JP2008085668A - 半導体素子及び半導体素子の駆動方法 - Google Patents

半導体素子及び半導体素子の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信号電荷にノイズがのることをできるだけ抑制することができ、撮影環境に適した増幅率で駆動することができる半導体素子及び半導体素子の駆動方法を提供する。
【解決手段】本発明の半導体素子は、入射光を信号電荷に光電変換する複数の光電変換部が2次元に配列された画素を構成であって、複数の光電変換部のそれぞれから信号電荷が転送される複数の垂直転送路と、光電変換部から読み出した信号電荷を増幅して複数の垂直転送路に転送する読み出しゲートとを有し、読み出しゲートが各光電変換部に対して複数形成され、該複数の読み出しゲートの増幅率がそれぞれ異なる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体素子及び半導体素子の駆動方法に関し、具体的には、信号電荷の増幅率を変えることができ、撮影環境に適した増幅率で駆動可能な半導体素子及び半導体素子の駆動方法に関する。
信号電荷に電場を与えて電子を加速させ、格子結晶と衝突させることで2次電子を発生させ、信号電荷を増幅するインパクトイオンという物理現象がある。図39に示すように、半導体中では、電場によって加速された電子が、充分なエネルギーを持って格子原子に衝突することで、格子原子の電子を弾き飛ばし、この弾き飛ばされ電子が2次電子となることから、1つの信号電荷が2つに増幅させることとなる。このインパクトイオンが繰り返されることで信号電荷を更に増幅させることが可能である。
固体撮像素子の中では、信号電荷の電子に与えられる電位差は、大きくて数十ボルト程度であるが、この電子が加速されることでシリコン結晶のバンドギャップエネルギー(1.16eV)を越えることができる。ところで、図40に示すように、半導体中の電子は充分なエネルギーを得ないまま格子原子や不純物原子に衝突してしまい、格子原子から電子を弾き飛ばすことが難しい。
一般的に、半導体中に3×10V/mの電位勾配があると、充分にインパクトイオンが起こりうる。固体撮像素子では、フォトダイオードから垂直転送路に電荷を転送するトランスファーゲートにおいて上記電位勾配を実現することで、電子のインパクトイオンを発生させることができる。例えば、トランスファーゲートの厚みを0.3μmとし、与える電位を15Vとすると、これにより形成される電位勾配は5×10V/mとなり、これはトランスファーゲートにおいて、0.5回インパクトイオンが起こる確率になる。
固体撮像素子で得られる信号電荷は、フォトダイオードで受光した光を信号電荷に変換した後、フォトダイオードから垂直転送路、水平転送路を通過し、CCDアンプで増幅電圧変換され、アナログフロントエンドにてアナログデジタル変換される。
なお、インパクトイオンによって信号電荷を増幅する半導体素子としては、例えば、下記特許文献のものが知られている。
特開平7−153988号公報 特開2003−347317号公報
ところで、フォトダイオードからアナログフロントエンドにいたるまでに転送される信号電荷に暗電流などのノイズがのってしまう。通常、CCDアンプで一度増幅されるが、垂直転送路、水平転送路を通った後に増幅されているため、垂直転送路や水平転送路で発生したノイズもCCDアンプにおいて信号電荷とともに増幅されてしまうことが避けられなかった。また、フォトダイオードで発生した信号電荷が少ないと、ノイズの影響を受けやすくなってしまう。
また、固体撮像素子などの半導体素子を用いて実際に撮影を行う場合に、撮影環境に応じて信号電荷の適正な増幅量が異なる。例えば、明るいシーンでの撮影では、信号量が多くなるため、転送量の飽和量を超えてしまうおそれがあり、電荷増幅が必要がない。一方で、暗いシーンでの撮影では、S/N比を上げるため、信号電荷の増幅が有効な手段となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、信号電荷にノイズがのることをできるだけ抑制することができ、撮影環境に適した増幅率で駆動することができる半導体素子及び半導体素子の駆動方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記によって達成される。
(1)入射光を信号電荷に光電変換する複数の光電変換部が2次元に配列された画素を構成する半導体素子であって、複数の光電変換部のそれぞれから信号電荷が転送される複数の垂直転送路と、前記光電変換部から読み出した信号電荷を増幅して前記複数の垂直転送路に転送する読み出しゲートとを有し、前記読み出しゲートが各光電変換部に対して複数形成され、該複数の読み出しゲートの増幅率がそれぞれ異なることを特徴とする半導体素子。
(2)前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の半導体素子。
(3)前記複数の垂直転送路が、それぞれ信号電荷の飽和量が異なることを特徴とする上記(2)に記載の半導体素子。
(4)前記読み出しゲートが、前記光電変換部の水平方向に対して一対であって、それぞれ増幅率が異なるように設けられ、増幅率の大小関係が、隣接する前記光電変換部の前記読み出しゲートに対して反対となることを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の半導体素子。
(5)複数の色成分に分光するカラーフィルタが設けられ、前記カラーフィルタによって分光した光を前記複数の光電変換部がそれぞれ受光する構成であって、前記光電変換部の色に応じて該光電変換部の信号電荷を増幅する前記複数の読み出しゲートの位置が異なることを特徴とする上記(2)から(4)のいずれか1つに記載の半導体素子。
(6)前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、同じ垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の半導体素子。
(7)前記複数の読み出しゲートのそれぞれの読み出し時間を変化させる撮像素子駆動部を備えていることを特徴とする上記(6)に記載の半導体素子。
(8)上記半導体素子が固体撮像素子であることを特徴とする上記(1)から(7)に記載の半導体素子。
(9)入射光を信号電荷に光電変換する複数の光電変換部が2次元に配列された画素を構成する半導体素子の駆動方法であって、複数の光電変換部のそれぞれから垂直転送路に信号電荷を転送する際に、増幅率の異なる複数の読み出しゲートによって、信号電荷を増幅して前記垂直転送路に転送することを特徴とする半導体素子の駆動方法。
(10)前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする上記(9)に記載の半導体素子の駆動方法。
(11)前記複数の垂直転送路が、それぞれ信号電荷の飽和量が異なることを特徴とする上記(10)に記載の半導体素子の駆動方法。
(12)前記読み出しゲートが、前記光電変換部の水平方向に対して一対であって、それぞれ増幅率が異なるように設けられ、増幅率の大小関係が、隣接する前記光電変換部の前記読み出しゲートに対して反対となることを特徴とする上記(10)又は(11)に記載の半導体素子の駆動方法。
(13)複数の色成分に分光するカラーフィルタが設けられ、前記カラーフィルタによって分光した光を前記複数の光電変換部がそれぞれ受光する構成であって、前記光電変換部の色に応じて該光電変換部の信号電荷を増幅する前記複数の読み出しゲートの位置が異なることを特徴とする上記(10)から(12)のいずれか1つに記載の半導体素子の駆動方法。
(14)前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、同じ垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする上記(9)に記載の半導体素子の駆動方法。
(15)前記複数の読み出しゲートのそれぞれの読み出し時間を変化させることを特徴とする上記(14)に記載の半導体素子の駆動方法。
(16)上記半導体素子が固体撮像素子であることを特徴とする上記(9)から(15)に記載の半導体素子の駆動方法。
本発明は、光電変換部と垂直転送路との間に設けられた複数の読み出しゲートによって、信号電荷の増幅を行うものである。このように、信号電荷を光電変換部に近い位置で増幅することで、従来のCCDアンプなどの転送経路の下流側で増幅する構成のように垂直転送路や水平転送路で発生したノイズとともに信号電荷が増幅されてしまうことを回避することができる。
また、それぞれ増幅率の異なる複数の読み出しゲートによって信号電荷を読み出す構成とすることで、撮影環境に適する信号電荷の量となるように増幅率を変えることが可能となる。例えば、明るいシーンでの撮影では、必要な信号電荷の量が充分確保できるため、小さい増幅率の読み出しゲートから転送することによって、垂直転送路の電荷の飽和量を越えることを防止することができる。また、暗いシーンでの撮影では、光電変換部で生成される信号電荷の量が少ないため、大きい増幅率の読み出しゲートから転送することによって充分な信号電荷の量を確保でき、また、S/N比を上げることができる。
本発明によれば、信号電荷にノイズがのることをできるだけ抑制することができ、撮影環境に適した増幅率で駆動することができる半導体素子及び半導体素子の駆動方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの機能ブロック図である。図示するデジタルカメラは、撮影レンズ20と、CCD型の固体撮像素子100と、この両者の間に設けられた絞り22と、赤外線カットフィルタ23と、光学ローパスフィルタ24とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するCPU25は、フラッシュ発光部26及び受光部27を制御し、レンズ駆動部28を制御して撮影レンズ20の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行い、絞り駆動部29を介し絞り22の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、CPU25は、撮像素子駆動部30を介して固体撮像素子100を駆動し、撮影レンズ20を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。CPU25には、操作部31を通してユーザからの指示信号が入力され、また、固体撮像素子100の温度を検出する温度センサ32からの検出信号が入力され、CPU25はこれらの信号に従って各種制御を行う。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子100の出力に接続されたアナログ信号処理部33と、このアナログ信号処理部33から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路34とを備え、これらはCPU25によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ(フレームメモリ)36に接続されたメモリ制御部37と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行うデジタル信号処理部38と、撮像画像をJPEG画像に圧縮したり圧縮画像を伸張したりする圧縮伸張処理部39と、測光データを積算しデジタル信号処理部38が行うホワイトバランス補正のゲインを求める積算部40と、着脱自在の記録媒体41が接続される外部メモリ制御部42と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部43が接続される表示制御部44とを備え、これらは、制御バス46及びデータバス47によって相互に接続され、CPU25からの指令によって制御される。
次に、本発明にかかる半導体素子の第1実施形態を説明する。なお、以下の実施形態では、半導体素子として固体撮像素子を例に説明するがこれに限定されず、CMOS型のイメージセンサを用いてもよい。
図2及び図3は、本実施形態の半導体素子及びその駆動方法を説明する図である。固体撮像素子100は、各画素がハニカム状に配列された光電変換部として機能するフォトダイオード102が設けられている。各画素は、G正方R/B完全市松配列のカラーフィルタが、ハニカム状に配列されたフォトダイオード102上に配置されている。ここで、カラーフィルタは、赤(R)成分、緑(G)成分、青(B)成分が、撮像面の各画素毎に配置されている。本実施形態では、赤成分の光を光電変換するフォトダイオードを102rとし、緑成分の光を光電変換するフォトダイオードを102gとし、青成分の光を光電変換するフォトダイオードを102bとする。また、図2において、各フォトダイオードを、受光する光の色成分に応じてR,G,Bで示している。
図2に示すように、固体撮像素子100は、一水平ライン毎にフォトダイオードの位置を実画素の1/2水平ピッチずらして市松格子状に配列し、各フォトダイオード102を垂直方向にジグザグ状に縫うようにして垂直転送路が設けられている。
画素を構成するフォトダイオード102の形状は、本実施形態のように六角形型に限らず、4角形以上の多角形状や円形であってもよい。
それぞれの垂直転送路には、8つの領域を形成する垂直転送電極t1〜t8を設けられ、垂直転送電極t1〜t8にはそれぞれ駆動電極V1〜V8が接続されている。本実施形態では、垂直転送路は、これら駆動電極V1〜V8により一つのフォトダイオードあたり8電極構造となっている。なお、図2においては、図の煩雑化を避けるため一部省略しているが、各電極が垂直転送路の垂直転送電極t1〜t8の各領域毎に対して水平走査方向にそれぞれ接続されている。
駆動時には、垂直転送電極t1〜t8に、フォトダイオード102毎の異なるタイミングの駆動パルスが駆動電極V1〜V8から供給されると、それぞれのフォトダイオード102で生成された信号電荷が読み出しゲートを介して垂直転送路に読み出され、垂直転送路に沿って垂直転送電極の電位の変化に応じて垂直方向に移動する。そして、垂直転送路から水平転送路101に移動すると、水平駆動パルスによって水平転送路101を高速転送される。水平転送路101の終端部に移動した信号電荷は出力アンプ103によって検出され、撮像装置のアナログフロントエンドに出力される。
本実施形態のフォトダイオード102は、垂直方向上方で垂直転送電極t2,t4,t6,t8と接続する部位に、第1読み出しゲート104Hが形成され、垂直方向下方で垂直転送電極t1,t3,t5,t7と接続する部位に、第2読み出しゲート104Lが形成されている。第1読み出しゲート104Hと第2読み出しゲート104Lは、図3中矢印で示す転送方向における厚みが異なるように形成されている。第2読み出しゲート104Lは、第1読み出しゲート104Hに比べて、転送方向における厚みが大きいため電位勾配が緩やかになり、インパクトイオンの発生が抑えられ、信号電荷の増幅率が小さい。一方で、第1読み出しゲート104Hは、第2読み出しゲート104Lに比べて、転送方向における厚みが小さいため、電位勾配が急になり、インパクトイオンの発生が促進され、信号電荷の増幅率が大きい。このように、それぞれのフォトダイオード102に対して、複数の読み出しゲート104L,104Hが形成されており、それぞれの複数の読み出しゲート104L,104Hの増幅率が異なるように形成されている。本実施形態では、読み出しゲート104L,104Hとの増幅率の比を1:1.5とした。
なお、本実施形態では、複数の読み出しゲート104L,104Hが、光電変換部102に対して、同じ垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられている構成とした。しかし、本発明にかかる固体撮像素子は、これに限定されず、下記実施形態で示すように、複数の読み出しゲート104L,104Hが、光電変換部102に対して、それぞれ異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けれていてもよい。
図4〜図7は、本実施形態の半導体素子の駆動の状態を説明する図である。
図4及び図5では、フォトダイオード102gの読み出しゲートが電荷転送電極t3に存在する場合の駆動を示している。電荷転送電極t3に接続された駆動電極V3において、所定のタイミングで読み出しパルスPを印加することで、図4に矢印で示すように、フォトダイオード102gの信号電荷が読み出しゲート104Lによって増幅されるとともに垂直転送電極t3に読み出される。
図6及び図7では、フォトダイオード102gの読み出しゲートが電荷転送電極t4に存在する場合の駆動を示している。電荷転送電極t4に接続された駆動電極V4において、所定のタイミングで読み出しパルスPを印加することで、図6に矢印で示すように、フォトダイオード102gの信号電荷が読み出しゲート104Hによって増幅されるとともに垂直転送電極t4に読み出される。
本実施形態の固体撮像素子100は、光電変換部102と垂直転送路との間に設けられた複数の読み出しゲート104L,104Hによって、信号電荷の増幅を行うものである。このように、信号電荷を光電変換部102に近い位置で増幅することで、従来のCCDアンプなどの転送経路の下流側で増幅する構成のように垂直転送路や水平転送路101で発生したノイズとともに信号電荷が増幅されてしまうことを回避することができる。
また、それぞれ増幅率の異なる複数の読み出しゲート104L,104Hによって信号電荷を読み出す構成とすることで、撮影環境に適する信号電荷の量となるように増幅率を変えることが可能となる。例えば、明るいシーンでの撮影では、必要な信号電荷の量が充分確保できるため、小さい増幅率の読み出しゲートから転送することによって、垂直転送路の電荷の飽和量を越えることを防止することができる。また、暗いシーンでの撮影では、光電変換部102で生成される信号電荷の量が少ないため、大きい増幅率の読み出しゲートから転送することによって充分な信号電荷の量を確保でき、また、S/N比を上げることができる。
図8及び図9に、本発明にかかる第2実施形態を示す。なお、以下に説明する実施形態において、すでに説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。
本実施形態の固体撮像素子200は、全ての光電変換部202が正方格子状に配列された、いわゆるベイヤー配列の構造を有している。具体的には、Gを受光する光電変換部202gとRを受光する光電変換部202rとが行方向に交互に配置された列と、Bを受光する光電変換部202bとGを受光する光電変換部202gとが行方向に交互に配置された列とが、列方向に交互に配置された構造である。
光電変換部202の各列の間には垂直方向に直線状に延びる垂直転送路が形成されている。垂直転送路には、8つの領域を形成する垂直転送電極t1〜t8を設けられ、垂直転送電極t1〜t8にはそれぞれ駆動電極V1〜V8が接続されている。なお、図8においては、図の煩雑化を避けるため一部省略しているが、各電極が垂直転送路の垂直転送電極t1〜t8の各領域毎に対して水平走査方向にそれぞれ接続されている。
上記実施形態と同様に、駆動時には、垂直転送電極t1〜t8に、フォトダイオード202毎の異なるタイミングの駆動パルスが駆動電極V1〜V8から供給され、それぞれのフォトダイオード202で生成された信号電荷が読み出しゲートを介して垂直転送路に読み出される。そして、垂直転送路に沿って垂直転送電極t1〜t8の電位の変化に応じて垂直方向に移動する。そして、垂直転送路から図示しない水平転送路に移動し、該水平転送路の終端部に移動した信号電荷が出力アンプを介して撮像装置のアナログフロントエンドに出力される。
本実施形態のフォトダイオード202は、垂直方向上方で垂直転送電極t2,t4,t6,t8と接続する部位に、第1読み出しゲート204Hが形成され、垂直方向下方で垂直転送電極t1,t3,t5,t7と接続する部位に、第2読み出しゲート204Lが形成されている。第1読み出しゲート204Hと第2読み出しゲート204Lは、転送方向(図9中の水平方向)における厚みが異なるように形成されている。第2読み出しゲート204Lは、第1読み出しゲート204Hに比べて、転送方向における厚みが大きいため電位勾配が緩やかになり、インパクトイオンの発生が抑えられ、信号電荷の増幅率が小さい。一方で、第1読み出しゲート204Hは、第2読み出しゲート204Lに比べて、転送方向における厚みが小さいため、電位勾配が急になり、インパクトイオンの発生が促進され、信号電荷の増幅率が大きい。このように、それぞれのフォトダイオード202に対して、複数の読み出しゲート204L,204Hが形成されており、それぞれの複数の読み出しゲート204L,204Hの増幅率が異なるように形成されている。
本実施形態の固体撮像素子200は、垂直転送路や水平転送路で発生したノイズとともに信号電荷が増幅されてしまうことを回避することができ、撮影環境に適する信号電荷の量となるように増幅率を変えることが可能である。
次に、本発明にかかる第3実施形態を説明する。
図10及び図11は、本実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。図12及び図13は、本実施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。
本実施形態の固体撮像素子300は、光電変換部302をハニカム状に配置した構成であり、垂直転送電極t1〜t8及び駆動電極V1〜V8の構造は上記第1実施形態の構成と同じである。
光電変換部302には、対角線上に対となるように第1読み出しゲート304Hと第2読み出しゲート304Lとが設けられている。第2読み出しゲート304Lは、電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第1読み出しゲート304Hは、第2読み出しゲート304Lが接続する垂直転送路の左隣の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート304Hと第2読み出しゲート304Lは、図11に示すように信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。
このように、本実施形態では、それぞれの読み出しゲート304L,304Hが、光電変換部302に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられている。
第2読み出しゲート304Lは、第1読み出しゲート304Hに比べて、図11の矢印で示す転送方向における厚みが大きいため電位勾配が緩やかになり、インパクトイオンの発生が抑えられ、信号電荷の増幅率が小さい。一方で、第1読み出しゲート304Hは、第2読み出しゲート304Lに比べて、図11の矢印で示す転送方向における厚みが小さいため、電位勾配が急になり、インパクトイオンの発生が促進され、信号電荷の増幅率が大きい。
図12は、各光電変換部302の第2読み出しゲート304Lから信号電荷を読み出す場合を示している。例えば、Gの光電変換部302gの信号電荷を第2読み出しゲート304Lから読み出す場合には、駆動電極V3,V7に読み出しパルスを印加することで、Gの光電変換部302gの列の右側の垂直転送電極に信号電荷を転送することができる。
図13は、各光電変換部302の第1読み出しゲート304Hから信号電荷を読み出す場合を示している。例えば、B,Rの光電変換部302b,302rの信号電荷を第1読み出しゲート304Hから読み出す場合には、駆動電極V2,V6に読み出しパルスを印加することで、B,Rの光電変換部302b,rの列の左側の垂直転送電極に信号電荷を転送することができる。
次に、本発明にかかる第4実施形態を説明する。
図14及び図15は、本実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。図16及び図17は、本実施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。
固体撮像素子400は、上記第2実施形態と同様に、全ての光電変換部402が正方格子状に配列された、ベイヤー配列の構造を有している。その他の垂直転送電極t1〜t8や駆動電極V1〜V8の構成は第2実施形態と同じである。
光電変換部402は、水平方向(図15中の左右)に対して一対となるように第1読み出しゲート404Hと第2読み出しゲート404Lとが形成されている。第2読み出しゲート404Lは、光電変換部402の水平方向右側の垂直転送路の電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されている。また、第1読み出しゲート404Hは、光電変換部402の水平方向左側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート404Hと第2読み出しゲート404Lは、図15に示すように信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。このように、本実施形態では、それぞれの読み出しゲート404L,404Hが、光電変換部402に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられている。
第2読み出しゲート404Lは、第1読み出しゲート404Hに比べて、転送方向における厚みが大きいため電位勾配が緩やかになり、インパクトイオンの発生が抑えられ、信号電荷の増幅率が小さい。一方で、第1読み出しゲート404Hは、第2読み出しゲート404Lに比べて、転送方向における厚みが小さいため、電位勾配が急になり、インパクトイオンの発生が促進され、信号電荷の増幅率が大きい。
図16は、各光電変換部402の第2読み出しゲート404Lから信号電荷を読み出す場合を示している。例えば、Gの光電変換部402gの信号電荷を第2読み出しゲート404Lから読み出す場合には、駆動電極V1,V3,V5,V7のいずれかに読み出しパルスを印加することで、Gの光電変換部402gの列の右側の垂直転送路に信号電荷を転送することができる。
図17は、各光電変換部402の第1読み出しゲート404Hから信号電荷を読み出す場合を示している。例えば、B,Rの光電変換部402b,402rの信号電荷を第1読み出しゲート404Hから読み出す場合には、駆動電極V2,V4,V6,V8のいずれかに読み出しパルスを印加することで、B,Rの光電変換部402b,402rの列の左側の垂直転送路に信号電荷を転送することができる。
次に、図18及び図19に基づいて本発明にかかる第5実施形態を説明する。
本実施形態の固体撮像素子500は、光電変換部502がハニカム状に配列されている。なお、本実施形態のR,G,Bのカラーフィルタの配列パターンは、上記第1実施形態と同じである。
また、第1読み出しゲートと第2読み出しゲートは、上記第3実施形態と同じように対角線上に対となるように設けられている。また、第2読み出しゲートは、電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第1読み出しゲートは、第2読み出しゲートが接続する垂直転送路の左隣の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲートと第2読み出しゲートは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。このように、本実施形態では、それぞれの読み出しゲートが、それぞれの光電変換部502に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられている。
固体撮像素子500は、B,Rの光電変換部502b,502rからなる列と、該列の一列右側のGの光電変換部502gの列との間の垂直転送路の幅w1が、Gの光電変換部502gの列と該列の一列右側のB,Rの光電変換部502b,502rからなる列との間の垂直転送路の幅w2より、水平方向に対して大きくなるように構成されている。こうすることで、幅w1の垂直転送路が、幅w2の垂直転送路より大きいため、より多き面積を有していることから、信号電荷の飽和量を大きくすることができる。
固体撮像素子500は、垂直転送路の列方向に奇数の列を信号電荷の飽和量を小さいものとし、垂直転送路の列方向に偶数の列を信号電荷の飽和量を大きいものとすることができる。こうすれば、撮影環境が明るい場合に信号電荷の量が多くなる場合には、対応する色成分の光の信号電荷を、飽和量の大きい垂直転送路に転送することができる。
図18及び図19は、本実施形態の固体撮像素子500の駆動状態の一例を説明する図である。
本実施形態のカラーフィルタパターンではGの受光領域が多いため、Gの光電変換部502gを基準に説明するが、本発明はこれに限定されず、カラーフィルターの配置や撮影状況に応じてRやBの光電変換部502b,502rを基準に垂直転送路の幅と読み出しゲートの位置を構成することができる。
図18に示すように、Gの光電変換部502gの信号電荷を該光電変換部502gの増幅率が小さい第2読み出しゲートから読み出す場合には、信号電荷量があまり大きくならないため、幅w2の飽和量の小さい垂直転送路に転送する。
一方で、図19に示すように、Gの光電変換部502gの信号電荷を該光電変換部502gの増幅率が大きい第1読み出しゲートから読み出す場合には、信号電荷量が大きくなるため、幅w1の飽和量の大きい垂直転送路に転送する。
次に、図20及び図21に基づいて本発明にかかる第6実施形態を説明する。
本実施形態の固体撮像素子600は、光電変換部602がベイヤー状に配列されている。なお、本実施形態のR,G,Bのカラーフィルタの配列パターンは、上記第2実施形態と同じである。
また、第1読み出しゲートと第2読み出しゲートは、図20(b)に示すように対角線上に対となるように設けられている。第1読み出しゲート604Hは、電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート604Lは、第1読み出しゲート604Hが接続する垂直転送路の左側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート604Hと第2読み出しゲート604Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。このように、本実施形態では、それぞれの読み出しゲート604H,604Lが、それぞれの光電変換部602に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられている。
固体撮像素子600は、B,Gの光電変換部602b,602gからなる列と、該列の一列右側のG,Rの光電変換部602g,602rからなる列との間の垂直転送路の幅w1が、G,Rの光電変換部602g,602rからなる列と該列の一列右側のB,Gの光電変換部602b,602gからなる列との間の垂直転送路の幅w2より、水平方向に対して大きくなるように構成されている。こうすることで、幅w1の垂直転送路が、幅w2の垂直転送路より大きいため、より多き面積を有していることから、信号電荷の飽和量を大きくすることができる。
固体撮像素子600は、上記第5実施形態の固体撮像素子500と同様に、垂直転送路の列方向に奇数の列を信号電荷の飽和量を小さいものとし、垂直転送路の列方向に偶数の列を信号電荷の飽和量を大きいものとすることができる。こうすれば、撮影環境が明るい場合に信号電荷の量が多くなる場合には、対応する色成分の光の信号電荷を、飽和量の大きい垂直転送路に転送することができる。
図20及び図21は、本実施形態の固体撮像素子600の駆動状態の一例を説明する図である。
本実施形態のカラーフィルタパターンではGの受光領域が多いため、Gの光電変換部602gを基準に説明するが、本発明はこれに限定されず、カラーフィルターの配置や撮影状況に応じてRやBの光電変換部602b,602rを基準に垂直転送路の幅と読み出しゲートの位置を構成することができる。
図20に示すように、Gの光電変換部602gの信号電荷を該光電変換部602gの増幅率が大きい第1読み出しゲート604Hから読み出す場合には、信号電荷量が大きくなるため、幅w1の飽和量の大きい垂直転送路に転送する。
一方で、図21に示すように、Gの光電変換部602gの信号電荷を該光電変換部602gの増幅率が小さい第2読み出しゲート604Lから読み出す場合には、信号電荷量があまり大きくならないため、幅w2の飽和量の小さい垂直転送路に転送する。
次に、図22から図25に基づいて本発明にかかる第7実施形態を説明する。
本実施形態の固体撮像素子700は、光電変換部702がハニカム状に配列されている。なお、本実施形態のR,G,Bのカラーフィルタの配列パターンは、上記第1実施形態と同じである。
図22及び図23に示す固体撮像素子700は、Gの光電変換部702gの第1読み出しゲート704Hと第2読み出しゲート704Lとが互いに光電変換部702gに対して対角線上に対となるように配置されている。第1読み出しゲート704Hは、電極t2,t4,t6,t8のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート704Lは、第1読み出しゲート704Hが接続する垂直転送路の右側の垂直転送路の電極t1,t3,t5,t7のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート704Hと第2読み出しゲート704Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。
また、Rの光電変換部702rの第1読み出しゲート704Hと第2読み出しゲート704Lとが互いに光電変換部702rに対して対角線上に対となるように配置されている。第1読み出しゲート704Hは、電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート704Lは、第1読み出しゲート704Hが接続する垂直転送路の左側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート704Hと第2読み出しゲート704Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。なお、Bの光電変換部702bは、図示しないが、光電変換部702rと同様の位置に第1読み出しゲート704H及び第2読み出しゲート704Lが形成される。
固体撮像素子700は、B,Rの光電変換部702b,702rからなる列と、該列の一列右側のGの光電変換部702gの列との間の垂直転送路の幅w1が、Gの光電変換部702gの列と該列の一列右側のB,Rの光電変換部702b,702rからなる列との間の垂直転送路の幅w2より、水平方向に対して大きくなるように構成されている。こうすることで、幅w1の垂直転送路が、幅w2の垂直転送路より大きいため、より多き面積を有していることから、信号電荷の飽和量を大きくすることができる。なお、垂直転送電極t1〜t8及び駆動電極V1〜V8の構成は上記第1実施形態や第3実施形態と同じである。
本実施形態の固体撮像素子700は、光電変換部702の列方向に対して、奇数の列と偶数の列とで、読み出しゲートの増幅率の大きさの大小の位置を反対にしている。具体的には、Gの光電変換部702gに対して水平方向左側に、増幅率の大きい第1読み出しゲート704Hが配置され、該第1読み出しゲート704Hを幅w1の垂直転送路側の垂直転送電極t1,t3,t5,t7に接続している。また、Gの光電変換部702gに対して水平方向左側に、増幅率の小さい第2読み出しゲート704Lが配置され、該第2読み出しゲート704Lを幅w2の垂直転送路側の垂直転送電極t2,t4,t6,t8に接続している。
一方、B,Rの光電変換部702b,702rに対して、それぞれ水平方向右側に増幅率の大きい第1読み出しゲート704Hが配置され、該第1読み出しゲート704Hを幅w1の垂直転送路側に形成している。また、B,Rの光電変換部702b,702rに対して水平方向左側に、それぞれ増幅率の小さい第2読み出しゲート704Lが配置され、該第2読み出しゲート704Lを幅w2の垂直転送路側に形成している。駆動時には、駆動電極V2,V4,V6,V8の読み出しゲート704Hの増幅率を小さくし、V1,V3,V5,V8の増幅率を大きくすると、増幅率が大きい第1読み出しゲート704Hから信号電荷を飽和量の大きい垂直転送路に転送することができる。
また、本実施形態の固体撮像素子700は、図24及び図25に示す構成としてもよい。Gの光電変換部702gの第1読み出しゲート704H及び第2読み出しゲート704Lの配置は、図22及び図23と同じである。
B,Rの光電変換部702b,702rに対して、それぞれ水平方向右側に増幅率の大きい第1読み出しゲート704Hが配置され、該第1読み出しゲート704Hを幅w1の垂直転送路側の垂直転送電極t2,t4,t6,t8に接続している。また、B,Rの光電変換部702b,702rに対して水平方向左側に、それぞれ増幅率の小さい第2読み出しゲート704Lが配置され、該第2読み出しゲート704Lを幅w2の垂直転送路側の垂直転送電極t1,t3,t5,t7に接続している。
次に、本発明にかかる第8実施形態を説明する。
図26は、本実施形態の固体撮像素子800の構成及び駆動の状態を説明する図である。固体撮像素子800は、光電変換部802がベイヤー状に配列されている。なお、本実施形態のR,G,Bのカラーフィルタの配列パターンは、上記第6実施形態と同じである。
Gの光電変換部802gとRの光電変換部802rとからなる列の第1読み出しゲートと第2読み出しゲートは、図15に示すものと同じであって、対角線上に対となるように設けられている。増幅率の大きい第1読み出しゲートが、電極t2,t4,t6,t8のいずれかと接続する位置に形成されており、増幅率の小さい第2読み出しゲートが、第1読み出しゲートが接続する垂直転送路に対して右側の垂直転送路の電極t1,t3,t5,t7のいずれかに接続する位置に形成されている。一方、Bの光電変換部802bとGの光電変換部802gからなる列の第1読み出しゲートと第2読み出しゲートは、図20(b)に示すものと同じであって、対角線上に対となるように設けられている。増幅率の大きい第1読み出しゲートが、電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、増幅率の小さい第2読み出しゲートが、第1読み出しゲートが接続する垂直転送路に対して左側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。光電変換部の列方向に対して奇数の列と偶数列とで光電変換部に対する第1読み出しゲートと第2読み出しゲートの位置が水平方向に反対となるように形成されている。
固体撮像素子800は、上記第6実施形態と同様に、B,Gの光電変換部802b,802gからなる列と、該列の一列右側のG,Rの光電変換部802g,802rからなる列との間の垂直転送路の幅w1が、G,Rの光電変換部802g,802rからなる列と該列の一列右側のB,Gの光電変換部802b,802gからなる列との間の垂直転送路の幅w2より、水平方向に対して大きくなるように構成されている。こうすることで、幅w1の垂直転送路が、幅w2の垂直転送路より大きいため、より多き面積を有していることから、信号電荷の飽和量を大きくすることができる。
こうすれば、それぞれの各光電変換部802gから増幅率の大きい第1読み出しゲートから読み出される信号電荷を飽和量の大きい垂直転送路に転送することができる。
次に、図27及び図28に基づいて本発明にかかる第9実施形態を説明する。
図27に示すように、固体撮像素子900は、Gの光電変換部902gの増幅率が大きい第1読み出しゲート904Hと、増幅率の小さい第2読み出しゲート904Lとが互いに光電変換部902gに対して対角線上に対となるように配置されている。第1読み出しゲート904Hは、垂直転送電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート904Lは、第1読み出しゲート904Hが接続する垂直転送路の左側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート904Hと第2読み出しゲート904Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。
Rの光電変換部902rの増幅率が大きい第1読み出しゲート904Hと、増幅率の小さい第2読み出しゲート904Lとが互いに光電変換部904rに対して対角線上に対となるように配置されている。第1読み出しゲート904Hは、垂直転送電極t2,t4,t6,t8のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート904Lは、第1読み出しゲート904Hが接続する垂直転送路の左側の垂直転送路の電極t1,t3,t5,t7のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート904Hと第2読み出しゲート904Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。
Bの光電変換部902bの増幅率が大きい第1読み出しゲート904Hと、増幅率の小さい第2読み出しゲート904Lとが互いに光電変換部904bに対して対角線上に対となるように配置されている。第1読み出しゲート904Hは、垂直転送電極t1,t3,t5,t7のいずれかと接続する位置に形成されており、第2読み出しゲート904Lは、第1読み出しゲート904Hが接続する垂直転送路の右側の垂直転送路の電極t2,t4,t6,t8のいずれかに接続する位置に形成されている。第1読み出しゲート904Hと第2読み出しゲート904Lは、信号電荷の転送方向が互いに反対方向となる。
本実施形態の固体撮像素子900において、垂直転送路、垂直転送電極t1〜t8、及び駆動電極V1〜V8の構造は、図2のものと同じとした。しかし、固体撮像素子900は、上記実施形態の固体撮像素子700のように、B,Rの光電変換部902b,902rからなる列と、該列の一列右側のGの光電変換部902gの列との間の垂直転送路の幅が、Gの光電変換部902gの列と該列の一列右側のB,Rの光電変換部902b,902rからなる列との間の垂直転送路の幅より、水平方向に対して大きくなるように構成してもよい。
一般に、色温度が低い場合には、Rの光量が増え、Rの光電変換部902rで発生する信号電荷が大きくなり、読み出しゲートで増幅することで垂直転送路において信号電荷の飽和が起こる可能性がある。そこで、本実施形態の固体撮像素子900では、色温度が低い場合には、Rの光電変換部902rの増幅を増幅率の小さい第2読み出しゲートで読み出す。このとき、Bの光電変換部902bの光量は増えるため、Bの光電変換部902bの信号電荷を増幅率の大きい読み出しゲートで読み出す。色温度が高い場合には、Bの光量が増えるため、Bの光電変換部902bの信号電荷を増幅率の小さい第2読み出しゲートで読み出し、光量が少なくなるRの光電変換部902rの信号電荷を増幅率の大きい第1読み出しゲートで読み出す。固体撮像素子900は、同じ列に位置するRとBの光電変換部902r,902bの第1読み出しゲートと第2読み出しゲートとの位置を水平方向に対して反対に位置させることで、色温度に応じて水平方向に読み出す方向を制御することが可能となる。
次に、図29から36に基づいて、本実施形態の固体撮像素子をベイヤー配列としたときの構成および駆動の状態を説明する。
図29に示すカラーフィルタ配列の場合には、RGの信号電荷を読み出す領域とGBの信号電荷を読み出す領域とで、読み出しゲートの配置を変えることで、色温度に応じて信号電荷を増幅することができる。
図29から図32は、色温度に応じてRの光電変換部902rから信号電荷を読み出す場合を説明するものである。色温度が高い場合には、図30及び図31に示すように、光電変換部902rの信号電荷は、増幅率の大きい第1読み出しゲート904Hから読み出される。色温度が低い場合には、図30及び図32に示すように、光電変換部902rの信号電荷は、増幅率の小さい第2読み出しゲート904Lから読み出される。
同様に、図33から図36は、色温度に応じてBの光電変換部902bから信号電荷を読み出す場合を説明するものである。色温度が高い場合には、図34及び図35に示すように、光電変換部902bの信号電荷は、増幅率の小さい第2読み出しゲート904Lから読み出される。色温度が低い場合には、図34及び図36に示すように、光電変換部902bの信号電荷は、増幅率の大きい第1読み出しゲート904Hから読み出される。
次に、図37及び図38に基づいて本発明にかかる第10実施形態を説明する。光電変換部102に対して、同じ垂直転送路(図37においては水平方向右側)に信号電荷を転送する位置に、増幅率の小さい読み出しゲート104Lと増幅率の大きい104Hが設けられている。読み出しゲート104L,104Hにそれぞれ駆動電極V1〜2が印加される。このとき、図38に示すように、駆動電極V1,V2を印加するタイミングを撮像素子駆動部によって制御し、読み出し時間を変化させることで、読み出しゲート104L,104Hのそれぞれの増幅率をさらに変化させることができる。こうすれば、予め設定された読み出しゲート104L,104Hの2つの増幅率に加え、駆動電極に応じて2種類以上の増幅率を実現することができる。
本発明のに係るデジタルカメラの機能ブロック図である。 第1実施形態の半導体素子及びその駆動方法を説明する図である。 第1実施形態の半導体素子及びその駆動方法を説明する図である。 第1実施形態の半導体素子の駆動の状態を説明する図である。 第1実施形態の半導体素子の駆動の状態を説明する図である。 第1実施形態の半導体素子の駆動の状態を説明する図である。 第1実施形態の半導体素子の駆動の状態を説明する図である。 第2実施形態の半導体素子の構成を説明する図である。 第2実施形態の半導体素子の構成を説明する図である。 第3実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。 第3実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。 第3実施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。 第3実施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。 第4実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。 第4実施形態の固体撮像素子の構成を説明する図である。 第4施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。 第4施形態の固体撮像素子を駆動させたときの状態を説明する図である。 第5実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第5実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第6実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第6実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第7実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第7実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第7実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第7実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第8実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第9実施形態の固体撮像素子においてベイヤー配列の場合の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第10実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 第10実施形態の固体撮像素子の構成およびその駆動の状態を説明する図である。 インパクトイオンについての説明図である。 インパクトイオンについての説明図である。
符号の説明
100,200,300,400,500,600,700,800,900 固体撮像素子(半導体素子)
t1〜t8 垂直転送電極
V1〜V8 駆動電極

Claims (16)

  1. 入射光を信号電荷に光電変換する複数の光電変換部が2次元に配列された画素を構成する半導体素子であって、
    複数の光電変換部のそれぞれから信号電荷が転送される複数の垂直転送路と、
    前記光電変換部から読み出した信号電荷を増幅して前記複数の垂直転送路に転送する読み出しゲートとを有し、
    前記読み出しゲートが各光電変換部に対して複数形成され、該複数の読み出しゲートの増幅率がそれぞれ異なることを特徴とする半導体素子。
  2. 前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記複数の垂直転送路が、それぞれ信号電荷の飽和量が異なることを特徴とする請求項2に記載の半導体素子。
  4. 前記読み出しゲートが、前記光電変換部の水平方向に対して一対であって、それぞれ増幅率が異なるように設けられ、増幅率の大小関係が、隣接する前記光電変換部の前記読み出しゲートに対して反対となることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体素子。
  5. 複数の色成分に分光するカラーフィルタが設けられ、前記カラーフィルタによって分光した光を前記複数の光電変換部がそれぞれ受光する構成であって、前記光電変換部の色に応じて該光電変換部の信号電荷を増幅する前記複数の読み出しゲートの位置が異なることを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の半導体素子。
  6. 前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、同じ垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  7. 前記複数の読み出しゲートのそれぞれの読み出し時間を変化させる撮像素子駆動部を備えていることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
  8. 上記半導体素子が固体撮像素子であることを特徴とする請求項1から7に記載の半導体素子。
  9. 入射光を信号電荷に光電変換する複数の光電変換部が2次元に配列された画素を構成する半導体素子の駆動方法であって、
    複数の光電変換部のそれぞれから垂直転送路に信号電荷を転送する際に、増幅率の異なる複数の読み出しゲートによって、信号電荷を増幅して前記垂直転送路に転送することを特徴とする半導体素子の駆動方法。
  10. 前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、異なる垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の半導体素子の駆動方法。
  11. 前記複数の垂直転送路が、それぞれ信号電荷の飽和量が異なることを特徴とする請求項10に記載の半導体素子の駆動方法。
  12. 前記読み出しゲートが、前記光電変換部の水平方向に対して一対であって、それぞれ増幅率が異なるように設けられ、増幅率の大小関係が、隣接する前記光電変換部の前記読み出しゲートに対して反対となることを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体素子の駆動方法。
  13. 複数の色成分に分光するカラーフィルタが設けられ、前記カラーフィルタによって分光した光を前記複数の光電変換部がそれぞれ受光する構成であって、前記光電変換部の色に応じて該光電変換部の信号電荷を増幅する前記複数の読み出しゲートの位置が異なることを特徴とする請求項10から12のいずれか1つに記載の半導体素子の駆動方法。
  14. 前記複数の読み出しゲートが、前記光電変換部に対して、同じ垂直転送路に信号電荷を転送する位置に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の半導体素子の駆動方法。
  15. 前記複数の読み出しゲートのそれぞれの読み出し時間を変化させることを特徴とする請求項14に記載の半導体素子の駆動方法。
  16. 上記半導体素子が固体撮像素子であることを特徴とする請求項9から15に記載の半導体素子の駆動方法。
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