JP2002290836A - 固体撮像素子及びその駆動方法 - Google Patents

固体撮像素子及びその駆動方法

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JP2002290836A
JP2002290836A JP2001084405A JP2001084405A JP2002290836A JP 2002290836 A JP2002290836 A JP 2002290836A JP 2001084405 A JP2001084405 A JP 2001084405A JP 2001084405 A JP2001084405 A JP 2001084405A JP 2002290836 A JP2002290836 A JP 2002290836A
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JP2001084405A
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Minoru Hamada
稔 浜田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電荷量増幅に係る消費電力を低減する。 【解決手段】 撮像部11iは、受光した光に対応した
情報電荷を各受光画素に蓄積して、フレーム転送クロッ
クφfに応答して蓄積した情報電荷を高速で蓄積部11
sに転送する。蓄積部11sは、垂直転送クロックφv
に応答して、撮像部11iから転送された情報電荷を1
行単位で増幅部11aに転送する。増幅部11aは、垂
直転送クロックφvに同期した増幅転送クロックφaに
応答して、蓄積部11iから転送された情報電荷を垂直
方向に転送しながら、インパクトイオン化現象を利用し
て、所定の増幅率で順次情報電荷の電荷量を増幅してい
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパクトイオン
化現象を利用し、光電変換によって得られた情報電荷の
電荷量を2次的に増幅させる固体撮像素子及びその駆動
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラに用いられるCC
D固体撮像素子には、CCD固体撮像素子の感度を上げ
るために、受光した光に応じて発生した電荷を、インパ
クトイオン化現象を利用して増幅する増幅型のCCD固
体撮像素子がある。この増幅型のCCD固体撮像素子
は、受光した光によって生じた情報電荷の電荷量を増幅
させた後に、外部に出力するものである。
【0003】インパクトイオン化現象(衝突電離)と
は、電荷が高電界領域中を通過するとき、電界によって
加速されて、中性原子に衝突し、次々と多数の新たな電
荷を生じさせるものである。Si基板中に形成される高
電界領域中の電界に加速された電荷は、中性のSi原子
に衝突し、別の電荷(自由電子とホール)を発生させ
る。そして、その発生した電荷が更に別の中性原子に衝
突して、再び新たな電荷を発生させる。このように、電
荷は次々と衝突を繰り返し、多数の新たな電荷を発生さ
せ、なだれ的に電荷量を増加させる。
【0004】尚、各転送電極下の転送領域中に高電界領
域を形成するには、2つの隣接する転送電極間に10〜
20Vの電位差を与えるか、若しくは、2つの隣接する
領域で、イオン打ち込みやヘテロエピキャシタル成長に
よって、異なるドーピング分布を持たせる方法がある。
【0005】このようなインパクトイオン化現象を利用
して電荷量の増幅を行うことは、インターライン転送方
式及びフレーム転送方式の何れのCCD固体撮像素子に
も用いられ得る。
【0006】図5は、フレーム転送方式の増幅型CCD
固体撮像素子を用いた撮像装置の構成の一部を示すブロ
ック図である。図5に示すCCD固体撮像素子1は、撮
像部1i、蓄積部1s、水平転送部1h及び出力部1d
の構成に加え、水平転送部1hと出力部1dの間に増幅
部1aを備えたものである。
【0007】撮像部1iの受光面に照射された光は、撮
像部1iを構成する複数の受光画素により光電変換され
て、その光量に応じた情報電荷に変換される。各受光画
素より発生した情報電荷は、フレーム転送クロックφf
に応答して蓄積部1sに高速で垂直転送され、蓄積部1
sに一時的に蓄積される。蓄積部1sに蓄積された各情
報電荷は、垂直転送クロックφvに応答して、水平転送
部1hの各ビットに1行単位で転送される。水平転送部
11hに転送された情報電荷は、水平転送クロックφh
に応じて、1ビット単位で水平方向に転送され、順次蓄
積部1aに出力される。
【0008】増幅部1aに出力された各情報電荷は、増
幅転送クロックφaに応じて、順次水平方向に転送され
ると共に、インパクトイオン化現象を利用して、各情報
電荷の電荷量が各ビット間を転送する毎に順次増幅され
る。各情報電荷は所定の電荷量レベルに増幅された後
に、出力部1dに出力される。増幅部1aから出力部1
dに転送された情報電荷は、その電荷量に応じて電圧値
に変換されて外部に出力される。尚、増幅部1aの増幅
率は、増幅部1aの転送電極に印加される増幅転送クロ
ックφaの電位レベルによって0.5〜1.0%程度に
調整されている。
【0009】クロック発生回路2は、フレーム転送クロ
ック発生部2f、垂直転送クロック発生部2v、水平転
送クロック発生部2h及び増幅転送クロック2aより構
成される。フレーム転送クロック発生部2fは、垂直同
期信号VDに同期し、垂直走査のブランキング期間内に
撮像部1iの情報電荷を高速で蓄積部1sに転送するフ
レーム転送クロックφfを供給する。垂直転送クロック
発生部2vは、フレーム転送クロックφfによって転送
される情報電荷を蓄積部1sに取り込むと共に、取り込
んだ情報電荷を水平同期信号HDに同期して、水平走査
のブランキング期間内に1行ずつ水平転送部1hへ転送
する水平転送クロックφhを蓄積部1sに供給する。
【0010】水平転送クロック発生部2hは、水平同期
信号HDに同期し、垂直転送クロックφvに応答して1
行毎に取り込まれる情報電荷を1画素単位で増幅部1a
に順次転送する水平転送クロックφhを水平転送部1h
へ供給する。増幅転送クロック発生部2aは、水平同期
信号HDに同期し、水平転送クロックφhに応答して1
画素単位で取り込まれる情報電荷を順次転送する増幅転
送クロックφaを生成し、その増幅転送クロックφaの
電位レベルを増幅部1aの増幅率が所定値となる程度に
昇圧した後に増幅部1aに供給する。また、増幅転送ク
ロック発生部2aは、出力部1dの容量に1ビット単位
で蓄積される情報電荷を増幅転送クロックφaに同期し
て排出するリセットクロックφrを生成し、出力部1d
に供給する。
【0011】タイミング制御回路3は、垂直同期信号V
D及び水平同期信号HDに基づいて、垂直走査に同期し
たフレーム転送信号FT、垂直走査及び水平走査に同期
した垂直転送タイミング信号VT、水平走査に同期した
水平転送タイミング信号HT及び増幅転送タイミング信
号ATを生成し、クロック発生回路2の各部2f、2
v、2h、2aに供給する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の増幅型のCCD
固体撮像素子において、水平転送部1hは、1水平走査
期間1Hに、蓄積部1sから転送出力される1行分の情
報電荷を順次1画素単位で転送するため、高いフレーム
レートが求められる。このため、水平転送部1hには、
高い周波数(例えば、10〜30MHz)の水平転送クロ
ックφhが供給され、この水平転送クロックφhに応じ
た早い周期で転送駆動が行われる。
【0013】水平転送部1hから順次出力される情報電
荷を受け取る増幅部1aは、水平転送部1hの転送周期
に応じて、1水平走査期間1Hに、各情報電荷を出力部
1dへ転送しなければならない。このため、増幅部1a
には、水平転送クロックφhと同じレベルの高い周波数
の増幅転送クロックφaが供給され、早い周期で転送駆
動を行う。これに加え、増幅部1aは、インパクトイオ
ン化現象を利用して、各情報電荷を転送しながら、各情
報電荷の電荷量を増幅していくため、増幅転送クロック
φaは、各転送電極下の転送領域中に高電界領域を発生
し得る程度の電位レベル(10〜20V程度)が必要と
なる。このように、増幅部1aの転送駆動を高速で、且
つ、高い電位レベルの増幅転送クロックφaに応答して
行うため、消費電力の著しい増大を招く。
【0014】そこで、本願発明は、上述の問題に鑑み成
されたもので、増幅転送駆動による消費電力を抑制する
ことのできる固体撮像素子及びその駆動方法の提供を目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上述の課題
を解決するために成されたものであり、その特徴とする
ところは、複数の受光画素で発生する情報電荷を取り込
んで垂直方向に転送する複数の第1の垂直シフトレジス
タと、前記複数の第1の垂直シフトレジスタに連続する
複数の第2の垂直シフトレジスタと、前記複数の第2の
垂直シフトレジスタから転送出力される前記情報電荷を
各ビットに取り込んで水平方向に転送する水平シフトレ
ジスタと、を備え、前記複数の第2の垂直シフトレジス
タは、前記情報電荷の転送領域内で電荷の衝突電離を引
き起こし得る電界を形成する電位が周期的に印加され、
前記情報電荷を転送過程で増幅することにある。
【0016】本願発明の固体撮像素子によれば、水平転
送クロックφhよりも周波数の低い垂直転送クロックφ
vに同期して、増幅転送を行うクロックパルスを生成す
ることができる。第2の垂直シフトレジスタは、この増
幅転送クロックφaに応答して情報電荷の転送及び電荷
量の増幅を行うため、消費電力を低減することができ
る。
【0017】また、その駆動方法として、複数の受光画
素で発生する情報電荷を取り込んで垂直方向に転送する
複数の第1の垂直シフトレジスタと、前記複数の第1の
垂直シフトレジスタに連続する複数の第2の垂直シフト
レジスタと、前記複数の第2の垂直シフトレジスタから
転送出力される前記情報電荷を各ビットに取り込んで水
平方向に転送する水平シフトレジスタと、を有する固体
撮像素子の駆動方法において、複数の受光画素で発生し
た情報電荷を複数の第1の垂直シフトレジスタに取り込
んで、前記複数の第2の垂直シフトレジスタの各列に転
送出力する第1のステップと、前記複数の第2の垂直シ
フトレジスタに前記情報電荷の転送電極内で電荷の衝突
電離を引き起こし得る電界を形成する電位を周期的に印
加し、前記情報電荷を転送過程で増幅させながら、前記
水平シフトレジスタの各ビットに転送出力する第2のス
テップと、前記水平シフトレジスタの各ビットに取り込
まれた各情報電荷を水平方向に転送出力する第3のステ
ップと、を備えたことを特徴する。
【0018】本願発明の固体撮像素子の駆動方法によれ
ば、第1の垂直シフトレジスタから高速で第2の垂直シ
フトレジスタに垂直転送された情報電荷が、1垂直走査
期間内に1行単位で水平シフトレジスタの各ビットに転
送出力される。これにより、1水平走査期間毎に情報電
荷を1ビット転送しながら、その情報電荷の電荷量を増
幅させることができ、消費電力を低減することができ
る。
【0019】更に、複数の受光画素で発生する情報電荷
を取り込んで垂直方向に転送する複数の第1の垂直シフ
トレジスタと、前記複数の第1の垂直シフトレジスタに
連続する複数の第2の垂直シフトレジスタと、前記複数
の第2の垂直シフトレジスタから転送出力される前記情
報電荷を各ビットに取り込んで水平方向に転送する水平
シフトレジスタと、前記複数の第2の垂直シフトレジス
タと同一の構造を有し、前記複数の第2の垂直シフトレ
ジスタと同時に印加される電位に応答して一定電荷量の
電荷を垂直方向に転送する補助垂直シフトレジスタと、
前記補助垂直シフトレジスタから順次転送される前記電
荷を電圧値に変換してモニタ信号を発生する補助出力部
と、を有する固体撮像素子の駆動方法において、複数の
受光画素で発生した情報電荷を複数の第1の垂直シフト
レジスタに取り込んで、前記複数の第2の垂直シフトレ
ジスタの各列に転送出力すると共に、前記補助垂直シフ
トレジスタに一定電荷量の電荷を注入する第1のステッ
プと、前記情報電荷の転送電極内で電荷の衝突電離を引
き起こし得る電界を形成する電位を前記第2の垂直シフ
トレジスタ及び前記補助垂直シフトレジスタに周期的に
印加し、前記情報電荷を前記第2の垂直シフトレジスタ
の転送過程で増幅させながら、前記水平シフトレジスタ
の各ビットに転送出力すると共に、前記電荷を前記補助
垂直シフトレジスタの転送過程で増幅する第2のステッ
プと、前記水平シフトレジスタの各ビットに取り込まれ
た各情報電荷を水平方向に転送出力する第3のステップ
と、前記補助垂直シフトレジスタから出力される前記電
荷をビット単位で補助出力部へ蓄積してその電荷量に対
応したモニタ信号を出力し、前記モニタ信号に応答して
前記複数の第2の垂直シフトレジスタに印加される電位
のレベルが調整される第4のステップと、を備えたこと
を特徴とする。
【0020】本願発明の固体撮像素子の駆動方法によれ
ば、増幅部の増幅率が常に所定値となるように調節する
ことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の増幅型CCD
固体撮像素子の構成を示す平面図で、図2は、このCC
D固体撮像素子を駆動する各クロックパルスのタイミン
グ図である。尚、本願発明は、インターライン転送方式
及びフレーム転送方式の何れの転送方式にも対応するも
のであるが、説明の簡略化のため、ここでは、フレーム
転送式のCCD固体撮像素子を説明する。
【0022】図1に示すものは、フレーム転送方式の増
幅型CCD固体撮像素子であり、撮像部11i、蓄積部
11s、増幅部11a、水平転送部11h及び出力部1
1dより構成される。
【0023】撮像部11iは、互いに平行に配列される
垂直方向に連続する複数の垂直シフトレジスタからな
り、これらの垂直シフトレジスタの各ビットが複数の受
光ビットを形成し、各受光ビットに受ける光量に対応し
て発生する情報電荷を蓄積する。この撮像部11iの垂
直シフトレジスタには、垂直走査タイミングに同期した
フレーム転送クロックφfが印可され、垂直走査期間の
ブランキング期間内に各受光画素に発生する情報電荷が
蓄積部11sに転送される。
【0024】蓄積部11sは、撮像部11iの垂直シフ
トレジスタの各列に対応し、且つ、撮像部11iの垂直
シフトレジスタにビット数が一致する複数の垂直シフト
レジスタからなる。この撮像部11sは、垂直シフトレ
ジスタの各ビットが蓄積ビットを形成し、各蓄積ビット
に撮像部11iから転送される1画面分の情報電荷を一
時的に蓄積する。この蓄積部11sの垂直シフトレジス
タには、垂直転送クロックφvが印可され、蓄積部11
sに蓄積される各情報電荷が順次増幅部11aに転送さ
れる。
【0025】増幅部11aは、蓄積部11sを構成する
複数の垂直シフトレジスタの各列に対応する複数の垂直
シフトレジスタからなり、蓄積部11sに蓄積される1
画面分の情報電荷を1行単位で順次受け取り、順次垂直
方向に転送する。これに加え、この増幅部11aを構成
する複数の垂直シフトレジスタの各ビットに対応する各
転送電極に、転送領域中に高電界領域を発生し得る程度
の高い電位レベルを有する増幅転送クロックφaが印加
され、蓄積部11sから順次受け取った情報電荷を転送
しながら、インパクトイオン化現象を利用して各情報電
荷の電荷量を順次増幅していく。尚、インパクトイオン
化現象による電荷量の増加は、なだれ的に発生するた
め、電荷量の増幅を制御するのは困難である。このた
め、各ビット間の増幅率は、各転送電極に印可される増
幅転送クロックφaの電位レベルを制御して0.5〜
1.0%程度に調整し、1段転送する毎に僅かずつ電荷
量を増幅させて、これを複数段繰り返すことで所定の電
荷量を得るようにしている。
【0026】水平転送部11hは、増幅部11aの複数
の垂直シフトレジスタの各列に各ビットが対応して配置
される単一の水平シフトレジスタからなり、増幅部11
aから順次転送される各情報電荷を1行単位で受け取
る。この水平転送レジスタ11hの水平シフトレジスタ
には、水平走査に同期した水平転送クロックφhが印加
され、1行単位で受け取った各情報電荷を1ビット単位
で出力部11dに順次転送する。
【0027】出力部11dは、電気的に独立した容量及
びその容量の電位変化を取り出すアンプと容量に蓄積さ
れた情報電荷を排出するリセットトランジスタよりな
る。この出力部11dには、水平転送クロックφhに同
期したリセットクロックφrが印加され、水平転送部1
1hから出力された1ビットの単位の情報電荷が容量に
蓄積されて、順次排出される。これにより、水平転送部
11hから転送される情報電荷がその電荷量に応じた電
圧値に変換され、画像信号Y(t)として出力される。
【0028】垂直転送クロックφvは、例えば、4相の
クロックφv1〜φv4からなり、水平同期信号HDに同
期した垂直走査の始まりのタイミングで蓄積部11sの
情報電荷を1行分垂直方向に転送する。そして、1水平
走査期間毎に1行単位で、情報電荷を増幅部11aに順
次転送する。増幅部11aの垂直シフトレジスタを駆動
する増幅転送クロックφaは、例えば、4相のクロック
φa1〜φa4からなり、垂直転送クロックφvに同期
して、蓄積部11sから転送された情報電荷を1行単位
で取り込み、水平同期信号HDに同期した垂直走査の始
まりのタイミングで、1行分垂直方向に転送する。この
とき、増幅部11aの複数の垂直シフトレジスタの各ビ
ットに対応する転送電極の内、隣接する2つの転送電極
には、図2に示すように、高いレベル(10〜20V程
度)の電位Vaが供給される。
【0029】これにより、その2つの転送電極下の転送
領域には、高電界領域が形成され、そこを通過する情報
電荷の電荷量がインパクトイオン化現象により、所定の
増幅率で増幅される。そして、電荷量が増幅された1画
面分の情報電荷を1垂直走査期間内に1行単位で水平転
送部11hに順次転送する。
【0030】水平転送部11hの水平シフトレジスタを
駆動する水平転送クロックφhは、例えば、2相のクロ
ックφh1、φh2からなり、増幅部11aの垂直シフト
レジスタの最終ビットから増幅された情報電荷が水平転
送部11hの水平シフトレジスタへ転送される毎に、出
力部11dに向けて順次転送する。
【0031】このように、蓄積部11sから増幅部11
aへ転送された情報電荷を、1水平走査期間毎に1行分
転送しながら、各情報電荷の電荷量を増幅させること
で、従来に比べ、単位時間内に増幅転送クロックφaの
電位レベルを所定の高レベルまで昇圧する割合を減らす
ことができる。これにより、消費電力を低減することが
可能となる。
【0032】ところで、上述の方法においては、消費電
力を低減することが可能となるが、蓄積部11sと水平
転送部11hの間に増幅部11aを設けるため、CCD
固体撮像素子のチップサイズが大きくなる。そこで、増
幅部11aにおいて、蓄積部11sから転送された電荷
を蓄積部11sから水平転送部11hへ向かう方向に垂
直転送した後、転送した情報電荷を逆の方向へ向かって
垂直転送して、順次電荷量を増幅させていく。これらの
動作を各情報電荷の電荷量が特定の電荷量に達するま
で、1垂直走査期間内繰り返すことにより、増幅部11
aを構成する垂直シフトレジスタのビット数を減らすこ
とができる。
【0033】図3は、増幅部11aの転送駆動を制御す
る各クロックのタイミング図である。尚、垂直転送クロ
ックφv及び水平転送クロックφhは、図2に示すもの
と同一であるため、省略する。
【0034】蓄積部11sから転送された情報電荷は、
垂直転送クロックφVに応答して、増幅部11aを構成
する複数の垂直シフトレジスタの最上位ビットに取り込
まれる。このとき、垂直シフトレジスタの各ビットに対
応する複数の転送電極には、図3(a)に示す第1の増
幅転送クロックφa1が印加される。第1の増幅転送ク
ロックφa1は、例えば、4相のクロックφa11〜φ
a14からなり、水平同期信号HDに同期した垂直走査
の始まりのタイミングで、蓄積部11sから転送された
情報電荷を蓄積部11aから水平転送部11hへ向かう
方向に垂直転送する。
【0035】第1の増幅転送クロックφa1に応答し
て、情報電荷が垂直シフトレジスタの最下位ビットにま
で転送されると、各転送電極に印加されていた第1の増
幅転送クロックが、図3(b)に示す第2の増幅転送ク
ロックφa2に切り替えられる。第2の増幅転送クロッ
クφa2は、第1の転送クロックφa1と同様に、4相
のクロックφa21〜φa24からなり、水平同期信号
HDに同期して、情報電荷を水平転送部11hから蓄積
部11sへ向かう方向に順次垂直転送する。第2の増幅
転送クロックφa2に応答して、情報電荷が垂直シフト
レジスタの最上位ビットにまで転送されると、各転送電
極に印加されていた第2の増幅転送クロックφa2が、
再度、第1の増幅転送クロックφa1に切り替えられ
る。
【0036】これにより、逆方向に垂直転送された情報
電荷は、再度、蓄積部11sから水平転送部11hに向
かう方向に垂直転送される。このように、1垂直走査期
間内に増幅部11aを構成する垂直シフトレジスタの最
終ビットに転送される情報電荷の電荷量が所望する電荷
量に増幅されるまで、情報電荷の順方向への転送と逆方
向への転送との切り替えが繰り返される。
【0037】上述の如く、垂直レジスタの各ビットに対
応する各転送電極に、第1の増幅転送クロックφa1と
第2の増幅転送クロックφa2とを交互に供給すること
で、増幅部11a内で順方向への転送及び逆方向への転
送を交互に繰り返すことができる。これにより、垂直シ
フトレジスタのビット数以上の転送段数を設けることが
でき、増幅部11aを構成する垂直シフトレジスタのビ
ット数を低減することが可能となる。従って、CCD固
体撮像素子のチップサイズの増大を最小限に抑制するこ
とができる。
【0038】また、メカニカルシャッタを備えるデジタ
ルスチルカメラに、フレーム転送方式のCCD固体撮像
素子が搭載される場合においては、CCD固体撮像素子
のチップサイズを増大させることなく、情報電荷の電荷
量をCCD固体撮像素子内で増幅することができる。メ
カニカルシャッタを備えるデジタルスチルカメラのフレ
ーム転送式の場合、搭載されるCCD固体撮像素子は、
2つの動作モードで動作する。第1はモニターモード
で、被写体を定めるとき、即ち、動画を撮像するときの
動作モードである。このモニターモードでは、撮像部で
の撮像が完了しても、デジタルスチルカメラのメカニカ
ルシャッタは解放したままである。そのため、撮像部で
発生した情報電荷は、スミアの発生を抑制するために、
高速で蓄積部に転送され、その後、1行単位で水平転送
部に転送されて順次読み出される。
【0039】第2は高解像度モードで、被写体を撮影す
るとき、即ち、静止画を撮像するときの動作モードであ
る。この高解像度モードでは、撮像部での撮像が終了す
ると、メカニカルシャッタが閉じられる。このため、メ
カニカルシャッタが閉じられた状態で垂直転送が行われ
るため、スミアの発生を抑制するための高速転送を行う
必要がなく、撮像部で蓄積された情報電荷は、水平走査
に同期して1行単位で垂直方向に転送される。撮像部か
ら転送された情報電荷は、蓄積部に1行単位で取り込ま
れ、蓄積部を介して、順次水平転送部に転送される。こ
のとき、撮像部と水平転送部の間に設けられる蓄積部
は、情報電荷の垂直転送の通路となるのみである。
【0040】そこで、高解像度モードで動作するCCD
固体撮像素子において、垂直転送の通路としてのみ使用
される蓄積部を情報電荷の電荷量を増幅する増幅部とし
て利用することができる。蓄積部に供給される垂直転送
クロックφvにおいて、そのクロックパルスの電位レベ
ルを、転送領域内に高電界領域を形成し得る程度の電位
レベルまで昇圧することで可能となる。これによれば、
CCD固体撮像素子のチップサイズを増大させることな
く、各情報電荷の電荷量を増幅することができ、CCD
固体撮像素子の感度を向上させることができる。
【0041】一方、デジタルスチルカメラに搭載される
CCD固体撮像素子のモニタモードで撮像される被写体
映像は、プレビュー表示として用いられるだけなので、
CCD固体撮像素子の蓄積部の垂直画素数は、表示部の
垂直解像度に見合う程度の画素数に圧縮されている。そ
のため、モニターモードで動作するとき、撮像部で発生
した情報電荷は、蓄積部へ高速転送される途中で垂直画
素の間引きが行われる。このとき、隣接する画素が混合
されて、CCD固体撮像素子の感度が上げられる。これ
に加え、モニターモードで撮影される動画像は、被写体
を定めるときのプレビュー表示として使用されるだけな
ので、高い解像度が要求されない。このため、高解像度
モードのみで感度の向上が行われるだけで良い。
【0042】ところで、前述したように、インパクトイ
オン化現象を利用した電荷量増幅はなだれ的に発生する
ものであり、これに加え、その増幅率は、電源電位、或
いは、温度変化に依存するので、その制御を正確に行う
ことは非常に困難である。そこで、増幅部の増幅率を検
出し、増幅部に供給される増幅転送クロックφaにフィ
ードバック制御を行うことで、電荷量増幅を制御する。
図4は、図1に示す構成に、増幅部の増加率を制御する
制御手段を付加したものの構成を示すブロック図であ
る。この図において、図1と同じ部材については、同一
の符号が付してあり、また、説明の簡略化のため、同一
部材についての説明は省略する。
【0043】補助増幅部21は、増幅部11aを構成す
る複数の垂直シフトレジスタの各々と同一の構造の垂直
シフトレジスタが1列形成されてなり、増幅部11aを
構成する複数の垂直シフトレジスタの列数を、撮像部1
1i、蓄積部11sを構成する垂直シフトレジスタの列
数よりも1列多く配置することで形成される。この補助
増幅部21を構成する垂直シフトレジスタの各ビットに
対応する転送電極は、蓄積部11aを構成する複数の垂
直シフトレジスタの転送電極が水平方向に1列分延長し
て形成されたもので、補助増幅部21a及び増幅部11
aの各転送電極には、同一の増幅転送パルスφaが同時
に供給される。このため、補助増幅部21aでは、増幅
転送電極φaに応答して、増幅部11aと同一の増幅率
で電荷量の増幅が行われる。
【0044】補助出力部22は、補助増幅部21に対応
して配置され、補助増幅部21で増幅された電荷量を、
その電荷量に応じた電圧値に変換して増幅転送クロック
制御回路23に出力する。増幅転送クロック制御回路2
3は、補助出力部22と増幅転送クロック発生回路12
aの間に配置され、その内部には、一定の電荷量を有す
る電荷が、補助増幅部21を介して所定の増幅率で増幅
されたときに得られる電荷量に対応した基準電圧が予め
設定されている。この増幅転送クロック制御回路23
は、第2の出力部21から入力される電圧値と内部に設
定される基準電圧の電圧値とを比較して、その比較結果
に応じた制御信号Asを増幅転送クロック発生部12a
に出力する。
【0045】続いて、増幅部11aの増幅率を制御する
制御動作について説明する。蓄積部11sから増幅部1
1aを構成する垂直シフトレジスタの先頭ビットに情報
電荷が転送されるのと同時に、ポテンシャル平衡法によ
って、定電荷量の電荷Csが補助増幅部21を構成する
垂直シフトレジスタの先頭ビットに入力される。補助増
幅部21に入力された電荷Csは、増幅転送クロックφ
aに応答して、増幅部11aと同じ段数だけ垂直転送が
行われ、増幅部11aと同一の増幅率で順次、電荷量が
増幅される。電荷量が増幅された電荷は、補助出力部2
2によって、その電荷量に対応した電圧値に変換され、
モニタ信号Msとして、増幅転送クロック制御回路23
に入力される。
【0046】増幅転送クロック制御回路23に入力され
たモニタ信号Msが増幅転送クロック制御回路23内に
記憶される基準電圧と電圧値が比較されて、補助増幅部
21の増幅率が検出される。これにより、増幅部11a
の増幅率で検出されて、その検出結果に応じた制御信号
Asが増幅転送クロック発生回路12aに入力される。
増幅転送クロック発生回路12aにおいて、制御信号A
sに応じて、増幅部11aの各転送電極に供給される増
幅転送クロックφaの電位レベルが調節され、増幅部1
1aの増幅率が所定の増幅率となるように制御される。
これにより、電源電位の変動、或いは、温度変化によっ
て、増幅部11aの増幅率が変動したとしても、増幅部
11aの増幅率が常に所定値となるように制御すること
ができる。
【0047】以上の実施例においては、フレームトラン
スファ方式のCCDイメージセンサについて例示してい
るが、本願発明は、インターライン方式のCCDイメー
ジセンサにも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】本願発明によれば、電荷量の増幅を垂直
転送クロックφvに同期して行うことで、電荷量増幅に
おける消費電力を低減することができる。更に、増幅部
において、所定の電荷量に増幅されるまでの増幅転送動
作を、垂直転送していく方向を交互に入れ換えながら順
次行うことで、チップ面積の増大を最小限に抑制するこ
とが可能である。
【0049】また、増幅部の増幅率が補助出力部から出
力される制御信号に応じて制御されることで、増幅部の
増幅率を常に所定値となるように調整することができ、
出力される情報電荷の電荷量を安定させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す平面図である。
【図2】図1の動作を説明するタイミング図である。
【図3】増幅転送クロックφa1、φa2を示すタイミ
ング図である。
【図4】増幅転送クロックの制御回路を付加した構成を
示すブロック図である。
【図5】従来の増幅型CCD固体撮像素子の構成を示す
平面図である。
【符号の説明】
1i、11i:撮像部 1s、11s:蓄積部 1h、11h:水平転送部 1a、11a:増幅部 1d、11d:出力部 2、12:クロック発生回路 3、13:タイミング制御回路 21:補助増幅部 22:補助出力部 23:増幅転送クロック制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光画素で発生する情報電荷を取
    り込んで垂直方向に転送する複数の第1の垂直シフトレ
    ジスタと、 前記複数の第1の垂直シフトレジスタに連続する複数の
    第2の垂直シフトレジスタと、 前記複数の第2の垂直シフトレジスタから転送出力され
    る前記情報電荷を各ビットに取り込んで水平方向に転送
    する水平シフトレジスタと、を備え、 前記複数の第2の垂直シフトレジスタは、前記情報電荷
    の転送領域内で電荷の衝突電離を引き起こし得る電界を
    形成する電位が周期的に印加され、前記情報電荷を転送
    過程で増幅することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記複数の第2の垂直シフトレジスタ
    は、前記情報電荷を前記複数の第1の垂直シフトレジス
    タ側から前記水平シフトレジスタ側へ転送する第1の転
    送動作と、 前記水平シフトレジスタ側から前記複数の第1の垂直シ
    フトレジスタ側へ転送する第2の転送動作と、を繰り返
    すことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 【請求項3】 前記複数の第2の垂直シフトレジスタと
    同一の構造を有し、前記複数の第2の垂直シフトレジス
    タと共通に印加される電位に応答して一定電荷量の電荷
    を垂直方向に転送する補助垂直シフトレジスタと、 前記補助垂直シフトレジスタから順次転送出力される前
    記電荷を電圧値に変換して制御信号を出力する補助出力
    部と、を更に備え、 前記複数の第2の垂直シフトレジスタに印加される電位
    が前記制御信号に応答して調整されることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 【請求項4】 複数の受光画素で発生する情報電荷を取
    り込んで垂直方向に転送する複数の第1の垂直シフトレ
    ジスタと、前記複数の第1の垂直シフトレジスタに連続
    する複数の第2の垂直シフトレジスタと、前記複数の第
    2の垂直シフトレジスタから転送出力される前記情報電
    荷を各ビットに取り込んで水平方向に転送する水平シフ
    トレジスタと、を有する固体撮像素子の駆動方法におい
    て、 複数の受光画素で発生した情報電荷を複数の第1の垂直
    シフトレジスタに取り込んで、前記複数の第2の垂直シ
    フトレジスタの各列に転送出力する第1のステップと、 前記複数の第2の垂直シフトレジスタに前記情報電荷の
    転送電極内で電荷の衝突電離を引き起こし得る電界を形
    成する電位を周期的に印加し、前記情報電荷を転送過程
    で増幅させながら、前記水平シフトレジスタの各ビット
    に転送出力する第2のステップと、 前記水平シフトレジスタの各ビットに取り込まれた各情
    報電荷を水平方向に転送出力する第3のステップと、を
    備えたことを特徴する固体撮像素子の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップは、前記情報電荷を
    前記複数の第1の垂直シフトレジスタ側から前記水平シ
    フトレジスタ側へ転送する第1の転送動作と、 前記水平シフトレジスタ側から前記複数の第1の垂直シ
    フトレジスタ側へ転送する第2の転送動作と、を繰り返
    すことを特徴とする請求項4記載の固体撮像素子の駆動
    方法。
  6. 【請求項6】 複数の受光画素で発生する情報電荷を取
    り込んで垂直方向に転送する複数の第1の垂直シフトレ
    ジスタと、前記複数の第1の垂直シフトレジスタに連続
    する複数の第2の垂直シフトレジスタと、前記複数の第
    2の垂直シフトレジスタから転送出力される前記情報電
    荷を各ビットに取り込んで水平方向に転送する水平シフ
    トレジスタと、前記複数の第2の垂直シフトレジスタと
    同一の構造を有し、前記複数の第2の垂直シフトレジス
    タと同時に印加される電位に応答して一定電荷量の電荷
    を垂直方向に転送する補助垂直シフトレジスタと、前記
    補助垂直シフトレジスタから順次転送される前記電荷を
    電圧値に変換してモニタ信号を発生する補助出力部と、
    を有する固体撮像素子の駆動方法において、 複数の受光画素で発生した情報電荷を複数の第1の垂直
    シフトレジスタに取り込んで、前記複数の第2の垂直シ
    フトレジスタの各列に転送出力すると共に、前記補助垂
    直シフトレジスタに一定電荷量の電荷を注入する第1の
    ステップと、 前記情報電荷の転送電極内で電荷の衝突電離を引き起こ
    し得る電界を形成する電位を前記第2の垂直シフトレジ
    スタ及び前記補助垂直シフトレジスタに周期的に印加
    し、前記情報電荷を前記第2の垂直シフトレジスタの転
    送過程で増幅させながら、前記水平シフトレジスタの各
    ビットに転送出力すると共に、前記電荷を前記補助垂直
    シフトレジスタの転送過程で増幅する第2のステップ
    と、 前記水平シフトレジスタの各ビットに取り込まれた各情
    報電荷を水平方向に転送出力する第3のステップと、 前記補助垂直シフトレジスタから出力される前記電荷を
    ビット単位で補助出力部へ蓄積してその電荷量に対応し
    たモニタ信号を出力し、前記モニタ信号に応答して前記
    複数の第2の垂直シフトレジスタに印加される電位のレ
    ベルが調整される第4のステップと、を備えたことを特
    徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のステップは、前記情報電荷及
    び前記電荷を前記複数の第1の垂直シフトレジスタ側か
    ら前記水平シフトレジスタ側へ転送する第1の転送動作
    と、 前記水平シフトレジスタ側から前記複数の第1の垂直シ
    フトレジスタ側へ転送する第2の転送動作と、を繰り返
    すことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の駆動
    方法。
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