JP2007325181A - Ccd型固体撮像素子の駆動方法、固体撮像装置 - Google Patents

Ccd型固体撮像素子の駆動方法、固体撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】S/N劣化を防ぎながら感度を向上させることが可能なCCD型固体撮像素子の駆動方法を提供する。
【解決手段】露光の終了と同時に、駆動部4は、Hの読み出しパルスを電極V1,V5に供給して電極V1,V2,V5,V6下方の空きパケットに電荷を読み出し(図3の時刻t2)、電極V3,V7にMの駆動パルスを供給し、電極V2,V6に増倍パルスを供給する。このとき、電極V1,V3と電極V2との電位差及び電極V5,V7と電極V6との電位差が、それぞれアバランシェ増倍を生じさせるのに必要な値になるように、電極V2,V6に供給される増倍パルスのレベルが設定される。これにより、電極V1〜V3下の電荷が、電極V2,V6下に形成されたパケット内に移動し、この移動の際にアバランシェ増倍が生じて、増倍される(図3の時刻t4)。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を読み出して電荷転送方向である前記列方向に転送する電荷転送装置とを有するCCD型固体撮像素子の駆動方法に関する。
CCD型の固体撮像素子において、従来、電荷転送チャネル内でアバランシェ増倍を生じさせて、電荷転送時に電荷増倍を行うことで、感度を向上させる技術が知られている(例えば、特許文献1,2参照)
図11は、特許文献1記載の電荷転送装置の部分断面模式図である。
図11に示すように、電荷転送装置は、シリコン基板内に形成された電荷転送チャネル200と、電荷転送チャネル200上に形成された絶縁膜201と、絶縁膜201上に形成された多数の電極202〜205とを備えた構成である。図11(a)に示すように、読み出しパルスを重畳した駆動パルスを電極203に供給して、電極203下方の電荷転送チャネル200内にポテンシャル井戸(以下、パケットという)P1を形成すると共に、このパケットP1に図示しない光電変換素子で発生した電荷を読み出す。次に、図11(b)に示すように、電極204に所定レベルのパルスを供給して、電極204下方の電荷転送チャネル200内にパケットP2を形成する。このとき、パケットP1とパケットP2の電位差がアバランシェ増倍を生じさせるのに必要な値になるように、電極203,204に供給されるパルスのレベルが設定される。
電極203,204に供給されるパルスのレベル差によって、パケットP1,P2の深さに差が生じ、パケットP2の深さは、パケットP1に比べて深くなり、パケットP1にある電荷がパケットP2へ移動することになる。このとき、電荷は、電極203,204の電極間dに発生している高電界領域を移動するため、この高電界領域でアバランシェ効果が発生し、増倍される。電荷を増倍させた後は、図11(c)に示すように、電極204に供給するパルスのレベルを、パケットP1のバリアとなるレベルにしてパケットP2を元に戻す。そして、多数の電極202〜205に転送パルスを供給することで、パケットP1にある電荷を電荷転送方向に転送する。
特許第2609363号公報 特許第3483261号公報
従来の電荷転送装置の駆動方法は、図11に示したように、アバランシェ増倍を生じさせるためのパケットP2の両端のバリア電位に電位差があるため、次のような問題が発生する。図11(b)に示すように、パケットP2が形成されると、パケットP2には、パケットP1にある電荷の他に、電極205下方の電荷転送チャネル200表面に発生している雑音等の不要電荷(不要電荷Aとする)も移動してしまう。そして、この不要電荷Aも、電極204,205の電極間の高電界領域で増倍されることになる。一方、パケットP1内にも不要電荷(不要電荷Bとする)があるため、これも同様に増倍される。しかし、パケットP2の両端のバリア電位は、電極205側のバリア電位の方が大きいことから、不要電荷Aの増倍率は、不要電荷Bの増倍率よりも大きくなる。この結果、S/Nが劣化してしまうことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、S/N劣化を防ぎながら感度を向上させることが可能なCCD型固体撮像素子の駆動方法を提供することを目的とする。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を読み出して電荷転送方向である前記列方向に転送する電荷転送装置とを有するCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、前記電荷転送装置は、前記半導体基板に形成された電荷転送チャネルと、その上方に形成された多数の電極とから構成され、前記電荷転送チャネルに前記多数の光電変換素子の少なくとも一部から電荷を読み出した後、前記電荷転送チャネル内にある電荷蓄積パケット毎に対応する前記列方向に並ぶ3つの電極のうち、両端の電極に所定レベルの駆動パルスを供給し、真ん中の電極に前記所定レベルに対してアバランシェ増倍が生じるレベルの増倍パルスを供給した状態で、前記増倍パルスによって前記真ん中の電極下方に形成された増倍用パケットに、前記真ん中の電極に対応する前記電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて前記電荷を増倍する電荷増倍工程を有する。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷増倍工程が、前記3つの電極に前記所定レベルの駆動パルスを供給して、前記3つの電極下に前記3つの電極に対応する前記電荷蓄積パケットを形成する工程と、前記電荷蓄積パケットを形成した状態から、前記真ん中の電極に前記増倍パルスを供給して前記増倍用パケットを形成する工程とを含む。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷増倍工程では、前記列方向で隣接する2つの前記電荷蓄積パケット同士の間の電荷転送チャネル上方にある前記電極のうち、一方の前記電荷蓄積パケット上方の電極の隣に並ぶ2つの電極を除く電極のいずれかを前記真ん中の電極とし、前記増倍パルスによって前記真ん中の電極下方に形成された増倍用パケットに、前記他方の電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて前記電荷を増倍する。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷蓄積パケットが所定の位置にあるときに、前記電荷増倍工程を複数回行う。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷蓄積パケットが所定量転送される毎に、前記電荷増倍工程を行う。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷増倍工程を行う回数を撮影条件に応じて変更する。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記電荷増倍工程を行う増倍転送駆動と前記電荷増倍工程を行わない通常転送駆動とを撮影条件に応じて切り替え、
前記増倍転送駆動を行う場合、前記増倍転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量を、前記通常転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量よりも小さくする制御を行う。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記増倍転送駆動を行う場合、前記増倍転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量をQ1とし、前記通常転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量をQ2とすると、電荷の増倍率がQ2/Q1を超えないように、前記電荷増倍工程を行う回数を設定する。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記増倍パルスの電圧が、前記多数の光電変換素子の各々に蓄積された電荷を前記電荷転送チャネルに読み出す際の読み出しパルスの電圧と同じである。
本発明のCCD型固体撮像素子の駆動方法は、前記増倍パルスの電圧が、前記多数の光電変換素子の各々に蓄積された電荷を前記電荷転送チャネルに読み出す際の読み出しパルスの電圧よりも大きい。
本発明の固体撮像装置は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を読み出して電荷転送方向である前記列方向に転送する電荷転送装置とを有するCCD型固体撮像素子と、前記駆動方法に基づく駆動を行うためのパルスを前記CCD型固体撮像素子に出力する駆動部とを備える。
本発明の固体撮像装置は、前記電荷増倍工程が行われた場合に、前記多数の光電変換素子から得られた電荷に応じた信号の、当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する補正手段を備える。
本発明の固体撮像装置は、前記多数の光電変換素子が黒レベルを検出する多数の黒レベル検出用光電変換素子を含み、前記電荷増倍工程が行われた場合に、前記多数の黒レベル検出用光電変換素子の各々から得られた電荷に応じた暗時出力信号の、当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する黒レベルばらつき補正手段と、前記黒レベルばらつき補正手段で補正された暗時出力信号を用いて、前記多数の光電変換素子のうち前記黒レベル検出用光電変換素子を除く光電変換素子から得られた信号の黒レベル補正を行う黒レベル補正手段とを備える。
本発明によれば、S/N劣化を防ぎながら感度を向上させることが可能なCCD型固体撮像素子の駆動方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態を説明するための固体撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すデジタルカメラは、撮像部1と、アナログ信号処理部2と、A/D変換部3と、駆動部4と、デジタル信号処理部6と、圧縮/伸張処理部7と、表示部8と、システム制御部9と、内部メモリ10と、メディアインタフェース(I/F)11と、記録メディア12と、操作部13とを備える。デジタル信号処理部6、圧縮/伸張処理部7、表示部8、システム制御部9、内部メモリ10、及びメディアインタフェース11は、システムバス14に接続されている。
撮像部1は、撮影レンズ1aを含む光学系と、CCD型固体撮像素子1bとによって被写体を撮像するものであり、アナログの撮像信号を出力する。アナログ信号処理部2は、撮像部1で得られた撮像信号に所定のアナログ信号処理を施す。A/D変換部3は、アナログ信号処理部2で処理後のアナログ信号をデジタル信号に変換する。
駆動部4は、デジタルカメラが撮影モード(被写体を撮影して撮影画像データの記録が可能なモード)に設定されると、システム制御部9から供給される駆動パルスによって、固体撮像素子1b、アナログ信号処理部2、及びA/D変換部3に所定のパルスを供給して、これらを駆動する。撮影モードには、静止画像データを記録可能な静止画撮影モードと、動画像データを記録可能な動画撮影モードがある。
デジタル信号処理部6は、A/D変換部3からのデジタル信号に対して、操作部13によって設定された動作モードに応じたデジタル信号処理を行って撮影画像データを生成する。デジタル信号処理部6が行う処理には、増倍率補正処理、黒レベル補正処理(OB処理)、リニアマトリクス補正処理、ホワイトバランス調整処理、ガンマ補正処理、同時化処理、及びY/C変換処理等が含まれる。デジタル信号処理部6は、例えばDSPで構成される。
圧縮/伸張処理部7は、デジタル信号処理部6で生成された撮影画像データに対して圧縮処理を施すとともに、記録メディア12から得られた圧縮画像データに対して伸張処理を施す。
表示部8は、例えばLCD表示装置を含んで構成され、撮影されてデジタル信号処理を経た撮影画像データに基づく画像を表示する。記録メディア12に記録された圧縮画像データを伸張処理して得た画像データに基づく画像の表示も行う。また、撮影モード時のスルー画像、デジタルカメラの各種状態、操作に関する情報の表示等も可能である。
システム制御部9は、所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成され、撮影動作を含むデジタルカメラ全体の統括制御を行う。
内部メモリ10は、例えばDRAMであり、デジタル信号処理部6やシステム制御部9のワークメモリとして利用される他、記録メディア12に記録される撮影画像データを一時的に記憶するバッファメモリや表示部8への表示用画像データのバッファメモリとしても利用される。メディアインタフェース11は、メモリカード等の記録メディア12との間のデータの入出力を行うものである。
操作部13は、デジタルカメラ使用時の各種操作を行うものであり、撮影指示を行うためのレリーズボタン(図示せず)を含む。
図2は、図1に示す固体撮像素子1bの概略構成を示す平面模式図である。
固体撮像素子1bは、n型シリコン基板20上の行方向(図中のX方向)とこれに直交する列方向(図中のY方向)に配列された多数の光電変換素子21と、多数の光電変換素子21の各々から読み出された電荷を列方向に転送する垂直電荷転送装置22と、垂直電荷転送装置22を転送されてきた電荷を行方向に転送する水平電荷転送装置23と、水平電荷転送装置23から転送されてきた電荷に応じた信号を出力する出力部24とを備える。シリコン基板20の下端には、黒レベルを検出するために、遮光された光電変換素子21が形成されており、この光電変換素子21にはOBの文字を記してある。
なお、本明細書においては、垂直電荷転送装置22によって転送される電荷の移動を1つの流れとみなして、個々の部材等の相対的な位置を、必要に応じて「何々の上流」、「何々の下流」等と称して特定する。
垂直電荷転送装置22は、シリコン基板20内に、列方向に配列された多数の光電変換素子21からなる光電変換素子列に対応して1つ形成された垂直電荷転送チャネル(図示せず)と、垂直電荷転送チャネル上方にゲート絶縁膜を介して形成された多数の電極22aとから構成される。多数の電極22aには、駆動パルスV1〜V8の各々が供給される8種類の電極が含まれる。図1では、駆動パルスV1〜V8がそれぞれ供給される電極に、その駆動パルスと同じ文字を記してある。以下では、駆動パルスV1〜V8が供給される電極22aを、それぞれ電極V1〜V8ともいう。電極V1〜電極V8は、列方向にこの順に配列されている。多数の電極22aは、この電極V1〜電極V8の8つの電極が、列方向に繰り返し配列されたかたちになっている。但し、水平電荷転送装置23に最も近い位置にある電極22aは、電極V1となっている。
垂直電荷転送装置22は、1つの電極22aと、その下方に形成された垂直電荷転送チャネルの一領域とによって1つの電荷転送段が構成される。図2の例では、電極V1〜V8のそれぞれによって8つの電荷転送段が構成され、多数の光電変換素子21の各々に対し、4つの電荷転送段が対応して設けられた構成となっている。
電極V1と電極V5下方の垂直電荷転送チャネルと光電変換素子21との間には、図示しない電荷読み出し領域が形成されており、電極V1と電極V5に高電圧の読み出しパルスを供給することで、光電変換素子21で発生して蓄積された電荷が、電荷読み出し領域を介して垂直電荷転送チャネルに読み出される。垂直電荷転送チャネルに読み出された電荷は、電荷転送方向である列方向に向かって転送され、水平電荷転送装置23まで転送される。
電極V1〜V8に駆動部4から駆動パルスφV1〜φV8が供給されることで、垂直電荷転送装置22は8相駆動される。駆動パルスφV1〜φV8は、それぞれL(ローレベル:例えば−8V)と、Lよりも電圧が高いM(ミドルレベル:例えば0V)と、Mよりも電圧が高いH(ハイレベル:例えば16V)との3つの状態をとることができる。ハイレベルのパルスが読み出しパルスに相当する。又、電極V2と電極V6には、読み出しパルスと同レベル又はそれ以上のレベルの増倍パルスも供給可能となっている。
CCD型固体撮像素子1bは、垂直オーバーフロードレイン構造となっており、シリコン基板20に印加する電圧を調整することで、各光電変換素子21に蓄積することのできる電荷の最大値である飽和電荷量を調整することが可能となっている。この飽和電荷量を調整するためのパルスも、駆動部4から固体撮像素子1bに供給される。
駆動部4は、撮影感度等の撮影条件に応じて、各光電変換素子21から得られた電荷を増倍せずにそのまま転送して、信号として読み出す通常転送駆動と、各光電変換素子21から得られた電荷を増倍して転送して、信号として読み出す増倍転送駆動とのいずれかを行う。駆動部4は、撮影感度が例えばISO400以上の高感度に設定された場合には、各光電変換素子21に蓄積される電荷量が少なくなるため、このような場合には増倍転送駆動を行い、撮影感度が例えばISO400より下の低感度に設定された場合には、各光電変換素子21に蓄積される電荷量が多くなるため、このような場合には通常転送駆動を行うものとする。
次に、駆動部4が行う増倍転送駆動について説明する。増倍転送駆動には、第一の駆動方法と第二の駆動方法がある。第一の駆動方法と第二の駆動方法を選択可能にしても良いし、どちらか一方のみを行うようにしても良い。
(第一の駆動方法)
図3は、高感度撮影時の図2に示す各電極下方の垂直電荷転送チャネルのポテンシャルフローを示す図である。
レリーズボタンが押下されて露光が開始されると、この露光期間中に、駆動部4は、電極V1,V2,V5,V6にMの駆動パルスを供給し、電極V3,V4,V7,V8にLの駆動パルスを供給して、電極V1,V2,V5,V6の下方に空きパケットを形成する(図3の時刻t1)。
露光の終了と同時に、駆動部4は、Hの読み出しパルスを電極V1,V5に供給する。これにより、光電変換素子21に蓄積されている電荷が電荷読み出し領域を介して電極V1,V2,V5,V6下方の空きパケットに読み出される(図3の時刻t2)。この時点で電荷が蓄積されているパケットのことを電荷蓄積パケットという。この電荷蓄積パケットの容量が、電荷転送装置22で転送することのできる最大の電荷量であり、転送容量に相当する。
次に、駆動部4は、電極V3,V7にMの駆動パルスを供給し、電極V3,V7の下方に空きパケットを形成して、電荷蓄積パケットを1パケット分横に広げる(図3の時刻t3)。
次に、駆動部4は、電極V2,V6に増倍パルスを供給する。このとき、電極V1,V3と電極V2との電位差及び電極V5,V7と電極V6との電位差が、それぞれアバランシェ増倍を生じさせるのに必要な値になるように、電極V2,V6に供給される増倍パルスのレベルが設定される。これにより、電極V2,V6下方に形成されたパケットは、その両隣の電極下方に形成されたパケットよりも深くなるため、電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷は、電極V2,V6下方に形成されたパケット内に移動し、この移動の際にアバランシェ増倍が生じて、増倍される(図3の時刻t4)。
次に、駆動部4は、電極V2,V6にMの駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを時刻t3の時の状態に戻し、その後、電極V3、V7にLの駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを時刻t2の状態に戻す(図3の時刻t5)。次に、駆動部4は、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを1ライン分転送する。つまり、時刻t5で電極V1,V2下にあった電荷蓄積パケットを、その電極V1,V2の下流側の隣にある電極V5,V6下に転送する。電荷蓄積パケットを1ライン分転送すると、1ライン分の電荷が水平電荷転送装置23に転送され、ここで行方向への転送が開始される。そして、1ライン分の電荷の行方向への転送が完了すると、駆動部4は、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを1ライン分転送する。このような動作を、全ラインの電荷が水平電荷転送装置23で転送されるまで繰り返す。尚、通常駆動転送の場合には、時刻t2で電荷を読み出した後、時刻t3〜t5までの駆動を行わずに、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを順次転送すれば良い。
このように、第一の駆動方法は、図3の時刻t4に示すように、増倍パルスを供給する電極V2,V6の両隣にある電極V1,V3,V5,V7にそれぞれMの駆動パルスを供給し、電極V2,V6に増倍パルスを供給した状態で、電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷を、電極V2,V6下に形成されたパケットに移動させることで、電荷蓄積パケット内の電荷を増倍させている。図3の時刻t4に示すように、電極V1,V3,V5,V7下方のパケットの深さはいずれも同一である。このため、電極V1,V3,V5,V7下方の電荷転送チャネル表面にある雑音電荷は、電極V2、V6下のパケットの両端において同じ増倍率で増倍される。したがって、電荷蓄積パケット内の電荷に含まれる雑音電荷の割合を従来よりも減らすことができ、S/Nを向上させることができる。
又、第一の駆動方法によれば、電荷増倍を行わない場合の通常転送駆動において、図3の時刻t3〜t5の駆動を追加するだけであるため、簡単な駆動で電荷の増倍を実現することができる。
尚、駆動部4は、電荷蓄積パケットを転送する前に、図3の時刻t3〜t5までの駆動を複数回繰り返し行っても良い。このようにすることで、電荷を複数回増倍することができ、増倍率を上げることができる。図1に示すデジタルカメラでは、操作部13を操作して撮影ISO感度を設定したり、明るさに応じて自動的に撮影ISO感度を設定したりすることが可能である。システム制御部9は、この設定された撮影ISO感度を駆動部4に通知する。撮影ISO感度に応じて、電荷の増倍率は変わってくるため、駆動部4は、指示された撮影ISO感度等の撮影条件に応じて、電荷を増倍する回数、即ち、図3の時刻t3〜t5までの駆動を繰り返す回数を変更して、増倍率を調整すれば良い。
又、駆動部4は、電荷蓄積パケットが所定量転送される毎に、図3の時刻t3〜時刻t5で示すような駆動を行っても良い。例えば、電荷蓄積パケットを複数ライン分転送する毎に、図3の時刻t3〜時刻t5で示すような駆動を1回又は複数回行う。このようにすることで、ある電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷の増倍処理を、垂直転送チャネル上の様々な位置で行うことができるため、固体撮像素子1bの場所毎の構造の違いに起因する固定パターンノイズを減らすことが可能となる。
通常、光電変換素子21の飽和電荷量は、電荷転送装置22の転送容量と同じに設定されている。このため、撮像時に被写体に高輝度部分が存在しており、この高輝度部分からの光を検出した光電変換素子21から飽和電荷量に近い量の電荷が垂直転送チャネルに読み出されると、その電荷が蓄積されているパケットには、既に転送容量と同じ程度の電荷が溜まっていることになる。このような状態で、駆動部4が、図3の時刻t3〜t5で示すような駆動を複数回行って、同一の電荷を複数回にわたって増倍すると、増倍された電荷が転送容量を超えて、他の電荷蓄積パケットに溢れてしまう。1回の増倍しか行わないのであれば溢れる電荷量もたいしたことはないが、複数回の増倍を行った場合には、溢れる電荷量も大量となり、スミアの原因となる。
そこで、図3の時刻t3〜時刻t5で示すような駆動を複数回行う際には、駆動部4が、増倍転送駆動を行う場合の撮像時の多数の光電変換素子21の各々の飽和電荷量を、通常転送駆動を行う場合の撮像時の多数の光電変換素子21の各々の飽和電荷量よりも小さくするように、シリコン基板20に供給する電圧を制御することが好ましい。このようにすることで、高感度撮影時に、被写体に高輝度部分が含まれていた場合でも、垂直転送チャネルに読み出される電荷の最大電荷量を、電荷転送装置22の転送容量よりも十分に小さくすることができる。このため、電荷の増倍を複数回行っても、電荷が溢れてしまうのを防ぐことができ、スミアを防ぐことが可能となる。
尚、高感度撮影時に、光電変換素子21の飽和電荷量を小さくしたとしても、電荷の増倍率が大きすぎると、増倍された電荷が転送容量を超えてしまうことになる。このため、光電変換素子21の飽和電荷量を小さくして、増倍転送駆動を行う撮像を行った場合、増倍転送駆動を行う場合の撮像時の多数の光電変換素子21の各々の飽和電荷量をQ1とし、通常転送駆動を行う場合の撮像時の多数の光電変換素子21の各々の飽和電荷量をQ2とすると、電荷の増倍率がQ2/Q1を超えないように、駆動部4が電荷の増倍を行う回数を設定することが好ましい。
例えば、電荷増倍駆動を行う場合の撮像時の光電変換素子21の飽和電荷量を10とし、通常転送駆動を行う場合の撮像時の光電変換素子21の飽和電荷量を100とすると、増倍率を100/10=10倍まで設定しても問題ないことが分かる。このため、駆動部4は、何回の増倍を行うと増倍率が何倍になるのかをメモリとして持っておき、このメモリ内の情報と、撮影条件とに応じて、図3の時刻t3〜t5で示すような駆動を行う回数を決めれば良い。
(第二の駆動方法)
図4は、高感度撮影時の図2に示す各電極下方の垂直電荷転送チャネルのポテンシャルフローを示す図である。第二の駆動方法では、奇数行の光電変換素子21と偶数行の光電変換素子21とで電荷を分けて読み出すインターレース駆動を行う。図4では、奇数行の光電変換素子21から電荷を読み出す際のポテンシャルフローのみを示した。
レリーズボタンが押下されて露光が開始されると、この露光期間中に、駆動部4は、電極V1,V2にMの駆動パルスを供給し、電極V3〜V8にLの駆動パルスを供給して、電極V1,V2の下方に空きパケットを形成する(図4の時刻t1)。
露光の終了と同時に、駆動部4は、Hの読み出しパルスを電極V1に供給する。これにより、光電変換素子21に蓄積されている電荷が電荷読み出し領域を介して電極V1,V2下方の空きパケットに読み出される(図4の時刻t2)。この時点で電荷が蓄積されているパケットのことを電荷蓄積パケットという。この電荷蓄積パケットの容量が、電荷転送装置22で転送することのできる最大の電荷量であり、転送容量に相当する。
次に、駆動部4は、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを1ライン分転送する。つまり、時刻t2で電極V1,V2下にあった電荷蓄積パケットを、その電極V1,V2の下流側の隣にある電極V5,V6下に転送する(図4の時刻t3)。
次に、駆動部4は、電極V1,V2,V3にMの駆動パルスを供給して、電極V1,V2,V3下に空きパケットを形成し(図4の時刻t4)、電極V2に増倍パルスを供給する(図4の時刻t5)。このとき、電極V1,V3と電極V2の電位差が、アバランシェ増倍を生じさせるのに必要な値になるように、電極V2に供給される増倍パルスのレベルが設定される。
次に、駆動部4は、電極V4にMの駆動パルスを供給して、電極V1,V2,V3下に形成された空きパケットと電荷蓄積パケットの間のバリアをなくした状態にする(図4の時刻t6)。これにより、電荷蓄積パケット内の電荷が、電極V2下に形成されたパケットに移動し、この移動の際にアバランシェ増倍が生じて、増倍される。
次に、駆動部4は、電極V1,V2,V3にLの駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを図4の時刻t3の時の状態に戻す(図4の時刻t7)。この後は、駆動部4が、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを順次転送する。尚、通常駆動転送の場合には、図4の時刻t2で電荷を読み出して、図4の時刻t3で電荷蓄積パケットを1ライン分転送した後、図4の時刻t4〜t7までの駆動を行わずに、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを順次転送すれば良い。又、偶数行の光電変換素子21から電荷を読み出す2フィールド目では、電極V5,V6下に空きパケットを形成してここに電荷を読み出して図4の時刻t3のような状態とし、その後、図4の時刻t4〜t7に示すような駆動を行って電荷の増倍を行った後、電極V1〜V8に所定の駆動パルスを供給して、電荷蓄積パケットを順次転送する。
このように、第二の駆動方法は、図4の時刻t6に示すように、増倍パルスを供給する電極V2の両隣にある電極V1,V3にそれぞれMの駆動パルスを供給し、電極V2に増倍パルスを供給した状態で、電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷を、電極V2下に形成されたパケットに移動させることで、電荷蓄積パケット内の電荷を増倍させている。図4の時刻t6に示すように、電極V1,V3下方のパケットの深さはいずれも同一である。このため、電極V1,V3下方の電荷転送チャネル表面にある雑音電荷は、電極V2下のパケットの両端において同じ増倍率で増倍される。したがって、電荷蓄積パケット内の電荷に含まれる雑音電荷の割合を従来よりも減らすことができ、S/Nを向上させることができる。
又、第一の駆動方法では、図3の時刻t4に示すように、電荷蓄積パケット内の電荷のうち電極V2下にもともとあった電荷が、増倍パルスの供給と同時に電極V2下のパケットに落ちてしまうため、増倍されない。これに対し、第二の駆動方法では、図4の時刻t6に示すように、電荷蓄積パケット内の全ての電荷が、電極V2,V3間の高電界領域を移動してくるため、全ての電荷を増倍させることができ、第一の駆動方法よりも効率的に増倍を行うことができる。第一の駆動方法の場合は、図3の時刻t4で電極V2,V6下に形成されたパケットに、その両側にあるパケットから電荷が移動してくるため、片側にあるパケットから電荷が移動してくる第二の駆動方法に比べると、電荷の増倍にかかる時間を短くすることができるという利点がある。
尚、第二の駆動方法では、列方向で隣接する2つの電荷蓄積パケット同士の間の電荷転送チャネル上方にある電極(本実施形態では図4の時刻t3の状態において電極V1〜V4,V7,V8)のうち、一方の電荷蓄積パケット上方の電極の隣に並ぶ2つの電極(本実施形態では図4の時刻t3の状態においてV7,V8)を除く電極のいずれかを増倍パルス供給用の電極にすることが可能である。
電極V1に増倍パルスを供給する構成にしたときは、図4の時刻t3の状態から、電極V8,V2にMの駆動パルスを供給し、電極V1に増倍パルスを供給した後、電極V3,V4にMの駆動パルスを供給して、電極V1下のパケットに電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて増倍させた後、電極V8,V1,V2,V3,V4にLの駆動パルスを供給して図4の時刻t7の状態とすれば良い。但し、電極V1は読み出し電極を兼ねているため、ここに増倍パルスを供給する場合には、増倍パルスのレベルを読み出しパルスよりも高くしておくことが好ましい。
電極V3に増倍パルスを供給する構成にしたときは、図4の時刻t3の状態から、電極V2にMの駆動パルスを供給し、電極V3に増倍パルスを供給した後、V4にMの駆動パルスを供給して、電極V3下のパケットに電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて増倍させた後、電極V2,V3,V4にLの駆動パルスを供給して図4の時刻t7の状態とすれば良い。
電極V4に増倍パルスを供給する構成にしたときは、図4の時刻t3の状態から、電極V3にMの駆動パルスを供給し、電極V4に増倍パルスを供給して、電極V4下のパケットに電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて増倍させた後、電極V3,V4にLの駆動パルスを供給して図4の時刻t7の状態とすれば良い。
電極V7,V8に増倍パルスを供給できない理由は、増倍パルスを供給する電極の両隣の電極にMの駆動パルスを供給しなければいけないことを考えると、ここに増倍パルスを供給した場合、隣の電荷蓄積パケットから電荷が流れこんでしまうからである。
尚、第二の駆動方法においても、第一の駆動方法と同様に、駆動部4は、図4の時刻t4〜t7までの駆動を複数回繰り返し行っても良い。このようにすることで、電荷を複数回増倍することができ、増倍率を上げることができる。駆動部4は、システム制御部9から指示された撮影ISO感度等の撮影条件に応じて、電荷を増倍する回数、即ち、図4の時刻t4〜t7までの駆動を繰り返す回数を変更して、増倍率を調整すれば良い。
又、第二の駆動方法においても、第一の駆動方法と同様に、駆動部4は、電荷蓄積パケットが所定量転送される毎に、図4の時刻t4〜t7までの駆動を行っても良い。例えば、電荷蓄積パケットが電極V5,V6下に転送される毎に、図4の時刻t4〜t7までの駆動を1回又は複数回行う。このようにすることで、ある電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷の増倍処理を、垂直転送チャネル上の様々な位置で行うことができるため、固体撮像素子1bの場所毎の構造の違いに起因する固定パターンノイズを減らすことが可能となる。
又、第二の駆動方法においても、第一の駆動方法と同様に、駆動部4が、高感度撮影時に光電変換素子21の飽和電荷量を調整する方法を適用することができる。
又、第二の駆動方法においても、第一の駆動方法と同様に、光電変換素子21の飽和電荷量を小さくした場合には、電荷の増倍率がQ2/Q1を超えないように、駆動部4が、図4の時刻t4〜t7で示すような駆動を行う回数を設定することが好ましい。
以上のような第一の駆動方法又は第二の駆動方法を駆動部4が実行して、電荷が増倍された場合、各光電変換素子21から得られた電荷の増倍率は理論的には一致するはずであるが、固体撮像素子1bの製造ばらつき等によって、この増倍率にはばらつきが生じてしまう。そこで、本実施形態のデジタルカメラでは、駆動部4において増倍転送駆動が行われた場合、デジタル信号処理部6が、多数の光電変換素子21の各々から得られた電荷に応じた信号の、当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する処理を行うようにしている。例えば、デジタル信号処理部6は、固体撮像素子1bの各光電変換素子21から得られる電荷の増倍率のばらつきのデータを持っておき、このデータに基づいて、各光電変換素子21から得られる信号のばらつきを補正する。
又、デジタル信号処理部6は、固体撮像素子1bに含まれる黒レベル検出用の光電変換素子21から得られる電荷に応じた暗時出力信号を用いて、黒レベル検出用の光電変換素子21以外の光電変換素子21から得られる撮像信号の黒レベルを補正する公知の黒レベル補正処理を行うが、駆動部4において増倍転送駆動が行われた場合には、この黒レベル補正処理を次のように変更する。まず、デジタル信号処理部6は、黒レベル検出用の光電変換素子21から得られる電荷に応じた暗時出力信号の当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する。そして、ばらつきを補正した暗時出力信号を用いて、黒レベル検出用の光電変換素子21以外の光電変換素子21から得られた信号の黒レベル補正を行う。
以上の説明では、固体撮像素子1bとして、光電変換素子21を正方格子状に配列したものを用いるものとしたが、本発明は、CCD型の固体撮像素子であれば、図2に示す構成以外の固体撮像素子においても適用可能である。固体撮像素子の構成を異なるものにした場合を第二実施形態で説明する。
(第二実施形態)
本実施形態で説明するデジタルカメラは、図1に示す構成と同様であり、図1に示す撮像部1内の固体撮像素子1bの構成と、図1に示す駆動部4による固体撮像素子1bの駆動方法が異なるのみである。このため、本実施形態では、固体撮像素子1bの構成と、駆動部4の駆動方法についてのみ説明する。
図5は、図1に示す固体撮像素子1bの平面模式図である。図示する固体撮像素子1bでは、半導体基板上に多数のフォトダイオード(光電変換素子)101が二次元アレイ状に配列形成され、奇数行のフォトダイオード101に対して偶数行のフォトダイオード101が1/2ピッチづつずらして配置(所謂、ハニカム配列,市松配列)されている。
各フォトダイオード101上に図示した「R」「G」「B」は各フォトダイオード上に積層されたカラーフィルタの色(赤=R,緑=G,青=B)を表しており、各フォトダイオード101は、3原色のうちの1色の受光量に応じた信号電荷を蓄積する。尚、原色系カラーフィルタを搭載した例を説明するが、補色系カラーフィルタを搭載することでも良い。
半導体基板表面の水平方向には、各フォトダイオード101を避けるように蛇行して垂直転送電極V1,V2,…,V8が敷設されている。1つのフォトダイオード101には4つの垂直転送電極が対応して設けられている。最終段の垂直転送電極はV8となっている。
半導体基板には垂直方向に並ぶフォトダイオード列の側部に図示しない埋め込みチャネルが、フォトダイオード101を避けるように垂直方向に蛇行して形成されている。この埋め込みチャネルと、この上に設けられ垂直方向に蛇行して配置される垂直転送電極とで、垂直電荷転送装置(VCCD)102が形成され、垂直電荷転送装置102は、駆動部4から出力される駆動パルスによって駆動される。
半導体基板の下辺部には、水平電荷転送装置(HCCD)103が設けられている。このHCCD103も、埋め込みチャネルとその上に設けられた水平転送電極とで構成され、このHCCD103は、駆動部4から出力される駆動パルスによって駆動される。HCCD103の出力端部には、該出力端に転送されてきた電荷の電荷量に応じた電圧値信号を出力する出力アンプ104が設けられている。
本実施形態の固体撮像素子1bは、各VCCD102の端部とHCCD103との境界部分に、HCCD103に沿うラインメモリ105を備える。
このラインメモリ105は、駆動部4から出力されるラインメモリ駆動パルスによって駆動され、例えば特開2002―112119号公報に記載されている様に、各VCCD102から受け取った信号電荷を一時蓄積し、HCCD103に出力するタイミングを制御することで、信号電荷の水平方向の画素加算を行うため等に使用される。
尚、「垂直」「水平」という用語を使用して説明したが、これは、半導体基板表面に沿う「1方向」「この1方向に対して略直角の方向」という意味である。
図6は、静止画撮影時に、2フィールドインターレース読み出しで、増倍転送駆動を行うときの、図5に示す各電極に供給される駆動パルスのタイミングチャートである。図6に示すVDは垂直同期信号、HDは水平同期信号、LMはラインメモリ駆動パルス、HはHCCD103の駆動パルスである。
駆動部4は、露光期間終了後、電極V1,V3にHの読み出しパルスを供給して、電極V1〜V4下に形成した電荷蓄積パケットに電荷を読み出した後、電極V2にHの増倍パルスを供給して、電荷蓄積パケット内の電荷を電極V2下のパケットに移動させて、この電荷を増倍する。次に、駆動部4は、電極V2にMの駆動パルスを供給する。この後は、駆動部4が電極V1〜V8に所定の転送パルスを供給することで、電荷蓄積パケットが順次転送される。尚、図6に示したように、増倍パルスは複数回供給するようにしても良い。
図7は、動画撮影時に、2フィールドインターレース読み出しで、増倍転送駆動を行うときの、図5に示す各電極に供給される駆動パルスのタイミングチャートの一例である。図7に示すVDは垂直同期信号、HDは水平同期信号、LMはラインメモリ駆動パルス、HはHCCD103の駆動パルスである。
駆動部4は、露光期間終了後、電極V1,V3にHの読み出しパルスを供給して、電極V1〜V4下に形成した電荷蓄積パケットに電荷を読み出した後、電極V2にHの増倍パルスを供給して、電荷蓄積パケット内の電荷を電極V2下のパケットに移動させて、この電荷を増倍する。次に、駆動部4は、電極V2にMの駆動パルスを供給する。この後は、駆動部4が電極V1〜V8に所定の転送パルスを供給することで、電荷蓄積パケットが順次転送される。
図8は、静止画撮影時に、2フィールドインターレース読み出しで、増倍転送駆動を行うときの、図5に示す各電極に供給される駆動パルスのタイミングチャートの一例である。図8に示すVDは垂直同期信号、HDは水平同期信号、LMはラインメモリ駆動パルス、HはHCCD103の駆動パルスである。図9は、図8に示した増倍部分のタイミングチャートの第一の例を示す図である。図10は、図8に示した増倍部分のタイミングチャートの第二の例を示す図である。
図5に示すような固体撮像素子1bの場合には、図6〜図10に示すような駆動、即ち、増倍パルスを供給する電極の両隣にある2つの電極にそれぞれMの駆動パルスを供給し、増倍パルスを供給する電極にHの増倍パルスを供給した状態で、電荷蓄積パケットに蓄積されている電荷を、増倍パルスを供給する電極下に形成されたパケットに移動させることで、電荷蓄積パケット内の電荷を増倍させる駆動を行うことで、S/N劣化の少ない電荷増倍を実現することができる。
第一実施形態を説明するための固体撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図 図1に示す固体撮像素子の概略構成を示す平面模式図 高感度撮影時の図2に示す各電極下方の垂直電荷転送チャネルの第一の駆動方法におけるポテンシャルフローを示す図 高感度撮影時の図2に示す各電極下方の垂直電荷転送チャネルの第二の駆動方法におけるポテンシャルフローを示す図 図1に示す固体撮像素子の平面模式図であり、第二実施形態を示す図 図5に示す固体撮像素子の駆動タイミングチャート 図5に示す固体撮像素子の駆動タイミングチャート 図5に示す固体撮像素子の駆動タイミングチャート 図5に示す固体撮像素子の駆動タイミングチャート 図5に示す固体撮像素子の駆動タイミングチャート 従来の電荷増倍の方法を説明するための図
符号の説明
1b 固体撮像素子
20 シリコン基板
21 光電変換素子
22 垂直電荷転送装置
22a(V1〜V8) 電極
23 水平電荷転送装置
24 出力部

Claims (13)

  1. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を読み出して電荷転送方向である前記列方向に転送する電荷転送装置とを有するCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷転送装置は、前記半導体基板に形成された電荷転送チャネルと、その上方に形成された多数の電極とから構成され、
    前記電荷転送チャネルに前記多数の光電変換素子の少なくとも一部から電荷を読み出した後、
    前記電荷転送チャネル内にある電荷蓄積パケット毎に対応する前記列方向に並ぶ3つの電極のうち、両端の電極に所定レベルの駆動パルスを供給し、真ん中の電極に前記所定レベルに対してアバランシェ増倍が生じるレベルの増倍パルスを供給した状態で、前記増倍パルスによって前記真ん中の電極下方に形成された増倍用パケットに、前記真ん中の電極に対応する前記電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて前記電荷を増倍する電荷増倍工程を有するCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  2. 請求項1記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷増倍工程が、前記3つの電極に前記所定レベルの駆動パルスを供給して、前記3つの電極下に前記3つの電極に対応する前記電荷蓄積パケットを形成する工程と、前記電荷蓄積パケットを形成した状態から、前記真ん中の電極に前記増倍パルスを供給して前記増倍用パケットを形成する工程とを含むCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  3. 請求項1記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷増倍工程では、前記列方向で隣接する2つの前記電荷蓄積パケット同士の間の電荷転送チャネル上方にある前記電極のうち、一方の前記電荷蓄積パケット上方の電極の隣に並ぶ2つの電極を除く電極のいずれかを前記真ん中の電極とし、前記増倍パルスによって前記真ん中の電極下方に形成された増倍用パケットに、前記他方の電荷蓄積パケット内の電荷を移動させて前記電荷を増倍するCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷蓄積パケットが所定の位置にあるときに、前記電荷増倍工程を複数回行うCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷蓄積パケットが所定量転送される毎に、前記電荷増倍工程を行うCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  6. 請求項4又は5記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷増倍工程を行う回数を撮影条件に応じて変更するCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記電荷増倍工程を行う増倍転送駆動と前記電荷増倍工程を行わない通常転送駆動とを撮影条件に応じて切り替え、
    前記増倍転送駆動を行う場合、前記増倍転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量を、前記通常転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量よりも小さくする制御を行うCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  8. 請求項7記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記増倍転送駆動を行う場合、前記増倍転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量をQ1とし、前記通常転送駆動を行う場合の撮像時の前記多数の光電変換素子の各々の飽和電荷量をQ2とすると、電荷の増倍率がQ2/Q1を超えないように、前記電荷増倍工程を行う回数を設定するCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記増倍パルスの電圧が、前記多数の光電変換素子の各々に蓄積された電荷を前記電荷転送チャネルに読み出す際の読み出しパルスの電圧と同じであるCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項記載のCCD型固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記増倍パルスの電圧が、前記多数の光電変換素子の各々に蓄積された電荷を前記電荷転送チャネルに読み出す際の読み出しパルスの電圧よりも大きいCCD型固体撮像素子の駆動方法。
  11. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子と、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を読み出して電荷転送方向である前記列方向に転送する電荷転送装置とを有するCCD型固体撮像素子と、
    請求項1〜10のいずれか記載の駆動方法に基づく駆動を行うためのパルスを前記CCD型固体撮像素子に出力する駆動部とを備える固体撮像装置。
  12. 請求項11記載の固体撮像装置であって、
    前記電荷増倍工程が行われた場合に、前記多数の光電変換素子から得られた電荷に応じた信号の、当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する補正手段を備える固体撮像装置。
  13. 請求項11又は12記載の固体撮像装置であって、
    前記多数の光電変換素子が黒レベルを検出する多数の黒レベル検出用光電変換素子を含み、
    前記電荷増倍工程が行われた場合に、前記多数の黒レベル検出用光電変換素子の各々から得られた電荷に応じた暗時出力信号の、当該電荷の増倍率に起因するばらつきを補正する黒レベルばらつき補正手段と、
    前記黒レベルばらつき補正手段で補正された暗時出力信号を用いて、前記多数の光電変換素子のうち前記黒レベル検出用光電変換素子を除く光電変換素子から得られた信号の黒レベル補正を行う黒レベル補正手段とを備える固体撮像装置。
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