JP2002292521A - タップ - Google Patents

タップ

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JP2002292521A
JP2002292521A JP2001279127A JP2001279127A JP2002292521A JP 2002292521 A JP2002292521 A JP 2002292521A JP 2001279127 A JP2001279127 A JP 2001279127A JP 2001279127 A JP2001279127 A JP 2001279127A JP 2002292521 A JP2002292521 A JP 2002292521A
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cutting edge
tap
diameter
film
cutting
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Katsuo Kazahaya
克夫 風早
Yasushi Matsumoto
寧 松本
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Allied Material Corp
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Allied Material Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ穴加工を行うときに、切削抵抗を小さく
できる形状にするとともに、切粉の排出を効率的に行わ
せ、折損しにくい形状のタップを得る。 【解決手段】 切れ刃部は、不完全ねじ山形状の食付き
部と、4ピッチ以上6ピッチ以下の完全ねじ部で形成さ
れる。この切れ刃部にはダイヤモンド膜又はダイヤモン
ド状炭素膜のような硬質膜が被覆され、前記切れ刃部は
円周方向において、複数の溝により分割される。また、
前記切れ刃部の後端側には、前記完全ねじ部の谷の径未
満の細径部を設ける。この細径部は、前記完全ねじ部の
ねじ山直径の45%以上とする。さらに、前記切れ刃部
の後端側の別の形状として、前記完全ねじ部から連続す
るねじ形状の逃げ部を設け、切れ刃部から離れるほど径
が小さくなるテーパー状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、雌ねじを加工する
ためのタップに関するもので、特に金属とセラミックス
の複合材料のような難削材を加工するのに好適なタップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な新しい素材が開発され、切
削加工を行う上で難削材となるものが多数使用されてい
る。例えば、金属とセラミックスの複合材料である金属
基複合材料(以下、MMCと記す)が難削材の例として
あげられる。この材料は、従来の金属材料に比べ、軽量
である上、剛性が高いため、半導体製造装置や工作機
械、液晶製造装置などの精密機器や装置の材料として、
幅広く使用されることが期待される。このような材料に
ねじ穴加工をする場合にも通常の金属材料と同様に、タ
ップが使用される。通常、タップは切れ刃である部分の
完全ねじ部は20〜30ピッチ程度設けられている。と
ころが、上記のMMCではセラミックス粒子が分散する
が故に、このセラミックス粒子による工具磨耗が著し
く、特に難削材といわれる材料である。そのため、ねじ
穴加工も容易ではなく、工具磨耗により切削抵抗が大き
くなってタップが折損することもしばしば発生してい
た。
【0003】MMCは、例えばアルミニウム合金をマト
リックス材としてこの中にSiC、Al、AlN
などのセラミックス粒子を分散させたものであり、気孔
が多数存在するものもある。タップによる加工を行う前
にはドリルで下穴加工を行うが、MMCは前述のように
セラミックス粒子が分散しており、セラミックス粒子と
マトリックス材との硬度差が大きいため、下穴が曲がる
こともしばしば起こった。このように曲がった下穴にタ
ップでねじ穴加工を行うと、タップを曲げようとする力
がかかり、さらに折損しやすいという問題が発生した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】MMCにねじ穴加工を
行うためのタップとして、特開平11−221716号
公報に記載されるタップがある。このタップは、切れ刃
部が、不完全ねじ部である食付き部と1ピッチ以上3ピ
ッチ以下の切れ刃が形成された完全ねじ部からなり、こ
の切れ刃部にダイヤモンド膜を被覆したものである。こ
のダイヤモンド膜の厚みについては、約2〜3μm程度
で良いとされている。
【0005】しかしながら、上記のようなタップであっ
ても切れ刃部の形状によっては、完全ねじ部に切粉が噛
み込み、切削抵抗が大きくなる可能性があった。すなわ
ち、切れ刃の逃げ面の長さ(ランド幅)が長くなるほ
ど、被加工物との間に切粉が噛み込み切削抵抗が大きく
なって折損する恐れがあった。また、完全ねじ部が3ピ
ッチ程度では下穴が傾いていた場合に、被加工物の加工
が終わった部分と逃げ部の干渉がほとんどないため、必
要以上にタップが傾き加工精度が低下する問題があっ
た。
【0006】本発明は、以上のような問題点を解決する
ものであり、MMCのような難削材のねじ穴加工をする
場合に、切粉を円滑に排出することが可能な折損しにく
いタップを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタップの第1の
特徴は、不完全ねじ山形状の食付き部及び4ピッチ以上
6ピッチ以下の完全ねじ部で形成される切れ刃部と、少
なくとも前記切れ刃部の表面に被覆された硬質膜と、前
記切れ刃部を円周方向において分割する複数の溝とを有
することである。
【0008】第2の特徴として、前記切れ刃部の後端側
には、前記完全ねじ部の谷の径未満の細径部を設けたこ
とである。
【0009】第3の特徴として、前記細径部は、前記完
全ねじ部のねじ山直径の45%以上としたことである。
【0010】また、前記切れ刃部の後端側の形状の別の
特徴として、前記完全ねじ部から連続するねじ形状の逃
げ部を設け、切れ刃部から離れるほど径が小さくなるテ
ーパー状としたことである。
【0011】第4の特徴として、前記食付き部の切れ刃
の逃げ量を、逃げ形成の開始点から切れ刃の回転方向後
方へ27°の地点において、タップの直径の2%以上1
5%以下としたことである。この逃げ量については、図
4に示すように逃げが形成されている開始点から切れ刃
の回転方向に対して後方へ27°(図4のα)の地点に
おいて、逃げ量を2%以上15%以下とするものであ
る。ここで27°の地点としているのは、逃げ量は測定
位置により大きさが異なるため位置を特定する必要があ
り、比較的測定しやすい位置として27°の地点を選定
したものである。
【0012】第5の特徴として、前記完全ねじ部の切れ
刃の逃げ量を、逃げ形成の開始点から切れ刃の回転方向
後方へ27°の地点において、タップの直径の2%以上
15%以下としたことである。
【0013】第6の特徴として、前記硬質膜をダイヤモ
ンド膜又はダイヤモンド状炭素膜としたことである。
【0014】第7の特徴として、前記ダイヤモンド膜の
膜厚を、5〜20μmとしたことである。またこれとは
別に、前記ダイヤモンド状炭素膜を設けた場合には、こ
の膜厚を、1〜20μmとしたことである。
【0015】第8の特徴として、完全同期送り機能を有
するねじ切削装置に取り付けて切削を行うためのタップ
としたことである。完全同期送り機能とは、タップ1回
転に対して1リード分送るように制御する機能のことで
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のタップは、切れ刃部とし
て、先端に不完全形状の食付き部が設けられ、これに連
続して完全ねじ山形状の完全ねじ部が設けられている。
完全ねじ部は、4ピッチ以上6ピッチ以下としており、
完全ねじ部をこのように短くすることで切削抵抗を低減
できる。また、下穴が少し曲がっていても完全ねじ部が
短いため、下穴の形状に合わせてタップが僅かに傾くた
め、タップに無理な力がかからず折損しにくい。なお、
基材の材料としては超硬合金や高速度鋼が適している。
【0017】切れ刃部は、円周方向において溝により分
割されており、複数の溝が設けられている。溝の本数に
ついては、タップの径が大きくなるほど多くするのが好
ましい。このようにすることで、切れ刃の逃げ面の長さ
(ランド幅)を短くすることができ、溝を通じて切粉を
円滑に排出できるので、切れ刃の山部と被加工物との間
に切粉がかじることが少なくなり、切削抵抗が低減でき
る。また、切れ刃部には硬質膜が形成されている。
【0018】切れ刃部の後端側には、完全ねじ部の谷の
径より小さい径の細径部が設けられている。この細径部
は、ねじ山を有しない一定の径としても良いが、切れ刃
から離れるほど径が細くなるようにテーパー状にすれ
ば、下穴が曲がっていた場合にタップが傾いても被加工
物が細径部に干渉することはなく、切削抵抗が大きくな
らない。なお、この細径部は、タップの強度の観点か
ら、最も細い径の部分を完全ねじ部のねじ山直径の45
%以上とすることが望ましい。
【0019】切れ刃部の後端側の別の形状として、切れ
刃部の完全ねじ部から連続するようにねじ形状とし、山
及び谷の径を切れ刃部から離れるほど小さくなるように
テーパー状の逃げ部とする。このようにすることで、タ
ップが傾いた場合に、切削抵抗が大きくなるのを防止す
るとともに、被加工物の加工が終わった部分と逃げ部が
干渉し合うことで、必要以上にタップが傾くのを防止
し、加工精度が低下するのを防止できる。
【0020】切れ刃には一般的に逃げが形成されるが、
本発明のタップでは、図4(a)に示すように、逃げ形
成の開始点8から切れ刃の回転方向後方へ角度αが27
°の地点において、食付き部の切れ刃の逃げ量Xを、タ
ップの直径の2%以上15%以下としている。一般に形
成される逃げ量は前述の地点においてタップ直径の0.
5〜1%程度とするが、本発明のタップでは逃げ量を大
きくすることで被削材と切れ刃の接触を最小限にし、切
削抵抗を小さくして、基材が折損するのを防止できる。
タップの直径の2%以上とするのは、被削材との接触面
積を小さくして切削抵抗を低減するために必要な大きさ
であり、15%以下とするのは、完全同期送り機能がな
いねじ切削装置などで使用する場合、タップの回転速度
と送り速度が同期しないために加工された雌ねじの精度
が悪くなるのを防止するためである。
【0021】さらに、完全ねじ部の切れ刃にも同様の逃
げ量の逃げを形成すれば、より基材が折損するのを防止
できる。
【0022】切れ刃部に形成する硬質膜としては、ダイ
ヤモンド膜あるいはダイヤモンド状炭素膜を設けるのが
好ましい。これは難削材を加工する場合、切削抵抗を低
減するとともに切れ刃の磨耗を抑制し、タップの寿命を
向上させる効果があり、耐磨耗性を考慮するとダイヤモ
ンド膜が好ましい。なお、ダイヤモンド膜あるいはダイ
ヤモンド状炭素膜を形成する場合、基材の材料は超硬合
金が適している。
【0023】ダイヤモンド膜を設ける場合、この厚みは
5〜20μmとする。5μm以上とするのは、膜の厚み
が薄いと膜の強度が弱いので加工中にクラックが入りや
すく、そこから剥離に到ってしまうためである。また、
膜の形成方法によっては、5μm未満の膜を形成しよう
としてもダイヤモンドの粒子が点在した状態となり膜に
ならないためである。ダイヤモンドパウダーなどで種付
けを行うことにより、5μm未満のダイヤモンド膜を形
成することも可能であるが、この方法では基材との密着
力が弱くなり、ダイヤモンド膜が剥がれやすくなるた
め、本発明のような工具には不適である。20μm以下
とするのは、これ以上厚いと、切れ刃部の刃先のRが大
きくなり切れ刃としての作用が低下する上、ダイヤモン
ド膜を形成する際に基材とダイヤモンド膜の熱膨張係数
の差によって生じる残留応力により、膜が剥がれやすく
なるためである。
【0024】ダイヤモンド状炭素膜を設ける場合、この
厚みは1〜20μmとする。1μm以上とするのは、切
削によりこれらの膜が磨耗したときに基材が露出するの
を防止するのを防止し、切削工具としての切れ刃機能を
最低限維持するために必要であり、20μm以下とする
のは、これ以上厚いと、切れ刃部の刃先のRが大きくな
り切れ刃としての作用が低下する上、ダイヤモンド状炭
素膜を形成する際に基材と膜の熱膨張係数の差によって
生じる残留応力により、膜が剥がれやすくなるためであ
る。
【0025】以上のようなタップを、完全同期送り機能
を有するねじ切削装置に取り付けて切削を行う用途に用
いるのが好適である。上記のような構成としたタップを
使用することで、下穴が僅かに曲がっているような場合
でも折損しにくく、切粉が噛み込んで折損するという問
題も防止される。さらに、被削材がMMCの場合、特に
折損防止の効果が大きくなる。
【0026】
【実施例】本発明の第1の実施例のタップを図1に示
す。本実施例では、M3のタップを例にあげて説明す
る。基材4の材料として超硬合金を用い、図1の形状に
加工したものを準備した。基材4の先端部には、切れ刃
部2が形成されている。この切れ刃部2は、食付き部2
aの山数を4ヶ、食付き部2aの角度をタップの軸に対
して10゜、完全ねじ部2bの山数を4ヶとしており、
すくい角は−3゜〜−5゜とした。完全ねじ部の山の径
は3.00mm、谷の径は2.40mmである。切れ刃
部2を分割する溝3は直線状のものを4本とし、切れ刃
部を円周方向に均等に分割している。4つに分割された
完全ねじ部の1ヶ当たりの円周方向長さすなわちランド
幅は約1.13mmである。切れ刃部2の後端側には、
直径2.10mmの細径部5を長さ10.00mmにわ
たって設けている。この切れ刃部2にダイヤモンド膜を
気相合成法により形成し、厚みは約15μmとした。な
お、食付き部及び完全ねじ部の切れ刃の逃げ量は、一般
的なタップの切れ刃の逃げ量としており、逃げ形成の開
始点から切れ刃の回転方向後方へ27°の地点において
0.03mmである。
【0027】第2の実施例のタップを図2に示す。これ
は第1の実施例のタップの細径部5をテーパー形状にし
たものであり、切れ刃部2から離れるほど径小になって
いる。細径部の最大径は2.35mm、最小径は2.1
0mmとした。細径部以外の形状及び寸法については、
第1の実施例と同じである。
【0028】第3の実施例のタップを図3に示す。これ
は第2の実施例のタップの細径部5の代わりにテーパー
状のねじ形状にした逃げ部を設けたものであり、山及び
谷ともに切れ刃部2から離れるほど径小になっている。
逃げ部6の最大山径は2.95mm、最大谷径は2.3
5mm、最小山径は2.70mm、最小谷径は2.10
mmである。
【0029】第4の実施例として、第1の実施例のタッ
プの逃げ量を大きくしたものを用意した。食付き部及び
完全ねじ部の切れ刃の逃げ量を、逃げ形成の開始点から
切れ刃の回転方向後方へ27°の地点において、0.0
6mm(タップの直径の2%)とした。
【0030】比較例として、完全ねじ部2bの山数を2
ヶ、切れ刃部2を分割する溝3は3本とし、切れ刃部2
に形成するダイヤモンド膜の厚みを3μmにしたタップ
を準備した。ここに記した以外の形状及び寸法について
は、本発明の第1の実施例と同じものとした。
【0031】加工する材料には、難削材の例としてMM
C材料を使用し、MMC材料の組成はAlに30%のS
iC粒子を含むものを用いた。前述の4種類のタップを
使用してねじ穴加工を行い、タップが折損する状態のテ
ストを行った。各タップを5本ずつ使用してタップが折
れるまで加工を行い、加工可能な穴数を試験した。これ
らの試験の結果を、表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1からわかるように、本発明のタップは
折損しにくいのに対し、比較例のタップは折損しやすい
という結果が出た。以上のことから、本発明のタップは
折損しにくく、タップの長寿命化につながる。
【0034】以上に説明した具体例は例示的なものであ
って、本発明はこれらの具体例に限定されるものではな
い。また、図については、本発明の特徴を理解しやすく
するために特徴部分を強調しており、必ずしも本発明に
従った縮尺で記載したものではない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタップ
は、難削材をねじ加工する場合に下穴が僅かに曲がって
いても折損しにくく、寿命の長いタップが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例のタップを示し
た正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の第2の実施例のタップを示した正面図
である。
【図3】本発明の第3の実施例のタップを示した正面図
である。
【図4】(a)は食付き部の逃げ量、(b)は完全ねじ
部の逃げ量を説明する図である。
【図5】従来のタップを示した正面図である。
【符号の説明】
1 タップ 2 切れ刃部 2a 食付き部 2b 完全切れ刃部 3 溝 4 基材 5 細径部 6 逃げ部 7 タップの中心 8 逃げの開始点 X 食付き部の逃げ量 Y 完全ねじ部の逃げ量 α 逃げの開始点からの角度

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不完全ねじ山形状の食付き部及び4ピッ
    チ以上6ピッチ以下の完全ねじ部で形成される切れ刃部
    と、 少なくとも前記切れ刃部の表面に被覆された硬質膜と、 前記切れ刃部を円周方向において分割する複数の溝とを
    有するタップ。
  2. 【請求項2】 前記切れ刃部の後端側には、前記完全ね
    じ部の谷の径未満の細径部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のタップ。
  3. 【請求項3】 前記細径部は、前記完全ねじ部のねじ山
    直径の45%以上であることを特徴とする請求項2記載
    のタップ。
  4. 【請求項4】 前記切れ刃部の後端側には、前記完全ね
    じ部から連続するねじ形状の逃げ部を設け、切れ刃部か
    ら離れるほど径が小さくなるテーパー状であることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタップ。
  5. 【請求項5】 前記食付き部の切れ刃の逃げ量が、逃げ
    形成の開始点から切れ刃の回転方向後方へ27°の地点
    において、タップの直径の2%以上15%以下であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタッ
    プ。
  6. 【請求項6】 前記完全ねじ部の切れ刃の逃げ量が、逃
    げ形成の開始点から切れ刃の回転方向後方へ27°の地
    点において、タップの直径の2%以上15%以下である
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のタッ
    プ。
  7. 【請求項7】 前記硬質膜はダイヤモンド膜又はダイヤ
    モンド状炭素膜であることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載のタップ。
  8. 【請求項8】 前記ダイヤモンド膜の膜厚は、5〜20
    μmであることを特徴とする請求項7記載のタップ。
  9. 【請求項9】 前記ダイヤモンド状炭素膜の膜厚は、1
    〜20μmであることを特徴とする請求項7記載のタッ
    プ。
  10. 【請求項10】 完全同期送り機能を有するねじ切削装
    置に取り付けて切削を行うためのタップであることを特
    徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のタップ。
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