JPH0852097A - 警報装置付便器または警報装置付便座 - Google Patents
警報装置付便器または警報装置付便座Info
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- JPH0852097A JPH0852097A JP21175194A JP21175194A JPH0852097A JP H0852097 A JPH0852097 A JP H0852097A JP 21175194 A JP21175194 A JP 21175194A JP 21175194 A JP21175194 A JP 21175194A JP H0852097 A JPH0852097 A JP H0852097A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トイレ内に便器または便座を設置するだけで
良好な異常警報システムを構築できる警報装置付便器ま
たは便座の提供を目的とする。 【構成】 便座への使用者の着座状態を検出するセンサ
ー１３と、センサー１３からの信号に基づき作動を開始
するタイマー１５と、タイマー１５の所定時間作動後の
出力信号に基づき警報を発する警報手段１７，１８，１
０とを備えて構成する。
良好な異常警報システムを構築できる警報装置付便器ま
たは便座の提供を目的とする。 【構成】 便座への使用者の着座状態を検出するセンサ
ー１３と、センサー１３からの信号に基づき作動を開始
するタイマー１５と、タイマー１５の所定時間作動後の
出力信号に基づき警報を発する警報手段１７，１８，１
０とを備えて構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、警報装置付便器また
は警報装置付便座に関するものである。
は警報装置付便座に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、トイレ内の異常を通
報するシステムとして、特開平３−１６５０００号公
報，特開平４−１８２５３０号公報等に開示されている
システムが存在するが、このような従来のシステムは、
トイレ内を改造して構築するシステムであり、トイレ内
の改造費等が掛かり、また改造が困難な場合が生ずると
いう問題点があった。
報するシステムとして、特開平３−１６５０００号公
報，特開平４−１８２５３０号公報等に開示されている
システムが存在するが、このような従来のシステムは、
トイレ内を改造して構築するシステムであり、トイレ内
の改造費等が掛かり、また改造が困難な場合が生ずると
いう問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み、トイレ内に便器を設置するだけで良好な異常
通報システムを構築できる警報装置付便器または警報装
置付便座を提供せんことを目的とし、その第１の要旨
は、便器への使用者の着座状態を検出するセンサーと、
該センサーからの人体検知信号に基づき作動を開始する
タイマーと、該タイマーの所定時間作動後の出力信号に
基づき警報を発する警報手段とを備えたことである。ま
た、第２の要旨は、前記タイマーが、前記センサーの検
知信号に基づき作動を開始し所定時間後に警告回路を介
し前記警報手段から警告信号を発生させる第１のタイマ
ーと、該第１のタイマーの作動終了により作動を開始
し、所定時間後に警報回路を介し前記警報手段から警報
信号を発生させる第２のタイマーで構成されていること
である。
点に鑑み、トイレ内に便器を設置するだけで良好な異常
通報システムを構築できる警報装置付便器または警報装
置付便座を提供せんことを目的とし、その第１の要旨
は、便器への使用者の着座状態を検出するセンサーと、
該センサーからの人体検知信号に基づき作動を開始する
タイマーと、該タイマーの所定時間作動後の出力信号に
基づき警報を発する警報手段とを備えたことである。ま
た、第２の要旨は、前記タイマーが、前記センサーの検
知信号に基づき作動を開始し所定時間後に警告回路を介
し前記警報手段から警告信号を発生させる第１のタイマ
ーと、該第１のタイマーの作動終了により作動を開始
し、所定時間後に警報回路を介し前記警報手段から警報
信号を発生させる第２のタイマーで構成されていること
である。
【０００４】
【作用】前記、第１の要旨において、使用者がトイレ内
の便器に着座して所定時間を経過すると、例えば便器に
座ったまま泥酔して眠ってしまったような場合とか、何
等かの病気で便器に座ったまま行動不能になった場合等
においては、通常の便器使用時間を遙かに超えて便器の
使用状態が継続するため、この異常事態を警報手段から
警報を発生させて外部等に良好に知らせることができ
る。また、前記第２の要旨において、便器に着座してか
ら所定時間が経過すると第１のタイマーにより、まず警
告音等が発せられて使用者に対し警告を促す。この警告
にも係わらず依然として便器の使用状態が継続されてい
る場合には、さらに強力な警報音等を第２のタイマーを
介して発生させ、外部等に異常事態が発生していること
を知らせることができる。
の便器に着座して所定時間を経過すると、例えば便器に
座ったまま泥酔して眠ってしまったような場合とか、何
等かの病気で便器に座ったまま行動不能になった場合等
においては、通常の便器使用時間を遙かに超えて便器の
使用状態が継続するため、この異常事態を警報手段から
警報を発生させて外部等に良好に知らせることができ
る。また、前記第２の要旨において、便器に着座してか
ら所定時間が経過すると第１のタイマーにより、まず警
告音等が発せられて使用者に対し警告を促す。この警告
にも係わらず依然として便器の使用状態が継続されてい
る場合には、さらに強力な警報音等を第２のタイマーを
介して発生させ、外部等に異常事態が発生していること
を知らせることができる。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、局部洗浄装置付便器の要部平面構成図で
あり、便器の便座１の後部には局部洗浄装置および温風
吹き出しファン等を内蔵したボックス２が設けられてお
り、このボックス２の便座１側の内側等には着座センサ
ー１３が設けられ、便座１に使用者が着座した時に、こ
の着座センサー１３が人体を検知して便器が使用状態に
あることを検知できるものとなっている。なお、このセ
ンサー１３は図示しないボックス２の後方等に立設され
るロータンク等に設けられて、便座１上の人体を検知す
る人体検知センサーで代用される場合もある。
する。図１は、局部洗浄装置付便器の要部平面構成図で
あり、便器の便座１の後部には局部洗浄装置および温風
吹き出しファン等を内蔵したボックス２が設けられてお
り、このボックス２の便座１側の内側等には着座センサ
ー１３が設けられ、便座１に使用者が着座した時に、こ
の着座センサー１３が人体を検知して便器が使用状態に
あることを検知できるものとなっている。なお、このセ
ンサー１３は図示しないボックス２の後方等に立設され
るロータンク等に設けられて、便座１上の人体を検知す
る人体検知センサーで代用される場合もある。
【０００６】前記ボックス２の側縁部には表示ランプ３
が設けられており、この表示ランプ３は、正常時には緑
色に点灯し、後述する警告時には赤色点滅されるもので
あり、また後述する警報時には赤色に点灯されるもので
ある。さらに表示ランプ３の近傍にはブザースイッチ４
が設けられており、さらにブザー停止スイッチ５が設け
られている。さらにボックス２には、間違って触った
り、子供等の悪戯を回避するため開閉蓋６を介し隠蔽可
能にスイッチ部が設けられており、この内部に、警報ス
イッチ７と、警告音または警報音の音量調節用のボリュ
ーム調節つまみ８と、さらにタイマーの作動時間を調節
するためのタイマー調節つまみ９が内装されている。こ
のボリューム調節つまみ８およびタイマー調節つまみ９
は、子供等の悪戯をより確実に回避し安全性を高めるた
めに、ドライバーやコイン等でないと回せないように、
ネジで構成しておくこともできる。さらに、ボックス２
の側縁後部にはブザー１０が埋め込まれており、さらに
後部には警報出力端子１１と外部入力端子１２が設けら
れている。
が設けられており、この表示ランプ３は、正常時には緑
色に点灯し、後述する警告時には赤色点滅されるもので
あり、また後述する警報時には赤色に点灯されるもので
ある。さらに表示ランプ３の近傍にはブザースイッチ４
が設けられており、さらにブザー停止スイッチ５が設け
られている。さらにボックス２には、間違って触った
り、子供等の悪戯を回避するため開閉蓋６を介し隠蔽可
能にスイッチ部が設けられており、この内部に、警報ス
イッチ７と、警告音または警報音の音量調節用のボリュ
ーム調節つまみ８と、さらにタイマーの作動時間を調節
するためのタイマー調節つまみ９が内装されている。こ
のボリューム調節つまみ８およびタイマー調節つまみ９
は、子供等の悪戯をより確実に回避し安全性を高めるた
めに、ドライバーやコイン等でないと回せないように、
ネジで構成しておくこともできる。さらに、ボックス２
の側縁後部にはブザー１０が埋め込まれており、さらに
後部には警報出力端子１１と外部入力端子１２が設けら
れている。
【０００７】すなわち、ボックス２内には局部洗浄装置
等と共に警報装置が内蔵されており、警報装置の概略回
路図を図２に示すと、前記着座センサー１３またはロー
タンク等に設けられた人体検知センサーは第１タイマー
１５に接続されており、この第１タイマー１５には前記
ブザースイッチ４が接続され、さらに第１タイマー１５
には第２タイマー１６が接続されているとともに、第２
タイマー１６と並列状に警告回路１８が接続されてお
り、この警告回路１８には前記ブザー１０および表示ラ
ンプ３が接続されている。また、警告回路１８と前記第
１タイマー１５間には前記ブザー停止スイッチ５が接続
されている。さらに、前記第２タイマー１６には警報回
路１７が接続されており、この警報回路１７はブザー１
０および表示ランプ３に接続されているとともに、警報
回路１７は前記外部出力端子１２にも接続され、さらに
前記便座１内に内装されている暖房用の便座ヒーター２
０のコントロール回路１９に対するリレー２１にも接続
されている。
等と共に警報装置が内蔵されており、警報装置の概略回
路図を図２に示すと、前記着座センサー１３またはロー
タンク等に設けられた人体検知センサーは第１タイマー
１５に接続されており、この第１タイマー１５には前記
ブザースイッチ４が接続され、さらに第１タイマー１５
には第２タイマー１６が接続されているとともに、第２
タイマー１６と並列状に警告回路１８が接続されてお
り、この警告回路１８には前記ブザー１０および表示ラ
ンプ３が接続されている。また、警告回路１８と前記第
１タイマー１５間には前記ブザー停止スイッチ５が接続
されている。さらに、前記第２タイマー１６には警報回
路１７が接続されており、この警報回路１７はブザー１
０および表示ランプ３に接続されているとともに、警報
回路１７は前記外部出力端子１２にも接続され、さらに
前記便座１内に内装されている暖房用の便座ヒーター２
０のコントロール回路１９に対するリレー２１にも接続
されている。
【０００８】このような回路構成において、前記第１タ
イマー１５の作動時間は２０分〜３０分程度に設定され
ており、この設定時間は前記タイマー調整つまみ９を調
整することにより適宜調整できるものである。また、前
記第２タイマー１６の作動時間は１０秒程度に設定され
ており、この第２タイマーの作動時間もタイマー調整つ
まみ９により調整可能に構成することができる。また、
前記警告回路１８および警報回路１７からの出力は前記
ボリューム調節つまみ８を適宜調節することで、前記ブ
ザー１０から発せられる警告音または警報音の音量を調
節可能となっている。また、前記警報スイッチ７は、必
要に応じＯＦＦすることにより図２の回路図で構成され
る警報装置そのものの作動を停止させることができるも
のである。
イマー１５の作動時間は２０分〜３０分程度に設定され
ており、この設定時間は前記タイマー調整つまみ９を調
整することにより適宜調整できるものである。また、前
記第２タイマー１６の作動時間は１０秒程度に設定され
ており、この第２タイマーの作動時間もタイマー調整つ
まみ９により調整可能に構成することができる。また、
前記警告回路１８および警報回路１７からの出力は前記
ボリューム調節つまみ８を適宜調節することで、前記ブ
ザー１０から発せられる警告音または警報音の音量を調
節可能となっている。また、前記警報スイッチ７は、必
要に応じＯＦＦすることにより図２の回路図で構成され
る警報装置そのものの作動を停止させることができるも
のである。
【０００９】図２において、トイレ内に入り、便座１上
に使用者が着座すると着座センサー１３からの人体検知
信号により前記第１タイマー１５が作動を開始する。通
常の用便では第１タイマー１５の作動時間内、すなわち
２０〜３０分までの間に用便が完了されて使用者は便座
１から立ち上がるため、この脱座状態を着座センサー１
３が検知し、これにより第１タイマー１５はリセットさ
れることとなる。しかし、何等かの病気等で使用者が便
座１に座ったまま行動不能となった場合とか、泥酔して
便座１に座ったまま眠ってしまったような場合には、第
１タイマー１５の作動時間が経過してしまうため、この
第１タイマー１５は作動時間の経過により出力し、第２
タイマー１６が作動を開始するとともに警告回路１８を
介し電力がブザー１０および表示ランプ３に供給され
て、例えばブザー１０は「ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ」等
の断続的な警告音を発し、また表示ランプ３は赤色に点
滅されて使用者に警告を促す。
に使用者が着座すると着座センサー１３からの人体検知
信号により前記第１タイマー１５が作動を開始する。通
常の用便では第１タイマー１５の作動時間内、すなわち
２０〜３０分までの間に用便が完了されて使用者は便座
１から立ち上がるため、この脱座状態を着座センサー１
３が検知し、これにより第１タイマー１５はリセットさ
れることとなる。しかし、何等かの病気等で使用者が便
座１に座ったまま行動不能となった場合とか、泥酔して
便座１に座ったまま眠ってしまったような場合には、第
１タイマー１５の作動時間が経過してしまうため、この
第１タイマー１５は作動時間の経過により出力し、第２
タイマー１６が作動を開始するとともに警告回路１８を
介し電力がブザー１０および表示ランプ３に供給され
て、例えばブザー１０は「ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ」等
の断続的な警告音を発し、また表示ランプ３は赤色に点
滅されて使用者に警告を促す。
【００１０】この警告音に気付き使用者が眠りから覚め
たような場合には、使用者が前記ブザー停止スイッチ５
を押すことによりリセットされて、ブザー１０および表
示ランプ３からの警告は中止される。一方、ブザー１０
および表示ランプ３からの警告にも係わらず、前記第２
タイマー１６の作動時間である１０秒がさらに経過する
と、第２タイマー１６から警報回路１７に出力され、警
報回路１７はブザー１０から「ピー」等の警報音を発
し、さらに表示ランプ３を赤色に点灯させる。この警報
音はかなり音量が高く設定されており、「ピー」という
警報音はトイレの外部へも響き、これによりトイレ内の
異常事態を外部に知らせることができるものである。な
お、この場合、前記警報出力端子１１に例えば外部のナ
ースステーション等に対する連絡コード等を接続してお
けば、ナースステーション内へもトイレ内の異常事態を
知らせることができるものとなる。なお、この警報出力
端子１１には、トイレ内に便器を設置した後必要に応じ
て外部に対する接続コード等が接続されるものであり、
家庭内においては寝室等のブザー等に接続しておくこと
ができるものである。
たような場合には、使用者が前記ブザー停止スイッチ５
を押すことによりリセットされて、ブザー１０および表
示ランプ３からの警告は中止される。一方、ブザー１０
および表示ランプ３からの警告にも係わらず、前記第２
タイマー１６の作動時間である１０秒がさらに経過する
と、第２タイマー１６から警報回路１７に出力され、警
報回路１７はブザー１０から「ピー」等の警報音を発
し、さらに表示ランプ３を赤色に点灯させる。この警報
音はかなり音量が高く設定されており、「ピー」という
警報音はトイレの外部へも響き、これによりトイレ内の
異常事態を外部に知らせることができるものである。な
お、この場合、前記警報出力端子１１に例えば外部のナ
ースステーション等に対する連絡コード等を接続してお
けば、ナースステーション内へもトイレ内の異常事態を
知らせることができるものとなる。なお、この警報出力
端子１１には、トイレ内に便器を設置した後必要に応じ
て外部に対する接続コード等が接続されるものであり、
家庭内においては寝室等のブザー等に接続しておくこと
ができるものである。
【００１１】なお、警報回路１７からブザー１０へ出力
された時にはリレー２１が遮断されて便座１の暖房用の
ヒーター２０が切られ、スイッチの入れっぱなしを良好
に回避するように構成されている。なお、ボックス２内
の局部洗浄装置や温風ファン等は普通一定の時間で切れ
るように設計されている。
された時にはリレー２１が遮断されて便座１の暖房用の
ヒーター２０が切られ、スイッチの入れっぱなしを良好
に回避するように構成されている。なお、ボックス２内
の局部洗浄装置や温風ファン等は普通一定の時間で切れ
るように設計されている。
【００１２】なお、前記ブザー停止スイッチ５に代え
て、図示しない局部洗浄装置作動用のスイッチとか、温
風ファン作動用スイッチとか、局部洗浄装置の停止スイ
ッチとかに、ブザー停止スイッチ５の役割を持たせるよ
うに構成しておくこともでき、使用者が前記警告音に気
付いて何等かのスイッチに手を触れた時にはリセットさ
れて警告音が停止されるように構成しておくこともでき
る。
て、図示しない局部洗浄装置作動用のスイッチとか、温
風ファン作動用スイッチとか、局部洗浄装置の停止スイ
ッチとかに、ブザー停止スイッチ５の役割を持たせるよ
うに構成しておくこともでき、使用者が前記警告音に気
付いて何等かのスイッチに手を触れた時にはリセットさ
れて警告音が停止されるように構成しておくこともでき
る。
【００１３】なお、前記ブザースイッチ４は、使用者が
便器の使用時等に気分が悪くなった時等に、使用者によ
ってＯＮされるものであり、このブザースイッチ４がＯ
Ｎされた時には、直ちに警告モードとなって警告回路１
８を介しブザー１０から「ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ」の
警告音が発せられ、さらにその後警報回路１７を介しブ
ザー１０から「ピー」の警報音が発せられるものであ
る。
便器の使用時等に気分が悪くなった時等に、使用者によ
ってＯＮされるものであり、このブザースイッチ４がＯ
Ｎされた時には、直ちに警告モードとなって警告回路１
８を介しブザー１０から「ピ、ピ、ピ、ピ、ピ、ピ」の
警告音が発せられ、さらにその後警報回路１７を介しブ
ザー１０から「ピー」の警報音が発せられるものであ
る。
【００１４】なお、前記ボックス２の裏面に設けられた
外部入力端子１２には、さらに異常警報システムの精度
を高めるために、例えばトイレ内に別途設置される光セ
ンサー，静電センサー，圧力センサー，監視カメラ等か
らの信号を入力させることができるものであり、例えば
トイレ内に設置された監視カメラの入力を外部入力端子
１２から取り込めば、便器周辺のトイレの床面上でうず
くまってしまった病人等の異常も検知することができ、
前記警報装置を介し外部に警報音を発して外部にその異
常状態を良好に知らせることができるものとなる。
外部入力端子１２には、さらに異常警報システムの精度
を高めるために、例えばトイレ内に別途設置される光セ
ンサー，静電センサー，圧力センサー，監視カメラ等か
らの信号を入力させることができるものであり、例えば
トイレ内に設置された監視カメラの入力を外部入力端子
１２から取り込めば、便器周辺のトイレの床面上でうず
くまってしまった病人等の異常も検知することができ、
前記警報装置を介し外部に警報音を発して外部にその異
常状態を良好に知らせることができるものとなる。
【００１５】このように本例の警報装置付便器では、ト
イレ内にこの便器を設置すれば、内蔵された警報装置に
より異常事態が便器上で生じた時に警報で外部に知らせ
ることができ、さらに前記警報出力端子１１を利用し、
外部のナースステーション等にも連絡可能なシステム構
成とすることができ、さらに、外部入力端子１２を用い
監視カメラ等からの信号も入力して、より確実な異常警
報システムを構築させることができる。
イレ内にこの便器を設置すれば、内蔵された警報装置に
より異常事態が便器上で生じた時に警報で外部に知らせ
ることができ、さらに前記警報出力端子１１を利用し、
外部のナースステーション等にも連絡可能なシステム構
成とすることができ、さらに、外部入力端子１２を用い
監視カメラ等からの信号も入力して、より確実な異常警
報システムを構築させることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の警報装置付便器又は警報装置付
便座は、便器への使用者の着座状態を検出するセンサー
と、該センサーからの人体検知信号に基づき作動を開始
するタイマーと、該タイマーの所定時間作動後の出力信
号に基づき警報を発する警報手段とを備えたことによ
り、便器に座ったまま泥酔して眠ってしまった場合と
か、何等かの病気で便器に座ったまま行動不能になった
ような場合に、警報手段からの警報により、その異常事
態を外部に良好に知らせることができ、トイレ内にこの
ような警報装置付便器または警報装置付便座を設置する
だけで良好な異常警報システムを構築させることができ
る効果を有する。また、前記タイマーが、前記センサー
の検知信号に基づき作動を開始し所定時間後に警告回路
を介し前記警報手段から警告信号を発生させる第１のタ
イマーと、該第１のタイマーの作動終了により作動を開
始し、所定時間後に警報回路を介し前記警報手段から警
報信号を発生させる第２のタイマーで構成されているこ
とにより、第１のタイマーの作動終了時に警告を発し、
使用者が便座に座ったまま眠ってしまったような場合に
使用者を良好に目覚めさせることができ、さらに使用者
が病気等で行動不能状態等の場合には第２タイマーの作
動後に警報を発して、外部に異常事態の発生しているこ
とを知らせることができ、別途トイレ内の改造を行なう
ことなく、警報装置付便器または警報装置付便座を設置
するのみで良好な異常警報システムを構築することがで
きる効果を有する。
便座は、便器への使用者の着座状態を検出するセンサー
と、該センサーからの人体検知信号に基づき作動を開始
するタイマーと、該タイマーの所定時間作動後の出力信
号に基づき警報を発する警報手段とを備えたことによ
り、便器に座ったまま泥酔して眠ってしまった場合と
か、何等かの病気で便器に座ったまま行動不能になった
ような場合に、警報手段からの警報により、その異常事
態を外部に良好に知らせることができ、トイレ内にこの
ような警報装置付便器または警報装置付便座を設置する
だけで良好な異常警報システムを構築させることができ
る効果を有する。また、前記タイマーが、前記センサー
の検知信号に基づき作動を開始し所定時間後に警告回路
を介し前記警報手段から警告信号を発生させる第１のタ
イマーと、該第１のタイマーの作動終了により作動を開
始し、所定時間後に警報回路を介し前記警報手段から警
報信号を発生させる第２のタイマーで構成されているこ
とにより、第１のタイマーの作動終了時に警告を発し、
使用者が便座に座ったまま眠ってしまったような場合に
使用者を良好に目覚めさせることができ、さらに使用者
が病気等で行動不能状態等の場合には第２タイマーの作
動後に警報を発して、外部に異常事態の発生しているこ
とを知らせることができ、別途トイレ内の改造を行なう
ことなく、警報装置付便器または警報装置付便座を設置
するのみで良好な異常警報システムを構築することがで
きる効果を有する。
【図１】警報装置付便器または警報装置付便座の要部平
面構成図である。
面構成図である。
【図２】便器または便座内に内蔵された警報装置のブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
１ 便座 ２ ボックス ３ 表示ランプ ４ ブザースイッチ ５ ブザー停止スイッチ ７ 警報スイッチ ８ ボリューム調節つまみ（ボリューム調節ネジ） ９ タイマー調整つまみ（タイマー調整ネジ） １０ ブザー １１ 警報出力端子 １２ 外部入力端子 １３ 着座センサー １５ 第１タイマー １６ 第２タイマー １７ 警報回路 １８ 警告回路
Claims (2)
- 【請求項１】 便器への使用者の着座状態を検出するセ
ンサーと、該センサーからの人体検知信号に基づき作動
を開始するタイマーと、該タイマーの所定時間作動後の
出力信号に基づき警報を発する警報手段とを備えたこと
を特徴とする警報装置付便器または警報装置付便座。 - 【請求項２】 前記タイマーが、前記センサーの検知信
号に基づき作動を開始し所定時間後に警告回路を介し前
記警報手段から警告信号を発生させる第１のタイマー
と、該第１のタイマーの作動終了により作動を開始し、
所定時間後に警報回路を介し前記警報手段から警報信号
を発生させる第２のタイマーで構成されている請求項１
に記載の警報装置付便器または警報装置付便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21175194A JPH0852097A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 警報装置付便器または警報装置付便座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21175194A JPH0852097A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 警報装置付便器または警報装置付便座 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852097A true JPH0852097A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16610984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21175194A Pending JPH0852097A (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 警報装置付便器または警報装置付便座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0852097A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002276003A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
| JP2002291654A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Hitachi Chem Co Ltd | 便器装置 |
| JP2019046328A (ja) * | 2017-09-05 | 2019-03-22 | 健 甲斐 | 個室内での意識喪失者の放置予防装置。 |
| WO2021024584A1 (ja) | 2019-08-08 | 2021-02-11 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP21175194A patent/JPH0852097A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US11920335B2 (en) | 2019-08-08 | 2024-03-05 | Nec Platforms, Ltd. | Information processing system, information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer-readable medium |
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