JP2002291654A - 便器装置 - Google Patents

便器装置

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JP2002291654A
JP2002291654A JP2001098246A JP2001098246A JP2002291654A JP 2002291654 A JP2002291654 A JP 2002291654A JP 2001098246 A JP2001098246 A JP 2001098246A JP 2001098246 A JP2001098246 A JP 2001098246A JP 2002291654 A JP2002291654 A JP 2002291654A
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JP
Japan
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toilet
toilet seat
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user
seat
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Application number
JP2001098246A
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English (en)
Inventor
Chitose Kato
智登世 加藤
Hisahiro Kobayashi
久浩 小林
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレ使用者の異常状態を確実にトイレ外の
者に知らせることができ、異常判定基準を使用者の使用
状況に合わせて自動的に変化させることにより使用者本
人が着座時間の設定を変更する必要がない便器装置を提
供する。 【解決手段】 便器に設けられた便座又は温水洗浄便座
3への使用者の着座時間が基準値よりも大きい場合にこ
れを異常と判定して警告又は通報する通報装置4をトイ
レ2外のリビング5などに設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ使用者の異
常を確実にトイレ外部の者に知らせることができる便器
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者がトイレ内の便器に着座後一定時
間が経過すると、便座後部の局部洗浄装置のボックスに
内蔵した警報装置によって警報を発生させることによ
り、使用者本人又は外部に異常状態を知らせることがで
きるようにした警報装置付便器又は便座が知られている
(特開平8−52097号公報参照)。
【0003】しかし、従来の警報装置付便器又は便座
は、警報装置が便器又は便座部分に設けられており、通
常狭い閉空間となるトイレでは異常を知らせるための警
報音がトイレ空間内に籠もり、また、異常により救助を
要する使用者本人が警報音発生源のトイレ内に居るため
警報音量を高くするにも制限があって、トイレ外に居る
救助者に充分な音量で通報を行うことが難しい問題があ
った。また、トイレ使用者の着座時間を測定する手段を
備えていないため、警報が作動するまでの時間をトイレ
使用者本人が決定し、一々警報システムに設定する必要
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トイレ使用
者の異常状態を確実にトイレ外の者に知らせることがで
き、また、異常判定基準を使用者の使用状況に合わせて
自動的に変化させることにより使用者本人が着座時間の
設定を変更する必要がない便器装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のものに関
する。 (1)便器に設けられた便座又は温水洗浄便座と、トイ
レ外の場所に設けられ、上記便座又は温水洗浄便座への
使用者の着座時間が基準値よりも大きい場合にこれを異
常と判定して警告又は通報する通報装置を備えた便器装
置。 (2)便座又は温水洗浄便座に、便座への使用者の着座
状態を検出する着座検出手段と、この着座検出手段によ
り得られた人体検知信号を通報装置に送信する送信手段
を有する検知装置が設けられ、通報装置に、上記人体検
知信号を受信し作動を開始する着座時間測定手段と、着
座時間測定手段により得られた着座時間データと予め設
定された基準値とを比較して着座時間データが基準値よ
りも大きい場合にこれを異常と判定する比較判定手段が
設けられた上記(1)記載の便器装置。 (3)着座時間測定手段により得られた測定値を記憶
し、この測定値より異常判定基準値を計算して、異常判
定基準値を比較判定手段にて予め設定された基準値とし
て自動的に更新する上記(2)記載の便器装置。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による便器装置の
実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1に
示すように本発明において、便座又は温水洗浄便座への
使用者の着座時間が基準値よりも大きい場合にこれを異
常と判定するための手段としての、便座又は温水洗浄便
座への使用者の着座状態を検出する着座検出手段と、こ
の着座検出手段により得られた人体検知信号をトイレ2
外の場所のリビング5等に設置される通報装置4に送信
する送信手段を有する検知装置1は、トイレ2内の便器
に装着される便座又は温水洗浄便座3に組み込まれる。
図1に示す本発明を用いたシステムの一例として図1を
用いて説明する。検知装置1は電源を必要とするため、
検知装置1を組み込むための便座としては、検知装置1
自体に電源を設ける必要を無くすために、暖房便座や温
水洗浄便座などの便座の電源が共有するようにして検知
装置自体を簡素化できるようにするのが好ましい。
【0007】検知装置1の着座検出手段により得られた
人体検知信号の通報装置4への送信手段は、信号を受信
手段に確実に送信できれば無線や有線といった形式に特
に限定されるものではないが、無線を用いる場合、発信
された信号がトイレの壁や扉を通る必要があることから
電磁波を用いる方法が好ましい。また、有線を用いる場
合は専用線を設けても構わないが、既に屋内配線されて
いるものを使用するのが好ましく、ケーブルテレビ等に
使用されているケーブルや光ファイバーを用いる方法も
あるが、どこの家庭にも配線されていることから電灯線
を用いる方法がより好ましく、送信手段は複数設けても
よい。
【0008】通報装置4は、トイレ外に居る救助者など
に確実に通報が行えるように、救助者となる者が一日の
うち最も長く居るリビング5などの部屋に設置するのが
好ましい。
【0009】検知装置1に設けられる着座検出手段は、
便座又は温水洗浄便座3に組み込み可能なものであれば
特に限定されないが、赤外線センサやレーザーを用いる
方法、あるいは荷重を検出する方法が好適に用いられ、
ゴミなどの外乱に強いことから荷重を検出する方法とす
るのがより好ましい。
【0010】受信手段は、送信手段から発信された人体
検知信号を受信できれば特に限定されるものではなく、
複数設けても構わない。ここで、受信手段の数量は、送
信手段の数量に依らない。着座時間測定手段は、人体検
知信号入力により動作を開始し、時間を測定できるもの
であれば特に限定されるものではない。
【0011】判定手段にて予め設置されている基準値は
固定としてもよいが、使用者によりトイレの使用時間に
は差が有ることから、システム内の着座時間測定装置に
て得られた着座時間データを記憶・蓄積し、そのデータ
から利用者の平均的な使用時間を計算し、その計算結果
を基に、新たに異常判定基準値を算出して設定するよう
にして、使用者が設定を変更する必要がないようにする
のがより好ましい。
【0012】図2に本発明による便器装置のフローチャ
ートを示した。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、便座又は温水洗浄便座
への使用者の着座時間が基準値よりも大きい場合にこれ
を異常と判定して警告又は通報する通報装置をトイレ外
の場所に設ける構成としているため、トイレ使用者が監
視されているという意識を持つことなくトイレ外の者に
使用者の異常を確実に知らせることができる。
【0014】また、測定値の累積データより自動的に標
準値が変更となるようにすれば、使用者が設定を変更す
る必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる便器装置の概念図である。
【図2】図1に示した便器装置のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 検知装置 2 トイレ 3 便座又は温水洗浄便座 4 通報装置 5 リビング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D037 AD14 AD16 2D038 JH06 KA03 5C086 AA22 AA46 BA04 CA12 CA19 DA40

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器に設けられた便座又は温水洗浄便座
    と、トイレ外の場所に設けられ、上記便座又は温水洗浄
    便座への使用者の着座時間が基準値よりも大きい場合に
    これを異常と判定して警告又は通報する通報装置を備え
    た便器装置。
  2. 【請求項2】便座又は温水洗浄便座に、便座への使用者
    の着座状態を検出する着座検出手段と、この着座検出手
    段により得られた人体検知信号を通報装置に送信する送
    信手段を有する検知装置が設けられ、通報装置に、上記
    人体検知信号を受信し作動を開始する着座時間測定手段
    と、着座時間測定手段により得られた着座時間データと
    予め設定された基準値とを比較して着座時間データが基
    準値よりも大きい場合にこれを異常と判定する比較判定
    手段が設けられた請求項1記載の便器装置。
  3. 【請求項3】着座時間測定手段により得られた測定値を
    記憶し、この測定値より異常判定基準値を計算して、異
    常判定基準値を比較判定手段にて予め設定された基準値
    として自動的に更新する請求項2記載の便器装置。
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