JP2002295731A - 配管固定用具 - Google Patents

配管固定用具

Info

Publication number
JP2002295731A
JP2002295731A JP2001095852A JP2001095852A JP2002295731A JP 2002295731 A JP2002295731 A JP 2002295731A JP 2001095852 A JP2001095852 A JP 2001095852A JP 2001095852 A JP2001095852 A JP 2001095852A JP 2002295731 A JP2002295731 A JP 2002295731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
mounting member
bolt
pipe
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001095852A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3694244B2 (ja
Inventor
Masateru Takayama
昌照 高山
Masayoshi Takayama
正義 高山
Tomihiko Tamaoka
富彦 玉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKAYAMA METAL IND CO Ltd
Takayama Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
TAKAYAMA METAL IND CO Ltd
Takayama Metal Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKAYAMA METAL IND CO Ltd, Takayama Metal Industrial Co Ltd filed Critical TAKAYAMA METAL IND CO Ltd
Priority to JP2001095852A priority Critical patent/JP3694244B2/ja
Publication of JP2002295731A publication Critical patent/JP2002295731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3694244B2 publication Critical patent/JP3694244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管の取り付け作業を容易且つ迅速に行える
と共に、配管をがたくつことなく固定できる配管固定用
具を提供することを課題とする。 【解決手段】壁等の固定側に配管を固定すべく、配管を
挟持する一対のバンド体と、両方のバンド体の間に介在
され、且つ固定側に取り付けられる取り付け部材とを備
え、両方のバンド体と取り付け部材とにボルトを挿通す
ることにより、前記バンド体を取り付け部材に締結固定
するようにした配管固定用具において、前記ボルトはカ
シメ加工により一方のバンド体に固定され、該前記取り
付け部材には、前記ボルトのカシメ部が嵌入される開口
が形成され、カシメ部は取り付け部材から突出しないよ
うに構成されていることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建造物等において、
壁面やメタル内装間仕切り下地のメタルスタッド等の固
定側に、水道管や排水管等の配管を固定する為の配管固
定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建造物に使用される水道管
や排水管は、壁面等の任意の固定側に配管固定用具を介
して固定されている。かかる配管固定用具は、図6に示
す如く、配管50を挟持する一対のバンド体51a , 5
1b と、両方のバンド体51a, 51b の間に介在さ
れ、且つ固定側53に取り付けられる取り付け部材55
とを備えている。両方のバンド体51a , 51b と取り
付け部材55とにボルト56を挿通し、そのボルト56
にナット57を締結することにより、配管50を固定す
るようにしたものである。
【0003】前記ボルトの取り付け手段としては、以下
のものがある。即ち、図6(イ)に示すように、現場に
おいて、両方のバンド体51a , 51b と取り付け部材
55に、別体のボルト56を挿通し、ナット57で固定
する(従来例1)。
【0004】また、図7(イ)及び(ロ)に示す如く、
ボルト56は、一方のバンド体51a にカシメ加工によ
り予め固定されており、そのボルト56を取り付け部材
55及び他方のバンド体51bに挿通し、ナット57で
固定する(従来例2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1は、ボルト5
6がバンド体51a , 51b や取り付け部材55と別体
であることから、配管50の固定作業が面倒になる欠点
がある。
【0006】一方、従来例2は、ボルト56を、一方の
バンド体51a に予め固定していることから、前記従来
例1に比し、配管50の固定作業が容易になるが、ボル
ト56のカシメ代(カシメ部)58がバンド体51a か
ら突出するため、該カシメ部58の頂面が取り付け部材
55に当接し、取り付け部材55とバンド体51a との
間に間隙が生じてしまう。
【0007】このように、取り付け部材55とバンド体
51aとの間に間隙が生じると、バンド体51a , 51
b の挟持部の形状は配管50の外形に対応して設計(両
方のバンド体51a , 51b が取り付け部材55に密着
した状態で配管を固定するように設計)されていること
から、配管50をがたくつことなく固定できない問題が
あった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、配管の取り付け作業を容易且つ迅
速に行えると共に、配管をがたくつことなく固定できる
配管固定用具を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、壁等の固定側に配管を
固定すべく、配管を挟持する一対のバンド体と、両方の
バンド体の間に介在され、且つ固定側に取り付けられる
取り付け部材とを備え、両方のバンド体と取り付け部材
とにボルトを挿通することにより、前記バンド体を取り
付け部材に締結固定するようにした配管固定用具におい
て、前記ボルトはカシメ加工により一方のバンド体に固
定され、該前記取り付け部材には、前記ボルトのカシメ
部が嵌入される開口が形成され、カシメ部は取り付け部
材から突出しないように構成されていることにある。
【0010】また、壁等の固定側に配管を固定すべく、
配管を挟持する一対のバンド体と、両方のバンド体の間
に介在され、且つ固定側に取り付けられる取り付け部材
とを備え、両方のバンド体と取り付け部材とにボルトを
挿通することにより、前記バンド体を取り付け部材に締
結固定するようにした配管固定用具において、前記ボル
トはカシメ加工により一方のバンド体に固定され、該一
方のバンド体には、前記ボルトのカシメ部を収容するた
めの凹部が形成されていることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、本
発明の一実施例を説明する。図1〜図4は本発明の一実
施の形態を示し、本発明の配管固定用具は、配管1を挟
持する一対のバンド体3a,3bと、両方のバンド体3
a,3bの間に介在され、且つ建造物等の固定側8に取
り付けられる取り付け部材5と、両方のバンド体3a,
3bと取り付け部材5とに挿通されるボルト7とを備え
ている。
【0012】前記取り付け部材5は、固定側8にボルト
等の締結具(図示省略)で固定される固定側取り付け部
9と、該固定側取り付け部9から略直角(固定側8が垂
直面の場合は、水平方向となる。)に設けられた板状の
バンド体取り付け部10とからなる。尚、バンド体取り
付け部10には、バンド体取り付け部10の長手方向
(固定側8と直角方向)に開口としての長孔11が形成
されている。
【0013】前記各バンド本体3a,3bは、例えば金
属製の板材をプレス加工等により形成したもので、例え
ば円形の配管1の外周面に沿うように湾曲した挟持部1
2a,12bと、挟持部12a,12bから屈曲された
前記取り付け部材5のバンド体取り付け部10を挟持す
るための板状の固定部13a,13bとからなる。尚、
挟持部12a,12bの先端部同士は、バンド本体3
a,3b同士を開閉できるように係合されている。
【0014】前記ボルト7は、一方のバンド本体3aの
固定部13aに、カシメ加工により固定されている。即
ち、一対のボルト7が間隔をおいて固定部13aの外側
(バンド体取り付け部10とは反対側)から挿通される
と共に、固定部13aの内面側には、各ボルト7の一部
分を変形させた膨出状で且つ非円形の係止部(カシメ
部)15が形成されている。従って、該カシメ部15と
ボルト7の頭部7aが、固定部13aを挟持し、ボルト
7がバンド本体3aに対して回転しないように固定され
ている。
【0015】該カシメ部15は、図2(イ)及び(ロ)
に示す如く断面形状が長円形に形成されており、長辺側
は平面15aとなっている。そして、両方の平面15a
間の長さLは、前記長孔11の幅長W以下に設定されて
いる。ここで、カシメ部15は前記長孔11に嵌入され
ることにより、相対回転が不可能となっている。また、
図1に示す如く、カシメ部15の高さHは、前記バンド
体取り付け部10の板厚t以下に設定されている。この
ように、カシメ部15の高さHを、前記バンド体取り付
け部10の板厚t以下に設定することにより、カシメ部
15の頂面がバンド体取り付け部10よりも突出するこ
とはない。
【0016】また、カシメ部15を長孔11に沿って移
動させることにより、配管1と固定側8との間隔調整が
出来るように構成されている。
【0017】そして、前記取り付け部材5のバンド体取
り付け部10及び他方のバンド本体3bの挿通孔20に
ボルト7を挿通し、そのボルト7をナット17でそれぞ
れ締結固定することにより、配管1を固定側8に固定す
ることができる。このとき、カシメ部15はバンド体取
り付け部10の長孔11内に嵌入され、しかも、カシメ
部15の頂面は、バンド体取り付け部10から突出しな
いため、一方のバンド本体3aの固定部13aの内面
は、バンド体取り付け部10の一面に密着すると共に、
他方のバンド本体3bの固定部13bの内面は、バンド
体取り付け部10の他面に密着する(図1参照)。
【0018】尚、本実施の形態では、ボルト7を一対
(複数)設けたが、該ボルト7は、カシメ部15を長孔
11に嵌入することにより、バンド体取り付け部10に
対して回転不可能となるため、ボルト7は一本(単体)
であっても、バンド体3a,3bがバンド体取り付け部
10に対して回転するのを防止でき、必ずしも2本使用
する必要はない。
【0019】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、図5(イ)及び(ロ)に示すも
のであっても良い。即ち、一方のバンド本体3aの固定
部13aには、前記ボルト7を中心とする凹部21が設
けられている。各凹部21内に、ボルト7のカシメ部1
5が収容されている。かかる実施の形態では、バンド体
取り付け部10の長孔11内にカシメ部15を嵌入する
必要はないため、長孔11の幅は狭くできる。
【0020】尚、前記バンド本体3a,3bは、別体の
ものを係合する以外に、金属製の板材を屈曲することに
より形成しても良い。また、バンド本体及び取り付け部
材の材質は、金属に限定されるものではなく、その他、
合成樹脂であっても良い。また、挟持部12a,12b
の形状も、配管の外形に応じて任意の形状(例えば矩形
状等)にすることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ボルトがカシ
メ加工により一方のバンド体に固定され、該前記取り付
け部材には、前記ボルトのカシメ部が嵌入される開口が
形成され、カシメ部は取り付け部材から突出しないよう
に構成されているので、両方のバンド本体を取り付け部
材に密着させることが可能となり、バンド体に配管を強
固で且つガタ付くことなく、安定して取り付けることが
できる。
【0022】しかも、ボルトがカシメ加工により一方の
バンド体に固定されていることから、配管固定作業を容
易且つ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すバンド体を取り付
け部材に取り付けた状態の断面図正面である。
【図2】(イ)はカシメ部を示す断面平面図、(ロ)は
カシメ部が取り付け部材の長孔に嵌入した状態の一部断
面平面図である。
【図3】バンド体を開放した状態の一部断面を含む正面
図である。
【図4】バンド体で配管を固定した状態の一部断面を含
む正面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示し、(イ)はカシ
メ部がバンド体に形成された凹部に収容された状態の要
部断面図、(ロ)は同断面平面図である。
【図6】従来例を示し、(イ)はバンド体で配管を固定
する状態を示す分解正面図、(ロ)はバンド体で配管を
固定する状態を示す平面図である。
【図7】同カシメ部が取り付け部材に当接した状態を示
し、(イ)は一部断面を含む平面図、(ロ)は断面正面
図である。
【符号の説明】
1…配管、8…固定側、3a,3b…バンド体、5…取
り付け部材、11…長孔(開口)、15…カシメ部、2
1…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉岡 富彦 大阪市生野区巽中2丁目2番10号 タカヤ マ金属工業株式会社内 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB04 AD08 AD21 AD26 AE13 3J022 DA12 DA18 EA42 EB14 EC17 EC22 FA01 FB12 GA03 GA12 GA14 GB25 GB42 GB53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁等の固定側に配管を固定すべく、配管
    を挟持する一対のバンド体と、両方のバンド体の間に介
    在され、且つ固定側に取り付けられる取り付け部材とを
    備え、両方のバンド体と取り付け部材とにボルトを挿通
    することにより、前記バンド体を取り付け部材に締結固
    定するようにした配管固定用具において、前記ボルトは
    カシメ加工により一方のバンド体に固定され、該前記取
    り付け部材には、前記ボルトのカシメ部が嵌入される開
    口が形成され、カシメ部は取り付け部材から突出しない
    ように構成されていることを特徴とする配管固定用具。
  2. 【請求項2】 前記開口は長孔からなり、しかも、カシ
    メ部は、取り付け部材と相対回転不可能となるように非
    円形に形成されている請求項1に記載の配管固定用具。
  3. 【請求項3】 壁等の固定側に配管を固定すべく、配管
    を挟持する一対のバンド体と、両方のバンド体の間に介
    在され、且つ固定側に取り付けられる取り付け部材とを
    備え、両方のバンド体と取り付け部材とにボルトを挿通
    することにより、前記バンド体を取り付け部材に締結固
    定するようにした配管固定用具において、前記ボルトは
    カシメ加工により一方のバンド体に固定され、該一方の
    バンド体には、前記ボルトのカシメ部を収容するための
    凹部が形成されていることを特徴とする配管固定用具。
JP2001095852A 2001-03-29 2001-03-29 配管固定用具 Expired - Fee Related JP3694244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001095852A JP3694244B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 配管固定用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001095852A JP3694244B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 配管固定用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002295731A true JP2002295731A (ja) 2002-10-09
JP3694244B2 JP3694244B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=18949848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001095852A Expired - Fee Related JP3694244B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 配管固定用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3694244B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3694244B2 (ja) 2005-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8020814B2 (en) Clamp for securing a tubular or hose-shaped object
JP2005527752A (ja) 弾性クリップ式ファスナ及びその製造方法
US20050025603A1 (en) Fixing clamp for anchoring a component in the hole of a support plate
JP5439003B2 (ja) 固定クリップ
AU3298902A (en) Plate nut assembly
JP2002295731A (ja) 配管固定用具
US20070005066A1 (en) Modular nut plate
JP2732227B2 (ja) 方立の意匠材連結構造
JP2001288863A (ja) 屋根上取付金具
JP4004351B2 (ja) パネル固定金具
JPS6120240Y2 (ja)
JP2001131990A (ja) アンカーボルト用止め金具
JP2736766B2 (ja) 固着具
JP4231384B2 (ja) 外装材取付具及び外装材の施工方法
JP3615201B2 (ja) 支柱と壁体との連結金具
JPH0562708U (ja) 部品取付け用ステー
JPH042242Y2 (ja)
JPH0529316Y2 (ja)
JP4478364B2 (ja) アンテナ取付け装置
JP2510755Y2 (ja) 帯パネル取付装置
JPH11336200A (ja) L字形金具
JP3072147U (ja) 壁下地における開口部周枠補強材の固定金具
JPH0622006Y2 (ja) 伸縮継手装置
JP2000145089A (ja) 補強部材
JPH0932236A (ja) 建材の取付金物

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040706

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130701

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees