JP2002293186A - スロープ板を備える車両の後部構造 - Google Patents

スロープ板を備える車両の後部構造

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JP2002293186A
JP2002293186A JP2001103615A JP2001103615A JP2002293186A JP 2002293186 A JP2002293186 A JP 2002293186A JP 2001103615 A JP2001103615 A JP 2001103615A JP 2001103615 A JP2001103615 A JP 2001103615A JP 2002293186 A JP2002293186 A JP 2002293186A
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axle
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Masaya Okamoto
政弥 岡本
Shuichi Kotani
修一 小谷
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Nissan Motorsports and Customizing Co Ltd
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Autech Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車椅子乗降用のスロープ板が車両から後方に
長く張り出さないようにする。 【解決手段】 後部フロア4Aが切り欠かれて後方に開
口するスロープ板収納部7が形成され、スロープ板10
は、スロープ板収納部の切り欠きに整合する前半部11
とこれにヒンジ連結された後半部12からなり、前半部
の前縁で回動可能となっている。格納位置では前半部1
1を後部フロア4Aと面一にし、後半部12は立ち上が
り状態とする。使用位置では前半部11を回動させて後
部フロア4Aより下げて傾斜状態とし、後半部12は前
半部11と一平面となるように回動させて後縁を着地さ
せる。スロープ板10が後部フロアの後端より前方に位
置する前縁で回動するので、車体からの張り出し量が短
くなる。また格納位置では前半部11が車室フロアの一
部として機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後部ドアを有し、
その開口から例えば車椅子を乗降可能とするスロープ板
を備える車両の後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車椅子を搭載する車両では、後部ドアの
開口から地面へ延ばしたスロープ板を用いて、車椅子を
車室内と車外の間で移動可能にしたものがある。従来の
このような車椅子搭載車両は、例えば図8に示すよう
に、後部ドア3の開口部における車室フロア4の後端縁
にスロープ板50をヒンジ52で連結させている。使用
に当たっては、スロープ板50の後縁を着地させて、使
用者が車椅子に乗ったまま地上から該スロープ板を登
る。使用者が乗った車椅子が車室内に移った後は、スロ
ープ板50は閉じた状態での後部ドア3にほぼそって立
上がった格納位置へヒンジ52を軸に回動される。スロ
ープ板50は2つ折りになっており、格納位置では折り
たたまれて車室の高さ内に収まるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の後部構造では、スロープ板50の前縁が車室フロア
4の後端縁に連結されているため、使用時に、着地させ
るスロープ板50の先端(後縁)が車両から後方に長く
張り出すこととなる。そのため、路上での乗降の際に、
付近の通行人や通行車両に対する邪魔になるとともに、
乗降する車椅子使用者にとっても不安感を生じさせると
いう問題がある。したがって本発明は、上記問題点に鑑
み、乗降の容易性を確保しながら、スロープ板が車両か
ら後方に長く張り出すことなく、不安感を生じさせない
車両の後部構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、車室と地上間の乗降または積み降ろしに供する
スロープ板を備える車両の後部構造において、後部フロ
アが切り欠かれて後方に開口するスロープ板収納部が形
成され、スロープ板は、スロープ板収納部の切り欠きに
整合する整合領域を有するとともに、前縁に回動軸を有
して回動可能で、格納位置で前記整合領域を後部フロア
と面一にされ、使用位置では後方を後部フロアより下げ
て傾斜状態とされるものとした。スロープ板が後部フロ
アを切り欠いたスロープ板収納部に配置されて、後部フ
ロアの後端より前方に位置する前縁で回動して車室への
傾斜面となるので、車体からの張り出し量が短くなる。
そして、格納位置では整合領域が後部フロアと面一にな
って車室フロアの一部として機能する。
【0005】請求項2の発明は、スロープ板の前縁が後
輪の車軸より前方に位置しているものとした。スロープ
板の前縁が後部フロアの後端よりとくに前方奥に位置す
るので、車体からのスロープ板の張り出し量が顕著に短
縮される。
【0006】請求項3の発明は、後輪の車軸がそれぞれ
左右方向に設定された遥動軸周りに遥動可能のトレーリ
ングアームに支持されるとともに、該トレーリングアー
ムに車軸を回転させる駆動力伝達機構が内蔵され、スロ
ープ板は左右のトレーリングアーム間を前縁の回動軸ま
わりに回動するものとした。駆動力伝達機構がトレーリ
ングアームに内蔵されるので、干渉のおそれなく幅広の
スロープ板を設定して、左右のトレーリングアーム間で
回動させることができる。
【0007】請求項4の発明は、トレーリングアーム
が、アームボックスと、該アームボックスの一端に結合
されアームボックス内に開口するとともに外方へ延びる
ベースパイプを有して、該ベースパイプを遥動軸とし、
アームボックスの他端に車軸が支持され、駆動ユニット
により回転駆動されるドライブシャフトの両端がアーム
ボックスを貫通してベースパイプに相対回転可能に支持
され、駆動力伝達機構はアームボックス内に配置されて
ドライブシャフトと車軸の間で駆動力伝達を行うものと
した。アームボックス内の駆動力伝達機構へ回転力を伝
えるドライブシャフトがアームボックスの遥動軸の軸線
上にあるので、簡単な構成で滑らかな伝達系が実現す
る。
【0008】請求項5の発明は、スロープ板が整合領域
を前半部とするとともに該前半部にヒンジ連結された後
半部を備え、後半部は、格納位置で前半部に対して立ち
上がり状態とされ、使用位置で前半部に対して回動させ
その後縁を着地可能とするものとした。使用時に後半部
を回動させて前半部から伸ばすことにより、緩やかな傾
斜が得られる。
【0009】請求項6の発明は、スロープ板の前半部と
後部フロアの間に、前半部を所定の傾斜に規制するスト
ッパが設けられているものとした。使用時に前半部の傾
斜が所定の傾斜に保持されるから、スロープ板の支持剛
性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をワン
ボックスカーにおける車椅子乗降用に適用した例につい
て説明する。図1は、実施の形態の後部ドアを開いて示
す概要図である。図1の(a)はスロープ板を格納した
状態を、(b)は使用状態にスロープ板を延ばした状態
を示す。スロープ板10は2つ折りの前半部11と後半
部12とからなり、前半部11は車室フロア4の一部を
形成している。(a)に示すように、格納状態におい
て、スロープ板10の前半部11は車室フロア、とくに
その後部フロア4Aの一般面と整合し、後半部12は閉
じた状態での後部ドア3にほぼそって立上がった状態と
される。
【0011】使用状態においては、(b)に示すよう
に、スロープ板10の後半部12を前半部11に対して
回動させて前半部11と後半部12が略一平面となるよ
うにし、後半部12の後縁を着地させる。ここで、前半
部11の前縁11aは後輪Wの車軸よりも前方に位置し
ており、スロープ板10全体はこの前縁11aを軸にし
て、回動する。したがってこの状態で、車室フロアの一
部をなす前半部11は固定側の後部フロア4Aの一般面
からオフセットして傾斜している。
【0012】つぎに、構造の詳細について説明する。図
2は車体後部の構造を示す斜視図である。車体1の後部
フロア4Aの前端部下面に、左右方向に延びるリヤサス
ペンションフレーム20が両端のラバーブッシュマウン
ト21により取り付けられている。リヤサスペンション
フレーム20の両端には後方へ向けたブラケット22が
設けられ、左右それぞれにトレーリングアーム30が回
動可能に支持されている。トレーリングアーム30は、
外端をブラケット22に支持されて車体の幅中心方向へ
延びるベースパイプ31の内端に、後方へ延びるアーム
ボックス32が結合され、アームボックス32の側壁3
2aとベースパイプ31の上記ブラケット22側部位と
の間に斜め部材33が結合されている。ベースパイプ3
1はアームボックス32内に開口している。なお、アー
ムボックス32は平面図上、車体の前後方向中心線と平
行に延びている。
【0013】左右のトレーリングアーム30を結んでド
ライブシャフト28が設けられ、ドライブシャフト28
はアームボックス32を貫通して、両端がそれぞれベー
スパイプ31内へ延びて、相対回転可能に支持されてい
る。ドライブシャフト28には、トレーリングアーム3
0、30間において、リヤサスペンションフレーム20
に取り付けられた駆動ユニット24が付設されている。
駆動ユニット24は電動モータ25と減速機26からな
り、電動モータ25の駆動によりドライブシャフト28
を回転駆動する。
【0014】トレーリングアーム30のアームボックス
32の後端にはサスペンションストラット39の下端が
回動可能に連結され、サスペンションストラット39の
上端は車体の固定側部位であるホイールハウス5に形成
されたストラットハウジング6に支持されている。アー
ムボックス32の後端の側壁からは外方に向けて車軸3
7が突出し、この車軸37に後輪Wが取り付けられてい
る。
【0015】図3はトレーリングアーム30のアームボ
ックス内部の詳細を示す拡大側面図である。図4は、図
3におけるA−A部断面図である。アームボックス32
を貫通するドライブシャフト28には、アームボックス
32内においてスプロケット34が固定されている。ド
ライブシャフト28の先端はベースパイプ31内へ延び
て、ベアリング29を介して相対回転可能に支持されて
いる。また、車軸37はアームボックス32に回転可能
に支持されており、ドライブシャフト28と同様に、ア
ームボックス32内においてスプロケット35が固定さ
れている。そしてドライブシャフト28のスプロケット
34と車軸37のスプロケット35の間に、チェーン3
6が掛け渡されて、ドライブシャフト28の回転が車軸
37に伝達されるようになっている。
【0016】これにより、駆動ユニット24の電動モー
タ25が駆動されると、車軸37に取り付けられた後輪
Wが回転し、車両は走行状態となる。走行の間、後輪W
はベースパイプ31を回動軸とするトレーリングアーム
30とサスペンションストラット39の伸縮により路面
の不整に追従し、衝撃を吸収する。以上のように構成さ
れたサスペンション機構のトレーリングアーム30やサ
スペンションストラット39は車体のホイールハウス5
内に配置されている。
【0017】図2に戻って、車体の後部フロア4Aに
は、左右のホイールハウス5、5間に後輪Wの車軸37
よりも前方のドライブシャフト28近傍からコ字形状に
切り欠かれて後方に開口するスロープ板収納部7が形成
されている。スロープ板10は、その前半部11の前縁
11aを、スロープ板収納部7のドライブシャフト28
近傍の左右方向に延びる切り欠き縁にヒンジ13を介し
て連結されている。スロープ板10の後半部12は前半
部11の後縁にヒンジ14で連結されている。
【0018】後輪Wを支持するトレーリングアーム30
のアームボックス32は前後方向に平行に延び、スロー
プ板収納部7に突出する部材がないので、スロープ板1
0はヒンジ13を軸に下方へ回動可能である。ホイール
ハウス5の後側の後部フロア4Aとスロープ板10の前
半部11の側縁後部11bとの間には、前半部11と後
部フロア4Aを面一とした状態で両者を固定保持する図
示しないロック機構が設けられる。
【0019】さらに、後部フロア4Aには、その裏面
に、前半部11の側縁後部11bに係合して前半部11
の傾斜を所定角度に規制するストッパ9が設けられてい
る。また、車室のホイールハウス5上から後部ピラー8
にかけて略水平にレール40が設置され、一端(前端)
がレール40にそってスライド可能のステー42がその
他端をスロープ板10の後半部12の側縁12bに連結
して設けられている。
【0020】図5、図6は格納状態から使用状態へかけ
てのスロープ板10の位置変化を示す。格納状態におい
ては、図5に示すように、スロープ板10の前半部11
が後部フロア4Aと面一となり、車室フロアの一部を形
成している。この状態では、後半部12は前半部11に
対して回動して立ち上がり位置となっており、閉じられ
た後部ドア3に略そった姿勢となっている。このとき、
ステー42の前端はレール40の前端に位置しているの
で、後半部12は図示状態より前方へ倒れることはな
い。
【0021】図6の(a)は、後部ドア3を開いたあ
と、ロックを解除してスロープ板10の前半部11を回
動させ、ストッパ9によって所定の傾斜に規制された状
態を示す。このあと、矢示のように後半部12を後方へ
回動させる。これにより、(b)に示すような、後半部
12の後縁を着地させた使用状態となる。この状態で
は、水平路面において前半部11と後半部12が一平面
となるように、前半部11と後半部12のサイズとスト
ッパ9による規制角度の関係が設定されるが、路面の状
態に応じて後半部12がさらに若干の回動ができるよう
に、レール40上のステー42の前端とレール40の後
端の間には間隙が残されている。なお、(b)における
仮想線は従来のスロープ板を参考に示している。
【0022】実施の形態は以上のように構成され、ホイ
ールハウス5、5間にドライブシャフト28近傍からコ
字形状に切り欠いたスロープ板収納部7を形成し、ここ
にスロープ板10の前半部11を配置して車室フロアの
一部を形成するようにし、使用時には前半部11の前縁
11aを後輪Wの車軸37よりも前方で回動させるとと
もに、後半部12を前半部11に対して回動させてその
後縁を着地させることにより、車椅子の乗降を可能にし
たので、従来のスロープ板の張り出し量S0に比較し
て、車体からの張り出し量Sが格段に短縮され、通行人
や通行車両に対して邪魔にならず、乗降する車椅子使用
者にも不安感を生じさせない。
【0023】なお、上述した実施の形態はスロープ板1
0の格納、使用に際して手操作でスロープ板を上下させ
るよう構成したが、変形例として、レール40にモータ
駆動されるボールねじ等を利用した直線駆動機構を備え
て、ステー42の前端を移動させ、スロープ板10をパ
ワー駆動可能とすることにより、操作がより簡便とな
る。この際には、図7に示すように、スロープ板10の
前半部11と後半部12の一方に保持ストッパ16を設
け、後半部12の立ち上がり姿勢位置で他方に当接して
後半部12の相対姿勢を保持するようにする。
【0024】これにより、格納状態から前半部11の所
定の傾斜位置までの間は、図7の(a)から(b)のよ
うに、ステー42の移動にしたがって前半部11と後半
部12が一体に回動し、その後、前半部11の傾斜位置
から(c)に示す後半部12が着地した使用状態の間で
は、ステー42の移動にしたがって後半部12のみが回
動する。
【0025】また、他の変形例として、上記から明らか
なように、スロープ板10をパワー駆動しない場合に
も、スロープ板10の前半部11と後半部12の一方に
保持ストッパ16を設けることにより、格納状態での後
半部12の姿勢が保持されるから、レール40とステー
42を省略することができる。
【0026】なおまた、実施の形態は車椅子の乗降用と
して説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の貨
物の積み降ろし用として利用可能である。さらに、トラ
ックのように後輪から荷台後端までの距離が長く、スロ
ープ板の前半部のみで傾斜の緩いスロープが得られる場
合には、後半部は省くことができ、この場合にはスロー
プ板が使用時に後方へ張り出すこともない。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、車両の後部フ
ロアを切り欠いたスロープ板収納部に、その切り欠きに
整合する整合領域を有するスロープ板を前縁で回動可能
に配置し、格納位置では整合領域を後部フロアと面一に
され、使用位置では後方を後部フロアより下げて傾斜状
態とされるものとしたので、スロープ板の回動軸が後部
フロアの後端にある従来のものに比較して、使用時のス
ロープ板の車体からの張り出し量が短くなる。したがっ
て、通行人や他の通行車両の邪魔にならず、例えば車椅
子使用者が乗降する場合にも不安感を生じさせないとい
う効果を有する。また、格納位置ではスロープ板の整合
領域が後部フロアと面一になってフロアの一部として機
能するので、スロープ板全体がフロアに対して追加部材
となる従来のものに比較して、追加部材が少なく、車両
の軽量化とコスト低減が得られる。
【0028】上記スロープ板の前縁をとくに後輪の車軸
より前方に位置させることにより、車体からのスロープ
板の張り出し量が一層顕著に短縮される。
【0029】また、後輪の車軸を駆動力伝達機構が内蔵
されたトレーリングアームに支持させるとともに、スロ
ープ板は左右のトレーリングアーム間を前縁の回動軸ま
わりに回動するものとすることにより、スロープ板を干
渉のおそれなく幅広に設定できる。
【0030】また、トレーリングアームは、アームボッ
クスの一端に結合されたベースパイプを遥動軸とすると
ともに、駆動ユニットにより回転駆動されるドライブシ
ャフトの両端をアームボックスを貫通してベースパイプ
に支持させ、アームボックスの他端に支持した車軸とド
ライブシャフト間で内部の駆動力伝達機構により駆動力
伝達を行うものとすることにより、ドライブシャフトと
アームボックスの遥動軸が同軸線上となり、簡単な構成
で滑らかな伝達系が実現する。
【0031】さらに、スロープ板は整合領域を前半部と
しこれにヒンジ連結された後半部を備えることにより、
格納位置で前半部に対して立ち上がり状態とする後半部
を、使用位置で回動させてその後縁を着地可能とするこ
とにより、コンパクトに収納しながら使用時には緩やか
な傾斜が得られ、車椅子の乗降や貨物の積み降ろしが容
易となる。この際、さらにスロープ板の前半部と後部フ
ロアの間に、前半部を所定の傾斜に規制するストッパが
設けることにより、スロープ板の支持剛性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の後部ドアを開いて示す概
要図である。
【図2】車体後部の構造を示す斜視図である。
【図3】トレーリングアームの詳細を示す拡大図であ
る。
【図4】図3におけるA−A部断面図である。
【図5】格納状態から使用状態へかけてのスロープ板の
位置変化を示す図である。
【図6】格納状態から使用状態へかけてのスロープ板の
位置変化を示す図である。
【図7】変形例を示す図である。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 車体 3 後部ドア 4 車室フロア 4A 後部フロア 5 ホイールハウス 6 ストラットハウジング 7 スロープ板収納部 8 後部ピラー 9 ストッパ 10 スロープ板 11 前半部 11a 前縁 11b 側縁 12 後半部 12b 側縁 13、14 ヒンジ 15 ストッパ 16 保持ストッパ 20 リヤサスペンションフレーム 21 ラバーブッシュマウント 22 ブラケット 24 駆動ユニット 25 電動モータ 26 減速機 28 ドライブシャフト 29 ベアリング 30 トレーリングアーム 31 ベースパイプ 32 アームボックス 32a 側壁 33 斜め部材 34、35 スプロケット 36 チェーン 37 車軸 39 サスペンションストラット 40 レール 42 ステー W 後輪
フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA14 BB03 CA14 CA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室と地上間の乗降または積み降ろしに
    供するスロープ板を備える車両の後部構造において、後
    部フロアが切り欠かれて後方に開口するスロープ板収納
    部が形成され、スロープ板は、スロープ板収納部の切り
    欠きに整合する整合領域を有するとともに、前縁に回動
    軸を有して回動可能で、格納位置で前記整合領域を後部
    フロアと面一にされ、使用位置では後方を前記後部フロ
    アより下げて傾斜状態とされることを特徴とするスロー
    プ板を備える車両の後部構造。
  2. 【請求項2】 前記スロープ板の前縁が後輪の車軸より
    前方に位置していることを特徴とする請求項1記載のス
    ロープ板を備える車両の後部構造。
  3. 【請求項3】 前記後輪の車軸がそれぞれ左右方向に設
    定された遥動軸周りに遥動可能のトレーリングアームに
    支持されるとともに、該トレーリングアームに前記車軸
    を回転させる駆動力伝達機構が内蔵され、前記スロープ
    板は左右の前記トレーリングアーム間を前記前縁の回動
    軸まわりに回動するものであることを特徴とする請求項
    2記載のスロープ板を備える車両の後部構造。
  4. 【請求項4】 前記トレーリングアームは、アームボッ
    クスと、該アームボックスの一端に結合されアームボッ
    クス内に開口するとともに外方へ延びるベースパイプを
    有して、該ベースパイプを前記遥動軸とし、前記アーム
    ボックスの他端に前記車軸が支持され、駆動ユニットに
    より回転駆動されるドライブシャフトの両端が前記アー
    ムボックスを貫通して前記ベースパイプに相対回転可能
    に支持され、前記駆動力伝達機構は前記アームボックス
    内に配置されて前記ドライブシャフトと車軸の間で駆動
    力伝達を行うことを特徴とする請求項3記載のスロープ
    板を備える車両の後部構造。
  5. 【請求項5】 前記スロープ板は前記整合領域を前半部
    とするとともに該前半部にヒンジ連結された後半部を備
    え、前記後半部は、格納位置で前記前半部に対して立ち
    上がり状態とされ、使用位置で前記前半部に対して回動
    させその後縁を着地可能としたことを特徴とする請求項
    4記載のスロープ板を備える車両の後部構造。
  6. 【請求項6】 前記スロープ板の前半部と後部フロアの
    間には前半部を所定の傾斜に規制するストッパが設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載のスロープ板を
    備える車両の後部構造。
JP2001103615A 2001-04-02 2001-04-02 スロープ板を備える車両の後部構造 Withdrawn JP2002293186A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065641A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 トヨタ車体株式会社 車両用スロープ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017065641A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 トヨタ車体株式会社 車両用スロープ装置

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