JP2007122447A - 徘徊検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 見回りなどの人手をかけることなく、徘徊を確実に検出することができるようにする。
【解決手段】 ベッド近傍に配置された第1のシート状センサ1からの荷重検出信号に続いて、第1のシート状センサ1よりも遠方に配置された第2のシート状センサ2からの荷重検出信号が入力した場合に、判定部4は、ベッドに居るべき人が徘徊していると自動的に判断するようにしているので、ベッドに近付く監視者など居ても徘徊と判断されず、手間をかけずに確実に徘徊を検出することができ、監視者の手間を軽減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ベッド近傍に配置された第1のシート状センサ1からの荷重検出信号に続いて、第1のシート状センサ1よりも遠方に配置された第2のシート状センサ2からの荷重検出信号が入力した場合に、判定部4は、ベッドに居るべき人が徘徊していると自動的に判断するようにしているので、ベッドに近付く監視者など居ても徘徊と判断されず、手間をかけずに確実に徘徊を検出することができ、監視者の手間を軽減することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者がベッドを離れて徘徊することを発見するための徘徊検出装置に関する。
従来、病院や介護施設では(以下、施設と記載する)、患者や被介護者(以下、被監視者と記載する)が夜間などにベッドを離れて徘徊することがあり危険であった。そのため、被監視者の徘徊の有無を監視する必要があった。そのため、施設では、被監視者が徘徊しているか否かを看護師や介護者(以下、監視者と記載する)の見回りにより監視していた。
しかしながら、施設内の全ての部屋を間断無く見回るためには、相当数の監視者を要するため、見回りにより被監視者の徘徊を監視することは、実質的に不可能になってしまうという問題点があった。
ところで、荷重により検出信号を出力するシート状センサをベッドの脇に設置し、ベッドから離床した者がこのシート状センサを踏むことにより出力される検出信号で徘徊を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
特開平11−213266号公報
しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、ベッドから離床した者がシート状センサを踏んだ場合だけではなく、監視者やそれ以外の看護師、介護者、見舞い客、医者などがシート状センサを踏んだ場合でも検出信号が出力されてしまうという問題点があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、見回りなどの人手をかけることなく、徘徊を確実に検出することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、室内に設置された複数のセンサのうち、ベッドに人が居るか否かを検出する第1のセンサからベッドに人が居ないことを示す検出信号と、第1のセンサよりも遠方に配置された第2のセンサからの検出信号との組み合わせに応じて、ベッドに居るべき人が徘徊しているか否かを判断するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ベッドからの離床を第1のセンサが検出した後に、それよりも遠方に配置された第2のセンサにより人が検出された場合に、ベッドに居るべき人が徘徊していると判断されるので、ベッドに近付く監視者などが居ても徘徊していると判断されず、ベッドから出て室内から出ようとする者のみを手間をかけずに確実に検出することができる。従って、監視者の手間を軽減することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による徘徊検出装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による徘徊検出装置は、第1のシート状センサ1(特許請求の範囲の第1のセンサに該当する)、第2のシート状センサ2(特許請求の範囲の第2のセンサに該当する)、検出信号入力部3、判定部4、徘徊検出信号生成部5を備えて構成されている。ここで、図2に示すように、第1のシート状センサ1は、ベッド10の近傍に配置されており、第2のシート状センサ2は、第1のシート状センサ1よりもベッド10から見て遠方(好ましくは出入口に向かって遠方)に配置されている。
図1において、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2は、シート上に荷重が加わると荷重検出信号を出力する。つまり、第1のシート状センサ1は、ベッドから出た人やベッド近傍に近付いた人を検出する。また、第2のシート状センサ2は、ベッドから出て離れた人やベッドに近付こうとした人を検出する。検出信号入力部3は、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2から出力された荷重検出信号を識別可能に入力する。なお、本実施形態では、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2は、シート上の荷重を検出することによりシート上の人体を検出しているが、これに限定されない。例えば、シート上の物体の温度などを検出することによりシート上の人体を検出するようにしても良い。
判定部4は、検出信号入力部3への荷重検出信号の入力の有無を判定する。また、判定部4は、検出信号入力部3に入力した荷重検出信号の種類を判定すると共に、その順番を判定することにより徘徊の有無を判定する。具体的には、検出信号入力部3が第1のシート状センサ1からの荷重検出信号を入力すると、判定部4は、図示しないメモリなどに第1のシート状センサ1から荷重検出信号を検出信号入力部3が入力したことを示す情報を記憶する。そして、判定部4は、図示しないタイマー装置により、所定時間(例えば2分〜5分など)が経過する間は待機状態となり、第2のシート状センサ2から検出信号入力部3への荷重検出信号の入力を待つ。ここで、所定時間の経過の測定を開始するタイミングは、例えば、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3への荷重検出信号の入力が終了した時点である。
ここで、所定時間が経過する間に、第2のシート状センサ2から検出信号入力部3へ荷重検出信号が入力すると、判定部4は、第1のシート状センサ1が踏まれた後に第2のシート状センサ2が踏まれたと判断して、徘徊情報を出力する。一方、所定時間が経過する間に、第2のシート状センサ2から検出信号入力部3へ荷重検出信号が入力しなかった場合には、判定部4は、徘徊情報を出力せずに、メモリに記憶された情報を消去する。また、所定時間が経過する間に、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3へ荷重検出信号が再度入力した場合には、判定部4は、所定時間の経過の測定をリセットして所定時間の計測を開始する。
徘徊検出信号生成部5は、判定部4より徘徊情報を入力し、この徘徊情報に基づいて徘徊検出信号を生成し、出力する。ここで、徘徊検出信号には、徘徊者が離床したベッドの番号や徘徊者が居た部屋の番号などの徘徊者を特定するための情報が含まれている。また、徘徊検出信号生成部5から出力された徘徊検出信号は、例えば、ナースコール装置などに入力する。徘徊検出信号を入力したナースコール装置では、徘徊が発生した旨を示す警報や表示が行われる。
次に、本実施形態による徘徊検出装置の動作及び徘徊検出方法を説明する。図3は、本実施形態による徘徊検出装置の動作及び徘徊検出方法を示すフローチャートである。まず、第1のシート状センサ1や第2のシート状センサ2から検出信号入力部3に荷重検出信号が入力したか否かを判定部4にて調べる(ステップS1)。検出信号入力部3が荷重検出信号を入力していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、検出信号入力部3が荷重検出信号を入力していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、判定部4は、検出信号入力部3に入力した荷重検出信号が第1のシート状センサ1からのものであるか否かを調べる(ステップS2)。検出信号入力部3に入力した荷重検出信号が第1のシート状センサ1からのものでないと判定部4にて判断した場合には(ステップS2にてNO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、検出信号入力部3に入力した荷重検出信号が第1のシート状センサ1からのものであると判定部4にて判断した場合には(ステップS2にてYES)、判定部4は、図示しないメモリなどに第1のシート状センサ1から荷重検出信号を検出信号入力部3が入力したことを示す情報を記憶する(ステップS3)。そして、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3への荷重検出信号の入力が終了したか否かを判定部4にて調べる(ステップS4)。第1のシート状センサ1から検出信号入力部3への荷重検出信号の入力が終了していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、ステップS4の処理を繰り返す。
一方、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3への荷重検出信号の入力が終了したと判定部4にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、判定部4は、図示しないタイマーなどにより所定時間の計測を開始する(ステップS5)。そして、第2のシート状センサ2から検出信号入力部3に荷重検出信号が入力したか否かを判定部4にて調べる(ステップS6)。
第2のシート状センサ2から検出信号入力部3に荷重検出信号が入力していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、判定部4は、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3に荷重検出信号を再度入力したか否かを調べる(ステップS7)。第1のシート状センサ1から検出信号入力部3に荷重検出信号を再度入力したと判定部4にて判断した場合には(ステップS7にてYES)、ステップS5の処理に戻る。
一方、第1のシート状センサ1から検出信号入力部3に荷重検出信号を再度入力していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS7にてNO)、判定部4は、所定時間が経過したか否かを調べる(ステップS8)。所定時間が経過していないと判定部4にて判断した場合には(ステップS8にてNO)、ステップS6の処理に戻る。一方、所定時間が経過したと判定部4にて判断した場合には(ステップS8にてYES)、ステップS1の処理に戻る。
第2のシート状センサ2から検出信号入力部3に荷重検出信号が入力したと判定部4にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、判定部4は、第1のシート状センサ1が踏まれた後に第2のシート状センサ2が踏まれたと判断して、徘徊情報を出力する。徘徊検出信号生成部5では、徘徊情報を入力すると、徘徊検出信号を生成して出力する(ステップS9)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ベッド近傍に配置された第1のシート状センサ1からの荷重検出信号に続いて、第1のシート状センサ1よりも遠方に配置された第2のシート状センサ2からの荷重検出信号が入力した場合に、ベッドに居るべき人が徘徊していると判定部4により自動的に判断される。これにより、ベッドに近付く監視者などが居ても徘徊している者が居ると判断されず、ベッドから出て室内から出ようとする者のみを手間をかけずに確実に徘徊している者として検出することができる。従って、監視者の手間を軽減することができる。
なお、前述した実施形態では、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2を別々に配置するようにしているが、これに限定されない。例えば、図4に示すように、ベッド近傍に配置される第1のシート状センサ11と、それよりも遠方に広く配置される第2のシート状センサ12とを重ねて配置するようにしても良い。ここで、第1のシート状センサ11に荷重が加わると第2のシート状センサ12にも荷重が加わる。そこで、第1のシート状センサ11及び第2のシート状センサ12の両方に荷重が加わっている状態から第2のシート状センサ12のみに荷重が加わっている状態に移行した場合に徘徊があると判断するようにしている。一方、第2のシート状センサ12のみに荷重が加わっている状態から第1のシート状センサ11及び第2のシート状センサ12の両方に荷重が加わっている状態に移行した場合には、徘徊が無いと判断するようにしている。これにより、第2のシート状センサ12は、第1のシート状センサ11よりも遠方に広く配置されているので、第1のシート状センサ11を踏んだ徘徊者がどの方向に移動しても荷重を検出することができる。
また、前述した実施形態では、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2への荷重を検出することで徘徊の有無を判断するようにしているが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、ベッド上に第1のシート状センサ21を配置し、ベッド近傍に第2のシート状センサ22を配置するようにしても良い。ここで、ベッド上に人が居る場合には、第1のシート状センサ21は、荷重を検出しており、ベッドから人が出た場合には、第1のシート状センサ21は、荷重を検出しなくなる。そこで、第1のシート状センサ21が荷重を検出しなくなった状態から第2のシート状センサ22が荷重を検出した状態に移行した場合には、徘徊があると判断するようにしている。また、第1のシート状センサ21及び第2のシート状センサ22の両方に荷重がかかっている場合には、徘徊が無いと判断するようにしている。これにより、室内に複数のベッドがある場合でも、シート状センサが誤って踏まれる可能性が低くなる。
また、前述した実施形態では、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2を組み合わせて徘徊の有無を判断するようにしているが、これに限定されない。例えば、3枚以上のシート状センサを組み合わせるようにしても良い。
本実施形態では、第1のシート状センサ1及び第2のシート状センサ2を用いて人体を検出しているが、これに限定されない。例えば、赤外線センサや超音波センサなどにより人体を検出するようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者がベッドを離れて徘徊することを発見するための徘徊検出装置に有用である。
1 第1のシート状センサ
2 第2のシート状センサ
3 検出信号入力部
4 判定部
5 徘徊検出信号生成部
2 第2のシート状センサ
3 検出信号入力部
4 判定部
5 徘徊検出信号生成部
Claims (2)
- ベッドに人が居るか否かを検出する第1のセンサと、
前記センサよりも遠方に配置され、人が居るか否かを検出する第2のセンサと、
前記第1のセンサ及び前記第2のセンサによる検出の組み合わせに応じて前記ベッドに居るべき人が徘徊しているか否かを判定する判定部と、
を備えた徘徊検出装置。 - 前記判定部は、前記第1のセンサにより物体を検出した後に、前記第2のセンサにより物体を検出した場合に、前記ベッドに居るべき人が徘徊していると判断することを特徴とする請求項1に記載の徘徊検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005314366A JP2007122447A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 徘徊検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005314366A JP2007122447A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 徘徊検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007122447A true JP2007122447A (ja) | 2007-05-17 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2005314366A Pending JP2007122447A (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 徘徊検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007122447A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011135967A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
JP2013074942A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
JP2015126803A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 吉川 隆 | 離床検知マット |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2005314366A patent/JP2007122447A/ja active Pending
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