JP4017093B2 - 容器内の連続体試料の体積測定用装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘルムホルツ共鳴子を用いた、連続体の一定範囲内の体積を測定するための装置、及び該装置を用いた連続体の体積測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘルムホルツ共鳴とは、音響管と容器とを接合した共鳴子の内部に向けて音波を放射すると、音響管と容器の接合境界面で音波の一部が反射され、特定周波数(共鳴周波数)だけが再び放射される現象である。容器の体積と共鳴周波数との間には、一定の関係があるため、共鳴周波数を測定することにより、容器の容積を測定することができる。また、容器の中に物体が入っていれば、物体が入っていない場合の容積と物体が入った場合の容積との差から、物体の体積を測定することができる。
【0003】
ところで、例えば果物、野菜、魚介類、石炭、セメント粉等が連続体を形成し、ベルトコンベア上を連続的に移動する場合に、この連続体がどのような体積分布をしているか(すなわち、一定個所を通過していく連続体の体積がどのように変化するか)を、ベルトコンベアを停止させることなく測定することができれば非常に有用である。果物等が連続体を形成せず、一定間隔でベルトコンベア上を搬送されている場合には、果物等の個々の体積を、ヘルムホルツ共鳴の原理を応用することにより、ベルトコンベアを停止させることなく測定することができることが知られている(音響による食品の体積・比重測定、SPECTRA Project in FOOMA98、講演要旨集第4頁)。
【0004】
図2は、試料がベルトコンベア上を一定間隔で搬送されているときに、該試料の体積を測定するための装置の概略説明図である。Aはヘルムホルツ共鳴子を構成する体積測定装置、Bは試料が通過する容器、Cは音響管、Dは音源(スピーカー)、Eはベルトコンベアである。試料Pが搬入口B1から容器B内に搬入されたときに、音源Dからホワイトノイズ等の音波を発信し、共鳴周波数f1をマイクロホン(図示しない)で検出する。共鳴周波数f’は、次式で表される。
【0005】
【数1】
f’=(c/2π)[S/{(W−V)×l}]1/2
【0006】
(式中、cは音速、Sは音響管の断面積、lは音響管の長さ、Wは容器2の容積、Vは試料Pの体積を示す。)
また、試料Pが容器B内に存在しないときの共鳴周波数fは、次式で表される。
【0007】
【数2】
f=(c/2π){S/(W×l)}1/2
【0008】
したがって、数1式を数2式で除して整理すれば、Vは、次式で表される。
【0009】
【数3】
V=W{1−(f/f’)2 }
【0010】
W、f、f’は測定可能であるから、数3式からVを求めることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
かかる方法は、試料Pの間隔が大きく、試料Pが1個だけ容器内に存在する場合には有効である。しかしながら、試料Pの間隔が狭い場合や、試料Pが密接して連続体を形成しているような場合には、試料Pがベルトコンベア上で常に動いており、容器内の試料Pを除いた容積が常に変化するため、かかる方法で容器内に存在する試料Pの体積を測定することはできない。
【0012】
したがって、本発明は、連続体が搬送装置上を搬送されているときの、容器内に存在する連続体の体積を測定するための装置、及び該装置を用いた容器内に存在する連続体の体積の測定方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究した結果、共鳴周波数を測定する測定器を2つ用いることを着想した。そして、2つの測定器で測定された共鳴周波数の比をとることにより、測定不能なパラメーターを相殺できるように、2つの測定器の形状を特定すること、具体的には、2つの測定器は、容器、試料の搬入用筒状部及び搬出用筒状部からなり、試料の搬入用筒状部及び搬出用筒状部を音響管として用い、また2つの測定器の各搬入用筒状部を同一形状とし、各搬出用筒状部も同一形状とし、さらに2つの測定器の各容器を、試料の搬送方向の長さが同一で、容積が異なるようにすれば、搬入用筒状部及び搬出用筒状部に試料が存在していても、容器内の連続体試料の体積を高精度で測定することができることを見出し、本発明を完成した。
【0014】
すなわち、本発明は、両端に開口部を有する容器の該開口部に、連続体試料の搬入用筒状部及び搬出用筒状部を接続して得られ、前記搬入用筒状部及び前記搬出用筒状部が音響管として作用することによりヘルムホルツ共鳴子を構成する音響体と、音源と、該音響体に音響的に結合されたマイクロホンと、該音響体の共鳴周波数を測定する手段と、を備えた第1の測定器及び第2の測定器と、
前記第1の測定器及び前記第2の測定器に、連続体試料を連続的に順次搬送する搬送装置と、
からなる容器内の連続体試料の体積測定用装置であって、
前記第1の測定器の容器と前記第2の測定器の容器は、連続体試料の搬送方向の長さが同一で、容積が異なるものであり、また該第1の測定器の搬入用筒状部と該第2の測定器の搬入用筒状部は同一形状であり、さらに該第1の測定器の搬出用筒状部と該第2の測定器の搬出用筒状部は同一形状であることを特徴とする、容器内の連続体試料の体積測定用装置を提供するものである。
本発明はまた、かかる体積測定用装置を用いた容器内の連続体試料の体積測定方法であって、
連続体試料が前記第1の測定器の容器内に存在するときに、該第1の測定器を用いて第1共鳴周波数を測定し、次いで連続体試料の同一部分が前記第2の測定器の容器内に搬送されたときに、該第2の測定器を用いて第2共鳴周波数を測定し、第1共鳴周波数と第2共鳴周波数の比に基づいて容器内の連続体試料の体積を測定することを特徴とする、容器内の連続体試料の体積測定方法を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
従来、体積を測定しようとする試料が音響管内に存在する場合、音響管内の試料の位置によって共鳴周波数が著しく変化するため、ヘルムホルツ共鳴を用いてその試料の体積を測定することは困難であった。本発明によれば、特定形状の測定器を2つ配置した簡単な装置を用いることによって、試料が音響管内に存在し、しかも該試料が移動するという条件下であっても、容器内の体積を高精度で測定することができるものであり、従来全く知られていなかったものである。
【0016】
本発明において、連続体とは、セメント粉体、砂、砂利、石炭、穀類、穀粉類、果物、野菜、魚介類等の粉状物、粒状物、固形物又はこれらを包装したものが、切れ目なく、概ね連続的に密に連なっているものをいう。あるいは液体でもよい。
【0017】
図1は、本発明の体積測定装置の一実施形態を示す模式図である。第1の測定器11及び第2の測定器12の両端は、開口部を有しており、かかる開口部に連続体試料7の搬入用筒状部31及び搬出用筒状部32が接続されている。搬入用筒状部31と搬出用筒状部32は、音響管として作用し、容器2とともにヘルムホルツ共鳴子を構成している。第1の測定器11及び第2の測定器12は、搬送装置6が貫通しており、連続体試料7が順次、連続的に搬送されるように配置されている。4は音源、5はマイクロホンである。図1では、音源4は、容器2と接するように配置されているが、離して配置してもよい。マイクロホン5は、ヘルムホルツ共鳴子の共鳴周波数を検出する。各測定器の容器2は、連続体試料7の搬送方向の長さが等しく、容積が異なる(第1の測定器11の容器2は、搬送方向の長さがL0、容積がWであり、第2の測定器12の容器2は、搬送方向の長さがL0、容積がW+W’である。)。第1の測定器11及び第2の測定器12の搬入用筒状部31は、同一形状である(搬送方向の長さはともにL1)。また、各測定器の搬出用筒状部32は、同一形状である(搬送方向の長さはともにL2)。両測定器は、搬入用筒状部31、容器2及び搬出用筒状部32の搬送方向の長さがそれぞれ等しいから、第1の測定器11で第1共鳴周波数を測定したときに第1の測定器11内に存在した連続体試料7が、第2の測定器12内に移行したときに、第2の測定器12で第2共鳴周波数を測定すれば、連続体試料7の完全に同一な部分が各測定器内の搬入用筒状部31、容器2及び搬出用筒状部32に存在するときに第1共鳴周波数及び第2共鳴周波数を測定したことになるため、該連続体試料7の体積を高精度で測定することができる。
【0018】
連続体試料7が搬送装置6によって搬送されている場合において、ある瞬間における第1の測定器11が測定した第1共鳴周波数f1は、次式で表される。
【0019】
【数4】
f1=(c/2π)[{1/(W−V)}×{(S1/L1)+(S2/L2)}]1/2
【0020】
(式中、S1は第1共鳴周波数f1を測定したときの搬入用筒状部31の、連続体試料7の占める部分を除いた部分の平均断面積を示し、S2は第1共鳴周波数f1を測定したときの搬出用筒状部32の、連続体試料7の占める部分を除いた部分の平均断面積を示す。)
また測定器11によって第1共鳴周波数f1を測定したときに、第1の測定器11内に存在した連続体試料7が、第2の測定器12内に移行したときに、第2の測定器12が測定した第2共鳴周波数f2は、次式で表される。
【0021】
【数5】
f2=(c/2π)[{1/(W+W’−V)}×{(S1/L1)+(S2/L2)}]1/2
【0022】
数4式及び数5式の両辺を2乗し、辺々を割ってVを求めると次式となる。
【0023】
【数6】
V=W−[(f2)2 /{(f1)2 −(f2)2 }]×W’
【0024】
すなわち、各測定器は、搬入用筒状部31、容器2及び搬出用筒状部32の搬送方向の長さがそれぞれ等しいので、実質的に測定不可能であるパラメーターS1及びS2を消去することができるため、各測定器を用いて各共鳴周波数を測定するだけで、そのときの容器内の連続体試料7の体積を測定することができる。なお、音速cは温度により変化するので、第1の測定器11と第2の測定器12は、両測定器内の温度が等しくなるように配置することが好ましい。温度に差が生じる場合には、空気温度を測定し、音速を補正することが好ましい。また搬送装置6による搬送中にその形状が変化しやすい連続体試料7の体積を測定する場合には、各測定器で共鳴周波数を測定するときの形状が変化し難いように、各測定器は近接して配置することが好ましい。また、搬送装置6の速さは、連続体試料7の形状が変化しないものであれば特に制限はないが、等速であることが好ましい。搬送装置としては、例えばベルトコンベア等が挙げられる。ベルトの材質に特に制限はないが、例えばプラスチック製、ゴム製、金属製等が挙げられる。
【0025】
各測定器における共鳴周波数の測定方法は、例えば以下の通りである。発信器等から音波を発信し、これが音源4を駆動すると、容器2内の内部の空気が駆動される。これが入力の駆動力となり、ヘルムホルツ共鳴子が数式4又は数式5の周波数で共鳴する。このときの音を、マイクロホン5で検出し、解析する。本発明においては、連続体試料7の移動中に共鳴周波数を測定するため、発信時間、検出時間を短くすることが好ましい。好ましい発信時間の範囲は、共鳴周波数や搬送装置上を移動する連続体試料の速さにも依存し、例えば共鳴周波数が高くなれば下限値は低くなり、連続体試料の速さが速くなれば上限値が低くなるため、一概にはいえないが、一般に1秒以内が好ましく、0.5秒以内がより好ましく、0.2秒以内が特に好ましく、0.1秒以内が最も好ましい。音波の発信時間を上記のようにするためには、低レベルの音圧、例えば1〜10W程度の出力を有するスピーカ(音源)から、例えば50〜80Hz又は200〜300Hzの音を常時発信しながら、スイープ波をパルス状に発信し、容器内の音を好ましくは1秒以内、より好ましくは0.5秒以内、特に好ましくは0.2秒以内、最も好ましくは0.1秒以内にマイクロホンで検出することが好ましい。検出した音を解析して共鳴周波数を算出するが、解析方法としては、最大エントロピー法(MEM)が好ましい。MEMを用いれば、少ない波形データから共鳴周波数を簡単、確実に同定することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明の体積測定用装置を用いれば、容器内の連続体試料の体積を容易に高精度で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体積測定用装置の一実施形態を示す図である。
【図2】搬送装置上を移動する物体の体積を、ヘルムホルツ共鳴子を用いて測定するための従来の装置である。
【符号の説明】
1:体積測定用装置
11:第1の測定器
12:第2の測定器
2:容器
31:搬入用筒状部
32:搬出用筒状部
4:音源
5:マイクロホン
6:搬送装置
7:連続体試料
A:ヘルムホルツ共鳴子
B:容器
B1:搬入口
B2:搬出口
C:音響管
D:音源
E:ベルトコンベア
P:試料
Claims (3)
- 両端に開口部を有する容器の該開口部に、連続体試料の搬入用筒状部及び搬出用筒状部を接続して得られ、前記搬入用筒状部及び前記搬出用筒状部が音響管として作用することによりヘルムホルツ共鳴子を構成する音響体と、音源と、該音響体に音響的に結合されたマイクロホンと、該音響体の共鳴周波数を測定する手段と、を備えた第1の測定器及び第2の測定器と、
前記第1の測定器及び前記第2の測定器に、連続体試料を連続的に順次搬送する搬送装置と、
からなる容器内の連続体試料の体積測定用装置であって、
前記第1の測定器の容器と前記第2の測定器の容器は、連続体試料の搬送方向の長さが同一で、容積が異なるものであり、また該第1の測定器の搬入用筒状部と該第2の測定器の搬入用筒状部は同一形状であり、さらに該第1の測定器の搬出用筒状部と該第2の測定器の搬出用筒状部は同一形状であることを特徴とする、容器内の連続体試料の体積測定用装置。 - 請求項1記載の体積測定用装置を用いた容器内の連続体試料の体積測定方法であって、
連続体試料が前記第1の測定器の容器内に存在するときに、該第1の測定器を用いて第1共鳴周波数を測定し、次いで連続体試料の同一部分が前記第2の測定器の容器内に搬送されたときに、該第2の測定器を用いて第2共鳴周波数を測定し、第1共鳴周波数と第2共鳴周波数の比に基づいて容器内の連続体試料の体積を測定することを特徴とする、容器内の連続体試料の体積測定方法。 - 第1共鳴周波数と第2共鳴周波数の測定を、低レベル音圧の音波を連続的に発振しながら、スイープ波をパルス状に発信し、1秒以内にマイクロホンで容器内の音を検出することにより行うものである請求項2記載の容器内の連続体試料の体積測定方法。
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