JP2002298545A - プリント装置および光ディスクメディア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクメディアに記録したレーベル面の
表面処理に応じて、適確なプリントを行うことができる
プリント装置および光ディスクメディアを提供すること
にある。 【解決手段】 光ディスクメディア１００のレーベル面
１０１に、そのレーベル面１０１の表面処理に関する表
面処理情報を記録し、その表面処理情報に基づいて、レ
ーベル面１０１にプリントを行うプリント装置を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクディバ
イスにレーベル面にプリントを行うプリント装置、およ
び光ディスクディバイスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ＣＤ−Ｒなどの追記型光ディスク
メディアは、その光ディスクメディアに書き込まれたデ
ータの内容を示すために、その光ディスクメディアのレ
ーベル面に、手書きによりデータの内容が書き込まれて
いた。しかし、こうした行為は、ディスクに傷を付けや
すく、それが傷付いた場合には、時間をかけて書き込ん
だデータが読み出し不可能になってしまうことがある。
また、手書きによるレーベル面の書き込みは見た目が悪
いため、印刷のようにきれいに仕上げたいという要望が
あった。また、レーベル面に手書きの文字を書き込んた
めに、そのディスクメディアを人に渡すことをためらう
こともあった。

【０００３】そのため最近では、ＣＤのラベル面に貼り
付けるラベルシールが用いられている。これは、光ディ
スクメディアの形状に沿って切り込みが入ったシート状
のシールを用い、そのシールにプリントを行ってから、
それを光ディスクメディアのレーベル面に貼り付けるも
のである。しかし、そのラベルシールにプリントすると
きは、そのシールの位置あわせが大変面倒であった。さ
らに、そのシールを貼り付ける場合には、シールとレー
ベル面との間に空気が入ったり、シールの中心がずれて
しまうことがあり、光ディスクメディアの回転動作に影
響を及ぼすことおそれもあった。また、ラベルシールの
値段も高く、近年における光ディスクメディアの価格の
低下に伴なって、１枚のディスクメディアとラベルシー
ルが同じくらいの価格になる現象が起こっている。

【０００４】このような問題を解決する方法として、光
ディスクメディアのレーベル面に直接プリントする方法
がある。このような直接プリントを個人が行うための装
置としては、インクジェット方式のプリント装置と、光
ディスクメディアを保持するアダプタを用いて、レーベ
ル面にプリントするものがある。この場合、光ディスク
メディアとして、その表面に、インクを受容する表面処
理が行われているメディアを使用する。前述したラベル
シールへのプリントは、ラベルシールの製造メーカによ
る紙質の違いは大きくなく、プリントの仕上がりに大差
はない。しかし、光ディスクメディアの表面処理は、そ
の製造メーカにより大きく異なっている。また、その表
面の色も白や金、銀色など、さまざまであるため、プリ
ント後の仕上がりは、ユーザの思い通りにならないこと
もある。さらに、プリント対象が光ディスクメディアそ
のものであるために、試しプリントをすることができな
い。そのため、ユーザは、プリント後の仕上がりを予想
しながら、レーベルデザインをしなければならなかっ
た。

【０００５】光ディスクメディアへの直接プリント方式
としては、“部分印刷可能な追記型光ディスクおよび印
字装置”が提案されている（特開2000-40264号公報）。
この方式は、数多くの光ディスクメディアに共通デザイ
ンと個別タイトルを効率よくプリントするための方法で
ある。この方法においては、表面処理が施されている光
ディスクメディアの一部分に個別タイトルを印字する。
しかし、プリントするものは文字であり、表面処理を考
慮したプリントではない。また、最近、インクジェット
方式のプリント装置を用いて、光ディスクメディアに直
接プリントする装置も販売されている。しかし、やはり
表面処理を考慮したプリントではないために、プリント
仕上がりがユーザの思いどおりにならない。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】以上のように、光ディ
スクメディアに直接画像や文字をプリントする従来の方
法では、プリント面の表面処理の違いにより、ユーザの
思いどおりの色や画質のプリントができないという問題
があった。

【０００７】本発明の目的は、光ディスクメディアに記
録したレーベル面の表面処理に応じて、適確なプリント
を行うことができるプリント装置および光ディスクメデ
ィアを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明のプリント装置
は、光ディスクメディアのレーベル面に対してのプリン
トが可能なプリント装置において、前記光ディスクメデ
ィアに記録された前記レーベル面の表面処理に関する表
面処理情報を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手
段によって読み取られた前記レーベル面の処理情報に基
づいて、前記レーベル面に対するプリントを制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする。

【０００９】本発明の光ディスクディバイスは、プリン
ト装置によってプリントが可能なレーベル面を備えた光
ディスクメディアにおいて、前記レーベル面の表面処理
に関する表面処理情報を記録したことを特徴とする。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。

【００１１】図１は、光ディスクメディア（以下、単に
「光ディスク」ともいう）１００の一例の平面図である。
１０１は、光ディスク１００のレーベル面であり、イン
クジェット方式によるプリントが可能となるように、イ
ンクを受容する表面処理がなされている。１０２は、バ
ーコードがプリントされているバーコードプリント部分
である。このバーコード化されている情報は後述の表面
処理情報であり、例えば、光ディスク１００のメーカや
製品を特定する情報として、ディスク１００のメーカ
名、デバイス名などを含む。光ディスク１００のレーベ
ル面１０１の色は白色であり、また光ディスク１００に
プリントされているバーコードは、銀色にプリントされ
ている。このように、表面処理情報としてのバーコード
は、光の反射率を利用して視認しずらくプリントされ
て、人目には見えないように工夫されている。

【００１２】図５は、プリント装置の構成例の内部を上
方から見た説明図である。本例のプリント装置（以下、
「プリンタ」ともいう）５００は、プリント機能付きの光
ディスクドライブとして構成されている。そのプリント
機能は、光ディスク１００のレーベル面１０１にプリン
トを行う機能である。また、プリンタ５００は、光ディ
スクドライブとして、光ディスク１００にデータを書き
込む機能、および光ディスク１００に書き込まれたデー
タの読み出し機能を備えることができる。

【００１３】光ディスク１００は、回転トレー５０７上
に載置されて、回転ヘッド５０６により回転トレー５０
７上に固定される。回転トレー５０７の回転により、光
ディスク１００の回転位置が調整される。５０２は記録
ヘッドである。この記録ヘッド５０２には不図示のセン
サが備わっており、このセンサにより、光ディスク１０
０の位置の検知、および光ディスク１００の表面にプリ
ントされている情報、つまりバーコードプリント部分１
０２にプリントされたバーコードを読み取ることができ
る。さらに、記録ヘッド５０２は、モータを備えた不図
示の第１の移動機構によって、記録ヘッド用レール５０
１に沿って図５中左右の矢印Ａ方向に移動される。

【００１４】記録ヘッド５０２としては、例えば、イン
ク滴を吐出可能なインクジェット方式のインクジェット
記録ヘッドを採用することができ、さらにインクジェッ
ト記録ヘッドとしては、ピエゾ素子を用いてインクを吐
出する方式、あるいはバブルジェット方式のものを採用
することができる。バブルジェット（登録商標）方式の
インクジェット記録ヘッドは、電気熱変換体（ヒータ）
を用いてインク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギ
ーを利用して、インク吐出口からインク滴を吐出可能な
構成となっている。以下の説明においては、記録ヘッド
５０２がインクジェット記録ヘッドであるとする。記録
ヘッド用レール５０１は、レール支え５０３により図５
中上下の矢印Ｂ方向に移動自在にガイドされており、モ
ータ５０５を備えた第２の移動機構によって矢印Ｂ方向
に移動される。記録ヘッド５０２は、矢印ＡおよびＢ方
向に移動しつつインク滴を吐出することにより、光ディ
スク１００のレーベル面１０１に画像を記録する。

【００１５】プリント機能付きの光ディスクドライブと
して構成される本例のプリンタ５００は、例えば、家庭
用情報端末機器であるホームステーションに接続され
て、そのホームステーションによって制御される。ホー
ムステーションは、情報端末機器としての様々な機能を
備えており、インターネットへも接続される。以下にお
いては、本例のプリンタ５００をホームステーションの
周辺機器として説明する。そのホームステーションはＰ
Ｃであってよい。また、プリンタ５００は、ＣＰＵの制
御下において、ＲＯＭに格納されたプログラムにしたが
って処理を実行し、その処理のワークエリアなどとして
ＲＡＭを用いる構成とすることができる。また、そのＲ
ＡＭあるいはハードディスクなどに、後述するドライバ
を格納することができる。

【００１６】次に、ホームステーションに接続した本例
のプリンタ５００を用いて、光ディスク１００のレーベ
ル面１０１に画像をプリントする場合の手順について説
明する（図６参照）。

【００１７】まず、図１の光ディスク１００をプリンタ
５００の回転トレー５０７上にセットする（ステップＳ
６０１）。

【００１８】プリンタ５００は、光ディスク１００がセ
ットされることにより、自動的に光ディスク１００の検
知処理（ステップＳ６０２）を開始する。その検知処理
においては、まず、第１，第２の移動機構（移動手段）
により記録ヘッド５０２を矢印ＡおよびＢ方向に移動調
整して、光ディスク１００の外周部分のバーコードプリ
ント部分１０２（図１参照）に、記録ヘッド５０２に備
わるセンサを対向させる。つまり、記録ヘッド５０２に
備わるセンサによって、バーコードプリント部分１０２
にプリントされたバーコードが検知できるように、記録
ヘッド５０２の位置を設定する。次に、回転トレー５０
７を低速回転させて、記録ヘッド５０２に備わるセンサ
により、光ディスク１００のバーコードプリント部分１
０２にプリントされているバーコードを読み出す。プリ
ンタ５００は、そのバーコード化された情報を解析し、
光ディスク１００のメーカ名、およびデバイス名を認識
する。記録ヘッド５０２は、第１、第２の移動機構によ
り矢印Ａ，Ｂ方向に移動されるキャリッジに着脱自在に
搭載されるものであってもよく、またセンサは、記録ヘ
ッド５０２と一体的または別体にキャリッジに搭載可能
もしくはキャリッジの定位置に固定的に取り付けられる
ものであってもよい。

【００１９】次に、プリンタ５００は、バーコードから
認識した光ディスク１００に対応するドライバ、つま
り、その光ディスク１００に対応したプリントを行うた
めにプリンタ５００を制御するためのドライバソフトが
設定されているか否かを判断する（ステップＳ６０
３）。例えば、光ディスク１００から読み取ったバーコ
ードから、その光ディスク１００がＡ社のデバイス名Ｘ
Ｘであったとした場合、その光ディスク１００に対応し
たドライバが設定されているときは、次のステップＳ６
０６へ進む。一方、その光ディスク１００が発売された
ばかりの新しいものであった場合などにおいては、それ
に対応したドライバがプリンタに設定されていないこと
もある。その場合には、その光ディスク１００に対応し
たドライバを取得するか否かを判断する（ステップＳ６
０４）。プリンタ５００が接続されているホームステー
ションでは、光ディスク１００に対応したドライバを取
得することが可能である。このように、光ディスク１０
０に対応したドライバを取得可能なときは、ステップＳ
６０５へ進む。一方、例えば、プリンタ５００が他の機
器に接続されていて、その機器がインターネットに接続
されない場合、つまり光ディスク１００に関する情報を
メーカから取得できない場合には、その光ディスクに対
応するドライバを取得できないためにステップＳ６０６
へ進む。

【００２０】ホームステーションにおいて、メーカから
光ディスク１００に関する情報が取得できる場合には、
メーカのＷＥＢサイト等からドライバを取得する（ステ
ップＳ６０５）。そのドライバは、光ディスク１００を
製造するＡ社が提供するものであってもよく、またプリ
ンタ５００を製造するメーカが提供するものであっても
よい。ここでいうドライバとは、少なくとも、被記録媒
体となる記録用紙の種類を選択する際に、１つの選択肢
を提供するものである。このようなドライバにより、記
録用紙の種類を選択する場合には、ホームステーション
またはプリンタ５００などにおける表示部に、記録用紙
の種類の選択画面６１０（図７参照）をプリントメニュ
ーの１つとして表示する。一般には、選択できる記録用
紙の種類として、普通紙、プロフォトペーパー、光沢
紙、ＯＨＰフィルムなどが設定されている。選択画面６
１０に表示される記録用紙の種類の選択肢６１１，６１
２については、後述する。

【００２１】ステップＳ６０６においては、記録用紙と
して光ディスクを選択する。その場合、プリンタ５００
にセットされている光ディスク１００に対応するドライ
バが設定されているときには、図７の選択画面６１０か
ら選択肢６１１、つまり「光ディスク（検知されたメデ
ィア名）」を選択する。その選択肢６１１には、先のス
テップＳ６０２にて検知されたメディア名が「検知され
たメディア名」として表示される。一方、プリンタ５０
０にセットされている光ディスク１００に対応するドラ
イバが設定されていないときには、図７の選択画面６１
０から選択肢６１２、つまり「光ディスク（不明メディ
ア）」を選択する。その選択肢６１２には、先のステッ
プＳ６０２にて検知されたメディア名が「不明メディア」
として表示される。

【００２２】次に、記録ヘッド５０２が光ディスク１０
０のレーベル面１０１に画像をプリントする（ステップ
Ｓ６０７）。つまり、記録ヘッド５０２を矢印Ａおよび
Ｂ方向に移動させつつ、その記録ヘッド５０２から画像
データに基づいてインク滴を吐出させることによって、
レーベル面１０１上に画像をプリントする。その際、選
択肢６１１が選択されている場合には、光ディスク１０
０に対応するドライバを用いて、その光ディスク１００
の種類に応じた最適なプリント条件を設定する。また、
選択肢６１２が選択されている場合には、一般的な光デ
ィスク１００のレーベル面１０１に適するプリント条件
を設定する。

【００２３】光ディスク１００に対応するドライバは、
前述したように、記録メニューの選択画面などを用い
て、少なくとも記録用紙の種類の選択肢を提供するもの
である。また、通常の記録用紙の選択メニューには、前
述したように、普通紙、プロフォトペーパー、光沢紙、
光沢フィルム、ＯＨＰフィルム、フォトカードなどがあ
る（図７参照）。これら各種の記録用紙は、その材質お
よび表面加工状態によりインクの受容量が異なり、色再
現性も異なる。そのため、このような記録用紙の種類に
応じて、記録ヘッド５０２からのインクの吐出量や色補
正の処理などを設定することにより、各種の記録用紙に
最適なプリント条件を設定する。同様に、光ディスク１
００のレーベル面１０１にプリントする場合には、記録
ヘッド５０２からのインクの吐出量、および色再現性が
最適になるように、プリント条件を設定する。そのため
に、前述したように、図７中の選択画面６１０から選択
肢６１１または６１２が選択する。

【００２４】一般に、光ディスク１００のレーベル面１
０１の表面加工は、普通紙や光沢紙といった種類の被記
録媒体と比較して、メーカ間のばらつきが大きい。その
ため、製造メーカが異なる複数の光ディスク１００のレ
ーベル面１０１に、プリンタ５００を用いて同一の画像
をプリントした場合には、そのメーカによってプリント
結果に差が生じ、インクが多くにじんだような画像にな
ったり、またインク吸収性が優れたものにあっては色褪
せたような画像になったりすることがある。つまり、ホ
ームステーションなどの表示部の画面上にて編集された
プリント画像のプリントイメージと、光ディスク１００
のレーベル面１０１における実際のプリントの仕上がり
と、の間に差が生じて、イメージとおりの色が再現でき
ないことがある。そのために、前述したように、図７中
の選択画面６１０から選択肢６１１を選択することによ
り、ドライバを用いて、インクの吐出量などのプリント
条件を光ディスク１００のメーカに応じて最適に設定す
る。これにより、光ディスク１００に対して、色再現性
のよいプリントが可能となる。

【００２５】（他の実施形態）次に、光ディスク１００
に対しては、他の方法によって表面処理情報を記録する
ことができる。ここで、表面処理情報とは、光ディスク
１００のレーベル面１０１の表面処理に関する情報であ
り、光ディスク１００のメーカ毎もしくは製品毎に、レ
ーベル面１０１の表面処理が同一であるとして、そのメ
ーカもしくは商品の区分を示すものである。また、その
表面処理情報は、光ディスク１００のレーベル面１０１
の表面加工物の細かいパラメータを示すものであっても
よい。要するに、表面処理情報は、光ディスク１００の
レーベル面１０１にプリントをする際に、そのレーベル
面１０１の表面処理に応じてプリンタ５００を最適に制
御できる情報であればよい。このような表面処理情報
は、記憶データとして光ディスク１００に書き込んでも
よい。光ディスク１００に書き込まれたデータは、光学
ヘッドにより読み取ることができる。ＣＤ−Ｒなどにお
いては、そのメディア情報として、ＣＤ−Ｒであるこ
と、および記録容量などがすでに書き込まれている。こ
れらのメディア情報と同様に、表面処理情報を光ディス
ク１００の製造時に書き込むことができる。

【００２６】また、表面処理情報の他の記録方法として
は、図２に示すように、ＣＤなどの光ディスク１００の
外周部分に、その光ディスク１００のメーカ名をプリン
トする方法がある。メーカ名を付記する位置は、ＣＤな
どの外周部分であってもよく、また中心部分であっても
よい。また、メーカ名でなく、図３に示すように、メー
カ名とデバイス名をそれぞれＩＤ（識別子）によってプ
リントする方法である。この場合には、メーカ毎に所定
の番号を割り当て、さらに１つのメーカが製造する複数
種の光ディスク１００を分類して、光ディスク１００の
種類毎にＩＤを割り当てることができる。プリンタ５０
０は、これらの表面処理情報をセンサにより検知して、
前述したように光ディスク１００に対応する最適な用紙
選択を行う。

【００２７】さらに、表面処理情報の他の記録方法とし
ては、図４に示すように、表面処理情報をバーコード化
して光ディスク１００にプリントする方法がある。表面
処理情報をバーコード化することにより、記録する情報
量が増え、またプリンタ５００は、バーコード化した情
報を文字よりも容易に検知できる、などのメリットがあ
る。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光ディ
スクメディアのレーベル面の表面処理情報を光ディスク
メディアに記録して、その表面処理情報に基づいて、レ
ーベル面にプリントを行うことにより、レーベル面の表
面処理に応じた適確なプリントを行うことができる。こ
の結果、例えば、プリント後のレーベル面の仕上がり精
度、および色の再現性が向上して、プリント画像のデザ
イン時のイメージとプリント後の画像との間に大きな色
の差がなくなり、ユーザは、プリント後の色再現性を考
慮しつつプリント画像を編集する面倒を伴なうことな
く、イメージとおりの画像を簡単にプリントすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の光ディスクメディアの一実施形態の平
面図である。

【図２】本発明の光ディスクメディアの他の実施形態の
平面図である。

【図３】本発明の光ディスクメディアのさらに他の実施
形態の平面図である。

【図４】本発明の光ディスクメディアのさらに他の実施
形態の平面図である。

【図５】本発明のプリント装置の概略正面図である。

【図６】図５のプリント装置によるプリント手順を説明
するためのフローチャートである。

【図７】図６中の記録用紙の選択処理を説明するための
表示画面の説明図である。

【符号の説明】

１００ 光ディスクメディア １０１ レーベル面 １０２ バーコードプリント部分 ５００ プリンタ（プリント装置） ５０１ 記録ヘッド用レール ５０２ 記録ヘッド ５０３ レール支え ５０５ モータ ５０６ 回転ヘッド ５０７ 回転トレー ６１０ 用紙の種類選択画面

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C056 EB13 EB45 EB59 EC72 FA03 FA15 FB01 5D029 LC14 PA02 PA03 PA08 5D121 AA04 AA13 HH14 JJ05

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 光ディスクメディアのレーベル面に対し
   てのプリントが可能なプリント装置において、 前記光ディスクメディアに記録された前記レーベル面の
   表面処理に関する表面処理情報を読み取る読み取り手段
   と、 前記読み取り手段によって読み取られた前記レーベル面
   の表面処理情報に基づいて、前記レーベル面に対するプ
   リント動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリント装置。
2. 【請求項２】 前記読み取り手段は、記憶データとして
   前記光ディスクメディアに書き込まれた前記表面処理情
   報を読み出す光学ヘッドを備えることを特徴とする請求
   項１に記載のプリント装置。
3. 【請求項３】 前記読み取り手段は、前記光ディスクメ
   ディアの前記レーベル面にプリントされた前記表面処理
   情報を検知するセンサを備えたことを特徴とする請求項
   １に記載のプリント装置。
4. 【請求項４】 前記センサは、光の反射率を利用して視
   認しずらくプリントされた前記表面処理情報を検知する
   ことを特徴とする請求項３に記載のプリント装置。
5. 【請求項５】 前記センサは、バーコード化されてプリ
   ントされた前記表面処理情報を検知することを特徴とす
   る請求項３または４に記載のプリント装置。
6. 【請求項６】 前記センサは、前記光ディスクメディア
   のメーカに応じて区別された前記表面処理情報を検知す
   ることを特徴とする請求項３から５のいずれかに記載の
   プリント装置。
7. 【請求項７】 前記センサは、前記光ディスクメディア
   のメーカ名としてプリントされた前記表面処理情報を検
   知することを特徴とする請求項３から５のいずれかに記
   載のプリント装置。
8. 【請求項８】 前記光ディスクメディアの前記レーベル
   面にプリントを行うプリント手段として、インクを吐出
   可能なインクジェット記録ヘッドを用い、 前記インクジェット記録ヘッドと前記光ディスクメディ
   アの前記レーベル面とを相対移動可能な移動手段を備え
   たことを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の
   プリント装置。
9. 【請求項９】 前記インクジェット記録ヘッドは、イン
   クを吐出するために利用される熱エネルギーを発生する
   電気熱変換体を備えたことを特徴とする請求項８に記載
   のプリント装置。
10. 【請求項１０】 前記制御手段は、前記表面処理情報に
    基づいて前記インクジェット記録ヘッドのインクの吐出
    量を制御することを特徴とする請求項８または９に記載
    のプリント装置。
11. 【請求項１１】 プリント装置によってプリントが可能
    なレーベル面を備えた光ディスクメディアにおいて、 前記レーベル面の表面処理に関する表面処理情報を記録
    したことを特徴とする光ディスクメディア。
12. 【請求項１２】 前記表面処理情報は、記憶データとし
    て書き込まれたことを特徴とする請求項１１に記載の光
    ディスクメディア。
13. 【請求項１３】 前記表面処理情報は、前記レーベル面
    にプリントされたことを特徴とする請求項１１に記載の
    光ディスクメディア。
14. 【請求項１４】 前記表面処理情報は、光の反射率を利
    用して視認しずらくプリントされたことを特徴とする請
    求項１３に記載の光ディスクメディア。
15. 【請求項１５】 前記表面処理情報は、バーコード化さ
    れてプリントされたことを特徴とする請求項１３または
    １４に記載の光ディスクメディア。
16. 【請求項１６】 前記表面処理情報は、前記光ディスク
    メディアのメーカに応じて区別された情報を含むことを
    特徴とする請求項１３から１５のいずれかに記載の光デ
    ィスクメディア。
17. 【請求項１７】 前記表面処理情報は、前記光ディスク
    メディアのメーカ名としてプリントされた情報を含むこ
    とを特徴とする請求項１３から１６のいずれかに記載の
    光ディスクメディア。