JP2001201282A - 放熱装置 - Google Patents

放熱装置

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JP2001201282A
JP2001201282A JP2000013925A JP2000013925A JP2001201282A JP 2001201282 A JP2001201282 A JP 2001201282A JP 2000013925 A JP2000013925 A JP 2000013925A JP 2000013925 A JP2000013925 A JP 2000013925A JP 2001201282 A JP2001201282 A JP 2001201282A
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heat
heat exchanger
cooling system
radiating
exchanger
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Michio Yanatori
美智雄 梁取
Akiyoshi Ohira
昭義 大平
Keiichiro Ogata
圭一郎 尾形
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱装置において、移動熱源体の熱源の冷却が
可能で、運転費用を低減できるようにすると共に、熱源
の修理等を別の場所で容易に行えるようにすること。 【解決手段】移動熱源体1の熱源2の熱を放熱する第1
冷却系20及び第2冷却系30を備えた放熱装置におい
て、第1冷却系20は熱源2に熱的に接続される受熱側
熱交換器25に可撓性のパイプ21、22を介して放熱
側熱交換器24を着脱可能に接続し、第2冷却系30は
前記放熱側熱交換器24に熱的に接続される受熱側熱交
換器31とその上方に配置される放熱側熱交換器でヒー
トパイプを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱装置に係り、
特に、モートル、光源及びNCマシン用制御盤等の移動
熱源体の熱源から発生する熱を放熱する放熱装置に好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放熱装置としては、移動熱源体の
熱源の放熱量が大きいものにおいて、冷却水を熱源の冷
却を必要とする部分に導入して冷却した後、この冷却水
を放流するものがある(従来技術1)。
【0003】また、従来の放熱装置としては、移動熱源
体の熱源の放熱量が大きいものにおいて、冷却水を熱源
の冷却する部分に導入して冷却した後、この冷却水を冷
却塔を用いて冷却し、ポンプにより冷却水を循環してく
り返し利用するものがある(従来技術2)。
【0004】さらには、従来の排熱量制御装置として
は、特開昭62−138683号公報に記載されている
ように、熱源からの流体による熱輸送手段と、放熱フィ
ンへの流体による熱輸送手段と、該2つの熱輸送手段の
間で熱交換するための熱交換器とより構成され、該熱交
換器をヒートパイプとしたものがある(従来技術3)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術1の
ものは、熱源を冷却した冷却水を放流してしまうため、
大量の冷却水を無駄にし、運転費用が嵩むという問題が
あった。
【0006】また、従来技術2のものは、冷却塔を用い
て冷却水を冷却して再利用するため、水質の管理、例え
ば藻の発生の防止等が必要であり、また、ポンプのみに
より冷却水を循環して放熱させるため、ポンプの動力損
失が大きいという問題があった。
【0007】また、従来技術3のものは、固定された熱
源及び熱輸送手段に関するものであり、移動熱源体の熱
源およびこの移動熱源体の動きを吸収する熱輸送手段に
ついては記載されていない。
【0008】さらには、従来技術1〜3のものは、熱源
が故障等により別の場所で修理する必要がある場合につ
いては、記載されていなかった。
【0009】本発明の目的は、移動熱源体の熱源の冷却
が可能で、熱媒体を無駄に放流すること無く省資源化が
図れ、かつポンプの動力損失の低減が図れ、これにより
運転費用を低減することができると共に、熱源の修理等
を別の場所で容易に行うことができる放熱装置を得るこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、移動熱源体の熱源の熱を輸送
する第1冷却系と、前記第1冷却系の熱を外部に放熱す
る第2冷却系とを備え、前記第1冷却系は、前記移動熱
源体の熱源に熱的に接続される受熱側熱交換器と、この
受熱側熱交換器に可撓性のパイプを介して接続された放
熱側熱交換器と、これらにより形成される循環路中の熱
媒体を循環するポンプとを有すると共に、前記受熱側熱
交換器と前記放熱側熱交換器とをコネクターを介して着
脱可能に接続し、前記第2冷却系は、前記第1冷却系の
放熱側熱交換器に熱的に接続された受熱側熱交換器と、
この受熱側熱交換器に連通してその上方に配置された放
熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器及び放熱側熱交換
器間を連通するパイプとを有するヒートパイプで形成し
たことにある。
【0011】本発明の第2の特徴は、前記第2冷却系を
冷却する冷凍装置を備え、前記第2冷却系の放熱側熱交
換器と前記冷凍装置の蒸発器とを熱的に接続したことに
ある。
【0012】本発明の第3の特徴は、蓄熱材を入れた蓄
熱槽を備え、前記ヒートパイプの蒸気移動用パイプの一
部を前記蓄熱槽の蓄熱材と熱的に接続したことにある。
【0013】本発明の第4の特徴は、前記第2冷却系を
液循環式の熱輸送装置で構成し、この熱輸送装置を可撓
性の往路パイプと可撓性の復路パイプでパイプを形成し
たことにある。
【0014】本発明の第5の特徴は、熱源の熱を輸送す
る第1冷却系と、前記第1冷却系を冷却する冷凍装置
と、前記冷凍装置の熱を蓄熱する蓄熱槽と、前記蓄熱槽
の熱を受けて外部に放熱する第2冷却系とを備え、前記
第2冷却系は、前記蓄熱槽に熱的に接続される受熱側熱
交換器と、この受熱側熱交換器に連通してその上方に配
置された放熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器及び放
熱側熱交換器間を連通するパイプとを有するヒートパイ
プで形成し、前記冷凍装置から発生する熱を前記蓄熱槽
の蓄熱材に放熱すると共に、この蓄熱材に蓄熱された熱
を前記ヒートパイプにより時間をずらして放熱する構成
にしたことにある。
【0015】本発明の第6の特徴は、熱源の熱を輸送す
る冷却系と、前記冷却系を冷却する冷凍装置とを備え、
前記冷却系は、前記熱源に熱的に接続される受熱側熱交
換器と、この受熱側熱交換器にパイプを介して接続され
た複数の放熱側熱交換器とを有して循環路を形成し、前
記複数の放熱側熱交換器は、前記冷凍装置の蒸発器によ
って冷却される熱交換器と、それ以外の外部に放熱する
熱交換器と有する構成にしたことにある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、第2実施例以降の実施例において
は重複する説明を省略する。各実施例の図における同一
符号は同一物又は相当物を示す。
【0017】まず、本発明の第1実施例を図1を用いて
説明する。図1は本発明の第1実施例の放熱装置の構成
図である。
【0018】この放熱装置は、移動熱源体1の熱源2の
熱を輸送する第1冷却系20と、この第1冷却系20の
熱を外部に放熱する第2冷却系30とを備えている。こ
の外部への放熱とは、第2冷却系30から外側の部分放
熱することを意味する。前記移動熱源体1は、支柱3に
設けてある回転棒4の一部に熱源2を設けたものから成
っている。なお、前記熱源2は、モートル、光源などで
構成され、回転棒4に着脱可能に取付けられている。ま
た、回転棒4は矢印に示すように往復回動する。
【0019】前記第1冷却系20は、二本の可撓性のパ
イプ21、22と、熱媒体の循環用のポンプ23と、二
つの熱交換器24、25とを直列に接続し、閉じた循環
路として構成されている。この第1冷却系20は室内に
配置される。
【0020】この第1冷却系20を構成する熱交換器2
5は、熱源2の放熱部に熱的に接続し、移動熱源体1に
取付けられている。この熱交換器25の最上部には、熱
媒体充填用のキャップ25aが設けられている。これに
より、必要に応じてキャップ25aを取外して熱媒体を
充填することができる。
【0021】前記第1冷却系20を構成する熱交換器2
4は、熱交換器25より下方の低部に配置され、第2冷
却系30の熱交換器31に熱交換フィン24aを介して
熱的に接続して設けられている。
【0022】前記第1冷却系20を構成する二本の可撓
性のパイプ21、22は、熱交換器24、25の出入り
口に接続されている。この可撓性のパイプ21、22
は、熱交換器24に対して、コネクター21a、22a
を介して接続されている。なお、この可撓性のパイプ2
1、22は、ビニールチューブ、ベロー型の金属性チュ
ーブなどで構成され、熱源2の回動動作を吸収するよう
になっている。
【0023】前記第1冷却系20を構成するポンプ23
は、一方の可撓性のパイプ21の中間部に設けられ、回
転棒4に取付けられている。このように構成される循環
路内には、水、油などの熱媒体が入っている。
【0024】前記第2冷却系30は、二つの熱交換器3
1、35と、蒸気移動用のパイプ33と、液戻し用のパ
イプ32とを直列に接続し、密閉循環路が構成されると
共に、熱交換器冷却用のファン43を備えている。
【0025】この第2冷却系30を構成する熱交換器3
1は、室内側に位置し、前述したように第1冷却系20
の熱交換器24と熱交換フィン24aを介して熱的に接
続されている。
【0026】前記第2冷却系30を構成する熱交換器3
5は、室外側に位置し、前記熱交換器31より上方に配
置されている。また、この熱交換器35は、熱交換フィ
ン35aを有し、ファン43により強制的に室外空気と
熱交換を行う。
【0027】前記第2冷却系30を構成する蒸気移動用
のパイプ33と液戻し用のパイプ32は、熱交換器3
1、35に連結されている。なお、このパイプ32、3
3は、金属製で構成されている。また、第2冷却系30
の循環路の内部には、フロン、水などの熱媒体が封入さ
れている。従って、この第2冷却系30の密閉循環路
は、ヒートパイプを構成する。
【0028】ここで、係る放熱装置の動作を説明する。
【0029】ポンプ23を駆動すると、第1冷却系20
の内部の熱媒体はパイプ21、熱交換器25、パイプ2
2、熱交換器24の順に循環する。これによって、熱源
2から発生する熱は、熱交換器25に伝熱され、熱交換
器24側に輸送される。この熱交換器24は、熱源2よ
り低部に設けてあり、ヒートパイプを構成する第2冷却
系30の熱交換器31へ放熱フィン24aを介して熱を
伝熱する。
【0030】熱交換器35は熱交換器31より上方部に
設けてあるので、熱交換器31側の熱は、内部に封入し
てある熱媒体の蒸発と凝縮作用により、ポンプ等の動力
を利用しなくとも熱交換器35側に輸送される。すなわ
ち、熱交換器24から熱交換器31に伝えられた熱は熱
交換器31内に入っている熱媒体に伝わり、熱媒体はこ
の熱を受けて蒸発し、その蒸気は蒸気移動用のパイプ3
3を通って熱交換器35に移動し、そこで凝縮熱を放出
して液化し、この液化した熱媒体は液戻し用のパイプ3
2を通って熱交換器31内に戻り、前と同じサイクルを
くり返す。熱交換器35側に輸送された熱は、フィン3
5aを介してファン43によって送られる室外空気に伝
えられて放熱される。
【0031】なお、この実施例に示した第2冷却系30
におけるヒートパイプは、蒸気移動用のパイプ33と、
液戻し用のパイプ32とか分かれていて循環ループを構
成するように構成されているものであるが、1本のパイ
プ内において蒸気移動路と液戻し路とが存在するヒート
パイプであってもよく、また内部に毛細管力を持たせた
多孔物質を内張りしたものでもよい。
【0032】このような手段によって移動熱源体1の上
方部にある熱源2から発生する熱は可撓性のパイプ2
1、22から成る第1冷却系20によって下方部の熱交
換器24、31に伝わり、その後、熱媒体の蒸発と凝縮
作用によりポンプ動力を用いなくとも熱交換器35より
大気に放熱される。
【0033】係る放熱装置によれば、第2冷却系30は
ポンプを必要としないので、この部分の配管部分をポン
プを用いて熱輸送する場合に比較して、ポンプ動力損失
が低減され、省エネルギー化される。
【0034】また、放熱用の熱交換器35を室外に設け
ているので、熱源2で発生する熱は室内を加熱せず室外
にて放出でき、そして熱交換器35の周囲の外気は室内
より一般に低温度になっており、放熱性が高まり、熱源
2は効果的に低温度に冷却され信頼性が向上する。
【0035】さらに、例えば熱源2が故障した時には、
熱交換器24と熱交換器30と接続するコネクター21
a、22aを取り外して、熱媒体を容器等に収納した
後、熱源2を回転棒4から取外し、熱交換器24を除く
第1冷却系20と熱源2とを一緒に修理場等に移動して
修理する。これにより、熱源2の容易な修理と確実な冷
却を両立することができる。
【0036】なお、これらの修理後は、熱源2を回転棒
4に取り付け、コネクター21a、22aを連結し、キ
ャップ25aから熱媒体を充填することにより、元の状
態に戻すことができる次に、本発明の第2実施例を図2
を用いて説明する。図2は本発明の第2実施例の放熱装
置の構成図である。
【0037】この第2実施例のものは、第1実施例のも
のに比較して、第2冷却系30の熱交換器35を冷凍装
置40にて冷却するようにした点にて相違している。即
ち、この第2実施例のものは、放熱用の熱交換器35部
に冷凍装置40の蒸発器46を熱交換できるように設け
て冷却効果を向上したものである。
【0038】この冷凍装置40は、蒸発器46、圧縮機
42、凝縮器41、減圧機構(膨張弁)44、それらを
循環路を構成するように連結したパイプ45、及びその
内部に封入したフロンなどの冷媒により構成されてい
る。圧縮機42で断熱圧縮された冷媒は、パイプ45よ
り凝縮器41内へ入り、ファン43により大気中に放熱
され、その後パイプ45より減圧機構44に入って断熱
膨張して低温度低圧となり、その後パイプ45より蒸発
器46へ入って、熱交換器35を冷却し、パイプ45を
通って圧縮機42内へ戻り、前と同じサイクルをくり返
す。
【0039】このように冷凍装置40の蒸発器46を熱
交換器35に取付けることにより、第1冷却系30を低
温度にすることができるので、第1冷却系20の温度も
低温度にすることができ、これにより熱源2を低温度に
してその信頼性を向上することができる。
【0040】また、冷凍装置40を構成する凝縮器41
は、第1実施例の熱交換器35の表面温度に比較すれ
ば、圧縮機42の断熱圧縮の効果により高温度になり、
大気への放熱効果が高まる。このためファン43は、小
形なものでよく、風量も小さくてよい。これによりファ
ン43の騒音も低減されるという利点がある。
【0041】さらには、第2冷却系のヒートパイプ30
の蒸気移動用のパイプ33と、液戻し用のパイプ32の
長さを長くしておくことにより、移動熱源体1に対して
冷凍装置40を離して設けることができ、移動熱源体1
の周りで作業者100が作業をすることが容易となる。
【0042】なお、図2においては、熱交換器24、3
1の部分を簡略的に示してあるが、図1のものと同じ構
成である。
【0043】次に、本発明の第3実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第3実施例の放熱装置の構成
図である。
【0044】この第3実施例のものは、第2実施例のも
のに比較して、第2冷却系30のヒートパイプの回路内
に蓄熱材49の入っている蓄熱槽48を介在させた点に
て相違している。即ち、この第3実施例のものにおい
て、熱交換器31に連なる蒸気移動用のパイプ33内の
蒸気は、蓄熱材49中に浸漬してある熱交換器36内に
おいて蒸気の保有する熱の一部を放熱し、残りの蒸気が
パイプ37を介して熱交換器35部に到達して凝縮熱を
放出して液化する。この液化した熱媒体は液戻し用のパ
イプ38、32を通って熱交換器31部に戻り、前と同
じサイクルをくり返す。
【0045】前記蓄熱材49としては、水のほか、融点
48℃のチオ硫酸ナトリウム5水塩、融点28℃の塩化
カルシウム6水塩などの潜熱蓄熱材を用いてもよい。こ
の蓄熱材49はある時間帯に冷却して放熱をすることが
必要である。このためには熱源2が停止されていて、熱
を発生していない時間帯を利用し、冷凍装置40を駆動
して蓄熱材49を冷却する。このため、第2冷却系30
のヒートパイプ30内に入っているフロンなどの熱媒体
の量をある程度多くしておいて、常に熱交換器36のパ
イプ内に熱媒体が入っているようにするのが望ましい。
このようにすることにより、熱交換器36内に入ってい
る熱媒体は、沸騰してパイプ37を通り、熱交換器35
に入って凝縮してここで凝縮熱を放出して液化し、パイ
プ38、32を通り、さらに熱交換器31、パイプ33
を通って熱交換器36に入り、同じサイクルをくり返し
放熱を続ける。
【0046】なお、図3においては、熱交換器24、3
1の部分を簡略的に示してあるが、図1のものと同じ構
成である。
【0047】次に、本発明の第4実施例を図4を用いて
第3実施例と相違する点について説明する。図4は本発
明の第4実施例の放熱装置の構成図である。
【0048】この第4実施例のものは、第2冷却系30
の回路内に、ポンプ34を用い、内部の水、油などの熱
媒体をポンプ34を駆動することによりパイプ32、3
3、37、38を介して輸送し、熱源2で発生した熱を
熱交換器25、24、31を介して熱交換器35へ輸送
する液循環式の熱輸送装置としたものである。
【0049】この第2冷却系30の回路内に蓄熱材49
の入っている蓄熱槽48が設けてあり、蓄熱材49に浸
漬してある熱交換器36を介して熱源2で発生する熱の
一部は、蓄熱材49に蓄熱される。残りの熱は熱交換器
35より蒸発器46に伝わり、さらに凝縮器41より大
気へ放熱される。蓄熱材49の存在により、冷凍装置4
0の放熱容量は、小さくでき、小形にすることができ
る。
【0050】なお、この第4実施例において、蓄熱材4
9に蓄熱された熱を放熱させるためには、熱源2が停止
され、熱の発生がない時間帯を利用し、ポンプ34と冷
凍装置40を駆動する。ポンプ34を駆動することによ
り、蓄熱材49に保有された熱は、熱交換器36を介し
て熱交換器35に伝わり、冷凍装置40の蒸発器46、
さらに凝縮器41を介して大気へ放熱される。
【0051】また、パイプ32、33にそれぞれコネク
ター32a、33aを設けておけば、この部分でパイプ
32、33を切離すことができ、移動熱源体1を第2冷
却系30から離して他へ移動させることができる。
【0052】この第4実施例によれば、蓄熱槽48の位
置を熱交換器31、および熱交換器35より低い位置に
設けることが可能である。
【0053】次に、本発明の第5実施例を図5を用いて
第4実施例と相違する点について説明する。図5は本発
明の第5実施例の放熱装置の構成図である。
【0054】この第5実施例では、熱交換器35を出た
後のパイプ38とパイプ32間に蓄熱槽48を設けたも
のである。このようにすることにより、熱交換器31に
伝えられた熱を最初に冷凍装置40の蒸発器46に伝え
て、凝縮器41より放熱できる。この冷凍装置40で放
熱できなかった熱を蓄熱槽48の蓄熱材49に熱交換器
36を介して伝えて放熱させることができる。
【0055】この第5実施例では、温度の高いパイプ3
3、37の熱媒体をまず熱交換器35に導入できるので
冷凍装置40の熱設計が容易となる。すなわち冷凍装置
40の動作温度が全体的に上昇し、このため蒸発器4
6、凝縮器41の伝熱面積を小さくして小形化できる。
また冷凍装置40の成績係数を向上させることも可能で
ある。
【0056】次に、本発明の第6実施例を図6を用いて
第5実施例と相違する点について説明する。図6は本発
明の第6実施例の放熱装置の構成図である。
【0057】この第6実施例のものは、第2冷却系30
のパイプ33とパイプ38との間に分岐接続したパイプ
39を設け、このパイプ39部に蓄熱材49の入った蓄
熱槽48を設けたものである。熱交換器35とパイプ3
3を結んでいるパイプ37部にバルブ52、パイプ39
部にバルブ51を設けてある。ポンプ34を駆動する
と、内部を循環する熱媒体の一部はバルブ52を介して
熱交換器35側へ、残りはバルブ51を介して蓄熱材4
9に浸漬してある熱交換器36側へ流れる。バルブ5
1、52の開度を替えることにより、熱交換器35側へ
流れる熱媒体の量と熱交換器36側へ流れる熱媒体の量
を替えることができるので、熱交換器35から放熱され
る熱量と、熱交換器36から蓄熱材49に放熱される熱
量を調節することができるという利点がある。なお、バ
ルブ51と52は一体にして三方弁にし、この三方弁を
パイプ33.39.37の接続個所に設けてもよい。
【0058】次に、本発明の第7実施例を図7を用いて
第4実施例と相違する点について説明する。図7は本発
明の第7実施例の放熱装置の構成図である。
【0059】この第7実施例のものは、冷凍装置40を
構成する蒸発器46と、それに連なる熱交換器35を蓄
熱槽48の蓄熱材49中に浸漬したものである。このよ
うにすると、放熱時において熱源2で発生する熱は、蓄
熱材49内に浸漬されている熱交換器36から蓄熱材4
9に放熱される以外に、熱交換器35、蒸発器46から
もその熱の一部を蓄熱材49に放熱させることができ
る。熱源2が停止された時、蓄熱材49を冷却して蓄冷
する場合には、冷凍装置40を駆動して蒸発器46、熱
交換器35を冷却して蓄熱材49を冷却する。この時、
ポンプ34は停止し、第2冷却系30内の熱媒体を必ず
しも循環させなくてもよい。
【0060】なお、第3実施例から第7実施例におい
て、冷凍装置40が単なる熱交換器とファンから成るも
のであっても、本発明の蓄熱槽を用いた主旨は失われな
いものである。
【0061】次に、本発明の第8実施例を図8を用いて
説明する。図8は本発明の第8実施例の放熱装置の構成
図である。
【0062】この第8実施例では、蓄熱槽60を用いる
ことにより放熱系の放熱面積を小さくすることができる
ようにしたものである。これはファン68と熱交換器2
5から成るファンコイルユニットによって室内を冷却
し、この熱を冷凍装置40を介して、蓄熱槽60内の蓄
熱材61に輸送し、最終的には熱交換器35とファン4
3を用いた放熱器によって外気に放熱をするものであ
る。この場合の熱源は室内の大気である。
【0063】蓄熱槽60を大きく作っておいて、その内
部に収納する蓄熱材61の量を多くしておけば、ファン
68と熱交換器25によるファンコイルユニットを運転
し、冷凍装置40を駆動して蓄熱材61に蓄熱している
時間帯はファン43を停止し、蓄熱材61に蓄熱をし続
けるのみで済ませることができる。夜間外気温度が下が
った時にファン43を駆動して効果的に外気へ放熱させ
ることが可能である。もちろん蓄熱材61に放熱すると
同時に、ファン43を駆動して熱交換器35より外気へ
放熱してもよい。
【0064】この第8実施例において、熱交換器25か
ら冷凍装置40の蒸発器46への熱輸送は、ポンプ2
3、熱交換器24、パイプ21、22これらの内部に入
れた熱媒体によって行なう。また、冷凍装置40の凝縮
器41から蓄熱材61への放熱は、凝縮器41に設けて
ある熱交換器63、それに連なるパイプ64、65、ポ
ンプ62によって行なわれる。ポンプ62を駆動する
と、蓄熱槽60に付いている入口パイプ66から蓄熱材
61の一部はパイプ64、ポンプ62を通って凝縮器6
3内へ導入される。その後パイプ65、出口パイプ67
を通って蓄熱材60内へ戻される。これによって凝縮器
41の熱は熱交換器63を介して蓄熱槽60内に輸送さ
れる。
【0065】蓄熱槽60内の蓄熱材61中に浸漬されて
いる熱交換器31と熱交換器35とは蒸気移動用のパイ
プ33と液戻し用のパイプ32とによって循環路を構成
するように連結されていて、内部にフロンなどの熱媒体
が封入されている。熱交換器31内に入っている熱媒体
は蓄熱材61の保有する熱を受けて沸騰して蒸発し、発
生した蒸気は蒸気移動用のパイプ33を通って熱交換器
35へ移動し、ここで凝縮熱を放出して液化する。この
液体は液戻し用のパイプ32を通って熱交換器31内へ
戻り、再び同じサイクルをくり返す。
【0066】なお、この第8実施例において、蓄熱材6
1の量を多くしておくことにより、熱交換器35に設け
てあるファン43を省略してもよい。つまり空気の自然
対流を利用して放熱が行なえる時は、耐えず放熱させて
蓄熱材61を冷却し続ける。
【0067】このように、熱交換器31、熱交換器3
5、蒸気移動用のパイプ33、液戻し用のパイプ32か
ら成るヒートパイプは、機械的な可動部分がない熱輸送
系であるため動力を必要とせず省エネルギー化が達成で
きる。
【0068】次に、本発明の第9実施例から第13実施
例をを図9から図13を用いて説明する。図9から図1
3は本発明の第9実施例から第13実施例の放熱装置の
構成図である。
【0069】この第9実施例から第13実施例のもの
は、冷凍装置40と放熱用の熱交換器70を組合わせて
冷凍装置40の放熱容量を小さくし、全体として小形化
を図ることができるものである。
【0070】第9実施例のものは、図9に示すように、
冷凍装置40の蒸発器46に連なる熱交換器35と、熱
源2の熱交換器25とがパイプ32、33によって循環
路を構成するように連結されている。この循環路の途中
にポンプ34と熱交換器70が設けてある。この循環路
内に水などの熱媒体が入っている。
【0071】ポンプ34を駆動すると、熱媒体は、パイ
プ32、熱交換器25、パイプ33、放熱用の熱交換器
70、パイプ33、熱交換器35、及びポンプ34の順
に回る。熱源2で発生した熱は熱交換器25に伝わり、
その熱の一部は放熱用の熱交換器70より大気に放熱さ
れる。この熱交換器70内に入る熱媒体の温度は熱交換
器25から発生する熱を直接受けて、温度が高く、した
がって熱交換器70からは効果的に大気へ放熱される。
その後、残りの熱は熱交換器35に到達し、この部分に
付いている冷凍装置40の蒸発器46に伝わり、最終的
に凝縮器41より大気へ放熱される。熱交換器70の放
熱効率を向上するには、ファン70aを設けて強制空冷
するのがよい。冷凍装置40の前段において熱交換器7
0によって大半の熱を除去するので、冷凍装置40に過
負荷がかからない。
【0072】第10実施例のものは、図10に示すよう
に、第9実施例の変形例であり、熱交換器70を冷凍装
置40の凝縮器41の近傍に設け、凝縮器41に設けて
あるファン43を駆動し、これによって発生した風を凝
縮器41を通した後、熱交換器70を通すようにしたも
のである。
【0073】このようにすると、熱交換器70の放熱用
のファンが不要となり、全体として装置が小形化され
る。凝縮器41の温度が熱交換器70の温度より高い場
合には、位置を逆転し、熱交換器70を蒸発器46と凝
縮器41との間に設けることが望ましい。
【0074】第11実施例のものは、図11に示すよう
に、第10実施例の変形例であり、冷凍装置40の凝縮
器41と放熱用の熱交換器70とを並置し、ファン43
による風を同時に並列に凝縮器41と放熱用の熱交換器
70に導入するようにしたものである。このようにする
と熱交換器70の温度が凝縮器41の温度より高くても
低くても、全体として放熱効率には余り影響をされなく
て済む。
【0075】第12実施例のものは、図12に示すよう
に、第10実施例の変形例であり、蒸発器46の近傍に
放熱用の熱交換器70を設けたものであり、放熱用のフ
ァン70aを熱交換器35の付いている蒸発器46の近
傍に設け、このファン70aによる風を蒸発器46を通
した後、熱交換器70に導入するようにしたものであ
る。ファン70aによる送風は蒸発器46を通る間に若
干温度低下するので、熱交換器70に流入する風は、第
10実施例の場合より温度が低く、したがって熱交換器
70の放熱効率が高まる。
【0076】第13実施例のものは、図13に示すよう
に、第10実施例の変形例であり、 凝縮器41の近傍
に放熱用の熱交換器70を設け、熱交換器35の付いて
いる蒸発器46の近傍にファン70aを設ける。ファン
70aによる送風は、蒸発器46を通った後凝縮器41
を通り、さらに放熱用の熱交換器70を通る。蒸発器4
6を通った風は低温度になるので、凝縮器41、熱交換
器70を通る風の温度は低くなり、このため凝縮器41
は低温度となりサイクル効率が高まる。また熱交換器7
0の放熱効率も高まる。熱交換器70の温度より凝縮器
41の温度が高い場合には、熱交換器70と凝縮器41
の位置を逆にし、蒸発器46と凝縮器41との間に熱交
換器70を設けるのがよい。
【0077】なお、第9実施例から第13実施例におい
て、熱交換器70は、パイプ33とパイプ32との間
に、冷凍装置40と熱的に並列に接続されたものであっ
ても、本発明の主旨は失われない。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、移動熱源体の熱源の冷
却が可能で、熱媒体を無駄に放流すること無く省資源化
が図れ、かつポンプの動力損失の低減が図れ、これによ
り運転費用を低減することができると共に、熱源の修理
等を別の場所で容易に行うことができる放熱装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図3】本発明の第3実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の第4実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図5】本発明の第5実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図6】本発明の第6実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図7】本発明の第7実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図8】本発明の第8実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図9】本発明の第9実施例の放熱装置の構成図であ
る。
【図10】本発明の第10実施例の放熱装置の構成図で
ある。
【図11】本発明の第11実施例の放熱装置の構成図で
ある。
【図12】本発明の第12実施例の放熱装置の構成図で
ある。
【図13】本発明の第13実施例の放熱装置の構成図で
ある。
【符号の説明】 1…移動熱源体、2…熱源、3…支柱、4…回転棒、2
0…第1冷却系、21、22…パイプ、21a、22a
…コネクター、23…ポンプ、24、25…熱交換器、
25a…キャップ、30…第2冷却系、31、35…熱
交換器、32、33…パイプ、32a、33a…コネク
ター、34…ポンプ、35a…フィン、36…熱交換
器、37、38…パイプ、39…パイプ、40…冷凍装
置、41…凝縮器、42…圧縮機、43…ファン、44
…減圧機構(膨張弁)、45… パイプ、46…蒸発器、
48…蓄熱槽、49…蓄熱材、51、52…バルブ、6
0…槽、61…蓄熱材、62…ポンプ、63…熱交換
器、64、65… パイプ、66…入口パイプ、67…
出口パイプ、68…ファン、70…熱交換器、70a…
ファン、100…作業者。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動熱源体の熱源の熱を輸送する第1冷
    却系と、前記第1冷却系の熱を外部に放熱する第2冷却
    系とを備え、前記第1冷却系は、前記移動熱源体の熱源
    に熱的に接続される受熱側熱交換器と、この受熱側熱交
    換器に可撓性のパイプを介して接続された放熱側熱交換
    器と、これらにより形成される循環路中の熱媒体を循環
    するポンプとを有すると共に、前記受熱側熱交換器と前
    記放熱側熱交換器とをコネクターを介して着脱可能に接
    続し、前記第2冷却系は、前記第1冷却系の放熱側熱交
    換器に熱的に接続された受熱側熱交換器と、この受熱側
    熱交換器に連通してその上方に配置された放熱側熱交換
    器と、この受熱側熱交換器及び放熱側熱交換器間を連通
    するパイプとを有するヒートパイプで形成したことを特
    徴とする放熱装置。
  2. 【請求項2】 移動熱源体の熱源の熱を輸送する第1冷
    却系と、前記第1冷却系の熱を輸送する第2冷却系と、
    前記第2冷却系を冷却する冷凍装置とを備え、前記第1
    冷却系は、前記移動熱源体の熱源に熱的に接続される受
    熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器に可撓性のパイプ
    を介して接続された放熱側熱交換器と、これらにより形
    成される循環路中の熱媒体を循環するポンプとを有する
    と共に、前記受熱側熱交換器と前記放熱側熱交換器とを
    コネクターを介して着脱可能に接続し、前記第2冷却系
    は、前記第1冷却系の放熱側熱交換器に熱的に接続され
    た受熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器に連通してそ
    の上方に配置された放熱側熱交換器と、この受熱側熱交
    換器及び放熱側熱交換器間を連通するパイプとを有する
    ヒートパイプで形成し、前記第2冷却系の放熱側熱交換
    器と前記冷凍装置の蒸発器とを熱的に接続したことを特
    徴とする放熱装置。
  3. 【請求項3】 移動熱源体の熱源の熱を輸送する第1冷
    却系と、前記第1冷却系の熱を外部に放熱する第2冷却
    系と、蓄熱材を入れた蓄熱槽とを備え、前記第1冷却系
    は、前記移動熱源体の熱源に熱的に接続される受熱側熱
    交換器と、この受熱側熱交換器に可撓性のパイプを介し
    て接続された放熱側熱交換器と、これらにより形成され
    る循環路中の熱媒体を循環するポンプとを有すると共
    に、前記受熱側熱交換器と前記放熱側熱交換器とをコネ
    クターを介して着脱可能に接続し、前記第2冷却系は、
    前記第1冷却系の放熱側熱交換器に熱的に接続された受
    熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器に連通してその上
    方に配置された放熱側熱交換器と、この受熱側熱交換器
    及び放熱側熱交換器間を連通するパイプとを有するヒー
    トパイプで形成し、前記ヒートパイプの蒸気移動用パイ
    プの一部を前記蓄熱槽の蓄熱材と熱的に接続したことを
    特徴とする放熱装置。
  4. 【請求項4】 移動熱源体の熱源の熱を輸送する第1冷
    却系と、前記第1冷却系の熱を外部に放熱する第2冷却
    系とを備え、前記第1冷却系は、前記移動熱源体の熱源
    に熱的に接続される受熱側熱交換器と、この受熱側熱交
    換器に可撓性のパイプを介して接続された放熱側熱交換
    器と、これらにより形成される循環路中の熱媒体を循環
    するポンプとを有すると共に、前記受熱側熱交換器と前
    記放熱側熱交換器とをコネクターを介して着脱可能に接
    続し、前記第2冷却系は、前記第1冷却系の放熱側熱交
    換器に熱的に接続された受熱側熱交換器と、この受熱側
    熱交換器に連通してその上方に配置された放熱側熱交換
    器と、この受熱側熱交換器及び放熱側熱交換器間を連通
    するパイプとを有する液循環式の熱輸送装置で形成し、
    前記液循環式の熱輸送装置は、可撓性の往路パイプと可
    撓性の復路パイプで往復パイプを形成したことを特徴と
    する放熱装置。
  5. 【請求項5】 熱源の熱を輸送する第1冷却系と、前記
    第1冷却系を冷却する冷凍装置と、前記冷凍装置の熱を
    蓄熱する蓄熱槽と、前記蓄熱槽の熱を受けて外部に放熱
    する第2冷却系とを備え、前記第2冷却系は、前記蓄熱
    槽に熱的に接続される受熱側熱交換器と、この受熱側熱
    交換器に連通してその上方に配置された放熱側熱交換器
    と、この受熱側熱交換器及び放熱側熱交換器間を連通す
    るパイプとを有するヒートパイプで形成し、前記冷凍装
    置から発生する熱を前記蓄熱槽の蓄熱材に放熱すると共
    に、この蓄熱材に蓄熱された熱を前記ヒートパイプによ
    り時間をずらして放熱することを特徴とする放熱装置。
  6. 【請求項6】 熱源の熱を輸送する冷却系と、前記冷却
    系を冷却する冷凍装置とを備え、前記冷却系は、前記熱
    源に熱的に接続される受熱側熱交換器と、この受熱側熱
    交換器にパイプを介して接続された複数の放熱側熱交換
    器とを有して循環路を形成し、前記複数の放熱側熱交換
    器は、前記冷凍装置の蒸発器によって冷却される熱交換
    器と、それ以外の外部に放熱する熱交換器とを有するこ
    とを特徴とする放熱装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007238293A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの放熱装置
JP2008202917A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Espec Corp 冷却ユニット、冷却装置
WO2017006775A1 (ja) * 2015-07-08 2017-01-12 株式会社デンソー 冷凍システム、および車載冷凍システム
WO2018070182A1 (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 株式会社デンソー 機器温調装置
CN111076584A (zh) * 2019-11-28 2020-04-28 北京空间机电研究所 一种航天器用桁架热管和环路热管耦合传热组件

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