JP2002298226A - 利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム - Google Patents

利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム

Info

Publication number
JP2002298226A
JP2002298226A JP2001101860A JP2001101860A JP2002298226A JP 2002298226 A JP2002298226 A JP 2002298226A JP 2001101860 A JP2001101860 A JP 2001101860A JP 2001101860 A JP2001101860 A JP 2001101860A JP 2002298226 A JP2002298226 A JP 2002298226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
usage
amount
usage amount
information recording
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001101860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3565432B2 (ja
Inventor
Keiji Matsuda
圭史 松田
Hirotaka Nakajima
浩貴 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Hankyu Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Hankyu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Hankyu Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001101860A priority Critical patent/JP3565432B2/ja
Publication of JP2002298226A publication Critical patent/JP2002298226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565432B2 publication Critical patent/JP3565432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間での決済処理が可能で、決済処理にかか
る費用を低く抑えることができ、自動改札装置などでの
利用料金の決済処理が容易に可能となる利用料金支払い
方法および利用料金支払いシステムを提供する。 【解決手段】累積利用額を記録可能なカード1から累積
利用額を読取り、この読取った累積利用額を今回利用額
により更新し、この更新した後の累積利用額と利用限度
額とを比較し、累積利用額が利用限度額よりも小さいと
き、その累積利用額を新たな累積利用額としてカード1
に記録し、累積利用額が利用限度額よりも大きいとき、
当該カード1の利用を許可するか否かを処理センタ装置
3に対して問合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、交通機
関や流通機関などにおいて、運賃や商品購入代金などの
利用料金をICカードなどの携帯形情報記録媒体を用い
て決済する利用料金支払い方法および利用料金支払いシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、たとえば、スーパマーケットやデ
パートなどの流通機関において、商品の購入代金をクレ
ジットカードにより決済することが多用されつつある。
クレジットカードによる決済は、その都度、処理センタ
装置(クレジット会社のコンピュータなど)との間でオ
ンラインリアルタイム処理によりネガデータ(紛失盗
難、与信額超過)のチェックと決済情報の送信を行なっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のクレジットカードによる決済方法(利用料金支払い方
法)では、利用のたびに処理センタ装置との間でオンラ
イン処理を行なっているので、決済の処理時間が長くな
るとともに、それに伴い決済にかかる費用も高くなると
いう問題があった。
【0004】また、このような処理時間のかかる決済方
法では、できる限り短時間での処理を必要とする、たと
えば、鉄道関係の自動改札装置における利用料金(運
賃)の決済には適用し難いという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、短時間での決済処理が
可能で、決済処理にかかる費用を低く抑えることがで
き、自動改札装置などでの利用料金の決済処理が容易に
可能となる利用料金支払い方法および利用料金支払いシ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の利用料金支払い
方法は、利用者によって提示される累積利用額を記録可
能な携帯形情報記録媒体から累積利用額を読取る第1の
ステップと、この第1のステップにより読取られた累積
利用額を今回の利用額に基づき更新する第2のステップ
と、この第2のステップにより更新された後の累積利用
額と利用の限度額を示す利用限度額データとを比較する
第3のステップと、この第3のステップによる比較の結
果、前記更新された後の累積利用額が前記利用限度額デ
ータよりも小さいとき、その更新された後の累積利用額
を新たな累積利用額として前記携帯形情報記録媒体に記
録する第4のステップと、前記第3のステップによる比
較の結果、前記更新された後の累積利用額が前記利用限
度額データよりも大きいとき、当該携帯形情報記録媒体
の利用を許可するか否かを利用の可否を決定する装置に
対して問合わせる第5のステップとを具備している。
【0007】また、本発明の利用料金支払い方法は、利
用者によって提示される累積利用額を記録可能な携帯形
情報記録媒体から累積利用額を読取る第1のステップ
と、この第1のステップにより読取られた累積利用額を
今回の利用額に基づき更新する第2のステップと、この
第2のステップにより更新された後の累積利用額と利用
の限度額を示す利用限度額データとを比較する第3のス
テップと、この第3のステップによる比較の結果、前記
更新された後の累積利用額が前記利用限度額データより
も小さいとき、その更新された後の累積利用額を新たな
累積利用額として前記携帯形情報記録媒体に記録する第
4のステップと、前記第3のステップによる比較の結
果、前記更新された後の累積利用額が前記利用限度額デ
ータよりも大きいとき、当該携帯形情報記録媒体の利用
を許可するか否かを利用の可否を決定する装置に対して
問合わせる第5のステップと、この第5のステップによ
る問合わせに対し前記利用の可否を決定する装置から利
用許可の通知を受けたとき、前記携帯形情報記録媒体内
の累積利用額を初期値に設定する第6のステップとを具
備している。
【0008】また、本発明の利用料金支払いシステム
は、あらかじめ利用の限度額を示す利用限度額データが
記録されているとともに累積利用額を記録可能な携帯形
情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を処理する情
報記録媒体処理装置と、この情報記録媒体処理装置の上
位装置となるホスト装置とからなり、前記情報記録媒体
処理装置において、利用者によって提示される前記携帯
形情報記録媒体から、前記利用限度額データおよび累積
利用額を読取る読取手段と、この読取手段により読取ら
れた累積利用額を今回の利用額に基づき更新する更新手
段と、この更新手段により更新された後の累積利用額と
前記読取手段により読取られた利用限度額データとを比
較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、前
記更新された後の累積利用額が前記利用限度額データよ
りも小さいとき、その更新された後の累積利用額を新た
な累積利用額として前記携帯形情報記録媒体に記録する
第1の処理手段と、前記比較手段による比較の結果、前
記更新された後の累積利用額が前記利用限度額データよ
りも大きいとき、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可
するか否かを前記ホスト装置に対して問合わせるととも
に、その更新された後の累積利用額を新たな累積利用額
として前記携帯形情報記録媒体に記録する第2の処理手
段とを具備している。
【0009】また、本発明の利用料金支払いシステム
は、あらかじめ利用の限度額を示す利用限度額データが
記録されているとともに累積利用額を記録可能な携帯形
情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を処理する情
報記録媒体処理装置と、この情報記録媒体処理装置の上
位装置となるホスト装置とからなり、前記情報記録媒体
処理装置において、利用者によって提示される前記携帯
形情報記録媒体から、前記利用限度額データおよび累積
利用額を読取る読取手段と、この読取手段により読取ら
れた累積利用額を今回の利用額に基づき更新する更新手
段と、この更新手段により更新された後の累積利用額と
前記読取手段により読取られた利用限度額データとを比
較する比較手段と、この比較手段による比較の結果、前
記更新された後の累積利用額が前記利用限度額データよ
りも小さいとき、その更新された後の累積利用額を新た
な累積利用額として前記携帯形情報記録媒体に記録する
第1の処理手段と、前記比較手段による比較の結果、前
記更新された後の累積利用額が前記利用限度額データよ
りも大きいとき、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可
するか否かを前記ホスト装置に対して問合わせる利用可
否問合わせ手段と、この利用可否問合わせ手段による問
合わせに対し前記ホスト装置から利用許可の通知を受け
たとき、前記携帯形情報記録媒体内の累積利用額を初期
値に設定する第2の処理手段とを具備している。
【0010】また、本発明の利用料金支払い方法は、利
用者によって提示される、あらかじめ利用の限度額を示
す利用限度額データが記録されているとともに累積利用
額を記録可能な携帯形情報記録媒体から、前記利用限度
額データおよび累積利用額を読取る第1のステップと、
この第1のステップにより読取られた累積利用額を今回
の利用額に基づき更新する第2のステップと、この第2
のステップにより更新された後の累積利用額と前記第1
のステップにより読取られた利用限度額データとを比較
する第3のステップと、この第3のステップによる比較
の結果、前記更新された後の累積利用額が前記利用限度
額データよりも小さいとき、その更新された後の累積利
用額を新たな累積利用額として前記携帯形情報記録媒体
に記録する第4のステップと、前記第3のステップによ
る比較の結果、前記更新された後の累積利用額が前記利
用限度額データよりも大きいとき、当該携帯形情報記録
媒体の利用を許可するか否かを利用の可否を決定する装
置に対して問合わせる第5のステップとを具備してい
る。
【0011】さらに、本発明の利用料金支払い方法は、
利用者によって提示される、あらかじめ利用の限度額を
示す利用限度額データが記録されているとともに累積利
用額を記録可能な携帯形情報記録媒体から、前記利用限
度額データおよび累積利用額を読取る第1のステップ
と、この第1のステップにより読取られた累積利用額を
今回の利用額に基づき更新する第2のステップと、この
第2のステップにより更新された後の累積利用額と前記
第1のステップにより読取られた利用限度額データとを
比較する第3のステップと、この第3のステップによる
比較の結果、前記更新された後の累積利用額が前記利用
限度額データよりも小さいとき、その更新された後の累
積利用額を新たな累積利用額として前記携帯形情報記録
媒体に記録する第4のステップと、前記第3のステップ
による比較の結果、前記更新された後の累積利用額が前
記利用限度額データよりも大きいとき、当該携帯形情報
記録媒体の利用を許可するか否かを利用の可否を決定す
る装置に対して問合わせる第5のステップと、この第5
のステップによる問合わせに対し前記利用の可否を決定
する装置から利用許可の通知を受けたとき、前記携帯形
情報記録媒体内の累積利用額を初期値に設定する第6の
ステップとを具備している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明に係る利用料金支払いシス
テムの構成を概略的に示すものである。この利用料金支
払いシステムは、大きく分けて、利用者が所持する携帯
形情報記録媒体としての情報記録カード(以後、単にカ
ードと略称する)1、このカード1を処理するカード処
理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)2、および、
このカード処理端末装置2の上位装置となるホスト装置
としての処理センタ装置3などにより構成されている。
【0014】カード1は、たとえば、非接触式のICカ
ード(いわゆる、無線カード)であり、CPUなどから
なる制御部11、記憶手段としてのEEPROMなどの
不揮発性のメモリ12、および、外部装置(カード処理
端末装置2)との間で無線通信を行なう通信制御部13
などにより構成されていて、これらはICチップ化され
てカード本体内に埋設されている。
【0015】メモリ12には、カード固有の番号である
カード番号、カードの有効期限を示す有効期限情報、1
日の累積利用額、与信額超過による使用不可情報、紛失
盗難による使用不可情報、および、利用ログ情報などが
記録(記憶)されている。
【0016】カード処理端末装置2は、たとえば、スー
パマーケットやデパートなどの流通機関におけるPOS
端末装置、あるいは、鉄道関係における自動改札装置で
あり、全体的な制御を司るCPU21、ワークメモリと
して機能するメモリ22、各種データを記憶する記憶手
段としての磁気ディスク装置23、ディスプレイやプリ
ンタなどの出力装置24、キーボードなどの入力装置2
5、外部装置(処理センタ装置3など)との間で通信を
行なうための通信装置26、および、カード1に対して
データの読取りや書込みを行なうカード読取/書込装置
27などにより構成されている。
【0017】磁気ディスク装置23には、ネガデータ
(紛失盗難、与信額超過)、カードの種類ごとの1日の
利用限度額、利用料金の振替え(引き落とし)を行なう
振替日、および、振替え案内開始日などが記録(記憶)
されている。
【0018】また、磁気ディスク装置23には、カード
1の1日の利用限度額を示すデータが記憶されており、
このデータはカード1の1日の累積利用額と比較され
る。なお、この利用限度額を示すデータは、カード1に
カード種類情報として記録してもよい。カード種類情報
は、換言すれば当該カードの利用限度額を示すデータと
なる。この場合、カード1には、カードの種類に応じ、
それぞれ1日の利用限度額を個別に設定することが可能
になる。
【0019】処理センタ装置3は、たとえば、全体的な
制御を司るCPU31、ワークメモリとして機能するメ
モリ32、各種データを記憶する記憶手段としての磁気
ディスク装置33、ディスプレイやプリンタなどの出力
装置34、キーボードなどの入力装置35、および、外
部装置(カード処理端末装置2など)との間で通信を行
なうための通信装置36などにより構成されている。
【0020】磁気ディスク装置33には、カード発行情
報(カード番号、カード種類情報、氏名や住所などの連
絡先情報、利用料金の振替えを行なう振替口座情報、1
箇月の与信額など)、決済情報、ネガデータ(紛失盗
難、与信額超過)、および、カードごとの1箇月の累積
利用額などが記録(記憶)されている。
【0021】次に、上記のような構成において、カード
利用時のカード処理端末装置2の処理について図2〜図
6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以
下に説明する処理は、主にCPU21の制御によって実
行される。
【0022】利用者によりカード1が提示されると、す
なわち、たとえば、カード処理端末装置2におけるカー
ド読取/書込装置27の通信部にカード1がかざされる
と、カード読取/書込装置27は、無線通信により、カ
ード1からカード番号、有効期限情報、1日の累積利用
額、与信額超過による使用不可情報、および、紛失盗難
による使用不可情報をそれぞれ読取り(ステップS
1)、メモリ22に一時格納する。
【0023】次に、カード1から読取った有効期限情報
が有効期限内か否かをチェックし(ステップS2)、有
効期限内でなければ、当該カード1は使用不可とし(ス
テップS3)、有効期限切れによるカード使用不可を出
力装置24により表示、音声などで案内(報知)して
(ステップS4)、処理を終了する。
【0024】ステップS2において、有効期限内であれ
ば、カード1に紛失、盗難による使用不可情報が記録さ
れていないか否かをチェックし(ステップS5)、使用
不可情報が記録されていれば、当該カード1は使用不可
とし(ステップS6)、紛失、盗難によるカード使用不
可を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)
して(ステップS7)、処理を終了する。
【0025】ステップS5において、使用不可情報が記
録されていなければ、当該カード処理端末装置2はカー
ドの与信額超過による使用不可を適用する機器であるか
否かをチェックする(ステップS8)。この場合、当該
カード処理端末装置2がPOS端末装置であれば、カー
ドの与信額超過による使用不可を適用する機器であり、
自動改札装置であれば、カードの与信額超過による使用
不可を適用しない機器であるとする。
【0026】さて、ステップS8において、カードの与
信額超過による使用不可を適用する機器(POS端末装
置)であれば、カード1に与信額超過による使用不可情
報が記録されていないか否かをチェックし(ステップS
9)、使用不可情報が記録されていれば、当該カード1
は使用不可とし(ステップS10)、与信額超過による
カード使用不可を出力装置24により表示、音声などで
案内(報知)して(ステップS11)、処理を終了す
る。
【0027】ステップS8において、カードの与信額超
過による使用不可を適用しない機器(自動改札装置)で
あれば、あるいは、ステップS9において、使用不可情
報が記録されていなければ、ネガデータ(紛失盗難、与
信額超過)との一致チェックを行なう(ステップS1
2)。すなわち、ネガデータは、紛失、盗難が申告され
たカード、あるいは、与信額超過と判定されたカードの
カード番号が登録されていて、処理センタ装置3から送
信される。したがって、ステップS12では、カード1
から読取ったカード番号がネガデータのカード番号と一
致するか否かをチェックするものである。
【0028】ステップS12において、ネガデータとの
一致が得られた場合、紛失、盗難ネガデータとの一致で
あるか、与信額超過ネガデータとの一致であるかのチェ
ックを行ない(ステップS13)、紛失、盗難ネガデー
タとの一致であれば、当該カード1は使用不可とする
(ステップS14)。
【0029】次に、カード1に記録された紛失盗難によ
る使用不可情報を「不可」にし(ステップS15)、紛
失、盗難によるカード使用不可を出力装置24により表
示、音声などで案内(報知)する(ステップS16)。
次に、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信し
(ステップS17)、処理を終了する。
【0030】ステップS13において、与信額超過ネガ
データとの一致であれば、当該カード処理端末装置2は
カード1に与信額超過による使用不可情報を記録する機
器であるか否かをチェックする(ステップS18)。こ
の場合、当該カード処理端末装置2がPOS端末装置で
あれば、カード1に与信額超過による使用不可情報を記
録する機器であり、自動改札装置であれば、カード1に
与信額超過による使用不可情報を記録しない機器である
とする。なお、自動改札装置の種類あるいは設置条件よ
っては、カード1に与信額超過による使用不可情報を記
録する場合もある。
【0031】さて、ステップS18において、カード1
に与信額超過による使用不可情報を記録する機器(PO
S端末装置)であれば、当該カード1は使用不可とし
(ステップS19)、カード1に記録された与信額超過
による使用不可情報を「不可」にし(ステップS2
0)、与信額超過によるカード使用不可を出力装置24
により表示、音声などで案内(報知)する(ステップS
21)。次に、処理センタ装置3に対して使用不可情報
を送信し(ステップS22)、処理を終了する。
【0032】ステップS12において、ネガデータとの
一致が得られなかった場合、与信額超過解除データとの
一致チェックを行なう(ステップS23)。すなわち、
与信額超過解除データは、与信額超過を解除するカード
のカード番号が登録されていて、処理センタ装置3から
送信される。したがって、ステップS23では、カード
1から読取ったカード番号が与信額超過解除データのカ
ード番号と一致するか否かをチェックするものである。
【0033】ステップS23において、与信額超過解除
データとの一致が得られた場合、カード1に記録された
与信額超過による使用不可情報を「使用可」に変更し
(ステップS24)、処理センタ装置3に対して使用不
可解除情報を送信し(ステップS25)、与信額超過解
除データとの一致が得られなかった場合、上記ステップ
S24,S25の処理は行なわない。
【0034】このように、カード処理端末装置2は、与
信額超過による使用不可情報が「不可」であるカード
と、処理センタ装置3から受信した与信額超過解除デー
タの一致チェック(カード番号による)を行ない、一致
したカードの与信額超過による使用不可情報を「使用
可」に変更し、その変更情報を処理センタ装置3に送信
する。したがって、そのカードは、以降、“与信額超過
による使用不可”でなくなる。
【0035】なお、当月初回利用を条件にしてもよい
が、上述の与信額超過解除データによることとすれば、
処理センタ装置3から与信額超過解除データを必要に応
じて送信して(月初のみでなく)、与信額超過による使
用不可情報が「不可」であるカードを「使用可」に変更
することができる。
【0036】次に、今回の利用は当日初回利用か否かを
チェックし(ステップS26)、当日初回利用であれ
ば、カード1に記録された1日の累積利用額を初期値の
「0」に設定し(ステップS27)、当日初回利用でな
ければ、上記ステップS27の処理は行なわない。
【0037】このように、カード1には1日の累積利用
額が記録されていて、カード処理端末装置2はカード1
に記録された利用ログ情報を参照することにより、その
カード1が当日初回利用であるとき、1日の累積利用額
を「0」に変更するものである。
【0038】次に、当該カード処理端末装置2は1日の
利用限度額を適用する機器であるか否かをチェックする
(ステップS28)。この場合、当該カード処理端末装
置2がPOS端末装置であれば、1日の利用限度額を適
用する機器であり、自動改札装置であれば、1日の利用
限度額を適用しない機器であるとする。なお、自動改札
装置の種類あるいは設置条件よっては、1日の利用限度
額を適用しない場合もある。
【0039】さて、ステップS28において、1日の利
用限度額を適用する機器(POS端末装置)であれば、
磁気ディスク装置23から1日の利用限度額(カード種
類に対応した)を読出す(ステップS29)。次に、カ
ード1から読取った1日の累積利用額に今回の利用額を
加算し、この加算結果をステップS29で読出した1日
の利用限度額と比較し(ステップS30)、加算結果の
方が大きければ、処理センタ装置3に対して当該カード
1の有効性(紛失盗難、与信額超過)を問合わせる(ス
テップS31)。
【0040】次に、当該カード処理端末装置2は処理セ
ンタ装置3への問合わせ結果を待って決済する機器であ
るか否かをチェックする(ステップS32)。カード処
理端末装置2は、有効性の問合せを行なった際、問合せ
結果を受信し、その受信した内容に沿って以降の処理を
行なう機器と、問合せ結果の受信を行なわず、有効とし
て決済を行なう機器がある。この場合、当該カード処理
端末装置2がPOS端末装置であれば、問合わせ結果を
待って決済する機器であり、自動改札装置であれば、問
合わせ結果を待たずに決済する機器であるとする。
【0041】さて、ステップS28において、1日の利
用限度額を適用しない機器(自動改札装置)である場
合、ステップS30において、加算結果が1日の利用限
度額よりも小さい場合、あるいは、ステップS32にお
いて、問合わせ結果を待たずに決済する機器(自動改札
装置)である場合、利用を許可し(ステップS33)、
このときの決済情報(カード番号、処理内容、利用金
額、利用内容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コ
ードなど)をメモリ22に格納し(ステップS34)、
カード1に記録された1日の累積利用額を、その1日の
累積利用額に今回利用額を加算した加算結果に更新する
(ステップS35)。
【0042】このように、カード処理端末装置2でのカ
ード決済時には、カード処理端末装置2内に記憶されて
いる1日の利用限度額、または、そのカード1の種類に
応じた「1日の利用限度額」とカード1から読出した
「累積利用額」と今回利用額との和とを比較し、「累積
利用額と今回利用額との和」が「1日の利用限度額」を
超えているときは、処理センタ装置3にカード1の有効
性の問合せを行なう。
【0043】また、「累積利用額と今回利用額との和」
が「1日の利用限度額」以内であるときは、処理センタ
装置3に問合せすることなく決済を行なう(オフライン
決済)。そのため、有効性問合せに要する通信費用を抑
え、決済のための処理時間も著しく短時間とすることが
できる。
【0044】ステップS32において、問合わせ結果を
待って決済する機器(POS端末装置)である場合、処
理センタ装置3から有効性の問合せ結果が送信されるの
を待機する(ステップS36)。処理センタ装置3から
送信される有効性の問合せ結果を受信すると(ステップ
S36)、その受信した問合せ結果が有効を示している
か否かをチェックし(ステップS37)、有効を示して
いれば、利用を許可し(ステップS38)、このときの
決済情報(カード番号、処理内容、利用金額、利用内
容、利用日時、利用場所、利用機器、商品コードなど)
をメモリ22に格納し(ステップS39)、カード1に
記録された1日の累積利用額を初期値の「0」に設定す
る(ステップS40)。
【0045】このように、有効性問合せの結果が有効で
あったときには、カード1に記載されている1日の累積
利用額を「0」に変更するものである。
【0046】さて、ステップS35あるいはS40の処
理が終了すると、磁気ディスク装置23に記録されてい
る振替日を参照することにより、利用日が振替日までn
日以内か否かを判定し(ステップS41)、利用日が振
替日までn日以内でなければ、このときの利用金額およ
び1日の累積利用額を出力装置24により表示、音声、
レシートなどで案内(報知)し(ステップS42)、利
用日が振替日までn日以内であれば、このときの利用金
額、1日の累積利用額および振替日が近付いていること
を出力装置24により表示、音声、レシートなどで案内
(報知)する(ステップS43)。
【0047】このように、利用日が振替日のn日以内の
とき、振替日が近づいていることを利用者に対して表示
し、音声、レシートなどで案内する。なお、案内を行な
うn日については、前述したように、あらかじめカード
処理端末装置2内の磁気ディスク装置23に記録されて
いる。
【0048】次に、入力装置25において、送信操作、
あるいは、締切り操作などを行なうことにより、メモリ
22に格納してある決済情報を処理センタ装置3へ送信
し(ステップS44)、処理を終了する。
【0049】このように、決済情報の処理センタ装置3
への送信は、決済の都度、あるいは、複数件分をまとめ
て、送信操作あるいは締切り操作により行なうものであ
る。
【0050】ステップS37において、問合せ結果が有
効を示していない(無効の)場合、紛失、盗難による無
効であるか、与信額超過による無効であるかのチェック
を行ない(ステップS45)、紛失、盗難による無効で
あれば、当該カード1は使用不可とする(ステップS4
6)。
【0051】このように、カード処理端末装置2から有
効性の問合せを受信した処理センタ装置3は、与信額超
過だけでなく、紛失盗難のチェックをも行なうものであ
る。
【0052】次に、カード1に記録された紛失盗難によ
る使用不可情報を「不可」にし(ステップS47)、紛
失、盗難によるカード使用不可を出力装置24により表
示、音声などで案内(報知)する(ステップS48)。
次に、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信し
(ステップS49)、処理を終了する。
【0053】ステップS45において、与信額超過によ
る無効であれば、当該カード処理端末装置2はカード1
に与信額超過による使用不可情報を記録する機器である
か否かをチェックする(ステップS50)。この場合、
当該カード処理端末装置2がPOS端末装置であれば、
カード1に与信額超過による使用不可情報を記録する機
器であり、自動改札装置であれば、カード1に与信額超
過による使用不可情報を記録しない機器であるとする。
なお、自動改札装置の種類あるいは設置条件よっては、
カード1に与信額超過による使用不可情報を記録する場
合もある。
【0054】さて、ステップS50において、カード1
に与信額超過による使用不可情報を記録しない機器(自
動改札装置)であれば、当該カード1は使用不可とし
(ステップS51)、与信額超過によるカード使用不可
を出力装置24により表示、音声などで案内(報知)し
(ステップS52)、処理を終了する。
【0055】このように、有効性の問合せの結果が与信
額超過によるカード使用不可の場合には、カード1の与
信額超過による使用不可情報を「不可」にせず、処理セ
ンタ装置3にも使用不可情報を送信しないのである。
【0056】カードの与信額超過による使用不可情報を
「不可」にすると、以降カード1が使用不可となってし
まう。これは、自動改札装置での利用を考えた場合、旅
行途中に使用不可となることは利用者の利便性を非常に
損なうことから、当日に限り使用できるようにする処置
である。なお、翌日には、与信額超過ネガデータとして
配信されるので、全ての機器で利用不可となる。
【0057】ステップS50において、カード1に与信
額超過による使用不可情報を記録する機器(POS端末
装置)であれば、当該カード1は使用不可とし(ステッ
プS53)、カード1に記録された与信額超過による使
用不可情報を「不可」にし(ステップS54)、与信額
超過によるカード使用不可を出力装置24により表示、
音声などで案内(報知)する(ステップS55)。次
に、処理センタ装置3に対して使用不可情報を送信し
(ステップS56)、処理を終了する。
【0058】次に、カード処理端末装置2からカード1
の有効性問合わせ時の処理センタ装置3の処理につい
て、図7に示すフローチャートを参照して説明する。な
お、以下に説明する処理は、主にCPU31の制御によ
って実行される。
【0059】カード処理端末装置2からカード1の有効
性問合わせがくると(ステップS61)、ネガデータ
(紛失盗難、与信額超過)との一致チェックを行なう
(ステップS62)。このチェックの結果、ネガデータ
との一致が得られた場合(ステップS63)、紛失、盗
難ネガデータとの一致であるか、与信額超過ネガデータ
との一致であるかのチェックを行ない(ステップS6
4)、紛失、盗難ネガデータとの一致であれば、カード
処理端末装置2へ紛失、盗難による無効を返事する(ス
テップS65)、与信額超過ネガデータとの一致であれ
ば、カード処理端末装置2へ与信額超過による無効を返
事する(ステップS66)。
【0060】ステップS62のチェックの結果、ネガデ
ータとの一致が得られなかった場合(ステップS6
3)、1箇月の累積利用額に今回の利用額を加算し、こ
の加算結果を1箇月の利用限度額と比較し(ステップS
67)、加算結果の方が大きければ、カード処理端末装
置2へ与信額超過による無効を返事し(ステップS6
6)、1箇月の利用限度額の方が大きければ、カード処
理端末装置2へ有効を返事する(ステップS68)。
【0061】このように、処理センタ装置3は、カード
ごとの1箇月の与信額が記憶され、また、カード処理端
末装置2から送信される決済情報から1箇月の累積利用
額が記憶されている。そこで、「1箇月の与信額」と
「1箇月の累積利用額と今回利用額との和」とを比較
し、「1箇月の累積利用額と今回利用額との和」が「1
箇月の与信額」を超えているときは、カード処理端末装
置2に対し与信額超過により無効を返信するものであ
る。
【0062】次に、処理センタ装置3における与信額超
過ネガデータの作成処理について、図8に示すフローチ
ャートを参照して説明する。なお、以下に説明する処理
は、主にCPU31の制御によって実行される。
【0063】カード処理端末装置2からの決済情報、カ
ード1の有効性問合わせを受信すると(ステップS7
1)、今回の利用は当月初回利用か否かをチェックし
(ステップS72)、当月初回利用であれば、磁気ディ
スク装置33に記録された1箇月の累積利用額を初期値
の「0」に設定し(ステップS73)、当月初回利用で
なければ、上記ステップS73の処理は行なわない。
【0064】このように、処理センタ装置3は、カード
処理端末装置2から受信した決済情報、有効性問合せが
当月の初回であるときは、1箇月の累積利用額を「0」
に変更するものである。なお、処理センタ装置3の月の
更新により1箇月の累積利用額を「0」に変更するので
もよい。
【0065】次に、カード処理端末装置2から決済情報
を受信しているか否かをチェックし(ステップS7
4)、決済情報を受信していなければ、ステップS71
の処理に戻り、決済情報を受信していれば、決済情報内
の利用内容は1箇月の累積利用額の加算対象か否かをチ
ェックする(ステップS75)。この場合、当該カード
処理端末装置2がPOS端末装置であれば、1箇月の累
積利用額の加算対象であり、自動改札装置であれば、1
箇月の累積利用額の加算対象でないとする。
【0066】ステップS75において、1箇月の累積利
用額の加算対象でない場合(自動改札装置)、ステップ
S71の処理に戻り、1箇月の累積利用額の加算対象で
ある場合(POS端末装置)、磁気ディスク装置33に
記録された1箇月の累積利用額を、その1箇月の累積利
用額に今回の利用額を加算した加算結果に更新する(ス
テップS76)。
【0067】次に、ステップS76で更新した1箇月の
累積利用額と、磁気ディスク装置33に記録された1箇
月の与信額とを比較し(ステップS77)、1箇月の与
信額の方が大きければ、ステップS71の処理に戻り、
1箇月の累積利用額の方が大きければ、当該カードのカ
ード番号を与信額超過ネガデータに登録し(ステップS
78)、ステップS71の処理に戻る。
【0068】なお、本実施の形態においては、自動改札
装置の処理時に今回の利用額を1箇月の累積利用額に加
算しない処理として説明したが、利用額を加算する処理
とし、設定によりステップS77での比較を行なわない
ようにしてもよい。
【0069】このように、カード処理端末装置2から受
信した決済情報から、「1箇月の累積利用額」に「今回
利用額」を加算し、その加算後の「1箇月の累積利用
額」が「1箇月の与信額」を超えたとき、与信額超過ネ
ガデータに登録するものである。
【0070】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、ICカードという高セキュリティ性を最大限に活
用し、従来のように利用のたびにオンラインリアルタイ
ム処理でネガデータチェックと決済情報の送信を行なう
ことなく、オフラインで瞬時に決済を完了させ、通信回
線やCAFISセンタなどを併用せず、迅速かつ安価に
決済処理が行なえる。
【0071】また、1日の利用限度額を設定することに
より、カードの紛失や盗難時のリスクを1日の利用限度
額に抑えることができる。さらに、利用額が1日の利用
限度額を超える場合には、処理センタ装置に問合わせを
行ない、ネガチェックおよび与信額オーバチェックを行
なうことでも、リスクを抑えることができる。
【0072】このように、決済の都度、オンライン処理
しないため、決済処理にかかる費用を低く抑えることが
可能である。また、決済の都度、オンライン処理しない
ため、短時間での決済処理が可能である。また、短時間
での決済処理が可能であるので、自動改札装置での利用
料金の決済処理が容易に可能となる。さらに、日、月の
利用総額に上限を持たせることにより、回収不可のリス
クを低く抑えることが可能である。
【0073】なお、前記実施の形態では、携帯形情報記
録媒体であるカードとして非接触式のICカード(いわ
ゆる、無線カード)を用いた場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものでなく、たとえば、接触
式のICカードや磁気カードなどでもよく、さらには、
カード状のものに限らず、ペン状やブロック状であって
もよい。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、短
時間での決済処理が可能で、決済処理にかかる費用を低
く抑えることができ、自動改札装置などでの利用料金の
決済処理が容易に可能となる利用料金支払い方法および
利用料金支払いシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る利用料金支払いシステムの構成を
概略的に示すブロック図。
【図2】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図3】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図4】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図5】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図6】カード利用時のカード処理端末装置の処理を説
明するフローチャート。
【図7】カード処理端末装置からカードの有効性問合わ
せ時の処理センタ装置の処理を説明するフローチャー
ト。
【図8】処理センタ装置における与信額超過ネガデータ
の作成処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…情報記録カード(携帯形情報記録媒体)、1…カー
ド処理端末装置(情報記録媒体処理端末装置)、3…処
理センタ装置(ホスト装置)、11…制御部、12…メ
モリ、13…通信制御部、21,31…CPU、22,
32…メモリ、23,33…磁気ディスク装置、24,
34…出力装置、25,35…入力装置、26,36…
通信装置、27…カード読取/書込装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 501 G07B 15/00 501 G07F 7/08 G07F 7/08 J (72)発明者 中島 浩貴 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝ソシ オエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3E042 AA01 CB03 CC02 CC10 CD04 CD08 EA01 EA08 3E044 AA02 BA05 CB01 CC10 DA03 DC05 DD10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者によって提示される累積利用額を
    記録可能な携帯形情報記録媒体から累積利用額を読取る
    第1のステップと、 この第1のステップにより読取られた累積利用額を今回
    の利用額に基づき更新する第2のステップと、 この第2のステップにより更新された後の累積利用額と
    利用の限度額を示す利用限度額データとを比較する第3
    のステップと、 この第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも小さいと
    き、その更新された後の累積利用額を新たな累積利用額
    として前記携帯形情報記録媒体に記録する第4のステッ
    プと、 前記第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも大きいと
    き、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを
    利用の可否を決定する装置に対して問合わせる第5のス
    テップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
  2. 【請求項2】 利用者によって提示される累積利用額を
    記録可能な携帯形情報記録媒体から累積利用額を読取る
    第1のステップと、 この第1のステップにより読取られた累積利用額を今回
    の利用額に基づき更新する第2のステップと、 この第2のステップにより更新された後の累積利用額と
    利用の限度額を示す利用限度額データとを比較する第3
    のステップと、 この第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも小さいと
    き、その更新された後の累積利用額を新たな累積利用額
    として前記携帯形情報記録媒体に記録する第4のステッ
    プと、 前記第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも大きいと
    き、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを
    利用の可否を決定する装置に対して問合わせる第5のス
    テップと、 この第5のステップによる問合わせに対し前記利用の可
    否を決定する装置から利用許可の通知を受けたとき、前
    記携帯形情報記録媒体内の累積利用額を初期値に設定す
    る第6のステップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
  3. 【請求項3】 利用額の口座振替を行なう振替日をあら
    かじめ記憶していて、前記携帯形情報記録媒体を利用し
    た利用日が前記振替日よりも所定日数前になったとき、
    それを判断して前記利用者に対して報知することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の利用料金支払い方
    法。
  4. 【請求項4】 利用日が振替日よりも所定日数前になっ
    たことを前記利用者に対して報知する際、前記累積利用
    額をも前記利用者に対して報知することを特徴とする請
    求項3記載の利用料金支払い方法。
  5. 【請求項5】 あらかじめ利用の限度額を示す利用限度
    額データが記録されているとともに累積利用額を記録可
    能な携帯形情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を
    処理する情報記録媒体処理装置と、この情報記録媒体処
    理装置の上位装置となるホスト装置とからなり、 前記情報記録媒体処理装置において、利用者によって提
    示される前記携帯形情報記録媒体から、前記利用限度額
    データおよび累積利用額を読取る読取手段と、この読取
    手段により読取られた累積利用額を今回の利用額に基づ
    き更新する更新手段と、 この更新手段により更新された後の累積利用額と前記読
    取手段により読取られた利用限度額データとを比較する
    比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記更新された後の累
    積利用額が前記利用限度額データよりも小さいとき、そ
    の更新された後の累積利用額を新たな累積利用額として
    前記携帯形情報記録媒体に記録する第1の処理手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記更新された後の累
    積利用額が前記利用限度額データよりも大きいとき、当
    該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを前記ホ
    スト装置に対して問合わせるとともに、その更新された
    後の累積利用額を新たな累積利用額として前記携帯形情
    報記録媒体に記録する第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  6. 【請求項6】 あらかじめ利用の限度額を示す利用限度
    額データが記録されているとともに累積利用額を記録可
    能な携帯形情報記録媒体と、この携帯形情報記録媒体を
    処理する情報記録媒体処理装置と、この情報記録媒体処
    理装置の上位装置となるホスト装置とからなり、 前記情報記録媒体処理装置において、利用者によって提
    示される前記携帯形情報記録媒体から、前記利用限度額
    データおよび累積利用額を読取る読取手段と、この読取
    手段により読取られた累積利用額を今回の利用額に基づ
    き更新する更新手段と、 この更新手段により更新された後の累積利用額と前記読
    取手段により読取られた利用限度額データとを比較する
    比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記更新された後の累
    積利用額が前記利用限度額データよりも小さいとき、そ
    の更新された後の累積利用額を新たな累積利用額として
    前記携帯形情報記録媒体に記録する第1の処理手段と、 前記比較手段による比較の結果、前記更新された後の累
    積利用額が前記利用限度額データよりも大きいとき、当
    該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを前記ホ
    スト装置に対して問合わせる利用可否問合わせ手段と、 この利用可否問合わせ手段による問合わせに対し前記ホ
    スト装置から利用許可の通知を受けたとき、前記携帯形
    情報記録媒体内の累積利用額を初期値に設定する第2の
    処理手段と、 を具備したことを特徴とする利用料金支払いシステム。
  7. 【請求項7】 前記情報記録媒体処理装置は、利用額の
    口座振替を行なう振替日をあらかじめ記憶した振替日記
    憶手段を有していて、前記携帯形情報記録媒体を利用し
    た利用日が前記振替日記憶手段内の振替日よりも所定日
    数前になったとき、それを判断して前記利用者に対して
    報知することを特徴とする請求項5または請求項6記載
    の利用料金支払いシステム。
  8. 【請求項8】 利用日が振替日よりも所定日数前になっ
    たことを前記利用者に対して報知する際、前記累積利用
    額をも前記利用者に対して報知することを特徴とする請
    求項7記載の利用料金支払いシステム。
  9. 【請求項9】 利用者によって提示される、あらかじめ
    利用の限度額を示す利用限度額データが記録されている
    とともに累積利用額を記録可能な携帯形情報記録媒体か
    ら、前記利用限度額データおよび累積利用額を読取る第
    1のステップと、 この第1のステップにより読取られた累積利用額を今回
    の利用額に基づき更新する第2のステップと、 この第2のステップにより更新された後の累積利用額と
    前記第1のステップにより読取られた利用限度額データ
    とを比較する第3のステップと、 この第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも小さいと
    き、その更新された後の累積利用額を新たな累積利用額
    として前記携帯形情報記録媒体に記録する第4のステッ
    プと、 前記第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも大きいと
    き、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを
    利用の可否を決定する装置に対して問合わせる第5のス
    テップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
  10. 【請求項10】 利用者によって提示される、あらかじ
    め利用の限度額を示す利用限度額データが記録されてい
    るとともに累積利用額を記録可能な携帯形情報記録媒体
    から、前記利用限度額データおよび累積利用額を読取る
    第1のステップと、 この第1のステップにより読取られた累積利用額を今回
    の利用額に基づき更新する第2のステップと、 この第2のステップにより更新された後の累積利用額と
    前記第1のステップにより読取られた利用限度額データ
    とを比較する第3のステップと、 この第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも小さいと
    き、その更新された後の累積利用額を新たな累積利用額
    として前記携帯形情報記録媒体に記録する第4のステッ
    プと、 前記第3のステップによる比較の結果、前記更新された
    後の累積利用額が前記利用限度額データよりも大きいと
    き、当該携帯形情報記録媒体の利用を許可するか否かを
    利用の可否を決定する装置に対して問合わせる第5のス
    テップと、 この第5のステップによる問合わせに対し前記利用の可
    否を決定する装置から利用許可の通知を受けたとき、前
    記携帯形情報記録媒体内の累積利用額を初期値に設定す
    る第6のステップと、 を具備したことを特徴とする利用料金支払い方法。
JP2001101860A 2001-03-30 2001-03-30 利用料金支払いシステム Expired - Lifetime JP3565432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101860A JP3565432B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 利用料金支払いシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001101860A JP3565432B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 利用料金支払いシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002298226A true JP2002298226A (ja) 2002-10-11
JP3565432B2 JP3565432B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=18955125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001101860A Expired - Lifetime JP3565432B2 (ja) 2001-03-30 2001-03-30 利用料金支払いシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3565432B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085207A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 決済処理装置
JP2006236197A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Toshiba Corp 記録媒体を使用する料金処理システム及び料金処理方法
JP2020098380A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社日本総合研究所 店舗サーバ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027196A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Hitachi Ltd 電子商取引決済システム
JPH10171899A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システム
JP2001043274A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Fujitsu Ltd 決済システム及びカード

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1027196A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Hitachi Ltd 電子商取引決済システム
JPH10171899A (ja) * 1996-12-09 1998-06-26 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引システム
JP2001043274A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Fujitsu Ltd 決済システム及びカード

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085207A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 決済処理装置
JP2006236197A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Toshiba Corp 記録媒体を使用する料金処理システム及び料金処理方法
JP2020098380A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 株式会社日本総合研究所 店舗サーバ
JP7157647B2 (ja) 2018-12-17 2022-10-20 株式会社日本総合研究所 店舗サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3565432B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6848615B2 (en) Card payment method and card payment system for door-to-door delivery
US5793027A (en) IC card for credit transactions and credit transaction apparatus and method using the same
US20020029169A1 (en) Method and system for e-transaction
EP1178443A2 (en) Point cards, point card processing apparatus, and point card systems
JP2003502746A (ja) 電子領収書を使用して商品およびサービスのためのトランザクションをコード化する方法および装置
RU96117523A (ru) Расчетная карточка, терминал (варианты), система и способ безналичных расчетов
US6898440B2 (en) On-board wireless transaction system and method
WO2007134378A1 (en) A receipt storage system
US6966488B2 (en) Card payment method for service charge concerning to physical distribution or transportation
JP3497144B2 (ja) 電子決済システムおよびその方法
JP4923637B2 (ja) 電子決済システム、電子決済方法、電子決済プログラム及び記録媒体
JP3831029B2 (ja) 電子マネーシステム
JP2002304646A (ja) 利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム
JP2005038086A (ja) ポイント管理方法、icカード及びicカード端末
JP2002334254A (ja) 電子クーポン利用システム
JP2002298226A (ja) 利用料金支払い方法および利用料金支払いシステム
JP2000132746A (ja) 自己設定機能付きicカードシステム
JP2004145877A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体
KR100515087B1 (ko) 선승인 방식의 카드결제 시스템 및 방법
JP2002216170A (ja) 券及び券の使用方法
JP3494568B2 (ja) プリペイドカードシステム、制御装置及び中継装置
JP2003346064A (ja) 利用料金支払い方法、利用料金支払いシステムおよびこれらに用いる情報処理装置
KR19990053943A (ko) 신용카드 조회기의 매출전표 발행방법
KR200375477Y1 (ko) 온보드 무선 트랜잭션 장치
JP2004303269A (ja) 利用料金支払いシステム、カード処理端末装置、情報記録カードおよび利用料金支払い方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040318

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3565432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term