JP2002289441A - 変圧器鉄心の成形保持装置 - Google Patents

変圧器鉄心の成形保持装置

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JP2002289441A JP2001090694A JP2001090694A JP2002289441A JP 2002289441 A JP2002289441 A JP 2002289441A JP 2001090694 A JP2001090694 A JP 2001090694A JP 2001090694 A JP2001090694 A JP 2001090694A JP 2002289441 A JP2002289441 A JP 2002289441A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻鉄心型の変圧器鉄心を矩形成形した後、次
工程の焼鈍作業を行うまでの間、変圧器鉄心の矩形状態
を良好に維持することにある。 【解決手段】 帯状の珪素鋼帯を円形に巻回して形成し
た環状の鉄心素体1を、成形治具23により矩形状に成
形加工し、つづいて、前記矩形状に成形加工された変圧
器鉄心20の外周面に、変圧器鉄心20の窓孔の四隅に
配置した成形治具23のコーナー支柱24の位置と対応
する長さ寸法にて形成した押圧板28,29をレグ部a
とヨーク部bにそれぞれ配置し、これら各押圧板28,
29を、締付バンド30にて移動不能に締着して変圧器
鉄心20の矩形状態を維持可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状の珪素鋼帯を
巻回して形成した巻鉄心型の変圧器鉄心に使用する成形
保持装置の改良に関するもので、その目的は、珪素鋼帯
を円形巻回した環状の鉄心素体を矩形成形して変圧器鉄
心を形成した場合、変圧器鉄心の矩形状態を焼鈍作業が
完了するまで良好に維持するようにしたことにある。
【0002】
【従来の技術】従来から巻鉄心形の変圧器鉄心において
は、例えば、図10で示すように、帯状の珪素鋼帯から
なる鉄心材料を例えば、1巻回する毎に切断し、これを
円形に巻回形成して環状の鉄心素体1を形成する。そし
て、前記鉄心素体1を矩形成形する場合、内側型金4
と、この型金4と当接する一対の外側型金2,3は、両
型金の接触する部位を互いにテーパー状に形成するとと
もに、内側型金4自体を楔状に形成し、前記外側型金
2,3を互いに図10で示すように間隔を空けて鉄心素
体1内に挿入し、このあと、前記楔状の内側型金4(図
10の2点鎖線部分)を外側型金2,3間に圧入するこ
とによって、環状の鉄心素体1を図11で示すように、
矩形状に成形加工して巻鉄心形の変圧器鉄心9を形成し
ていた。
【0003】次に前記矩形状に成形した変圧器鉄心9の
外側に、図11で示すように締付板5,6をあてがい、
これら締付板5,6を互いにボルト7,7a及びナット
8を用いて締着することにより、巻鉄心形の変圧器鉄心
9を矩形状に維持し、この後、前記変圧器鉄心9の歪取
り焼鈍を行い、焼鈍後、前記変圧器鉄心9から締付板
5,6や各型金2〜4を除去することにより、巻鉄心形
の矩形状の変圧器鉄心9を製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記巻鉄心形の変圧器
鉄心9の矩形成形に際しては、円形の鉄心素体1を外側
及び内側の各型金2〜4を用いて矩形状に成形したあ
と、その形状を維持させるために、図10に示すよう
に、矩形成形した変圧器鉄心9の脚鉄部と継鉄部の外側
に締付板5,6をその都度あてがい、これら締付板5,
6にそれぞれ長さ寸法の異なる長尺状のボルト7,7a
を通してこれをナット8により締着していた。即ち、図
11で示すように、変圧器鉄心9の脚鉄部側には締付板
5,5を、又、継鉄部側においては締付板6,6をそれ
ぞれ当てがい、互いに相対応する締付板5,5,6,6
同士を変圧器鉄心9を挟んで前記長尺状のボルト7,7
aを用いて個々に締着していた。しかし、前記締付板
5,6の取付作業は、前記変圧器鉄心起立させた状態
で、締付板5,6を図11のように変圧器鉄心9の外周
に当てがい、ボルト7,7aにより個々に締着していた
ので、非常に不安定な状態で、しかも、複数本のボルト
7,7aを手作業によりすべて締付けることになる結
果、手間と時間がかかり、しかも、鉄心を起立させての
作業であるため、安全性に問題がある等、変圧器鉄心9
の成形作業を効率的に行うことが困難であった。
【0005】前記の問題を解決するために、例えば、特
開平8−78265号公報に開示されているように、矩
形成形した変圧器鉄心の各コーナー部の外周に、L字状
に形成した金属片を配設し、これら各金属片を締付バン
ドを用いて変圧器鉄心に締着することにより、変圧器鉄
心の矩形状態を維持させるようにしていた。
【0006】前記の場合、変圧器鉄心を横倒しの状態に
して、変圧器鉄心の各コーナー部に配置したL字状の金
属片を締付バンドにより締着するようにしているので、
変圧器鉄心を矩形状態に維持するための作業自体は、L
字状の金属片を締付バンドにて変圧器鉄心に締着するだ
けでよいので、特別に労力を要することなく、比較的安
全に、かつ、簡易に行うことができるという利点があ
る。
【0007】然るに、前記巻鉄心形の変圧器鉄心は、こ
れまで比較的定格容量の小さい柱状変圧器(10kVA
〜100kVA)に多く使用していたが、最近では、帯
状の珪素鋼板の巻回技術が向上し、これまでのように、
珪素鋼板を脚鉄用と継鉄用に区別して短冊状に切断し、
前記切断した脚鉄,継鉄の各鉄心素板を積層して変圧器
鉄心を形成していた、所謂、積層形の変圧器鉄心の分野
とされていた定格容量が300kVA〜1000kVA
程度の変圧器を製造する場合においても、前記巻鉄心形
の変圧器鉄心が使用できるようになってきた。
【0008】これは、これまで珪素鋼板を脚鉄,継鉄用
に切断した鉄心素板をそれぞれ積層して変圧器鉄心を製
造していた場合に比べ、帯状の珪素鋼帯を例えば、1タ
ーンカット方式で切断し、これを環状に巻回し、環状の
鉄心素体を矩形成形するだけで変圧器鉄心を製造するこ
とができるため、前記積層型の変圧器鉄心に対して簡易
に、かつ、巻板機等の機械的手段を利用して製造するこ
とができ、これにより、製造効率を著しく向上させるこ
とが可能となるというメリットがあるからに他ならな
い。この結果、比較的定格容量の大きな変圧器鉄心にお
いても、巻回技術の向上や巻回、成形を行うための機械
的手段の導入により、特別に労力や時間等を要すること
なく簡易に製造することが可能となってきた。
【0009】しかし、前記比較的定格容量の大きい変圧
器に使用する巻鉄心形の変圧器鉄心を製造する際、環状
に巻回した変圧器鉄心を矩形成形した後、その矩形状態
を維持させる場合に、前記と同じく図12に示すよう
に、変圧器鉄心9の各コーナー部にL字状の金属片10
を当接し、その外側から締付バンド11を締着すると、
変圧器鉄心9の脚鉄部9a内側と、変圧器鉄心9の窓孔
9bに挿着したコーナー型金12,レグ型板13との間
に隙間gが生じている関係上、金属片10を締付バンド
11の締付力により変圧器鉄心9に強く押圧すると、脚
鉄部9aは前記隙間gの存在により、成型保持枠15の
レグ型板13側に撓む(湾曲する)ことがあった。
【0010】前記変圧器鉄心9をその脚鉄部9aが湾曲
した状態で、歪取りや型付けのための焼鈍を行うと、変
圧器鉄心9は、脚鉄部9aが湾曲したままの状態で焼鈍
されることになる。前記脚鉄部9aが曲成されたまま焼
鈍された変圧器鉄心9を図示しない巻線に組込む場合、
変圧器鉄心9はその内周部分から順次所要層数づつ抜き
取り、前記抜き取った鉄心素板をその継鉄部9cに形成
されている1ターンカット方式の鉄心であることを示す
接合部(図示せず)を利用して、前記接合部を有する継
鉄部9cをテーパー状に拡開し、巻線の鉄心挿入孔に順
次挿入しながら、拡開した継鉄部9cを巻線の挿入孔か
ら突出させたところで再接合することにより、変圧器鉄
心9の巻線に対する組立作業を終える。
【0011】然るに、前記変圧器鉄心9の巻線への組込
み時、脚鉄部9aに存在していた湾曲部は、巻線の鉄心
挿入孔に挿入すると、正常な状態(真直ぐ)に戻される
結果、脚鉄部9aには湾曲状態から直線上に是正される
ことによって、機械力が加わることになるため、折角焼
鈍を行ったにもかかわらず、機械的歪が生じ、鉄心特性
に悪影響を与えるという問題があった。
【0012】本発明は、前記の種々な問題点に鑑み、環
状鉄心を矩形成形した巻鉄心型の変圧器鉄心の矩形状態
を維持する際、その脚鉄部を撓ませることなく、直線状
に維持可能とした、簡易な構成で取扱いが至便な変圧器
鉄心の成形保持装置を提供することにある。
【0013】本発明は、帯状の珪素鋼帯を円形に巻回し
て形成した環状の鉄心素体を、その内側の環状の窓孔に
挿入した成形治具により矩形状に成形加工した変圧器鉄
心において、前記矩形状に成形加工された変圧器鉄心の
外周面には、変圧器鉄心の窓孔四隅に配置した成形治具
のコーナー支柱の位置と対応する長さ寸法にて形成した
押圧板をレグ部及びヨーク部にそれぞれ配置し、前記各
押圧板を締付バンドにて変圧器鉄心の外周に移動不能に
締着して、変圧器鉄心の矩形状態を維持したことを特徴
とする。
【0014】また、本発明の前記押圧板は、それぞれ変
圧器鉄心積層寸法に対応して板厚寸法を可変して形成す
るようにしたことを特徴とする。
【0015】更に、本発明は、帯状の珪素鋼帯を円形に
巻回して形成した環状の鉄心素体を、その内側の環状の
窓孔に挿入して成形治具により矩形状に成形加工して形
成した変圧器鉄心において、前記矩形状に成形加工され
た変圧器鉄心の外周面には、変圧器鉄心の窓孔四隅に配
置した成形治具のコーナー支柱の位置と対応する長さ寸
法にて形成した押圧板をレグ部及びヨーク部にそれぞれ
当接し、更に、前記変圧器鉄心の各コーナー部におい
て、レグ部とヨーク部との押圧板間にまたがってL形の
コーナー形片を当接し、前記各コーナー形片を介して押
圧板を締付バンドにより変圧器鉄心の外周に移動不能に
締着して、変圧器鉄心の矩形状態を維持するようにした
ことを特徴とする。
【0016】本発明は、矩形状に成形加工した巻鉄心型
の変圧器鉄心の外周面に、それぞれ鉄心の窓孔の長さ及
び幅寸法よりやや長くした押圧板を配置し、これら各押
圧板を締付バンドにより変圧器鉄心に締着して、その矩
形状態を維持するように構成されているので、巻鉄心型
の変圧器鉄心を前記押圧板にて撓みを生じさせることな
く矩形状態を維持させることができるため、変圧器鉄心
はその焼鈍後、巻線に鉄心特性を低下させることなく、
円滑・良好に組込んで鉄心組立が行えるので利便であ
る。
【0017】また、本発明は変圧器鉄心の矩形状態を維
持させる押圧板を、鉄心の積厚寸法に応じて板厚を変更
させるようにしたので、押圧板を変圧器鉄心の外周に押
圧保持させる締付バンドは、変圧器鉄心の各コーナー部
においても、鉄心と接触することなく押圧板自体を締着
することができるので、押圧板を締着する力が常に均一
となるため、変圧器鉄心の矩形状態を良好に維持できる
という利点もある。
【0018】更に、本発明において、変圧器鉄心の外周
に配置した各押圧板は、それぞれ変圧器鉄心のコーナー
部において、L型のコーナー型片を対応する2つの押圧
板にまたがって当接し、締付バンドを前記変圧器鉄心の
コーナー部において各押圧板を介して当接したL形のコ
ーナー形片の外側から締着して押圧板を変圧器鉄心の外
周に締着してその矩形状態を維持するようにしたので、
変圧器鉄心の矩形状態を維持させる押圧板及びコーナー
形片は、比較的肉厚の薄いものを使用しても充分耐える
ことができ、即ち、変圧器鉄心の外周に当接した押圧板
は実質的にコーナー形片に押圧保持されるため、このコ
ーナー形片の押圧力が直接変圧器鉄心に加わらない限
り、変圧器鉄心は撓むことがないので、前記押圧板をは
じめコーナー形片,締付バンドは必然的に肉厚の薄いも
のが利用できる結果、変圧器鉄心の矩形維持作業は、労
力を特に要することなく、迅速・安全に行えるととも
に、成形維持部材も簡易なものが使用できるので、経済
的であり、定格容量の大きい巻鉄心型変圧器鉄心におい
ても、容易に矩形状態が維持でき利便である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1ない
し図7により、三相巻鉄心型の変圧器鉄心に実施した例
について説明する。前記のように、三相巻鉄心型の変圧
器鉄心は、図7に示すように、並置した2つの内側鉄心
21,21と、内側鉄心21,21の外周に巻回された
外側鉄心22とによって構成されており、これら内側及
び外側の各鉄心21,21,22は、例えば、珪素鋼帯
をそれぞれ所定の径寸法で1巻回する毎に切断して円形
に所定層数巻回して環状の鉄心素体(図10参照)を形
成する。
【0020】つづいて、前記環状に巻回した内側,外側
の各鉄心21,21,22は、それぞれ個別に後述する
成形治具23を用いて矩形成形を行う。そして、前記各
鉄心21,21,22を矩形成形する場合は、例えば、
図1に示すような成形治具23を使用する。この成形治
具23は、例えば、棒状の4本のコーナー支柱24と、
各コーナー支柱24間に介挿した1対のレグ型板25,
25,ヨーク型板26,26とからなる。
【0021】前記コーナー支柱24は、図4に示すよう
に、所定の径寸法を備えた金属製の棒材を環状の鉄心素
体1の軸方向の長さ寸法よりやや長くした寸法で切断
し、この棒材に90°の間隔を保って2条のガイド溝2
7,27aが、所要の角度傾斜(テーパー状)させて平
行に穿設されており、一方のガイド溝27にはレグ型板
25を、他方のガイド溝27aにはヨーク型板26を、
それぞれ直交させて挿脱可能に嵌合できる幅寸法を備え
て形成されている。
【0022】そして、前記コーナー支柱24のガイド溝
27,27aに嵌合する前記レグ型板25とヨーク型板
26は、それぞれ長さ寸法がコーナー支柱24とほぼ同
一長さを有し、その板厚はテーパー状のガイド溝27,
27aに挿脱可能に嵌合し得る幅寸法を備え、かつ、側
端を前記ガイド溝27,27aのテーパー部と同一角度
傾斜させた状態で台形状に形成されている。
【0023】次に、前記成形治具23を用いて円形に巻
回した環状の鉄心素体11を矩形成形する場合について
説明する。矩形成形に際しては、図10に示す環状の鉄
心素体1のコーナー部(なお、図10には円形の鉄心素
体1と内側型金2〜4が図示されているが、本実施例に
おいては内側型金2〜4を除去し、鉄心素体1のみを用
いた例について説明する)に相当する位置に、4個のコ
ーナー支柱24を、各コーナー支柱24に設けた2条の
ガイド溝27,27aを互いに相対向させた状態で、鉄
心素体1内に矩形枠が形成できるように配置する。この
場合、コーナー支柱24はガイド溝27,27aのテー
パー溝が浅い位置の部分を上方に向けて鉄心素体1内に
配置する。このあと、図3に示すように、コーナー支柱
24の左右方向の相対向するガイド溝27,27間に
は、一対のレグ型板25,25を挿入し、前記図3の
上,下部間の相対向するコーナー支柱24のガイド溝2
7a,27a間には、一対のヨーク型板26,26を挿
入する。
【0024】前記のように、各コーナー支柱24のガイ
ド溝27,27aにそれぞれレグ及びヨーク型板25,
26を各一対づつ挿入したあと、図示しない押動手段
(プレス装置)により各型板25,26を同時に下方に
押圧して所要のコーナー支柱24,24間に圧入する。
鉄心素体1内に配置された各コーナー支柱24は、台形
状のレグ及びヨーク型板25,26がガイド溝27,2
7a内を下方に向って進入するに従って、各コーナー支
柱24を鉄心素体1内において放射方向に押動しし、環
状の鉄心素体1を図1に示すように、矩形状に拡げて巻
鉄心型の内側鉄心21を矩形状に成形する。
【0025】なお、前記コーナー支柱24は、台形状の
レグ,ヨーク型板25,26がガイド溝27,27a内
を降下するにつれて、図1の内側鉄心21各コーナー部
に押動されるものの、環状の鉄心素体1の内周面を滑動
することはほとんどないため、コーナー支柱24の押動
により矩形状に成形された内側鉄心21内側のコーナー
部に、環状の鉄心素体1を矩形成形するに際して機械的
な加工歪が生じるのを良好に抑制することができる。
【0026】前記のように、環状の鉄心素体1内側の成
形治具23によって矩形形成して矩形状の内側鉄心21
を形成した後、更に、前記内側鉄心21の矩形状態(焼
鈍工程が終了するまで)を維持する場合について説明す
る。
【0027】前記内側鉄心21の矩形状態を維持させる
場合は、図1に示すように、内側鉄心21のレグ部aと
ヨーク部bにそれぞれ成形治具23と対応して一対の押
圧板28,29を配置する。前記押圧板28,29は図
1に示すように、それぞれ内側鉄心21の幅寸法より幅
広となし、かつ、長さ寸法は内側鉄心21の窓孔21a
のレグ部a及びヨーク部bの長さ寸法と同等、あるい
は、やや長くして形成されている。即ち、内側鉄心21
の窓孔21a四隅に配置した成形治具23のコーナー支
柱24,24と対応する長さ寸法で形成すればよい。
【0028】そして、前記押圧板28,29を内側鉄心
21外周の対応するレグ部a,ヨーク部bに当接させ、
各押圧板28,29の外側から締付バンド30を所定の
締付力で締着することにより、内側鉄心21は成形治具
23と前記押圧板28,29との相乗作用により、円滑
・良好に矩形状態を維持することができる。
【0029】即ち、内側鉄心21のレグ部a,ヨーク部
bを直線状に維持することが可能となる。この場合、レ
グ部a,ヨーク部bに当接する押圧板28,29は、そ
の幅寸法が内側鉄心21の幅寸法より長くなっており、
また、長さ方向の寸法は内側鉄心21の窓孔21a四隅
に配置したコーナー支柱24,24と対応する長さ寸法
で形成されているため、各押圧板28,29を外部より
プレス等にて大きな押圧力で押圧したとしても、その力
は内側鉄心21を介して成形治具23に受止られること
になる。この結果、変圧器の定格容量に応じて内側鉄心
21を許容される大きさの寸法で形成したとしても、内
側鉄心21のレグ部,ヨーク部は湾曲することなく、直
線上に容易に維持することが可能となる。
【0030】前記の事例は、内側鉄心21,21の外側
に配置される外側鉄心22において、より顕著な効果を
得ることができる。即ち、図2に示すように、外側鉄心
22は、その内側となる窓孔22aの面積が広くなって
いるので、当然のことながらレグ部a1 ,ヨーク部b1
の長さ寸法は、内側鉄心21のそれに比べ長く形成され
ている。従って、外側鉄心22外周のレグ部a1 ,ヨー
ク部b1 に配置される押圧板28a,29aも必然的に
長く形成することになる。
【0031】この結果、前記押圧板28a,29aを内
側鉄心21の矩形保持の場合と同様に、その長さ寸法を
レグ部a1 ,ヨーク部b1 において、成形治具23のコ
ーナー支柱24,24に対応する長さ、即ち、コーナー
支柱24,24間をまたぐ長さ寸法で形成することによ
り、押圧板28a,29aを所定の押圧力で押圧して
も、外側鉄心22のレグ部a1 ,ヨーク部b1 は撓みを
生じることなく、直線状に押圧保持させることができ
る。これらはすべて、押圧板28a,29aに加えられ
る押圧力を成形治具23のコーナー支柱24によって受
止めることができることにより可能となるものである。
【0032】前記内側及び外側の各鉄心21,22の外
周に所要の押圧板28,29,28a,29aを配置し
た後、これら各押圧板28,29,28a,29aを所
要の押圧力で付勢する締付バンド30,31にて各鉄心
21,22に締着することにより、内側,外側の各鉄心
21,22は良好に矩形状態を維持することができる。
【0033】また、前記外側鉄心22の矩形状態を維持
する押圧板28a,29aは、図5,6に示すように、
例えば、外側鉄心22の積厚寸法S1 ,S2 に差異(変
圧器の定格容量の違いにより、使用する変圧器鉄心の積
厚寸法が異なる)が生じた場合、即ち、変圧器の定格容
量に応じて変圧器鉄心の積厚寸法は変更される。この場
合、外側鉄心22の矩形状態を保持する押圧板28a,
29aは、図5,6に示すように、例えば、外側鉄心2
2の積厚寸法S1 ,S2 が、図6に示す外側鉄心22よ
り図5に示す外側鉄心22の方が小さいと、前記図5に
示す押圧板28a,29aを、図6に示す押圧板28
a,29aより板厚を若干薄く形成することができる。
【0034】前記鉄心の積厚寸法に応じて押圧板28
a,29aの板厚寸法を可変できるということは、鉄心
の積厚寸法が小さければ、それだけ押圧板28a,29
aや締付バンド31の板厚を薄くしたり、締付バンド3
1の締付力を緩和させても、充分に鉄心を矩形維持させ
ることができる押圧力を得ることが可能となる。
【0035】逆に、図6に示す外側鉄心22の積厚寸法
が大きいときに、図5に示す板厚の薄い押圧板28a,
29aを前記図6に示す外側鉄心22の周面に当接し、
締付バンド31を締着すると、締付バンド31の一部
が、外側鉄心22のコーナー部と衝接し、押圧板28
a,29aを外側鉄心22の外周面に、一定の押圧力に
押圧するという締付力が減退し、良好に押圧板28a,
29aを締着するということができなくなる場合があっ
た。
【0036】この結果、矩形成形後、矩形状態を維持す
る押圧板28a,29aは、外側鉄心22の積厚寸法に
対応して適確に鉄心22を押圧することができる。即
ち、締付バンド31の締付力が充分に得られる板厚を選
択する必要がある。この結果、図6に示すように、外側
鉄心22の積厚寸法S2 に対応した押圧板28a,29
aを使用すれば、締付バンド31と外側鉄心22のコー
ナー部との間に隙間をとることができるため、この状態
であれば、締付バンド31の締付力を有効に利用するこ
とができるので、押圧板28a,29aは所定の押圧力
で外側鉄心22のレグ部a1 ,ヨーク部b1 に押圧保持
させることができる。
【0037】前記のように、外側鉄心22の矩形状態を
維持する場合、図2に示すように、成形治具23と外側
鉄心22の窓孔22a内に位置するレグ部a1 ,ヨーク
部b 1 との間の隙間が大きく空いていたとしても、前記
押圧板28a,29aの存在により、外側鉄心22をそ
のレグ部a1 ,ヨーク部b1 を湾曲させることなく、良
好に矩形維持することができる。なお、押圧板の板厚の
選択は、前記外側鉄心22だけでなく、先に説明した内
側鉄心21においてもその積厚寸法に応じて選択するこ
とは同じである。
【0038】次に、前記のようにして、内側,外側の各
鉄心21,22を、窓孔21a,22a内に設置した成
形治具23と、各鉄心21,22の外周に締着した各押
圧板28,29,28a,29aとにより矩形状態を維
持させた後、内側鉄心21と外側鉄心22とを個別に焼
鈍炉に収容し、各鉄心21,22をその形付けと機械歪
を除去するために焼鈍を行う。
【0039】焼鈍を終えたら内側,外側の鉄心21,2
2から成形治具23,押圧板28,29,28a,29
aをそれぞれ除去した後、内側鉄心21,21の1ター
ンを形成する図示しない接合部を開き、内側鉄心21,
21を構成する図示しない鉄心素板を、所定層数分づつ
内側鉄心21,21から取外し、図7に示すように、巻
線32にその鉄心挿入孔を利用して組込むことにより、
内側鉄心21,21を再組立し、つづいて、この内側鉄
心21,21の外側に、外側鉄心22の鉄心素板を内側
鉄心21,21と同様に、巻線32にその鉄心挿入孔を
利用して組込むことにより外側鉄心22の再組立を行
う。
【0040】前記のようにして、巻線32に内側,外側
の両鉄心21,21,22を組込むことにより、三相の
変圧器鉄心20を構成するものである。この巻線32に
内,外両鉄心21,22を組込む場合、各鉄心21,2
2のレグ部a,a1 は、成形治具23と押圧板28,2
9,28a,29aとからなる矩形維持金具により焼鈍
後においても湾曲することなく直線状態に維持されてい
るので、巻線32への組込みに際しても、鉄心自体に機
械的歪を生じさせることなく、変圧器鉄心20の組立を
行うことができるため、鉄心特性に優れた変圧器鉄心2
0を形成することが可能となる。
【0041】次に、図8,9により本発明の第2実施例
について説明する。この第2実施例においては、前記し
た第1実施例との違いは、図8に示すように、内側鉄心
21の矩形状態を維持する押圧板28,29を、内側鉄
心21の外周コーナー部において、L形のコーナー形片
33を用いて挟持して内側鉄心21の矩形状態を維持す
るようにしたものである。なお、図9に示す外側鉄心2
2についても、コーナー形片34を用いて矩形状態を維
持するものである。
【0042】即ち、図8,9において、コーナー形片3
3,34を用いて内側,外側の各鉄心21,22の矩形
状態を維持する場合について説明する。最初に、図8に
おいて内側鉄心21の矩形維持状態について説明する。
この場合、環状の鉄心素体1を成形治具23を用いて矩
形状に成形して内側鉄心21を形成した後、この内側鉄
心21の外周に、第1実施例で説明したように、押圧板
28,29をレグ部a,ヨーク部bに当てがい、更に、
前記押圧板28,29にまたがって、図8に示すよう
に、内側鉄心21の各コーナー部においてL形のコーナ
ー形片33を掛け渡す。
【0043】この後、各コーナー形片33,33の外側
に締付バンド30を巻付け、これを所定の締付力で締付
けると、内側鉄心21は、そのレグ部a,ヨーク部bに
配設した押圧板28,29と、これら押圧板28,29
間に掛け渡したコーナー形片33,33とからなる矩形
維持部材35によって、レグ部a,ヨーク部bはそれぞ
れほぼ直線状に維持されることになるため、前記内側鉄
心21を良好に矩形状態を保つことが可能となる。
【0044】この場合、コーナー形片33,33は各押
圧板28,29の端部間を内側鉄心21のコーナー部付
近で押圧することになるため、コーナー形片33,33
によって押圧される押圧板28,29は、内側鉄心21
のコーナー部付近において、大きな押圧力を受けて内側
鉄心21の矩形状態を維持するようにしているので、内
側鉄心21はそのコーナー部付近が大きな力を得ること
になるため、レグ部aとかヨーク部bの直線部において
は、比較的小さな力が加えられるだけであるため、内側
鉄心21はそのレグ部a,ヨーク部bが撓みを生じさせ
ることなく、円滑・良好に直線状態を維持し、これによ
り、矩形状態を簡易に持続させることが可能となる。
【0045】更に、前記矩形状態の維持に際しても、コ
ーナー形片33とか締付バンド30はそれほど厚手(肉
厚)な部材を必要とせず(内側鉄心21の外周に配設し
た押圧板28,29を押圧するだけでよいため)、矩形
状態の維持が可能であるので、内側鉄心21の矩形維持
作業を簡易に、かつ、経済的に行うことができる。
【0046】つづいて、図9に示す外側鉄心22の矩形
維持について説明するが、基本的には内側鉄心21の場
合と同じである。即ち、外側鉄心22の窓孔22aに内
装した成形治具23と対応して、外側鉄心22の外周に
押圧板28a,29aを配置し、この後、各押圧板28
a,29aの端部間にコーナー形片34,34を掛け渡
して、これを締付バンド31にて所定の締付力で締付け
ることにより、内側鉄心21と同様に、良好に矩形状態
を維持することが可能となる。この第2実施例にて矩形
状態を維持する内側,外側鉄心21,22の焼鈍作業と
焼鈍後に行う巻線への組立作業については、第1実施例
で説明した場合と同様であるので説明は省略する。な
お、本発明は三相の変圧器鉄心について説明したが、こ
れに限定することなく、単相,多相の変圧器鉄心におい
ても、使用することができることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、矩形状
に成形加工した巻鉄心型の変圧器鉄心の外周面に、それ
ぞれ鉄心の窓孔の長さ及び幅寸法よりやや長く形成した
押圧板を配置し、これら各押圧板を締付バンドにより締
着して変圧器鉄心の矩形状態を維持するように構成した
ので、巻鉄心型の変圧器鉄心は前記押圧板によって撓み
を生じることなく矩形状態を良好に維持することができ
るため、変圧器鉄心はその焼鈍後、巻線に鉄心特性を低
下させることなく、円滑・良好に組込んで鉄心組立が行
えるので利便である。
【0048】また、本発明は、変圧器鉄心の矩形状態を
維持させる押圧板を、鉄心の積厚寸法に応じて板厚を変
更するようにしたので、押圧板を変圧器鉄心の外周に押
圧保持させる締付バンドは、変圧器鉄心の各コーナー部
においても、鉄心と接触することなく押圧板自体を直接
締着することができるので、押圧板はその締着力を常に
均一にすることが可能となり、変圧器鉄心においてもそ
の矩形状態を簡易に、かつ、良好に維持できる。
【0049】更に、本発明において、変圧器鉄心の外周
に配置した各押圧板は、それぞれ変圧器鉄心のコーナー
部において、L型のコーナー形片を各押圧板の端部間に
またがって当接し、締付バンドを前記変圧器鉄心のコー
ナー部において各押圧板を介して当接したコーナー形片
を締着することにより、変圧器鉄心の矩形状態を維持す
るようにしたので、変圧器鉄心の矩形状態を維持する押
圧板及びコーナー形片は、比較的板厚の薄いものを使用
しても充分耐えることができ、しかも、コーナー形片の
押圧力が直接変圧器鉄心に加わることがないため、変圧
器鉄心は撓みを生ずることなく、良好に矩形状態を維持
することができるとともに、コーナー形片,締付バンド
も必然的に板厚の薄いものでも充分活用することが可能
となるので、変圧器鉄心の矩形維持作業は、労力を特に
要することなく、迅速・安全に行うことができる。しか
も、成形維持部材は簡易なものが使用できるので、経済
的であり、定格容量の大きい巻鉄心型変圧器鉄心におい
ても、焼鈍後の鉄心特性を低下させることなく、容易に
矩形状態を維持することができ利便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形保持装置を使用して変圧器鉄心の
成形保持状態を示す斜視図である。
【図2】同じく、窓孔の大きな変圧器鉄心の成形保持状
態を示す平面図である。
【図3】成形治具を示す斜視図である。
【図4】成形治具に用いるコーナー支柱を示す斜視図で
ある。
【図5】変圧器鉄心のコーナー部の締付状態を示す平面
図である。
【図6】同じく変圧器鉄心のコーナー部の締付けに際
し、積圧寸法の大きな鉄心に実施した例を示す平面図で
ある。
【図7】三相変圧器鉄心を示す平面図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す変圧器鉄心の成形保
持状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例において、窓孔の大きな変
圧器鉄心の成形保持状態を示す平面図である。
【図10】環状の鉄心素体を矩形成形する状態を示す平
面図である。
【図11】従来の矩形成形した変圧器鉄心の矩形保持の
状態を示す平面図である。
【図12】従来の矩形保持の状態において、変圧器鉄心
に撓みが生じた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 鉄心素体 20 変圧器鉄心 21 内側鉄心 22 外側鉄心 23 成形治具 28,29,28a,29a 押圧板 30,31 締付バンド 32 巻線 33,34 コーナー形片 35 矩形維持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の珪素鋼帯を円形に巻回して形成し
    た環状の鉄心素体を、その内側の環状の窓孔に挿入した
    成形治具により矩形状に成形加工して形成した変圧器鉄
    心において、前記矩形状に成形加工された変圧器鉄心の
    外周面には、変圧器鉄心の窓孔四隅に配置した成形治具
    のコーナー支柱の位置と対応する長さ寸法にて形成した
    押圧板をレグ部とヨーク部とにそれぞれ配置し、前記各
    押圧板を締付バンドにて変圧器鉄心の外周に移動不能に
    締着して、変圧器鉄心の矩形状態を維持するようにした
    ことを特徴とする変圧器鉄心の変圧器鉄心の成形保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記押圧板は、それぞれ変圧器鉄心の積
    層寸法に対応して板厚寸法を可変して形成するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の変圧器鉄心の成形保
    持装置。
  3. 【請求項3】 帯状の珪素鋼帯を円形に巻回して形成し
    た環状の鉄心素体を、その内側の環状の窓孔に挿入した
    成形治具により矩形状に成形加工して形成した変圧器鉄
    心において、前記矩形状に成形加工された変圧器鉄心の
    外周面には、変圧器鉄心の窓孔四隅に配置した成形治具
    のコーナー支柱の位置と対応する長さ寸法にて形成した
    押圧板をレグ部及びヨーク部にそれぞれ配置し、更に、
    前記変圧器鉄心外周部の各コーナー部において、レグ部
    とヨーク部との押圧板間にまたがってL形のコーナー形
    片を当接し、前記各コーナー形片を介して押圧板を締付
    バンドにより変圧器鉄心の外周に移動不能に締着して、
    変圧器鉄心の矩形状態を維持するようにしたことを特徴
    とする変圧器鉄心の成形保持装置。
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