JPH0932236A - 建材の取付金物 - Google Patents
建材の取付金物Info
- Publication number
- JPH0932236A JPH0932236A JP18177995A JP18177995A JPH0932236A JP H0932236 A JPH0932236 A JP H0932236A JP 18177995 A JP18177995 A JP 18177995A JP 18177995 A JP18177995 A JP 18177995A JP H0932236 A JPH0932236 A JP H0932236A
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- Japan
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- building material
- plate
- hollow
- abutting
- hollow building
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 取付金物１１は、中空建材１の空洞部２
に挿入される挿入板１３，１４と、外面に配置される外
板１５とからなり、外板１５のクリップ部１９と建材１
との間にＬアングル３が挿入される。雌螺子孔１６にボ
ルト１７を螺じ込むことにより、建材１が固定される。 【効果】 建材に孔をあけることが不要である。空洞部
内にナットを挿入することが不要である。建材同士を連
結することが可能である。
に挿入される挿入板１３，１４と、外面に配置される外
板１５とからなり、外板１５のクリップ部１９と建材１
との間にＬアングル３が挿入される。雌螺子孔１６にボ
ルト１７を螺じ込むことにより、建材１が固定される。 【効果】 建材に孔をあけることが不要である。空洞部
内にナットを挿入することが不要である。建材同士を連
結することが可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空建材の上端又
は下端をＬアングル等の水平な長プレート状の支持部材
に取り付けるための金物に関する。
は下端をＬアングル等の水平な長プレート状の支持部材
に取り付けるための金物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の建材の取付金物と、それを用いた
中空建材取付構造について、第５，６図を参照して説明
する。
中空建材取付構造について、第５，６図を参照して説明
する。
【０００３】中空建材１が空洞部２を上下方向にして配
置され、水平なＬアングル３に当接されている。この中
空建材１の上端近傍にボルト４の挿通用の孔５が穿設さ
れている。この孔５と同軸となるように中空建材１の外
面にゼットクリップ６が配置され、空洞部２内に平形ナ
ット７が配置される。Ｌアングル３の鉛直片３ａをゼッ
トクリップ６と中空建材１との間に挟持した状態にて、
スプリングワッシャ８及び平ワッシャ９を介してボルト
４をゼットクリップ６の孔１０及び建材の孔５に通し、
平形ナット７に螺じ込むことにより、Ｌアングル３と中
空建材１とが連結される。
置され、水平なＬアングル３に当接されている。この中
空建材１の上端近傍にボルト４の挿通用の孔５が穿設さ
れている。この孔５と同軸となるように中空建材１の外
面にゼットクリップ６が配置され、空洞部２内に平形ナ
ット７が配置される。Ｌアングル３の鉛直片３ａをゼッ
トクリップ６と中空建材１との間に挟持した状態にて、
スプリングワッシャ８及び平ワッシャ９を介してボルト
４をゼットクリップ６の孔１０及び建材の孔５に通し、
平形ナット７に螺じ込むことにより、Ｌアングル３と中
空建材１とが連結される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の建材の取付
金物には、次のような解決すべき課題があった。
金物には、次のような解決すべき課題があった。
【０００５】 建材取付施工に際し、中空建材１に孔
５をあける作業が必要である。
５をあける作業が必要である。
【０００６】 平形ナット７を空洞部２に挿入して孔
５と同軸状に配置するのが容易ではない。また、ボルト
４を螺じ込むまで平形ナット７を手で押さえておく必要
があるが、指先が滑ったりすることにより平形ナット７
が落下し易い。
５と同軸状に配置するのが容易ではない。また、ボルト
４を螺じ込むまで平形ナット７を手で押さえておく必要
があるが、指先が滑ったりすることにより平形ナット７
が落下し易い。
【０００７】 中空建材１同士を連結することができ
ない。
ない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の建材の取付金
物は、上下方向に延在する空洞部を有した中空建材を水
平方向に設置された長プレート状の支持部材に取り付け
るための金物において、該建材の上又は下端面に当接す
る端面当接板と、該端面当接板に略垂直に連なった、前
記中空建材の空洞部に挿入される挿入板と、該端面当接
板に略垂直に連なった、前記中空建材の外面に対峙する
外板と、該外板に螺着された、前記支持部材を押えつけ
るためのボルトと、を備えてなり、該外板は、該端面当
接板に隣接した、前記中空建材の外面に当接する建材当
接部と、該建材当接部に連なっており、該中空建材の外
面との間に前記プレート状支持部材が挿入されるクリッ
プ部とからなり、該クリップ部に前記ボルトの螺着用の
雌螺子孔が設けられ、該クリップ部と建材との間に挿入
されたプレート状支持部材を、該雌螺子孔に締め込んだ
ボルトによって押えつけて固定可能としたことを特徴と
するものである。
物は、上下方向に延在する空洞部を有した中空建材を水
平方向に設置された長プレート状の支持部材に取り付け
るための金物において、該建材の上又は下端面に当接す
る端面当接板と、該端面当接板に略垂直に連なった、前
記中空建材の空洞部に挿入される挿入板と、該端面当接
板に略垂直に連なった、前記中空建材の外面に対峙する
外板と、該外板に螺着された、前記支持部材を押えつけ
るためのボルトと、を備えてなり、該外板は、該端面当
接板に隣接した、前記中空建材の外面に当接する建材当
接部と、該建材当接部に連なっており、該中空建材の外
面との間に前記プレート状支持部材が挿入されるクリッ
プ部とからなり、該クリップ部に前記ボルトの螺着用の
雌螺子孔が設けられ、該クリップ部と建材との間に挿入
されたプレート状支持部材を、該雌螺子孔に締め込んだ
ボルトによって押えつけて固定可能としたことを特徴と
するものである。
【０００９】かかる建材の取付金物によると、中空建材
の上端又は下端を挿入板と外板とで挟持するため、中空
建材に孔をあけることが不要となる。
の上端又は下端を挿入板と外板とで挟持するため、中空
建材に孔をあけることが不要となる。
【００１０】また、ナットが不要であり、空洞部内に平
形ナットを挿入することが不要である。
形ナットを挿入することが不要である。
【００１１】請求項２の建材の取付金物は、請求項１に
おいて、前記挿入板は、外板の板面と平行方向に離隔し
て２片設けられていることを特徴とするものである。
おいて、前記挿入板は、外板の板面と平行方向に離隔し
て２片設けられていることを特徴とするものである。
【００１２】かかる建材の取付金物によると、水平に隣
接配置した中空建材の空洞部の双方にまたがって建材の
取付金物を配置し、一方の挿入片を一方の中空建材の空
洞部に挿入し、他方の挿入片を他方の中空建材の空洞部
に挿入することにより、中空建材同士を連結できる。
接配置した中空建材の空洞部の双方にまたがって建材の
取付金物を配置し、一方の挿入片を一方の中空建材の空
洞部に挿入し、他方の挿入片を他方の中空建材の空洞部
に挿入することにより、中空建材同士を連結できる。
【００１３】請求項３の建材の取付金物は、請求項１又
は２において、前記端面当接板に、２個の該取付金物の
端面当接板同士を対面させて係止させるようにするため
の係止片が設けられていることを特徴とするものであ
る。
は２において、前記端面当接板に、２個の該取付金物の
端面当接板同士を対面させて係止させるようにするため
の係止片が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【００１４】かかる建材の取付金物によると、下段側の
中空建材の上端に装着された建材の取付金物と、上段側
の中空建材の下端に装着された建材の取付金物とを、係
止片によって係止させ、これによって上段側の中空建材
と下段側の中空建材とを連結できる。
中空建材の上端に装着された建材の取付金物と、上段側
の中空建材の下端に装着された建材の取付金物とを、係
止片によって係止させ、これによって上段側の中空建材
と下段側の中空建材とを連結できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】第１図（ａ）は本発明の実施例に
係る取付金物を用いた中空建材の取付構造を示す斜視
図、第１図（ｂ）は取付金物の斜視図、第２図は第１図
のII−II線に沿う断面図、第３，４図は実施例に係る取
付金物の使用例を示す斜視図である。
係る取付金物を用いた中空建材の取付構造を示す斜視
図、第１図（ｂ）は取付金物の斜視図、第２図は第１図
のII−II線に沿う断面図、第３，４図は実施例に係る取
付金物の使用例を示す斜視図である。
【００１６】この取付金物１１は、中空建材１の上端面
又は下端面に当接される端面当接板１２と、該端面当接
板１２に連なっており、中空建材１の空洞部２に挿入さ
れる挿入板１３，１４と、端面当接板１２に連なってお
り、中空建材１の外面に配置される外板１５と、該外板
１５に設けられた雌螺子孔１６と、該雌螺子孔１６に螺
着されるボルト１７とを備えている。挿入板１３，１４
は、外板１５の板面と平行方向に離隔している。
又は下端面に当接される端面当接板１２と、該端面当接
板１２に連なっており、中空建材１の空洞部２に挿入さ
れる挿入板１３，１４と、端面当接板１２に連なってお
り、中空建材１の外面に配置される外板１５と、該外板
１５に設けられた雌螺子孔１６と、該雌螺子孔１６に螺
着されるボルト１７とを備えている。挿入板１３，１４
は、外板１５の板面と平行方向に離隔している。
【００１７】外板１５は、中空建材１の外面に当接する
建材当接部１８と、中空建材１との間にＬアングル３が
挿入されるクリップ部１９とを備えている。
建材当接部１８と、中空建材１との間にＬアングル３が
挿入されるクリップ部１９とを備えている。
【００１８】端面当接板１２には、Ｌ形片２０とコ形片
２１とが設けられている。Ｌ形片２０は、舌片部がコ形
片２１に向って延在するように設けられている。コ形片
２１は、このＬ形片２０を受け入れる空隙が端面当接板
１２の長手方向に延在するように設けられている。
２１とが設けられている。Ｌ形片２０は、舌片部がコ形
片２１に向って延在するように設けられている。コ形片
２１は、このＬ形片２０を受け入れる空隙が端面当接板
１２の長手方向に延在するように設けられている。
【００１９】この取付金物１１を用いて中空建材１をＬ
アングル３に固定するには、第１図の如く、挿入板１
３，１４と外板１５との間に中空建材１の上端部を嵌合
させ、クリップ部１９と中空建材１との間にＬアングル
３の鉛直片３ａを挿入させる。次いで、雌螺子孔１６に
ボルト１７を螺じ込み、鉛直片３ａを中空建材１に押し
付け、該建材１とＬアングル３とを強固に固定する。
アングル３に固定するには、第１図の如く、挿入板１
３，１４と外板１５との間に中空建材１の上端部を嵌合
させ、クリップ部１９と中空建材１との間にＬアングル
３の鉛直片３ａを挿入させる。次いで、雌螺子孔１６に
ボルト１７を螺じ込み、鉛直片３ａを中空建材１に押し
付け、該建材１とＬアングル３とを強固に固定する。
【００２０】このように、この取付金物１１によると、
従来必要であった平形ナットが全く不要であり、建材１
の取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なわれる。
従来必要であった平形ナットが全く不要であり、建材１
の取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なわれる。
【００２１】また、中空建材１にボルト挿通用の孔を設
けることが不要である。
けることが不要である。
【００２２】この取付金物１１は、第３図の如く、水平
に隣接配置された中空建材１，１同士の連結にも用いる
ことができる。即ち、この取付金物１１を、中空建材
１，１の突き合わせ面に配置し、挿入板１３を左側の建
材１の空洞部２に差し込み、挿入板１４を右側の建材１
の空洞部２に差し込む。これにより、建材１，１を取付
金物１１によって連結することができる。
に隣接配置された中空建材１，１同士の連結にも用いる
ことができる。即ち、この取付金物１１を、中空建材
１，１の突き合わせ面に配置し、挿入板１３を左側の建
材１の空洞部２に差し込み、挿入板１４を右側の建材１
の空洞部２に差し込む。これにより、建材１，１を取付
金物１１によって連結することができる。
【００２３】本実施例の取付金物１１は、その端面当接
板１２にＬ形片２０とコ形片２１とが設けられているた
め、第４図に示す如く、１対の取付金物１１，１１を上
下逆にして端面当接板１２同士を対面させるように配置
し、上段側の取付金物１１のＬ形片２０を下段側の取付
金物１１のコ形片２１に係合させ、上段側の取付金物１
１のコ形片２１を下段側の取付金物１１のＬ形片２０に
係合させることにより、金物１１同士を連結できる。ま
た、これにより、各金物１１が装着された上段側の中空
建材１と下段側の中空建材１とを連結することができ
る。
板１２にＬ形片２０とコ形片２１とが設けられているた
め、第４図に示す如く、１対の取付金物１１，１１を上
下逆にして端面当接板１２同士を対面させるように配置
し、上段側の取付金物１１のＬ形片２０を下段側の取付
金物１１のコ形片２１に係合させ、上段側の取付金物１
１のコ形片２１を下段側の取付金物１１のＬ形片２０に
係合させることにより、金物１１同士を連結できる。ま
た、これにより、各金物１１が装着された上段側の中空
建材１と下段側の中空建材１とを連結することができ
る。
【００２４】上記実施例ではＬアングル３が用いられて
いるが、Ｈ鋼などよりなる各種の長プレート状の支持部
材に対し中空建材を取り付けることが可能である。
いるが、Ｈ鋼などよりなる各種の長プレート状の支持部
材に対し中空建材を取り付けることが可能である。
【００２５】
【発明の効果】以上の通り、本発明の取付金物による
と、中空建材に孔あけを行なうことなく中空建材を支持
部材に取り付けることができる。また、この中空建材の
空洞部内に平形ナットを挿入することが不要であり、建
材の取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なえるものと
なる。
と、中空建材に孔あけを行なうことなく中空建材を支持
部材に取り付けることができる。また、この中空建材の
空洞部内に平形ナットを挿入することが不要であり、建
材の取付作業がきわめて容易かつ迅速に行なえるものと
なる。
【００２６】本発明では、挿入板を２片設けることによ
り、水平に隣接配置された中空建材同士を連結すること
が可能である。
り、水平に隣接配置された中空建材同士を連結すること
が可能である。
【００２７】本発明にあっては、端面当接板に係止片を
設けることにより、上下に配置された中空建材同士を連
結することも可能である。
設けることにより、上下に配置された中空建材同士を連
結することも可能である。
【図１】実施例を示す斜視図である。
【図２】図１のII−II線に沿う断面図である。
【図３】実施例に係る取付金物の使用例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図４】取付金物の別の使用例を示す斜視図である。
【図５】従来例を示す分解斜視図である。
【図６】従来例を示す断面図である。
１ 中空建材 ２ 空洞部 ３ Ｌアングル １１ 取付金物 １２ 端面当接板 １３，１４ 挿入板 １５ 外板 １６ 雌螺子孔 １８ 建材当接部 １９ クリップ部 ２０ Ｌ形片 ２１ コ形片
Claims (3)
- 【請求項１】 上下方向に延在する空洞部を有した中空
建材を水平方向に設置された長プレート状の支持部材に
取り付けるための金物において、 該建材の上又は下端面に当接する端面当接板と、 該端面当接板に略垂直に連なった、前記中空建材の空洞
部に挿入される挿入板と、 該端面当接板に略垂直に連なった、前記中空建材の外面
に対峙する外板と、 該外板に螺着された、前記支持部材を押えつけるための
ボルトと、を備えてなり、該外板は、 該端面当接板に隣接した、前記中空建材の外面に当接す
る建材当接部と、 該建材当接部に連なっており、該中空建材の外面との間
に前記プレート状支持部材が挿入されるクリップ部とか
らなり、 該クリップ部に前記ボルトの螺着用の雌螺子孔が設けら
れ、該クリップ部と建材との間に挿入されたプレート状
支持部材を、該雌螺子孔に締め込んだボルトによって押
えつけて固定可能としたことを特徴とする建材の取付金
物。 - 【請求項２】 請求項１において、前記挿入板は、外板
の板面と平行方向に離隔して２片設けられていることを
特徴とする建材の取付金物。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記端面当接
板に、２個の該取付金物の端面当接板同士を対面させて
係止させるようにするための係止片が設けられているこ
とを特徴とする建材の取付金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177995A JPH0932236A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 建材の取付金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177995A JPH0932236A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 建材の取付金物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932236A true JPH0932236A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16106745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18177995A Withdrawn JPH0932236A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 建材の取付金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932236A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108952055A (zh) * | 2018-09-06 | 2018-12-07 | 曹银花 | 一种可智能化固定在墙体上的镀锌钢板 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18177995A patent/JPH0932236A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108952055A (zh) * | 2018-09-06 | 2018-12-07 | 曹银花 | 一种可智能化固定在墙体上的镀锌钢板 |
| CN108952055B (zh) * | 2018-09-06 | 2020-06-19 | 安徽跨宇钢结构网架工程有限公司 | 一种可智能化固定在墙体上的镀锌钢板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |