JP3918239B2 - 吸着式冷凍装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸着剤により水等の冷媒を吸着、脱着することを利用した吸着式冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の吸着式冷凍装置は、冷却流体および加熱流体が交互に流れる熱交換器の周囲に多数の吸着剤を配してなる吸着コアを2つ備えている。そして、一方の吸着コアが冷媒を吸着し、他方の吸着コアが冷媒を脱着する第1行程と、一方の吸着コアが冷媒を脱着し、他方の吸着コアが冷媒を吸着する第2行程とを、所定時間毎に交互に行なうことにより、冷媒の吸着(換言すれば冷媒の蒸発)を連続的に行ない、これにより、室内空気(被冷却体)を連続的に冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術では、室内空気の冷却を連続的に行なうために、上記した第1、第2行程のように冷媒の吸着と脱着を並列して行なっているため、少なくとも2つの吸着コアが必要となり、吸着式冷凍装置の体格が大型となる、といった問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、被冷却体を連続的に冷却可能な吸着式冷凍装置に関して、小型化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、従来技術では、冷媒の吸着と脱着を並列して行なうために、少なくとも2つの吸着コアを必要としており、この結果、装置が大型となることに着目して、冷媒の吸着と脱着を単独に行なうことにより、被冷却体を連続的に冷却するようにして、必要となる吸着コアの数を減らして、上記目的を達成することを見出した。
【0006】
すなわち、請求項1、2、4、および5に記載の発明では、吸着コア(12)が冷媒を吸着する冷媒吸着時に、蒸発器(13)にて冷媒が蒸発するときの冷熱にて被冷却体を冷却するとともに、上記冷熱を蓄冷器(28)に蓄え、吸着コア(12)が冷媒を脱着する冷媒脱着時は、上記冷媒吸着時に蓄冷器(28)が蓄えた冷熱にて被冷却体を冷却することを特徴としている。
【0007】
従って、冷媒吸着時に蓄冷器(28)に蓄えた冷熱を用いて、冷媒脱着時における被冷却部の冷却を行なうことができるため、冷媒吸着時に、別の吸着コアを脱着させておく必要はない。この結果、必要となる吸着コア(12)の数を従来技術よりも減らすことができるので、吸着式冷凍装置が小型となり、コストダウンを図ることができる。
【0008】
なお、冷媒の吸着、脱着を1回ずつ行なう間に必要となる冷熱(つまり、所定の冷却能力を発揮するために必要となる総冷熱量)を、冷媒の吸着を1回行なう間に蒸発器(13)にて生成できるように、吸着コア(12)の体格(具体的には吸着剤(S)の充填量等)が設定されている。
また、請求項2に記載の発明では、蒸発器(13)と、蓄冷器(28)と、被冷却体を冷却する冷却器(27)との間に熱交換流体を循環させる第1流体循環路(C)と、蓄冷器(28)と、冷却器(27)との間に熱交換流体を循環させる第2流体循環路(D)とを備え、
冷媒吸着時に、上記第1流体循環路(C)に熱交換流体を循環させ、冷媒脱着時に、上記第2流体循環路(D)に熱交換流体を循環させることを特徴としている。
【0009】
このようにして、本発明を良好に実施可能となる。
また、請求項3、4、および5に記載の発明では、蒸発器(13)と、被冷却体を冷却する冷却器(270)との間に熱交換流体を循環させる主流体循環路(C)と、この主流体循環路(C)において、蒸発器(13)をバイパスして冷却器(270)に熱交換流体を循環させるバイパス流体循環路(D)とを備え、
冷媒吸着時に、蒸発器(13)にて冷媒が蒸発するときの冷熱にて熱交換流体を冷却し、この冷却された熱交換流体を、主流体循環路(C)を経て冷却器(270)に循環させることにより被冷却体を冷却し、冷媒脱着時に、上記冷却された熱交換流体を、バイパス流体循環路(D)を経て冷却器(270)に循環させることにより被冷却体を冷却することを特徴としている。
【0010】
従って、冷媒吸着時に冷却された熱交換流体を、冷媒脱着時にバイパス流体循環路(D)を経て冷却器(270)に循環させることにより、被冷却部の冷却を行なうことができる。よって、冷媒吸着時に、別の吸着コアを脱着させておく必要はない。この結果、必要となる吸着コア(12)の数を従来技術よりも減らすことができるので、吸着式冷凍装置が小型となり、コストダウンを図ることができる。
【0011】
また、請求項4に記載の発明では、エンジン(22)と、吸着コア(12)との間にエンジン冷却水を循環させる主冷却水循環路(E)と、この主冷却水循環路(E)において、吸着コア(12)をバイパスするバイパス冷却水循環路(E0)とを備え、
冷媒脱着時に、エンジン冷却水を主冷却水循環路(E)を経て吸着コア(12)に循環させることにより、吸着コア(12)を加熱し、冷媒吸着時は、バイパス冷却水循環路(E0)にエンジン冷却水を循環させることにより、バイパス冷却水循環路(E0)を循環するエンジン冷却水にエンジン(22)の熱を蓄えることを特徴としている。
【0012】
これにより、冷媒吸着時においてエンジン(22)の熱を蓄えたエンジン冷却水を、冷媒脱着時に吸着コア(12)に循環させることができるので、冷媒吸着時にエンジン(22)の熱を室外へ放出する場合に比べて、エンジン(22)の熱を、吸着コア(12)の加熱に有効に利用できる。
また、請求項5に記載の発明では、吸着コア(12)の加熱温度と、凝縮器(13)での凝縮温度との差を、吸着コア(12)の冷却温度と、蒸発器(13)での蒸発温度との差よりも大きくし、吸着コア(12)を加熱して冷媒を脱着させる時間(T2)を、吸着コア(12)を冷却して冷媒を吸着させる時間(T1)よりも短くすることを特徴としている。
【0013】
ここで、吸着コア(12)の加熱温度と、凝縮器(13)での凝縮温度との差が、吸着コア(12)の冷却温度と、蒸発器(13)での蒸発温度との差よりも大きいとき、吸着コア(12)が冷媒を脱着する速さは、吸着コア(12)が冷媒を吸着する速さよりも速くなる。このため、上述のように、吸着コア(12)を加熱して冷媒を脱着させる時間(T2)を、吸着コア(12)を冷却して冷媒を吸着させる時間(T1)よりも短くしても、吸着コア(12)を脱着完了状態(再生状態)とすることができる。
【0014】
そして、吸着コア(12)に冷媒を脱着させる時間を短くした分だけ、冷媒の吸着、脱着を1回ずつ行なう時間が短くなり、この分だけ、吸着、脱着を1回ずつ行なう間に必要となる冷熱が少なくて済むので、吸着コア(12)の体格を小型化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す吸着式冷凍装置1の全体構成図である。本実施形態では、吸着式冷凍装置1の冷却能力を、車室内空気(被冷却体)の冷却(つまり、車室内の冷房)に用いている。
【0016】
この吸着式冷凍装置1は、1つの密閉空間を形成する密閉容器(密閉回路)11の内部に、吸着コア12、蒸発凝縮器(請求項でいう蒸発器、および、凝縮器)13を、上方から順に収容してなるユニット10を備えている。なお、密閉容器11は、吸着コア12を収容する吸着コア収容部111と、蒸発凝縮器13を収容する蒸発凝縮器収容部112と、これら収容部111、112の間に位置する冷媒蒸気通路110とを有している。
【0017】
密閉容器11の蒸発凝縮器収容部112の内部には、所定量の液冷媒Lが封入されている。そして、主蒸発凝縮器13の全体あるいは一部が液冷媒Lと接触して設けられ、吸着コア12の全体が液冷媒Lと非接触状態で(つまり、液冷媒Lの表面よりも上方に)設けられている。なお、本実施形態では、蒸発凝縮器13の高さ方向半分程度を液冷媒Lと接触させている。また、冷媒としては、例えば水、アルコール、フロン等が用いられている。
【0018】
吸着コア12は、周知の熱交換器形状を有する熱交換器121に、多数の吸着剤Sを保持させたものである。熱交換器121は、一対のタンク121a、121bの間に、複数の流体配管121cと、複数の蛇行状伝熱フィン121dを交互に並列配置してなる。なお、一対のタンク121a、121bの一方121aに、熱交換流体が流入する入口部12aが形成され、他方121bに、熱交換流体が流出する出口部12bが形成されており、熱交換流体としては、水にエチレングリコール等を混入させたいわゆる不凍液を用いている。
【0019】
吸着剤Sは、冷却されることにより冷媒蒸気を吸着し、加熱されることにより吸着していた冷媒蒸気を脱着するものであり、例えば、シリカゲル、ゼオライト、活性炭、活性アルミナ等からなる。そして、上記した熱交換器121のうち、タンク121a、121bや、複数の流体配管121cや、複数の伝熱フィン121dの間に多数の吸着剤Sを充填し、接着固定してある。なお、吸着コア12は上下方向に平行に配置されている。これにより、冷媒蒸気通路110からの冷媒蒸気が、吸着コア12の両面から吸着剤Sに良好に供給される。
【0020】
蒸発凝縮器13は、上記した吸着コア12の熱交換器121と同様の熱交換器形状をなしており、熱交換流体が流入する入口部13a、および、熱交換流体が流出する出口部13bを有している。
そして、吸着コア12の熱交換器121と、室外熱交換器24とは、流体配管にて直列に接続されており、これにより、吸着コア12の熱交換器121と、室外熱交換器24との間に熱交換流体を循環させる流体循環路Aを構成している。また、吸着コア12の熱交換器121と、エンジン22とは、流体配管にて直列に接続されており、これにより、吸着コア12の熱交換器121と、エンジン22との間に熱交換流体を循環させる流体循環路(主冷却水循環路)Eを構成している。
【0021】
また、蒸発凝縮器13と、室外熱交換器24とは、流体配管にて直列に接続されており、これにより、蒸発凝縮器13と、室外熱交換器24との間に熱交換流体を循環させる流体循環路Bを構成している。また、蒸発凝縮器13と、室内熱交換器(冷却器)27と、蓄冷器28とは、流体配管にてこの順に直列に接続されており、これにより、蒸発凝縮器13と、室内熱交換器27と、蓄冷器28との間に熱交換流体を循環させる流体循環路(第1流体循環路、主流体循環路)Cを構成している。また、流体循環路Cには、蒸発凝縮器13をバイパスして、室内熱交換器27と、蓄冷器28との間に熱交換流体を循環させる流体循環路(第2流体循環路、バイパス流体循環路)Dが設けられている。
【0022】
そして、吸着コア12の熱交換器121の入口部12a近傍(流体循環路A、Eの途中)、および、出口部12b近傍(流体循環路A、Eの途中)には、三方切替弁21、23が設けられており、この三方切替弁21、23により、エンジン22からのエンジン冷却水(加熱流体)を吸着コア12の熱交換器121に循環させるか(つまり、流体循環路Eに熱交換器を循環させるか)、室外熱交換器24からの熱交換流体(冷却流体)を吸着コア12の熱交換器121に循環させるか(つまり、流体循環路Aに熱交換器を循環させるか)を切り替えている。
【0023】
また、蒸発凝縮器13の入口部13a近傍(流体循環路B、Cの途中)、および、出口部13b近傍(流体循環路B、Cの途中)には、三方切替弁25、26が設けられており、この三方切替弁25、26により、室外熱交換器24からの熱交換流体を蒸発凝縮器13に循環させるか(つまり、流体循環路Bに熱交換器を循環させるか)、室内熱交換器27からの熱交換流体を蒸発凝縮器13に循環させるか(つまり、流体循環路Cに熱交換器を循環させるか)を切り替えている。
【0024】
また、上記した蓄冷器28は、密閉容器280の内部に、周知の熱交換器形状である熱交換器281と、蓄冷剤282とを収容してなる。蓄熱材282は、室内熱交換器27へ流入させる熱交換流体の目標温度(例えば10℃)程度の融点をもつ材料が用いられており、例えば、分子量が400〜600のポリエチレングリコール等が挙げられる。
【0025】
そして、室内熱交換器27の入口部27a近傍(流体循環路C、Dの途中)、および、蓄冷器28の出口部28b近傍(流体循環路C、Dの途中)には、三方切替弁29、30が設けられており、この三方切替弁29、30により、蒸発凝縮器13、室内熱交換器27および蓄冷器28の順に熱交換流体を循環させるか(つまり、流体循環路Cに熱交換流体を循環させるか)、室内熱交換器27と蓄冷器28との間に熱交換流体を循環させるか(つまり、流体循環路Dに熱交換流体を循環させるか)を切り替えている。
【0026】
また、室外熱交換器24の近傍(流体循環路A、Bが合流する部位)に設けた電動ポンプ25により熱交換流体を圧送して、流体循環路A、または、流体循環路Bに熱交換流体を循環させている。また、室内熱交換器27の近傍(流体循環路C、Dが合流する部位)に設けた電動ポンプ32により熱交換流体を圧送して、流体循環路C、または、流体循環路Dに熱交換流体を循環させている。また、エンジン22を駆動源とする機械ポンプ33により、流体循環路Eにエンジン冷却水(熱交換流体)を循環させている。
【0027】
なお、室内熱交換器27は、空調ダクト3内に収容されており、送風ファン4にて送風される室内空気(被冷却体)と冷媒を熱交換させることにより、室内空気を冷却している。
次に、上記構成による作動を説明する。
まず、使用者が図示しないエアコンスイッチをオンすることにより、電動ポンプ25、32を作動させるとともに、三方切替弁21、23、25、26、29、30を図1中実線位置に回動させることにより、吸着コア12の吸着剤Sに冷媒蒸気を吸着させる吸着モードを実行する。
【0028】
すなわち、流体循環路Aおよび流体循環路Cに熱交換流体が循環して、吸着剤Sが冷媒蒸気を吸着するとともに、液冷媒Lが蒸発する。そして、液冷媒が蒸発するときに発生する蒸発潜熱により、蒸発凝縮器13を循環する熱交換流体が例えば0℃〜5℃程度に冷却され、この冷却された熱交換流体を、流体循環路Cを経て室内熱交換器27に供給することにより室内(被冷却部)を冷却し、さらに、室内熱交換器27を通過した比較的低温な熱交換流体を蓄冷器28に供給する。これにより、蓄冷器28に冷熱が蓄えられる。
【0029】
なお、室内熱交換器27を通過した熱交換流体の温度は、室内温度により上下するが、この熱交換流体の温度が、蓄熱剤282の融点以下のときに、熱交換流体の冷熱が、蓄熱剤282の融解潜熱として良好に蓄えられる。
ここで、本実施形態では、吸着コア12に冷媒を脱着させる脱着モード時間T2(例えば50秒)を、吸着コア12に冷媒を吸着させる吸着モード時間T1(例えば70秒)よりも短く設定している。これは、吸着コア12の加熱温度(つまり、エンジン22からの熱交換流体の温度、例えば90℃)と、蒸発凝縮器13での冷媒の凝縮温度(例えば30℃程度)との差(例えば60℃程度)が、吸着コア12の冷却温度(つまり、室外熱交換器24からの熱交換流体の温度、例えば40℃)と、蒸発凝縮器13での冷媒の蒸発温度(例えば10℃)との差(例えば30℃程度)よりも大きいため、吸着コア12が脱着を完了する時間(つまり、吸着剤Sから所定量の冷媒を脱着させるのに必要な時間)が、吸着コア12が吸着を完了する時間(つまり、吸着剤Sに所定量の冷媒を吸着させるのに必要な時間)よりも短いためである。
【0030】
よって、吸着モード時に必要とされる冷房能力を例えば3kWとし、後述する脱着モード時に必要とされる冷房能力を例えば2kWとしており、吸着式冷凍装置1にて生成すべき冷房能力は例えば5kWとなる。このため、吸着モード時には、吸着コア12および蒸発凝縮器13により5kWの冷房能力を生成し、この生成された冷房能力のうち、3kW分を室内冷房に用いるとともに、2kW分を蓄冷器28に蓄えている。
【0031】
また、吸着コア12の熱交換器121を循環する熱交換流体が吸着熱により加熱され、この加熱された熱交換流体を、流体循環路Aを経て室外熱交換器24に循環させることにより、熱交換流体から室外へ放熱する。
そして、このような吸着モードを上記時間T1の間行なった後、三方切替弁21、23、25、26、29、30を図1中一点鎖線位置に切り替えることにより、吸着剤Sから冷媒蒸気を脱着させる脱着モードを実行する。なお、このモードの切替時においては、吸着剤Sの吸着能力は低下している。
【0032】
そして、脱着モードでは、流体回路B、流体循環路D、および流体循環路Eに熱交換流体が循環する。これにより、吸着コア12の熱交換器121に、エンジン22のエンジン冷却水(熱交換流体)が循環されるので、吸着剤Sが加熱されて、吸着剤Sが吸着していた冷媒を脱着する。
この脱着された冷媒蒸気は、蒸発凝縮器13近傍において凝縮される。このときの凝縮熱により、蒸発凝縮器13を流れる熱交換流体が加熱され、この加熱された熱交換流体を、第2流体循環路Bを経て室内熱交換器24に循環させることにより、熱交換流体から室外へ放熱する。
【0033】
また、室内熱交換器27において冷熱が室内へ放出されるため、この室内熱交換器27を流れる熱交換流体の温度が上昇して、蓄冷材282の融点以上となる。これにより、蓄冷材282は融解潜熱に対応する冷熱を熱交換流体へ放出する(換言すれば、融解潜熱を熱交換流体から吸熱する)ので、この熱交換流体が冷却され、この冷却された熱交換流体を室内熱交換器27に循環させることにより、脱着モードにおいて室内を冷却できる。そして、このような脱着モードを上記時間T2の間行なった後、吸着剤Sの吸着能力が再生されるため、再び上記吸着モードを実行させる。
【0034】
そして、本実施形態によれば、吸着コア12が冷媒を吸着する吸着モード時(冷媒の吸着時)に蓄冷器28に蓄えた冷熱を用いて、吸着コア12が冷媒を脱着する脱着モード時(冷媒の脱着時)における車室内空気の冷却(車室内の冷房)を行なうことができる。このため、1つの吸着コア12にて、連続的に車室内空気の冷却を行なうことができるので、吸着モード時に、吸着コア12とは別の吸着コアを脱着させておく必要がない。よって、連続的な冷却を行なうために必要な吸着コアの数を、従来よりも減らすことができるので、吸着式冷凍装置1が小型となり、コストダウンを図ることができる。
【0035】
特に、必要な吸着コアの数が従来よりも減ることにより、吸着コアに熱交換流体(冷却流体または加熱流体)を循環させるための流体循環路の構造がより単純となるため、吸着式冷凍装置1が小型となり、コストダウンを図ることができる。
また、本実施形態では、脱着モード時間T2を、吸着モード時間T1よりも短く設定しているので、吸着式冷凍装置1にて生成すべき冷房能力が少なくて済む。この効果について、従来技術の吸着式冷凍装置と比較して、以下に詳しく説明する。
【0036】
まず、従来の吸着式冷凍装置としては、上記ユニット10と同じ構造の2つのユニットA、Bを備えたものとし、これら2つのユニットA、Bに、上記した吸着モードおよび脱着モードを上記第1所定時間T1毎に交互に行なわせるものを想定している。
そして、吸着式冷凍装置にて生成すべき単位時間当たりの冷房能力をQとすると、従来の吸着式冷凍装置では、ユニットAにて冷媒の吸着、脱着を1回ずつ行なう間に(換言すれば、ユニットBにて冷媒の脱着、吸着を1回ずつ行なう間に)、2T1×Qに相当する冷房能力を蒸発凝縮器13にて生成する必要がある。一方、本実施形態の吸着式冷凍装置では、ユニット10にて冷媒の吸着、脱着を1回ずつ行なう間に、(T1+T2)×Qに相当する冷房能力を生成する必要がある。
【0037】
ここで、脱着モード時間T2<吸着モード時間T1であるため、(T1+T2)×Q<2T1×Qとなり、本実施形態の方が従来技術よりも、冷媒の吸着、脱着を1回ずつ行なう間に生成すべき冷房能力が小さくなる。一方、吸着剤Sの充填量が多いほど、冷媒の吸着量が多くなり、蒸発凝縮器13にて生成可能な冷房能力も大きくなる。よって、本実施形態の方が従来技術よりも吸着剤Sの充填量が少なくてすむため、吸着コア12の体格を小型化でき、吸着式冷凍装置1の小型化を図ることができる。
【0038】
(第2の実施形態)
本実施形態の吸着式冷凍装置は、図2に示すように、ユニット10を複数(例えば3つ)備えている。そして、複数の吸着コア12は、流体循環路A、Eに直列的に配置され、複数の蒸発凝縮器13は、流体循環路B、C、Dに直列的に配置されている。そして、複数の吸着コア12に流れる熱交換流体の流れ方向と、複数の蒸発凝縮器13に流れる熱交換流体の流れ方向とが、向流となるように(つまり、逆向きとなるように)、熱交換流体が循環される。これにより、吸着式冷凍装置1の冷却能力を向上できる。
【0039】
このような吸着式冷凍装置1において、上記第1の実施形態と同様に蓄熱器28を設けるとともに、上記第1の実施形態と同様の作動を行なっている。ここで、従来では、複数のユニットを1対(2組)備え、一方の複数のユニットが冷媒の吸着を行なうとき、他方の複数のユニットにて冷媒の脱着を行なわせることにより、冷却を連続的に行なっていたが本実施形態では、1つの複数のユニットにて吸着を行い、その後、脱着を行なう、といった行程を繰り返すことにより、冷却を連続的に行なうことができる。
【0040】
(第3の実施形態)
本実施形態では、図3に示すように、吸着式冷凍装置1にて得られる冷却能力を、蒸気圧縮式冷凍装置2の過冷却部43を流れる冷媒(被冷却体)の冷却に用いている。蒸気圧縮式冷凍装置2は、ガス冷媒を吸入圧縮する冷媒圧縮機41と、送風ファン42aにて送風される外気と冷媒とを熱交換させる室外熱交換器42と、過冷却部43と、膨張弁44と、送風ファン45aにて送風される内気と冷媒とを熱交換させる室内熱交換器45と、冷媒を気液に分離するとともに、ガス冷媒を導出するアキュムレータ46とを備えている。
【0041】
そして、四方切替弁47が図3中実線位置に切り替えられたときは、圧縮機1からの冷媒が、室外熱交換器42にて凝縮され、この凝縮された冷媒が過冷却部43にて過冷却され、この過冷却された冷媒が膨張弁44にて減圧され、この減圧された冷媒が室内熱交換器45にて蒸発し、この蒸発した冷媒がアキュムレータ46にて気液分離され、ガス冷媒のみを圧縮機1に再び吸入させている。これにより、車室内の冷房が行なわれる。
【0042】
また、四方切替弁47が図3中点線位置に切り替えられたときは、圧縮機1からの冷媒が、室内熱交換器45にて凝縮され、この凝縮された冷媒が膨張弁44にて減圧され、この減圧された冷媒が過冷却部43を通過して(つまり、過冷却部43は作動しない)、室外熱交換器42にて蒸発し、この蒸発した冷媒がアキュムレータ46にて気液分離され、ガス冷媒のみを圧縮機1に再び吸入させている。これにより、車室内の暖房が行なわれる。
【0043】
なお、蒸気圧縮式冷凍装置2のうち、室内熱交換器43以外の全ての機器(41、42、44、45、46)は、車室の外部(走行用モータが搭載される室)に設置されている。
そして、上記した流体循環路Eにおいて、エンジン22の下流には、断熱容器からなる冷却水タンク51が接続してあり、さらに、流体循環路Eには、室外熱交換器24をバイパスして、エンジン22と、冷却水タンク51との間に熱交換流体を循環させる流体循環路(バイパス冷却水循環炉)E0が設けられている。冷却水タンク51は、流体循環路E0におけるエンジン冷却水の封入量を多くするために設けられており、これにより、流体循環路E0におけるエンジン冷却水の熱容量を大きくして、エンジン冷却水の温度変化を緩和させている。
【0044】
そして、流体循環路Eと流体循環路E0との分岐部に設けた三方切替弁52により、エンジン22からのエンジン冷却水(加熱流体)を、吸着コア12の熱交換器121に循環させるか(つまり、流体循環路Eに熱交換流体を循環させるか)、吸着コア12の熱交換器121をバイパスさせるか(つまり、流体循環路E0に熱交換流体を循環させるか)を切り替えている。
【0045】
また、上記した室内熱交換器27(図1参照)にかえて、過冷却部冷却器(冷却器)270を、流体循環路Dに接続している。この過冷却部冷却器270の流体通路は、熱交換流体が過冷却部43の冷媒通路に接触するように構成されている。さらに、上記した蓄冷器28にかえて、断熱容器からなる熱交換流体タンク28aを、流体循環路Dのうち、室内熱交換器27の下流に接続している。熱交換流体タンク28aは、流体循環路CおよびDにおける熱交換流体の封入量を多くするために設けられており、これにより、流体循環路CおよびDにおける熱交換流体の熱容量を大きくして、熱交換流体の温度変化を緩和させている。
【0046】
そして、上記した吸着モードの実行時(四方弁21、23、25、26、29、47、52が図3中実線位置)には、蒸発凝縮器13において冷媒が蒸発するときの冷熱により熱交換流体が冷却され、この冷却された熱交換流体を過冷却部冷却器270に循環させることにより過冷却部43を冷却する。
ここで、冷媒が蒸発するときの冷熱のうち、過冷却部冷却器270の冷却に使用されない分は、流体循環路Cを循環する熱交換流体に全て蓄えられる。また、エンジン冷却水は冷却水循環路E0を循環するため、エンジン22の熱は冷却水循環路E0を循環するエンジン冷却水に全て蓄えられる。なお、冷却水タンク51の分だけ熱容量が大きく、しかも、この吸着モードは比較的短時間(上記した吸着モード時間T1、例えば70秒)であるため、冷却水循環路E0を循環するエンジン冷却水の水温が非常に高温となることは抑制される。
【0047】
そして、上記した脱着モード(四方弁21、23、25、26、29、47、52が図3中点線位置)に切り替えると、上記冷熱を蓄えた熱交換流体が流体循環路Dを経て過冷却部冷却器270に循環することにより、過冷却部冷却器270を冷却する。また、吸着モード時には、エンジン22の熱が流体循環路E0を循環するエンジン冷却水に蓄えられ、このエンジン冷却水を、冷媒脱着時に流体循環路Eを経て吸着コア12に循環させているので、冷媒吸着時にエンジン22の熱を室外へ放出する場合に比べて、エンジン22の熱を、吸着コア12の加熱に有効に利用できる。
【0048】
なお、蒸気圧縮式冷凍装置2の冷房時のみ、過冷却部43を流れる冷媒を冷却する必要があるため、蒸気圧縮式冷凍装置2の冷房時のみ吸着式冷凍装置1を作動させ、蒸気圧縮式冷凍装置2の暖房時には吸着式冷凍装置1を作動させない。そして、本実施形態では、吸着モード時に、流体循環路Cを循環する熱交換流体に冷熱を蓄え、脱着モード時には、吸着モード時に冷熱を蓄えた熱交換流体を、バイパス流体循環路Dを経て冷却器270に循環させることにより、加熱部43を流れる冷媒を冷却できるので、1つの吸着コア12にて連続的に過冷却部43を流れる冷媒を冷却できる。よって、吸着モード時に、吸着コア12とは別の吸着コアを脱着させておく必要はない。この結果、連続的に冷却を行なうために必要な吸着コア12の数を従来技術よりも減らすことができるので、吸着式冷凍装置1が小型となり、コストダウンを図ることができる。
【0049】
(他の実施形態)
まず、上記第1、第2の実施形態において、蓄冷器28を室内熱交換器27の流体流れ下流側に配していたが、蓄冷器28を室内熱交換器27の流体流れ上流側に配してもよい。
また、上記第3の実施形態において、タンク51、28aを設けるかわりに、流体配管を長くすることにより、それぞれの流体循環路における流体の熱容量を大きくしてもよい。
【0050】
また、上記第1ないし第3の実施形態において、蒸発凝縮器13により、請求項でいう蒸発器および凝縮器を構成していたが、蒸発器と凝縮器とを別体に設けてもよい。
その他、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば蒸発コアを収容する蒸発コア収容部112において直接的に外部(外気)と熱交換するような構成であっても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる吸着式冷凍装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係わる吸着式冷凍装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係わる吸着式冷凍装置の概略構成図である。
【符号の説明】
12…吸着コア、13…蒸発凝縮器(蒸発器、凝縮器)、
27…室内熱交換器(冷却器)、28…蓄冷器、C、D…流体循環路。
Claims (5)
- 冷却されることにより冷媒を吸着し、加熱されることにより冷媒を脱着する吸着コア(12)と、
この吸着コア(12)が冷媒を吸着する冷媒吸着時に、冷媒を蒸発させる蒸発器(13)と、
前記吸着コア(12)が冷媒を脱着する冷媒脱着時に、冷媒を凝縮させる凝縮器(13)と、
前記蒸発器(13)にて冷媒が蒸発するときの冷熱を蓄える蓄冷器(28)とを備え、
前記冷媒吸着時に、前記冷熱にて被冷却体を冷却するとともに、前記冷熱を前記蓄冷器(28)に蓄え、
前記冷媒脱着時は、前記冷媒吸着時に前記蓄冷器(28)が蓄えた冷熱にて前記被冷却体を冷却することを特徴とする吸着式冷凍装置。 - 前記被冷却体を冷却する冷却器(27)を備え、
前記蒸発器(13)と、前記蓄冷器(28)と、前記冷却器(27)との間に熱交換流体を循環させる第1流体循環路(C)と、
前記蓄冷器(28)と、前記冷却器(27)との間に熱交換流体を循環させる第2流体循環路(D)とを備え、
前記冷媒吸着時に、前記第1流体循環路(C)に熱交換流体を循環させ、
前記冷媒脱着時に、前記第2流体循環路(D)に熱交換流体を循環させることを特徴とする請求項1に記載の吸着式冷凍装置。 - 冷却されることにより冷媒を吸着し、加熱されることにより冷媒を脱着する吸着コア(12)と、
この吸着コア(12)が冷媒を吸着する冷媒吸着時に、冷媒を蒸発させる蒸発器(13)と、
前記吸着コア(12)が冷媒を脱着する冷媒脱着時に、冷媒を凝縮させる凝縮器(13)と、
被冷却体を冷却する冷却器(270)と、
前記蒸発器(13)と前記冷却器(270)との間に熱交換流体を循環させる主流体循環路(C)と、
前記主流体循環路(C)において、前記蒸発器(13)をバイパスして前記冷却器(270)に熱交換流体を循環させるバイパス流体循環路(D)とを備え、
前記冷媒吸着時に、前記蒸発器(13)にて冷媒が蒸発するときの冷熱にて熱交換流体を冷却し、この冷却された熱交換流体を、前記主流体循環路(C)を経て前記冷却器(270)に循環させることにより前記被冷却体を冷却し、
前記冷媒脱着時は、前記冷媒吸着時に前記冷熱にて冷却された熱交換流体を、前記バイパス流体循環路(D)を経て前記冷却器(270)に循環させることにより前記被冷却体を冷却することを特徴とする吸着式冷凍装置。 - エンジン(22)と、前記吸着コア(12)との間にエンジン冷却水を循環させる主冷却水循環路(E)と、
前記冷却水循環路(E)において、前記吸着コア(12)をバイパスするバイパス冷却水循環路(E0)とを備え、
前記冷媒脱着時に、前記エンジン冷却水を前記主冷却水循環路(E)を経て前記吸着コア(12)に循環させることにより、前記吸着コア(12)を加熱し、
前記冷媒吸着時は、前記バイパス冷却水循環路(E0)にエンジン冷却水を循環させることにより、前記バイパス冷却水循環路(E0)を循環するエンジン冷却水に前記エンジン(22)の熱を蓄えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の吸着式冷凍装置。 - 前記吸着コア(12)の加熱温度と、前記凝縮器(13)での凝縮温度との差を、前記吸着コア(12)の冷却温度と、前記蒸発器(13)での蒸発温度との差よりも大きくし、
前記吸着コア(12)を加熱して冷媒を脱着させる時間(T2)を、前記吸着コア(12)を冷却して冷媒を吸着させる時間(T1)よりも短くすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の吸着式冷凍装置。
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