JPH11328561A - 患者等の異常検出システム - Google Patents

患者等の異常検出システム

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JPH11328561A
JPH11328561A JP10132834A JP13283498A JPH11328561A JP H11328561 A JPH11328561 A JP H11328561A JP 10132834 A JP10132834 A JP 10132834A JP 13283498 A JP13283498 A JP 13283498A JP H11328561 A JPH11328561 A JP H11328561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
patient
output signal
time
private room
Prior art date
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Pending
Application number
JP10132834A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yamazaki
努 山崎
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AKUSON DATA MACHINE KK
Original Assignee
AKUSON DATA MACHINE KK
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Publication date
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Publication of JPH11328561A publication Critical patent/JPH11328561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個室内の患者等の異常事態を速やかに警報す
る。 【解決手段】 個室に出入りする患者等を検出する第1
のセンサ11aと、個室内の患者等の運動を検出する第
2のセンサ11bと、判別手段12とを組み合わせる。
判別手段12は、第1のセンサ11aからの出力信号S
1 に基づいて作動を開始し、第2のセンサ11bからの
出力信号S2 の発生後の経過時間が設定時間tb を超え
ると、異常信号S3 を警報器21に出力することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室やトイレ等
の個室内において、歩行困難な老人や患者等(以下、単
に患者等という)が倒れたような不測の事態を適確に検
出して外部に警報することができる患者等の異常検出シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】室内の人物を検出するとき、人体センサ
を使用することがある。
【0003】このものは、赤外線センサであって、部屋
の天井等に設置されている。そこで、このものは、室内
の人物が移動したり、運動したりすると、赤外線の変化
により人物を検出し、人物の有無を外部に通報すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、人体センサは、運動中の人物のみを検出するか
ら、たとえば浴室やトイレ等の個室内において、患者等
が倒れて運動不能になったような異常事態を検出するこ
とができず、その発見が遅れてしまうという問題があっ
た。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、第1、第2のセンサと判別手段とを組
み合わせることによって、個室内の患者等が運動不能な
異常事態になったことを適確に検出して速やかに警報す
ることができる患者等の異常検出システムを提供するこ
とがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、個室に出入りする患者等を検出
する第1のセンサと、個室内の患者等の運動を検出する
第2のセンサと、第1のセンサからの出力信号に基づい
て作動を開始する判別手段とを備えてなり、判別手段
は、第2のセンサからの出力信号の発生後の経過時間が
設定時間を超えると異常信号を出力することをその要旨
とする。
【0007】なお、判別手段は、第1のセンサからの出
力信号に基づいて作動を停止することができる。
【0008】また、判別手段は、経過時間がベース時間
を超え、さらに設定時間を超えると異常信号を出力して
もよい。
【0009】なお、第2のセンサは、赤外線センサとし
てもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、判別手段は、
第1のセンサからの出力信号に基づいて個室への患者等
の入室を検知し、第2のセンサからの出力信号の発生後
の経過時間が設定時間を超えると、個室内の患者等が倒
れたりして運動不能な異常状態になっていると判断して
異常信号を出力し、外部に警報することができる。な
お、設定時間は、患者等の正常時の静止時間を考慮して
10〜60分程度に設定すればよい。
【0011】判別手段は、第1のセンサからの出力信号
に基づいて作動を停止することにより、患者等が退出し
た後に誤って異常信号を出力してしまうおそれがない。
【0012】判別手段は、第2のセンサからの出力信号
の発生後の経過時間がベース時間を超え、さらに設定時
間を超えると異常信号を出力することにより、正常な患
者等が静止している最長時間をベース時間として設定す
ることができ、患者等の異常事態を一層適確に検出する
ことができる。なお、ベース時間は、たとえば数分程度
の短時間に設定すればよい。
【0013】第2のセンサを赤外線センサとすれば、第
2のセンサは、個室内の患者等の運動を確実に検出する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0015】患者等の異常検出システムは、第1、第2
のセンサ11a、11bと、判別手段12とを備えてな
る(図1、図2)。
【0016】第1、第2のセンサ11a、11bは、赤
外線センサである。第1のセンサ11aは、通路Aの天
井に設置されており、ドアB1 を介し、トイレや浴室等
の個室Bに出入りする患者等を検出することができる。
第2のセンサ11bは、個室Bの天井に設置されてお
り、個室B内の患者等の運動を検出することができる。
【0017】判別手段12には、第1、第2のセンサ1
1a、11bからの出力信号S1 、S2 が入力されてお
り、判別手段12の出力は、異常信号S3 として警報ラ
ンプやブザ等の警報器21に導かれている。また、判別
手段12には、設定器12a、12bが付設されてお
り、設定器12aには、ベース時間ta が設定されてお
り、設定器12bには、設定時間tb が設定されてい
る。
【0018】判別手段12は、図3のプログラムフロー
チャートに従って作動する。
【0019】プログラムは、通路Aから個室Bに患者等
が入室すると、第1のセンサ11aからの出力信号S1
によって起動し(図4の時刻t=to 、以下、単に(t
=to )のように記す)、第2のセンサ11bからの出
力信号S2 が入力するまで待機する(図3のプログラム
ステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)。プ
ログラムは、第2のセンサ11bからの出力信号S2 を
検出すると((1)、(t=t1 ))、出力信号S2 の
発生後の経過時間tc を計測し(2)、設定器12aに
設定するベース時間ta の経過を待つ((3)〜
(5))。
【0020】プログラムは、ベース時間ta が経過する
までに第2のセンサ11bからの出力信号S2 を再検出
すると((5)、(t=t1a))、出力信号S2 の発生
後の経過時間tc を再計測し(2)、以後、出力信号S
2 を検出するごとに同様の動作を繰り返す((5)、
(2)〜(5)、(t=t1i(i=b、c…)))。ま
た、プログラムは、出力信号S2 の発生後の経過時間t
c ≦ta の間に第1のセンサ11aからの出力信号S1
を検出すると((4)、(t=t2 ))、個室B内の患
者等が通路Aに退出したと判別し、異常信号S3 を出力
することなく終了する。すなわち、プログラムは、第1
のセンサ11aからの出力信号S1 に基づいて作動を開
始し、停止することができる。
【0021】一方、プログラムは、第2のセンサ11b
からの出力信号S2 の発生後の経過時間tc がベース時
間ta を超えると((3)、図5の時刻t=t3 、以
下、単に(t=t3 )のように記す)、さらに設定器1
2bに設定する設定時間tb の経過を待つ(6)。プロ
グラムは、設定時間tb が経過するまでに第2のセンサ
11bからの出力信号S2 を検出すると(7)、個室B
内の患者等が正常であると判断して経過時間tc を再計
測するが(2)、経過時間tc がベース時間taを超
え、さらに設定時間tb を超えると((6)、(t=t
4 ))、個室B内の患者等が運動不能な異常事態になっ
たと判断して異常信号S3 を出力する(8)。そこで、
警報器21は、患者等の異常を外部に警報することがで
きる。
【0022】以上の説明において、判別手段12は、出
力信号S2 の発生後の経過時間tcがベース時間ta を
超えると(3)、適当な注意信号を外部に出力してもよ
い。また、設定器12bは、個室B内の患者等により、
任意に設定可能としてもよい。患者等は、たとえば長い
休息をとる場合等において、あらかじめ設定時間tbを
長く設定することにより、外部の介護者等に過重な負担
をかけないように配慮することができる。
【0023】なお、第1のセンサ11aは、個室Bに出
入りする患者等を検出することができればよく、赤外線
センサ以外の任意のセンサを任意の形態にして使用する
ことができる。たとえば、第1のセンサ11aは、ドア
B1 の開閉を検出して患者等の出入りを検出する光セン
サやリミットスイッチ等であってもよい。
【0024】
【他の実施の形態】判別手段12は、ベース時間ta を
設定する設定器12aを省略してもよい。
【0025】判別手段12は、第1のセンサ11aから
の出力信号S1 に基づいて作動を開始し(図6の時刻t
=to 、以下、単に(t=to )のように記す)、第2
のセンサ11bからの出力信号S2 の発生ごとに、その
後の経過時間tc を計測し(t=t1 、t1i(i=a、
b…))、経過時間tc が設定時間tb を超えると(t
=t4 )、異常信号S3 を警報器21に出力することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、個室に出入りする患者等を検出する第1のセンサ
と、個室内の患者等の運動を検出する第2のセンサと、
判別手段とを組み合わせることによって、判別手段は、
第2のセンサからの出力信号の発生後の経過時間が設定
時間を超えると異常信号を出力することができるから、
個室内の患者等が倒れたりして運動不能な異常事態にな
ったことを適確に検出して外部に警報表示することがで
き、異常事態を速やかに発見して適切な対策を講じるこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成ブロック系統図
【図2】 第1、第2のセンサの設置模式図
【図3】 プログラムフローチャート
【図4】 動作説明線図(1)
【図5】 動作説明線図(2)
【図6】 他の実施の形態を示す図5相当図
【符号の説明】
B…個室 S1 、S2 …出力信号 S3 …異常信号 ta …ベース時間 tb …設定時間 tc …経過時間 11a…第1のセンサ 11b…第2のセンサ 12…判別手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個室に出入りする患者等を検出する第1
    のセンサと、個室内の患者等の運動を検出する第2のセ
    ンサと、前記第1のセンサからの出力信号に基づいて作
    動を開始する判別手段とを備えてなり、該判別手段は、
    前記第2のセンサからの出力信号の発生後の経過時間が
    設定時間を超えると異常信号を出力することを特徴とす
    る患者等の異常検出システム。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記第1のセンサから
    の出力信号に基づいて作動を停止することを特徴とする
    請求項1記載の患者等の異常検出システム。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記経過時間がベース
    時間を超え、さらに設定時間を超えると異常信号を出力
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の患
    者等の異常検出システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のセンサは、赤外線センサであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    記載の患者等の異常検出システム。
JP10132834A 1998-05-15 1998-05-15 患者等の異常検出システム Pending JPH11328561A (ja)

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Cited By (5)

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JP2019071258A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム

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