JP2002297573A - ディジタルコンテンツ作成システム及びディジタルコンテンツ作成プログラム - Google Patents

ディジタルコンテンツ作成システム及びディジタルコンテンツ作成プログラム

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JP2002297573A
JP2002297573A JP2001101307A JP2001101307A JP2002297573A JP 2002297573 A JP2002297573 A JP 2002297573A JP 2001101307 A JP2001101307 A JP 2001101307A JP 2001101307 A JP2001101307 A JP 2001101307A JP 2002297573 A JP2002297573 A JP 2002297573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイナが意図したレイアウトが損なわれる
のを防止するのに好適で、しかも情報の掲載順序に関し
て自由度が高いディジタルコンテンツ作成システムを提
供する。 【解決手段】 コンテンツ配信端末100は、文字情報
格納枠に文字情報が格納しきれないときは、フロー管理
テーブル400を用いたフローオブジェクトの処理を行
う。溢れの回数が1回目のフローオブジェクトについて
は、フロー管理テーブルの末尾にそのレコードを登録
し、未処理のフローオブジェクトについては、フロー管
理テーブルの先頭から順番に処理する。ただし、未処理
のフローオブジェクトを処理した結果、新たな情報格納
枠にも格納しきれずに再び溢れた場合には、そのフロー
オブジェクトについては、例外的にフロー管理テーブル
の先頭にそのレコードを登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルコンテ
ンツを作成するシステムおよびそれに適用するプログラ
ムに係り、特に、デザイナが意図したレイアウトが損な
われるのを防止するのに好適で、しかも情報の掲載順序
に関して自由度が高いディジタルコンテンツ作成システ
ムおよびディジタルコンテンツ作成プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ニュース等のディジタルコンテン
ツをユーザに対して提供するディジタルコンテンツ配信
システムがあり、ディジタルコンテンツ配信システムで
は、一般に、コンテンツ登録データベース(以下、デー
タベースのことを単にDBと略記する。)からディジタ
ルコンテンツをいくつか読み出し、読み出したディジタ
ルコンテンツを編集し、編集したディジタルコンテンツ
をユーザに対して配信する。ディジタルコンテンツの編
集過程では、ユーザにとって見やすいものとなるように
ディジタルコンテンツのレイアウトを行っている。この
レイアウトを行う技術としては、例えば、特開昭62-054
111号公報に開示された文書整形方法(以下、第1の従
来例という。)、特開昭63-009580号公報に開示された
文書整形装置(以下、第2の従来例という。)、および
特開平2-880789号公報に開示された電子記事表示装置
(以下、第3の従来例という。)がある。
【0003】第1の従来例では、論理構造解析部5で解
析された入力文書の論理構造を展開する書式と、この書
式を決定する整形規則とを整形規則辞書7に格納し、整
形規則の適用を整形処理部8で決定するようにしてい
る。整形処理部8では、例えば、所定の書式で文書を展
開したときの指定ページに対する超過分、不足部等を計
算し、この計算結果から最適な整形規則を選択して適用
し、指定されたページ数内に文書データが収まるように
文書展開の書式を変更する。これにより、所定のページ
数内に収まる最適な文書構造が選択される。
【0004】第2の従来例では、文書データの構造属性
に応じた割付領域を各ページごとに特定する領域情報を
領域情報記憶部30に記憶しているので、文書整形部4
0は、領域情報と文書データの構造属性情報とから、そ
の文書データをどの領域に割り付ければよいかを判別で
きる。そして、出力状態監視部50がこの文書整形部4
0で文書データを割り付けた場合の文書データと領域情
報との不整合を検出し、領域情報修正部60が、不整合
を解消するために領域情報記憶部30の記憶内容を修正
する。これにより、文書データと領域情報との整合性が
とれ、見やすく見栄えのよい文書を自動整形することが
できる。
【0005】第3の従来例では、複数のユーザが持って
いる興味や知識を複数の個人向け紙面構成情報として保
持する情報記憶手段1と、ユーザが行った検索履歴から
個人向け紙面構成情報を学習する学習手段3と、個人向
け紙面構成情報を得るために画面を操作し個人向け紙面
構成情報をもとにユーザに応じた記事情報をデータベー
スから得て再構成して表示する画面操作手段5と、情報
記憶手段1、学習手段3および画面操作手段5を管理す
る管理手段7とを有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルコンテンツ
の編集過程では、レイアウトを機械的に行っては見やす
さや見栄えが著しく損なわれる可能性があるため、例え
ば、デザイナがあらかじめレイアウトのひな形をいくつ
か設計しておき、そのレイアウトのひな形に基づいてデ
ザイナが意図したレイアウトとなるようにディジタルコ
ンテンツを編集するといった対策が講じられる。この場
合、掲載しようとする情報の内容、情報量、論理構造に
よらず、大体デザイナが意図したレイアウトとなるよう
にディジタルコンテンツを編集できることが望まれる。
【0007】しかしながら、第1の従来例にあっては、
指定されたページ数内に文書データが収まるように文書
展開の書式を変更する構成となっているため、文書デー
タの情報量によってはデザイナが意図したレイアウトが
損なわれる可能性があるという問題があった。また、第
2の従来例にあっては、領域情報と文書データの構造属
性情報とから、その文書データをどの領域に割り付けれ
ばよいかを判別する構成となっているため、各領域に適
切な大きさの記事を割り付けることができ、ある程度デ
ザイナが意図したレイアウトとなることが期待できる
が、各記事ごとに割り付け位置が決められてしまうた
め、文書データが複数の記事で構成されている場合にそ
れら記事の掲載順序をユーザ側または配信者側で規定す
ることが困難であった。例えば、ユーザの嗜好や興味に
応じた順番で記事を掲載することが考えられるが、第2
の従来例ではその実現が困難であった。したがって、情
報の掲載順序に関して自由度が少ないという問題があっ
た。
【0008】また、第3の従来例にあっては、個人向け
紙面構成情報をもとにユーザに応じた記事情報をデータ
ベースから得て再構成する構成となっているだけで、第
1の従来例と同様に、記事情報の情報量によってはデザ
イナが意図したレイアウトが損なわれる可能性があると
いう問題があった。そこで、本発明は、このような従来
の技術の有する未解決の課題に着目してなされたもので
あって、デザイナが意図したレイアウトが損なわれるの
を防止するのに好適で、しかも情報の掲載順序に関して
自由度が高いディジタルコンテンツ作成システムおよび
ディジタルコンテンツ作成プログラムを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載のディジタルコンテンツ
作成システムは、ディジタルコンテンツを記憶するため
のコンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ記憶手段のな
かから前記ディジタルコンテンツを選択するコンテンツ
選択手段と、前記コンテンツ選択手段で選択したディジ
タルコンテンツの出力レイアウトを決定して前記ディジ
タルコンテンツを作成するコンテンツ作成手段とを備
え、前記コンテンツ作成手段は、前記ディジタルコンテ
ンツを構成する掲載情報を所定の区分でレイアウト領域
に配置することにより前記ディジタルコンテンツを作成
するシステムであって、前記コンテンツ作成手段は、前
記掲載情報を格納するための複数の情報格納枠を前記レ
イアウト領域に配置したものに対してそれら情報格納枠
に前記掲載情報を格納することにより前記ディジタルコ
ンテンツを作成するようになっており、前記情報格納枠
に前記掲載情報が格納しきれないときは、前記掲載情報
のうち前記情報格納枠に格納しきれなかった溢れ掲載情
報を、その情報格納枠とは異なる他の情報格納枠に格納
するようになっている。
【0010】このような構成であれば、コンテンツ選択
手段により、コンテンツ記憶手段のなかからディジタル
コンテンツが選択され、コンテンツ作成手段により、選
択されたディジタルコンテンツを構成する掲載情報が所
定の区分でレイアウト領域に配置され、これによりディ
ジタルコンテンツが作成される。レイアウトの過程で
は、コンテンツ作成手段により、レイアウト領域に配置
された複数の情報格納枠に掲載情報が格納される。この
とき、情報格納枠に掲載情報が格納しきれずに溢れる
と、その情報格納枠とは異なる他の情報格納枠に溢れ掲
載情報が格納される。
【0011】ここで、情報格納枠のレイアウト領域への
配置は、例えば、ディジタルコンテンツのレイアウト時
に動的に行うようにしてもよいし、複数の情報格納枠を
レイアウト領域に配置した状態を定義したレイアウト定
義情報をあらかじめ用意しておき、レイアウト定義情報
に基づいて行うようにしてもよい。以下、請求項14記
載のディジタルコンテンツ作成プログラムにおいて同じ
である。
【0012】また、コンテンツ記憶手段は、ディジタル
コンテンツをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶す
るものであり、ディジタルコンテンツをあらかじめ記憶
してあるものであってもよいし、ディジタルコンテンツ
をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に
外部からの入力等によってディジタルコンテンツを記憶
するようになっていてもよい。以下、請求項14記載の
ディジタルコンテンツ作成プログラムにおいて同じであ
る。
【0013】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。また、出力レイアウトには、ディジタル
コンテンツを画面上に表示する場合の表示レイアウト、
またはディジタルコンテンツを紙面上に印刷する場合の
印刷レイアウトが含まれる。以下、請求項14記載のデ
ィジタルコンテンツ作成プログラムにおいて同じであ
る。
【0014】さらに、本発明に係る請求項2記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムは、請求項1記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記コンテン
ツ作成手段は、前記複数の情報格納枠に前記掲載情報を
格納することにより、ページ単位のレイアウト領域を複
数含んでなるディジタルコンテンツを作成するようにな
っており、前記情報格納枠に前記掲載情報が格納しきれ
ないときは、その情報格納枠が属するページとは異なる
ページに属する情報格納枠に前記溢れ掲載情報を格納す
るようになっている。
【0015】このような構成であれば、レイアウトの過
程では、コンテンツ作成手段により、レイアウト領域に
配置された複数の情報格納枠に掲載情報が格納される。
このとき、情報格納枠に掲載情報が格納しきれずに溢れ
ると、その情報格納枠が属するページとは異なるページ
に属する情報格納枠に溢れ掲載情報が格納される。さら
に、本発明に係る請求項3記載のディジタルコンテンツ
作成システムは、請求項2記載のディジタルコンテンツ
作成システムにおいて、前記コンテンツ作成手段は、前
記情報格納枠に前記掲載情報が格納しきれないときは、
その情報格納枠が属するページよりも後方のページに属
する情報格納枠に前記溢れ掲載情報を格納するようにな
っている。
【0016】このような構成であれば、レイアウトの過
程では、コンテンツ作成手段により、レイアウト領域に
配置された複数の情報格納枠に掲載情報が格納される。
このとき、情報格納枠に掲載情報が格納しきれずに溢れ
ると、その情報格納枠が属するページよりも後方のペー
ジに属する情報格納枠に溢れ掲載情報が格納される。さ
らに、本発明に係る請求項4記載のディジタルコンテン
ツ作成システムは、請求項2および3のいずれかに記載
のディジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記溢
れ掲載情報を管理するためのフロー管理テーブルを記憶
するためのテーブル記憶手段を備え、前記フロー管理テ
ーブルは、前記溢れ掲載情報ごとに、その溢れ掲載情報
を特定するための識別情報と、前記掲載情報のうちその
溢れ掲載情報の先頭位置を特定するための先頭位置情報
とを対応付けて登録可能となっており、前記コンテンツ
作成手段は、前記情報格納枠に前記掲載情報が格納しき
れないときは、前記溢れ掲載情報についての前記識別情
報および前記先頭位置情報を前記フロー管理テーブルに
登録し、前記溢れ掲載情報を前記情報格納枠に格納する
ときは、前記識別情報および前記先頭位置情報を前記フ
ロー管理テーブルから読み出し、読み出した識別情報お
よび先頭位置情報に基づいて、前記異なるページに属す
る情報格納枠に前記溢れ掲載情報を格納するようになっ
ている。
【0017】このような構成であれば、情報格納枠に掲
載情報が格納しきれずに溢れると、コンテンツ作成手段
により、溢れ掲載情報についての識別情報および先頭位
置情報がフロー管理テーブルに登録される。一方、溢れ
掲載情報を情報格納枠に格納するときは、コンテンツ作
成手段により、識別情報および先頭位置情報がフロー管
理テーブルから読み出され、読み出された識別情報およ
び先頭位置情報に基づいて、異なるページに属する情報
格納枠に溢れ掲載情報が格納される。
【0018】ここで、テーブル記憶手段は、フロー管理
テーブルをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶する
ものであり、フロー管理テーブルをあらかじめ記憶して
あるものであってもよいし、フロー管理テーブルをあら
かじめ記憶することなく、本システムの動作時にフロー
管理テーブルを動的に生成して記憶するようになってい
てもよい。
【0019】さらに、本発明に係る請求項5記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムは、請求項4記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記コンテン
ツ作成手段は、前記フロー管理テーブルへの登録をその
末尾から行い、前記フロー管理テーブルからの読出をそ
の先頭から行うようになっている。このような構成であ
れば、情報格納枠に掲載情報が格納しきれずに溢れる
と、コンテンツ作成手段により、溢れ掲載情報について
の識別情報および先頭位置情報がフロー管理テーブルの
末尾に登録される。一方、溢れ掲載情報を情報格納枠に
格納するときは、コンテンツ作成手段により、識別情報
および先頭位置情報がフロー管理テーブルの先頭から読
み出される。
【0020】さらに、本発明に係る請求項6記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムは、請求項5記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記コンテン
ツ作成手段は、同一の掲載情報について前記フロー管理
テーブルへの登録が2回目以降の溢れ掲載情報について
は、前記フロー管理テーブルへの登録をその先頭から行
うようになっている。
【0021】このような構成であれば、コンテンツ作成
手段により、同一の掲載情報について登録が2回目以降
の溢れ掲載情報については、フロー管理テーブルの末尾
にではなく、フロー管理テーブルの先頭に登録される。
さらに、本発明に係る請求項7記載のディジタルコンテ
ンツ作成システムは、請求項4ないし6のいずれかに記
載のディジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記
フロー管理テーブルは、前記識別情報および前記先頭位
置情報のほか、前記溢れ掲載情報の格納がすべて完了し
たか否かを示す処理済情報と対応付けて登録可能となっ
ており、前記コンテンツ作成手段は、前記溢れ掲載情報
の末尾を前記情報格納枠に格納したときは、前記処理済
情報を、前記溢れ掲載情報の格納がすべて完了したこと
を示す状態に設定し、前記溢れ掲載情報を前記情報格納
枠に格納するときは、前記溢れ掲載情報の格納がすべて
完了したことを示す状態となっていない処理済情報に対
応する前記識別情報および前記先頭位置情報を前記フロ
ー管理テーブルから読み出すようになっている。
【0022】このような構成であれば、溢れ掲載情報の
末尾が情報格納枠に格納されると、コンテンツ作成手段
により、処理済情報が、溢れ掲載情報の格納がすべて完
了したことを示す状態に設定される。一方、溢れ掲載情
報を情報格納枠に格納するときは、コンテンツ作成手段
により、溢れ掲載情報の格納がすべて完了したことを示
す状態となっていない処理済情報に対応する識別情報お
よび先頭位置情報がフロー管理テーブルから読み出され
る。
【0023】さらに、本発明に係る請求項8記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムは、請求項1ないし7の
いずれかに記載のディジタルコンテンツ作成システムに
おいて、前記複数の情報格納枠を前記レイアウト領域に
配置した状態を定義したレイアウト定義情報を記憶する
ためのレイアウト定義情報記憶手段を備え、前記コンテ
ンツ作成手段は、前記レイアウト定義情報記憶手段のレ
イアウト定義情報により定義されるすべてのレイアウト
領域に前記掲載情報を配置した場合に、前記情報格納枠
に格納していない未処理の溢れ掲載情報が存在するとき
は、新たなレイアウト領域を追加し、追加した新たなレ
イアウト領域に前記情報格納枠を配置し、配置した情報
格納枠に前記未処理の溢れ掲載情報を格納するようにな
っている。
【0024】このような構成であれば、レイアウト定義
情報により定義されるすべてのレイアウト領域に掲載情
報が配置された場合に、情報格納枠に格納していない未
処理の溢れ掲載情報が存在すると、コンテンツ作成手段
により、新たなレイアウト領域が追加され、追加された
新たなレイアウト領域に情報格納枠が配置され、配置さ
れた情報格納枠に未処理の溢れ掲載情報が格納される。
【0025】ここで、レイアウト定義情報記憶手段は、
レイアウト定義情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期
に記憶するものであり、レイアウト定義情報をあらかじ
め記憶してあるものであってもよいし、レイアウト定義
情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作
時に外部からの入力等によってレイアウト定義情報を記
憶するようになっていてもよい。
【0026】さらに、本発明に係る請求項9記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムは、請求項8記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記コンテン
ツ作成手段は、前記未処理の溢れ掲載情報が存在しなく
なるまで、前記追加、前記配置および前記格納を繰り返
し行うようになっている。このような構成であれば、コ
ンテンツ作成手段により、新たなレイアウト領域が追加
され、追加された新たなレイアウト領域に情報格納枠が
配置され、配置された情報格納枠に未処理の溢れ掲載情
報が格納されるという一連の処理が、未処理の溢れ掲載
情報が存在しなくなるまで繰り返し行われる。
【0027】さらに、本発明に係る請求項10記載のデ
ィジタルコンテンツ作成システムは、請求項2ないし9
のいずれかに記載のディジタルコンテンツ作成システム
において、前記複数の情報格納枠は、前記溢れ掲載情報
を専用に格納するための溢れ専用情報格納枠を含む。こ
のような構成であれば、コンテンツ作成手段により、溢
れ掲載情報が溢れ専用情報格納枠に格納される。
【0028】さらに、本発明に係る請求項11記載のデ
ィジタルコンテンツ作成システムは、請求項10記載の
ディジタルコンテンツ作成システムにおいて、前記コン
テンツ作成手段は、同一ページにおいて、前記複数の情
報格納枠のうち前記溢れ専用情報格納枠以外のものに前
記掲載情報を格納するよりも先に、前記溢れ専用情報格
納枠に前記溢れ掲載情報を格納するようになっている。
【0029】このような構成であれば、同一ページにお
いては、コンテンツ作成手段により、溢れ専用情報格納
枠に溢れ掲載情報が格納された後に、複数の情報格納枠
のうち溢れ専用情報格納枠以外のものに掲載情報が格納
される。さらに、本発明に係る請求項12記載のディジ
タルコンテンツ作成システムは、請求項1ないし11の
いずれかに記載のディジタルコンテンツ作成システムに
おいて、ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユ
ーザ情報記憶手段を備え、前記コンテンツ選択手段は、
前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記
コンテンツ記憶手段のなかから前記ディジタルコンテン
ツを選択するようになっている。
【0030】このような構成であれば、コンテンツ選択
手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づい
て、コンテンツ記憶手段のなかからディジタルコンテン
ツが選択される。ここで、ユーザ情報には、例えば、ユ
ーザの年齢、性別、興味嗜好、住所、氏名またはユーザ
端末に関する使用環境が含まれる。以下、請求項13記
載のディジタルコンテンツ作成システムにおいて同じで
ある。
【0031】また、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報
をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであ
り、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであって
もよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、
本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ
情報を記憶するようになっていてもよい。以下、請求項
13記載のディジタルコンテンツ作成システムにおいて
同じである。
【0032】さらに、本発明に係る請求項13記載のデ
ィジタルコンテンツ作成システムは、請求項1ないし1
1のいずれかに記載のディジタルコンテンツ作成システ
ムにおいて、ユーザに関するユーザ情報を記憶するため
のユーザ情報記憶手段を備え、前記コンテンツ作成手段
は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、
前記コンテンツ選択手段で選択したディジタルコンテン
ツの出力レイアウトを決定するようになっている。
【0033】このような構成であれば、コンテンツ作成
手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づい
て、選択されたディジタルコンテンツの出力レイアウト
が決定される。ここで、ユーザ情報に基づいて出力レイ
アウトを決定することとして、ユーザ情報に年齢を含む
場合は、ユーザが比較的年輩者であるならば、フォント
が比較的大きいレイアウトを採用することが考えられ
る。また、ユーザ情報に性別を含む場合は、性別が女性
であれば、丸文字フォントのレイアウトを採用すること
が考えられる。また、ユーザ情報に興味嗜好を含む場合
は、その興味嗜好に応じて、子供向け雑誌風、スポーツ
新聞風または技術文書風のレイアウトを採用することが
考えられる。また、ユーザ情報に住所を含む場合は、そ
の住所のある土地に特化した風景の画像を背景としたレ
イアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情
報に氏名を含む場合は、その氏名をタイトルとしたレイ
アウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報
にユーザ端末に関する使用環境を含む場合は、ユーザ端
末のRAMの容量が少ないときは、データ容量の大きな
画像はできるだけ使用しないようなレイアウトを採用す
ることが考えられる。
【0034】一方、上記目的を達成するために、本発明
に係る請求項14記載のディジタルコンテンツ作成プロ
グラムは、コンピュータシステムからなる請求項1記載
のディジタルコンテンツ作成システムに、前記コンテン
ツ作成手段として実現される処理を実行させるためのプ
ログラムであって、前記コンテンツ作成手段は、前記掲
載情報を格納するための複数の情報格納枠を前記レイア
ウト領域に配置したものに対してそれら情報格納枠に前
記掲載情報を格納することにより前記ディジタルコンテ
ンツを作成するようになっており、前記情報格納枠に前
記掲載情報が格納しきれないときは、前記掲載情報のう
ち前記情報格納枠に格納しきれなかった溢れ掲載情報
を、その情報格納枠とは異なる他の情報格納枠に格納す
るようになっている。
【0035】このような構成であれば、ディジタルコン
テンツ作成システムによってプログラムが読み取られ、
読み取られたプログラムに従ってディジタルコンテンツ
作成システムが処理を実行すると、請求項1記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムと同等の作用が得られ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1ないし図23は、本発明
に係るディジタルコンテンツ作成システムおよびディジ
タルコンテンツ作成プログラムの実施の形態を示す図で
ある。本実施の形態は、本発明に係るディジタルコンテ
ンツ作成システムおよびディジタルコンテンツ作成プロ
グラムを、図1に示すように、コンテンツ配信端末10
0において、ニュース等のディジタルコンテンツをユー
ザ端末200に配信する場合について適用したものであ
る。
【0037】まず、本発明を適用するネットワークシス
テムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本
発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロ
ック図である。インターネット199には、図1に示す
ように、ディジタルコンテンツを提供する複数のコンテ
ンツ提供端末S1〜Snと、コンテンツ提供端末S1〜Sn
から提供されたディジタルコンテンツを収集蓄積して配
信するコンテンツ配信するコンテンツ配信端末100
と、ユーザの利用に供するユーザ端末200とが接続さ
れている。なお、発明の理解を容易にするため、ユーザ
端末200を一台しか図示していないが、実際には、複
数のユーザ端末がインターネット199に接続されてい
る。
【0038】コンテンツ提供端末S1〜Snは、CPU、
ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的な
コンピュータと同一機能を有して構成されており、ディ
ジタルコンテンツを作成したときは、ディジタルコンテ
ンツのカテゴリを特定するためのカテゴリNo.をそのデ
ィジタルコンテンツに付加し、コンテンツ配信端末10
0に送信するようになっている。なお、カテゴリNo.に
ついては、後段で詳細に説明する。
【0039】ユーザ端末200は、CPU、ROM、R
AMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュー
タと同一機能を有して構成されており、WWW(World
WideWeb)ブラウザを有し、WWWブラウザによりコン
テンツ配信端末100にアクセスするようになってい
る。次に、コンテンツ配信端末100の機能概要を図2
を参照しながら詳細に説明する。図2は、コンテンツ配
信端末100の機能概要を示す機能ブロック図である。
【0040】コンテンツ配信端末100は、図2に示す
ように、XML(eXtensible Markup Language)形式の
コンテンツデータファイル10を解析するXMLパーサ
11と、XMLパーサ11で解析したコンテンツデータ
ファイル10を入力するコンテンツデータファイル入力
部12と、XML形式のレイアウト定義ファイル13を
解析するXMLパーサ14と、XMLパーサ14で解析
したレイアウト定義ファイル13を入力するレイアウト
定義ファイル入力部15と、入力部12,15で入力し
たコンテンツデータファイル10およびレイアウト定義
ファイル13に基づいてレイアウトを行うレイアウティ
ング部16と、レイアウティング部16からのXML形
式の描画指定ファイル17を解析するXMLパーサ18
と、XMLパーサ18で解析した描画指定ファイル17
に基づいて描画を行うことによりPDF(Portable Doc
ument Format)形式のファイル20を作成するラスタラ
イズ部19とで構成されている。本実施の形態は、これ
ら構成要素のうち特にレイアウティング部16に特徴が
あるものである。
【0041】次に、コンテンツ配信端末100の構成を
図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、コンテン
ツ配信端末100の構成を示すブロック図である。コン
テンツ配信端末100は、図3に示すように、制御プロ
グラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するC
PU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プ
ログラム等を格納しているROM32と、ROM32等
から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な
演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対
してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成され
ており、これらは、データを転送するための信号線であ
るバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0042】I/F38には、外部装置として、ユーザ
情報を登録するユーザ情報登録DB40と、コンテンツ
提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツ
を収集蓄積するコンテンツ登録DB42と、インターネ
ット199に接続するための信号線とが接続されてい
る。次に、ユーザ情報登録DB40のデータ構造を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0043】ユーザ情報登録DB40には、図4に示す
ように、ユーザ情報を登録するユーザプロファイルテー
ブル300が格納されている。図4は、ユーザプロファ
イルテーブル300のデータ構造を示す図である。ユー
ザプロファイルテーブル300は、図4に示すように、
各ユーザごとに1または複数のレコードが登録可能とな
っている。各レコードは、ユーザを特定するためのユー
ザIDを登録するフィールド302と、ディジタルコン
テンツの配信先アドレスを登録するフィールド304
と、カテゴリNo.を登録するフィールド306と、キー
ワードを登録するフィールド308と、配信日を登録す
るフィールド310と、配信時刻を登録するフィールド
312と、レイアウトNo.を登録するフィールド314
と、最大ページ数を登録するフィールド316と、フォ
ントサイズを登録するフィールド318とを含んで構成
されている。
【0044】フィールド308には、ユーザが指定した
キーワードを含むディジタルコンテンツを配信対象とし
て選択する場合においてそのキーワードを登録する。キ
ーワードとしては、例えば、ユーザが興味をもっている
カテゴリの記事において頻出すると思われるキーワード
を与える。図4の例では、フィールド308の第1段目
には「プロセッサ」が、フィールド308の第2段目に
は「OS」がそれぞれ登録されている。
【0045】フィールド310には、ユーザがディジタ
ルコンテンツの配信を希望する配信日を登録する。配信
日としては、例えば、ディジタルコンテンツの配信を毎
日希望する場合は「毎日」を指定し、平日のみ配信を希
望する場合は「平日」を指定し、週末のみ配信を希望す
る場合は「週末」を指定する。図4の例では、フィール
ド310の第1段目には「毎日」が、フィールド310
の第2段目には「平日」がそれぞれ登録されている。
【0046】フィールド312には、ユーザが指定した
配信日においてディジタルコンテンツの配信を希望する
配信時刻を登録する。配信時刻としては、例えば、1日
を0時から23時までの24時間制時刻で表現したとき
のいずれかの時刻を指定する。図4の例では、フィール
ド312の第1段目には5時が、フィールド312の第
2段目には11時がそれぞれ登録されている。
【0047】フィールド314には、ディジタルコンテ
ンツの出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.
を登録する。レイアウトNo.としては、例えば、ユーザ
が希望する出力レイアウトを特定するためのレイアウト
No.を指定する。図4の例では、フィールド314の第
1段目にはレイアウトNo.2が、フィールド314の第
2段目にはレイアウトNo.5がそれぞれ登録されてい
る。なお、レイアウトNo.については、後段で詳細に説
明する。
【0048】フィールド316には、ディジタルコンテ
ンツの表示または印刷を行ったときにその上限となる最
大ページ数を登録する。最大ページ数としては、例え
ば、上限となる最大ページ数を指定するほか、「u」と
いう表記により上限を設定しないことを指定することも
できる。図4の例では、フィールド316の第1段目に
は2ページが、フィールド316の第3段目には「u」
がそれぞれ登録されている。
【0049】フィールド318には、ディジタルコンテ
ンツの表示または印刷を行ったときのフォントのサイズ
を登録する。図4の例では、フィールド318の第1段
目には「小」が、フィールド318の第3段目には「普
通」がそれぞれ登録されている。また、ユーザ情報登録
DB40には、図5に示すように、ディジタルコンテン
ツの出力レイアウトを規定した複数のレイアウト定義フ
ァイルform01〜form06と、レイアウト定義ファイルform
01〜form06とレイアウトNo.との対応関係を示すレイア
ウトNo.対応テーブル330とが格納されている。図5
は、レイアウト定義ファイルおよびレイアウトNo.対応
テーブル330のデータ構造を示す図である。
【0050】レイアウト定義ファイルform01〜form06
は、例えば、文字情報を格納するための文字情報格納枠
およびディジタルコンテンツに含まれる画像の大きさお
よび印刷用紙領域内での配置位置と、文字情報のフォン
トの大きさ、種類および色彩と、文字間隔や行ピッチ
と、画像の数、品質、大きさおよび割合とを定義してお
り、XML等により記述されている。
【0051】レイアウトNo.対応テーブル330には、
図5(b)に示すように、各レイアウトNo.ごとに一つ
のレコードが登録されている。各レコードは、レイアウ
トNo.を登録したフィールド332と、レイアウト定義
ファイルのファイル名を登録したフィールド334とを
含んで構成されている。図5(b)の例では、第1段目
のレコードには、レイアウトNo.として「1」が、レイ
アウト定義ファイル名として「form01」がそれぞれ登録
されており、第2段目のレコードには、レイアウトNo.
として「2」が、レイアウト定義ファイル名として「fo
rm02」がそれぞれ登録されている。
【0052】次に、レイアウト定義ファイルform01〜fo
rm06のデータ構造を図6および図7を参照しながら詳細
に説明する。図6および図7は、レイアウト定義ファイ
ルのデータ構造の一部を示す図である。なお、各レイア
ウト定義ファイルform01〜form06は、それぞれ異なるデ
ータ構造となっているが、ここでは、レイアウト定義フ
ァイルform01〜form06のなかから代表的なものを2つ取
り上げて説明する。
【0053】各レイアウト定義ファイルform01〜form06
は、各ページごとにレイアウト領域360を有し、その
うち一つのレイアウト領域360は、図6に示すよう
に、タイトル情報を格納するためのタイトル情報格納枠
362と、画像情報を格納するための画像情報格納枠3
64と、文字情報を格納するための文字情報格納枠36
6と、画像情報格納枠368と、文字情報格納枠370
と、フローオブジェクトを格納するためのフローオブジ
ェクト格納枠372とを配置して構成されている。ここ
で、フローオブジェクトとは、現在のページよりも前の
ページで情報格納枠に格納しきれずに溢れた文字情報そ
の他の溢れ情報をいう。なお、以下、文字情報その他の
溢れの対象となる情報を総称してオブジェクトという。
【0054】タイトル情報格納枠362は、横方向ほぼ
一杯の幅および縦方向1/5程度の高さを有する矩形の
枠で、その左上角がレイアウト領域360の左上端近傍
に位置するよう配置され、画像情報格納枠364、文字
情報格納枠366および文字情報格納枠370と重なり
合っている。画像情報格納枠364は、横方向1/2程
度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の枠
で、その左上角がタイトル情報格納枠362の左上角と
比較して横方向が一致し縦方向がそれよりもやや下方に
位置するよう配置され、タイトル情報格納枠362およ
び文字情報格納枠366と重なり合っている。
【0055】文字情報格納枠366は、横方向1/2程
度の幅および縦方向ほぼ一杯の高さを有する矩形の枠
で、その左上角がタイトル情報格納枠362の左上角と
一致するよう配置され、タイトル情報格納枠362、文
字情報格納枠364および画像情報格納枠368と重な
り合っている。画像情報格納枠368は、横方向1/2
程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の
枠で、その左下角が文字情報格納枠366の左下角と一
致するよう配置され、文字情報格納枠366と重なり合
っている。
【0056】文字情報格納枠370は、横方向1/2程
度の幅および縦方向ほぼ一杯の高さを有する矩形の枠
で、その右上角がタイトル情報格納枠362の右上角と
一致するよう配置され、タイトル情報格納枠362およ
びフローオブジェクト格納枠372と重なり合ってい
る。フローオブジェクト格納枠372は、横方向1/2
程度の幅および縦方向1/4程度の高さを有する矩形の
枠で、その右下角が文字情報格納枠370の右下角と一
致するよう配置され、文字情報格納枠370と重なり合
っている。
【0057】また、他の一つのレイアウト領域360
は、図7に示すように、タイトル情報格納枠374と、
文字情報格納枠376と、タイトル情報格納枠380
と、文字情報格納枠382と、文字情報格納枠376と
文字情報格納枠382との分界を表す分界線378とを
配置して構成されている。タイトル情報格納枠374
は、横方向ほぼ一杯の幅および縦方向1/5程度の高さ
を有する矩形の枠で、その左上角がレイアウト領域36
0の左上端近傍に位置するよう配置され、文字情報格納
枠376と重なり合っている。
【0058】文字情報格納枠376は、横方向ほぼ一杯
の幅および縦方向4/5程度の高さを有する矩形の枠
で、その左下角がレイアウト領域360の左下端近傍に
位置するよう配置され、タイトル情報格納枠374、分
界線378、タイトル情報格納枠380および文字情報
格納枠382と重なり合っている。分界線378は、横
方向ほぼ一杯の幅を有する直線で、レイアウト領域36
0の中央近傍に配置され、文字情報格納枠376と重な
り合っている。
【0059】タイトル情報格納枠380は、横方向ほぼ
一杯の幅および縦方向1/5程度の高さを有する矩形の
枠で、分界線378の真下に位置するよう配置され、文
字情報格納枠376および文字情報格納枠382と重な
り合っている。文字情報格納枠382は、横方向ほぼ一
杯の幅および縦方向1/2程度の高さを有する矩形の枠
で、その左下角が文字情報格納枠376の左下角と一致
するよう配置され、文字情報格納枠376およびタイト
ル情報格納枠380と重なり合っている。
【0060】なお、各ページのレイアウト領域360
は、いずれも同一のデータ構造となっていてもよいし、
それぞれ異なるデータ構造となっていてもよい。そのデ
ータ構造は、デザイナの設計により定まる。また、これ
らはあくまで論理的な構造であり、実際は座標データ等
によりその構造が定義付けられている。また、ユーザ情
報登録DB40には、ディジタルコンテンツをレイアウ
トする際に、図8に示すように、フローオブジェクトを
管理するためのフロー管理テーブル400が生成・格納
される。図8は、フロー管理テーブル400のデータ構
造を示す図である。
【0061】フロー管理テーブル400は、図8に示す
ように、情報格納枠から溢れたオブジェクトごとに一つ
のレコードを登録するようになっている。各レコード
は、ディジタルコンテンツの記事を特定する記事番号を
登録するフィールド402と、オブジェクトのうち情報
格納枠に格納しきれなかった分の先頭位置(オーバーフ
ロー位置)を登録するフィールド404と、オブジェク
トが最後に溢れた情報格納枠が属するページ番号(オー
バーフロー元のページ番号)を登録するフィールド40
6と、オブジェクトの末尾を格納した情報格納枠が属す
るページ番号(フローオブジェクトの格納ページ番号)
を登録するフィールド408と、フローオブジェクトが
未処理か否かを示す処理済フラグを登録するフィールド
410とを含んで構成されている。
【0062】フロー管理テーブル400によれば、フロ
ーオブジェクトはFIFO(FirstIn First Out)方式
で処理される。すなわち、溢れの回数が1回目のフロー
オブジェクトについては、フロー管理テーブル400の
末尾にそのレコードが登録され、未処理のフローオブジ
ェクトについては、フロー管理テーブル400の先頭か
ら順番に処理される。ただし、未処理のフローオブジェ
クトを処理した結果、新たな情報格納枠にも格納しきれ
ずに再び溢れた場合には、そのフローオブジェクトにつ
いては、例外的にフロー管理テーブル400の先頭にそ
のレコードが登録される。これは、先頭に登録して優先
的に処理することにより、記事の内容が幅広いページ数
にわたって分散配置されるのを防止するためである。
【0063】次に、コンテンツ登録DB42のデータ構
造を図面を参照しながら詳細に説明する。コンテンツ登
録DB42には、図9に示すように、コンテンツ提供端
末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツと、メ
インカテゴリおよびサブカテゴリとカテゴリNo.との対
応関係を示すカテゴリ対応テーブル340とが格納され
ている。図9は、ディジタルコンテンツおよびカテゴリ
No.対応テーブル340のデータ構造を示す図である。
【0064】コンテンツ提供端末S1〜Snから提供され
たディジタルコンテンツには、図9(a)に示すよう
に、記事番号およびカテゴリNo.が付されており、コン
テンツ配信端末100は、そのカテゴリNo.に基づい
て、ディジタルコンテンツをカテゴリごとに分類してコ
ンテンツ登録DB42に登録する。登録の際には、カテ
ゴリNo.対応テーブル340を参照して、記事番号およ
びカテゴリNo.のほか、さらにメインカテゴリおよびサ
ブカテゴリをディジタルコンテンツに付加して登録す
る。また、ディジタルコンテンツは、記事のタイトルを
示すタイトル情報と、記事の画像に関する画像情報と、
記事の文章に関する文字情報とを含んで一つの記事とし
て構成されている。
【0065】カテゴリNo.対応テーブル340には、図
9(b)に示すように、各メインカテゴリおよびサブカ
テゴリごとに一つのレコードが登録されている。各レコ
ードは、カテゴリNo.を登録したフィールド342と、
メインカテゴリを登録したフィールド344と、サブカ
テゴリを登録したフィールド346とを含んで構成され
ている。図9(b)の例では、第1段目のレコードに
は、カテゴリNo.として「1102」が、メインカテゴ
リとして「ワールドニュース」が、サブカテゴリとして
「アメリカ」がそれぞれ登録されており、第6段目のレ
コードには、カテゴリNo.として「2010」が、メイ
ンカテゴリとして「スポーツ」が、サブカテゴリとして
「野球」がそれぞれ登録されている。
【0066】次に、CPU30の構成およびCPU30
で実行される処理を図10および図11を参照しながら
説明する。CPU30は、マイクロプロセッシングユニ
ットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納さ
れている所定のプログラムを起動させ、そのプログラム
に従って、図10および図11のフローチャートに示す
ユーザ登録処理およびコンテンツ配信処理をそれぞれ時
分割で実行するようになっている。
【0067】初めに、ユーザ登録処理を図10を参照し
ながら詳細に説明する。図10は、ユーザ登録処理を示
すフローチャートである。ユーザ登録処理は、アクセス
のあったユーザに対してユーザID等の必要なユーザ情
報の入力を要求し、入力したユーザ情報をユーザプロフ
ァイルテーブル300に登録する処理であって、CPU
30において実行されると、まず、図10に示すよう
に、ステップS100に移行するようになっている。な
お、以下、各ステップでの入力は、すべてユーザとの対
話型通信により行う。
【0068】ステップS100では、メインカテゴリお
よびサブカテゴリを入力し、ステップS102に移行し
て、ユーザIDおよびパスワードを入力し、ステップS
104に移行して、配信先アドレスを入力し、ステップ
S106に移行して、配信日および配信時刻を入力し、
ステップS108に移行する。ステップS108では、
レイアウトNo.を入力し、ステップS110に移行し
て、最大ページ数を入力し、ステップS112に移行し
て、フォントサイズを入力し、ステップS114に移行
して、ステップS100〜S112で入力したユーザ情
報をユーザプロファイルテーブル300に登録し、一連
の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0069】次に、コンテンツ配信処理を図11を参照
しながら詳細に説明する。図11は、コンテンツ配信処
理を示すフローチャートである。コンテンツ配信処理
は、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディ
ジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する処理で
あって、CPU30において実行されると、まず、図1
1に示すように、ステップS200に移行するようにな
っている。なお、以下、各ステップの処理は、ユーザプ
ロファイルテーブル300の一つのレコードについての
処理である。実際には、ユーザプロファイルテーブル3
00に登録されているレコード数だけ各ステップの処理
を実行する。
【0070】ステップS200では、ユーザプロファイ
ルテーブル300から配信日および配信時刻を読み出
し、ステップS202に移行して、読み出した配信日お
よび配信時刻に基づいてディジタルコンテンツを配信す
べき日時であるか否かを判定し、ディジタルコンテンツ
を配信すべき日時であると判定したとき(Yes)は、ステ
ップS204に移行するが、そうでないと判定したとき
(No)は、ステップS200に移行する。
【0071】ステップS204では、ユーザプロファイ
ルテーブル300からカテゴリNo.を読み出し、ステッ
プS206に移行して、読み出したカテゴリNo.をもと
にコンテンツ登録DB42のディジタルコンテンツを検
索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付さ
れたディジタルコンテンツを索出し、ステップS208
に移行する。
【0072】ステップS208では、ユーザプロファイ
ルテーブル300からレイアウトNo.を読み出し、ステ
ップS210に移行して、レイアウトNo.対応テーブル
330を参照して、読み出したレイアウトNo.に対応す
るレイアウト定義ファイルをユーザ情報登録DB40か
ら読み出し、ステップS212に移行して、読み出した
レイアウト定義ファイルに基づいて、ステップS206
で索出したディジタルコンテンツについて出力レイアウ
トを決定してディジタルコンテンツを作成する自動レイ
アウト処理を実行し、ステップS214に移行する。
【0073】ステップS214では、ユーザプロファイ
ルテーブル300から配信先アドレスを読み出し、ステ
ップS216に移行して、読み出した配信先アドレス宛
に、作成したディジタルコンテンツを配信し、一連の処
理を終了して元の処理に復帰させる。次に、上記ステッ
プS212の自動レイアウト処理を図12を参照しなが
ら詳細に説明する。図12は、自動レイアウト処理を示
すフローチャートである。
【0074】自動レイアウト処理は、上記ステップS2
12で実行されると、図12に示すように、まず、ステ
ップS300に移行するようになっている。ステップS
300では、ステップS210で読み出したレイアウト
定義ファイルのレイアウト領域360のうち先頭ページ
のものを処理対象として設定し、ステップS302に移
行して、ページ内に固定的に配置される固定線の位置を
決定し、ステップS304に移行して、ページ内に固定
的に配置される固定文字情報の形状および位置を決定
し、ステップS306に移行して、ページ内に固定的に
配置される固定画像情報の形状および位置を決定し、ス
テップS308に移行する。
【0075】ステップS308では、フローオブジェク
ト格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、ス
テップS310に移行して、所定の優先順位に基づい
て、ステップS206で索出したディジタルコンテンツ
のなかからレイアウト領域360に配置すべき記事を選
択し、ステップS312に移行する。ステップS312
では、ステップS310で選択した選択記事に基づいて
タイトル情報格納枠の形状および位置を決定する処理を
実行し、ステップS314に移行して、選択記事に基づ
いて画像情報格納枠の形状および位置を決定する処理を
実行し、ステップS316に移行して、選択記事に基づ
いて文字情報格納枠の形状および位置を決定する処理を
実行し、ステップS318に移行して、分界線の位置を
決定する処理を実行し、ステップS320に移行する。
【0076】ステップS320では、レイアウト領域3
60内に未処理の情報格納枠が存在するか否かを判定
し、未処理の情報格納枠が存在しないと判定したとき(N
o)は、ステップS322に移行して、ステップS210
で読み出したレイアウト定義ファイルのすべてのページ
についてステップS302〜S320の処理が終了した
か否かを判定し、すべてのページについて処理が終了し
たと判定したとき(Yes)は、ステップS324に移行し
て、未処理のフローオブジェクトを掲載する処理を実行
し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0077】一方、ステップS322で、ステップS2
10で読み出したレイアウト定義ファイルのすべてのペ
ージについてステップS302〜S320の処理が終了
していないと判定したとき(No)は、ステップS326に
移行して、ステップS210で読み出したレイアウト定
義ファイルのレイアウト領域360のうち次のページの
ものを処理対象として設定し、ステップS302に移行
する。
【0078】一方、ステップS320で、レイアウト領
域360内に未処理の情報格納枠が存在すると判定した
とき(Yes)は、ステップS310に移行する。次に、上
記ステップS308のフローオブジェクト格納枠の決定
処理を図13を参照しながら詳細に説明する。図13
は、フローオブジェクト格納枠の決定処理を示すフロー
チャートである。
【0079】フローオブジェクト格納枠の決定処理は、
上記ステップS308で実行されると、図13に示すよ
うに、まず、ステップS400に移行するようになって
いる。ステップS400では、レイアウト領域360内
にフローオブジェクト格納枠が存在するか否かを判定
し、フローオブジェクト格納枠が存在すると判定したと
き(Yes)は、ステップS402に移行するが、そうでな
いと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処
理に復帰させる。
【0080】ステップS402では、フロー管理テーブ
ル400の先頭から順番に検索し、処理済フラグがクリ
アされているレコードが存在するか否かを判定し、処理
済フラグがクリアされているレコードが存在すると判定
したとき(Yes)は、ステップS404に移行して、処理
済フラグがクリアされているレコードを参照してフロー
オブジェクトを読み出し、ステップS406に移行し
て、読み出したフローオブジェクトの情報量を算出し、
ステップS408に移行する。
【0081】ステップS408では、算出した情報量に
基づいてフローオブジェクト格納枠の形状および位置を
決定し、ステップS410に移行して、読み出したフロ
ーオブジェクトをフローオブジェクト格納枠に格納し、
ステップS412に移行する。具体的に、ステップS4
08では、既に形状が決定している他の情報格納枠と重
なり合わないようにフローオブジェクト格納枠の形状お
よび位置を決定する。例えば、既に形状が決定している
他の情報格納枠と重なり合っている場合は、フローオブ
ジェクト格納枠を移動可能な方向に変形・移動すること
により、他の情報格納枠と重なり合わないようにする。
このとき、デザイナが意図したレイアウトをできるだけ
損なわないようにするには、フローオブジェクト格納枠
の変形または移動の度合いが最小となるように変形また
は移動を行うのが好ましい。また、変形または移動の方
向は、動的に決定してもよいし、あらかじめ決定してお
いてもよい。このことは、ステップS506,S60
6,S706の処理において同じである。
【0082】ステップS412では、読み出したフロー
オブジェクトがフローオブジェクト格納枠に格納しきれ
たか否かを判定し、フローオブジェクトがフローオブジ
ェクト格納枠に格納しきれた(フローでない)と判定し
たとき(No)は、ステップS414に移行して、該当のレ
コードにおいて、フローオブジェクトの格納ページ番号
を現在のページ番号に設定するとともに処理済フラグを
セットし、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。
【0083】一方、ステップS412で、読み出したフ
ローオブジェクトがフローオブジェクト格納枠に格納し
きれない(フローである)と判定したとき(Yes)は、ス
テップS416に移行して、フローオブジェクトのうち
フローオブジェクト格納枠に格納しきれなかった分につ
いて溢れ処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理
に復帰させる。
【0084】一方、ステップS402で、処理済フラグ
がクリアされているレコードが存在しないと判定したと
き(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。次に、上記ステップS312のタイトル情報格納枠
の決定処理を図14を参照しながら詳細に説明する。図
14は、タイトル情報格納枠の決定処理を示すフローチ
ャートである。
【0085】タイトル情報格納枠の決定処理は、上記ス
テップS312で実行されると、図14に示すように、
まず、ステップS500に移行するようになっている。
ステップS500では、レイアウト領域360内にタイ
トル情報格納が存在するか否かを判定し、タイトル情報
格納が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS5
02に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、
一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0086】ステップS502では、タイトル情報格納
枠が、形状および位置が確定した他の情報格納枠と重な
り合っているか否かを判定し、形状および位置が確定し
た他の情報格納枠と重なり合っていないと判定したとき
(No)は、ステップS504に移行して、選択記事に含ま
れるタイトル情報の情報量を算出し、ステップS506
に移行する。
【0087】ステップS506では、算出した情報量に
基づいてタイトル情報格納枠の形状および位置を決定
し、ステップS508に移行して、選択記事に含まれる
タイトル情報をタイトル情報格納枠に格納し、一連の処
理を終了して元の処理に復帰させる。一方、ステップS
502で、タイトル情報格納枠が、形状および位置が確
定した他の情報格納枠と重なり合っていると判定したと
き(Yes)は、ステップS514に移行して、タイトル情
報格納枠およびそれに関連する他の情報格納枠(同一内
容の記事を格納することとなる画像情報格納枠または文
字情報格納枠)を削除し、一連の処理を終了して元の処
理に復帰させる。
【0088】次に、上記ステップS314の画像情報格
納枠の決定処理を図15を参照しながら詳細に説明す
る。図15は、画像情報格納枠の決定処理を示すフロー
チャートである。画像情報格納枠の決定処理は、上記ス
テップS314で実行されると、図15に示すように、
まず、ステップS600に移行するようになっている。
【0089】ステップS600では、レイアウト領域3
60内に画像情報格納枠が存在するか否かを判定し、画
像情報格納枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステ
ップS602に移行するが、そうでないと判定したとき
(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS602では、画像情報格納枠が他の情報格納
枠に包含されているか否かを判定し、他の情報格納枠に
包含されていないと判定したとき(No)は、ステップS6
04に移行して、選択記事に含まれる画像情報の情報量
を算出し、ステップS606に移行する。
【0090】ステップS606では、算出した情報量に
基づいて画像情報格納枠の形状および位置を決定し、ス
テップS608に移行して、選択記事に含まれる画像情
報を画像情報格納枠に格納し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。一方、ステップS602で、画像
情報格納枠が他の情報格納枠に包含されていると判定し
たとき(Yes)は、ステップS614に移行して、画像情
報格納枠を削除し、一連の処理を終了して元の処理に復
帰させる。
【0091】次に、上記ステップS316の文字情報格
納枠の決定処理を図16を参照しながら詳細に説明す
る。図16は、文字情報格納枠の決定処理を示すフロー
チャートである。文字情報格納枠の決定処理は、上記ス
テップS316で実行されると、図16に示すように、
まず、ステップS700に移行するようになっている。
【0092】ステップS700では、レイアウト領域3
60内に文字情報格納枠が存在するか否かを判定し、文
字情報格納枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステ
ップS702に移行するが、そうでないと判定したとき
(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS702では、文字情報格納枠が他の情報格納
枠に包含されているか否かを判定し、他の情報格納枠に
包含されていないと判定したとき(No)は、ステップS7
04に移行して、選択記事に含まれる文字情報の情報量
を算出し、ステップS706に移行する。
【0093】ステップS706では、算出した情報量に
基づいて文字情報格納枠の形状および位置を決定し、ス
テップS708に移行して、選択記事に含まれる文字情
報を文字情報格納枠に格納し、ステップS710に移行
する。ステップS710では、選択記事に含まれる文字
情報が文字情報格納枠に格納しきれたか否かを判定し、
文字情報が文字情報格納枠に格納しきれた(フローでな
い)と判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の
処理に復帰させる。
【0094】一方、ステップS710で、選択記事に含
まれる文字情報が文字情報格納枠に格納しきれない(フ
ローである)と判定したとき(Yes)は、ステップS71
2に移行して、文字情報のうち文字情報格納枠に格納し
きれなかった分について溢れ処理を実行し、一連の処理
を終了して元の処理に復帰させる。一方、ステップS7
02で、文字情報格納枠が他の情報格納枠に包含されて
いると判定したとき(Yes)は、ステップS714に移行
して、文字情報格納枠を削除し、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
【0095】次に、上記ステップS318の分界線の決
定処理を図17を参照しながら詳細に説明する。図17
は、分界線の決定処理を示すフローチャートである。分
界線の決定処理は、上記ステップS318で実行される
と、図17に示すように、まず、ステップS800に移
行するようになっている。ステップS800では、レイ
アウト領域360内に分界線が存在するか否かを判定
し、分界線が存在すると判定したとき(Yes)は、ステッ
プS802に移行するが、そうでないと判定したとき(N
o)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0096】ステップS802では、分界線によって分
界すべき情報格納枠がレイアウト領域360内に存在す
るか否かを判定し、分界線によって分界すべき情報格納
枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS80
4に移行して、分界線によって分界すべき情報格納枠の
その分界位置に分界線を設定し、一連の処理を終了して
元の処理に復帰させる。
【0097】一方、ステップS802で、分界線によっ
て分界すべき情報格納枠がレイアウト領域360内に存
在しないと判定したとき(No)は、ステップS806に移
行して、分界線を削除し、一連の処理を終了して元の処
理に復帰させる。次に、上記ステップS416,S51
2,S612,S712のフロー処理を図18を参照し
ながら詳細に説明する。図18は、フロー処理を示すフ
ローチャートである。
【0098】フロー処理は、上記ステップS416,S
512,S612,S712で実行されると、図18に
示すように、まず、ステップS900に移行するように
なっている。ステップS900では、オブジェクトのう
ち情報格納枠に格納しきれなかった分の先頭位置を算出
し、ステップS902に移行して、同一記事番号のフロ
ーオブジェクトがフロー管理テーブル400に既に登録
されているか否かを判定し、登録されていないと判定し
たとき(No)は、ステップS904に移行して、フローオ
ブジェクトについてのレコードを生成し、生成したレコ
ードをフロー管理テーブル400の末尾に登録し、一連
の処理を終了して元の処理に復帰させる。具体的に、ス
テップS904では、オーバーフロー位置をステップS
900で算出した先頭位置に設定し、記事番号をフロー
オブジェクトのものに設定し、オーバーフロー元のペー
ジ番号を現在のページ番号に設定し、処理済フラグをク
リアすることにより、フローオブジェクトについてのレ
コードを生成する。このことは、ステップS906の処
理において同じである。
【0099】一方、ステップS902で、同一記事番号
のフローオブジェクトがフロー管理テーブル400に既
に登録されていると判定したとき(Yes)は、ステップS
906に移行して、フローオブジェクトについてのレコ
ードを生成し、既に登録されているレコードを削除する
とともに、生成したレコードをフロー管理テーブル40
0の先頭に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復
帰させる。
【0100】次に、上記ステップS324の未処理フロ
ーオブジェクトの処理を図19を参照しながら詳細に説
明する。図19は、未処理フローオブジェクトの処理を
示すフローチャートである。未処理フローオブジェクト
の処理は、上記ステップS324で実行されると、図1
9に示すように、まず、ステップS1000に移行する
ようになっている。
【0101】ステップS1000では、フロー管理テー
ブル400の先頭から順番に検索し、処理済フラグがク
リアされているレコードが存在するか否かを判定し、処
理済フラグがクリアされているレコードが存在すると判
定したとき(Yes)は、ステップS1002に移行する
が、そうでないと判定したとき(No)は、一連の処理を終
了して元の処理に復帰させる。
【0102】ステップS1002では、新たなページの
レイアウト領域360を追加し、ステップS1004に
移行して、ステップS308と同様に、フローオブジェ
クト格納枠の形状および位置を決定する処理を実行し、
ステップS1006に移行して、ステップS318と同
様に、分界線の位置を決定する処理を実行し、ステップ
S1008に移行する。
【0103】ステップS1008では、レイアウト領域
360内に未処理の情報格納枠が存在するか否かを判定
し、未処理の情報格納枠が存在すると判定したとき(Ye
s)は、ステップS1004に移行するが、そうでないと
判定したとき(No)は、ステップS1000に移行する。
次に、上記実施の形態の動作を説明する。
【0104】まず、ディジタルコンテンツを配信するた
めに必要な情報を登録する場合を説明する。ユーザがデ
ィジタルコンテンツの配信を希望する場合、ユーザは、
ユーザ端末200において、WWWブラウザによりコン
テンツ配信端末100にアクセスし、ユーザ登録要求を
入力する。
【0105】ユーザ端末200では、ユーザ登録要求が
入力されると、コンテンツ配信端末100との通信によ
り、必要なユーザ情報を入力すべき要求がユーザに対し
て行われる。ここで、ユーザは、その入力要求に応じ
て、ユーザ情報として、メインカテゴリ、サブカテゴ
リ、ユーザID、パスワード、配信先アドレス、配信
日、配信時刻、レイアウトNo.、最大ページ数、フォン
トサイズを入力すると、それらユーザ情報がコンテンツ
配信端末100に送信される。
【0106】コンテンツ配信端末100では、登録要求
に伴ってユーザ情報を受信すると、ステップS100〜
S114を経て、受信したユーザ情報がユーザプロファ
イルテーブル300に登録される。次に、ユーザプロフ
ァイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツ
を配信する場合を説明する。
【0107】コンテンツ配信端末100では、ユーザプ
ロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテ
ンツを配信すべき日時になると、ステップS204,S
20を経て、ユーザプロファイルテーブル300からカ
テゴリNo.が読み出され、読み出されたカテゴリNo.をも
とにコンテンツ登録DB42のディジタルコンテンツを
検索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付
されたディジタルコンテンツが索出される。次いで、ス
テップS208〜S212を経て、ユーザプロファイル
テーブル300からレイアウトNo.が読み出され、レイ
アウトNo.対応テーブル330を参照して、読み出され
たレイアウトNo.に対応するレイアウト定義ファイルが
ユーザ情報登録DB40から読み出され、読み出された
レイアウト定義ファイルに基づいて、索出されたディジ
タルコンテンツについて出力レイアウトが決定されてデ
ィジタルコンテンツが作成される。
【0108】レイアウトの過程を、図6の基本的なレイ
アウトを用いてレイアウトを行う場合を例にとって、図
20を参照しながら詳細に説明する。図20は、図6の
基本的なレイアウトに基づいてレイアウトを行う一例を
説明するための図である。レイアウトの過程では、ステ
ップS300〜S310を経て、固定線の位置、固定文
字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状お
よび位置がその順で決定され、所定の優先順位に基づい
て、ステップS206で索出されたディジタルコンテン
ツのなかからレイアウト領域360に配置すべき記事が
選択される。
【0109】次いで、選択記事にタイトル情報が含まれ
ている場合には、レイアウト領域360内にタイトル情
報格納枠362が存在するので、ステップS312を経
て、選択記事に基づいてタイトル情報格納枠362の形
状および位置を決定する処理が実行される。このタイト
ル情報格納枠の決定処理では、ステップS500〜S5
08を経て、選択記事に含まれるタイトル情報の情報量
が算出され、算出された情報量に基づいてタイトル情報
格納枠362の形状および位置が決定され、選択記事に
含まれるタイトル情報がタイトル情報格納枠362に格
納される。図20の例のように、タイトルが比較的短い
場合は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォル
トのタイトル情報格納枠362を上方向に変形する。
【0110】次いで、選択記事に画像情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に画像情報格納枠
364が存在するので、ステップS314を経て、選択
記事に基づいて画像情報格納枠364の形状および位置
を決定する処理が実行される。この画像情報格納枠の決
定処理では、ステップS600〜S608を経て、選択
記事に含まれる画像情報の情報量が算出され、算出され
た情報量に基づいて、他の情報格納枠と重なり合わない
ように画像情報格納枠364の形状および位置が決定さ
れ、選択記事に含まれる画像情報が画像情報格納枠36
4に格納される。図20の例のように、画像の高さが幅
に比して大きくかつ右寄せの指定がある場合は、タイト
ル情報格納枠362と重なり合わない最小限の位置まで
デフォルトの画像情報格納枠364を下方向(または可
能であれば上方向)に変形した上で、その変形後の位置
を上方向の移動上限として、画像情報格納枠364を、
画像のアスペクト比を保持しつつ右方向に変形する。こ
れにより、画像のアスペクト比を保持しつつ、許容し得
る最大のサイズで画像を掲載することができる。
【0111】次いで、選択記事にさらに画像情報が含ま
れている場合には、レイアウト領域360内に画像情報
格納枠368が存在するので、上記同様の要領で、ステ
ップS600〜S608を経て、選択記事に含まれる画
像情報が画像情報格納枠368に格納される。図20の
例のように、画像の幅が高さに比して大きい場合は、画
像情報格納枠368を、そのデフォルトの幅および画像
のアスペクト比を保持しつつ下方向(または上方向)に
変形する。
【0112】次いで、選択記事に文字情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠
366が存在するので、ステップS316を経て、選択
記事に基づいて文字情報格納枠366の形状および位置
を決定する処理が実行される。この文字情報格納枠の決
定処理では、ステップS700〜S710を経て、他の
情報格納枠と重なり合わないように選択記事に含まれる
文字情報の情報量が算出され、算出された情報量に基づ
いて、文字情報格納枠366の形状および位置が決定さ
れ、選択記事に含まれる文字情報が文字情報格納枠36
6に格納される。図20の例のように、文字情報格納枠
366の右上部分が画像情報格納枠364と重なり合っ
ている場合は、文字情報格納枠366は、画像情報格納
枠364と重なり合う部分とそうでない部分とで上下2
つの枠に分割される。分割された文字情報格納枠366
のうち上側部分は、その位置を下方向および左方向の移
動上限として、画像情報格納枠364と重なり合わない
最小限の位置まで左方向に変形するとともに、タイトル
情報格納枠362と重なり合わない最小限の位置まで下
方向(または可能であれば上方向)に変形する。また、
分割された文字情報格納枠366のうち下側部分は、そ
の位置を上方向の移動上限として、画像情報格納枠36
8と重なり合わない最小限の位置まで上方向に変形す
る。そして、選択記事に含まれる文字情報は、まず、分
割された文字情報格納枠366のうち上側部分に格納さ
れ、格納しきれなかった分は、分割された文字情報格納
枠366のうち下側部分に格納される。これにより、他
の情報格納枠と重なり合っても文字情報格納枠366を
分割することで文字情報を効率的に格納することができ
るとともに、分割しても枠間の内容の連続性を保つこと
ができる。
【0113】そして、選択記事にさらに文字情報が含ま
れている場合には、レイアウト領域360内に文字情報
格納枠370が存在するので、上記同様の要領で、ステ
ップS700〜S710を経て、選択記事に含まれる文
字情報が文字情報格納枠370に格納される。図20の
例のように、文字情報の文字数が十分にある場合は、文
字情報格納枠370が変形せずデフォルトのままで取り
扱われる。
【0114】なお、図20の例では、フローオブジェク
トが存在しないので、フローオブジェクト格納枠372
は削除される。次に、レイアウトの過程を、図6の基本
的なレイアウトを用いてレイアウトを行う場合を例にと
って、図21を参照しながら詳細に説明する。図21
は、図6の基本的なレイアウトに基づいてレイアウトを
行う他の一例を説明するための図である。
【0115】レイアウトの過程では、ステップS300
〜S310を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状
および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がそ
の順で決定され、所定の優先順位に基づいて、ステップ
S206で索出されたディジタルコンテンツのなかから
レイアウト領域360に配置すべき記事が選択される。
【0116】次いで、フローオブジェクトが存在する場
合には、レイアウト領域360内にフローオブジェクト
格納枠372が存在するので、ステップS308を経
て、フローオブジェクト格納枠372の形状および位置
を決定する処理が実行される。このフローオブジェクト
格納枠の決定処理では、ステップS400〜S412を
経て、フローオブジェクトが読み出され、読み出された
フローオブジェクトの情報量が算出され、算出された情
報量に基づいてフローオブジェクト格納枠372の形状
および位置が決定され、読み出されたフローオブジェク
トがフローオブジェクト格納枠372に格納される。図
21の例のように、フローオブジェクトが画像情報であ
り、画像の幅が高さに比して大きい場合は、フローオブ
ジェクト格納枠372を、画像のアスペクト比を保持し
つつ下方向(または上方向)に変形する。
【0117】次いで、選択記事にタイトル情報が含まれ
ている場合には、レイアウト領域360内にタイトル情
報格納枠362が存在するので、上記同様の要領で、ス
テップS500〜S508を経て、選択記事に含まれる
タイトル情報がタイトル情報格納枠362に格納され
る。図21の例のように、タイトルが比較的長い場合
は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォルトの
タイトル情報格納枠362を下方向に変形する。
【0118】次いで、選択記事に画像情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に画像情報格納枠
364が存在するので、上記同様の要領で、ステップS
600〜S608を経て、選択記事に含まれる画像情報
が画像情報格納枠364に格納される。図21の例のよ
うに、画像の幅が高さに比して大きい場合は、タイトル
情報格納枠362と重なり合わない最小限の位置までデ
フォルトの画像情報格納枠364を下方向に変形した上
で、その変形後の位置を上方向の移動上限として、画像
情報格納枠364を、画像のアスペクト比を保持しつつ
上方向に変形する。
【0119】次いで、選択記事にさらに画像情報が含ま
れている場合には、レイアウト領域360内に画像情報
格納枠368が存在するので、上記同様の要領で、ステ
ップS600〜S608を経て、選択記事に含まれる画
像情報が画像情報格納枠368に格納される。図21の
例のように、画像の幅が高さに比して大きい場合は、画
像情報格納枠368を、そのデフォルトの幅および画像
のアスペクト比を保持しつつ下方向(または上方向)に
変形する。
【0120】次いで、選択記事に文字情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠
366が存在するので、上記同様の要領で、ステップS
700〜S710を経て、選択記事に含まれる文字情報
が文字情報格納枠366に格納される。図21の例で
は、画像情報格納枠364,368と重なり合わない最
小限の位置までデフォルトの文字情報格納枠366を下
方向および上方向に変形した上で、その変形後の位置を
上方向の移動上限として、文字情報がちょうど収まるよ
うに文字情報格納枠366を上方向に変形する。
【0121】そして、選択記事にさらに文字情報が含ま
れている場合には、レイアウト領域360内に文字情報
格納枠370が存在するので、上記同様の要領で、ステ
ップS700〜S710を経て、選択記事に含まれる文
字情報が文字情報格納枠370に格納される。図21の
例では、タイトル情報格納枠362およびフローオブジ
ェクト格納枠372と重なり合わない最小限の位置まで
デフォルトの文字情報格納枠370を下方向および上方
向に変形した上で、文字情報がちょうど収まるように文
字情報格納枠370を上方向に変形する。
【0122】以上により、図6の基本的なレイアウトを
用いてレイアウトを行う場合においては、図20のレイ
アウト結果および図21のレイアウト結果を比較する
と、掲載する記事の情報量がそれぞれ異なっているにも
かかわらず、いずれも、図6の基本的なレイアウトをあ
る程度継承していることが分かる。次に、レイアウトの
過程を、図7の基本的なレイアウトを用いてレイアウト
を行う場合を例にとって、図22を参照しながら詳細に
説明する。図22は、図7の基本的なレイアウトに基づ
いてレイアウトを行う一例を説明するための図である。
【0123】レイアウトの過程では、ステップS300
〜S310を経て、固定線の位置、固定文字情報の形状
および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がそ
の順で決定され、所定の優先順位に基づいて、ステップ
S206で索出されたディジタルコンテンツのなかから
レイアウト領域360に配置すべき記事が選択される。
【0124】次いで、選択記事にタイトル情報が含まれ
ている場合には、レイアウト領域360内にタイトル情
報格納枠374が存在するので、上記同様の要領で、ス
テップS500〜S508を経て、選択記事に含まれる
タイトル情報がタイトル情報格納枠374に格納され
る。図22の例のように、タイトルが比較的短い場合
は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォルトの
タイトル情報格納枠374を上方向に変形する。
【0125】次いで、選択記事に文字情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠
376が存在するので、上記同様の要領で、ステップS
700〜S710を経て、選択記事に含まれる文字情報
が文字情報格納枠376に格納される。図22の例で
は、タイトル情報格納枠374と重なり合わない最小限
の位置までデフォルトの文字情報格納枠376を下方向
(または可能であれば上方向)に変形した上で、文字情
報がちょうど収まるように文字情報格納枠376を上方
向に変形する。
【0126】ここで、レイアウト領域360内には、ま
だ未処理の情報格納枠380,382が存在するので、
ステップS310を経て、所定の優先順位に基づいて、
ステップS206で索出されたディジタルコンテンツの
なかからレイアウト領域360に配置すべき新たな記事
が選択される。次いで、選択記事にタイトル情報が含ま
れている場合には、レイアウト領域360内にタイトル
情報格納枠380が存在するので、上記同様の要領で、
ステップS500〜S508を経て、選択記事に含まれ
るタイトル情報がタイトル情報格納枠380に格納され
る。図22の例のように、タイトルが比較的短い場合
は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォルトの
タイトル情報格納枠380を上方向に変形する。
【0127】次いで、選択記事に文字情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠
382が存在するので、上記同様の要領で、ステップS
700〜S710を経て、選択記事に含まれる文字情報
が文字情報格納枠382に格納される。図22の例で
は、タイトル情報格納枠380と重なり合わない最小限
の位置までデフォルトの文字情報格納枠382を下方向
(または可能であれば上方向)に変形した上で、文字情
報がちょうど収まるように文字情報格納枠376を上方
向に変形する。
【0128】そして、レイアウト領域360内に分界線
378が存在するので、ステップS318を経て、分界
線378の位置を決定する処理が実行される。この分界
線の決定処理では、ステップS800〜S804を経
て、分界線378によって分界すべき情報格納枠38
0,382がレイアウト領域360内に存在するので、
分界線378によって分界すべき情報格納枠380,3
82のその分界位置に分界線378が設定される。図2
2の例では、文字情報格納枠376とタイトル情報格納
枠380との間に分界線378が配置される。
【0129】次に、レイアウトの過程を、図7の基本的
なレイアウトを用いてレイアウトを行う場合を例にとっ
て、図23を参照しながら詳細に説明する。図23は、
図7の基本的なレイアウトに基づいてレイアウトを行う
他の一例を説明するための図である。レイアウトの過程
では、ステップS300〜S310を経て、固定線の位
置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情
報の形状および位置がその順で決定され、所定の優先順
位に基づいて、ステップS206で索出されたディジタ
ルコンテンツのなかからレイアウト領域360に配置す
べき記事が選択される。
【0130】次いで、選択記事にタイトル情報が含まれ
ている場合には、レイアウト領域360内にタイトル情
報格納枠374が存在するので、上記同様の要領で、ス
テップS500〜S508を経て、選択記事に含まれる
タイトル情報がタイトル情報格納枠374に格納され
る。図23の例のように、タイトルが比較的長い場合
は、タイトル情報がちょうど収まるようにデフォルトの
タイトル情報格納枠374を下方向に変形する。
【0131】次いで、選択記事に文字情報が含まれてい
る場合には、レイアウト領域360内に文字情報格納枠
376が存在するので、上記同様の要領で、ステップS
700〜S710を経て、選択記事に含まれる文字情報
が文字情報格納枠376に格納される。図23の例のよ
うに、文字情報の文字数が比較的長い場合は、タイトル
情報格納枠374と重なり合わない最小限の位置までデ
フォルトの文字情報格納枠376を下方向に変形した上
で、文字情報がちょうど収まるように文字情報格納枠3
76を上方向に変形する。
【0132】ここで、レイアウト領域360内には、ま
だ未処理の情報格納枠380,382が存在するが、タ
イトル情報格納枠380が、形状および位置が確定した
文字情報格納枠376と重なり合っているので、ステッ
プS502,S514を経て、タイトル情報格納枠38
0および文字情報格納枠382が削除される。これに伴
って、ステップS800,S802,S806を経て、
分界線378によって分界すべき情報格納枠380,3
82がレイアウト領域360内に存在しないこととなる
ので、分界線378が削除される。
【0133】以上により、図7の基本的なレイアウトを
用いてレイアウトを行う場合においては、図22のレイ
アウト結果および図23のレイアウト結果を比較する
と、掲載する記事の情報量がそれぞれ異なっているにも
かかわらず、いずれも、図7の基本的なレイアウトをあ
る程度継承していることが分かる。なお、このようにデ
ィジタルコンテンツの出力レイアウトが決定されると、
ステップS222,S224を経て、ユーザプロファイ
ルテーブル300から配信先アドレスが読み出され、読
み出された配信先アドレス宛に、作成されたディジタル
コンテンツが配信される。
【0134】また、レイアウトの過程で情報格納枠に格
納しきれずに溢れた場合には、溢れの回数が1回目のフ
ローオブジェクトについては、ステップS900〜S9
04を経て、フロー管理テーブル400の末尾にそのレ
コードが登録される。そして、未処理のフローオブジェ
クトについては、ステップS400〜S412を経て、
フロー管理テーブル400の先頭から順番に処理されて
いく。ただし、未処理のフローオブジェクトを処理した
結果、新たな情報格納枠にも格納しきれずに再び溢れた
場合には、そのフローオブジェクトについては、ステッ
プS900,S902,S906を経て、例外的にフロ
ー管理テーブル400の先頭にそのレコードが登録され
る。
【0135】また、ステップS210で読み出されたレ
イアウト定義ファイルのすべてのページについてレイア
ウト領域360を処理した後に、未処理のフローオブジ
ェクトが存在する場合には、未処理のフローオブジェク
トが存在しなくなるまで、ステップS1002〜S10
08を繰り返し経て、新たなページのレイアウト領域3
60が追加され、フローオブジェクト格納枠の形状およ
び位置を決定する処理が実行され、分界線の位置を決定
する処理が実行される。
【0136】このようにして、本実施の形態では、コン
テンツ配信端末100は、例えば、図6の基本的なレイ
アウトにおいて、文字情報格納枠366,370に文字
情報が格納しきれないときは、文字情報格納枠366,
370が属するページよりも後方のページに属するフロ
ーオブジェクト格納枠にフローオブジェクトを格納する
ようになっている。
【0137】これにより、文字情報が大きく文字情報格
納枠366,370に格納しきれない場合は、フローオ
ブジェクトが他のフローオブジェクト格納枠に格納され
るので、文字情報格納枠366,370の形状等が文字
情報の大きさによって影響される可能性が少なくなると
ともに、いずれの文字情報格納枠についても文字情報の
掲載がその大きさによらず可能となる。したがって、従
来に比して、文字情報の内容、情報量、論理構造によっ
て、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性
を低減することができるとともに、情報の掲載順序に関
して自由度を比較的向上することができる。
【0138】また、文字情報の後段部分(フローオブジ
ェクト)が前段部分よりも後方のページに配置されるこ
ととなるので、比較的見やすい出力レイアウトでディジ
タルコンテンツを作成することができる。さらに、本実
施の形態では、コンテンツ配信端末100は、例えば、
図6の基本的なレイアウトにおいて、文字情報格納枠3
66,370に文字情報が格納しきれないときは、フロ
ーオブジェクトについての記事番号およびオーバーフロ
ー位置をフロー管理テーブル400に登録し、フローオ
ブジェクトをフローオブジェクト格納枠に格納するとき
は、記事番号およびオーバーフロー位置をフロー管理テ
ーブル400から読み出し、読み出した記事番号および
オーバーフロー位置に基づいて、フローオブジェクト格
納枠にフローオブジェクトを格納するようになってい
る。
【0139】これにより、フローオブジェクトをある程
度規則的に配置することができるので、さらに見やすい
出力レイアウトでディジタルコンテンツを作成すること
ができる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信
端末100は、フロー管理テーブル400への登録をそ
の末尾から行い、フロー管理テーブル400からの読出
をその先頭から行うようになっている。
【0140】これにより、フローオブジェクトをより規
則的に配置することができるので、さらに見やすい出力
レイアウトでディジタルコンテンツを作成することがで
きる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末
100は、同一の文字情報についてフロー管理テーブル
400への登録が2回目以降のフローオブジェクトにつ
いては、フロー管理テーブル400への登録をその先頭
から行うようになっている。
【0141】これにより、同一の文字情報について登録
が2回目以降のフローオブジェクトを優先的に処理する
ことができるので、文字情報の内容が幅広いページ数に
わたって分散配置されるのをある程度防止することがで
きる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末
100は、フローオブジェクトの末尾をフローオブジェ
クト格納枠に格納したときは、処理済フラグをセット
し、フローオブジェクトをフローオブジェクト格納枠に
格納するときは、処理済フラグがクリアされているレコ
ードの記事番号およびオーバーフロー位置をフロー管理
テーブル400から読み出すようになっている。
【0142】これにより、フロー管理テーブル400を
用いたフローオブジェクトの処理が比較的容易となる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100
は、レイアウト定義ファイルにより定義されるすべての
レイアウト領域360に記事を配置した場合に、未処理
のフローオブジェクトが存在するときは、新たなレイア
ウト領域360を追加し、追加した新たなレイアウト領
域360にフローオブジェクト格納枠を配置し、配置し
たフローオブジェクト格納枠に未処理のフローオブジェ
クトを格納するようになっている。
【0143】これにより、掲載すべきディジタルコンテ
ンツの漏れを少なくすることができる。さらに、本実施
の形態では、コンテンツ配信端末100は、未処理のフ
ローオブジェクトが存在しなくなるまで、新たなレイア
ウト領域360の追加、フローオブジェクトの配置およ
びフローオブジェクトの格納を繰り返し行うようになっ
ている。
【0144】これにより、掲載すべきディジタルコンテ
ンツの漏れをさらに少なくすることができる。さらに、
本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、例え
ば、図6の基本的なレイアウトにおいてタイトル情報格
納枠362と画像情報格納枠364とに着目すると、タ
イトル情報格納枠362に格納する掲載情報の情報量に
基づいて、タイトル情報格納枠362の形状および位置
を決定し、決定した形状および位置に基づいて、タイト
ル情報格納枠362と重なり合う画像情報格納枠364
の形状および位置を決定するようになっている。
【0145】これにより、タイトル情報格納枠362
は、レイアウト定義ファイルでのレイアウトを基礎とし
てレイアウトが決定され、画像情報格納枠362は、レ
イアウト定義ファイルでのレイアウトを基礎としつつ、
タイトル情報格納枠362のレイアウト結果に依存して
レイアウトが決定されるので、最終的なレイアウト結果
は、レイアウト定義ファイルにより定義された基本的な
レイアウトをある程度継承することができる。また、掲
載情報の情報量によってタイトル情報格納枠362およ
び画像情報格納枠362の形状および位置が決定される
ので、掲載情報の情報量によらず掲載が可能となる。し
たがって、従来に比して、掲載情報の内容、情報量、論
理構造によって、デザイナが意図したレイアウトが損な
われる可能性を低減することができるとともに、情報の
掲載順序に関して自由度を比較的向上することができ
る。
【0146】もちろん、これらの関係は、図6の基本レ
イアウトにおいて、タイトル情報格納枠362と画像情
報格納枠364との間に限らず、タイトル情報格納枠3
62、画像情報格納枠364,368、文字情報格納枠
366,370およびフローオブジェクト格納枠372
との他の相互間についても同様に成立する。また、図7
の基本レイアウトにおいては、タイトル情報格納枠37
4,380および文字情報格納枠376,382の相互
間について同様に成立する。
【0147】さらに、本実施の形態では、コンテンツ配
信端末100は、例えば、図6の基本的なレイアウトに
おいてタイトル情報格納枠362と画像情報格納枠36
4とに着目すると、図6のレイアウト定義ファイルは、
タイトル情報格納枠362と画像情報格納枠364と
を、それらの一部を重ね合わせてレイアウト領域360
に配置した状態を定義したものである。
【0148】これにより、画像情報格納枠364に関す
る変更のうちタイトル情報格納枠362のレイアウト結
果に依存した変更の度合いが平均的になることが期待で
きるので、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる
可能性をさらに低減することができる。もちろん、これ
らの関係は、図6の基本的なレイアウトにおいて、タイ
トル情報格納枠362と画像情報格納枠364との間に
限らず、タイトル情報格納枠362と文字情報格納枠3
66,370との間、画像情報格納枠364と文字情報
格納枠366との間、文字情報格納枠366と画像情報
格納枠368との間、および文字情報格納枠370とフ
ローオブジェクト格納枠372との間についても同様に
成立する。また、図7の基本レイアウトにおいては、タ
イトル情報格納枠374と文字情報格納枠376との
間、およびタイトル情報格納枠380と文字情報格納枠
376,382との間について同様に成立する。
【0149】さらに、本実施の形態では、コンテンツ配
信端末100は、例えば、図6の基本的なレイアウトに
おいて、掲載情報を格納するのに必要最小限の大きさと
なるように、タイトル情報格納枠362、画像情報格納
枠364,368、文字情報格納枠366,370およ
びフローオブジェクト格納枠372の形状を決定するよ
うになっている。
【0150】これにより、各情報格納枠362〜372
に掲載情報を効率的に格納することができる。さらに、
本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、例え
ば、図6の基本的なレイアウトにおいてタイトル情報格
納枠362と画像情報格納枠364とに着目すると、タ
イトル情報格納枠362の形状を決定した結果、画像情
報格納枠364がタイトル情報格納枠362に包含され
ることとなったときは、画像情報格納枠364を削除す
るようになっている。
【0151】これにより、画像情報格納枠364がタイ
トル情報格納枠362に包含され、画像情報格納枠36
4に関する変更のうちタイトル情報格納枠362のレイ
アウト結果に依存した変更の度合いが大きいと思われる
ときは、画像情報格納枠364が削除されるので、デザ
イナが意図したレイアウトが損なわれる可能性をさらに
低減することができる。
【0152】もちろん、これらの関係は、図6の基本レ
イアウトにおいて、タイトル情報格納枠362と画像情
報格納枠364との間に限らず、タイトル情報格納枠3
62、画像情報格納枠364,368、文字情報格納枠
366,370およびフローオブジェクト格納枠372
との他の相互間についても同様に成立する。また、図7
の基本レイアウトにおいては、タイトル情報格納枠37
4,380および文字情報格納枠376,382の相互
間について同様に成立する。
【0153】さらに、本実施の形態では、コンテンツ配
信端末100は、例えば、図7の基本的なレイアウトに
おいて文字情報格納枠376とタイトル情報格納枠38
0とに着目すると、文字情報格納枠376およびタイト
ル情報格納枠380の形状および位置を決定した結果、
タイトル情報格納枠380が文字情報格納枠376と重
なり合わないこととなったときは、文字情報格納枠37
6とタイトル情報格納枠380との分界位置に分界線3
78を設定し、それ以外のときは、分界線378を削除
するようになっている。
【0154】これにより、文字情報格納枠376および
タイトル情報格納枠380が適切に配置されたときの
み、文字情報格納枠376とタイトル情報格納枠380
とが分界線378によって分界されるので、比較的見や
すい出力レイアウトでディジタルコンテンツを作成する
ことができる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ
配信端末100は、例えば、図6の基本的なレイアウト
において、タイトル情報格納枠362、画像情報格納枠
364,368および文字情報格納枠366,370の
順番で、その情報格納枠の形状および位置を決定するよ
うになっている。
【0155】これにより、レイアウトを重視すべき順番
でレイアウトを決定することができるので、比較的見や
すい出力レイアウトでディジタルコンテンツを作成する
ことができる。さらに、本実施の形態では、コンテンツ
配信端末100は、例えば、図7の基本的なレイアウト
において、タイトル情報格納枠380が、形状および位
置が確定した他の情報格納枠と重なり合うときは、タイ
トル情報格納枠380およびそれに関連する文字情報格
納枠382を削除するようになっている。
【0156】これにより、比較的目に付きやすいタイト
ル情報格納枠380の位置を変更してまで情報が掲載さ
れることはないので、デザイナが意図したレイアウトが
損なわれる可能性をさらに低減することができる。さら
に、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、
ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディ
ジタルコンテンツをコンテンツ登録DB42のなかから
索出するようになっている。
【0157】これにより、ディジタルコンテンツの選択
に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参
照されることから、ユーザの希望に比較的沿った内容の
ディジタルコンテンツを作成することができる。さら
に、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、
ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディ
ジタルコンテンツの出力レイアウトを決定してディジタ
ルコンテンツを作成するようになっている。
【0158】これにより、出力レイアウトの決定に関し
てユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照され
ることから、ユーザの希望に比較的沿った出力レイアウ
トでディジタルコンテンツを作成することができる。上
記実施の形態において、フローオブジェクトは、請求項
1ないし4、6ないし11または14記載の溢れ掲載情
報に対応し、記事番号は、請求項4または7記載の識別
情報に対応し、オーバーフロー位置は、請求項4または
7記載の先頭位置情報に対応し、処理済フラグは、請求
項7記載の処理済情報に対応している。また、レイアウ
ト定義ファイルは、請求項8記載のレイアウト定義情報
に対応し、コンテンツ登録DB42は、請求項1または
12記載のコンテンツ記憶手段に対応し、ユーザ情報登
録DB40は、請求項12若しくは13記載のユーザ情
報記憶手段、請求項4記載のテーブル記憶手段、または
請求項8記載のレイアウト定義情報記憶手段に対応して
いる。
【0159】また、上記実施の形態において、ステップ
S204,S206は、請求項1、12または13記載
のコンテンツ選択手段に対応し、ステップS208〜S
212は、請求項1ないし9、11、13または14記
載のコンテンツ作成手段に対応し、フローオブジェクト
格納枠は、請求項10または11記載の溢れ専用情報格
納枠に対応している。
【0160】なお、上記実施の形態においては、フロー
オブジェクトとして文字情報を取り扱うように構成した
が、これに限らず、タイトル情報または画像情報を取り
扱うように構成してもよい。なお、タイトル情報または
画像情報は、タイトル情報格納枠または画像情報格納枠
から溢れることが望ましくないので、文字情報のような
溢れ処理はむしろ行わない方がレイアウトの面で好適な
場合がある。
【0161】また、上記実施の形態においては、レイア
ウトの過程で情報格納枠に格納しきれずに溢れた場合に
は、溢れが発生した情報格納枠に対して、溢れたことを
示す表示を行うように構成しなかったが、これに限ら
ず、溢れが発生した情報格納枠に、そのフローオブジェ
クトを参照するための案内情報(例えば、フローオブジ
ェクト格納枠が3ページにある場合は、「Continued To
Page 3」)を格納するように構成してもよい。さらに
この場合、そのフローオブジェクトを格納したフローオ
ブジェクト格納枠へのリンク先を示すリンク先情報を案
内情報と併せて格納するように構成してもよい。これに
より、ディジタルコンテンツの配信を受けたユーザは、
案内情報をマウス等でクリックすると、リンク先情報に
基づいて、そのフローオブジェクトの配置位置に相当す
る箇所にジャンプし、参照することができる。
【0162】また、上記実施の形態においては、レイア
ウトの過程で情報格納枠に格納しきれずに溢れた場合に
は、そのフローオブジェクトを格納したフローオブジェ
クト格納枠に対して、溢れたことを示す表示を行うよう
に構成しなかったが、これに限らず、そのフローオブジ
ェクトを格納したフローオブジェクト格納枠に、溢れが
発生した情報格納枠のオブジェクトを参照するための案
内情報(例えば、溢れが発生した情報格納枠が1ページ
にある場合は、「Continued From Page 1」)を格納す
るように構成してもよい。さらにこの場合、溢れが発生
した情報格納枠へのリンク先を示すリンク先情報を案内
情報と併せて格納するように構成してもよい。これによ
り、ディジタルコンテンツの配信を受けたユーザは、案
内情報をマウス等でクリックすると、リンク先情報に基
づいて、溢れが発生した情報格納枠のオブジェクトの配
置位置に相当する箇所にジャンプし、参照することがで
きる。
【0163】また、上記実施の形態においては、例え
ば、図6の基本的なレイアウトにおいて、文字情報格納
枠366,370に文字情報が格納しきれないときは、
文字情報格納枠366,370が属するページよりも後
方のページに属するフローオブジェクト格納枠にフロー
オブジェクトを格納するように構成したが、これに限ら
ず、文字情報格納枠366,370が属するページと同
一のページまたは必要があればそれよりも前方のページ
に属するフローオブジェクト格納枠にフローオブジェク
トを格納するように構成してもよい。
【0164】また、上記実施の形態においては、タイト
ル情報格納枠、画像情報格納枠および文字情報格納枠の
順番で、その情報格納枠の形状および位置を決定するよ
うに構成したが、これに限らず、任意の順番で、情報格
納枠の形状および位置を決定するように構成してもよ
い。また、形状および位置の決定順序をユーザ情報とし
てユーザプロファイルテーブル300に登録しておいて
もよい。
【0165】また、上記実施の形態においては、情報格
納枠の形状および位置を動的に決定しながらレイアウト
を行うように構成したが、これに限らず、レイアウト領
域360内のすべての情報格納枠に一旦情報を格納して
から、各情報格納枠の形状および位置を決定することに
よりレイアウトを行うように構成してもよい。また、上
記実施の形態においては、ユーザ情報に基づいて、ディ
ジタルコンテンツの出力レイアウトを決定するように構
成したが、これに限らず、ディジタルコンテンツに含ま
れる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文
字情報の量に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レ
イアウトを決定するように構成してもよい。
【0166】これにより、ディジタルコンテンツに含ま
れる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文
字情報の量が多かったり、また逆に少なかったりして
も、比較的見やすい出力レイアウトにすることができ
る。また、上記実施の形態においては、ステップS21
2のレイアウト処理をコンテンツ配信端末100で実行
するように構成したが、これに限らず、それらレイアウ
ト処理をユーザ端末200で実行するように構成しても
よい。これにより、コンテンツ配信端末100に処理負
荷が集中するのを低減することができる。
【0167】また、上記実施の形態において、図10な
いし図19のフローチャートに示す処理を実行するにあ
たってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されて
いる制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34
に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0168】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0169】また、上記実施の形態においては、本発明
に係るディジタルコンテンツ作成システムおよびディジ
タルコンテンツ作成プログラムを、インターネット19
9からなるネットワークシステムに適用した場合につい
て説明したが、これに限らず、例えば、インターネット
199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネ
ットに適用してもよい。もちろん、インターネット19
9と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、
通常のネットワークに適用することもできる。
【0170】また、上記実施の形態においては、本発明
に係るディジタルコンテンツ作成システムおよびディジ
タルコンテンツ作成プログラムを、図1に示すように、
コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディ
ジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合に
ついて適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱
しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1ないし13記載のディジタルコンテンツ作成システ
ムによれば、掲載情報が大きく情報格納枠に格納しきれ
ない場合は、溢れ掲載情報が他の情報格納枠に格納され
るので、情報格納枠の形状等が掲載情報の大きさによっ
て影響される可能性が少なくなるとともに、いずれの情
報格納枠についても掲載情報の掲載がその大きさによら
ず可能となる。したがって、従来に比して、掲載情報の
内容、情報量、論理構造によって、デザイナが意図した
レイアウトが損なわれる可能性を低減することができる
とともに、情報の掲載順序に関して自由度を比較的向上
することができるという効果が得られる。
【0172】さらに、本発明に係る請求項3記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムによれば、掲載情報が大
きく情報格納枠に格納しきれない場合は、掲載情報の後
段部分(溢れ掲載情報)が前段部分よりも後方のページ
に配置されることとなるので、比較的見やすい出力レイ
アウトでディジタルコンテンツを作成することができる
という効果も得られる。
【0173】さらに、本発明に係る請求項4ないし7記
載のディジタルコンテンツ作成システムによれば、溢れ
掲載情報をある程度規則的に配置することができるの
で、比較的見やすい出力レイアウトでディジタルコンテ
ンツを作成することができるという効果も得られる。さ
らに、本発明に係る請求項5または6記載のディジタル
コンテンツ作成システムによれば、溢れ掲載情報をより
規則的に配置することができるので、さらに見やすい出
力レイアウトでディジタルコンテンツを作成することが
できるという効果も得られる。
【0174】さらに、本発明に係る請求項6記載のディ
ジタルコンテンツ作成システムによれば、同一の掲載情
報について登録が2回目以降の溢れ掲載情報を優先的に
処理することができるので、掲載情報の内容が幅広いペ
ージ数にわたって分散配置されるのをある程度防止する
ことができるという効果も得られる。さらに、本発明に
係る請求項7記載のディジタルコンテンツ作成システム
によれば、フロー管理テーブルを用いた溢れ掲載情報の
処理が比較的容易となるという効果も得られる。
【0175】さらに、本発明に係る請求項8または9記
載のディジタルコンテンツ作成システムによれば、掲載
すべきディジタルコンテンツの漏れを少なくすることが
できるという効果も得られる。さらに、本発明に係る請
求項9記載のディジタルコンテンツ作成システムによれ
ば、掲載すべきディジタルコンテンツの漏れをさらに少
なくすることができるという効果も得られる。
【0176】さらに、本発明に係る請求項12記載のデ
ィジタルコンテンツ作成システムによれば、ディジタル
コンテンツの選択に関してユーザの固有情報やユーザに
よる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比
較的沿った内容のディジタルコンテンツを作成すること
ができるという効果も得られる。さらに、本発明に係る
請求項13記載のディジタルコンテンツ作成システムに
よれば、出力レイアウトの決定に関してユーザの固有情
報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユー
ザの希望に比較的沿った出力レイアウトでディジタルコ
ンテンツを作成することができるという効果も得られ
る。
【0177】一方、本発明に係る請求項14記載のディ
ジタルコンテンツ作成プログラムによれば、請求項1記
載のディジタルコンテンツ作成システムと同等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するネットワークシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】コンテンツ配信端末100の機能概要を示す機
能ブロック図である。
【図3】コンテンツ配信端末100の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】ユーザプロファイルテーブル300のデータ構
造を示す図である。
【図5】レイアウト定義ファイルおよびレイアウトNo.
対応テーブル330のデータ構造を示す図である。
【図6】レイアウト定義ファイルのデータ構造の一部を
示す図である。
【図7】レイアウト定義ファイルのデータ構造の一部を
示す図である。
【図8】フロー管理テーブル400のデータ構造を示す
図である。
【図9】ディジタルコンテンツおよびカテゴリNo.対応
テーブル340のデータ構造を示す図である。
【図10】ユーザ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】コンテンツ配信処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】自動レイアウト処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】フローオブジェクト格納枠の決定処理を示す
フローチャートである。
【図14】タイトル情報格納枠の決定処理を示すフロー
チャートである。
【図15】画像情報格納枠の決定処理を示すフローチャ
ートである。
【図16】文字情報格納枠の決定処理を示すフローチャ
ートである。
【図17】分界線の決定処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】フロー処理を示すフローチャートである。
【図19】未処理フローオブジェクトの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図20】図6の基本的なレイアウトに基づいてレイア
ウトを行う一例を説明するための図である。
【図21】図6の基本的なレイアウトに基づいてレイア
ウトを行う他の一例を説明するための図である。
【図22】図7の基本的なレイアウトに基づいてレイア
ウトを行う一例を説明するための図である。
【図23】図7の基本的なレイアウトに基づいてレイア
ウトを行う他の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 コンテンツデータファイル 11,14,18 XMLパーサ 12 コンテンツデータファイル
入力部 13 レイアウト定義ファイル 15 レイアウト定義ファイル入
力部 16 レイアウティング部 17 描画指定ファイル 19 ラスタライズ部 100 コンテンツ配信端末 200 ユーザ端末 S1〜Sn コンテンツ提供端末 30 CPU 32 ROM 34 RAM 38 I/F 40 ユーザ情報登録DB 42 コンテンツ登録DB 300 ユーザプロファイルテーブ
ル 330 レイアウトNo.対応テーブ
ル 340 カテゴリNo.対応テーブル 400 フロー管理テーブル 360 レイアウト領域 362,374,380 タイトル情報格納枠 364,368 画像情報格納枠 366,370 文字情報格納枠 376,382 文字情報格納枠 372 フローオブジェクト格納枠 378 分界線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NC01 NC02 NC03 NC04 ND02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルコンテンツを記憶するための
    コンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ記憶手段のなか
    から前記ディジタルコンテンツを選択するコンテンツ選
    択手段と、前記コンテンツ選択手段で選択したディジタ
    ルコンテンツの出力レイアウトを決定して前記ディジタ
    ルコンテンツを作成するコンテンツ作成手段とを備え、
    前記コンテンツ作成手段は、前記ディジタルコンテンツ
    を構成する掲載情報を所定の区分でレイアウト領域に配
    置することにより前記ディジタルコンテンツを作成する
    システムであって、 前記コンテンツ作成手段は、前記掲載情報を格納するた
    めの複数の情報格納枠を前記レイアウト領域に配置した
    ものに対してそれら情報格納枠に前記掲載情報を格納す
    ることにより前記ディジタルコンテンツを作成するよう
    になっており、前記情報格納枠に前記掲載情報が格納し
    きれないときは、前記掲載情報のうち前記情報格納枠に
    格納しきれなかった溢れ掲載情報を、その情報格納枠と
    は異なる他の情報格納枠に格納するようになっているこ
    とを特徴とするディジタルコンテンツ作成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記コンテンツ作成手段は、前記複数の情報格納枠に前
    記掲載情報を格納することにより、ページ単位のレイア
    ウト領域を複数含んでなるディジタルコンテンツを作成
    するようになっており、 前記情報格納枠に前記掲載情報が格納しきれないとき
    は、その情報格納枠が属するページとは異なるページに
    属する情報格納枠に前記溢れ掲載情報を格納するように
    なっていることを特徴とするディジタルコンテンツ作成
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記コンテンツ作成手段は、前記情報格納枠に前記掲載
    情報が格納しきれないときは、その情報格納枠が属する
    ページよりも後方のページに属する情報格納枠に前記溢
    れ掲載情報を格納するようになっていることを特徴とす
    るディジタルコンテンツ作成システム。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3のいずれかにおいて、 前記溢れ掲載情報を管理するためのフロー管理テーブル
    を記憶するためのテーブル記憶手段を備え、 前記フロー管理テーブルは、前記溢れ掲載情報ごとに、
    その溢れ掲載情報を特定するための識別情報と、前記掲
    載情報のうちその溢れ掲載情報の先頭位置を特定するた
    めの先頭位置情報とを対応付けて登録可能となってお
    り、 前記コンテンツ作成手段は、前記情報格納枠に前記掲載
    情報が格納しきれないときは、前記溢れ掲載情報につい
    ての前記識別情報及び前記先頭位置情報を前記フロー管
    理テーブルに登録し、 前記溢れ掲載情報を前記情報格納枠に格納するときは、
    前記識別情報及び前記先頭位置情報を前記フロー管理テ
    ーブルから読み出し、読み出した識別情報及び先頭位置
    情報に基づいて、前記異なるページに属する情報格納枠
    に前記溢れ掲載情報を格納するようになっていることを
    特徴とするディジタルコンテンツ作成システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記コンテンツ作成手段は、前記フロー管理テーブルへ
    の登録をその末尾から行い、前記フロー管理テーブルか
    らの読出をその先頭から行うようになっていることを特
    徴とするディジタルコンテンツ作成システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記コンテンツ作成手段は、同一の掲載情報について前
    記フロー管理テーブルへの登録が2回目以降の溢れ掲載
    情報については、前記フロー管理テーブルへの登録をそ
    の先頭から行うようになっていることを特徴とするディ
    ジタルコンテンツ作成システム。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかにおいて、 前記フロー管理テーブルは、前記識別情報及び前記先頭
    位置情報のほか、前記溢れ掲載情報の格納がすべて完了
    したか否かを示す処理済情報と対応付けて登録可能とな
    っており、 前記コンテンツ作成手段は、前記溢れ掲載情報の末尾を
    前記情報格納枠に格納したときは、前記処理済情報を、
    前記溢れ掲載情報の格納がすべて完了したことを示す状
    態に設定し、 前記溢れ掲載情報を前記情報格納枠に格納するときは、
    前記溢れ掲載情報の格納がすべて完了したことを示す状
    態となっていない処理済情報に対応する前記識別情報及
    び前記先頭位置情報を前記フロー管理テーブルから読み
    出すようになっていることを特徴とするディジタルコン
    テンツ作成システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 前記複数の情報格納枠を前記レイアウト領域に配置した
    状態を定義したレイアウト定義情報を記憶するためのレ
    イアウト定義情報記憶手段を備え、 前記コンテンツ作成手段は、前記レイアウト定義情報記
    憶手段のレイアウト定義情報により定義されるすべての
    レイアウト領域に前記掲載情報を配置した場合に、前記
    情報格納枠に格納していない未処理の溢れ掲載情報が存
    在するときは、新たなレイアウト領域を追加し、追加し
    た新たなレイアウト領域に前記情報格納枠を配置し、配
    置した情報格納枠に前記未処理の溢れ掲載情報を格納す
    るようになっていることを特徴とするディジタルコンテ
    ンツ作成システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記コンテンツ作成手段は、前記未処理の溢れ掲載情報
    が存在しなくなるまで、前記追加、前記配置及び前記格
    納を繰り返し行うようになっていることを特徴とするデ
    ィジタルコンテンツ作成システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記複数の情報格納枠は、前記溢れ掲載情報を専用に格
    納するための溢れ専用情報格納枠を含むことを特徴とす
    るディジタルコンテンツ作成システム。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記コンテンツ作成手段は、同一ページにおいて、前記
    複数の情報格納枠のうち前記溢れ専用情報格納枠以外の
    ものに前記掲載情報を格納するよりも先に、前記溢れ専
    用情報格納枠に前記溢れ掲載情報を格納するようになっ
    ていることを特徴とするディジタルコンテンツ作成シス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、 ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報
    記憶手段を備え、 前記コンテンツ選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段の
    ユーザ情報に基づいて、前記コンテンツ記憶手段のなか
    から前記ディジタルコンテンツを選択するようになって
    いることを特徴とするディジタルコンテンツ作成システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、 ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報
    記憶手段を備え、 前記コンテンツ作成手段は、前記ユーザ情報記憶手段の
    ユーザ情報に基づいて、前記コンテンツ選択手段で選択
    したディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定する
    ようになっていることを特徴とするディジタルコンテン
    ツ作成システム。
  14. 【請求項14】 コンピュータシステムからなる請求項
    1記載のディジタルコンテンツ作成システムに、前記コ
    ンテンツ作成手段として実現される処理を実行させるた
    めのプログラムであって、 前記コンテンツ作成手段は、前記掲載情報を格納するた
    めの複数の情報格納枠を前記レイアウト領域に配置した
    ものに対してそれら情報格納枠に前記掲載情報を格納す
    ることにより前記ディジタルコンテンツを作成するよう
    になっており、 前記情報格納枠に前記掲載情報が格納しきれないとき
    は、前記掲載情報のうち前記情報格納枠に格納しきれな
    かった溢れ掲載情報を、その情報格納枠とは異なる他の
    情報格納枠に格納するようになっていることを特徴とす
    るディジタルコンテンツ作成プログラム。
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