JP2808028B2 - 異常確認システム - Google Patents

異常確認システム

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JP2808028B2
JP2808028B2 JP30519489A JP30519489A JP2808028B2 JP 2808028 B2 JP2808028 B2 JP 2808028B2 JP 30519489 A JP30519489 A JP 30519489A JP 30519489 A JP30519489 A JP 30519489A JP 2808028 B2 JP2808028 B2 JP 2808028B2
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賢次 村瀬
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、老人ホームや病院などに設けられる異常確
認システムに関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 今日、老人ホームや病院の便所等の施設には非常用押
しボタンが設けられていて、使用中、身体の具合が悪く
なつたような場合に、この押しボタンを操作して非常通
報ができるようにしたものが知られている。しかるに、
この種の押しボタンによる非常通報は、本人自らが押し
ボタン操作をしなければならないため、脳卒中や心臓発
作等の身体異常で倒れて身体が動けなくなつたり意識を
失なつたりした場合には何ら役に立たず、しかもここが
便所のように密室であれば発見が遅れて取り返しのつか
ないことになる惧れがあつて、早急に改善が望まれてい
る。
[課題を解決する手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一
掃することができる異常確認システムを提供することを
目的として創案されたものであつて、便所等の室内に設
置されるものであつて、該室内に入室した人を検知する
有人検知センサと、入室者が押し操作する確認用押釦ス
イツチと、入室人に対して警告を発令するための警告器
と、上記室内とは異なる管理室に異常通報をするための
異常通報器とが少なくとも接続された異常確認用制御部
を用いて構成され、該異常確認用制御部には、上記有人
検知センサからの検知信号に基づいて有人状態になつた
と判断された場合に、第一のタイマ時間経過後、確認用
押釦スイツチの押し操作を促す警告信号を発令する警告
信号発令手段と、該警告信号発令後、第二のタイマ時間
が経過するあいだに確認用押釦スイツチの押し操作がな
かつた場合、入室者に異常が生じたと判断して異常通報
器に対し異常通報発令信号を出力する異常通報発令手段
と、入室者が出室して無人状態になつたことを有人検知
センサからの信号で判断してシステムリセツトをするリ
セツト手段とを備えて構成したことを特徴とするもので
ある。
そして本発明は、この構成によつて、使用中に異常事
態が発生した場合、本人が身体を動かせないような場合
であつても、看護婦室等に異常通報できるようにしたも
のである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は老人ホームや病院等に設けられた便
所であつて、該便所1には本実施例では西洋式の便器2
が設置されている。3、4、5は投受光器からなる有人
検知センサであつて、該有人検知センサ3、4、5は、
人によつて走査光線が遮断された場合にそのスイッチ接
点が閉成して有人検知するものであるが、これら有人検
知センサ3、4、5は、便所1の入口近傍、便器2の直
ぐ上方及び足元位置の検知するよう設置されており、便
所1内に人がいるときには、例えば便器2に座つていた
りあるいは床に倒れたりしている場合であつても、少な
くても一本の光線は遮断されるように配慮されている。
また、6は便器2近傍の壁面に取付けられたスイツチ
盤であつて、該スイツチ盤6には後述する非常用押釦ス
イツチ7、警告スピーカ8、警告ランプ9a付の確認用押
釦スイツチ9等の部材装置が設けられている。これら押
釦スイツチ7、9やスピーカ8及び前記有人検知センサ
3、4、5等は、便所1内で異常事態が発生した場合に
看護婦室等に通報するための異常確認制御回路機構に組
み込まれているが、該異常確認制御回路機構は実施例で
は次のように構成されている。
つまり第2図は異常確認制御回路機構のブロツク回路
図を示し、第3図はその制御システムのメインルーチン
のフローチヤート図を、第4図は異常確認システムのサ
ブルーチンのフローチヤート図を示している。
ここで異常確認制御回路機構を構成する制御部10はマ
イクロコンピユータを用いて構成されているが、該制御
部10には、前記有人検知センサ3、4、5、非常用押釦
スイツチ7、確認用押釦スイツチ9等のセンサ、スイツ
チ類からの信号が入力するように設定され、そしてこれ
ら入力した信号に基づいて、警告スピーカ8、警告ラン
プ9a、さらに看護室等の管理室には配設された異常通報
器(スピーカ、ランプ等適宜のもの)11に必要な制御指
令を出力するようになつている。
さて、異常確認制御回路機構は、電源をONし、初期設
定が成されたことによつて始動するが、メイルーチンと
して、まず、有人状態で有るか、即ち有人検知センサ
3、4、5の何れか一つから有人検知信号が入力したか
否かの判断をする。この場合、制御部10としては、有人
検知信号が予め設定される第一の補助タイマ時間(例え
ば1秒間)t1のあいだ継続して入力された場合に有人検
知があつたと判断するように設定して、誤作動の回避を
するよう設定されている。そして有人状態と判断された
場合には、次いで確認用押釦スイツチ9が押し操作され
たか否か、非常用押釦スイツチ7が操作されたか否かの
判断がそれぞれ成され、確認用押釦スイツチ9が操作さ
れた場合には、システムリセツトをし、非常用押釦スイ
ツチ7を操作した場合には、異常通報器11に異常発令信
号を出力して異常通報するよう設定されている。
このようなシステムにおいて、有人状態であると判断
されてしかも確認用押釦スイツチ9、非常用押釦スイツ
チ7の何れも操作されないと判断される場合に、サブル
ーチンとして異常確認制御システムが選択される。
上記異常確認制御システムは次のようになつている。
つまり、システムスタートするとまず第一タイマT1がタ
イマ始動する。そして予め定められる第一タイマ時間
(例えば2分間)T1を経過したと判断されると、制御部
10は警告スピーカ8および警告ランプ9aに対し警告発令
信号を出力する。これによつて実施例では警告ランプ9a
が点滅すると共に、警告スピーカ8からは例えば「異常
がなければ、確認のため確認用押釦スイツチを押してく
ださい。」の如き音声信号が発せられ、而して本発明の
警告発令手段が構成されている。そして警告発令後、予
め定められる第二のタイマ時間(例えば10秒間)T2のあ
いだ警告を出力して確認用押釦スイツチ9の押し操作を
促すように設定されており、この第二タイマ時間T2の間
に確認用押釦スイツチ9から確認信号の入力が無い場合
に、使用者に何らかの異常があつたと判断して、制御部
10は異常通報器11に通報発令信号を出力するように設定
されており、而して異常通報発令手段が構成されてい
る。
さらに用事を終えればシステム作動途中であつても人
は便所1を出て行くが、制御部10では絶えず無人判断を
し、無人状態になつたと判断された場合には、システム
リセツトをして不用意に異常通報が成されることがない
ように設定されるリセツト手段が構成されている。因み
にこの無人判断は、前記有人検知センサ3、4、5を用
いて行うことができる。そしてこの場合、各センサ3、
4、5の全てが、第二の補助タイマ時間(例えば4秒
間)t2のあいだ続けて有人検知が成されなかつた場合
に、無人になつたと判断するよう設定することができ
る。
尚、12はスイツチ盤6の上方に取付けられた表示板で
あつて、該表示板12には押釦スイツチ7、9の使用説明
等が明示されているものである。また警報スピーカ8
は、マイクにも兼用されていて、必要において管理室と
通話できるよう設定されている。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、用便
のため便所1に入室して有人検知が成されると、該入室
した人に異常があるか否かの確認がなされることにな
る。
つまり有人検知が成されると、第一タイマT1が始動
し、このタイマ時間T1を経過すると、警告スピーカ8及
び警告ランプ9aから警告が発令される。この警告は、異
常が無い場合に、確認用押釦スイツチ9を押し操作する
ことを促すものである。そして確認用押釦スイツチ9の
押し操作が第二のタイマ時間T2を経過してもなかつた場
合、制御部10は使用者に異常があつたと判断し、異常通
報器11に異常通報指令を出力して管理者に通報する。
この様に本発明においては、使用中に容態が急変し、
非常容押釦スイツチ7を押すことができない危険な状態
になつた場合であつても、異常通報が発令されることに
なり、従つて従来のように発見が遅れて取り返しのつか
ないことになるような不具合を確実に回避できて、人命
保護に大いに寄与できることになる。
尚、本発明を実施するにあたり、本システム作動の開
始を、例えば照明用スイツチや換気扇用スイツチ等の使
用時にON操作するスイツチと連動させることができ、ま
た警告器としては音声発令ではなく、ブザーやチヤイム
等のものであつても良いことは勿論である。また第一、
第二のタイマ時間は、設定器によつて任意に調整できる
ようにしておけば、使用者の実情に合わせた使用が可能
となつて都合が良い。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたもので
あるから、入室者に対し、異常が無ければ確認用押釦ス
イツチを押し操作するよう促し、そして押し操作が無い
場合に、入室者の容態が急変して確認用押釦スイツチを
押すことができない危険な状態になつたと判断して異常
通報が発令されることと成り、従つて従来のように発見
が遅れて取り返しのつかないことになるような不具合を
確実に回避できて、人命保護に大いに寄与できることに
なる。
しかも確認用押釦スイツチの押しい操作は、第一のタ
イマ時間を経過する毎に行えば良いので、頻繁に操作す
る必要が無くて、入室者の負担を軽減すると共に煩わし
さを可及的に解消していて都合が良い。そのうえ入室者
が確認用押釦スイツチを警告発令のある前に操作すれば
リセツトが行われて、また始めからの確認制御が成され
るため、これによつても煩わしさが解消される利点が有
る。
さらに無人になつたときにも無人検知が成されてリセ
ツトされ、これによつて誤つて異常通報が発令してしま
うことを防止しており、信頼性の高いものにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る異常確認システムの実施例を示し
たものであつて、第1図は便所の内部側面図、第2図は
異常確認制御回路機構のブロツク回図路、第3図はその
制御システムのメインルーチンのフローチヤート図、第
4図は異常確認システムのサブルーチンのフローチヤー
ト図である。 図中、1は便所、3、4、5は有人検知センサ、8は警
告スピーカ、9aは警告ランプ、9は確認用押釦スイツ
チ、11は異常通報器、10は制御部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便所等の室内に設置されるものであつて、
    該室内に入室した人を検知する有人検知センサと、入室
    者が押し操作する確認用押釦スイツチと、入室人に対し
    て警告を発令するための警告器と、上記室内とは異なる
    管理室に異常通報をするための異常通報器とが少なくと
    も接続された異常確認用制御部を用いて構成され、該異
    常確認用制御部には、上記有人検知センサからの検知信
    号に基づいて有人状態になつたと判断された場合に、第
    一のタイマ時間経過後、確認用押釦スイツチの押し操作
    を促す警告信号を発令する警告信号発令手段と、該警告
    信号発令後、第二のタイマ時間が経過するあいだに確認
    用押釦スイツチの押し操作がなかつた場合、入室者に異
    常が生じたと判断して異常通報器に対し異常通報発令信
    号を出力する異常通報発令手段と、入室者が出室して無
    人状態になつたことを有人検知センサからの信号で判断
    してシステムリセツトをするリセツト手段とを備えて構
    成したことを特徴とする異常確認システム。
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