JP3501694B2 - 撮像装置及びそれを用いた撮像システム - Google Patents

撮像装置及びそれを用いた撮像システム

Info

Publication number
JP3501694B2
JP3501694B2 JP20651699A JP20651699A JP3501694B2 JP 3501694 B2 JP3501694 B2 JP 3501694B2 JP 20651699 A JP20651699 A JP 20651699A JP 20651699 A JP20651699 A JP 20651699A JP 3501694 B2 JP3501694 B2 JP 3501694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixels
signals
signal
pixel
basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20651699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001036920A (ja
Inventor
英俊 林
真人 篠原
哲伸 光地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20651699A priority Critical patent/JP3501694B2/ja
Priority to US09/584,198 priority patent/US6992714B1/en
Publication of JP2001036920A publication Critical patent/JP2001036920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501694B2 publication Critical patent/JP3501694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及びそれを
用いた撮像システムに係り、特に複数の画素に複数色の
色フィルターが対応して配された撮像素子を備えた撮像
装置及びそれを用いた撮像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルターを有した固体撮像素子
は動画を撮影するビデオカメラや静止画を撮影する電子
スチルカメラ等、各種映像機器で利用されている。
【0003】近年、半導体技術の進歩により数百万画素
の撮像素子が開発され、高解像度が要求される電子スチ
ルカメラ等において実用化されているが、画素数がその
ような数百万画素を越える高解像度のカメラであって
も、動画(必ずしも高解像度である必要はない)を撮影
できることが要求される場合がある。しかしながら、そ
のような高解像度のカメラは静止画用であり、動画を撮
影することは困難である。これは画素数が多くなればそ
れに比例して撮像素子の信号を読み出すのに要する時間
が増大してしまうことによる。
【0004】この問題を解決するために従来、動画を撮
影する場合には、撮像素子の信号の読み出し周波数を静
止画の場合より高くしたり、撮像素子の信号を間引く等
により実質的に画素数を少なくして読み出す技術が提案
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
撮像素子の信号の読み出し周波数を切り替えて高い周波
数で読み出す技術では、要求される解像度が高くなり駆
動周波数が高くなると回路の応答性や消費電力等の実用
化の上で多くの課題がある。
【0006】また、動画に必要な画素だけ間引いて読み
出した場合、実際の情報が欠落するので必ずしもきれい
な画像は得られない。
【0007】本発明は、上述したような従来技術の問題
点に着目したものであり、高精細の静止画に関しては高
画素のセンサーを全画素で読み出し、動画に関しては画
素を加算して読み出し、動画における高い読み出し速度
を必要とせず、なお且つ間引きによる画像劣化を避ける
ことができる撮像装置及び撮像システムを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、
トリクス状に配列された複数の画素を有し、第1の色フ
ィルターを一の斜め方向に配列するとともに、第2の色
フィルターと第3の色フィルターとを該一の斜め方向と
交差する他の斜め方向に配列した2行2列の基本配列
を、前記複数の画素に対して水平方向及び垂直方向に配
置した撮像素子と、第1の前記基本配列に含まれる、前
記第1の色フィルターが配列された、前記一の斜め方向
に隣接した複数の画素の信号を加算する第1の加算手段
と、前記第1の基本配列に対して前記一の斜め方向に隣
接して配列された第2の前記基本配列に含まれる、前記
第1の色フィルターが配列された、前記一の斜め方向に
隣接した複数の画素の信号を加算する第2の加算手段
と、前記第1の基本配列及び前記第2の基本配列に対し
て水平方向及び垂直方向に隣接した第3及び第4の前記
基本配列に含まれる前記第1の色フィルターが配列され
た画素の信号を間引くように制御する読み出し手段と、
前記第2の色フィルターが配列された、水平方向及び垂
直方向の複数の画素の信号を加算する第3の加算手段
と、 前記第3の色フィルターが配列された、水平方向及
び垂直方向の複数の画素の信号を加算する第4の加算手
段とを有し、前記第3の加算手段が加算する複数の画素
の信号は、前記第1及び第2の基本配列と前記第3及び
第4の基本配列の少なくとも一つとに含まれる複数の画
素の信号であり、前記第4の加算手段が加算する複数の
画素の信号は、前記第1及び第2の基本配列と前記第3
及び第4の基本配列の少なくとも一つとに含まれる複数
の画素の信号であることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】本発明の撮像システムは、上記本発明の撮
像装置と、該撮像装置へ光を結像する光学系と、該撮像
装置からの出力信号を処理する信号処理手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に基づく加算方式の概念図
である。図1(a)の10は加算する前の一般的なベイ
ヤー配列であり、R,Bの間に市松状にGが配置されて
いるフィルター構成図である。この図1(a)を用いて
本発明による加算方式について説明する。ここで、R,
Bの間に市松状にGが配置されている2×2の4画素
が、基本色配列を持つ1つの構成要素である。そして、
隣接する4つの構成要素を1つのグループとする。ここ
でGに関してはその構成要素内で斜め2画素を加算す
る。11は加算するG画素を囲ったものである。構成要
素内で、R,Bに関しては基本的にはその構成要素内の
R,B画素をそれぞれ選択するだけであるが、近接する
4構成要素間の同色の4画素(1グループ内の同色内の
4画素)を加算する方式を取る。これにより、水平・垂
直の両方向で加算が行われる。13Rは加算するR画素
(加算されるR画素は○で囲われている)の4画素を点
線で結んだものであり、13Bは加算するB画素(加算
されるB画素は□で囲われている)の4画素を点線で結
んだものである。図1(a)に示されるように、一つの
グループ内で加算されるG画素の範囲(11)、加算さ
れるR画素の範囲(13R)、加算されるB画素の範囲
(13B)は空間的に重複している。また、12は加算
モード上では加算が行われない画素を示しており、この
加算方式では選択されない画素は、点線で示されるGに
限定されている。このような加算方式を行った結果、図
1(b)に示すように、図1(a)と同様の、R,Bの
間に市松状にGが配置されているベイヤー配列14とな
り、加算後でもその画素配列は加算する前と同じであ
り、これにより実質の画素数を1/4に落として動画モ
ードとして使用することができる。
【0014】図2は本発明に基づく他の加算方式の概念
図である。ここではGに関しては図1の実施例と同じよ
うに構成要素内での斜め2画素加算である。一方、R,
Bに関してはグループ内の構成要素間で水平方向、垂直
方向の3画素を加算する方式をとる。ここでは、読み出
されない画素には図1のようなG(点線で示される)の
画素だけではなく、R,Bの画素も加算されない画素が
できる。図2において、12G,12R,12Bはよみ
だされないG,R,B画素を示し、G,R,Bはそれぞ
れ点線で示されている。この加算方式でも図2(b)に
示すように、図1(b)と同様な、R,Bの間に市松状
にGが配置されているベイヤー配列14となる。このよ
うに、Gの2画素、R,Bの4画素加算の組み合わせだ
けでなく、Gの2画素に対し、R,Bはいくつの画素で
加算してもよい。
【0015】図3は図1の加算方式を実現するため概略
的な読み出し回路の回路構成図である。図3において、
16は図1(a)のR,G,Bの各画素がベイヤー配列
された画素部である。図3中、上方にG画素の信号を読
み出す回路が配され、17,18−1は画素部16のG
画素からの信号を読み出すためのトランジスタTG11〜
TG16,TG21〜TG26、19−1は画素部16のG画素
から読み出された信号を蓄積するコンデンサCG1〜CG
6、20−1はコンデンサCG1〜CG6から信号を水平出
力線に出力するためのトランジスタTG31〜TG36、21
−1,21−2は出力アンプである。
【0016】また図3中、下方にはR,B画素の信号を
読み出す回路が配され、18−2は画素部16のB,R
画素からの信号を読み出すためのトランジスタTB21,
TB22,TB25,TB26,TR23,TR24,TR27,TR28、
19−2は画素部16のR,B画素から読み出された信
号を蓄積するコンデンサCB1,CB2,CB5,CB6,CR
3,CR4,CR7,CR8、20−2はコンデンサCB1〜CR
8から信号を水平出力線に出力するためのトランジスタ
TB31,TB32,TB35,TB36,TR33,TR34,TR37,
TR38、22−1,22−2は出力アンプである。V1
〜V4は画素部16のそれぞれ2水平ラインの画素行を
制御する信号、SW0〜SW4はトランジスタ17を制御
する信号、φTS1,φTS2はトランジスタ18−1,18
−2を制御する信号、h11〜h28はトランジスタ20−
1,20−2を制御する信号を示す。
【0017】次に上記読み出し回路の動作について説明
する。図4は上記回路構成図に基づく加算モードにおけ
るタイミング図であり、図5は全画素読み出しモード時
のタイミング図である。
【0018】図4における加算モードの読み出しタイミ
ングでは、まず、信号V1がHレベルとなることにより
始めの2Hライン(2水平ライン)分が選択される。そ
の中で信号SW0,SW4がHレベルとなり、トランジス
タTG11,TG14がONする。そして、信号φTS1がHレ
ベルとなることによって、トランジスタTG21,TG24が
ONし、2Hライン分で加算に必要な、(第1行,第1
列)目のG画素と(第2行,第2列)目のG画素からの
画素情報が電荷としてコンデンサCG1,CG4に蓄積され
る。また、信号φTS1がHレベルとなることによって、
トランジスタTB21,TR23,TB25,TR27がONし、
(第2行,第1列)目のB画素、(第1行,第2列)目
のR画素、(第2行,第3列)目のB画素、(第1行,
第4列)目のR画素からの画素情報が電荷としてコンデ
ンサCB1,CR3,CB5,CR7に蓄積される。
【0019】次に信号V2がHレベルとなることによっ
て、次の2Hライン分が選択される。その中で信号SW
1、SW3がHレベルとなりトランジスタTG12,TG15が
ONしている時に、信号φTS2がHレベルとなることに
よって、その2Hライン分で加算に必要な、(第4行,
第4列)目のG画素と(第3行,第3列)目のG画素か
らの画素情報が電荷としてコンデンサCG2,CG5に蓄積
される。また、信号φTS2がHレベルとなることによっ
て、トランジスタTB22,TR24,TB26,TR28がON
し、(第4行,第1列)目のB画素、(第3行,第2
列)目のR画素、(第4行,第3列)目のB画素、(第
3行,第4列)のR画素からの画素情報が電荷としてコ
ンデンサCB2,CR4,CB6,CR8に蓄積される。最終的
に、各コンデンサに蓄積された電荷が信号h11,h12と
信号h14,h15を同時にHレベルとすることで水平出力
線上で加算が行われ、コンデンサCG1,CG2,CG4,C
G5からの信号の加算信号がアンプ21−1を通してセン
サーの外にG加算信号として伝送される。また、信号h
23,h24,h27,h28を同時にHレベルとすることで、
コンデンサCR3,CR4,CR7,CR8からの信号の加算信
号がアンプ22−1を通してセンサーの外にR加算信号
として伝送され、信号h21,h22,h25,h26を同時に
Hレベルとすることで、コンデンサCB1,CB2,CB5,
CB6からの信号の加算信号がアンプ22−2を通してセ
ンサーの外にB加算信号として伝送される。このサイク
ルを1サイクルとして機能し、水平4Hライン分を次々
に加算し、最終的に画素部16の最終ライン分まで読み
出していく。
【0020】次に図5におけるタイミング図を使って、
全画素読み出しモードの読み出し方を説明する。まず信
号V1がHレベルとなることにより始めの2Hライン分
が選択される。その中で信号SW0、SW2、SW3が
Hレベルとなることで、それぞれに対応したトランジス
タTG11,TG13,TG15,TG16がONする。さらに、そ
の中で信号φTS1がHレベルとなることによって、トラ
ンジスタTG21,TG23,TG24,TG26がONし、(第1
行,第1列)目のG画素、(第2行,第2列)目のG画
素、(第1行,第3列)目のG画素,(第2行,第4
列)目のG画素からの画素情報が電荷としてそれぞれの
コンデンサCG1,CG3,CG4,CG6に電荷が蓄積され
る。また、信号φTS1がHレベルとなることによって、
トランジスタTB21,TR23,TB25,TR27がONし、
(第2行,第1列)目のB画素、(第1行,第2列)目
のR画素、(第2行,第3列)目のB画素、(第1行,
第4列)目のR画素からの画素情報が電荷としてコンデ
ンサCB1,CR3,CB5,CR7に蓄積される。
【0021】コンデンサに蓄積されたG信号はXアドレ
ス選択部の信号h11,h13,h14,h16により順次出力
される。同様にB信号はh21,h25により、R信号はh
23,h27により順次出力される。
【0022】図6はインターレース表示を考慮した加算
モードによる読み出し方を示す概念図である。図6
(a)にはodd(奇数)フィールド、図6(b)にはeve
n(偶数)フィールドにおける加算の仕方を示している
が、どちらもセンサーの中のある同じ領域を示してい
る。なお図1(a)では読み出しを行わない画素は点線
で示したが、図6(a),(b)では読み出しを行わな
い画素は示されていない。
【0023】まず、図6(a)に示すoddフィールドで
は4Hライン分のR,G,Bを用いて表示1Hを作成
し、順々に走査を行っていく。その次のevenフィールド
ではoddフィールドの時とは2Hライン分ずらした4H
ラインで表示1Hラインを構成する。これらのフィール
ドを交互に走査することによってインターレース表示に
対応する。
【0024】次に画素部の構成例について説明する。
【0025】図7はCMOSセンサーおよび読み出し回
路を示す回路図である。CMOSセンサーは各画素アン
プのバラツキとゲート部のリセットノイズがあるのでそ
のノイズを除去するため出力部に信号用メモリCT1と
ノイズ用メモリCT2を設けて、減算処理によりノイズ
を除去している。ノイズ用メモリCT2とこのノイズ用
メモリCT2に接続されるトランジスタとを追加するこ
とで図3に示す読み出し回路を構成することができる。
【0026】図7において、破線領域はCMOSセンサ
ーの一画素部を示し、PDはフォトダイオード、MTXは
転送用トランジスタ、MRESはリセット用トランジス
タ、MSELは画素アンプとなる増幅用トランジスタ、MS
ELは画素を選択する選択用トランジスタである。リセッ
ト用トランジスタMRES、MRVをオンして画素部および
垂直出力線のリセットを行った後に画素アンプ、選択用
トランジスタMSEL、トランジスタMCT2を介してノイズ
用メモリCT2にノイズ信号を蓄積する。また、転送用
トランジスタMTXをオンして、フォトダイオードPDか
ら光電変換された信号が画素アンプとなる増幅用トラン
ジスタMSELのゲートに転送され、画素アンプ、選択用
トランジスタMSEL、トランジスタMCT1を介して信号用
メモリCT1 にノイズ信号成分を含む信号を蓄積す
る。そして、信号用メモリCT1に蓄積されたノイズ信
号成分を含む信号と、ノイズ用メモリCT2に蓄積され
たノイズ信号とを水平出力線に出力し、減算処理して画
素アンプのバラツキとゲート部のリセットノイズ等のノ
イズ成分が除去された信号を得る。φSEL、φTX、φRE
S、φRV、φTS、φTNはそれぞれ増幅用トランジスタMS
EL、転送用トランジスタMTX、リセット用トランジスタ
MRES,MRV、トランジスタMCT1,MCT2を制御する制
御信号である。また、トランジスタMLは画素アンプMS
Fの負荷である。φLはφSELと共通に駆動するか、常に
Hレベルとして抵抗としても良い。
【0027】なお、画素部は複数の光電変換部に対して
1つの共通アンプを設けるようにしてもよい。図8は共
通アンプ画素の例を示す図である。図8に示すように、
a11,a12,a21,a22は各画素の光電変換部となるフ
ォトダイオード、MSFは共通アンプとなる増幅用トラン
ジスタ、MTX1〜MTX4はフォトダイオードに蓄積された
信号電荷を共通アンプの入力部となるフローティングデ
ィフュージョン領域(FD領域)に転送する転送用トラ
ンジスタ、MRESはFD領域をリセットするリセット用
トランジスタ、MSELは共通アンプ画素を選択する選択
用トランジスタである。トランジスタMSF,MSELはソ
ースフォロア回路を構成する。かかる共通アンプ画素は
4つのフォトダイオードからの信号が共通アンプを介し
て出力され、4画素で一つの単位セルを構成する。1つ
の画素はフォトダイオード、転送用トランジスタを含
み、共通アンプ,リセット用トランジスタ、選択用トラ
ンジスタからなる共通回路の一部を含んでいる。フォト
ダイオードa11,a22にGフィルター、フォトダイオー
ドa21にBフィルター、フォトダイオードa12にRフィ
ルターを配し、転送トランジスタMTX1,MTX4をオンす
ると、フォトダイオードa11とフォトダイオードa2
2からの信号が共通アンプのゲートで加算することも可
能となる。
【0028】図9は本発明のシステム構成を示す図であ
る。ここで光電変換は被写体からの光が絞り羽31を通
り、レンズ32によりカラーフィルターを有した撮像素
子34へ結像されることで行われる。なお33はモアレ
等を防ぐために光の高域をカットする光学ローパスフィ
ルター、色補正フィルター、及び赤外線カット用のフィ
ルター等が組み合わされたフィルター群である。
【0029】撮像素子34で光電変換された光信号は、
タイミングジェネレータ(TG)38からの信号により
Xアドレス選択部36及びYアドレス選択部35で2次
元で画素位置選択が行われ、タイミング調整部37に読
み出される。このタイミング調整部37では撮像素子3
4からの出力(1〜複数本)のタイミング調整が行われ
る。そして、光電信号はAGC40により電圧を制御さ
れ、A/D変換器41でデジタル信号に変換される。
【0030】カメラDSP42は、動画または静止画の
画像処理を行う。またMPU44はこの画像処理の際に
使われるパラメータをカメラDSP42に設定したり、
AE,AF処理を行ったりする。
【0031】画像処理する際の一時的な記憶領域として
DRAM43が用いられ、不揮発性の記憶領域として画
像記録媒体48が用いられる。画像記録媒体48は例え
ば、スマートメディア、磁気テープ、または光ディスク
等である。
【0032】この画像処理後の表示を行うためにビデオ
エンコーダー45、及びCRT46等が設けられてい
る。またビューファインダー47は例えぼLCDのよう
なもので画像記録媒体48に記憶する前に被写体を確認
したりするために用いられる。これらの出力装置はCR
T46及びビューファインダー47に限らずプリンタ等
を用いても良い。
【0033】本発明では、撮像素子34において、加算
読み出しモードと全画素読み出しモードを切り替える場
合には、MPU44がモードを判断し、出力装置(CR
T46、ビューファインダー47)、力メラDSP4
2、画像記録媒体48、AGC40、TG38等にそれ
ぞれのモードに対応した信号を送る構成を取る。ここで
TG38には動画・静止画により図4、図5に示したよ
うなタイミングを切り替える。またカメラDSP42に
は、どちらのモードでも信号出力の順序が、同じ構成を
取れるのでモード別に処理そのものを変える必要がな
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果を得ることができる。 ・画像の解像度に支配的にであるG(緑)情報を最近接
画素である斜め2画素という加算方式を取ることがで
き、比較的、解像度を落とさずに画像を提供することが
でき、またR,Bに関しては4画素加算を行うことによ
り水平方向、垂直方向のモアレを低減することができ
る。 ・読み出した信号に対応するカラーフィルターの色の順
序が、加算した場合と加算しない場合とで同じであるた
めに、DSPにおける信号処理回路を共有化することが
でき簡単な回路構成で本発明の目的を達成できる。 ・従来あるような間引きを行わなわず、センサー内で信
号を加算して動画を作成するため、間引きに見られるよ
うなモアレを低減することができ、鮮明な動画映像を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく加算方式の概念図である。
【図2】本発明に基づく他の加算方式の概念図である。
【図3】図1の加算方式を実現するため概略的な読み出
し回路の回路構成図である。
【図4】上記読み出し回路に基づく加算モードにおける
タイミング図である。
【図5】上記読み出し回路に基づく全画素読み出しモー
ド時のタイミング図である。
【図6】インターレース表示を考慮した加算モードによ
る読み出し方を示す概念図である。
【図7】CMOSセンサーおよび読み出し回路を示す回
路図である。
【図8】共通アンプ画素の例を示す図である。
【図9】本発明のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ベイヤー配列の画素部 11 加算するG画素 12 加算モード上では加算が行われない画素 12G,12R,12B 加算モード上では加算が行わ
れないG,R,B画素 13R,15R 加算するR画素 13B,15B 加算するB画素 14 ベイヤー配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−247689(JP,A) 特開 平11−146278(JP,A) 特開 平8−182005(JP,A) 特開2000−358250(JP,A) 特開2000−341699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/07

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された複数の画素を
    有し、第1の色フィルターを一の斜め方向に配列すると
    ともに、第2の色フィルターと第3の色フィルターとを
    該一の斜め方向と交差する他の斜め方向に配列した2行
    2列の基本配列を、前記複数の画素に対して水平方向及
    び垂直方向に配置した撮像素子と、 第1の前記基本配列に含まれる、前記第1の色フィルタ
    ーが配列された、前記一の斜め方向に隣接した複数の画
    素の信号を加算する第1の加算手段と、 前記第1の基本配列に対して前記一の斜め方向に隣接し
    て配列された第2の前記基本配列に含まれる、前記第1
    の色フィルターが配列された、前記一の斜め方向に隣接
    した複数の画素の信号を加算する第2の加算手段と、 前記第1の基本配列及び前記第2の基本配列に対して水
    平方向及び垂直方向に隣接した第3及び第4の前記基本
    配列に含まれる前記第1の色フィルターが配列された画
    素の信号を間引くように制御する読み出し手段と、 前記第2の色フィルターが配列された、水平方向及び垂
    直方向の複数の画素の信号を加算する第3の加算手段
    と、 前記第3の色フィルターが配列された、水平方向及び垂
    直方向の複数の画素の信号を加算する第4の加算手段と
    を有し、 前記第3の加算手段が加算する複数の画素の信号は、前
    記第1及び第2の基本配列と前記第3及び第4の基本配
    列の少なくとも一つとに含まれる複数の画素の信号であ
    り、前記第4の加算手段が加算する複数の画素の信号
    は、前記第1及び第2の基本配列と前記第3及び第4の
    基本配列の少なくとも一つとに含まれる複数の画素の信
    号であることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、加
    算される各色の画素の範囲が空間的に重複することを特
    徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の撮像装置におい
    て、前記加算走査による信号読み出しを行う第1の読み
    出しモードと各画素の信号を独立して読み出す第2の読
    み出しモードを切り換える切り換え手段を有する撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜のいずれかに記載の撮像装
    置において、インタレース駆動を行うことを特徴とする
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜のいずれかに記載の撮像装
    置において、前記色フィルターは、G(緑)色フィルタ
    ー、R(赤)色フィルター、B(青)色フィルターであ
    ることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜のいずれかに記載の撮像装
    置と、該撮像装置へ光を結像する光学系と、該撮像装置
    からの出力信号を処理する信号処理手段とを有すること
    を特徴とする撮像システム。
JP20651699A 1999-05-31 1999-07-21 撮像装置及びそれを用いた撮像システム Expired - Fee Related JP3501694B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20651699A JP3501694B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-21 撮像装置及びそれを用いた撮像システム
US09/584,198 US6992714B1 (en) 1999-05-31 2000-05-31 Image pickup apparatus having plural pixels arranged two-dimensionally, and selective addition of different pixel color signals to control spatial color arrangement

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20651699A JP3501694B2 (ja) 1999-07-21 1999-07-21 撮像装置及びそれを用いた撮像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001036920A JP2001036920A (ja) 2001-02-09
JP3501694B2 true JP3501694B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=16524668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20651699A Expired - Fee Related JP3501694B2 (ja) 1999-05-31 1999-07-21 撮像装置及びそれを用いた撮像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501694B2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320235A (ja) 2001-04-19 2002-10-31 Fujitsu Ltd 空間解像度の低下を抑えて縮小画像信号を生成するcmosイメージセンサ
WO2002093939A1 (fr) * 2001-05-15 2002-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif d'imagerie et procede de traitement de signaux associe
JP4680950B2 (ja) * 2003-01-28 2011-05-11 パナソニック株式会社 固体撮像装置、その駆動方法及びそれを用いたカメラ
CN100499752C (zh) 2003-01-28 2009-06-10 松下电器产业株式会社 固体摄像器件、其驱动方法及应用它的相机
JP3877695B2 (ja) 2003-04-03 2007-02-07 松下電器産業株式会社 カラー固体撮像装置
US7859581B2 (en) * 2003-07-15 2010-12-28 Eastman Kodak Company Image sensor with charge binning and dual channel readout
JP4497872B2 (ja) 2003-09-10 2010-07-07 キヤノン株式会社 撮像装置
US7692704B2 (en) * 2003-12-25 2010-04-06 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus for processing noise signal and photoelectric conversion signal
EP1558023A2 (en) 2004-01-21 2005-07-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Solid state imaging device and driving method thereof
JP2005318544A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 Magnachip Semiconductor Ltd 高速アナログ信号処理可能なcmosイメージセンサ
CN100446547C (zh) * 2005-03-07 2008-12-24 富士胶片株式会社 具有扩大面积的光电管的固态图像传感器
JP4759293B2 (ja) * 2005-03-15 2011-08-31 キヤノン株式会社 撮像素子
JP5011519B2 (ja) 2005-07-05 2012-08-29 国立大学法人東京工業大学 固体撮像素子の信号読み出し方法及び画像信号処理方法
JP2007124295A (ja) 2005-10-28 2007-05-17 Pentax Corp 撮像手段駆動装置、撮像手段駆動方法、および信号処理装置
JP2007129581A (ja) 2005-11-04 2007-05-24 Canon Inc 撮像装置及び撮像システム
JP2007267290A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像素子およびその駆動方法
JP4805294B2 (ja) * 2007-02-27 2011-11-02 フェーズ・ワン・アクティーゼルスカブ デジタル画像の画像解像度を低減するカラービニング
US8009211B2 (en) 2007-04-03 2011-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus and image capturing system
JP2009021809A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Canon Inc 撮像装置の駆動方法、撮像装置、及び撮像システム
JP5245370B2 (ja) 2007-11-22 2013-07-24 株式会社ニコン 固体撮像装置、電子カメラ
JP5404006B2 (ja) * 2008-11-12 2014-01-29 キヤノン株式会社 撮像装置
TWI422020B (zh) 2008-12-08 2014-01-01 Sony Corp 固態成像裝置
JP5375163B2 (ja) * 2009-02-18 2013-12-25 株式会社ニコン 撮像装置および撮像素子出力制御方法
JP4547462B1 (ja) * 2009-11-16 2010-09-22 アキュートロジック株式会社 撮像素子、撮像素子の駆動装置、撮像素子の駆動方法、画像処理装置、プログラム、及び、撮像装置
JP5426587B2 (ja) * 2011-01-31 2014-02-26 株式会社東芝 固体撮像装置及びその画素平均化処理方法
JP5212536B2 (ja) * 2011-12-09 2013-06-19 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の信号処理方法および撮像装置
JP6137539B2 (ja) * 2013-07-29 2017-05-31 ソニー株式会社 固体撮像素子及びその駆動方法、並びに電子機器
WO2019180863A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001036920A (ja) 2001-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3501694B2 (ja) 撮像装置及びそれを用いた撮像システム
JP5546257B2 (ja) 固体撮像装置
JP5627244B2 (ja) 固体撮像素子及びその駆動方法及び撮像装置
JP4497872B2 (ja) 撮像装置
US20080088725A1 (en) Solid-state imaging device
US8208047B2 (en) Imager and imaging method for digital cinematography
JP2009060342A (ja) 撮像装置及びccd型固体撮像素子の駆動方法
US8462241B2 (en) Image sensing apparatus and image capturing system
US10425605B2 (en) Image sensor and image capturing apparatus
JP3501682B2 (ja) カラー撮像装置及びそれを用いた撮像システム
JP2001292453A (ja) カラー撮像装置及びそれを用いた撮像システム
US7760959B2 (en) Imaging apparatus and imaging system
JP5721518B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP2008278453A (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP4677228B2 (ja) 撮像装置
JP2021122131A (ja) 撮像素子および撮像装置
JP5839872B2 (ja) 固体撮像装置、撮像装置、および信号読み出し方法
JP2018198441A (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6825675B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP5124549B2 (ja) 固体撮像素子の動画像信号読出方法及び撮像装置
JP2002135795A (ja) 撮像装置
WO2013100097A1 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び制御プログラム
JP6375613B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6798532B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP6760907B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees