JP2002289881A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
くショットキー接触面積を確保することができる半導体
装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】半導体基板1は高濃度n型層2とその上の
低濃度n型層3からなる。半導体基板1の下面に裏面電
極8がオーミック接触するように配置されている。半導
体基板1の上面にはn型エピタキシャル層4が選択的に
エピタキシャル成長されている。半導体基板1の上面を
含めてn型エピタキシャル層4とショットキー接触する
ように金属電極5が配置されている。半導体基板1の上
面における選択的にエピタキシャル成長させたn型エピ
タキシャル層4の間での表層部にp型領域6が形成され
ている。半導体基板1の上面におけるn型エピタキシャ
ル層4の形成領域よりも外側での表層部にガードリング
用p型領域7が形成されている。
Description
に、ショットキーバリアダイオードに関するものであ
る。
層100と上側の低濃度n型層101からなる半導体基
板の上面にショットキー電極102を配置するとともに
基板の下面に裏面電極103を配置したショットキーバ
リアダイオードにおいて、逆バイアス印加時の耐圧特性
を向上させるために、基板上面に部分的にp型領域10
4を設けた、いわゆるJBS(ジャンクションバリア・
コントロールド・ショットキー)構造を採用することが
ある。このとき、p型領域104の存在のために、正味
のショットキー接触面積が減少してしまう。
や特開平11−112005号公報においては、基板上
面に溝を設けるとともに、溝の下部にp型領域を形成し
ている。
規な構成にて素子サイズを増大させることなくショット
キー接触面積を確保することができる半導体装置および
その製造方法を提供することにある。
明によれば、半導体基板の上面にn型エピタキシャル層
を選択的に成長させるとともに、半導体基板の上面を含
めてn型エピタキシャル層とショットキー接触するよう
に金属電極を配置することにより、素子サイズを増大さ
せることなくショットキー接触面積を確保することがで
きる。
にエピタキシャル成長させたn型エピタキシャル層の断
面構造として、下部よりも上部が大きくなるようにする
と、ショットキー接触面積が増加するとともに、ショッ
トキー金属電極が剥がれにくくなる。
n型エピタキシャル層は、その平面構造として、請求項
5に記載のように、帯状のものを並設したり、請求項6
に記載のように、角形または円形のものを縦横に並べた
り、請求項7に記載のように、市松模様に配置すること
ができる。
材料としてSiCを用いると、実用上好ましいものとな
る。一方、半導体装置の製造方法として、請求項9に記
載のように、高濃度n型層とその上の低濃度n型層から
なる半導体基板における上面にマスキング材を配置して
半導体基板の上面から選択的にエピタキシャル成長して
n型エピタキシャル層を形成し、半導体基板の上面から
p型ドーパントのイオン注入を行い、少なくとも半導体
基板の上面における選択的にエピタキシャル成長させた
n型エピタキシャル層の間での表層部にp型領域を形成
し、さらに、半導体基板の上面を含めて金属電極をn型
エピタキシャル層とショットキー接触するように配置す
る。その結果、請求項2に記載の半導体装置が得られ
る。
に、イオン注入の後に、n型エピタキシャル層を所定の
深さまで(例えば、イオン注入によるイオンの打ち込み
深さよりも深く)除去すると、n型エピタキシャル層に
打ち込まれたp型ドーパントを取り除くことが可能とな
る。
n型層とその上の低濃度n型層からなる半導体基板にお
ける上面に、p型ドーパントを含んだマスキング材を配
置し、半導体基板の上面から選択的にエピタキシャル成
長してn型エピタキシャル層を形成するとともに、マス
キング材に含まれるp型ドーパントを活性化して少なく
とも半導体基板の上面における選択的にエピタキシャル
成長させたn型エピタキシャル層の間での表層部にp型
領域を形成し、さらに、半導体基板の上面を含めて金属
電極をn型エピタキシャル層とショットキー接触するよ
うに配置する。その結果、請求項2に記載の半導体装置
が得られる。また、p型ドーパントを注入することな
く、p型領域を形成することができ、工程の簡略化が可
能になる。また、マスキング材を除去する工程を省略す
ることができる。
ドーパントを含んだマスキング材として、高温で炭化さ
せたレジストを用いることができる。また、請求項14
に記載のように、選択的にエピタキシャル成長させた
後、マスキング材の上からp型ドーパントのイオン注入
を行うとともに、活性化熱処理を行うようにすると、ノ
ックオン現象によりイオン注入のドーパントとマスキン
グ材のドーパントを基板に導入することができる。
半導体基板の上面での所定領域の表層部にp型ドーパン
トを導入しておき、その半導体基板の上にマスキング材
を配置するようにしてもよい。
基板の上面からn型エピタキシャル層を選択的にエピタ
キシャル成長する際に、縦方向よりも横方向の方が成長
速度が大きくなるようにすると、請求項4に記載の半導
体装置を得ることができる。
材料としてSiCを用いると、実用上好ましいものとな
る。
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。
キーバリアダイオードの縦断面図を示す。また、図2に
は、ショットキーバリアダイオードの平面図を示す。図
1において、半導体基板1は、高濃度n型層2とその上
の低濃度n型層3からなる。高濃度n型層2はSiC基
板よりなり、その上にエピタキシャル成長させた低濃度
n型層3が配置されている。半導体基板1の下面には裏
面電極8がオーミック接触するように配置されている。
裏面電極8の材料にはニッケルやアルミ等が使用され
る。
エピタキシャル成長させたn型エピタキシャル層4が形
成されている。本例では選択エピ層4の平面構造は、図
2に示すように、帯状のものを並設している。さらに、
図1の半導体基板1の上面を含めてn型エピタキシャル
層4とショットキー接触するように金属電極(ショット
キー電極)5が配置されている。金属電極5の材料には
ニッケル等が使用される。半導体基板1の上面における
選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシャル
層4の間での表層部にはp型領域6が形成されている。
このp型領域6により、JBS(ジャンクションバリア
・コントロールド・ショットキー)構造が採られている
ことになる。また、半導体基板1の上面におけるn型エ
ピタキシャル層4の形成領域よりも外側での表層部には
ガードリング用p型領域7が形成されている。
るのではなく、選択的にエピタキシャル成長させたn層
4を設けるとともに、エピタキシャル成長させたn層4
の間にJBS構造を成すp型領域6を形成することによ
り、素子サイズを増大させることなくショットキー接触
面積を確保することができるとともに、JBS構造を有
することが可能になる。従って、逆方向漏れ電流が小さ
く、且つ、順方向のオン抵抗の小さなショットキー接触
が実現可能になる。
リアダイオードの製造方法を、図3〜図7を用いて説明
する。まず、図3に示すように、高濃度n型層2とその
上の低濃度n型層3からなる半導体基板1を用意する。
詳しくは、SiC基板2の上にエピタキシャル成長によ
り低濃度n型層3を形成する。そして、半導体基板1に
おける上面にマスキング材10を配置する。この状態
で、図4に示すように、半導体基板1の上面から選択的
にエピタキシャル成長してn型エピタキシャル層4を形
成する。
1の上面からp型ドーパント(例えばボロン)15のイ
オン注入を行い、少なくとも半導体基板1の上面におけ
る選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシャ
ル層4の間での表層部にp型領域(詳しくは、p型領域
となるドーパント導入領域)を形成する。
に、n型エピタキシャル層4を所定の深さt1まで除去
する。所定の深さt1とは、イオン注入によるイオンの
打ち込み深さよりも深いものである。これにより、n型
エピタキシャル層4に打ち込まれたp型ドーパント15
を取り除くことができる(n型エピタキシャル層4にイ
オン注入によるp型ドーパントを入らなくすることがで
きる)。
ドーパントの活性化処理を行う。その温度は例えば15
00℃程度である。引き続き、マスキング材10を除去
した後、図7に示すように、半導体基板1の裏面に電極
(裏面電極)8を形成する。さらに、半導体基板1の上
面を含めて金属電極(ショットキー電極)5をn型エピ
タキシャル層4とショットキー接触するように配置す
る。
グ材10は残しておいても除去しても、いずれでもよ
い。このようにして図1に示すショットキーバリアダイ
オードが得られる。
形例として、図4の状態から、図8に示すように、n型
エピタキシャル層4の上面にマスキング材(例えば、L
TO膜)11を配置し、この状態で半導体基板1の上面
からp型ドーパント16のイオン注入を行う。その後
に、図9に示すように、マスキング材11を除去する。
このようにしてもn型エピタキシャル層4にはイオン注
入によるp型ドーパント16を入らなくすることができ
る。
アダイオードの構造の変形例を説明する。図1における
半導体基板1の上面表層部のp型領域6および7が形成
されていない形態(図10)にて実施してもよい。
タキシャル成長させたn型エピタキシャル層20の断面
構造として、下部よりも上部が大きくなるようにしても
よい。つまり、n型エピタキシャル層20において下部
寸法W1と上部寸法W2との関係において、W2>W1
となるようにする。そのためには、図4での選択エピを
行うときの成長条件を変える等して、半導体基板1の上
面からn型エピタキシャル層(4)を選択的にエピタキ
シャル成長する際に、縦方向よりも横方向の方が成長速
度が大きくなるようにすれば図11の構造が得られる。
このようにすると、ショットキー接触面積が増加すると
ともに、ショットキー金属電極21が後工程にて剥がれ
にくくなる。
p型領域6のみが形成されている形態(図12)にて実
施してもよい。さらに、図1における半導体基板1の上
面表層部にp型領域7のみを形成してもよい。
n型エピタキシャル層(4)は、その平面構造として、
図13に示すように、符号30で示すごとく角形(また
は円形)のものを縦横に並べたり、図14に示すよう
に、符号40で示すごとく市松模様に配置してもよい。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
ダイオードの製造方法を、図15〜図17を用いて説明
する。まず、図15に示すように、高濃度n型層2とそ
の上の低濃度n型層3からなる半導体基板1を用意す
る。そして、半導体基板1における上面にマスキング材
50を配置する。このマスキング材50はp型ドーパン
トを含むものである。詳しくは、マスキング材50は、
高温で炭化させたレジストであり、p型ドーパントとし
て炭素(C)を含んでいる。つまり、所定の領域にレジ
ストを塗布した後に高温処理(例えば1000℃程度)
を行って炭化させる。
1の上面から選択的にエピタキシャル成長してn型エピ
タキシャル層4を形成する。このとき、例えば1500
℃程度の熱が加わり、マスキング材50中のp型ドーパ
ントが半導体基板1の上面表層部に導入されてp型領域
6が形成される。つまり、マスキング材50に含まれる
p型ドーパントを活性化して少なくとも半導体基板1の
上面における選択的にエピタキシャル成長させたn型エ
ピタキシャル層4の間での表層部にp型領域6を形成す
る。
1の裏面に電極(裏面電極)8を形成するとともに、半
導体基板1の上面を含めて金属電極5をn型エピタキシ
ャル層4とショットキー接触するように配置する。その
結果、JBS構造を有するショットキーバリアダイオー
ドが得られる。
0としてp型ドーパントを含む材料を用い、選択エピ後
に敢えてこれを除去せず、熱処理することによって基板
1側にp型領域として活性化させる。このことにより、
第1の実施の形態に比べ、p型ドーパントを注入するこ
となく、p型領域6を形成することができ、工程の簡略
化が可能になる。つまり、選択エピ後にマスキング材5
0を除去せずに活性化熱処理することにより、マスキン
グ材がp型のドーパントとして機能し、マスキング材を
除去する工程を省略することができる。
応用例を説明する。図16の状態から、図18に示すよ
うに、半導体基板1の上面からp型ドーパント(例えば
ボロン)51のイオン注入を行い、少なくとも半導体基
板1の上面における選択的にエピタキシャル成長させた
n型エピタキシャル層4の間での表層部にp型ドーパン
ト導入領域を形成する。このとき、ノックオン現象によ
ってイオン注入のドーパントであるボロン51とマスキ
ング材50中のカーボン52が半導体基板1に導入され
る。
以上)を施す。そして、図19に示すように、半導体基
板1の裏面に電極(裏面電極)8を形成し、その後、半
導体基板1の上面を含めて金属電極5をn型エピタキシ
ャル層4とショットキー接触するように配置する。
型のドーパントをイオン注入し、活性化熱処理すること
により、マスキング材50として炭化したレジストを用
いた場合、ボロンのみのイオン注入後に活性化熱処理を
することによって、ボロン・カーボンをドーパントとす
るp型領域6を形成することができる。
を、図20〜図23を用いて説明する。まず、図20に
示すように、高濃度n型層2とその上の低濃度n型層3
からなる半導体基板1を用意する。さらに、半導体基板
1の上面での所定領域にp型ドーパント60を打ち込
む。このように予め半導体基板1の上面での所定領域の
表層部にp型ドーパント60を導入しておいた半導体基
板1に対し、図21に示すように、基板1の上に、p型
ドーパントを含んだマスキング材50を配置する。さら
に、図22に示すように、半導体基板1の上面から選択
的にエピタキシャル成長してn型エピタキシャル層4を
形成する。
んだp型ドーパント60およびマスキング材50に含ま
れているp型ドーパントを活性化してp型領域61とす
る。その後に、図23に示すように、半導体基板1の裏
面に電極(裏面電極)8を形成するとともに、半導体基
板1の上面を含めて金属電極5をn型エピタキシャル層
4とショットキー接触するように配置する。
オードの縦断面図。
説明するための縦断面図。
説明するための縦断面図。
説明するための縦断面図。
説明するための縦断面図。
説明するための縦断面図。
工程を説明するための縦断面図。
工程を説明するための縦断面図。
断面図。
断面図。
断面図。
面図。
面図。
リアダイオードの製造工程を説明するための縦断面図。
を説明するための縦断面図。
を説明するための縦断面図。
造工程を説明するための縦断面図。
造工程を説明するための縦断面図。
の製造工程を説明するための縦断面図。
を説明するための縦断面図。
を説明するための縦断面図。
を説明するための縦断面図。
断面図。
層、4…n型エピタキシャル層、5…金属電極、6…p
型領域、7…ガードリング用p型領域、8…裏面電極、
10…マスキング材、20…n型エピタキシャル層、3
0…n型エピタキシャル層、40…n型エピタキシャル
層、50…マスキング材、61…p型領域。
Claims (17)
- 【請求項1】 高濃度n型層とその上の低濃度n型層か
らなる半導体基板と、 前記半導体基板の下面にオーミック接触するように配置
された裏面電極と、 前記半導体基板の上面に選択的にエピタキシャル成長さ
せたn型エピタキシャル層と、 前記半導体基板の上面を含めて前記n型エピタキシャル
層とショットキー接触するように配置された金属電極
と、を備えたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 高濃度n型層とその上の低濃度n型層か
らなる半導体基板と、 前記半導体基板の下面にオーミック接触するように配置
された裏面電極と、 前記半導体基板の上面に選択的にエピタキシャル成長さ
せたn型エピタキシャル層と、 前記半導体基板の上面を含めて前記n型エピタキシャル
層とショットキー接触するように配置された金属電極
と、 前記半導体基板の上面における前記選択的にエピタキシ
ャル成長させたn型エピタキシャル層の間での表層部に
形成されたp型領域と、を備えたことを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項3】 高濃度n型層とその上の低濃度n型層か
らなる半導体基板と、 前記半導体基板の下面にオーミック接触するように配置
された裏面電極と、 前記半導体基板の上面に選択的にエピタキシャル成長さ
せたn型エピタキシャル層と、 前記半導体基板の上面を含めて前記n型エピタキシャル
層とショットキー接触するように配置された金属電極
と、 前記半導体基板の上面における前記n型エピタキシャル
層の形成領域よりも外側での表層部に形成されたガード
リング用p型領域と、を備えたことを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
導体装置において、 前記選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシ
ャル層の断面構造として、下部よりも上部が大きくなる
ようにしたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
導体装置において、 前記選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシ
ャル層は、その平面構造として、帯状のものを並設して
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
導体装置において、 前記選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシ
ャル層は、その平面構造として、角形または円形のもの
を縦横に並べたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半
導体装置において、 前記選択的にエピタキシャル成長させたn型エピタキシ
ャル層は、その平面構造として、市松模様に配置してい
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の半
導体装置において、 半導体基板の材料としてSiCを用いたことを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項9】 高濃度n型層とその上の低濃度n型層か
らなる半導体基板における上面にマスキング材を配置
し、前記半導体基板の上面から選択的にエピタキシャル
成長してn型エピタキシャル層を形成する工程と、 前記半導体基板の上面からp型ドーパントのイオン注入
を行い、少なくとも半導体基板の上面における選択的に
エピタキシャル成長させたn型エピタキシャル層の間で
の表層部にp型領域を形成する工程と、 前記半導体基板の上面を含めて金属電極を前記n型エピ
タキシャル層とショットキー接触するように配置する工
程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の半導体装置の製造方
法において、 イオン注入の後に、n型エピタキシャル層を所定の深さ
まで除去するようにしたことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項11】 請求項10に記載の半導体装置の製造
方法において、 前記所定の深さとは、イオン注入によるイオンの打ち込
み深さよりも深いものであることを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項12】 高濃度n型層とその上の低濃度n型層
からなる半導体基板における上面に、p型ドーパントを
含んだマスキング材を配置する工程と、 前記半導体基板の上面から選択的にエピタキシャル成長
してn型エピタキシャル層を形成するとともに、前記マ
スキング材に含まれるp型ドーパントを活性化して少な
くとも半導体基板の上面における選択的にエピタキシャ
ル成長させたn型エピタキシャル層の間での表層部にp
型領域を形成する工程と、 前記半導体基板の上面を含めて金属電極を前記n型エピ
タキシャル層とショットキー接触するように配置する工
程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の半導体装置の製造
方法において、 前記p型ドーパントを含んだマスキング材は、高温で炭
化させたレジストであることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項14】 請求項12に記載の半導体装置の製造
方法において、 選択的にエピタキシャル成長させた後、前記マスキング
材の上からp型ドーパントのイオン注入を行うととも
に、活性化熱処理を行うようにしたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 請求項12に記載の半導体装置の製造
方法において、 予め半導体基板の上面での所定領域の表層部にp型ドー
パントを導入しておき、その半導体基板の上に前記マス
キング材を配置するようにしたことを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項16】 請求項9または12に記載の半導体装
置の製造方法において、 半導体基板の上面からn型エピタキシャル層を選択的に
エピタキシャル成長する際に、縦方向よりも横方向の方
が成長速度が大きくなるようにしたことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 請求項9〜16のいずれか1項に記載
の半導体装置の製造方法において、 半導体基板の材料としてSiCを用いたことを特徴とす
る半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001088330A JP4831272B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 半導体装置の製造方法 |
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