JP2002296511A - 内視鏡の接眼部構造 - Google Patents
内視鏡の接眼部構造Info
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00163—Optical arrangements
- A61B1/00195—Optical arrangements with eyepieces
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- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/042—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by a proximal camera, e.g. a CCD camera
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- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2453—Optical details of the proximal end
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Abstract
(57)【要約】
【課題】内視鏡の視度調整機構のカム面の端部にカムピ
ンよりも大きい曲率の曲面を設けることによって、0デ
ィオプター調整を確実に行うことのできる内視鏡の接眼
部構造を提供する。 【解決手段】内視鏡10の接眼部22の視度調整機構
は、視度リング28を操作することによって、カム溝4
0を有する円筒カム30を回転させ、カム溝40に係合
するカムピン48を有する鏡筒32を光軸50方向に移
動させて、視度調節を行う。カム溝40は、カムピン4
8が摺動する視度可変用カム面40aと0ディオプター
用カム面40bとを備え、0ディオプター用カム面40
bの端部に設けられた曲面40cは、カムピン48より
も大きい曲率で形成される。
ンよりも大きい曲率の曲面を設けることによって、0デ
ィオプター調整を確実に行うことのできる内視鏡の接眼
部構造を提供する。 【解決手段】内視鏡10の接眼部22の視度調整機構
は、視度リング28を操作することによって、カム溝4
0を有する円筒カム30を回転させ、カム溝40に係合
するカムピン48を有する鏡筒32を光軸50方向に移
動させて、視度調節を行う。カム溝40は、カムピン4
8が摺動する視度可変用カム面40aと0ディオプター
用カム面40bとを備え、0ディオプター用カム面40
bの端部に設けられた曲面40cは、カムピン48より
も大きい曲率で形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡の接眼部構造
に係り、特に視度調整機構を備えた内視鏡の接眼部構造
に関する。
に係り、特に視度調整機構を備えた内視鏡の接眼部構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】接眼部を覗いて観察する内視鏡は、術者
の個人差を補うために視度調整機構が設けられている。
の個人差を補うために視度調整機構が設けられている。
【0003】実公昭55−28242号公報には、視度
調整機構を備えた内視鏡の接眼部が記載されている。こ
の接眼部は、カムピンを外周面に備えたレンズ鏡筒と、
カムピンが係合されるカム溝を備えた円筒カムと、円筒
カムを回動させる視度リングとから構成され、視度リン
グを操作して円筒カムを回動させることによって、カム
ピンとカム溝の作用でレンズ鏡筒が前後移動し、視度調
節が行われる。
調整機構を備えた内視鏡の接眼部が記載されている。こ
の接眼部は、カムピンを外周面に備えたレンズ鏡筒と、
カムピンが係合されるカム溝を備えた円筒カムと、円筒
カムを回動させる視度リングとから構成され、視度リン
グを操作して円筒カムを回動させることによって、カム
ピンとカム溝の作用でレンズ鏡筒が前後移動し、視度調
節が行われる。
【0004】従来の接眼部は、円筒カムのカム溝が、図
7に示す如く形成されている。すなわち、カム溝1は、
視度調整用カム面1aと、0ディオプター用カム面1b
とを備えている。
7に示す如く形成されている。すなわち、カム溝1は、
視度調整用カム面1aと、0ディオプター用カム面1b
とを備えている。
【0005】視度調整用カム面1aは、円筒カムの周方
向に対して傾斜して形成されている。したがって、カム
ピン2を視度調整用カム面1aに摺動させると、カムピ
ン2の位置が光軸方向に変化する。これにより、レンズ
鏡筒が光軸方向に移動して視度調整がなされるので、接
眼部から覗いた際に鮮明な像を得ることができる。
向に対して傾斜して形成されている。したがって、カム
ピン2を視度調整用カム面1aに摺動させると、カムピ
ン2の位置が光軸方向に変化する。これにより、レンズ
鏡筒が光軸方向に移動して視度調整がなされるので、接
眼部から覗いた際に鮮明な像を得ることができる。
【0006】一方、0ディオプター用カム面1bは、円
筒カムの周方向に形成されている。したがって、カムピ
ン2を0ディオプター用カム面1bに当接させると、カ
ムピン2は光軸方向に位置決めされ、視度が0ディオプ
ターに調整される。
筒カムの周方向に形成されている。したがって、カムピ
ン2を0ディオプター用カム面1bに当接させると、カ
ムピン2は光軸方向に位置決めされ、視度が0ディオプ
ターに調整される。
【0007】この0ディオプター調整は、接眼部にカメ
ラを装着した際などに行われる。すなわち、接眼部にカ
メラを装着した後、視度リングを操作することにより、
カムピン2を0ディオプター用カム面1bに当接させ
る。これによって、0ディオプター調整がなされるの
で、カメラで鮮明な像を撮影することができる。
ラを装着した際などに行われる。すなわち、接眼部にカ
メラを装着した後、視度リングを操作することにより、
カムピン2を0ディオプター用カム面1bに当接させ
る。これによって、0ディオプター調整がなされるの
で、カメラで鮮明な像を撮影することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
接眼部は、視度リングを回転させ過ぎた際に、回転カム
ピン2が0ディオプター用カム面1bの端部まで移動し
て曲面1cにのりあげ、0ディオプター用カム面1bか
らtだけ離れることがあった。このため、レンズ鏡筒が
光軸方向に僅かにズレが生じ、カメラで鮮明な像を撮影
することができないといった不具合があった。
接眼部は、視度リングを回転させ過ぎた際に、回転カム
ピン2が0ディオプター用カム面1bの端部まで移動し
て曲面1cにのりあげ、0ディオプター用カム面1bか
らtだけ離れることがあった。このため、レンズ鏡筒が
光軸方向に僅かにズレが生じ、カメラで鮮明な像を撮影
することができないといった不具合があった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、0ディオプター調整を確実に行うことのできる
内視鏡の接眼部構造を提供することを目的とする。
もので、0ディオプター調整を確実に行うことのできる
内視鏡の接眼部構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、内視鏡の接眼部に設けられた操作リングを
操作して円筒カムを回動させることにより、レンズ鏡筒
に設けたカムピンを前記円筒カムに形成したカム溝のカ
ム面に摺動させ、前記レンズ鏡筒を光軸方向に移動させ
る内視鏡の接眼部構造において、前記円筒カムの周方向
に形成されたカム面の端部に設けられる曲面は、前記カ
ムピンよりも大きい曲率で形成されることを特徴として
いる。
するために、内視鏡の接眼部に設けられた操作リングを
操作して円筒カムを回動させることにより、レンズ鏡筒
に設けたカムピンを前記円筒カムに形成したカム溝のカ
ム面に摺動させ、前記レンズ鏡筒を光軸方向に移動させ
る内視鏡の接眼部構造において、前記円筒カムの周方向
に形成されたカム面の端部に設けられる曲面は、前記カ
ムピンよりも大きい曲率で形成されることを特徴として
いる。
【0011】本発明によれば、カム面の端部に設けた曲
面をカムピンよりも大きい曲率で形成したので、カムピ
ンがカム面の端部まで移動してもカム面から離れること
がない。したがって、0ディオプター調整を確実に行う
ことができ、カメラなどで撮影する場合においても鮮明
な像を得ることができる。
面をカムピンよりも大きい曲率で形成したので、カムピ
ンがカム面の端部まで移動してもカム面から離れること
がない。したがって、0ディオプター調整を確実に行う
ことができ、カメラなどで撮影する場合においても鮮明
な像を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡の接眼部構造の好ましい実施の形態について詳
述する。
る内視鏡の接眼部構造の好ましい実施の形態について詳
述する。
【0013】図1に示す内視鏡10は、手元操作部12
と、この手元操作部12に接続された硬性の挿入部14
を備えている。挿入部14の先端硬質部16には、照明
光学系が配設され、ライトガイドが接続されている。ラ
イトガイドは、挿入部14や、手元操作部12から延出
されたユニバーサルケーブル18に挿通されて、コネク
タ20に接続される。コネクタ20は、不図示の光源装
置に接続され、これによって、光源装置からの照射光が
ライトガイドを介して伝達され、照明光学系を介して先
端硬質部16から照射される。
と、この手元操作部12に接続された硬性の挿入部14
を備えている。挿入部14の先端硬質部16には、照明
光学系が配設され、ライトガイドが接続されている。ラ
イトガイドは、挿入部14や、手元操作部12から延出
されたユニバーサルケーブル18に挿通されて、コネク
タ20に接続される。コネクタ20は、不図示の光源装
置に接続され、これによって、光源装置からの照射光が
ライトガイドを介して伝達され、照明光学系を介して先
端硬質部16から照射される。
【0014】手元操作部12には、接眼部22が連設さ
れている。図2に示すように、接眼部22は主として、
保持部材24、接眼部本体26、視度リング28、円筒
カム30、及び鏡筒32から構成されている。
れている。図2に示すように、接眼部22は主として、
保持部材24、接眼部本体26、視度リング28、円筒
カム30、及び鏡筒32から構成されている。
【0015】保持部材24は、円筒状に形成され、手元
操作部12のケース34の孔34aに取り付けられる。
保持部材24の内部には、スリーブ36、36を介して
イメージガイド38の端部が保持される。イメージガイ
ド38は、ケース34の孔34aから引き出され、図1
の挿入部14に挿通されて、先端硬質部16に配設され
た対物光学系(不図示)に接続される。
操作部12のケース34の孔34aに取り付けられる。
保持部材24の内部には、スリーブ36、36を介して
イメージガイド38の端部が保持される。イメージガイ
ド38は、ケース34の孔34aから引き出され、図1
の挿入部14に挿通されて、先端硬質部16に配設され
た対物光学系(不図示)に接続される。
【0016】図2に示すように、保持部材24には、接
眼部本体26が外嵌されて取り付けられている。接眼部
本体26の外側には、円筒カム30が回動自在に支持さ
れており、この円筒カム30には、カム溝40が形成さ
れている。また、円筒カム30は、視度リング28にね
じ42で取り付けられ、視度リング28を回動操作する
ことによって円筒カム30が回動される。
眼部本体26が外嵌されて取り付けられている。接眼部
本体26の外側には、円筒カム30が回動自在に支持さ
れており、この円筒カム30には、カム溝40が形成さ
れている。また、円筒カム30は、視度リング28にね
じ42で取り付けられ、視度リング28を回動操作する
ことによって円筒カム30が回動される。
【0017】接眼部本体26の内部には、接眼レンズ4
4の鏡筒32が挿入されている。鏡筒32のスリーブ3
6側にはスプリング46が配設され、このスプリング4
6によって鏡筒32が図中、右方向に付勢される。鏡筒
32の外周面には、円柱状のカムピン48が突設されて
おり、このカムピン48は、接眼部本体26のガイド開
口26aに挿通され、円筒カム30のカム溝40に係合
される。ガイド開口26aは、接眼レンズ44の光軸5
0方向に形成されており、このガイド開口26aによっ
てカムピン48が光軸50方向にガイドされる。また、
カムピン48は、スプリング46の付勢力によってカム
溝40の視度調整用カム面40a(又は0ディオプター
用カム面40b)に押し付けられる。
4の鏡筒32が挿入されている。鏡筒32のスリーブ3
6側にはスプリング46が配設され、このスプリング4
6によって鏡筒32が図中、右方向に付勢される。鏡筒
32の外周面には、円柱状のカムピン48が突設されて
おり、このカムピン48は、接眼部本体26のガイド開
口26aに挿通され、円筒カム30のカム溝40に係合
される。ガイド開口26aは、接眼レンズ44の光軸5
0方向に形成されており、このガイド開口26aによっ
てカムピン48が光軸50方向にガイドされる。また、
カムピン48は、スプリング46の付勢力によってカム
溝40の視度調整用カム面40a(又は0ディオプター
用カム面40b)に押し付けられる。
【0018】なお、図2の符号52は、ねじ42の露出
を防止するカバーであり、接眼部本体26に螺着されて
いる。このカバー52の端部には、接眼リング54が取
り付けられている。術者は、この接眼リング54から覗
くことによって、イメージガイド38を介して伝達され
た観察像を見ることができる。
を防止するカバーであり、接眼部本体26に螺着されて
いる。このカバー52の端部には、接眼リング54が取
り付けられている。術者は、この接眼リング54から覗
くことによって、イメージガイド38を介して伝達され
た観察像を見ることができる。
【0019】また、視度リング28の外周面と、カバー
52の外周面には、カムピン48の位置を認識するため
の指標(不図示)が設けられている。したがって、視度
リング28を指標に基づいて回転させることによって、
カムピン48を視度調整用カム面40aの位置から0デ
ィオプター用カム面40bの位置に確実に移動させるこ
とができる。
52の外周面には、カムピン48の位置を認識するため
の指標(不図示)が設けられている。したがって、視度
リング28を指標に基づいて回転させることによって、
カムピン48を視度調整用カム面40aの位置から0デ
ィオプター用カム面40bの位置に確実に移動させるこ
とができる。
【0020】図3は、カム溝40の展開図である。同図
に示すように、カム溝40は、視度調整用カム面40a
と、0ディオプター用カム面40bとを備えている。視
度調整用カム面40aは、円筒カム30の周方向に対し
て光軸方向に傾いて形成されている。したがって、カム
ピン48が視度調整用カム面40aに摺動すると、カム
ピン48の位置が光軸50方向に変化する。これによ
り、鏡筒32が光軸50方向に移動し、視度調節がなさ
れる。
に示すように、カム溝40は、視度調整用カム面40a
と、0ディオプター用カム面40bとを備えている。視
度調整用カム面40aは、円筒カム30の周方向に対し
て光軸方向に傾いて形成されている。したがって、カム
ピン48が視度調整用カム面40aに摺動すると、カム
ピン48の位置が光軸50方向に変化する。これによ
り、鏡筒32が光軸50方向に移動し、視度調節がなさ
れる。
【0021】一方、0ディオプター用カム面40bは、
視度調整用カム面40aに連設されており、円筒カム3
0の周方向に形成されている。カムピン48が0ディオ
プター用カム面40bに当接されると、鏡筒32は光軸
50方向に位置決めされ、0ディオプター調整がなされ
る。
視度調整用カム面40aに連設されており、円筒カム3
0の周方向に形成されている。カムピン48が0ディオ
プター用カム面40bに当接されると、鏡筒32は光軸
50方向に位置決めされ、0ディオプター調整がなされ
る。
【0022】0ディオプター用カム面40bの端部に
は、円弧状の曲面40cが連設されている。曲面40c
は、カムピン48の曲率よりも大きい曲率で形成されて
いる。すなわち、0ディオプター用カム面40bには、
カムピン48の曲率半径よりも小さい曲率半径の曲面4
0cが連設されている。
は、円弧状の曲面40cが連設されている。曲面40c
は、カムピン48の曲率よりも大きい曲率で形成されて
いる。すなわち、0ディオプター用カム面40bには、
カムピン48の曲率半径よりも小さい曲率半径の曲面4
0cが連設されている。
【0023】次に上記の如く構成された接眼部22の作
用について、接眼部22を覗いて観察する場合と、カメ
ラ(不図示)で撮影する場合とに分けて説明する。
用について、接眼部22を覗いて観察する場合と、カメ
ラ(不図示)で撮影する場合とに分けて説明する。
【0024】接眼部22を術者が覗いて観察する場合に
は、視度リング28を操作することによって、カムピン
48を視度調整用カム面40aに摺動させる。すなわ
ち、図3のAの位置からBの位置の間でカムピン48を
移動させることによって、鏡筒32を光軸50方向に移
動させ、視度調節を行う。これにより、接眼部22から
鮮明な像を観察することができる。
は、視度リング28を操作することによって、カムピン
48を視度調整用カム面40aに摺動させる。すなわ
ち、図3のAの位置からBの位置の間でカムピン48を
移動させることによって、鏡筒32を光軸50方向に移
動させ、視度調節を行う。これにより、接眼部22から
鮮明な像を観察することができる。
【0025】カメラで撮影する場合には、まず、図4に
示す如く、接眼リング54にカメラ用アダプター56を
装着し、このカメラ用アダプター56にカメラ(不図
示)を取り付ける。
示す如く、接眼リング54にカメラ用アダプター56を
装着し、このカメラ用アダプター56にカメラ(不図
示)を取り付ける。
【0026】次に、視度リング28を不図示の指標に基
づいて回転させ、カムピン48を0ディオプター用カム
面40aの位置(すなわち、図3のCの位置)に移動さ
せる。これにより、鏡筒32が光軸50方向に位置決め
され、0ディオプター調整がなされる。
づいて回転させ、カムピン48を0ディオプター用カム
面40aの位置(すなわち、図3のCの位置)に移動さ
せる。これにより、鏡筒32が光軸50方向に位置決め
され、0ディオプター調整がなされる。
【0027】ところで、視度リング28を指標の位置よ
りも回動させてしまい、カムピン48を0ディオプター
用カム面40bの端部(すなわち図3のDの位置)まで
移動させてしまうことがある。その場合、従来の接眼部
は、図7に示す如く、0ディオプター用カム面1bの端
部に設けた曲面1cが、カムピン2と同じ曲率か、或い
は若干小さい曲率で形成されているため、カムピン2を
0ディオプター用カム面1bの端部まで移動させた際
に、カムピン2が曲面1cにのり上げ、0ディオプター
用カム面1bから離れてしまうことがあった。これに対
し、図3のカム溝40は、曲面40cがカムピン48よ
りも大きい曲率で形成されているので、カムピン48を
端部まで移動させても、カムピン48は、0ディオプタ
ー用カム面40bに当接したままである。したがって、
0ディオプターに確実に調整されるので、カメラで鮮明
な像を撮影することができる。
りも回動させてしまい、カムピン48を0ディオプター
用カム面40bの端部(すなわち図3のDの位置)まで
移動させてしまうことがある。その場合、従来の接眼部
は、図7に示す如く、0ディオプター用カム面1bの端
部に設けた曲面1cが、カムピン2と同じ曲率か、或い
は若干小さい曲率で形成されているため、カムピン2を
0ディオプター用カム面1bの端部まで移動させた際
に、カムピン2が曲面1cにのり上げ、0ディオプター
用カム面1bから離れてしまうことがあった。これに対
し、図3のカム溝40は、曲面40cがカムピン48よ
りも大きい曲率で形成されているので、カムピン48を
端部まで移動させても、カムピン48は、0ディオプタ
ー用カム面40bに当接したままである。したがって、
0ディオプターに確実に調整されるので、カメラで鮮明
な像を撮影することができる。
【0028】なお、モニタ(不図示)に観察像を映し出
す場合は、まず、接眼リング54にモジュール用アダプ
ター(不図示)を装着する。そして、このモジュール用
アダプターに電気ケーブル(不図示)の基端部を連結
し、電気ケーブルの先端部をプロセッサ(不図示)に接
続する。そして、視度リング28を回転させ、カムピン
48を0ディオプター用カム面40aに当接させる。こ
れにより、0ディオプター調整がなされるので、プロセ
ッサに接続されたモニタに鮮明な像が映し出される。
す場合は、まず、接眼リング54にモジュール用アダプ
ター(不図示)を装着する。そして、このモジュール用
アダプターに電気ケーブル(不図示)の基端部を連結
し、電気ケーブルの先端部をプロセッサ(不図示)に接
続する。そして、視度リング28を回転させ、カムピン
48を0ディオプター用カム面40aに当接させる。こ
れにより、0ディオプター調整がなされるので、プロセ
ッサに接続されたモニタに鮮明な像が映し出される。
【0029】このように本実施の形態の接眼部22によ
れば、カム溝40の0ディオプター用カム面40bの端
部に設けた曲面40cを、カムピン48よりも大きい曲
率で形成したので、カムピン48をカム溝40の端部ま
で移動させた際にもカムピン48は0ディオプター用カ
ム面40bに当接し、確実に0ディオプター調整がなさ
れる。
れば、カム溝40の0ディオプター用カム面40bの端
部に設けた曲面40cを、カムピン48よりも大きい曲
率で形成したので、カムピン48をカム溝40の端部ま
で移動させた際にもカムピン48は0ディオプター用カ
ム面40bに当接し、確実に0ディオプター調整がなさ
れる。
【0030】なお、上述した実施の形態は、硬性の挿入
部14を有する内視鏡10の例で説明したが、これに限
定するものではない。例えば、軟性の挿入部14を有す
る内視鏡や、挿入部14に湾曲部(不図示)を備えた内
視鏡の場合にも適用することができる。その場合にも、
0ディオプター用カム面40bの端部の曲面40cをカ
ムピン48の曲率よりも大きく形成することによって0
ディオプター調整を確実に行うことができる。
部14を有する内視鏡10の例で説明したが、これに限
定するものではない。例えば、軟性の挿入部14を有す
る内視鏡や、挿入部14に湾曲部(不図示)を備えた内
視鏡の場合にも適用することができる。その場合にも、
0ディオプター用カム面40bの端部の曲面40cをカ
ムピン48の曲率よりも大きく形成することによって0
ディオプター調整を確実に行うことができる。
【0031】また、0ディオプター用カム面40bの端
部の曲面40cは、カムピン48の曲率よりも大きい曲
率であればよく、例えば無限大(すなわち、曲率半径が
0)であってもよい。
部の曲面40cは、カムピン48の曲率よりも大きい曲
率であればよく、例えば無限大(すなわち、曲率半径が
0)であってもよい。
【0032】また、カム溝40の形状は、上述した実施
の形態に限定されるものではない。例えば図5に示すカ
ム溝60は、視度調整用カム面60aと0ディオプター
用カム面60bとの間に段差部60dが設けられてい
る。したがって、カムピン48が視度調整用カム面60
dから0ディオプター用カム面60b側に移動して段差
部60dを通過した際に(すなわち、Eの位置で)、操
作感(クリック感)を感じる。したがって、術者は、カ
ムピン48が0ディオプター用カム面60bまで移動し
たことを操作感によって認識することができる。上記の
如く構成されたカム溝60の場合にも、0ディオプター
用カム面60bの端部に設けられた曲面60cの曲率
を、カムピン48の曲率よりも大きく形成することによ
って、0ディオプター調整を確実に行うことができる。
の形態に限定されるものではない。例えば図5に示すカ
ム溝60は、視度調整用カム面60aと0ディオプター
用カム面60bとの間に段差部60dが設けられてい
る。したがって、カムピン48が視度調整用カム面60
dから0ディオプター用カム面60b側に移動して段差
部60dを通過した際に(すなわち、Eの位置で)、操
作感(クリック感)を感じる。したがって、術者は、カ
ムピン48が0ディオプター用カム面60bまで移動し
たことを操作感によって認識することができる。上記の
如く構成されたカム溝60の場合にも、0ディオプター
用カム面60bの端部に設けられた曲面60cの曲率
を、カムピン48の曲率よりも大きく形成することによ
って、0ディオプター調整を確実に行うことができる。
【0033】また、図6に示すカム溝62は、端部にテ
ーパ62dが設けられており、カム溝62の幅が徐々に
小さく形成されている。したがって、カムピン48をカ
ム溝62の端部に(すなわちFの位置に)移動させる
と、カムピン48はテーパ62dによって0ディオプタ
ー用カム面62bに押し付けられる。したがって、カム
溝62の端部に移動したカムピン48は、確実に0ディ
オプター用カム面62bに当接され、よって、0ディオ
プター調整が確実になされる。
ーパ62dが設けられており、カム溝62の幅が徐々に
小さく形成されている。したがって、カムピン48をカ
ム溝62の端部に(すなわちFの位置に)移動させる
と、カムピン48はテーパ62dによって0ディオプタ
ー用カム面62bに押し付けられる。したがって、カム
溝62の端部に移動したカムピン48は、確実に0ディ
オプター用カム面62bに当接され、よって、0ディオ
プター調整が確実になされる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
の接眼部構造によれば、カム面の端部に設けた曲面をカ
ムピンよりも大きい曲率で形成したので、カムピンがカ
ム面から浮き上がらない。したがって、0ディオプター
調整を確実に行うことができ、カメラやモニタなどにお
いても鮮明な像を得ることができる。
の接眼部構造によれば、カム面の端部に設けた曲面をカ
ムピンよりも大きい曲率で形成したので、カムピンがカ
ム面から浮き上がらない。したがって、0ディオプター
調整を確実に行うことができ、カメラやモニタなどにお
いても鮮明な像を得ることができる。
【図1】本発明に係る内視鏡の接眼部構造が適用された
内視鏡の全体構成図
内視鏡の全体構成図
【図2】接眼部を示す側面断面図
【図3】円筒カムのカム溝の形状を示す円筒カムの展開
図
図
【図4】カメラ用アダプターを装着した接眼部の側面断
面図
面図
【図5】図4と異なる形状のカム溝を示す円筒カムの展
開図
開図
【図6】図4と異なる形状のカム溝を示す円筒カムの展
開図
開図
【図7】従来のカム溝の形状を示す展開図
10…内視鏡、12…手元操作部、14…挿入部、22
…接眼部、24…保持部材、26…接眼部本体、28…
視度リング、30…円筒カム、32…鏡筒、38…イメ
ージガイド、40…カム溝、44…接眼レンズ、46…
スプリング、48…カムピン、50…光軸、54…接眼
リング、56…カメラ用アダプター
…接眼部、24…保持部材、26…接眼部本体、28…
視度リング、30…円筒カム、32…鏡筒、38…イメ
ージガイド、40…カム溝、44…接眼レンズ、46…
スプリング、48…カムピン、50…光軸、54…接眼
リング、56…カメラ用アダプター
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡の接眼部に設けられた操作リング
を操作して円筒カムを回動させることにより、レンズ鏡
筒に設けたカムピンを前記円筒カムに形成したカム溝の
カム面に摺動させ、前記レンズ鏡筒を光軸方向に移動さ
せる内視鏡の接眼部構造において、 前記円筒カムの周方向に形成されたカム面の端部に設け
られる曲面は、前記カムピンよりも大きい曲率で形成さ
れることを特徴とする内視鏡の接眼部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096080A JP2002296511A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 内視鏡の接眼部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001096080A JP2002296511A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 内視鏡の接眼部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002296511A true JP2002296511A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18950046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001096080A Pending JP2002296511A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 内視鏡の接眼部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002296511A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112965235A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-15 | 深圳市微视光电科技有限公司 | 一种内窥镜探头 |
-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001096080A patent/JP2002296511A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112965235A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-15 | 深圳市微视光电科技有限公司 | 一种内窥镜探头 |
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