JP2002295920A - 吸着式ヒートポンプ - Google Patents
吸着式ヒートポンプInfo
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Abstract
る。 【解決手段】 熱媒体を連続的に循環させることなく、
例えば冷房運転時の吸熱行程においては、密閉容器7内
の冷媒湿度を低下させて吸着剤から水分を脱離させなが
ら、室外器2内の熱媒体を第1吸着コア3に供給し、第
1吸着コア3内の熱媒体を室内器1に供給し、冷房運転
時の放熱行程においては、密閉容器7内の冷媒湿度を上
昇させて吸着剤に水分を吸着させながら、吸熱行程時と
逆向きに熱媒体が移動するように、室内器1内の熱媒体
を第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内の熱媒体
を室外器2に供給する。これにより、吸熱行程時におけ
る第1吸着コア3の平均温度と放熱行程時における第1
吸着コア3の平均温度との差(温度振幅)小さくするこ
とができるので、成績係数を向上させることができる。
Description
度に応じて冷媒を吸着・脱離する吸着剤を有し、低温側
の熱を高温側に移動させる吸着式ヒートポンプに関する
ものであり、空調装置に適用して有効である。
して、例えば特開平5−126432号公報に記載の発
明では、略真空に保たれた密閉容器(吸着器)内の気相
冷媒を吸着剤にて吸着することにより液相冷媒を蒸発さ
せて、その蒸発潜熱により室内熱交換器に供給する熱媒
体を冷却する。なお、以下、熱媒体と冷媒とを熱交換さ
せる熱交換器を容器内交換器(蒸発・凝縮熱交換器)と
呼ぶ。
飽和状態になると、吸着作動が停止する。そこで、吸着
剤が飽和すると、吸着剤を加熱することにより吸着して
いた冷媒を脱離させた(再生した)後、再び、冷媒を吸
着させる。なお、吸着剤から脱離した気相冷媒は、容器
内熱交換器にて外気と熱交換されて冷却(凝縮)され
る。
着行程と呼び、加熱されて吸着していた冷媒を脱離して
いるときを脱離行程と呼ぶ。
おいては、冷媒が蒸発して密閉容器(特に、容器内熱交
換器)の温度が低下するのに対して、脱離行程において
は、冷媒が凝縮して密閉容器(特に、容器内熱交換器及
び液相冷媒)の温度が上昇するため、密閉容器(特に、
容器内熱交換器及び液相冷媒)の温度が吸着行程時と脱
離行程時とで大きく相違する。
時に移行した直後においては、吸着式ヒートポンプに投
入される熱エネルギの一部は、冷媒の脱離(吸着剤の加
熱)のために消費されず、密閉容器(特に、容器内熱交
換器及び液相冷媒の加熱)に消費されるので、吸着式ヒ
ートポンプの成績係数(移動した熱量/投入した熱量)
が低下してしまう。
熱交換器及びその周囲の液相冷媒温度が10℃とし、外
気温度が40℃とすると、吸着行程時から脱離行程時に
移行した直後においては、吸着式ヒートポンプに投入さ
れる熱エネルギは、10℃の容器内熱交換器及びその周
囲の液相冷媒を40℃まで上昇させるために消費されて
しまう。
ンプの成績係数(COP)の向上を図ることを目的とす
る。
成するために、請求項1に記載の発明では、雰囲気中の
冷媒湿度に応じて冷媒を吸着・脱離する吸着剤(4)を
有し、低温側の熱を高温側に移動させる吸着式ヒートポ
ンプであって、低温側に配置された第1熱交換器(1、
2)と、高温側に配置された第2熱交換器(1、2)
と、吸着剤(4)と熱媒体とを熱交換させる第3熱交換
器(3)と、吸着剤(4)、冷媒及び第3熱交換器
(3)が封入された密閉容器(7)と、密閉容器(7)
内の冷媒湿度を調節する湿度調節手段(12)とを備
え、密閉容器(7)内の冷媒湿度を下げて吸着剤(4)
が吸着していた冷媒を脱離させるとともに、吸着剤
(4)と熱交換した熱媒体を第1熱交換器(1、2)に
供給し、かつ、第2熱交換器(1、2)にて熱交換した
熱媒体を第3熱交換器(3)に供給する吸熱行程と、密
閉容器(7)内の冷媒湿度を上げて吸着剤(4)に冷媒
を吸着させるとともに、第1熱交換器(1、2)にて熱
交換した熱媒体を第3熱交換器(3)に供給し、かつ、
吸着剤(4)と熱交換した熱媒体を第2熱交換器(1、
2)に供給する放熱行程と、を交互に実行することを特
徴とする。
ポンプでは、図5(b)に示すように、容器内熱交換器
(蒸発・凝縮熱交換器)Heは、吸着行程においては低
温側を冷却して吸熱する熱交換器として機能し、脱離行
程においては高温側を放熱する熱交換器として機能す
る。
ポンプにおいて、例えば高温側の温度を40℃とし、吸
着剤の吸着・脱離作用により作り出すことができる温度
差を30℃とすると、従来の技術に係る吸着式ヒートポ
ンプにおいては、熱媒体が連続的に循環しているので、
脱離行程時における容器内熱交換器の平均温度は40℃
となり、吸着行程時における容器内熱交換器の平均温度
は10℃となる。
交換器の平均温度と脱離行程時における容器内熱交換器
の平均温度との差は、吸着剤の吸着・脱離作用により作
り出すことができる温度差と等しく、30℃となる。
的に循環させることなく、例えば吸熱行程においては、
吸着剤(4)と熱交換した熱媒体を第1熱交換器(1、
2)に供給し、かつ、第2熱交換器(1、2)にて熱交
換した熱媒体を第3熱交換器(3)に供給し、放熱行程
においては、吸熱行程時とは逆に、第1熱交換器(1、
2)にて熱交換した熱媒体を第3熱交換器(3)に供給
し、かつ、吸着剤(4)と熱交換した熱媒体を第2熱交
換器(1、2)に供給するので、第3熱交換器(3)
は、熱媒体入口側と出口側とで温度差が発生するような
温度勾配を有する。
ポンプと同様に、例えば高温側の温度を40℃とし、吸
着剤(4)の吸着・脱離作用により作り出すことができ
る温度差を30℃とすると、第3熱交換器(3)により
冷却された熱媒体の温度が10℃となるので、吸熱行程
における第3熱交換器(3)の平均温度は、図5(a)
に示すように25℃となる。
熱して温度が上昇した熱媒体が第3熱交換器(3)に供
給されるため、放熱行程における第3熱交換器(3)の
平均温度は、吸熱行程における第3熱交換器(3)の平
均温度に対して、低温側から吸熱したことによる温度上
昇分(例えば、10°)だけ上昇する。
温度上昇分が、吸着剤(4)の吸着・脱離作用により作
り出すことができる温度差を超えることはあり得ないの
で、放熱行程における第3熱交換器(3)の平均温度と
吸熱行程における第3熱交換器(3)の平均温度との差
は、吸着剤(4)の吸着・脱離作用により作り出すこと
ができる温度差より小さくなる。
おける第3熱交換器(3)の平均温度と吸熱行程におけ
る第3熱交換器(3)の平均温度との差を、従来の技術
に係る吸着式ヒートポンプに比べて小さくすることがで
きるので、第3熱交換器(3)自体の温度上昇に消費さ
れる熱エネルギ量を小さくすることができる。延いて
は、吸着式ヒートポンプの成績係数(COP)の向上を
図ることができる。
に記載の発明のごとく、冷却することにより雰囲気中の
気相冷媒を吸着し、加熱されることによりその吸着した
水分を脱離する吸着剤(4)を有して構成してもよい。
に記載の発明のごとく、気相冷媒を吸入圧縮する蒸気圧
縮機(13)を有して構成してもよい。
3熱交換器(3)を、熱媒体が流通する複数本のチュー
ブ(3a)、チューブ(3a)の長手方向両端側に配設
されて各チューブ(3a)と連通するタンク(3b)、
及び各チューブ(3a)間に配設された波状のフィン
(3c)を有して構成し、吸着剤(4)をチューブ(3
a)及びフィン(3c)と接触するように充填接着して
もよい。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
本発明に係る吸着式ヒートポンプを空調装置に適用した
ものであって、図1は空調装置(吸着式ヒートポンプ)
の模式図である。
(本実施家形態では、水にエチレングリコール系の不凍
液を混合した流体)とを熱交換する室内熱交換器(以
下、室内器と略す。)であり、2は室外空気と熱媒体と
を熱交換する室外熱交換器(以下、室外器と略す。)で
ある。なお、1aは室内器1に空気を送風する室内送風
機であり、2aは室外器2に空気を送風する室外送風機
である。
着コア(第3熱交換器)であり、この第1吸着コア3
は、図2に示すように、熱媒体が流通する複数本のチュ
ーブ3a、チューブ3aの長手方向両端側に配設されて
各チューブ3aと連通するタンク3b、及び各チューブ
3a間に配設された波状のフィン3cからなるもので、
チューブ3a間の隙間には、チューブ3a及びフィン3
cと接触するように粒状の吸着剤4が密に充填された状
態で第1吸着コア3に接着固定されている。
囲気中(厳密には、吸着剤4の表面近傍における)の冷
媒湿度(関係湿度)に応じて冷媒を吸着・脱離するもの
で、冷媒湿度(関係湿度)が大きくなるほど冷媒(水
分)吸着量が大きくなり、冷媒湿度(関係湿度)が小さ
くなるほど冷媒(水分)吸着量が小さくなる。因みに、
本実施形態では、吸着剤4としてゼオライト又はシリカ
ゲル等の固体吸着剤を使用し、冷媒として水を使用して
いる。
外器2及び吸着コア3間で熱媒体を循環(行き来)させ
る熱媒体ディスプレーサ(ポンプ手段)である。そし
て、この熱媒体ディスプレーサ5は、内部のピストン5
aが紙面左側から右側に移動したときには、吸着コア3
内の熱媒体を置き換えるように、室外器2内の熱媒体を
吸着コア3に供給し、吸着コア3内の熱媒体を室内器1
に供給する。
移動したときには、ピストン5aが左側から右側に移動
したときと逆向きに熱媒体を移動させるように、室内器
1内の熱媒体を吸着コア3に供給し、吸着コア3内の熱
媒体を室外器2に供給する。
有する第2吸着コアであり、この第2吸着コア6にも第
1吸着コア3と同様に吸着剤4が接着固定されている。
そして、両吸着コア3、6(吸着剤4を含む。)及び冷
媒は、内部が略真空に保持された密閉容器(吸着器)7
内に収納されている。
れた吸着剤4を第1吸着剤と呼び、第2吸着コア6に接
着された吸着剤4を第2吸着剤と呼ぶ。このとき、第1
吸着剤の総吸着能力(総水分吸着量)と第2吸着剤の総
吸着能力(総水分吸着量)とを略同等とすることが望ま
しい。
させるポンプであり、9は第2吸着コア6に循環させる
熱媒体を外気にて冷却するためのラジエータであり、1
0は第2吸着コア6に循環させる熱媒体を加熱する電気
ヒータ(加熱手段)であり、11は第2吸着コア6にラ
ジエータ9にて冷却された熱媒体を循環させる場合と、
電気ヒータ10にて加熱された熱媒体を循環させる場合
とを切り替える切り替えバルブである。
循環させる熱媒体を加熱する加熱手段として電気ヒータ
を採用しているが、本実施形態は、これに限定されるも
のではなく、エンジンやインバータ回路の廃熱等のその
熱源は問わない。
プ(空調装置)の作動を述べる。
放熱行程と吸熱行程とを所定時間ごとに交互に繰り返し
実行する。
循環させて第2吸着剤を冷却することにより、第2吸着
剤の関係湿度を上昇させて第2吸着剤に密閉容器7内の
気相冷媒を吸着させる。これにより、密閉容器7内の冷
媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)が低下するので、第1
吸着剤は密閉容器7中に吸着していた冷媒を脱離する。
このとき、第1吸着剤から脱離する冷媒は、吸着行程時
とは逆に、蒸発潜熱に相当する熱量を第1吸着剤から奪
うので、第1吸着剤の温度が低下し、第1吸着コア3内
の熱媒体が冷却される。以下、この第1吸着剤の作動を
脱離吸熱作動と呼ぶ。
熱媒体ディスプレーサ5を作動させて、室外器2内の熱
媒体を第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内の熱
媒体を室内器1に供給する(図1の実線で示す矢印参
照)。これにより、室内器1には第1吸着コア3にて冷
却された少なくとも外気温度より低い熱媒体が供給され
るので、室内に吹き出す空気が冷却される。
を循環させて第2吸着剤を加熱することにより、第2吸
着剤の関係湿度を低下させて第2吸着剤に吸着していた
冷媒を密閉容器7中に脱離させる。これにより、密閉容
器7内の冷媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)が高くなる
ので、第1吸着剤は密閉容器7内の(第2吸着剤が脱離
した)気相冷媒を吸着する。このとき、第1吸着剤は、
冷媒を吸着する際に凝縮熱に相当する熱量を発し、この
熱により第1吸着コア3内の熱媒体を加熱する。以下、
この第1吸着コア3(第1吸着剤)の作動を吸着発熱作
動と呼ぶ。
熱媒体ディスプレーサ5を作動させて、吸熱行程時と逆
向きに熱媒体が移動するように、室内器1内の熱媒体を
第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内の熱媒体を
室外器2に供給する(図1の破線で示す矢印参照)。こ
れにより、室外器2には第1吸着コア3にて加熱(昇
温)された熱媒体が供給されるので、第1吸着コア3に
て熱媒体に与えられた熱が外気中に放熱される。
れる熱(気相冷媒を吸着する際に発生する熱)は、元
々、吸熱行程において第1吸着剤から脱離する冷媒が、
室内器1に供給する熱媒体から蒸発潜熱として吸熱した
熱である。
に繰り返せば、低温側である室内に吹き出す空気から、
高温側である室外に熱を移動させることができるので、
室内の冷房を行うことができる。
すればよいので、その運転作動も冷房運転時と逆であ
る。つまり、以下の放熱行程を最初に実行した後、吸熱
行程と放熱行程とを所定時間ごとに交互に繰り返し実行
するものである。
循環させて第2吸着剤を冷却することにより、第2吸着
剤の関係湿度を上昇させて第2吸着剤に密閉容器7内の
気相冷媒を吸着させる。これにより、密閉容器7内の冷
媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)が低下するので、第1
吸着剤は密閉容器7中に吸着していた冷媒を脱離する。
このとき、第1吸着剤から脱離する冷媒は、吸着行程時
とは逆に、蒸発潜熱に相当する熱量を第1吸着剤から奪
うので、第1吸着剤の温度が低下し、第1吸着コア3内
の熱媒体が冷却される。
に、熱媒体ディスプレーサ5を作動させて、室内器1内
の熱媒体を第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内
の熱媒体を室外器2に供給する。これにより、室外2に
は第1吸着コア3にて冷却された少なくとも外気温度よ
り低い熱媒体が供給されるので、熱媒体は室外器2にて
外気から熱を吸熱する。
を循環させて第2吸着剤を加熱することにより、第2吸
着剤の関係湿度を低下させて第2吸着剤に吸着していた
冷媒を密閉容器7中に脱離させる。これにより、密閉容
器7内の冷媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)が高くなる
ので、第1吸着剤は密閉容器7内の(第2吸着剤が脱離
した)気相冷媒を吸着する。このとき、第1吸着剤は、
冷媒を吸着する際に凝縮熱に相当する熱を発し、この熱
により第1吸着コア3内の熱媒体を加熱する。
に、熱媒体ディスプレーサ5を作動させて、吸熱行程時
と逆向きに熱媒体が移動するように、室外器2内の熱媒
体を第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内の熱媒
体を室内器1に供給する。これにより、室内器2には第
1吸着コア3にて加熱(昇温)された熱媒体が供給され
るので、第1吸着コア3にて熱媒体に与えられた熱が室
内に吹き出す空気中に放熱される。
れる熱(気相冷媒を吸着する際に発生する熱)は、元
々、吸熱行程において第1吸着剤から脱離する冷媒が、
室外器2に供給する熱媒体から蒸発潜熱として吸熱した
熱である。
に繰り返せば、低温側である室外から、高温側である室
内に熱を移動させることができるので、室内の暖房を行
うことができる。
トポンプの作動を換言すれば、以下のようになる。
冷媒を脱離させることにより低温側(冷房時にあっては
室内、暖房時にあっては室外)から吸熱し、その吸熱し
た熱を密閉容器7中の気相冷媒(水蒸気)が有するエン
タルピとして保持した後、放熱行程時に、密閉容器7中
の気相冷媒(水蒸気)を第1吸着剤に吸着させることに
より吸熱行程時に吸熱した熱を密閉容器7中の気相冷媒
(水蒸気)から高温側(冷房時にあっては室外、暖房時
にあっては室内)に放熱させるものである。
の温度分布の変化に着目して説明すると、以下のように
なる。
冷媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)を下げると、その温
度分布は、図4の太い実線Aの状態となる。そして、こ
の状態から熱媒体を移動させると、低温側(冷房時にあ
っては室内、暖房時にあっては室外)から高温側(冷房
時にあっては室外、暖房時にあっては室内)に向かうほ
ど温度が高くなるような温度勾配を維持しつつ、熱媒体
の移動と共にその温度が上昇して図4の細い実線Bの状
態になる。
を示し、図4のグラフの左側は室内器1側を示してい
る。
移行して密閉容器7の冷媒湿度(第1吸着剤の関係湿
度)を上げると第1吸着剤が発熱するので、図4の細い
実線Bがそのまま平行移動するように温度が上昇し、図
4の細い破線C状態となる。そして、この状態から熱媒
体を移動させると、低温側から高温側に向かうほど温度
が高くなるような温度勾配を維持しつつ、熱媒体の移動
と共にその温度が低下して図4の太い破線Dの状態にな
る。
媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)を下げれば、図4の太
い実線の状態に戻る。
べる。
は、図5(b)に示すように、容器内熱交換器(蒸発・
凝縮熱交換器)Heは、吸着行程においては低温側を冷
却して吸熱する熱交換器として機能し、脱離行程におい
ては高温側を放熱する熱交換器として機能する。
ポンプにおいて、例えば冷房運転時の外気温度を40℃
とし、吸着剤の吸着・脱離作用により作り出すことがで
きる温度差を30℃とすると、従来の技術に係る吸着式
ヒートポンプにおいては、熱媒体が連続的に循環してい
るので、脱離行程時における容器内熱交換器の平均温度
は40℃となり、吸着行程時における容器内熱交換器の
平均温度は10℃となる。
交換器の平均温度と脱離行程時における容器内熱交換器
の平均温度との差は、吸着剤の吸着・脱離作用により作
り出すことができる温度差と等しく、30℃となる。
連続的に循環させることなく、例えば冷房運転時の吸熱
行程においては、室外器2内の熱媒体を第1吸着コア3
に供給し、第1吸着コア3内の熱媒体を室内器1に供給
し、冷房運転時の放熱行程においては、吸熱行程時と逆
向きに熱媒体が移動するように、室内器1内の熱媒体を
第1吸着コア3に供給し、第1吸着コア3内の熱媒体を
室外器2に供給するので、第1吸着器3は、図4に示す
ように、第1吸着コア3の熱媒体入口側と出口側とで温
度差が発生するような温度勾配を有する。
ポンプと同様に、例えば冷房運転時の外気温度を40℃
とし、第1吸着コア3(第1吸着剤)の吸着・脱離作用
により作り出すことができる温度差を30℃とすると、
第1吸着コア3により冷却された熱媒体の温度が10℃
となるので、吸熱行程における第1吸着コア3の平均温
度は、図5(a)に示すように25℃となる。
す空気から吸熱して温度が上昇した熱媒体が第1吸着コ
ア3に供給されるため、放熱行程における第1吸着コア
3の平均温度は、吸熱行程における第1吸着コア3の平
均温度に対して、室内に吹き出す空気から吸熱したこと
による温度上昇分(例えば、10°)だけ上昇する。
たことによる温度上昇分が、第1吸着コア3(第1吸着
剤)の吸着・脱離作用により作り出すことができる温度
差を超えることはあり得ないので、放熱行程における第
1吸着コア3の平均温度と吸熱行程における第1吸着コ
ア3の平均温度との差は、第1吸着コア3(第1吸着
剤)の吸着・脱離作用により作り出すことができる温度
差より小さくなる。
程における第1吸着コア3の平均温度と吸熱行程におけ
る第1吸着コア3の平均温度との差を、従来の技術に係
る吸着式ヒートポンプに比べて小さくすることができる
ので、第1吸着コア3自体の温度上昇に消費される熱エ
ネルギ量を小さくすることができる。延いては、吸着式
ヒートポンプの成績係数(COP)の向上を図ることが
できる。
ポンプにおいては、図5(b)に示すように、容器内熱
交換器Heは、液相冷媒中に浸漬しているとともに、そ
の液面(水位)が変動するので、特に、容器内熱交換器
Heが凝縮器として機能する脱離行程においては、液面
(水位)が上昇し、容器内熱交換器Heと吸着剤から脱
離した気相冷媒(水蒸気)との伝熱面積が小さくなり、
容器内熱交換器Heの凝縮(冷却)能力が低下すると言
う問題が発生する。
7内の気相冷媒を吸着・脱離させることにより低温側か
ら高温側に熱を移動させるものであり、凝縮させる必要
がないので、上記のような問題は基本的に存在しない。
時(併行)に、熱媒体ディスプレーサ5を作動させた
が、本実施形態はこれに限定されるものではなく、脱離
吸熱作動の終了後(第1吸着剤の脱離作用及び第2吸着
剤の吸着作用が終了した後)、熱媒体ディスプレーサ5
を作動させてもよい。同様に、吸着発熱作動の終了後
(第1吸着剤の吸着作用及び第2吸着剤の脱離作用が終
了した後)、熱媒体ディスプレーサ5を作動させてもよ
い。
吸着コア6(第2吸着剤)を加熱又は冷却することによ
り、密閉容器7内の冷媒湿度(第1吸着剤の関係湿度)
が調節(制御)される。つまり、第1実施形態では、第
2吸着コア6(第2吸着剤)、ラジエータ9及び電気ヒ
ータ10等から密閉容器7内の冷媒湿度(第1吸着剤の
関係湿度)を調節する湿度調節手段(図1の一点鎖線で
囲まれた部分)12を構成した。
ように、気相冷媒(水蒸気)を吸入圧縮する蒸気圧縮機
13、密閉された容器内で冷媒を蒸発又は凝縮させる蒸
発・凝縮器14、蒸発・凝縮器14を冷却する送風機1
5、及び蒸気圧縮機13の吸入側を密閉容器7側に接続
し、吐出側を蒸発・凝縮器14側に接続させる場合と、
吸入側を蒸発・凝縮器14側に接続し、吐出側を密閉容
器7側に接続させる場合とを切り替える切り替えバルブ
16から湿度調節手段12を構成したものである。
剤の関係湿度)を下げるときには、蒸気圧縮機13の吸
入側を密閉容器7側に接続し、吐出側を蒸発・凝縮器1
4側に接続した状態で送風機15を稼働させることによ
り、密閉容器7内の気相冷媒を吸引して蒸発・凝縮器1
4にて液化して冷媒を蓄える。
の関係湿度)を上げるときには、送風機15を停止した
状態で、蒸気圧縮機13の吸入側を蒸発・凝縮器14側
に接続し、吐出側を密閉容器7側に接続することによ
り、蒸発・凝縮器14内の圧力を下げて液相冷媒を蒸発
させるとともに、その蒸発した気相冷媒を吸引して密閉
容器7に供給する。
連続的に冷房運転又は暖房運転をすることができなかっ
たが、本実施形態では、図7に示すように、第1実施形
態に係る吸着式ヒートポンプを複数機(この例では、2
機)用いて、第1の吸着式ヒートポンプが吸熱行程にあ
るときは、第2の吸着式ヒートポンプを放熱行程の稼働
させ、逆に、第2の吸着式ヒートポンプが吸熱行程にあ
るときは、第1の吸着式ヒートポンプを放熱行程の稼働
させることにより、連続的に冷房運転又は暖房運転をす
ることができるように構成したものである。
式ヒートポンプを用いたが、本実施形態はこれに限定さ
れるものではなく、第2実施形態に係る吸着式ヒートポ
ンプを用いてもよい。
は、吸着剤4としてゼオライト又はシリカゲル等の固体
吸着剤を使用したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、臭化リチウム等の吸収液を含浸させたハイニカ
ム構造体にて吸着剤を構成してもよい。状の吸収体を用
いてもよい。
を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
アルコール系冷媒、フロン系冷媒や炭化水素系冷媒等を
用いてもよい。
態に示されたものに限定されるものではなく、その他の
手段にて湿度調節手段12を構成してもよい。
吸着コア3内を双方向に流通させたが、本発明はこれに
限定されるものではなく、切り替えバルブを用いて第1
吸着コア3内を熱媒体が一方向のみ流通するようにして
もよい。
吸着式ヒートポンプを冷暖房切り替え可能な空調装置に
適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば冷房のみ若しくは暖房のみの空調装置、又は空調
装置以外の用途にも適用することができる。
であったが、図8に示すように、2台のポンプ8を切替
運転することにより熱媒体を第2吸着コア6に循環させ
てもよい。
プの模式図である。
使用される吸着コアの正面図である。
図である。
おける第1吸着コアの温度分布を説明するための説明図
である。
ポンプの作動説明のための説明図であり、(b)従来の
技術に係る吸着式ヒートポンプの作動説明のための説明
図である。
プの模式図である。
プの模式図である。
ポンプの模式図である。
体ディスプレーサ、6…第2吸着コア、7…密閉容器、
12…湿度調節手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 雰囲気中の冷媒湿度に応じて冷媒を吸着
・脱離する吸着剤(4)を有し、低温側の熱を高温側に
移動させる吸着式ヒートポンプであって、 低温側に配置された第1熱交換器(1、2)と、 高温側に配置された第2熱交換器(1、2)と、 前記吸着剤(4)と熱媒体とを熱交換させる第3熱交換
器(3)と、 前記吸着剤(4)、前記冷媒及び前記第3熱交換器
(3)が封入された密閉容器(7)と、 前記密閉容器(7)内の冷媒湿度を調節する湿度調節手
段(12)とを備え、 前記密閉容器(7)内の冷媒湿度を下げて前記吸着剤
(4)が吸着していた冷媒を脱離させるとともに、前記
吸着剤(4)と熱交換した熱媒体を前記第1熱交換器
(1、2)に供給し、かつ、前記第2熱交換器(1、
2)にて熱交換した熱媒体を前記第3熱交換器(3)に
供給する吸熱行程と、 前記密閉容器(7)内の冷媒湿度を上げて前記吸着剤
(4)に冷媒を吸着させるとともに、前記第1熱交換器
(1、2)にて熱交換した熱媒体を前記第3熱交換器
(3)に供給し、かつ、前記吸着剤(4)と熱交換した
熱媒体を前記第2熱交換器(1、2)に供給する放熱行
程と、 を交互に実行することを特徴とする吸着式ヒートポン
プ。 - 【請求項2】 前記湿度調節手段(12)は、冷却する
ことにより雰囲気中の気相冷媒を吸着し、加熱されるこ
とによりその吸着した水分を脱離する吸着剤(4)を有
して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
吸着式ヒートポンプ。 - 【請求項3】 前記湿度調節手段(12)は、気相冷媒
を吸入圧縮する蒸気圧縮機(13)を有して構成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の吸着式ヒートポ
ンプ。 - 【請求項4】 前記第3熱交換器(3)は、熱媒体が流
通する複数本のチューブ(3a)、前記チューブ(3
a)の長手方向両端側に配設されて各前記チューブ(3
a)と連通するタンク(3b)、及び各前記チューブ
(3a)間に配設された波状のフィン(3c)を有して
構成されており、 前記吸着剤(4)は、前記チューブ(3a)及び前記フ
ィン(3c)と接触するように充填接着されていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
吸着式ヒートポンプ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001250017A JP4337289B2 (ja) | 2001-01-29 | 2001-08-21 | 吸着式ヒートポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP2001-20162 | 2001-01-29 | ||
JP2001020162 | 2001-01-29 | ||
JP2001250017A JP4337289B2 (ja) | 2001-01-29 | 2001-08-21 | 吸着式ヒートポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002295920A true JP2002295920A (ja) | 2002-10-09 |
JP4337289B2 JP4337289B2 (ja) | 2009-09-30 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008111587A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Denso Corp | 吸着モジュールおよび吸着モジュールの製造方法 |
-
2001
- 2001-08-21 JP JP2001250017A patent/JP4337289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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