JP2002298590A - 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の消去方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の消去方法

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JP2002298590A
JP2002298590A JP2001102173A JP2001102173A JP2002298590A JP 2002298590 A JP2002298590 A JP 2002298590A JP 2001102173 A JP2001102173 A JP 2001102173A JP 2001102173 A JP2001102173 A JP 2001102173A JP 2002298590 A JP2002298590 A JP 2002298590A
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memory device
nonvolatile semiconductor
automatic
erase
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JP2001102173A
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Takayuki Yoneda
隆之 米田
Yasuhiko Tanuma
保彦 田沼
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、比較的短い安定した消去時間を設定
可能な不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルア
レイと、メモリセルアレイ全体に対する消去前の事前書
き込み及び消去動作を行う自動消去動作を繰り返し実行
する制御回路と、メモリセルアレイ全体を何回自動消去
したかについて自動消去動作の回数を計数するカウンタ
を含み、カウンタが所望の数を計数すると制御回路は自
動消去動作を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に不揮発性半
導体記憶装置に関し、詳しくは書き換え可能な不揮発性
半導体記憶装置に関する。
【従来の技術】データを消去して書き換え可能な不揮発
性半導体記憶装置においては、出荷直後の初期状態では
比較的消去に要する時間が長く、その後書き込みと消去
を繰り返すことによって、比較的短い消去時間に安定す
る傾向がある。
【0002】図1は、書き込みと消去のサイクリング回
数と消去に要する時間との関係を示した図である。
【0003】図1において、横軸は書き込みと消去のサ
イクリング回数を示し、縦軸は1セクタあたりの消去に
要する消去時間を示す。各データは各製品サンプルに対
するものであり、製品の特性にばらつきがあるために複
数の特性カーブがプロットされている。図に示されるよ
うに、初期状態では1セクタを消去するのに1.5秒前後
必要であるのに対して、100回程度書き込みと消去の
サイクリングを繰り返した後では、1セクタを消去する
のに0.3〜0.4秒程度しか必要としなくなる。その後は書
き込みと消去のサイクリング回数に関わらず、比較的短
い消去時間に安定していることが分かる。
【発明が解決しようとする課題】不揮発性半導体記憶装
置は上記のような特性を有しているために、製造者側で
は、初期状態の最も遅い消去時間を見込んで製品を保証
する必要がある。従って、使用状態に応じて消去時間が
短くなった状態では、保証された消去時間には無駄があ
ることになってしまう。
【0004】ユーザ側でこの消去時間を比較的短い状態
に安定化させるためには、書き換えを繰り返すために、
消去動作前の事前書き込み及び消去動作を行う自動消去
動作をマニュアルで数多く実行する以外に方法がなく、
現実的には非常に困難な作業となる。また製造者側で
は、デバイステスターやハンドラー等を使用すれば、書
き換えを繰り返すために自動消去動作を数多く実行する
ことができるが、時間と手間がかかるために生産効率が
著しく低下してしまう。
【0005】以上を鑑みて、本発明は、比較的短い安定
した消去時間を設定可能な不揮発性半導体記憶装置を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明による不揮発性半
導体記憶装置は、メモリセルアレイと、該メモリセルア
レイ全体に対する消去動作前の事前書き込み及び消去動
作を行う自動消去動作を繰り返し実行する制御回路と、
該メモリセルアレイ全体に何回前記自動消去動作を実行
したかについて該自動消去動作の回数を計数するカウン
タを含み、該カウンタが所望の数を計数すると該制御回
路は該自動消去動作を終了することを特徴とする上記不
揮発性半導体記憶装置においては、自動消去動作を繰り
返す自動消去サイクリングを所望の回数だけ自動的に実
行する機能が設けられる。この機能は、外部からのコマ
ンド入力により起動可能に構成すればよい。これによっ
て、ユーザ或いは製造者は、自動消去動作を所望の回数
だけ自動的に不揮発性半導体記憶装置に実行させること
が可能になる。これによって、初期状態と比較して短い
安定した消去時間を示す状態に、不揮発性半導体記憶装
置を設定することが出来る。
【0006】また本発明による不揮発性半導体記憶装置
の消去方法は、外部からの所定の信号入力に応答してメ
モリセル全体に対する自動消去動作を繰り返す動作を継
続し、該自動消去動作が実行される回数を計数し、該計
数した回数が所望の回数になると上記継続される動作を
終了する各段階を含むことを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を添付の
図面を用いて詳細に説明する。
【0007】図2は、本発明による不揮発性半導体記憶
装置の構成を示す図である。
【0008】図2の不揮発性半導体記憶装置10は、コ
マンドレジスタ11、制御回路12、入力バッファ1
3、出力バッファ14、アドレスラッチ15、デコーダ
16、セルアレイ17、センスアンプ18、書込み/消
去切換回路19、消去制御回路20、書込み制御回路2
1、消去電圧発生回路22、書込み電圧発生回路23、
及びカウンタ回路24を含む。
【0009】コマンドレジスタ11は、コマンドを外部
から受け取り格納すると共に制御回路12に供給する。
制御回路12は、コマンドに基づいてステートマシンと
して動作して、不揮発性半導体記憶装置10の各部の動
作を制御する。
【0010】アドレスラッチ15は、外部から供給され
るアドレス信号を受け取りラッチすると共に、このアド
レス信号をデコーダ16に供給する。デコーダ16は、
アドレスラッチ15から供給されたアドレスをデコード
して、セルアレイ17に設けられたワード線をデコード
結果に応じて活性化させる。また更にデコーダ16は、
デコード結果に基づいて、セルアレイ17のビット線を
選択してセンスアンプ18に接続する。これによってセ
ルアレイ17に対するデータの読み出し/書き込み経路
が確立される。
【0011】セルアレイ17は、メモリセルの配列、ワ
ード線、ビット線等を含み、各メモリセルに情報を記憶
する。例えばデータ読み出し時には、活性化されたワー
ド線で指定されるメモリセルからのデータがビット線に
読み出され、更に選択されたビット線のデータがセンス
アンプ18に供給される。消去或いは書き込み時には、
制御回路12の制御の下に消去電圧発生回路22或いは
書込み電圧発生回路23で電圧を発生して、セルアレイ
17のワード線及びビット線をそれぞれの動作に応じた
適当な電位に設定する。これによって、メモリセルに対
する電荷抜き取り或いは電荷注入の動作を実行する。
【0012】センスアンプ18は、セルアレイ17から
供給されたデータのレベルを、読み出し基準レベルと比
較することで、データが0であるか1であるかの判定を
行う。判定結果は読み出しデータとして、出力バッファ
14から装置外部に供給される。また書き込み動作或い
は消去動作に伴うベリファイ動作は、セルアレイ17か
ら供給されたデータのレベルを、書き込み或いは消去用
の基準レベルと比較することで行われる。
【0013】データ書き込み時には、入力バッファ13
が書き込みデータを装置外部から受け取り、セルアレイ
17に書き込みデータを供給する。
【0014】消去制御回路20は、制御回路12からの
指示によって、消去信号を消去電圧発生回路22に供給
すると共に、消去動作全体を制御する。書込み制御回路
21は、制御回路12からの指示によって、書き込み信
号を書込み電圧発生回路23に供給すると共に、書き込
み動作全体を制御する。消去電圧発生回路22は、消去
信号に応じて消去動作に必要な消去電圧を発生してデコ
ーダ16に供給すると共に、消去動作が実行されたこと
を示す信号をカウンタ回路24に供給する。書込み電圧
発生回路23は、書き込み信号に応じて書き込み動作に
必要な書き込み電圧を発生してデコーダ16に供給す
る。
【0015】本発明においては、例えば外部から所定の
コマンドを入力して指示することによって、所望の回数
の自動消去動作を自動的に実行することが可能な構成と
なっている。
【0016】装置外部から例えば所定の制御信号、アド
レス、及びデータの組合せとして自動消去動作を指示す
るコマンドが入力されると、自動消去動作を自動的に繰
り返して実行する自動消去サイクリング機能が起動され
る。この際、装置外部からのコマンド入力によってカウ
ンタ回路24に所望のサイクリング回数に対応する初期
値を設定し、カウンタ回路24によって実際の自動消去
動作をカウントすることで、自動消去動作を所望の回数
だけ繰り返すことができる。
【0017】自動消去サイクリング機能が起動される
と、まず書込み制御回路21の制御の下で消去動作前の
事前書き込み動作が実行される。制御回路12からの書
き込み信号によって、書込み電圧発生回路23が書き込
み電圧を発生し、デコーダ16がこの書き込み電圧を使
用してセルアレイ17内の全ビットに書き込み動作(プ
ログラム動作)を実行する。セルアレイ17の全ビット
が書き込まれると、現在のアドレスが最大アドレスに到
達したことを示す信号が、アドレスラッチ15から書込
み/消去切換回路19に供給される。この信号に応答し
て、書込み/消去切換回路19は、切り換えを指示する
信号を消去制御回路20及び書込み制御回路21に供給
し、これによって消去動作前の事前書き込み動作から消
去動作へと切り換わる。消去制御回路20は、切り換え
信号に応じて消去動作を制御する。
【0018】消去制御回路20は、消去信号を消去電圧
発生回路22に供給し、これに応じて消去電圧発生回路
22が消去電圧を発生する。デコーダ16がこの消去電
圧を使用してセルアレイ17内の全ビットの消去動作
(イレーズ動作)を実行する。また消去電圧発生回路2
2は、消去動作が実行されたことを示す信号をカウンタ
回路24に供給する。
【0019】カウンタ回路24は、これに応じて内部カ
ウントを1だけ増加させる。ここでカウントアップを指
示する信号は、書込み/消去切換回路19からの信号
や、消去制御回路20からの消去信号を用いても良く、
この特定の構成に限定されるものではない。カウンタ回
路24のカウント値が所定の値に到達するまで、制御回
路12は自動消去サイクリング機能を指示し続ける。
【0020】従って、所望のサイクリング回数の自動消
去動作が終了していない段階では、セルアレイ17の全
ビットが消去されると、現在のアドレスが最大アドレス
に到達したことを示す信号が、アドレスラッチ15から
書込み/消去切換回路19に供給される。この信号に応
答して、書込み/消去切換回路19は、切り換えを指示
する信号を消去制御回路20及び書込み制御回路21に
供給し、これによって消去動作から消去動作前の事前書
き込み動作へと切り換わる。
【0021】以降同様にして、消去動作前の事前書き込
み動作及び消去動作が交互に実行される。即ち、自動消
去動作が繰り返し実行される。
【0022】所望のサイクリング回数の自動消去動作が
終了し、カウンタ回路24が所定の値に到達すると、こ
れを示す信号がカウンタ回路24から制御回路12に供
給される。これに応じて、制御回路12は自動消去サイ
クリング動作を停止する。なお上記コマンド入力に対応
した自動消去サイクリング動作の開始からカウント完了
による自動消去サイクリング動作の終了までの一連の作
業は、全て不揮発性半導体記憶装置10内で自動的に実
行される。
【0023】以上のようにして、本発明の不揮発性半導
体記憶装置においては、自動消去動作を繰り返す自動消
去サイクリングを所望の回数だけ自動的に実行する機能
を設け、コマンド入力によりこの機能を起動可能に構成
する。これによって、ユーザ或いは製造者は、自動消去
動作を所望の回数だけ自動的に不揮発性半導体記憶装置
に実行させることが可能になる。これによって、初期状
態と比較して短く安定した消去時間を示す状態に、不揮
発性半導体記憶装置を設定することが出来る。
【0024】即ち、図1に示されるように、初期状態で
は1セクタを消去するのに1.5秒前後必要であるのに対
して、100回程度書き込みと消去のサイクリングを繰
り返した後では、1セクタを消去するのに0.3〜0.4秒程
度しか必要としなくなる。その後は書き込みと消去のサ
イクリング回数に関わらず、比較的短い消去時間に安定
する。従って、本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、自動消去サイクリングによって自動消去動作を例え
ば100回繰り返すことによって、0.3〜0.4秒程度以下
の比較的に短い安定した消去時間を示す状態に、不揮発
性半導体記憶装置を設定することが出来る図3は、カウ
ンタ回路24の一例の回路構成を示す回路図である。
【0025】図3のカウンタ回路24は、7つのフリッ
プフロップ31乃至37及びAND回路38を含み、7
ビットカウンタとなっている。従って、この構成例で
は、128回までのサイクリング回数を計数することが
可能である。フリップフロップ31乃至37はトグルフ
リップフロップであり、CK入力端子にパルスが入力さ
れるたびに、格納するデータが“0”から“1”、
“1”から“0”へと切り替わる。格納するデータは、
Q出力端子から出力されて、次段のフリップフロップの
CK入力端子に供給される。
【0026】装置外部からのコマンド入力によって所望
の回数が指定されると、制御回路12は、この所望の回
数に対応する初期値をカウンタ回路24に設定する。例
えば、所望の回数が100である場合には、制御回路1
2は、データロードイネーブル信号DLEBをHIGH
にし、初期値として27をD入力端子からフリップフロ
ップ31乃至37に設定する。フリップフロップ31の
CK入力端子には、例えば消去電圧発生回路22からの
消去動作実行を示すパルス信号が入力される。消去動作
が100回実行されるとカウンタ回路24のカウント値
は127となり、フリップフロップ31乃至37の出力
は全てHIGHとなる。これに応じて、AND回路38
の出力がHIGHとなり、このHIGH信号が制御回路
12に供給される。これによって、制御回路12は、所
望の回数の自動消去動作が実行されたことを検出する。
【0027】上記カウンタ回路24の構成では、所望の
サイクリング回数に対応する初期値をカウンタ回路24
に設定する。この構成の代わりに、カウンタ回路24に
カウンタ、レジスタ、及び比較器を設け、レジスタに所
望のサイクリング回数を設定し、カウンタは常に0から
カウントを開始するようにしてもよい。この場合、カウ
ンタのカウント値とレジスタの設定値とを比較器で比較
して、両者が同一となるときに、制御回路12に所望の
サイクリング回数が終了したことを通知すればよい。
【0028】上記カウンタ回路24についての説明は可
能な構成例を示したに過ぎず、本発明のカウンタ回路
は、自動消去サイクリングの回数を計数して所望の回数
の自動消去動作が実行されたかを検出可能な機能が設け
られていればよく、特定のカウンタ回路の構成に限定さ
れるものではない。
【0029】図4は、本発明の自動消去サイクリング動
作を示すフローチャートである。
【0030】ステップS1で、コマンド等の外部入力に
より、自動消去サイクリング動作が指定される。このコ
マンドは、例えば、後述するように複数の入力サイクル
に渡って制御信号、アドレス、及びデータ入力の組合せ
を特定して、コマンドシーケンスとして入力してよい。
【0031】ステップS2で、自動消去サイクリング回
数を指定する。消去サイクリング回数は例えば128で
ある。この消去サイクリング回数は、例えば、後述する
ように上記コマンドシーケンス入力の一部として指定し
てよい。
【0032】ステップS3で、自動消去サイクリングが
開始される。
【0033】ステップS4で、セルアレイ17の全ビッ
トに対する消去動作前の事前書き込み動作を実行する。
【0034】ステップS5で、セルアレイ17の全ビッ
トに対する消去動作を実行すると共に、自動消去サイク
リングのカウント値Nを1だけインクリメントする。
【0035】ステップS6で、所望の回数(例えば12
8)だけ自動消去動作が実行されたことをカウント値N
が示すか否かを判断する。所望の回数の自動消去動作が
実行されていない場合には、ステップS4に戻ってステ
ップS4乃至S6の動作を繰り返す。所望の回数の自動
消去動作が実行された場合には、ステップS7に進む。
【0036】ステップS7で、自動消去サイクリング動
作を終了する。
【0037】以上のようにして、本発明の不揮発性半導
体記憶装置においては、消去前の事前書き込み及び消去
動作を繰り返す自動消去サイクリングを所望の回数だけ
自動的に実行する機能を設け、コマンド入力によりこの
機能を起動可能に構成する。これによって、ユーザ或い
は製造者は、自動消去動作を所望の回数だけ自動的に不
揮発性半導体記憶装置に実行させることが可能になる。
これによって、初期状態と比較して短く安定した消去時
間を示す状態に、不揮発性半導体記憶装置を設定するこ
とが出来る。
【0038】またこれを実現するためには、カウンタで
自動消去動作の実行回数をカウントし、カウント値に基
づいて、所望の回数を達成した時点で自動消去動作を終
了させればよく、簡単な回路構成で自動消去サイクリン
グ機能を実現することが出来る。
【0039】図5は、本発明によるコマンド入力の一例
を示す図である。
【0040】従来の不揮発性半導体記憶装置において
は、複数の入力サイクルに渡って制御信号、アドレス、
及びデータ入力の組合せを特定して、コマンドをシーケ
ンス入力する機能が提供されている。例えば、チップ全
体を消去するチップイレーズモードを実行したい場合、
例えば6サイクルに渡って所定の制御信号、アドレス、
及びデータ入力の組合せを入力することで、指定した動
作モードに入ることができる。図5は、そのようなコマ
ンドシーケンスとして、自動消去サイクリング動作を指
示するコマンドシーケンスを示す。
【0041】ここでコマンドシーケンスの欄に記載され
るワード及びバイトは、夫々不揮発性半導体記憶装置1
0を8ビット入出力で使用する場合の仕様と、16ビッ
ト入出力で使用する場合の仕様に対応する。また6th
バスライトサイクルに入力されるデータであるCNは、
自動消去サイクリング動作で実行される所望のサイクリ
ング回数である。
【0042】図6は、自動消去サイクリング動作を指定
するコマンドシーケンスの入力を示すタイミング図であ
る。なお図6は、不揮発性半導体記憶装置10を8ビッ
ト入出力で使用する場合のコマンドシーケンス入力を示
す。
【0043】図6(a)はアドレス入力を示し、図5に
定義されるように、第1サイクルで555H、第2サイ
クルで2AAH、第3サイクルで555H、第4サイク
ルで555H、第5サイクルで2AAH、及び第6サイ
クルで555Hが入力される。図6(b)乃至(d)
は、制御信号であるチップイネーブル信号/CE、アウ
トプットイネーブル信号/OE、ライトイネーブル信号
/WEを示す。図6(e)はデータ入力を示し、図5に
定義されるように、第1サイクルでAAH、第2サイク
ルで55H、第3サイクルで80H、第4サイクルでA
BH、第5サイクルで55H、及び第6サイクルで所望
のサイクリング回数が入力される。
【0044】上記図5及び図6を参照して説明したよう
に、従来の不揮発性半導体記憶装置に設けられているコ
マンドシーケンス機能を利用して、自動消去サイクリン
グ用のコマンドシーケンスを定義しておけば、このコマ
ンドシーケンスを入力することで、本発明における自動
消去サイクリング機能を起動することが可能になる。具
体的には、順次入力されるコマンドのシーケンスが図2
のコマンドレジスタ11に格納され、この格納されたコ
マンドに基づいて、制御回路12が不揮発性半導体記憶
装置10の全体の動作を制御して、図2乃至図4を参照
して説明した自動消去サイクリング動作を実行すること
になる。
【0045】図7は、不揮発性半導体記憶装置のデータ
ポーリングタイミングを示すタイミング図である。
【0046】従来の不揮発性半導体記憶装置において
は、自動消去動作が終了したか否かを検出するために、
データポーリングによって所定のフラグを検出する。図
7は、そのようなデータポーリングのタイミングを示す
図である。
【0047】図7において、(a)はチップイネーブル
信号/CE、(b)はアウトプットイネーブル信号/O
E、及び(c)はライトイネーブル信号/WEを示す。
図7(a)乃至(c)に示されるようなタイミングで、
これらの制御信号を不揮発性半導体記憶装置に入力する
ことで、データ出力端子から装置の状態を示すステータ
スフラグを出力させることができる。(d)はデータ出
力端子DQの出力を示し、(e)はデータ出力端子D
乃至DQの出力を示す。ここで(d)のデータ出
力端子DQの出力が、不揮発性半導体記憶装置が消去
動作中であるか否かを示すステータスフラグである。
【0048】自動消去動作中は、データ出力端子DQ
の出力はLOWに保持され、自動消去動作が終了すると
データ出力端子DQの出力はHIGHになる。従っ
て、図7(a)乃至(c)に示されるような制御信号を
入力して、データ出力端子DQ の出力をモニタすれ
ば、不揮発性半導体記憶装置内で消去動作が完了したか
否かを外部から判断することができる。
【0049】本発明による自動消去サイクリング動作に
おいては、通常の自動消去動作が連続的に繰り返し行わ
れるので、図7に示されるように従来と同様に不揮発性
半導体記憶装置のステータスフラグをモニタすること
で、自動消去サイクリング動作が完了したか否かを外部
から容易に判別することが可能である。
【0050】図8は、不揮発性半導体記憶装置のトグル
ビットタイミングを示すタイミング図である。
【0051】従来の不揮発性半導体記憶装置において
は、自動消去動作が終了したか否かを検出するために、
データポーリング機能に加えて、トグルビットによって
不揮発性半導体装置のステータスを検出することが可能
である。図8は、そのようなトグルビットのタイミング
を示す図である。
【0052】図8において、(a)はチップイネーブル
信号/CE、(b)はライトイネーブル信号/WE、及
び(c)はアウトプットイネーブル信号/OEを示す。
図8(a)乃至(c)に示されるようなタイミングで、
これらの制御信号を不揮発性半導体記憶装置に入力し、
図8(d)に示されるデータ出力端子DQを検出すれ
ば、自動消去動作が終了したか否かを外部から検出する
ことができる。
【0053】具体的には、図8(c)のようにアウトプ
ットイネーブル信号/OEに断続的にパルスを入力する
ことで、データ出力端子DQから断続的な出力が得ら
れる。自動消去動作が継続している間は、データ出力端
子DQは、交互にHIGH及びLOWを繰り返すトグ
ル動作を行う。自動消去動作が終了すると、データ出力
端子DQはトグル動作を示さなくなる。このようにし
て、データ出力端子DQの出力がトグル動作するか否
かをチェックすれば、不揮発性半導体記憶装置内で消去
動作が完了したか否かを外部から判断することができ
る。
【0054】本発明による自動消去サイクリング動作に
おいては、通常の自動消去動作が連続的に繰り返し行わ
れるので、図8に示されるように従来と同様に不揮発性
半導体記憶装置のステータスを示すトグルビットを検出
することで、自動消去サイクリング動作が完了したか否
かを外部から容易に判別することが可能である。
【0055】図9は、不揮発性半導体記憶装置のハード
ウェアリセットのタイミングを示すタイミング図であ
る。
【0056】従来の不揮発性半導体記憶装置において
は、例えば自動消去動作中に誤動作が生じて装置がハン
グアップ状態になってしまう場合に備えて、ハードウェ
アリセット機能が設けられている。図9において、
(a)はライトイネーブル信号、(b)はリセット信号
/RESET、(c)はレディービジー信号出力RY/
BYを示す。図9(a)及び(b)に示されるような制
御信号を入力することで、ハングアップ状態になった不
揮発性半導体記憶装置を強制的にハードウェアリセット
することが出来る。
【0057】本発明による自動消去サイクリング動作に
おいては、通常の自動消去動作が連続的に繰り返し行わ
れるので、図9に示されるように従来と同様に不揮発性
半導体記憶装置のハードウェアリセットを実行すること
で、自動消去サイクリング動作を強制的に終了させるこ
と、及び自動消去サイクリングを実行中にハングアップ
状態になった不揮発性半導体記憶装置を強制的にリセッ
トすることが可能である。
【0058】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
【発明の効果】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
ては、消去動作前の事前書き込み及び消去動作を行う自
動消去動作を繰り返す自動消去サイクリングを所望の回
数だけ自動的に実行する機能を設け、コマンド入力によ
りこの機能を起動可能に構成する。これによって、ユー
ザ或いは製造者は、自動消去動作を所望の回数だけ自動
的に不揮発性半導体記憶装置に実行させることが可能に
なる。これによって、初期状態と比較して短く安定した
消去時間を示す状態に、不揮発性半導体記憶装置を設定
することが出来る。
【0059】従って、ユーザ側では、消去時間を短い状
態に安定化させるために書き換えを繰り返すために、自
動消去動作をマニュアルで数多く実行する必要が無くな
る。また製造者側では、デバイステスターやハンドラー
等を使用して時間と手間をかけて自動消去動作を数多く
実行する必要が無くなり、生産効率が著しく低下してし
まうのを避けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】消去回数と消去に要する時間との関係を示した
図である。
【図2】本発明による不揮発性半導体記憶装置の構成を
示す図である。
【図3】カウンタ回路の一例の回路構成を示す回路図で
ある。
【図4】本発明の自動消去サイクリング動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明によるコマンド入力の一例を示す図であ
る。
【図6】自動消去サイクリング動作を指定するコマンド
シーケンスの入力を示すタイミング図である。
【図7】不揮発性半導体記憶装置のデータポーリングタ
イミングを示すタイミング図である。
【図8】不揮発性半導体記憶装置のトグルビットタイミ
ングを示すタイミング図である。
【図9】不揮発性半導体記憶装置のハードウェアリセッ
トのタイミングを示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 不揮発性半導体記憶装置 11 コマンドレジスタ 12 制御回路 13 入力バッファ 14 出力バッファ 15 アドレスラッチ 16 デコーダ 17 セルアレイ 18 センスアンプ 19 書込み/消去切換回路 20 消去制御回路 21 書込み制御回路 22 消去電圧発生回路 23 書込み電圧発生回路 24 カウンタ回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AD04 AD08 AE01 AE05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルアレイと、 該メモリセルアレイ全体に対する消去動作前の事前書き
    込み及び消去動作を行う自動消去動作を繰り返し実行す
    る制御回路と、 該メモリセルアレイ全体に何回前記自動消去動作を実行
    したかについて該自動消去動作の回数を計数するカウン
    タを含み、該カウンタが所望の数を計数すると該制御回
    路は該自動消去動作を終了することを特徴とする不揮発
    性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】該制御回路は、該不揮発性半導体記憶装置
    外部からの信号入力により該自動消去動作を開始するこ
    とを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】該信号入力はコマンドシーケンス入力であ
    ることを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  4. 【請求項4】該所望の回数は、該不揮発性半導体記憶装
    置外部からの信号入力により設定されることを特徴とす
    る請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】該不揮発性半導体記憶装置外部から入力さ
    れる所定の制御信号に応答して、該自動消去動作を実行
    中であるか否かを示す信号を該不揮発性半導体記憶装置
    外部に出力することを特徴とする請求項1記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】該自動消去動作を実行中であるか否かを示
    す信号は、ステータスフラグであることを特徴とする請
    求項5記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】該不揮発性半導体記憶装置外部から入力さ
    れる所定の制御信号に応答して該自動消去動作を中断す
    ることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  8. 【請求項8】消去動作前の事前書き込み動作及び消去動
    作のアドレスを示すアドレスラッチと、 該消去動作前の事前書き込み動作及び消去動作を実行中
    に該アドレスラッチの示すアドレスが最大アドレスにな
    ると消去動作前の事前書き込み動作と消去動作とを切り
    替える切換回路を更に含むことを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】外部からの所定の信号入力に応答してメモ
    リセル全体に対する自動消去動作を繰り返す動作を継続
    し、 該自動消去動作が実行される回数を計数し、 該計数した回数が所望の回数になると上記継続される動
    作を終了する各段階を含むことを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置の消去方法。
JP2001102173A 2001-03-30 2001-03-30 不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置の消去方法 Withdrawn JP2002298590A (ja)

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