いる技術は、成長させるシリコン膜の膜厚を制
御することが困難であるという問題や、完全な選択成長
ができずに、素子分離絶縁膜等の絶縁膜上にもシリコン
が成長してしまい、短絡不良が発生してしまうという問
題がある。また、選択成長がなされるシリコン表面にわ
ずかでも自然酸化膜等のシリコン酸化膜が存在する場合
には、シリコンの成長ができなくなってしまうため、C
VD装置中での高温(850℃以上)の水素アニール等
によってシリコン酸化膜の除去を行う必要がある。その
ため、微細トランジスタのソース・ドレイン・エクステ
ンション拡散層を広げてしまい、素子特性を劣化させて
しまうという問題も発生する。
を低減するための技術として、ゲート電極上及びソース
・ドレイン拡散層上に自己整合的にシリサイドを形成す
るサリサイドプロセスがあるが、通常のサリサイドプロ
セスでは、ソース・ドレイン拡散層の深さが浅くなるに
したがって、シリサイド膜の底面とソース・ドレイン拡
散層の底面(pn接合面)との距離が狭くなり、その結
果、ソース・ドレイン拡散層の接合リーク電流が増大
し、半導体装置の特性や信頼性が悪化するという問題が
あった。
の選択成長を用いたエレベーテド・ソース・ドレイン構
造も提案されているが、選択成長させるシリコン膜の膜
厚制御や、シリコン領域上にのみシリコン膜を選択成長
させるための制御が困難であり、やはり特性や信頼性に
優れた半導体装置を得ることが困難であった。
たものであり、シリサイド膜の底面とソース・ドレイン
拡散層等におけるpn接合界面との間の距離を広く保つ
ことが可能であり、しかも制御性よく特性や信頼性に優
れた半導体装置を製造することが可能な半導体装置の製
造方法を提供することを目的としている。
の製造方法は、第1導電型の半導体領域上に形成された
第2導電型の半導体領域上に金属膜を形成する工程と、
前記金属膜上に非晶質シリコン膜を形成する工程と、熱
処理により前記金属膜に含まれる金属と前記非晶質シリ
コン膜に含まれるシリコンとを反応させてシリサイド膜
を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
領域)上に金属膜を、該金属膜上に非晶質シリコン膜を
形成し、その後、熱処理によってシリサイド膜を形成し
ている。非晶質シリコンは、単結晶シリコンに比べて、
シリコン原子の結合力が弱く反応性が高い等の理由か
ら、熱処理によるシリサイド化反応は、非晶質シリコン
膜と金属膜との間で優先的に起こる。したがって、シリ
サイド化反応において、第2導電型の半導体領域がほと
んど浸食されることなく、シリサイド膜を形成すること
ができ、第1導電型の半導体領域と第2導電型の半導体
領域とのpn接合界面とシリサイド膜底面との距離を広
く保つことが可能となる。
は、第1導電型の半導体領域上に形成された第2導電型
の半導体領域上に第1のシリサイド膜を形成する工程
と、前記第1のシリサイド膜上に非晶質シリコン膜を形
成する工程と、熱処理により前記第1のシリサイド膜に
含まれる金属と前記非晶質シリコン膜に含まれるシリコ
ンとを反応させて第2のシリサイド膜を形成する工程
と、を備えたことを特徴とする。
領域)上に第1のシリサイド膜を、該第1のシリサイド
膜上に非晶質シリコン膜を形成し、その後、熱処理によ
って第2のシリサイド膜を形成している。したがって、
上述したのと同様の理由により、熱処理によるシリサイ
ド化反応は、非晶質シリコン膜と第1のシリサイド膜と
の間で優先的に起こる。したがって、上述したのと同様
の理由により、第1導電型の半導体領域と第2導電型の
半導体領域とのpn接合界面とシリサイド膜底面との距
離を広く保つことが可能となる。
は、第1導電型の半導体領域上に形成された第2導電型
の半導体領域上に金属膜を形成する工程と、前記金属膜
上に(Si−H)基を含むシリコン化合物膜を形成する
工程と、熱処理により前記金属膜に含まれる金属と前記
シリコン化合物膜に含まれるシリコンとを反応させてシ
リサイド膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とす
る 本発明では、半導体領域(単結晶シリコン領域)上に金
属膜を、該金属膜上に(Si−H)基を含むシリコン化
合物膜を形成し、その後、熱処理によってシリサイド膜
を形成している。前記シリコン化合物膜は、単結晶シリ
コンに比べて、シリコン原子の結合力が弱く反応性が高
く、さらに密度も低いため、熱処理によるシリサイド化
反応は、シリコン化合物膜と金属膜との間で優先的に起
こる。したがって、シリサイド化反応において、第2導
電型の半導体領域がほとんど浸食されることなく、シリ
サイド膜を形成することができ、第1導電型の半導体領
域と第2導電型の半導体領域とのpn接合界面とシリサ
イド膜底面との距離を広く保つことが可能となる。
は、第1導電型の半導体領域上に形成された第2導電型
の半導体領域上に第1のシリサイド膜を形成する工程
と、前記第1のシリサイド膜上に(Si−H)基を含む
シリコン化合物膜を形成する工程と、熱処理により前記
第1のシリサイド膜に含まれる金属と前記シリコン化合
物膜に含まれるシリコンとを反応させて第2のシリサイ
ド膜を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
領域)上に第1のシリサイド膜を、該第1のシリサイド
膜上にシリコン化合物膜を形成し、その後、熱処理によ
って第2のシリサイド膜を形成している。したがって、
上述したのと同様の理由により、熱処理によるシリサイ
ド化反応は、シリコン化合物膜と第1のシリサイド膜と
の間で優先的に起こる。したがって、上述したのと同様
の理由により、第1導電型の半導体領域と第2導電型の
半導体領域とのpn接合界面とシリサイド膜底面との距
離を広く保つことが可能となる。
置の各製造方法によれば、第1導電型の半導体領域と第
2導電型の半導体領域とのpn接合界面とシリサイド膜
底面との距離を広く保つことができるため、接合リーク
電流の増大を招くことなく素子の微細化を達成すること
ができる。また、従来のエレベーテド・ソース・ドレイ
ン構造のように、シリコンの選択成長といった不安定な
制御を伴う工程を行わなくてもよい。よって、特性や信
頼性に優れた半導体装置を制御性よく製造することが可
能となる。
は、IVa族、 Va族、VIa族及び VIII族のなかから選
択された金属であることが好ましい。具体的には、コバ
ルト(Co)、パラジウム(Pd)、鉄(Fe)、ニッ
ケル(Ni)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(R
h)、オスミニウム(Os)、イリジウム(Ir)、白
金(Pt)等の貴金属であることが好ましい。また、前
記金属膜は、前記金属元素のいずれか1種類からなる単
一膜でもよいし、複数の前記金属元素の合金膜でもよ
く、さらに前記単一膜或いは合金膜の積層膜でもよい。
参照して説明する。
施形態における第1の基本概念を説明するための図であ
る。
晶シリコン領域11上に形成されたn型単結晶シリコン
領域12上に、コバルト等の貴金属からなる金属膜13
を形成する。続いて、図1(b)に示すように、スパッ
タリング法或いは低温(550℃以下)でのCVD法等
により、金属膜13上に非晶質シリコン膜(a−Si
膜)14を堆積する。
シリコン膜14が結晶化(多結晶化)しない程度の温度
(550℃以下)での熱処理を行うことにより、シリサ
イド膜15が形成される。この熱処理により、金属膜1
3とn型単結晶シリコン領域12との間、及び金属膜1
3と非晶質シリコン膜14との間で、金属原子及びシリ
コン原子の相互拡散が生じ得るが、非晶質シリコン膜1
4は、シリコン原子の結合力が弱い等の理由から、金属
膜13と非晶質シリコン膜14との間の相互拡散が支配
的となり、シリサイド化反応は非晶質シリコン膜14と
金属膜13との間で優先的に起こる。したがって、n型
単結晶シリコン領域12の厚さ(高さ)が実質的に変わ
ることなく、n型単結晶シリコン領域12上にシリサイ
ド膜15が形成される。
第2の基本概念を説明するための図である。
晶シリコン領域21上に形成されたn型単結晶シリコン
領域22上に、コバルト等の貴金属からなる金属膜23
を形成する。続いて、図2(b)に示すように、熱処理
によって、金属膜23に含まれる金属とn型単結晶シリ
コン領域22に含まれるシリコンとを反応させ、シリサ
イド膜24を形成する。さらに、図2(c)に示すよう
に、シリサイド膜24上に非晶質シリコン膜25を堆積
する。
シリコン膜25が結晶化(多結晶化)しない程度の温度
での熱処理を行う。この熱処理により、シリサイド膜2
4とn型単結晶シリコン領域22との間、及びシリサイ
ド膜24と非晶質シリコン膜25との間で、金属原子及
びシリコン原子の相互拡散が生じ得るが、図1の例と同
様の理由により、シリサイド膜24と非晶質シリコン膜
25との間の相互拡散が支配的となる。したがって、シ
リサイド膜24に含まれる金属原子と非晶質シリコン膜
25に含まれるシリコン原子とが優先的に反応し、結果
としてシリサイド膜24の位置は上方に移動する。
示すように、最終的にはシリサイド膜24は最表面にま
で達する。また、シリサイド膜24が移動した後の領域
には、単結晶のシリコン領域が残る。
第3の基本概念を説明するための図である。
晶シリコン領域31上に形成されたn型単結晶シリコン
領域32上に、コバルト等の貴金属からなる金属膜33
を形成する。続いて、図3(b)に示すように、熱処理
によって、金属膜33に含まれる金属とn型単結晶シリ
コン領域32に含まれるシリコンとを反応させ、シリサ
イド膜34aとして、例えばコバルトモノシリサイド
(CoSi)を形成する。さらに、図3(c)に示すよ
うに、シリサイド膜34a上に非晶質シリコン膜35を
堆積する。
シリコン膜35が結晶化(多結晶化)しない程度の温度
での熱処理を行う。この熱処理により、シリサイド膜3
4aに含まれる金属原子(例えばコバルト)と、非晶質
シリコン膜35に含まれるシリコン原子が反応して、シ
リサイド膜34a(例えばコバルトモノシリサイド)が
シリサイド膜34b(例えばコバルトダイシリサイド)
に変換される。シリサイド膜34bのシリコンの比率は
シリサイド膜34aよりも高く、シリサイド膜34bは
シリサイド膜34aよりも厚くなる。また、このシリサ
イド化反応は非晶質シリコン膜35側で優先的に起こる
ため、n型単結晶シリコン領域32の厚さ(高さ)は実
質的に変わらない。
置の製造方法を、MISトランジスタ(MOSトランジ
スタ)の製造方法を例に説明する。
の実施形態に係る第1の製造工程例を示した工程断面図
である。
晶シリコン基板51上に、素子分離絶縁領域形成用の溝
を形成し、この溝中にシリコン酸化膜等の絶縁膜を埋め
込むことにより、素子分離絶縁領域52を形成する。続
いて、ホウ素等のp型不純物をシリコン基板51にイオ
ン注入し、さらに熱処理を行うことで、p型ウエル領域
53を形成する。
を用いてシリコン基板51表面にゲート絶縁膜54を形
成する。続いて、多結晶シリコン膜を堆積し、この多結
晶シリコン膜をパターニングすることで、ゲート電極5
5を形成する。その後、ゲート電極55をマスクにし
て、砒素等のn型不純物をシリコン基板51にイオン注
入する。さらに、900℃、10秒程度の熱処理を行う
ことにより、浅いn型拡散層(ソース・ドレイン・エク
ステンション領域56)を形成する。
リコン窒化膜等の絶縁膜を堆積し、この絶縁膜に対して
RIE等の異方性エッチングを行うことで、側壁絶縁膜
57を形成する。この側壁絶縁膜57をマスクにして、
砒素等のn型不純物をシリコン基板51にイオン注入
し、さらに1000℃、10秒程度の熱処理を行うこと
により、深いn型拡散層(ソース・ドレイン領域58)
を形成する。なお、不純物イオン注入工程及び熱処理工
程によって、ゲート電極55にもn型の不純物が導入さ
れ活性化される。
極55表面及びソース・ドレイン領域58表面に存在す
る自然酸化膜を希フッ酸溶液等でエッチング除去し、そ
の後、スパッタ法などにより全面に金属膜としてコバル
ト膜59を堆積する。
℃、30秒程度の熱処理を行うことで、コバルト膜59
をゲート電極55のシリコン及びソース・ドレイン領域
58のシリコンと反応させて、コバルトモノシリサイド
(CoSi)膜60aをゲート電極55上及びソース・
ドレイン領域58上に選択的に形成する。
は硫酸と過酸化水素水との混合溶液を用いて、コバルト
モノシリサイドに変化しなかったコバルト膜59をエッ
チング除去する。その後、750℃、30秒程度の熱処
理を行うことにより、コバルトモノシリサイド膜10a
をより低抵抗なコバルトダイシリサイド(CoSi2)
膜10b(膜厚35nm程度)に変化させる。このよう
にして、ゲート電極55上及びソース・ドレイン領域5
8上にコバルトダイシリサイド膜10bが選択的に形成
される。
0℃の減圧CVD法によって、全面に非晶質シリコン膜
61を20nm程度堆積する。
℃、1時間程度の熱処理を行うことにより、コバルトダ
イシリサイド(CoSi2 )膜60bを非晶質シリコン
膜61の方向へ移動させる。
トダイシリサイド膜60bによって浸食されなかった非
晶質シリコン膜61を、CF4 + 酸素プラズマによるプ
ラズマエッチングのような等方性エッチングを用いて選
択的に除去する。
ルトシリサイド膜上に非晶質シリコン膜を形成し、熱処
理によってコバルトシリサイド膜を上方に移動させるた
め、シリサイド膜厚を薄くしなくても、シリサイド膜底
面とソース・ドレイン拡散層底面との距離を大きく取る
ことが可能となる。したがって、接合リーク電流の増大
なしに素子の微細化を進めることが可能になる。
さらに熱処理時間を延長して非晶質シリコン膜61の膜
厚分以上にコバルトシリサイド膜61bを移動させたり
(図6(a)参照)、非晶質シリコン膜61の膜厚をさ
らに厚くして熱処理時間を延長したりする(図6(b)
参照)ことで、シリサイド膜底面とソース・ドレイン拡
散層底面との距離をさらに広げることが可能となる。し
たがって、製造するトランジスタのソース・ドレイン拡
散層深さやゲート電極高さなどの構造パラメータに応じ
て、シリサイドの移動量をある程度任意に選ぶことが可
能である。
の実施形態に係る第2の製造工程例を示した工程断面図
である。
(CoSi)相からコバルトダイシリサイド(CoSi
2 )相への相変化過程も、シリサイド膜底面とソース・
ドレイン拡散層底面との距離を大きくすることに利用し
た例である。なお、途中の工程(図4(a)〜図4
(e)の工程)までは第1の製造工程例と同様であるた
め、それ以後の工程について説明する。
サイドに変化しなかったコバルト膜をエッチング除去
し、さらに、図7(a)に示すように、温度500℃の
減圧CVD法によって全面に非晶質シリコン膜61を2
0nm程度堆積する。
℃で熱処理を行うことで、コバルトモノシリサイド(C
oSi)膜60aをコバルトダイシリサイド(CoSi
2 )膜60bに変換する。熱処理により、コバルトモノ
シリサイド膜60aと単結晶シリコン基板51との界
面、及びコバルトモノシリサイド膜60aと非晶質シリ
コン膜61との界面で、コバルト原子とシリコン原子と
の相互拡散が生じ得るが、単結晶シリコン基板51界面
での相互拡散よりも、シリコン原子どうしの結合が弱い
非晶質シリコン膜61界面での相互拡散の方が、エネル
ギー的に容易である。そのため、コバルトモノシリサイ
ドからコバルトダイシリサイドへの相変化の際に生じる
体積膨張(約2倍)は、主に非晶質シリコン膜61側へ
と進行することになる。
熱処理を行うことにより、第1の製造工程例と同様に、
コバルトダイシリサイド膜60bを非晶質シリコン膜6
1の方向へ移動させることができる。
トダイシリサイド膜60bによって浸食されなかった非
晶質シリコン膜61を、CF4 + 酸素プラズマによるプ
ラズマエッチングのような等方性エッチングを用いて選
択的に除去する。
ルトモノシリサイド膜上に非晶質シリコン膜を形成し、
熱処理によってコバルトモノシリサイド膜をコバルトダ
イシリサイド膜に変換してシリサイド膜厚を増加させる
ため、シリサイド膜厚を厚くし且つ、シリサイド膜底面
とソース・ドレイン拡散層底面との距離を大きく取るこ
とが可能となる。したがって、接合リーク電流の増大な
しに素子の微細化を進めることが可能になる。
の実施形態に係る第3の製造工程例を示した工程断面図
である。
属として、コバルトの代わりにパラジウム(Pd)を用
いた例である。なお、途中の工程(図4(a)〜図4
(c)の工程)までは、第1の製造工程例と同様である
ため、それ以後の工程について説明する。
ように、ゲート電極55表面及びソース・ドレイン領域
58表面に存在する自然酸化膜を希フッ酸溶液等でエッ
チング除去し、その後、スパッタ法などにより全面にパ
ラジウム膜63を20nm程度堆積する。
℃、30秒程度の熱処理を行うことで、パラジウム膜6
3をゲート電極55のシリコン及びソース・ドレイン拡
散層58のシリコンと反応させて、パラジウムシリサイ
ド(Pd2 Si)膜64をゲート電極55上及びソース
・ドレイン領域58上に選択的に形成する。このシリサ
イド化反応において、パラジウムシリサイド膜64表面
は、シリサイド化反応を行う前のゲート電極55表面や
ソース・ドレイン拡散層58表面よりも上方にせり上が
るため、コバルトをシリサイド材料として用いる場合よ
りもシリサイド膜底面とソース・ドレイン拡散層底面と
の距離が大きくなるという利点がある。その後、塩酸と
硝酸の混合液を主成分としたエッチング液を用いて、未
反応のパラジウム膜63のみを選択的にエッチング除去
する。
0℃の減圧CVD法によって全面に非晶質シリコン膜6
1を20nm程度堆積する。
℃、1時間程度の熱処理を行うことにより、パラジウム
シリサイド(Pd2 Si)膜64を非晶質シリコン膜6
1の方向へ移動させる。
ウムシリサイド膜64によって浸食されなかった非晶質
シリコン膜61を、CF4 + 酸素プラズマによるプラズ
マエッチングのような等方性エッチングを用いて選択的
に除去する。
ド材料として用いることで、シリサイデーション直後の
シリサイド膜が、基板主面に対して上方にせり上がると
いう特徴ある。また、シリサイド膜を非晶質シリコン膜
側へ移動させるために行う熱処理温度を低くすることが
でき、この熱処理中に非晶質シリコン膜の多結晶化が進
行することなしに、シリサイド膜の移動を行えるという
利点もある。
ISトランジスタを例に説明したが、p型MISトラン
ジスタについても、本発明は同様に適用可能である。
は、金属膜上或いはシリサイド膜上に非晶質シリコン膜
を形成し、金属膜或いはシリサイド膜に含まれる金属原
子と非晶質シリコン膜に含まれるシリコン原子とを反応
させることで、シリサイド膜の底面とソース・ドレイン
拡散層の底面(pn接合面)との距離を広くするもので
あったが、本実施形態は、(Si−H)n 基を含むシリ
コン化合物膜を金属膜上或いはシリサイド膜上に形成す
ることで、第1の実施形態と同様に、シリサイド膜の底
面とソース・ドレイン拡散層の底面(pn接合面)との
距離を広くするものである。したがって、基本的な概念
は第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態の図1
〜図3で示した基本的な方法を同様に適用することが可
能である。
の実施形態に係る第1の製造工程例を示した工程断面図
である。
5Ω・cmのp型単結晶シリコン基板71上に、素子分
離絶縁領域(フィールド酸化膜)72を形成する。さら
に、シリコン基板71にn型の不純物をイオン注入し
て、n型シリコン領域73を形成する。続いて、金属膜
74としてチタン膜を全面にスパッタリング法によって
30nm程度堆積する。続いて、図9(b)に示すよう
に、n型シリコン領域73上以外の金属膜74をエッチ
ング除去する。
H)n 基を含む原料液をN2 雰囲気下で全面に回転塗布
し、(Si−H)n 基を含むシリコン化合物膜75を形
成する。続いて、図9(d)に示すように、N2 雰囲気
等の非酸素雰囲気下で750℃、10秒のランプアニー
ルを行ない、シリコン化合物膜75に含まれるシリコン
原子と金属膜74に含まれる金属原子とを反応させてシ
リサイド膜76を形成する。金属膜74とシリコン基板
71(n型シリコン領域73)との反応は進みにくく、
シリサイド化は金属膜74とシリコン化合物膜75の界
面から優先的に起こる。また、素子分離絶縁領域(フィ
ールド酸化膜)72上のシリコン化合物膜75は、フィ
ールド酸化膜から酸素を供給されてシリコン酸化膜とな
る。なお、得られたシリサイド膜76の表面抵抗は約3
0Ω/□であった。
(c)に示すように、シリコン化合物膜を形成せずに、
同様のアニール処理を行った。その結果、シリサイド膜
76aの表面抵抗は約60Ω/□であった。これは、シ
リサイド膜76aとして高抵抗のC49相が形成された
ことによる。また、SEMで断面構造を観察した結果、
シリサイド膜76aの底面での凹凸が大きく、シリサイ
ド膜76aの底面は図9に示した本実施形態の場合より
も深い位置であった。
シリコンと金属とのシリサイド反応に比べて、低温アニ
ールでも容易にシリサイドが得られる。これは、塗布形
成されたシリコン化合物膜は、スパッタ膜やCVD膜に
比較して20〜30%密度が低く、反応しやすいSiラ
ジカル基を多く含むため、金属表面でのシリサイド化反
応が容易に進むためである。したがって、シリコン化合
物膜と金属膜との間でシリサイド化が優先的に起き、p
n接合界面とシリサイド膜底面との距離を広く保つこと
が可能である。また、アモルファス状態であるシリコン
化合物膜から形成されたシリサイド膜と下地のシリコン
基板との界面は、シリコン結晶面の影響を受けないため
平滑に保たれ、この点においてもpn接合界面とシリサ
イド膜底面との距離を広く保つことに寄与する。
第2の実施形態に係る第2の製造工程例を示した工程断
面図である。
結晶シリコン基板81上に、素子分離絶縁領域(フィー
ルド酸化膜)82を形成する。さらに、シリコン基板8
1にゲート絶縁膜(ゲート酸化膜)83及びノンドープ
多結晶シリコンからなるゲート電極84を形成する。
電極84をマスクとして、シリコン基板81にn型不純
物をイオン注入し、さらに不純物活性化のための熱処理
を施すことで、低不純物濃度のソース・ドレイン領域8
5を形成する。
長法によりシリコン酸化膜86を全面に形成する。続い
て、図11(d)に示すように、異方性エッチングによ
ってシリコン酸化膜をエッチング除去し、ゲート電極8
4の両側の側壁にのみシリコン酸化膜86からなる側壁
絶縁膜を形成する。続いて、側壁絶縁膜86をマスクと
してn型不純物をイオン注入し、さらに不純物活性化の
ための熱処理を行うことで、高不純物濃度のソース・ド
レイン領域87を形成する。このとき同時に、ゲート電
極84においてもn型不純物の導入及び活性化が行われ
る。
Coの積層膜からなる金属膜88をスパッタリング法に
よって全面に堆積する。続いて、図12(f)に示すよ
うに、ランプアニールにより、窒素雰囲気中で650
℃、10秒の熱処理を行うことで、シリコン基板81
(ソース・ドレイン領域87)及びゲート電極84に含
まれるシリコン原子と金属膜88に含まれるコバルト原
子とを反応させ、選択的にコバルトモノシリサイド膜
(CoSi膜、シリサイド低温相)89を形成する。さ
らに、未反応部分の金属膜88をウエットエッチングで
除去する。
−H)n 基を含む原料液をN2 雰囲気下で全面に回転塗
布し、(Si−H)n 基を含むシリコン化合物膜90を
形成する。続いて、図12(h)に示すように、N2 雰
囲気等の非酸素雰囲気下で750℃、10秒の熱処理を
行ない、シリコン化合物膜90に含まれるシリコン原子
とコバルトモノシリサイド膜89に含まれるコバルト原
子とを反応させて、コバルトモノシリサイド膜89をコ
バルトダイシリサイド膜(CoSi2 膜、シリサイド高
温相)91に変換する。このとき、コバルトモノシリサ
イド膜89とシリコン基板81(ソース・ドレイン領域
87)との反応は進みにくく、シリサイド反応はコバル
トモノシリサイド膜89とシリコン化合物膜90との間
で優先的に起こる。
応のシリコン化合物膜90を除去する。その後、通常の
MISトランジスタ(MOSトランジスタ)の製造過程
に従って、層間絶縁膜、コンタクトホール及び配線等を
形成し、さらに保護膜を形成した後、保護膜にボンディ
ングパッド用の開孔を設け、MISトランジスタが形成
される。
ルトモノシリサイド膜上にシリコン化合物膜を形成し、
熱処理によってコバルトモノシリサイド膜をコバルトダ
イシリサイド膜に変換してシリサイド膜厚を増加させる
ため、シリサイド膜底面とソース・ドレイン拡散層底面
との距離を大きく取ることが可能となる。したがって、
接合リーク電流の増大なしに素子の微細化を進めること
が可能になる。
Sトランジスタを例に説明したが、p型MOSトランジ
スタについても、本発明は同様に適用可能である。さら
にCMOS集積回路、バイポーラトランジスタ集積回
路、Bi−CMOS集積回路等の製造などにも、本発明
は同様に適用可能である。
は、(Si−H)n 基からなる水素化珪素であり、その
代表的な分子式はSin H2n又はSin H2n+2で表され
る。具体的には、Sin H2nで表されるものとしては、
シクロテトラシラン(Si4H8 )、シクロペンタシラ
ン(Si5 H10)、シクロヘキサシラン(Si
6 H12)、シクロヘプタシラン(Si7 H14)などがあ
げられる。また、Sin H2n+2で表されるものとして
は、トリシラン(Si3 H8 )、テトラシラン(Si4
H 10)、ペンタシラン(Si5 H12)、ヘキサシラン
(Si6 H14)、ヘプタシラン(Si7 H16)、オクタ
シラン(Si8 H18)、ノナシラン(Si9 H20)など
があげられる。また、これらの原料を塗布する際には、
これらの原料を溶媒に溶解して用いる。
ノズル塗布、原料溶液ミストの吹き付け塗布、原料溶液
への浸漬、バブリングなどを用いることが可能である
が、塗布段階で塗布層が酸化することを防止するため
に、非酸化性雰囲気で塗布することが必要である。
して、コバルト(Co)以外にも、パラジウム(P
d)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、ルテニウム(R
u)、ロジウム(Rh)、オスミニウム(Os)、イリ
ジウム(Ir)、白金(Pt)等の貴金属、或いはそれ
らの合金膜又は積層膜を用いても、同様の効果を得るこ
とが可能である。図13は、その一例として、パラジウ
ム膜表面にシリコン化合物膜を形成した後、熱処理によ
ってパラジウムシリサイド膜(Pd2 Si膜)を形成し
たときのX線回折結果を示したものである。
の他、塗布法やCVD法を用いることも可能である。ま
た、金属膜の少なくとも一部に、上述した金属の窒化物
や窒素を含んだ膜を用いた場合には、窒素雰囲気以外の
不活性ガス中での熱処理を行うことも可能である。ま
た、熱処理に先立ち或いは熱処理と同時に、UV等の光
照射を行うことにより、密着性を向上させることが可能
である。
発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施するこ
とが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階
の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み
合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例え
ば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除
されても、所定の効果が得られるものであれば発明とし
て抽出され得る。
いった不安定な工程なしに、半導体領域のpn接合界面
とシリサイド膜底面との距離を広く保つことができるた
め、接合リーク電流の増大を抑制することができ、特性
や信頼性に優れた半導体装置を制御性よく製造すること
が可能となる。
明するための図。
説明するための図。
説明するための図。
例を示した工程断面図。
例を示した工程断面図。
例について、その変形例を示した断面図。
例を示した工程断面図。
例を示した工程断面図。
例を示した工程断面図。
程例について、その比較例を示した工程断面図。
程例を示した工程断面図。
程例を示した工程断面図。
線回折結果を示した図。
Claims (9)
- 【請求項1】第1導電型の半導体領域上に形成された第
2導電型の半導体領域上に金属膜を形成する工程と、 前記金属膜上に非晶質シリコン膜を形成する工程と、 熱処理により前記金属膜に含まれる金属と前記非晶質シ
リコン膜に含まれるシリコンとを反応させてシリサイド
膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】第1導電型の半導体領域上に形成された第
2導電型の半導体領域上に金属膜を形成する工程と、 前記金属膜上に(Si−H)基を含むシリコン化合物膜
を形成する工程と、 熱処理により前記金属膜に含まれる金属と前記シリコン
化合物膜に含まれるシリコンとを反応させてシリサイド
膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】第1導電型の半導体領域上に形成された第
2導電型の半導体領域上に第1のシリサイド膜を形成す
る工程と、 前記第1のシリサイド膜上に非晶質シリコン膜を形成す
る工程と、 熱処理により前記第1のシリサイド膜に含まれる金属と
前記非晶質シリコン膜に含まれるシリコンとを反応させ
て第2のシリサイド膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】第1導電型の半導体領域上に形成された第
2導電型の半導体領域上に第1のシリサイド膜を形成す
る工程と、 前記第1のシリサイド膜上に(Si−H)基を含むシリ
コン化合物膜を形成する工程と、 熱処理により前記第1のシリサイド膜に含まれる金属と
前記シリコン化合物膜に含まれるシリコンとを反応させ
て第2のシリサイド膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】MISトランジスタのソース・ドレイン領
域の露出面を含む素子形成面上に金属膜を形成する工程
と、 熱処理により前記金属膜に含まれる金属と前記ソース・
ドレイン領域に含まれるシリコンとを反応させて、前記
ソース・ドレイン領域の露出面に対して自己整合的に第
1のシリサイド膜を形成する工程と、 前記第1のシリサイド膜を含む素子形成面上に非晶質シ
リコン膜を形成する工程と、 熱処理により前記第1のシリサイド膜に含まれる金属と
前記非晶質シリコン膜に含まれるシリコンとを反応させ
て、前記ソース・ドレイン領域の露出面に対して自己整
合的に第2のシリサイド膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】MISトランジスタのソース・ドレイン領
域の露出面を含む素子形成面上に金属膜を形成する工程
と、 熱処理により前記金属膜に含まれる金属と前記ソース・
ドレイン領域に含まれるシリコンとを反応させて、前記
ソース・ドレイン領域の露出面に対して自己整合的に第
1のシリサイド膜を形成する工程と、 前記第1のシリサイド膜を含む素子形成面上に(Si−
H)基を含むシリコン化合物膜を形成する工程と、 熱処理により前記第1のシリサイド膜に含まれる金属と
前記シリコン化合物膜に含まれるシリコンとを反応させ
て、前記ソース・ドレイン領域の露出面に対して自己整
合的に第2のシリサイド膜を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】前記第2のシリサイド膜は、前記第1のシ
リサイド膜を上方に移動させたものであることを特徴と
する請求項3乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項8】前記第2のシリサイド膜を形成する工程
は、前記第1のシリサイド膜をシリコンの比率が第1の
シリサイド膜よりも高い第2のシリサイド膜に変換する
工程であることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか
に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】前記金属は、IVa族、 Va族、VIa族及び
VIII族のなかから選択された金属であることを特徴と
する請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体装置の製
造方法。
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-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001095309A patent/JP2002299282A/ja not_active Withdrawn
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