JP2002209146A - 固体撮像素子の駆動方法 - Google Patents

固体撮像素子の駆動方法

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JP2002209146A
JP2002209146A JP2001001242A JP2001001242A JP2002209146A JP 2002209146 A JP2002209146 A JP 2002209146A JP 2001001242 A JP2001001242 A JP 2001001242A JP 2001001242 A JP2001001242 A JP 2001001242A JP 2002209146 A JP2002209146 A JP 2002209146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCDイメージセンサの出力信号のダイナミ
ックレンジを改善する。 【解決手段】 STTRGパルス22で実施される電子シャ
ッタ動作の完了からフレームシフト開始までの露光期間
をWTTRGパルス26により2つの期間に分ける。先行す
る第1露光期間Aで奇数行に蓄積された信号電荷は、WT
TRGパルス26のタイミングにて隣接する偶数行へ垂直
転送され、合成される。さらに奇数行と偶数行との双方
において第2露光期間Bだけ露光を行った後、それぞれ
を垂直転送し、水平CCDシフトレジスタにて奇数行と
偶数行とを合成加算し、水平転送を行ってCCDイメー
ジセンサから出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の駆
動方法に関し、特に電荷結合素子(CCD:Charge Cou
pled Device)イメージセンサのダイナミックレンジの
改善に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサには、フォトダイ
オードで発生した信号電荷を出力部へ転送する構成とし
て、フレーム転送型、インターライン転送型、及びこれ
らの特徴を兼ね備えたフレーム・インターライン転送型
といった種類がある。これらは、いずれもフォトダイオ
ードが入射光量に応じた信号電荷を発生し、その信号電
荷を垂直CCDシフトレジスタが水平CCDシフトレジ
スタへ垂直転送し、さらに水平CCDシフトレジスタが
信号電荷を出力部へ水平転送する点で共通する。
【0003】カメラの小型化及び高解像度化を実現する
ために、CCDイメージセンサの撮像領域の縮小及び画
素数の増大が図られている。それに伴いフォトダイオー
ドや垂直シフトレジスタのサイズも小さくなり、それら
の取り扱い電荷量が制限される。ここで、フォトダイオ
ードで発生した信号電荷量をそのまま出力部まで転送で
きなければ、フォトダイオード面積を大きくして感度の
向上を図っても無意味である。よって、インターライン
型やフレーム・インターライン型のCCDイメージセン
サでは、垂直シフトレジスタの取り扱い電荷量は、基本
的にフォトダイオードの最大蓄積電荷量よりも大きくな
るように設計される。またフレーム転送型CCDイメー
ジセンサでは、蓄積部の垂直シフトレジスタの取り扱い
電荷量は、撮像部の受光画素を兼ねた垂直シフトレジス
タのそれよりも大きくなるように設計される。また、水
平シフトレジスタの取り扱い電荷量は、垂直シフトレジ
スタのそれよりも大きく構成される。ちなみに水平シフ
トレジスタは、撮像領域のサイズの影響を受けずにチャ
ネル幅を広く構成し、取り扱い電荷量を確保することが
比較的容易である。
【0004】従来のCCDイメージセンサは、光学系で
形成された像を撮像部に投影し、例えば電子シャッタ動
作やメカニカルシャッタにより、露光時間をその像の明
るさに応じた適切な時間に制御している。すなわち、C
CDイメージセンサから出力される信号レベルを測定
し、その値が適正値となるようにCCDイメージセンサ
の電荷蓄積時間を制御する。この従来の露光時間制御で
は、撮像部が信号電荷を蓄積する時間は画素によらず一
律とされる。そして、蓄積時間が終了すると、上述の転
送方法により、垂直シフトレジスタ上に並んだ信号電荷
が順に水平シフトレジスタ側へ1段ずつ転送され、水平
シフトレジスタは垂直シフトレジスタから出力された1
行分の信号電荷を受け取り、これを出力部へ転送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CCDイメージセンサ
を用いた撮像装置の撮像信号のダイナミックレンジは、
上述の露光時間制御を行うことにより、CCDイメージ
センサの最大取り扱い電荷量で制限されることになる。
CCDイメージセンサの最大取り扱い電荷量は上述のよ
うに、フレーム転送型では、フォトダイオードを兼ねる
撮像部の垂直シフトレジスタの取り扱い電荷量で制限さ
れ、インターライン転送型、フレーム・インターライン
転送型では、フォトダイオードの最大蓄積電荷量で制限
される。よって、撮像信号のダイナミックレンジを改善
するには、これら部分の最大取り扱い電荷量を増大させ
ることが求められる。しかし、上述の素子の高密度化を
図る中で、同時に最大取り扱い電荷量を向上させること
は難しく、ダイナミックレンジの一層の改善を図ること
が困難であるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、CCDイメージセンサ自体は従来の製造技
術で構成できるものを用いながら、CCDイメージセン
サの出力信号のダイナミックレンジを向上させる駆動方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子の
駆動方法は、行列配置された複数の受光画素に蓄積され
る信号電荷を垂直転送する複数の垂直シフトレジスタ
と、垂直転送された前記信号電荷を行単位で受け取り水
平転送する水平シフトレジスタとを有する固体撮像素子
において、前記信号電荷を奇数行の受光画素と偶数行の
受光画素とで互いに独立に垂直転送する駆動方法であっ
て、第1の期間に前記複数の受光画素に発生する信号電
荷をそれぞれ前記複数の垂直シフトレジスタの奇数行及
び偶数行に蓄積する蓄積ステップと、前記複数の垂直シ
フトレジスタ上にて、前記奇数行に蓄積された前記信号
電荷を隣接する前記偶数行へ垂直転送し、前記奇数行及
び前記偶数行の前記両信号電荷を合成して前記偶数行の
位置に保持する第1合成ステップと、第2の期間に、前
記奇数行の前記受光画素に発生する信号電荷を前記垂直
シフトレジスタの当該奇数行の位置に蓄積すると共に、
前記偶数行の前記受光画素に発生する信号電荷を、前記
垂直シフトレジスタの当該偶数行の前記信号電荷に追加
蓄積する追加蓄積ステップと、前記垂直シフトレジスタ
の前記奇数行及び前記偶数行に蓄積された前記各信号電
荷をそれぞれ前記水平シフトレジスタに転送して、前記
水平シフトレジスタ上にてそれら両走査行の前記信号電
荷を合成する第2合成ステップと、前記第2合成ステッ
プ後に前記水平シフトレジスタを駆動して固体撮像素子
からの信号出力を得るステップとを有するものである。
【0008】本発明によれば、蓄積ステップにより、各
受光画素が共通の第1の期間だけ信号電荷を発生する。
フレーム転送型の固体撮像素子では、発生した信号電荷
は、撮像部に複数配置される垂直シフトレジスタに蓄積
される。すなわち、奇数行及び偶数行の信号電荷は特段
の動作をせずに、垂直シフトレジスタの各行の位置に蓄
積される。一方、インターライン転送型又はフレーム・
インターライン転送型の固体撮像素子では、発生した信
号電荷は一旦、フォトダイオードに蓄積される。この場
合には各フォトダイオードの信号電荷を当該フォトダイ
オードに対応する垂直シフトレジスタ上のビットへ読み
出す動作を行うことによって、各行の信号電荷を垂直シ
フトレジスタの各行の位置に蓄積される。第1合成ステ
ップでは、偶数行の信号電荷は移動させずに奇数行の信
号電荷のみが、隣接する偶数行へ移動する。これによ
り、偶数行の信号電荷に奇数行の信号電荷が合成され
る。基本的には偶数行に蓄積される合成信号電荷は、奇
数行の画素及び偶数行の画素それぞれに入射した光の合
計に比例することが期待される。しかし、場合によって
は、この第1合成ステップで生成された合成信号電荷
は、必ずしもそのような入射光量との線形性を有さない
こともある。すなわち、被写体の輝度が高い部分に対応
する信号電荷は、最大信号電荷蓄積量といった上限によ
って制限され、いわゆる飽和状態に達している場合があ
る。第1合成ステップが行われた直後は、奇数行の信号
電荷は0となり、この状態から追加蓄積ステップが開始
される。追加蓄積ステップでも奇数行と偶数行とが同じ
第2露光期間だけ信号電荷を発生する。フレーム転送型
の固体撮像素子では、発生した信号電荷は、撮像部に複
数配置される垂直シフトレジスタに蓄積されるので、特
段の動作をせず追加蓄積ステップが実現される。一方、
他の2つのタイプの転送型では、フォトダイオードから
垂直シフトレジスタに信号電荷を読み出す動作を行うこ
とによって追加蓄積ステップが実施される。偶数行に蓄
積される信号電荷は、上記第1合成ステップ及び追加蓄
積ステップにて合成処理を施されたものであり、実質的
に第1の期間の2倍及び第2の期間だけ露光されたに等
しい。よって、偶数行には、輝度が低い部分に対して大
きな信号電荷が蓄積されうる反面、飽和する可能性も高
い。一方、奇数行には偶数行ほどの信号電荷は蓄積され
ない反面、飽和が起こりにくい。第2合成ステップで
は、水平シフトレジスタ上で互いに隣接する奇数行及び
偶数行が合成され、しかる後、水平シフトレジスタが駆
動され、固体撮像素子の信号出力が得られる。このよう
にして得られた信号出力では、信号電荷の合成により被
写体の低輝度部分でも大きな信号電荷を得ることができ
る。一方、高輝度部分では偶数行が飽和しても水平シフ
トレジスタでの合成で奇数行の飽和していない輝度情報
が付加されることにより、偶数行では飽和を生じる被写
体の高輝度部分の輝度差の情報が信号出力に含まれる。
すなわち、撮像信号のダイナミックレンジが拡大され
る。なお、水平シフトレジスタは、第2合成ステップで
の合成で飽和を生じないように、その最大取り扱い電荷
量や第2露光期間の長さが設定される。
【0009】他の本発明の固体撮像素子の駆動方法は、
行列配置された複数の受光画素に蓄積される信号電荷を
垂直転送する複数の垂直シフトレジスタと、垂直転送さ
れた前記信号電荷を行単位で受け取り水平転送する水平
シフトレジスタとを有する固体撮像素子において、前記
信号電荷を奇数行の受光画素と偶数行の受光画素とで互
いに独立に垂直転送する駆動方法であって、前記各受光
画素に発生する前記信号電荷を奇数行の前記受光画素に
おいては第1の期間だけ蓄積させ、偶数行の前記受光画
素においては前記第1の期間より短い第2の期間だけ蓄
積させる撮像ステップと、前記撮像ステップ後に、前記
奇数行及び前記偶数行の前記受光画素に蓄積された前記
各信号電荷をそれぞれ前記水平シフトレジスタに垂直転
送して、前記水平シフトレジスタ上にてそれら両走査行
の前記信号電荷を合成する合成ステップと、前記合成ス
テップ後に前記水平シフトレジスタを駆動して固体撮像
素子からの信号出力を得るステップとを有するものであ
る。
【0010】本発明によれば、偶数行の受光画素が奇数
行の受光画素より短い時間、露光される。これは例え
ば、インターライン転送型の固体撮像素子では、フォト
ダイオードから垂直シフトレジスタへの読み出しを奇数
行と偶数行とで独立に制御できるように構成し、偶数行
のフォトダイオードに対してのみ露光期間の途中で信号
電荷を一旦排出させることにより実現される。つまり、
各行同時に露光を開始し、その後あるタイミングで偶数
行のフォトダイオードのみそれまで蓄積された信号電荷
を垂直シフトレジスタに読み出し、当該信号電荷を垂直
シフトレジスタを駆動して排出する。偶数行の露光は途
中での信号電荷排出の時点から再開される。そして露光
終了タイミングで奇数行と偶数行とを同時に垂直シフト
レジスタに読む出す。またフレーム転送型の固体撮像素
子では、例えば垂直シフトレジスタの偶数行の位置にあ
る期間だけ電位井戸を形成させないように駆動制御する
ことにより、偶数行を奇数行より短い露光時間とするこ
とができる。ここで、奇数行に形成される信号電荷は、
偶数行より長い時間、露光されて生成されたものであ
る。よって、輝度が低い部分に対して大きな信号電荷が
蓄積されうる反面、飽和する可能性も高い。一方、偶数
行には奇数行ほどの信号電荷は蓄積されない反面、飽和
が起こりにくい。合成ステップは、このような2つの互
いに異なる特性を有した奇数行の信号電荷と偶数行の信
号電荷とをそれぞれ水平シフトレジスタに転送して合成
する。しかる後、水平シフトレジスタが駆動され、固体
撮像素子の信号出力が得られる。このようにして得られ
た信号出力では、信号電荷の合成により被写体の低輝度
部分でも大きな信号電荷を得ることができる。一方、高
輝度部分では奇数行が飽和しても水平シフトレジスタで
の合成で偶数行の飽和していない輝度情報が付加される
ことにより、飽和した部分の輝度の差異の情報が信号出
力に含まれる。すなわち、撮像信号のダイナミックレン
ジが拡大される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】[実施形態1]図1は、本発明に係る撮像
装置の概略のブロック構成図である。本装置は、フレー
ム転送型のCCD(電荷結合素子)イメージセンサ2及
び、それを駆動する駆動回路4を含んで構成される。さ
らに駆動回路4は、CCDイメージセンサ2の撮像部の
動作を制御する撮像制御部6と、蓄積部及び水平CCD
シフトレジスタの動作を制御する読み出し制御部8とを
含んでいる。
【0013】撮像部及び蓄積部はそれぞれ垂直CCDシ
フトレジスタを多数平行配置した構造を有し、基板上に
形成した電極により基板内の電位を操作して電荷の蓄積
及び転送を制御する。撮像部は6相の電圧クロック信号
φVI1〜φVI6を供給され、1行当たり3相が割り当てら
れる。すなわち、例えば奇数行にはクロック信号φVI 1
〜φVI3が供給され、偶数行にはクロック信号φVI4〜φ
VI6が供給される。これにより、撮像部は奇数行と偶数
行とにそれぞれ別個の信号電荷パケットを蓄積すること
ができる。また奇数行、偶数行をそれぞれ別個に3相駆
動可能に構成されることにより、奇数行と偶数行とは互
いに独立に動作させることができ、例えば偶数行に蓄積
された電荷パケットは移動させずに奇数行に蓄積された
電荷パケットを隣接する偶数行に垂直転送させ合成する
ことができる。
【0014】蓄積部は全面を遮光膜で覆われ、光の入射
による電荷発生を防止されるので、フレームシフトされ
た撮像部からの画像情報を保持することができる。蓄積
部の各行は3相の電圧クロック信号φVS1〜φVS3を供給
され、共通に駆動される。1行当たり3相が割り当てら
れることにより、蓄積部は撮像部と同様、奇数行と偶数
行とにそれぞれ別個の信号電荷パケットを蓄積すること
ができる。また奇数行と偶数行とが共通の3相クロック
で駆動されることにより、奇数行と偶数行とに蓄積され
た信号電荷は同時・並列的に垂直転送される。
【0015】図2は、本装置の動作を説明するフロー図
である。図3は、本装置の動作を説明する駆動パルス及
び出力信号の模式的なタイミング図である。
【0016】図3において、信号VDは垂直同期信号で
あり、VDがL(Low)レベルである期間20は垂直ブ
ランキング期間を表し、垂直ブランキングの周期が1フ
ィールド(1V)に相当する。
【0017】信号STTRGはシャッタトリガパルス(STTRG
パルス)22を与える信号であり、当該パルス22は電
子シャッタ動作のタイミングを定める。
【0018】信号FTTRGはフレームシフトトリガパルス
(FTTRGパルス)24を与える信号であり、当該パルス
24はフレームシフトのタイミングを定める。フレーム
シフトは垂直ブランキング期間内に行われることに対応
して、FTTRGパルス24も垂直ブランキング期間に発生
される。
【0019】信号WTTRGは、露光期間の制御に用いられ
るトリガパルス(WTTRGパルス)26を与える信号であ
り、当該パルス26は、後述する第1露光期間から第2
露光期間への切り替わりのタイミングを定める。
【0020】撮像部駆動パルスは上述の電圧クロック信
号φVI1〜φVI6であり、蓄積部駆動パルスは上述の電圧
クロック信号φVS1〜φVS3である。
【0021】また図3において撮像信号は、任意の奇数
行(第(2i−1)行)及びそれに隣接する偶数行(第
2i行)にそれぞれ蓄積される信号電荷量QO、QEを模
式的に示したものである。映像信号出力は、CCDイメ
ージセンサ2からの出力信号VOUTである。
【0022】本装置では、1フレーム期間内に2回の露
光が行われる。第1露光期間Aの始まりは電子シャッタ
動作により決定される(S40)。電子シャッタ動作は
STTRGパルス22に応じて起動され、例えば基板裏面に
正電圧のパルスが印加され、フレーム期間の途中までに
撮像部に蓄積された信号電荷が基板裏面に吸引され排出
される。この電子シャッタ動作が完了すると、撮像部で
の新たな電荷蓄積が開始され、これが第1露光期間Aの
開始タイミングとなる(S45)。
【0023】露光により、撮像部の奇数行及び偶数行の
各画素には、対応する被写体の輝度及び第1露光期間の
長さに応じた信号電荷が発生し蓄積される。すなわち、
1つの画素に発生し蓄積される信号電荷Qは、当該画素
への入射光量I及び露光期間Tの関数F(I,T)で表さ
れる。
【0024】第1露光期間が経過するとWTTRGパルス2
6が生成され、これをトリガとして撮像制御部6が撮像
部駆動パルスφVI1〜φVI6(パルス群28)を生成し
て、奇数行(第(2i−1)行)に隣接する偶数行(第
2i行)へ、当該奇数行の信号電荷QOを垂直転送する
(S50)。第1露光期間Aは、電子シャッタ動作から
この垂直転送までの期間である。ちなみに、このとき、
偶数行は駆動されず、偶数行(第2i行)から奇数行
(第(2i+1)行)へは電荷は移動しない。よって、
この垂直転送動作により、奇数行(第(2i−1)行)
の信号電荷が偶数行(第2i行)の信号電荷に合成され
る。
【0025】図3には、第1露光期間の開始時には信号
電荷量QO、QEが共に0であったこと、及び第1露光期
間の終了時には信号電荷量QO、QEが共にF(I,A)で
あることが示されている。なお、ここでは説明を簡単と
するために、互いに隣接する奇数行(第(2i−1)
行)と偶数行(第2i行)とでの入射光量の差異は無視
する近似を採用している。さらに、垂直転送による奇数
行と偶数行との信号電荷の合成が行われると、信号電荷
量QOは0となり、QEが第1露光期間の2倍の期間だけ
露光されたときに発生し蓄積されるであろう信号電荷量
F(I,2A)となることが示されている。ちなみに、多
くの場合、F(I,2A)は合成前のQO、Q Eの和、すな
わち、F(I,2A)=F(I,A)+F(I,A)となること
を期待することができるが、この関係は必ずしも常には
成立しない。すなわち、合成前のQO、QEの和が、撮像
部の垂直CCDシフトレジスタの1画素分の最大蓄積電
荷量QVMAXを超えた場合、合成された信号電荷を蓄積す
る偶数行の画素は飽和し、F(I,2A)=QVMAXとなる
からである。
【0026】第1露光期間に生じた信号電荷を偶数行に
転送し合成する動作が完了すると、第2露光期間Bが開
始される(S55)。この露光により、撮像部の奇数行
及び偶数行の各画素には、対応する被写体の輝度及び第
1露光期間の長さに応じた信号電荷が発生し蓄積され
る。第2露光期間の終了は、フレームシフト動作の開始
タイミングで定義される。フレームシフト動作はFTTRG
パルス24をトリガとして開始され、撮像制御部6及び
読み出し制御部8がそれぞれ撮像部及び蓄積部に対しフ
レームシフトパルス群30を供給し、撮像部から蓄積部
への信号電荷の高速垂直転送が行われる(S60)。
【0027】図3には、第2露光期間の終了時には、信
号電荷量QOはF(I,B)となり、Q EはF(I,2A+B)
となることが示されている。なお、念のため述べれば、
ここでも上記垂直転送による合成で述べたと同様に、飽
和が起きた場合には、F(I,2A+B)=F(I,2A)+
F(I,B)とはならず、F(I,2A+B)は上限QVMAX
制限される。また、図3には、フレームシフトが行われ
ると、信号電荷量QO、QEが共に0になることが示され
ている。
【0028】蓄積部にフレームシフトされた信号電荷
は、1水平走査期間を周期とするラインシフト動作によ
り垂直転送される。ラインシフトは読み出し制御部32
が生成するφVS1〜φVS3により行われる。ここで、1水
平走査期間ごとのラインシフト動作は、偶数行(第2i
行)を水平CCDシフトレジスタに垂直転送する動作
と、奇数行(第(2i−1)行)を水平CCDシフトレ
ジスタに垂直転送する動作とを含む。すなわち、ライン
シフトパルス群32は、互いに隣接する奇数行と偶数行
との2行を水平CCDシフトレジスタに転送するクロッ
クからなる。この2行が垂直転送により水平CCDシフ
トレジスタに読み出される間、当該水平CCDシフトレ
ジスタは停止されており、これにより水平CCDシフト
レジスタにて奇数行(第(2i−1)行)と偶数行(第
2i行)との2行の信号電荷が合成される(S65)。
この合成により水平CCDシフトレジスタに蓄積される
信号電荷Qを、対応画素への入射光量I及び2行の合計
露光期間Tの関数G(I,T)で表すこととする。水平C
CDシフトレジスタの最大取り扱い信号電荷量は、垂直
CCDシフトレジスタのそれより大きく構成することが
可能であり、上記水平CCDシフトレジスタでの2行の
合成にて、水平CCDシフトレジスタが飽和しないよう
に構成される。よって、この合成で得られる信号電荷量
G(I,2A+2B)に関しては、G(I,2A+2B)=F
(I,2A+B)+F(I,B)が一般に成り立つようにする
ことが可能である。
【0029】2行を合成して水平CCDシフトレジスタ
に1行分の信号電荷が形成された後、水平CCDシフト
レジスタが駆動され水平転送が行われ(S70)、CC
Dイメージセンサ2からの出力信号VOUT(信号34)
が生成される。
【0030】図4は、本駆動方法において生成される信
号電荷量Qと入射光量Iとの関係を示す概略のグラフで
ある。第2露光期間が終了した時点での偶数行(第2i
行)の信号電荷F(I,2A+B)は、入射光量Iが小さ
い領域においても大きな値を有する反面、入射光量Iが
比較的に小さくても飽和する。一方、奇数行(第(2i
−1)行)の信号電荷F(I,B)は、偶数行ほどの信号
電荷は蓄積されない反面、飽和が起こりにくい。これら
特性の異なる2つの信号電荷を水平CCDシフトレジス
タにて合成して得られる信号電荷G(I,2A+2B)
は、F(I,2A+B)が飽和する入射光量Iの領域にお
いても飽和によるプラトーを示さない。すなわち、信号
電荷が入射光量に応じて変化する入射光量のレンジが拡
大され、CCDイメージセンサ2からの出力信号VOUT
のダイナミックレンジが改善される。
【0031】信号電荷Gは偶数行が飽和しない入射光量
の領域と飽和する入射光量の領域とで傾きが変化する。
すなわち、全入射光量の領域にわたって線形性は確保さ
れない。しかし、そもそも、CCDイメージセンサ2か
らの出力信号VOUTはγ補正処理により非線形的な変換
を施されるので、VOUTの非線形性は特に問題とはなら
ない。すなわち、その非線形特性はあらかじめ知ること
ができ、これを考慮してγ補正処理を行うように構成す
ればよい。
【0032】次に第2露光期間の設定方法について述べ
る。関数F(I,T)は、飽和に達するまでは、露光期間
Tに応じた傾きで変化する。具体的には、その傾きは露
光時間Tに基本的に比例する。このことから、あまりに
関数F(I,B)の傾きを大きくすると、被写体の最大輝
度部分からの入射光量IMAXより小さい光量で奇数行も
飽和してしまうことになる。これは信号電荷Gにプラト
ーが現れることになり好ましくない。よって、基本的に
は第2露光期間は、被写体からの最大入射光量IMAX
下で関数F(I,B)がQVMAXに達しないように配慮して
定められる。
【0033】一方、信号電荷の関数Gの傾き、すなわち
ゲインはできる限り、大きい方が好ましい。偶数行が飽
和する入射光量の領域での関数Gの傾きは、奇数行の信
号電荷の関数F(I,B)の傾きとなる。よって、この観
点からは関数F(I,B)の傾きをできるだけ大きくする
ことが好適であり、第2露光期間Bを長くすることが要
請される。本装置では、被写体からの予測される最大入
射光量IMAXに基づいて、F(IMAX,B)=QVMAXとなる
Bを第2露光期間に設定している。
【0034】上述の構成では、水平CCDシフトレジス
タでの2つの行の合成にて飽和が生じないように水平C
CDシフトレジスタの最大取り扱い電荷量QHMAXがQ
VMAXの2倍以上に設計されており、上述の第2露光期間
の設定もそれを前提としたものである。これに対して、
図5は、水平CCDシフトレジスタの最大取り扱い電荷
量QHMAXがQVMAXの2倍未満である場合を説明する、信
号電荷量Qと入射光量Iとの関係を示す概略のグラフで
ある。この場合は、奇数行の信号電荷F(I,B)を偶数
行の信号電荷F(I,2A+B)に加算してもQHMAXを超
えない、すなわちF(I,2A+B)+F(I,B)≦QHMAX
であるようにすることが好ましい。ここで偶数行の信号
電荷F(I,2A+B)は垂直CCDシフトレジスタで飽
和しうるため、F(I,2A+B)≦QVMAXである。よっ
て、奇数行の信号電荷F(I,B)に対してはF(I,B)≦
HMAX−QVMAXという条件が課される。第2露光期間B
はこの条件を考慮に入れて設定される。例えば、最大入
射光量IMAXに対する合成信号電荷G(IMAX,2A+2
B)がQHMAXとなるように設定すれば、水平CCDシフ
トレジスタの最大取り扱い電荷量を最大限に利用してダ
イナミックレンジの改善を図ることができる。図5はこ
の場合を示しており、F(IMAX,B)=QHMAX−Q VMAX
なるように第2露光期間を設定する。
【0035】なお、上述の説明では、垂直CCDシフト
レジスタ及び水平CCDシフトレジスタにて奇数行(第
(2i−1)行)を偶数行(第2i行)へ合成する場合
を述べたが、偶数行(第2i行)を奇数行(第(2i+
1)行)へ合成するように構成することもできる。そし
て例えば、奇数フィールドでは奇数行(第(2i−1)
行)を偶数行(第2i行)へ合成し、偶数フィールドで
は偶数行(第2i行)を奇数行(第(2i+1)行)へ
合成するように構成して、インターレース走査を実現す
ることができる。
【0036】[実施形態2]本発明の第2の実施形態に
係る撮像装置のブロック構成は、おおよそ上記実施形態
の図1に示すものと同様であり、これを援用する。
【0037】本装置で使用されるCCDイメージセンサ
2は、上記実施形態と異なり、撮像部に配置された垂直
CCDシフトレジスタの奇数行と偶数行とを独立に駆動
できなくてもよいが、信号電荷の蓄積時間を奇数行と偶
数行とで独立に制御できるものである。
【0038】そのようなCCDイメージセンサ2の構成
の具体例はいくつか挙げることができる。例えば、イン
ターライン転送型においては、フォトダイオードから垂
直シフトレジスタへの読み出しを、フォトダイオードと
垂直CCDシフトレジスタとの間のチャネル上に配置さ
れた垂直転送電極に読み出し用の電圧を印加することに
より行う構成が知られている。そのような構成では、例
えば奇数行のフォトダイオードに対してのみ露光期間の
途中で信号電荷を一旦、垂直CCDシフトレジスタに読
み出し、垂直CCDシフトレジスタを駆動して当該信号
電荷を排出することができる。これにより奇数行の実質
的な露光期間(第2露光期間)を偶数行の露光期間(第
1露光期間)より短くすることができる。
【0039】また、インターライン転送型CCDイメー
ジセンサでは、フォトダイオードの傍らにドレインを設
け、オーバフローした信号電荷を排出する構成が公知で
ある。またこのドレインとフォトダイオードとの間のチ
ャネルのオン/オフをゲート電極により制御する構成も
公知である。このような構成でも、奇数行と偶数行との
信号電荷の蓄積時間を独立に制御することが可能であ
る。
【0040】またフレーム転送型CCDイメージセンサ
では、例えば垂直シフトレジスタの奇数行の位置にある
期間だけ電位井戸を形成させないように駆動制御するこ
とにより、奇数行を偶数行より短い露光時間とすること
ができる。
【0041】これらのCCDイメージセンサ2を用いて
本装置では、例えば、奇数行(第(2i−1)行)の露
光期間Bを偶数行(第2i行)の露光期間Aより短くす
る。例えば、ここではCCDイメージセンサ2としてイ
ンターライン転送型を採用した場合について説明する。
露光期間の途中で一旦、奇数行の信号電荷を排出するこ
とにより、露光期間の終了時には奇数行のフォトダイオ
ードには信号電荷F(I,B)が蓄積し、偶数行のフォト
ダイオードには信号電荷F(I,A)が蓄積する。これら
奇数行と偶数行との信号電荷をそれぞれ垂直CCDシフ
トレジスタに読み出す。すなわち、垂直CCDシフトレ
ジスタには奇数行の信号電荷F(I,B)と偶数行の信号
電荷F(I,A)とが隣接して存在する。
【0042】垂直CCDシフトレジスタ上に読み出され
た信号電荷は、1水平走査期間を周期とするラインシフ
ト動作により垂直転送される。ここで、1水平走査期間
ごとのラインシフト動作は、上記実施形態と同様、偶数
行(第2i行)を水平CCDシフトレジスタに垂直転送
する動作と、奇数行(第(2i−1)行)を水平CCD
シフトレジスタに垂直転送する動作とを含む。この2行
が垂直転送により水平CCDシフトレジスタに読み出さ
れる間、当該水平CCDシフトレジスタは停止されてお
り、これにより水平CCDシフトレジスタにて奇数行
(第(2i−1)行)と偶数行(第2i行)との2行の
信号電荷が合成される。
【0043】図6は、本駆動方法において生成される信
号電荷量Qと入射光量Iとの関係を示す概略のグラフで
ある。露光期間が終了した時点での偶数行(第2i行)
の信号電荷F(I,A)は、入射光量Iが小さい領域にお
いても大きな値を有する反面、入射光量Iが比較的に小
さくても飽和する。一方、奇数行(第(2i−1)行)
の信号電荷F(I,B)は、偶数行ほどの信号電荷は蓄積
されない反面、飽和が起こりにくい。これら特性の異な
る2つの信号電荷を水平CCDシフトレジスタにて合成
して得られる信号電荷G(I,A+B)は、F(I,A)が飽
和する入射光量Iの領域においても飽和によるプラトー
を示さない。すなわち、信号電荷が入射光量に応じて変
化する入射光量のレンジが拡大され、CCDイメージセ
ンサ2からの出力信号VOUTのダイナミックレンジが改
善される。
【0044】
【発明の効果】本発明の固体撮像素子の駆動方法によれ
ば、露光期間の途中にて一旦、奇数行の信号電荷を隣接
する偶数行の信号電荷に合成するといった方法により、
偶数行からは奇数行より実質的に露光期間が短く、飽和
しにくい信号電荷が得られる。これらを水平シフトレジ
スタで合成することにより、低照度で良好な感度を有す
ると共に、高照度での出力信号の飽和が起きにくい出力
信号が得られる。すなわち、固体撮像素子の出力信号の
ダイナミックレンジが拡大する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像装置の概略のブロック構成
図である。
【図2】 第1の実施形態に係る撮像装置の動作を説明
するフロー図である。
【図3】 第1の実施形態に係る撮像装置の動作を説明
する駆動パルス及び出力信号の模式的なタイミング図で
ある。
【図4】 第1の実施形態でのQHMAX≧QVMAXの場合の
信号電荷量Qと入射光量Iとの関係を示す概略のグラフ
である。
【図5】 第1の実施形態でのQHMAX<QVMAXの場合の
信号電荷量Qと入射光量Iとの関係を示す概略のグラフ
である。
【図6】 第1の実施形態での信号電荷量Qと入射光量
Iとの関係を示す概略のグラフである。
【符号の説明】
2 CCDイメージセンサ、4 駆動回路、6 撮像制
御部、8 読み出し制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA02 AB01 BA12 BA13 DB07 FA06 5C024 CX43 CX54 GY01 GZ25 GZ32 JX24 JX26 JX42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列配置された複数の受光画素に蓄積さ
    れる信号電荷を垂直転送する複数の垂直シフトレジスタ
    と、垂直転送された前記信号電荷を行単位で受け取り水
    平転送する水平シフトレジスタとを有する固体撮像素子
    において、前記信号電荷を奇数行の受光画素と偶数行の
    受光画素とで互いに独立に垂直転送する駆動方法であっ
    て、 第1の期間に前記複数の受光画素に発生する信号電荷を
    それぞれ前記複数の垂直シフトレジスタの奇数行及び偶
    数行に蓄積する蓄積ステップと、 前記複数の垂直シフトレジスタ上にて、前記奇数行に蓄
    積された前記信号電荷を隣接する前記偶数行へ垂直転送
    し、前記奇数行及び前記偶数行の前記両信号電荷を合成
    して前記偶数行の位置に保持する第1合成ステップと、 第2の期間に、前記奇数行の前記受光画素に発生する信
    号電荷を前記垂直シフトレジスタの当該奇数行の位置に
    蓄積すると共に、前記偶数行の前記受光画素に発生する
    信号電荷を、前記垂直シフトレジスタの当該偶数行の前
    記信号電荷に追加蓄積する追加蓄積ステップと、 前記垂直シフトレジスタの前記奇数行及び前記偶数行に
    蓄積された前記各信号電荷をそれぞれ前記水平シフトレ
    ジスタに転送して、前記水平シフトレジスタ上にてそれ
    ら両走査行の前記信号電荷を合成する第2合成ステップ
    と、 前記第2合成ステップ後に前記水平シフトレジスタを駆
    動して固体撮像素子からの信号出力を得るステップと、 を有することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  2. 【請求項2】 行列配置された複数の受光画素に蓄積さ
    れる信号電荷を垂直転送する複数の垂直シフトレジスタ
    と、垂直転送された前記信号電荷を行単位で受け取り水
    平転送する水平シフトレジスタとを有する固体撮像素子
    において、前記信号電荷を奇数行の受光画素と偶数行の
    受光画素とで互いに独立に垂直転送する駆動方法であっ
    て、 前記各受光画素に発生する前記信号電荷を奇数行の前記
    受光画素においては第1の期間だけ蓄積させ、偶数行の
    前記受光画素においては前記第1の期間より短い第2の
    期間だけ蓄積させる撮像ステップと、 前記撮像ステップ後に、前記奇数行及び前記偶数行の前
    記受光画素に蓄積された前記各信号電荷をそれぞれ前記
    水平シフトレジスタに垂直転送して、前記水平シフトレ
    ジスタ上にてそれら両走査行の前記信号電荷を合成する
    合成ステップと、 前記合成ステップ後に前記水平シフトレジスタを駆動し
    て固体撮像素子からの信号出力を得るステップと、 を有することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の駆動方法
    において、 前記第2の期間は、当該期間に前記受光画素にて発生す
    る前記信号電荷が前記受光画素の電荷蓄積容量以下とな
    るように定められることを特徴とする固体撮像素子の駆
    動方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の駆動方法
    において、 前記第2の期間は、被写体の最大輝度部分に対応する前
    記受光画素にて当該第2の期間に発生する信号電荷量
    が、前記受光画素の前記電荷蓄積容量に対し所定の範囲
    内となるように定められることを特徴とする固体撮像素
    子の駆動方法。
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