JP2002296254A - 青果物の果肉硬度測定方法及び測定装置 - Google Patents

青果物の果肉硬度測定方法及び測定装置

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JP2002296254A JP2001101758A JP2001101758A JP2002296254A JP 2002296254 A JP2002296254 A JP 2002296254A JP 2001101758 A JP2001101758 A JP 2001101758A JP 2001101758 A JP2001101758 A JP 2001101758A JP 2002296254 A JP2002296254 A JP 2002296254A
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vegetable
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Mikio Kimura
美紀夫 木村
Hitoshi Otake
均 大竹
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青果物を搬送ラインで搬送しつつ測定するの
に適し、測定するための装置、設備がそれ程高額となら
ず、青果物の品種、外径に係わらず、迅速にかつ高精度
に測定できる青果物の果肉硬度測定方法及び測定装置を
提供する。 【解決手段】 青果物Aの表面部に2つの当接部材とし
ての当接プレート2,3を当接し、加振器4により当接
プレート2を介して青果物Aの表面部を加振し、加速度
センサ6,7により当接プレート2,3を介して青果物
Aの表面部における振動を検出する。75〜100Hz
又は135〜340Hzの帯域内で周波数fを特定し、
この特定周波数fにおける加振振動エネルギーEi及び
検出振動エネルギーEoから伝達関数F(f)=Log
(検出振動エネルギーEo/加振振動エネルギーEi)を
算出する。この伝達関数F(f)に基いて青果物Aの果
肉硬度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物の果肉硬度
を非破壊で測定する青果物の果肉硬度測定方法及び測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、青果物の果肉硬度を非破壊で測定
する方法として、青果物の表面部に振動を与え、振動伝
達特性を測定することによって、果肉硬度を測定する方
法が知られている。例えば、特開平7−27689号公
報には、青果物の局所に与えた変位及びそれによる反力
を変位計及び荷重計によって検出し、反共振周波数を算
出する方法が開示され、特開平10−115602号公
報には、青果物の振動をレーザードップラー振動計によ
って非接触に検出し、周波数応答関数を算出する方法が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−2
7689号公報に開示される方法は、青果物の局所に与
えた変位及びそれによる反力を検出するため、青果物を
搬送ラインで搬送しつつ測定するには適当ではない。
又、反共振周波数を算出するため、周波数応答波形をス
イープしなければならず、測定に時間がかかった。さら
に、変位及び反力は青果物の表面波によるため、反共振
周波数は青果物の外径に大きく依存し、精度の高い測定
はできなかった。一方、特開平10−115602号公
報に開示される方法は、青果物の振動をレーザードップ
ラー振動計によって検出するため、測定するための装
置、設備が高額とならざるを得ない。又、青果物に照射
したレーザー光の反射光を検出するため、青果物の表面
が光反射し難い場合には、測定精度が極端に低下した
り、測定できない虞れもある。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは、青果物を搬
送ラインで搬送しつつ測定するのに適し、測定するため
の装置、設備がそれ程高額とならず、しかも、青果物の
品種、外径に係わらず、迅速にかつ高精度に測定できる
青果物の果肉硬度測定方法及びそれを実施するに好適な
測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の青果物の果肉硬度測定方法は、青果物の表
面部に2つの当接部材を当接し、一方の当接部材を介し
て青果物の表面部を加振し、他方の当接部材を介して青
果物の表面部における振動を検出し、75〜100Hz
又は135〜340Hzの帯域内で周波数を特定し、こ
の特定周波数における加振振動エネルギー及び検出振動
エネルギーから下記伝達関数を算出し、この伝達関数に
基いて青果物の果肉硬度を測定することを特徴とする。 伝達関数F=Log(検出振動エネルギーEo/加振振
動エネルギーEi
【0006】前記2つの帯域内で少なくとも2つの周波
数を特定し、これら特定周波数f1,f2における加振振
動エネルギー及び検出振動エネルギーから各周波数につ
いての前記伝達関数F(f1),F(f2)を算出し、こ
れら伝達関数F(f1),F(f2)に基いて青果物の果
肉硬度を測定するようにしてもよい。
【0007】前記一方の当接部材に青果物の搬送系が発
生する機械振動を伝達させて青果物の表面部を加振し、
前記他方の当接部材に搬送系が発生する機械振動を伝達
させないで、又は極力伝達させないで、青果物の表面部
における振動を検出するようにしてもよい。
【0008】前記他方の当接部材に搬送系が発生する機
械振動を伝達させないようにするためには、前記他方の
当接部材を搬送系が発生する機械振動から隔離するよう
にすればよい。又、前記他方の当接部材に搬送系が発生
する機械振動を極力伝達させないようにするためには、
前記他方の当接部材を搬送系が発生する機械振動から防
振するようにすればよい。
【0009】青果物の表面部における振動の3方向成分
(x,y,z)を検出するようにすれば、より精度の高
い測定が期待できる。
【0010】本発明の青果物の果肉硬度測定装置は、上
記青果物の果肉硬度測定方法を実施するに好適なもので
あって、青果物の表面部に当接する2つの当接部材と、
一方の当接部材を加振する加振器と、この加振器を発振
させる発振回路と、前記2つの当接部材の振動を検出す
るセンサと、前記2つの当接部材の振動から特定周波数
成分を抽出するフィルタアンプと、アナログ信号をディ
ジタル信号に変換するA−D変換回路と、伝達関数の算
出等の各種演算、処理をする演算装置とから構成される
ものである。
【0011】前記加振器及び前記発振回路を配設する代
わりに、前記一方の当接部材に青果物の搬送系が発生す
る機械振動を伝達させるようにしてもよい。そして、前
記他方の当接部材を搬送系が発生する機械振動から隔離
するようにするか、又は、防振するようにする。
【0012】又、前記センサとして振動の3方向成分
(x,y,z)を検出できるセンサを、前記フィルター
アンプとして3方向成分(x,y,z)毎に特定周波数
成分を抽出するフィルターアンプを使用するようにして
もよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の青果物の果肉硬度
測定方法及び測定装置について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の一実
施例を図1に示す。図1の果肉硬度測定装置1は、青果
物Aの表面部に当接する当接部材として2枚の当接プレ
ート2,3を配設してあり、当接プレート2には加振器
4を固定し、加振器4には発振回路5を接続してある。
又、当接プレート2,3には振動を検出する加速度セン
サ6,7を固定してあり、加速度センサ6,7にはプレ
ート2,3の振動から特定周波数成分を抽出するフィル
タアンプ8,9、アナログ信号をディジタル信号に変換
するA−D変換回路10を介して伝達関数の算出等の各
種演算、処理を実行する演算装置11を接続してある。
【0015】上記果肉硬度測定装置1を使用し、品種、
硬度、外径の異なる多数のリンゴ(千秋153個、つが
る299個、きよう32個、陽光189個、紅玉59
個、王林151個、北斗146個、ふじ370個、むつ
105個)及びナシ(豊水84個、二十世紀54個)を
対象とし、図1に示すように、青果物Aの表面赤道部を
当接プレート2,3で挟持し、加振器4を作動させ、当
接プレート2を介して青果物Aの表面部を加振させた。
青果物Aの表面部における振動を当接プレート2,3を
介して加速度センサ6,7で検出し、各周波数について
検出した加振振動エネルギーEi、検出振動エネルギー
oから下記伝達関数Fを算出した。 F=Log(Eo/Ei) ・・・(1)
【0016】そして、上記伝達関数Fと青果物Aの硬度
又は外径との相関係数を各周波数について算出したとこ
ろ、図2に示すような相関図が得られた。ここで、硬度
との相関が大であり、かつ外径との相関が小である場合
の周波数が、青果物Aの品種、外径による影響をあまり
受けずに、青果物Aの硬度を精度よく測定できる最適周
波数である。図2から解かるように、75〜100Hz
又は135〜340Hz、特には、75〜95Hz又は
145〜310Hzが最適周波数帯域と言える。
【0017】よって、75〜100Hz又は135〜3
40Hzの帯域内で周波数を特定し、この特定周波数に
おける加振振動エネルギーEi及び検出振動エネルギー
oから上記伝達関数Fを算出し、この伝達関数Fに基
いて青果物Aの果肉硬度を測定することができる。この
果肉硬度測定方法によれば、青果物Aの品種、外径によ
る影響をあまり受けずに、青果物Aの硬度を精度よく測
定でき、例えば、青果物Aの硬度Hとして下記式を採用
することもできる。 H=C1・F(f)+C2 ・・・(2) ここで、C1,C2は任意の定数である。
【0018】又、周波数f1が80Hzにおける伝達関
数F(f1(80Hz))と他の周波数f2における伝達
関数F(f2)との和と青果物Aの硬度との相関係数を
算出したところ、図3に示すような相関図が得られた。
図3から解かるように、上記最適周波数帯域内で特定し
た2つの周波数f1,f2についての上記伝達関数F(f
1),F(f2)の和に基けば、硬度との相関はより大と
なるから、青果物Aの硬度をより高精度に測定できる。
【0019】よって、前記2つの帯域内で少なくとも2
つの周波数を特定し、これら特定周波数f1,f2におけ
る加振振動エネルギーEi及び検出振動エネルギーEo
ら各周波数f1,f2についての前記伝達関数F
(f1),F(f2)を算出し、これら伝達関数F
(f1),F(f2)に基いて青果物Aの果肉硬度を測定
することができる。この果肉硬度測定方法によれば、青
果物Aの品種、外径による影響をあまり受けずに、青果
物Aの硬度をより高精度に測定でき、例えば、青果物A
の硬度Hとして下記式を採用することもできる。 H=C1・F(f1)+C2・F(f2)+C3 ・・・(3) ここで、C1,C2,C3は任意の係数である。
【0020】80Hzにおける伝達関数F(f1(80
Hz))と200Hzにおける伝達関数F(f2(20
0Hz))に基いて、青果物Aの硬度Hを H=F(f1)+F(f2) ・・・(4) とした場合について、品種、硬度、外径の異なる多数の
リンゴ及びナシについて測定結果をプロットしたとこ
ろ、図4〜図9に示すような関係図が得られた。図4〜
図9から解かるように、上記最適周波数帯域内で特定し
た2つの周波数f1,f2についての上記伝達関数F(f
1),F(f2)の線形和に基けば、青果物Aの品種、外
径による影響をあまり受けずに、青果物Aの硬度をより
高精度に測定できる。
【0021】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の他実
施例を図10に示す。図10の果肉硬度測定装置21
は、当接プレート2を加振器4によって加振させずに、
当接プレート2に青果物Aの搬送系31が発生する機械
振動を伝達させるようにした以外は、果肉硬度測定装置
1と同様な構成である。但し、上記機械振動による青果
物Aの振動を検出するには、当接プレート3に搬送系3
1が発生する機械振動を伝達させないようにするか、又
は極力伝達させないようにする必要がある。
【0022】当接プレート3に搬送系31が発生する機
械振動を伝達させないようにするためには、図11に示
すように、当接プレート3を搬送系31が発生する機械
振動から隔離するようにすればよい。又、当接プレート
3に搬送系31が発生する機械振動を極力伝達させない
ようにするためには、図12に示すように、当接プレー
ト3を搬送系31が発生する機械振動からバネ、ゴム等
によって防振すればよい。
【0023】加振器4の振動エネルギースペクトル及び
搬送系31の振動エネルギースペクトルを図13に示
す。図13から解かるように、700Hz以下の周波数
帯域では、搬送系31の振動エネルギーは加振器4の振
動エネルギーより大きいから、加振器4によって当接プ
レート2を加振せずに、搬送系31の機械振動を当接プ
レート2に伝達することで代替することができる。尚、
搬送系31の振動エネルギースペクトルは鋸刃状である
が、検出振動エネルギーEoと加振振動エネルギーEi
の比である伝達関数Fを使用すれば、搬送系31の振動
エネルギー変動による影響は除去することができる。
【0024】同一品種のリンゴ(ふじ)10個を対象と
し、果肉硬度測定装置1又は果肉硬度測定装置21を使
用し、80Hzにおける伝達関数F(f1(80H
z))と200Hzにおける伝達関数F(f2(200
Hz))との線形和について、リンゴの硬度をプロット
したところ、図14に示すような関係図が得られた。図
14から解かるように、加振器4によって当接プレート
2を加振せずに、搬送系31の機械振動を当接プレート
2に伝達するようにしても、略同様な精度で硬度を測定
できる。
【0025】よって、一方の当接部材である当接プレー
ト2に青果物Aの搬送系31が発生する機械振動を伝達
させて青果物Aの表面部を加振し、他方の当接部材であ
る当接プレート3に搬送系31が発生する機械振動を伝
達させないで、又は極力伝達させないで、青果物Aの表
面部における振動を検出することによっても、青果物A
の硬度を測定することができる。この果肉硬度測定方法
によっても、青果物Aの品種、外径による影響をあまり
受けずに、青果物Aの硬度を精度よく測定できる。
【0026】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の他実
施例を図15に示す。図15の果肉硬度測定装置41
は、振動の3方向成分(x,y,z)を検出できる加速
度センサ46,47と、それに対応して、3方向成分
(x,y,z)毎に特定周波数成分を抽出するフィルタ
ーアンプ48,49を使用する以外は、果肉硬度測定装
置21と同様の構成である。
【0027】搬送系31が発生する機械振動は方向及び
振幅がランダムな振動であるから、振動の3方向成分
(x,y,z)を検出することにより、より精度の高い
測定が期待できる。この果肉硬度測定方法においては、
下記伝達関数F3を適用する。 F3=Log(((Eox/Eix2+(Eoy/Eiy2 +(Eoz/Eiz21/2) ・・・(5)
【0028】上記実施形態においては、当接部材として
当接プレートを、振動を検出するセンサとして加速度セ
ンサを使用したが、本発明の趣旨を逸脱しない限りにお
いて、種々のものを使用することができる。又、搬送系
31としては、ベルトコンベア搬送系が一般的である
が、これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の一実施例
の概念図である。
【図2】伝達関数と青果物の硬度、外径との相関図であ
る。
【図3】80Hzにおける伝達関数と他の周波数におけ
る伝達関数との和と青果物の硬度との相関図である。
【図4】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図5】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図6】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図7】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図8】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図9】80Hzにおける伝達関数と200Hzにおけ
る伝達関数との線形和と青果物の硬度との相関図であ
る。
【図10】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の他実施
例の概念図である。
【図11】当接プレートを搬送系が発生する機械振動か
ら隔離するようにした場合の概念図である。
【図12】当接プレートを搬送系が発生する機械振動か
ら防振するようにした場合の概念図である。
【図13】加振器の振動エネルギースペクトル及び搬送
系の振動エネルギースペクトルを示す図である。
【図14】加振器によって加振する場合と搬送系の振動
を伝達する場合について、80Hzにおける伝達関数と
200Hzにおける伝達関数との線形和とリンゴの硬度
との関係を示す図である。
【図15】本発明の青果物の果肉硬度測定装置の他実施
例の概念図である。
【符号の説明】
1 青果物の果肉硬度測定装置 2 当接プレート 3 当接プレート 4 加振器 5 発振回路 6 加速度センサ 7 加速度センサ 8 フィルタアンプ 9 フィルタアンプ 10 A−D変換回路 11 演算装置 21 青果物の果肉硬度測定装置 31 搬送系 41 青果物の果肉硬度測定装置 46 加速度センサ 47 加速度センサ 48 フィルタアンプ 49 フィルタアンプ A 青果物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 AA12 AD18 BC20 CA01 CA03 EA10 GF21 GG09 GG16 GG17 GG36

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青果物の表面部に2つの当接部材を当接
    し、一方の当接部材を介して青果物の表面部を加振し、
    他方の当接部材を介して青果物の表面部における振動を
    検出し、75〜100Hz又は135〜340Hzの帯
    域内で周波数を特定し、この特定周波数における加振振
    動エネルギー及び検出振動エネルギーから下記伝達関数
    を算出し、この伝達関数に基いて青果物の果肉硬度を測
    定することを特徴とする青果物の果肉硬度測定方法。伝
    達関数F=Log(検出振動エネルギーEo/加振振動
    エネルギーEi
  2. 【請求項2】 前記2つの帯域内で少なくとも2つの周
    波数を特定し、これら特定周波数f1,f2における加振
    振動エネルギー及び検出振動エネルギーから各周波数に
    ついての前記伝達関数F(f1),F(f2)を算出し、
    これら伝達関数F(f1),F(f2)に基いて青果物の
    果肉硬度を測定することを特徴とする請求項1に記載の
    青果物の果肉硬度測定方法。
  3. 【請求項3】 前記一方の当接部材に青果物の搬送系が
    発生する機械振動を伝達させて青果物の表面部を加振
    し、前記他方の当接部材に搬送系が発生する機械振動を
    伝達させないで、又は極力伝達させないで、青果物の表
    面部における振動を検出することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  4. 【請求項4】 前記他方の当接部材を搬送系が発生する
    機械振動から隔離するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  5. 【請求項5】 前記他方の当接部材を搬送系が発生する
    機械振動から防振するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  6. 【請求項6】 青果物の表面部における振動の3方向成
    分(x,y,z)を検出するようにしたことを特徴とす
    る請求項3乃至5に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  7. 【請求項7】 青果物の表面部に当接する2つの当接部
    材と、一方の当接部材を加振する加振器と、この加振器
    を発振させる発振回路と、前記2つの当接部材の振動を
    検出するセンサと、前記2つの当接部材の振動から特定
    周波数成分を抽出するフィルタアンプと、アナログ信号
    をディジタル信号に変換するA−D変換回路と、伝達関
    数の算出等の各種演算、処理をする演算装置とから構成
    される青果物の果肉硬度測定装置。
  8. 【請求項8】 前記加振器及び前記発振回路を配設する
    代わりに、前記一方の当接部材に青果物の搬送系が発生
    する機械振動を伝達させるようにしたことを特徴とする
    請求項6に記載の青果物の果肉硬度測定装置。
  9. 【請求項9】 前記他方の当接部材を搬送系が発生する
    機械振動から隔離するようにしたことを特徴とする請求
    項7に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  10. 【請求項10】 前記他方の当接部材を搬送系が発生す
    る機械振動から防振するようにしたことを特徴とする請
    求項7に記載の青果物の果肉硬度測定方法。
  11. 【請求項11】 前記センサとして振動の3方向成分
    (x,y,z)を検出できるセンサを、前記フィルター
    アンプとして3方向成分(x,y,z)毎に特定周波数
    成分を抽出するフィルターアンプを使用することを特徴
    とする請求項7乃至9に記載の青果物の果肉硬度測定方
    法。
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