JP2002294619A - 集水ブロック - Google Patents
集水ブロックInfo
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Abstract
射流となった排水流でも確実に集水口へ排水させること
ができる集水ブロックを提供する車道と歩道との区画位
置に設置する。 【解決手段】 平盤状をしたブロック本体2とこのブロ
ック本体2の一側部で立ち上がる水返し段部3とを有
し、ブロック本体2には排水路9の路面レベルで開口し
て地下埋設の排水部材10へ排水を導く集水口4が設け
られ、且つこの集水口4の開口周部に当該集水口4へ嵌
め入れるグレーチング5を支持するグレーチング支持枠
12が設けられた集水ブロックにおいて、ブロック本体
2に、グレーチング支持枠12に対する少なくとも排水
方向上流側隣部で開口して当該グレーチング支持枠12
の下方部で集水口4内へ連通する集水誘導口15を設
け、グレーチング支持枠12に、集水誘導口15内へ向
けて突出してその対辺側まで達することで当該集水誘導
口15を架橋状態にする補助グレーチングを設ける。
Description
するものである。
道路においては、車道側の道路ばた(車道と歩道との区
画位置)に、その道路面とほぼ面一状態で排水路が設け
られていることがあり、この排水路は現場打ちコンクリ
ートにより形成されているか、または、境界ブロックを
敷設することによって形成されている。このような排水
路では、その地下に排水路方向に沿ってU字型溝、排水
用土管又は下水管が埋設されている。そのため、上記排
水路の長手方向所定間隔おきに集水位置が設定されてい
て、この集水位置で排水桝を介する等してU字型溝や排
水用土管へ排水を導くための集水口が設けられている。
ブロックが用いられており、この集水ブロックは、プレ
キャスト製のコンクリート等により長方形の平盤状に形
成されたブロック本体と、このブロック本体の一側部で
立ち上がる水返し段部とを有しており、その断面形状が
概ねL型を呈したものとなっている。ところで、道路の
縦断勾配がある程度急になる(概ね4%以上)になる
と、排水路内では、「射流」と呼ばれる水深が浅く流速
の速い流れが発生することになり、このような射流は、
流速が速いために排水流が上記集水口の上方を素通りし
てしまうということがあり、このため、排水がうまくで
きないために車道側が水浸しになることがある。
て、集水ブロックやその周辺に設置する境界ブロックに
対して、それらの水返し段部の起立面に凹部をくり抜き
状に形成させることが提案されている(実開平7−25
91号公報等参照)。このような凹部を形成しておけ
ば、排水路内を流れる排水流は凹部内へ流れ込み、その
長手方向に沿って集水口の近傍まで誘導されるようにな
るが、この集水口の直近で凹部が突き当たり状に途切れ
ているために、排水流はこの部分でぶつかって凹部内か
ら車道側へと追い出されるようになり、その結果として
排水流は集水口内へ導かれるというものである。
凹部を設けただけでは、集水口への導水効果は必ずしも
十分ではなく、射流のなかでもその流速が一層増したも
のの場合などでは、依然として排水がうまくできないと
いうことがあった。また、かかる凹部によって十分な導
水効果を得るには、集水ブロックだけでなく、その上流
側に並設される数個の縁石にも当該凹部を連続的に形成
せねばならないので、それだけ施工に係る手間が面倒
(工事が大がかり)になり、建材費用をはじめとして施
工費用等が嵩んで高コストになる。
手間や施工コストの増大を防止しつつ、射流となった排
水流でも確実に集水口へ排水させることができる集水ブ
ロックを提供することを目的とする。
め、本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、本発明の
集水ブロックは、その前提構成として、道路ばたに道路
面とほぼ面一状態で設けられる排水路に対してその長手
方向適所に設置されるものであって、平盤状をしたブロ
ック本体と、ブロック本体の一側部で立ち上がる水返し
段部とを有し、前記ブロック本体には、上記排水路の路
面レベルで開口して地下埋設の排水部材へ排水を導く集
水口が設けられ、且つこの集水口の開口周部に当該集水
口へ嵌め入れるグレーチングを支持するグレーチング支
持枠が設けられたものである。
の前提構成に加えて、前記ブロック本体に、前記グレー
チング支持枠に対する少なくとも排水方向上流側隣部で
開口して、このグレーチング支持枠の下方部で上記集水
口内へ連通する集水誘導口が設けたものである。この場
合、集水口と集水誘導口との開口面積の総和により、集
水口を実質的に大きくしたのと同じことになり、それだ
け排水流を集水口へ導きやすくなる。また、排水路を集
水口へ向けて流れる排水流は、集水口へ至る前に集水誘
導口に達するようになるが、この集水誘導口では、排水
流が少しでも流れ込めばそれがグレーチング支持枠の外
周面等にぶつかり、小さな跳ね返り状の立体的乱流を伴
いながらその後にこの集水誘導口内へ落ち込むようにな
るため、この現象がいわゆる「誘い水」となり、その後
の排水流を集水誘導口及び集水口へと引き込ませるよう
に作用する。従って、排水流の確実な集水ができること
になる。
に、上記集水誘導口内へ向けて突出してその対辺側まで
達することで当該集水誘導口の上部を架橋状態にする補
助グレーチングが設けられており、集水誘導口上を跨る
状態で補助グレーチングが配置されているので、集水誘
導口を設けたことに伴うブロック本体の強度的な低下が
生じないものとなっている。上記本発明の集水ブロック
において、集水誘導口を集水口の両隣に設けるととも
に、グレーチング支持枠の両側方に両集水誘導口内へ向
けて突出する一対の補助グレーチングを設けることが好
ましい。
の使い勝手が同じになって、道路の左側と右側のいずれ
にも区別なく設置できるようになり、排水勾配に対する
設置方向として共用化が可能になる。すなわち、左タイ
プと右タイプとを別々に作り分ける必要がない。また、
本発明は、前記した集水ブロックの前提構成において、
集水誘導口における前記集水口とは反対側の側部に、集
水誘導口へ近づくほど下降傾斜する落とし込み部を設け
たものである。このようにすると、集水誘導口内への流
れ込みを一層促進すると共に、この集水誘導口へ流れ込
んだ排水流をグレーチング支持枠の外周面等にぶつけや
すくなるため、その「誘い水」効果を一層高めることが
できる。
前提構成において、ブロック本体の上面におけるグレー
チング支持枠の排水方向両側の部分が、当該ブロック本
体が設置される道路の縦断勾配とほぼ同じかこれよりも
大きい勾配で、前記グレーチング支持枠に向かうに従っ
て下向きに傾斜するように形成されていることを特徴と
する。この場合、集水ブロックを所定の縦断勾配の道路
に設置すると、ブロック本体の上面における排水方向上
流側の部分は道路の縦断勾配よりも更に大きい勾配で下
方に傾斜することになるので、上流側から流れてきた排
水流が集水口へ落ち込み易くなる。他方、ブロック本体
の上面における排水方向下流側の部分は、水平または道
路の縦断勾配とは逆方向に傾斜することになるので、上
流側から流れてきた排水流はこの部分に当たってその流
れにブレーキがかかり、排水流が集水口に導入されやす
くなる。
面に基づき説明する。図1〜図6は本発明の第一実施形
態に係る集水ブロック1を示している。このうち、図1
は本実施形態に係る集水ブロック1の平面図を示し、図
2乃至図5はそれぞれ所定位置で切断して示した断面図
である。これら各図から明らかなように、この集水ブロ
ック1は、コンクリート等により長方形の平盤状に形成
されたブロック本体2と、このブロック本体2の一側部
で立ち上がる水返し段部3とを有したものとなってお
り、その断面形状がほぼL型を呈したものとなってい
る。
部には、必要に応じて鉄筋等の補強材(図示ほぼ)が埋
設されている。ブロック本体2の長手方向中央部には、
水返し段部2に近接した配置で集水口4が上下貫通して
設けられている。なお、この集水口4には、通常、金属
製又はコンクリート製のグレーチング5が嵌め込まれる
が、図面では図1にのみグレーチング5を書き込んであ
り、他の図では省略している。このグレーチング5は、
必要に応じて回転把手6を引き上げることで、集水口4
に対する着脱が自在に行えるものとなっている。
8との区画位置に沿って車道7側の道路ばたに設けられ
る排水路9に対して、その長手方向適所の集水位置にこ
の集水ブロック1を設置する場合では、上記水返し段部
3を歩道8側へ向けブロック本体2の先端側を車道7側
へ向けるように配置し、特にブロック本体2の上面を車
道7の路面に対して同等以下となるようにレベル合わせ
させるものとする。従って、ブロック本体2において開
口している上記集水口4は、排水路9の路面レベルで開
口していることになる。そして、この集水ブロック1の
地下には、例えば車道7に沿ってU字型溝等よりなる排
水部材10が埋設されている。なお、図示は省ほぼする
が、排水部材10がU字型溝ではなく排水用土管や下水
管等である場合では、これらがある程度、深い位置に埋
設されていることになるので、集水ブロック1と排水用
土管等との上下間を繋ぐかたちで排水桝が設けられるこ
ともある。
において、集水口4の開口周部には、グレーチング5を
支持するためのグレーチング支持枠12が設けられてい
る。このグレーチング支持枠12は殆どの場合、金属製
(鋳造品や帯鋼の溶接品又は板金品)であり、ブロック
本体2を成形する段階でその内部の所定位置へ一体的に
組み込むように(プレキャスト)してあり、結果、ブロ
ック本体2にインサート的に一体化してある。このよう
なブロック本体2において、排水路9の長手方向(図1
の左右方向。以下、この方向を「排水方向」と言う。)
に沿った集水口4の両隣には、集水誘導口15が設けら
れていると共に、これら集水誘導口15の更に両隣に落
とし込み部16が設けられている。
ブロック本体2にあって、水返し段部3が立ち上がる内
隅部分と集水口4との間に補助集水口17が設けられて
いると共に、水返し段部3の下部をえぐるようにして引
き込み凹部18が設けられている。図2及び図3に示す
ように、上記集水誘導口15は、ブロック本体2を上下
貫通する通孔であって、その上部側の開口縁部では、集
水口4に対してグレーチング支持枠12の脇桟12aに
よって区画された状態にある。またこれに対し、このグ
レーチング支持枠12の下方側では、これら集水誘導口
15と集水口4とは互いに連通した状態となっている。
すなわち、これら集水誘導口15により、集水口4は実
質的に開口面積を拡大されたのと同じことになってい
る。
へ近づくほど下降傾斜するようになった傾斜面である。
そのため、排水路方向に沿って流れる排水流はこの落と
し込み部16に導かれつつ、集水誘導口15へと流入し
やすくなっている。この落とし込み部16において最も
集水誘導口15寄りとなる端縁部(図5中で16aで示
す部分)は、ブロック本体2の上面からの深さ位置が、
グレーチング支持枠12の上記脇桟12aの下端よりも
上位置とされている。なお、好ましくは落とし込み部1
6の傾斜に沿ってその端縁部16aからグレーチング支
持枠12側へ仮想線Sを延長させたときに、この仮想線
Sが上記の脇桟12aへぶつかるような位置関係にして
おく。
に沿って集水誘導口15へと流れ込む排水流は、グレー
チング支持枠12の脇桟12aにぶつかって小さな跳ね
返り状の乱流を伴いながらその後に集水誘導口15内へ
落ち込むようになるため、この現象がいわゆる「誘い
水」となり、その後の排水流を集水誘導口15や集水口
4へと引き込ませるように作用する。上記補助集水口1
7は、上記集水誘導口15と同様にブロック本体2を上
下貫通する通孔であって、その上部側の開口縁部では、
集水口4に対してグレーチング支持枠12の後桟12b
によって区画された状態にある。これに対し、このグレ
ーチング支持枠12の下方側では、これら補助集水口1
7と集水口4とは互いに連通した状態となっている。従
って、この補助集水口17も、集水口4の開口面積を実
質的に拡大させるうえで有益である。
幅を超えて排水方向両側へ延びる長さを有しており、そ
のうえで両端を有限とするための追い出し端面18x及
び18yを有したものとなっている。このため、排水方
向(図1の左右方向)に沿って流れてくる排水は、その
一部がこの引き込み凹部18内へ一旦流れ込むが、流れ
方向の先となる追い出し端面(図1の左側から右側へ流
れる排水流ならば右側の追い出し端面18xになり、こ
れと逆向きの排水流ならば左側の追い出し端面18yに
なる。)にぶつかり、その結果、この引き込み凹部18
から追い出され、集水口4への流れ込みが促されるよう
になっている。
その脇桟12aから集水誘導口15内へ向けて補助グレ
ーチング21が設けられている。この補助グレーチング
21は、排水路方向に平行な複数本の棒が櫛歯状に突出
して成るもので、その突端部は、突出方向の対辺側とな
る落とし込み部16まで達している。すなわち、集水誘
導口15の上部開口は、この補助グレーチング21によ
って架橋状態になっている。そのため、かかる補助グレ
ーチング21の架橋構造により、ブロック本体2にも集
水誘導口15や落とし込み部16等を追加的に設けたこ
とに伴う強度低下が抑制され、この集水ブロック1の上
部を車両が通過又は停車するようなことがあっても、集
水ブロック1が破損することはない。なお、上記したよ
うに、補助グレーチング21は排水方向に平行な櫛歯状
に形成されているので、排水流に対して流路抵抗を生じ
させることも防止されている。
棒の本数は何ら限定されるものではなく、また、これら
各棒が排水路方向に対して平行しているということが限
定されるものではない。以上の説明から明らかなよう
に、本発明に係る集水ブロック1では、たとえ車道7側
の排水流が射流となった場合でも、排水流は集水口4だ
けでなく、落とし込み部16に沿って集水誘導口15へ
も流れ込むようになり、このとき、集水誘導口15へ流
れ込む排水流の一部がグレーチング支持枠12の脇桟1
2aにぶつかって小さな跳ね返り状の立体的乱流を伴
い、その後に集水誘導口15内へ勢いよく落ち込むよう
になる。
7や引き込み凹部18によっても排水流を集水口4へ落
とし込もうとする作用が得られるため、排水流の回収が
十分且つ確実に行えるものとなり、これによって車道7
側が水浸しになるということが防止される。なお、車道
7の路端部が水浸しになることが防止されるため、車道
7の清掃(道路スイーパー)の実施間隔を長引かせる
か、或いは不要化できるものとなり、道路管理上も、有
益となる。
されるものではない。例えば、上記第一実施形態では、
集水口4の両隣に集水誘導口15や落とし込み部16及
びグレーチング支持枠12における補助グレーチング2
1を設けているがが、これらいずれも、集水口4に対す
る少なくとも排水路9の排水勾配に沿った上流側だけに
設けておいてもよい。図7〜図9は本発明の第二実施形
態に係る集水ブロック1を示している。本実施形態の集
水ブロック1が第一実施形態の集水ブロック1と異なる
点は、ブロック本体2に集水誘導口15が形成されてお
らず、その代わりに、ブロック本体2の上面におけるグ
レーチング支持枠12の排水方向両側の部分が、当該ブ
ロック本体2が設置される道路の縦断勾配iとほぼ同じ
かこれよりも大きい勾配で、グレーチング支持枠12に
向かうに従って下向きに傾斜するように形成されている
点にある。
の縦断勾配iの道路に設置すると、ブロック本体2の上
面における排水方向上流側の部分2aは道路の縦断勾配
iよりも更に大きい勾配(ほぼ2倍の勾配)で下方に傾
斜することになるので、上流側から流れてきた排水流が
集水口4へ落ち込み易くなる。他方、ブロック本体2の
上面における排水方向下流側の部分2bは、水平または
道路の縦断勾配iとは逆方向に傾斜することになるの
で、上流側から流れてきた排水流はこの部分に当たって
その流れにブレーキがかかり、排水流が集水口4に導入
されやすくなる。
おける上流部2a及び下流部2bの勾配の絶対値が同じ
になっているが、これらの勾配を若干異ならせることに
してもよい。また、図8に示す集水ブロック1では、グ
レーチング支持枠12の両端部に補助グレーチング21
が設けられていないが、図9に示すように、同支持枠1
2の両端部(片側でもよい。)に、補助グレーチング2
1を設けることにしてもよい。
集水ブロックの設置以外に煩わしい施工作業を行わなく
ても射流となった排水流を確実に集水できるので、施工
コストや材料コストを高騰させることなく道路の排水路
の排水性能を向上させることができる。
である。
面図である。
である。
クの縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 道路ばたに道路面とほぼ面一状態で設け
られる排水路(9)に対してその長手方向適所に設置さ
れる集水ブロックであって、平盤状をしたブロック本体
(2)と該ブロック本体(2)の一側部で立ち上がる水
返し段部(3)とを有し、前記ブロック本体(2)には
前記排水路(9)の路面レベルで開口して地下埋設の排
水部材(10)へ排水を導く集水口(4)が設けられ、
且つ該集水口(4)の開口周部に当該集水口(4)へ嵌
め入れるグレーチング(5)を支持するグレーチング支
持枠(12)が設けられた集水ブロックにおいて、 前記ブロック本体(2)に、前記グレーチング支持枠
(12)に対する少なくとも排水方向上流側隣部で開口
して当該グレーチング支持枠(12)の下方部で前記集
水口(4)内へ連通する集水誘導口(15)が設けら
れ、前記グレーチング支持枠(12)に、前記集水誘導
口(15)内へ向けて突出してその対辺側まで達するこ
とで当該集水誘導口(15)を架橋状態にする補助グレ
ーチング(21)が設けられていることを特徴とする集
水ブロック。 - 【請求項2】 前記ブロック本体(2)の集水誘導口
(15)が集水口(4)の両隣に設けられており、前記
グレーチング支持枠(12)の両側方に両集水誘導口
(15)内へ向けて突出する一対の補助グレーチング
(21)が設けられていることを特徴とする請求項1に
記載の集水ブロック。 - 【請求項3】 道路ばたに道路面とほぼ面一状態で設け
られる排水路(9)に対してその長手方向適所に設置さ
れる集水ブロックであって、平盤状をしたブロック本体
(2)と該ブロック本体(2)の一側部で立ち上がる水
返し段部(3)とを有し、前記ブロック本体(2)には
前記排水路(9)の路面レベルで開口して地下埋設の排
水部材(10)へ排水を導く集水口(4)が設けられ、
且つ該集水口(4)の開口周部に当該集水口(4)へ嵌
め入れるグレーチング(5)を支持するグレーチング支
持枠(12)が設けられた集水ブロックにおいて、 前記ブロック本体(2)に、前記グレーチング支持枠
(12)に対する少なくとも排水方向上流側隣部で開口
して当該グレーチング支持枠(12)の下方部で上記集
水口(4)内へ連通する集水誘導口(15)が設けら
れ、該集水誘導口(15)における前記集水口(4)と
は反対側隣部に、集水誘導口(15)へ近づくほど下降
傾斜する落とし込み部(16)が設けられていることを
特徴とする集水ブロック。 - 【請求項4】 道路ばたに道路面とほぼ面一状態で設け
られる排水路(9)に対してその長手方向適所に設置さ
れる集水ブロックであって、平盤状をしたブロック本体
(2)と該ブロック本体(2)の一側部で立ち上がる水
返し段部(3)とを有し、前記ブロック本体(2)には
前記排水路(9)の路面レベルで開口して地下埋設の排
水部材(10)へ排水を導く集水口(4)が設けられ、
且つ該集水口(4)の開口周部に当該集水口(4)へ嵌
め入れるグレーチング(5)を支持するグレーチング支
持枠(12)が設けられた集水ブロックにおいて、 前記ブロック本体(2)の上面におけるグレーチング支
持枠(12)の排水方向両側の部分が、当該ブロック本
体(2)が設置される道路の縦断勾配とほぼ同じかこれ
よりも大きい傾斜勾配で、前記グレーチング支持枠(1
2)に向かうに従って下向きに傾斜するように形成され
ていることを特徴とする集水ブロック。
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JP2001097261A JP4560232B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 集水ブロック |
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