JP2002288390A - 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法 - Google Patents

図書館の本貸し出し返却システム及びその方法

Info

Publication number
JP2002288390A
JP2002288390A JP2001087563A JP2001087563A JP2002288390A JP 2002288390 A JP2002288390 A JP 2002288390A JP 2001087563 A JP2001087563 A JP 2001087563A JP 2001087563 A JP2001087563 A JP 2001087563A JP 2002288390 A JP2002288390 A JP 2002288390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
book
library
lending
user
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001087563A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Yamanaka
徳明 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Fielding Ltd
Original Assignee
NEC Fielding Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Fielding Ltd filed Critical NEC Fielding Ltd
Priority to JP2001087563A priority Critical patent/JP2002288390A/ja
Publication of JP2002288390A publication Critical patent/JP2002288390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】事前に登録している利用者が図書館の蔵書本に
対して利用者端末からネットワークを介して貸し出し返
却を行えるシステムを提供する。 【解決手段】この図書館の本貸し出し返却システムは、
利用者Hが図書館Jに図書館蔵書本の貸し出しを依頼す
る時に使用する利用者Hの端末10と、流通業者店舗に
設置されるパーソナルコンピューター等の情報処理装置
である複数の流通業店舗の自動本貸出・返却機20及び
30と、図書館Jに設置されパーソナルコンピューター
等の情報処理装置である図書館Jの端末40と、通常の
銀行の勘定系ホストコンピューターである銀行Yのホス
ト50と、複数の流通業店舗のホストコンピューターで
ある流通業者のホスト70と、図書館Jから流通業者の
店舗までまたは流通業者の店舗から図書館Jまで本を運
送する運送業者のホストコンピューターである運送業者
のホスト70と、ネットワーク100とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は図書館の本貸し出し
返却システム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を示す図5を参照すると、従来の
図書館の本貸し出し返却システムは、希望する図書館の
蔵書本の貸し出しを受ける場合も、それを返却する場合
も、利用者80は、図書館90まで出向く。その上で、
借りる場合は、利用者80が図書館90の保管棚から希
望する本を探し、それをカウンターに持っていって貸し
出し依頼の手続きをして借りる。また、借りていた本を
返却する場合は、その本をカウンターに持っていって返
却の手続きを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の図書館の本
貸し出し返却システムにおける第1の問題点は、利用者
が図書館に出向かなければ、その図書館のサービスを受
けられない、ということである。
【0004】第2の問題点は、利用者は図書館を開館時
間以外は利用できない、ということである。
【0005】本発明の目的は、事前に登録している利用
者が、図書館の蔵書本に対して利用者端末からネットワ
ークを介して貸し出し依頼を行い、貸し出し本の受け取
りは利用者が指定する小売店で行い、その後、利用者が
図書館から貸し出しを受けていた本を返却するのは、受
け取った小売店または別の小売店で行い、また、これら
の過程で発生する料金は、電子商取引(EC)によって
銀行で自動振り替え処理される、図書館の本貸し出し返
却システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の図書館の本貸し
出し返却システムは、利用者は、図書館蔵書本の貸し出
し依頼をネットワークを介して行い、貸し出し本の受け
取りと返却を別々の流通業店舗で行う。
【0007】また、本発明の図書館の本貸し出し返却シ
ステムは、前記流通業店舗では、前記図書館蔵書本を前
記利用者に渡すまたは返却のための本を受け取ることを
無人で行う。
【0008】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記図書館蔵書本の貸し出しから返却まで
に掛かった費用を、本を受け取る時と本を返却する時に
分けて精算し、精算された料金は、銀行との電子商取引
で入出金される。
【0009】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、利用者が図書館に図書館蔵書本の貸し出し
を依頼する時に使用する利用者の端末と、流通業者の店
舗に設置されるパーソナルコンピューター等の情報処理
装置である複数の流通業店舗の自動本貸出・返却機と、
前記図書館に設置されパーソナルコンピューター等の情
報処理装置である図書館の端末と、通常の銀行の勘定系
ホストコンピューターである銀行のホストと、前記複数
の流通業店舗のホストコンピューターである流通業者の
ホストと、前記図書館から前記流通業者の店舗までまた
は前記流通業者の店舗から前記図書館まで本を運送する
運送業者のホストコンピューターである運送業者のホス
トと、ネットワークとを備える。
【0010】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記利用者が前記図書館に蔵書本の貸し出
しを依頼する時に使用するもので、パーソナルコンピュ
ーター等の情報処理装置で構成され、前記図書館の端末
が前記ネットワーク上に蔵書本情報を提供しているホー
ムページにアクセスし、アクセス中の情報を編集して画
面に表示する機能と、前記図書館の端末に問い合わせま
たは指示をする機能を持つ前記利用者の端末を備える。
【0011】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記流通業者の店舗に設置されるパーソナ
ルコンピューター等の情報処理装置であって、複数の棚
で構成されている貸出Boxと、1つの返却Boxと、
バーコード読み取り部が接続され、これを制御し、前記
図書館の端末及び前記銀行のホストとの間でネットワー
クを介して情報を送受信する機能と、挿入モード・受け
取りモード・返却モードの3つの動作モードを選択する
機能とを持ち、前記挿入モードは前記図書館から貸し出
された本を前記貸出Boxの中に設けられている棚のう
ち空いている棚に自動的に格納する機能を持ち、前記受
け取りモードは前記利用者が本を取りに来た際に貸出識
別情報別に前記貸出Boxの棚に格納されている複数の
本の中から該当する本を選んで自動的に排出する機能を
持ち、前記返却モードは前記利用者に返却のために挿入
された借用中の本に貼付けられているバーコードを読み
込む機能と、本を前記返却Boxに自動的に格納する機
能を持つ前記流通業店舗の自動本貸出・返却機を備え
る。
【0012】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記図書館に設置され、パーソナルコンピ
ューター等の情報処理装置であって、前記図書館が蔵書
する本の前記蔵書情報を管理する蔵書データーベース
と、前記流通業店舗の店舗名・所在地・店舗の地図・電
話番号の情報を管理する流通店舗データーベースと、貸
し出す本を前記図書館から前記流通業店舗に送付する送
料と前記流通業店舗から前記図書館に送付する送料を割
り出すための送料データーベースと、前記利用者を管理
する利用者データーベースと、貸し出した本に関する貸
出識別情報と借りた人の利用者ID及び貸し出した日時
を管理するための貸出データーベースとを構築し、これ
らのデーターベースに蓄積される情報を前記ネットワー
ク上に提供する機能を持ち、前記利用者が貸し出しを依
頼する度に前記図書館を識別する番号と貸し出しの度に
生成するユニークな番号とで構成される貸出識別情報を
生成する前記図書館の端末を備える。
【0013】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、通常の銀行の勘定系ホストコンピューター
であり、前記ネットワークを介して前記流通業店舗の自
動貸出・返却機との間で電子商取引のための情報交換を
する機能と、銀行の勘定システムの機能をもっている前
記銀行のホストを備える。
【0014】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記流通業店舗のホストコンピューターで
あり、前記ネットワークを介して、前記銀行のホストと
電子商取引をする機能を持つ前記流通業者のホストを備
える。
【0015】さらに、本発明の図書館の本貸し出し返却
システムは、前記図書館から前記流通業店舗まで、前記
流通業店舗から前記図書館まで本を運送する前記運送業
者のホストコンピューターであり、ネットワークを介し
て、前記銀行のホストと電子商取引をする機能を持って
いる前記運送業者のホストを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0017】本発明の一実施の形態をブロックで示す図
1を参照すると、この実施の形態の図書館の本貸し出し
返却システムは、利用者Hの端末10と、流通業店舗N
o.1の自動本貸出・返却機20と、流通業店舗No.2の自
動本貸出・返却機30と、図書館Jの端末40と、銀行
Yのホスト50と、流通業者のホスト60と、運送業者
のホスト70と、ネットワーク100(インターネッ
ト)とから構成される。
【0018】利用者Hの端末10は、利用者が図書館に
蔵書本の貸し出しを依頼する時に使用するもので、パー
ソナルコンピューター等の情報処理装置である。この端
末10は、図書館Jの端末40がネットワーク100上
に蔵書本情報を提供しているホームページにアクセス
し、アクセス中の情報を編集して画面に表示する機能
と、図書館Jの端末40に問い合わせ及び指示をする機
能を持っている。なお、蔵書本情報とは、図書館が保有
する本に関する情報のことで、書籍名、著者名、発行社
名、発行日、内容の概要、本の大きさ、重さ及び在庫情
報をいう。
【0019】流通業店舗No.1の自動本貸出・返却機20
は、流通業者の店舗に設置されるパーソナルコンピュー
ター等の情報処理装置である。この処理装置は、複数の
棚で構成されている貸出Box21と、1つの返却Bo
x22と、バーコード読み取り部23が接続され、これ
を制御する。流通店舗No.1の自動本貸出・返却機20
は、図書館Jの端末40及び銀行Yのホスト50との間
でネットワーク100を介して情報を送受信する機能
と、挿入・受け取り・返却の3つの動作モードを選択す
る機能を持っている。挿入モードでは図書館Jから貸し
出された本(これ以降は、単に本Aという)を貸出Bo
x21の中に設けられている棚のうち、空いている棚に
自動的に格納する機能を持っている。受け取りモードで
は利用者Hが流通業の店舗No.1に本Aを取りに来た際
に、貸出識別情報別に貸出Box21の棚に格納されて
いる複数の本の中から該当する本Aを選んで自動的に排
出する機能を持っている。返却モードでは利用者Hに返
却のために挿入された借用中の本Aに貼付けられている
バーコードを読み込む機能と、本Aを返却Box22に
自動的に格納する機能を持っている。
【0020】流通業店舗No.2の自動本貸出・返却機30
は、流通業店舗No.1の自動本貸出・返却機20と同機能
を持っていて、流通業店舗No.1とは異なる流通店舗No.2
に設置される。
【0021】図書館Jの端末40は、図書館Jに設置さ
れ、パーソナルコンピューター等の情報処理装置であ
る。図書館Jが蔵書する本の蔵書情報を管理する蔵書デ
ーターベース(以降DBという)41と、流通業店舗の
店舗名・所在地・店舗の地図・電話番号の情報を管理す
る流通店舗DB42と、貸し出す本を図書館から流通業
店舗に送付する送料と流通業店舗から図書館に送付する
送料を割り出すための送料DB43と、利用者を管理す
る利用者DB44と、貸し出した本に関する貸出識別情
報と借りた人の利用者ID及び貸し出した日時を管理す
るための貸出DB45とを構築し、これらのデーターベ
ースに蓄積される情報をネットワーク100上に提供す
る機能を持っている。また、利用者が貸し出しを依頼す
る度に貸出識別情報Dを生成する。この貸出識別情報D
は、図書館Jを識別する番号と貸し出しの度に生成する
ユニークな番号で構成される。
【0022】銀行Yのホスト50は、通常の銀行の勘定
系ホストコンピューターである。ネットワーク100を
介して流通業店舗No.1の自動貸出・返却機20と流通業
店舗No.2の自動貸出・返却機30との間で電子商取引の
ための情報交換をする機能と、銀行の勘定システムの機
能をもっている。
【0023】流通業者のホスト60は、流通業店舗No.1
及び流通業店舗No.2のホストコンピューターである。ネ
ットワーク100を介して、銀行Yのホスト50と電子
商取引をする機能を持っている。
【0024】運送業者のホスト70は、図書館から流通
業の店舗まで、流通業の店舗から図書館まで本Aを運送
する運送業者のホストコンピューターである。ネットワ
ーク100を介して、銀行Yのホスト50と電子商取引
をする機能を持っている。
【0025】この実施の形態の動作をフローで示す図
2、図3、図4に併せて図1を参照して、この実施の形
態の動作について詳細に説明する。なお、以下の説明の
中で、単に「送信する」または「受信する」とある場合
は、全て、ネットワーク100(インターネット)を介
して送信または受信している。
【0026】まず、利用者Hが図書館Jに本Aを貸し出
し依頼してから、それを任意の流通業店舗No.1で本Aを
受け取るまでの「本の借用フロー」について説明する。
【0027】利用者Hは端末10を使い、ネットワーク
100を介して図書館Jに設置された図書館Jの端末4
0が提供するホームページ(HP)にアクセスする。そ
して、利用者HのIDとパスワードを図書館Jの端末4
0に送信する(ステップA101)。そして、図書館J
の端末40は、受信した利用者IDとパスワードから許
可された利用者Hが正規の利用者であるか認証確認を行
う(ステップA401)。確認がとれなかった場合はア
クセスを拒否する。
【0028】図書館Jの端末40は、利用者Hに本の検
索サービスを提供するために、図書館Jが蔵書する本に
関する「蔵書の検索条件設定メニュー」を利用者Hの端
末10に送信する(ステップA402)。利用者Hの端
末10は、「蔵書の検索条件設定メニュー」を受信し、
受信したメニューの中で利用者Hが希望する蔵書の「検
索条件」を設定する。そして、設定された「検索条件」
を、図書館Jの端末40に送信する(ステップA10
2)。
【0029】図書館Jの端末40は、蔵書の「検索条
件」を受信し、受信した「検索条件」をキーにして蔵書
に関する情報を管理している蔵書DB41を検索する。
そして、検索結果の「蔵書情報一覧」を利用者Hの端末
10に送信する(ステップA403)。利用者Hの端末
10は、「蔵書情報一覧」を受信し、受信した「蔵書情
報一覧」の中の図書館Jが貸し出し可能な蔵書本の中か
ら、利用者Hが貸し出しを希望する本Aを選択したら、
選択された本Aの「蔵書情報」を図書館Jの端末40に
送信する(ステップA103)。図書館Jの端末40
は、その本Aの「蔵書情報」を受信し一時保存する(ス
テップA404)。
【0030】次に、利用者Hが、貸し出し依頼した本A
の受け取りを希望する流通業の店舗を指定する。図書館
Jの端末40は、「流通業店舗の検索条件設定メニュ
ー」を利用者Hの端末10に送信する(ステップA40
5)。利用者Hの端末10は、「流通業店舗の検索条件
設定メニュー」を受信し、受信したメニューで利用者H
は希望する流通業の店舗の「検索条件」を設定し、設定
された店舗の「検索条件」を図書館Jの端末40に送信
する(ステップA104)。図書館Jの端末40は、店
舗の「検索条件」を受信し、受信した「検索条件」をキ
ーにして流通業の店舗情報を管理する流通店舗DB42
を検索する。そして、検索結果の「店舗情報一覧」を利
用者Hの端末10に送信する(ステップA406)。利
用者Hの端末10は、「店舗情報一覧」を受信し、利用
者Hによって、受信した「店舗情報一覧」の中から受け
取りを希望する店舗No.1が指定されたら、その店舗No.1
の「店舗情報」を図書館Jの端末40に送信する(ステ
ップA105)。
【0031】図書館Jの端末40は、店舗No.1の「店舗
情報」を受信し、受信した「店舗情報」の中にある店舗
No.1の「所在地」と、ステップA404で一時保存して
いた本Aの「蔵書情報」の中にある本Aの「大きさと重
さ」をキーにして送料DB43を検索する。その検索結
果を基に本Aの図書館Jから店舗No.1までの「送料C」
を計算する(ステップA407)。さらに、図書館Jの
端末40は、図書館Jの識別コードと貸し出し処理の度
に生成するユークな貸し出し番号で構成する貸出識別情
報Dを生成する。そして、本Aが貸し出し中であること
を示す本A用貸出フラグを蔵書DB41にセットし、貸
出識別情報D、本Aの「蔵書情報」、利用者HのID及
び処理日を貸出DB45に書き込む(ステップA40
8)。
【0032】次に、図書館Jの端末40は、前のステッ
プA408で生成した「貸出識別情報D」とステップA
407で計算した「送料C」及び本Aが流通業店舗No.1
に到着する予定日を、利用者Hの端末10に送信する
(ステップA409)。次に、図書館Jの端末40は、
ステップA401で受信した利用者HのIDによって利
用者管理の利用者DB44を検索し、利用者Hの「口座
情報M」を抽出する(ステップA410)。そして、図
書館Jの端末40は、貸出識別情報D、送料C及び口座
情報Mを、流通業店舗No.1の自動本貸出・返却機20に
送信する(ステップA411)。
【0033】流通業店舗No.1の自動貸出・返却機20
は、貸出識別情報D、送料C及び口座情報Mを受信して
一時保存する(ステップA201)。そして、図書館J
の館員が貸出識別情報Dのリストと本Aを一緒に梱包
し、利用者Hが借用本Aの受け取り先に指定した流通業
店舗No.1へ発送する(ステップA412)。
【0034】次に、流通業店舗No.1の店員が、図書館J
から送られてきた「利用者Hが貸し出しを希望した本A
と貸出識別情報Dのリスト」を受領する(ステップA2
02)。そして、店員は、本Aを流通業店舗No.1の自動
貸出・返却機20に挿入準備のために、流通業店舗No.1
の自動貸出・返却機20に対して「挿入モード」を指定
する(ステップA203)。流通業店舗No.1の自動貸出
・返却機20は、店舗の店員によってステップA202
で図書館Jから本Aと一緒に送られてきた貸出識別情報
Dが入力されると、貸出本を格納できる複数の棚で構成
する貸出Box21の中から空いている棚#Fを自動的
に選択して、その棚#Fに貸出識別情報Dをリンクづけ
る(ステップA204)。流通業店舗No.1の自動貸出・
返却機20は、本Aの挿入を流通業の店員に促して挿入
が確認できると、前のステップA204で自動的に選択
している棚#Fに、本Aを格納する(ステップA20
5)。
【0035】次に、利用者Hが本Aを受け取りに流通業
の店舗No.1を訪れる。そこで、流通業店舗No.1の自動貸
出・返却機20は、利用者HによってステップA409
で図書館Jの端末40から送信された貸出識別情報Dが
入力されると、入力された貸出識別情報DにステップA
204でリンクされた棚#Fに本が格納されていること
から「受け取りモード」を自動的に設定し、ステップA
201で一時保存している送料C、手数料、口座情報M
を銀行Yのホスト50に送信する(ステップA20
6)。
【0036】銀行Yのホスト50は、受信した口座情報
Mから送料C、手数料を自動振替処理し、流通業者のホ
スト60と運送業者のホスト70への支払いは銀行Yか
ら電子商取引が行われる。そして、銀行Yのホスト50
は、自動振替処理の結果を流通業店舗No.1の自動貸出・
返却機20へ送信する(ステップA501)。
【0037】次に、流通業店舗No.1の自動貸出・返却機
20は、銀行Yのホスト50から処理された自動振替処
理結果の通知を受信し、送料C、手数料が自動振替処理
されたことを確認して、本Aを棚#Fから自動的に排出
し、利用者Hが本Aを受け取れるようにする(ステップ
A207)。流通業店舗No.1の自動貸出・返却機20
は、利用者Hが本Aを受け取ったことを示すステータス
を図書館Jの端末40に送信する(ステップA20
8)。
【0038】以上で、利用者Hが、図書館Jに本Aの貸
し出しを依頼してから本Aを流通業店舗No.1で受け取る
までのフローの説明を終わる。
【0039】次に、利用者Hが図書館Jから借用中の本
Aが必要なくなった時点で、最寄の任意の流通業店舗N
o.2から図書館Jに返却する「本の返却フロー」につい
て説明する。
【0040】まず、利用者Hが図書館Jから借用中の本
Aを持って最寄の流通業店舗No.2に来る。そこで、流通
業店舗No.2の自動本貸出・返却機30は、利用者Hによ
って本Aの貸出識別情報Dが入力されると、入力された
貸出識別情報Dにリンクされている格納Box21の中
の棚番号がないことから「返却モード」を自動的に設定
する。そして、入力された貸出識別情報Dの中にある図
書館Jの識別番号から図書館Jを特定し、特定した図書
館Jの端末40に対して「貸出識別情報D及び流通業者
店舗No.2の識別情報」を送信する(ステップA35
1)。
【0041】次に、図書館Jの端末40は、貸出識別情
報Dと流通業店舗No.2の識別情報を受信し、その中の貸
出識別情報Dをキーにして貸出DB45を検索し、検索
結果から本Aの「蔵書情報」及び利用者IDを得る。ま
た、先に受信した流通業店舗No.2の識別情報をキーにし
て流通店舗DB42を検索し、検索結果の流通業店舗情
報から流通業店舗No.2の所在地を得る。そして、流通業
店舗No.2の所在地と本Aの「蔵書情報」の中にある本A
の重さ・大きさをキーにして送料DB43を検索し、検
索結果を基に流通業の店舗No.2から図書館Jまでの本A
の「送料L」を計算する。さらに、貸出識別情報Dをキ
ーに貸出DB45を検索して得ている利用者IDをキー
にして利用者DB44を検索し、検索結果から利用者H
の銀行Yの「口座情報M」を得る。さらに、貸出識別情
報Dをキーにして貸出DB45から得ている本Aの「蔵
書情報」の中から、本Aに貼られている「バーコード番
号E」を得る(ステップA451)。
【0042】次に、図書館J端末40は、前のステップ
A451で得た「送料L」、「口座情報M」、「バーコ
ード番号E」及び図書館Jの所在地を印刷イメージの
「送付状N」に編集して、流通業店舗No.2の自動本貸出
・返却機30に送信する(ステップA452)。
【0043】次に、流通業店舗No.2の自動本貸出・返却
機30は、「送料L」、「口座情報M」、「バーコード
番号E」及び「送付状N」を受信してバーコード番号E
と送付状Nをリンクづけて一時保存する。そして、利用
者Hに対して本Aの挿入を促し、それが確認できたら本
Aに貼られたバーコードをバーコード読み取り部33で
読み取り、読み取った結果と図書館Jの端末40から受
信しているバーコード番号Eとを比較する。この2つの
バーコードの比較によって、返却された本が本Aに相違
しないことを確認する。本Aであることが確認できた
ら、返却モードに設定されているので、本Aを返却Bo
x32に自動的に格納する(ステップA352)。
【0044】次に、流通業店舗No.2の自動本貸出・返却
機30は、「送料L」、「口座情報M」、店舗の「手数
料」を銀行Yの端末50に送信する(ステップA35
3)。銀行Yの端末50は、この情報を受信して、この
中の「口座情報M」が示す銀行口座から「手数料」及び
「送料L」を自動振替処理し、「手数料」及び「送料
L」を流通業者のホスト60と運送業者のホスト70へ
の支払いは、銀行Yから電子商取引で処理される。そし
て、自動振替処理の結果を流通業店舗No.2の自動本貸出
・返却機30に送信する(ステップA551)。
【0045】流通業店舗No.2の自動本貸出・返却機30
は、自動振替処理の結果を受信して自動振替を完了した
ことが確認できたら、「返却操作終了」を表示する。そ
して、利用者Hから正しい本Aが返却されたことを示す
ステータスを図書館Jの端末40に送信する(ステップ
A354)。
【0046】次に、流通業店舗No.2の店員が流通業店舗
No.2の自動本貸出・返却機30の返却Box32から本
Aを取り出して、本Aに貼られているバーコードをバー
コード読み取り機33で読み取らせる。そして、読み取
ったバーコード情報からステップA352にてバーコー
ド番号Eとリンクさせて一時保存していた「送付状N」
の印刷指示をする。次に、流通業店舗No.2の店員が本A
を梱包して「送付状N」を貼り付けて図書館Jに発送す
る(ステップA355)。そして、図書館Jの館員が本
Aを受領する(ステップA453)。図書館Jの館員
は、貸し出し中の本Aを受領したら、図書館Jの端末4
0に蔵書DB41の本A用貸出フラグをクリヤーするた
めの指示をする(ステップA454)。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、ネットワークを介して図書館の蔵書本の貸し出し
を依頼できるので、図書館まで出向かなくても蔵書本の
貸し出しや返却のサービスが受けられる、ということで
ある。これによって、図書館の端末が稼働していれば、
利用者は何時でも蔵書本の情報にアクセスできる。
【0048】第2の効果は、図書館の貸し出しを依頼す
る本の受け取りと返却を、流通業の店舗で行える、とい
うことである。これによって、24時間営業の店舗であ
れば、何時でもそれができる。
【0049】第3の効果は、貸し出しを依頼する本の受
け取りと返却を、各々違う流通業の店舗でできる、とい
うことである。これによって、必要なくなった時点で、
即、近くの流通業の店舗に行けば本の返却ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】この実施の形態おける動作の一例である本の借
用フローを示す流れ図である。
【図3】この実施の形態おける動作の一例である本の借
用フローを示す流れ図である。
【図4】この実施の形態おける動作の一例である本の返
却フローを示す流れ図である。
【図5】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10 利用者Hの端末 20 流通業店舗No.1の自動貸出・返却機 21 貸出Box 22 返却Box 23 バーコード読み取り部 30 流通業店舗No.2の自動貸出・返却機 31 貸出Box 32 返却Box 33 バーコード読み取り部 40 図書館Jの端末 41 蔵書DB 42 流通店舗DB 43 送料DB 44 利用者DB 45 貸出DB 50 銀行Yのホスト 60 流通業者のホスト 70 運送業者のホスト 100 ネットワーク

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者は、図書館蔵書本の貸し出し依頼
    をネットワークを介して行い、貸し出し本の受け取りと
    返却を別々の流通業店舗で行うことを特徴とする図書館
    の本貸し出し返却システム。
  2. 【請求項2】 前記流通業店舗では、前記図書館蔵書本
    を前記利用者に渡すまたは返却のための本を受け取るこ
    とを無人で行うことを特徴とする請求項1記載の図書館
    の本貸し出し返却システム。
  3. 【請求項3】 前記図書館蔵書本の貸し出しから返却ま
    でに掛かった費用を、本を受け取る時と本を返却する時
    に分けて精算し、精算された料金は、銀行との電子商取
    引で入出金されることを特徴とする請求項1または2記
    載の図書館の本貸し出し返却システム。
  4. 【請求項4】 利用者が図書館に図書館蔵書本の貸し出
    しを依頼する時に使用する利用者の端末と、流通業者の
    店舗に設置されるパーソナルコンピューター等の情報処
    理装置である複数の流通業店舗の自動本貸出・返却機
    と、前記図書館に設置されパーソナルコンピューター等
    の情報処理装置である図書館の端末と、通常の銀行の勘
    定系ホストコンピューターである銀行のホストと、前記
    複数の流通業店舗のホストコンピューターである流通業
    者のホストと、前記図書館から前記流通業者の店舗まで
    または前記流通業者の店舗から前記図書館まで本を運送
    する運送業者のホストコンピューターである運送業者の
    ホストと、ネットワークとを備えることを特徴とする図
    書館の本貸し出し返却システム。
  5. 【請求項5】 前記利用者が前記図書館に蔵書本の貸し
    出しを依頼する時に使用するもので、パーソナルコンピ
    ューター等の情報処理装置で構成され、前記図書館の端
    末が前記ネットワーク上に蔵書本情報を提供しているホ
    ームページにアクセスし、アクセス中の情報を編集して
    画面に表示する機能と、前記図書館の端末に問い合わせ
    または指示をする機能を持つ前記利用者の端末を備える
    ことを特徴とする請求項4記載の図書館の本貸し出し返
    却システム。
  6. 【請求項6】 前記蔵書本情報とは、前記図書館が保有
    する本に関する情報のことで、書籍名、著者名、発行社
    名、発行日、内容の概要、本の大きさ、重さ及び在庫情
    報であることを特徴とする請求項5記載の図書館の本貸
    し出し返却システム。
  7. 【請求項7】 前記流通業者の店舗に設置されるパーソ
    ナルコンピューター等の情報処理装置であって、複数の
    棚で構成されている貸出Boxと、1つの返却Box
    と、バーコード読み取り部が接続され、これを制御し、
    前記図書館の端末及び前記銀行のホストとの間でネット
    ワークを介して情報を送受信する機能と、挿入モード・
    受け取りモード・返却モードの3つの動作モードを選択
    する機能とを持ち、前記挿入モードは前記図書館から貸
    し出された本を前記貸出Boxの中に設けられている棚
    のうち空いている棚に自動的に格納する機能を持ち、前
    記受け取りモードは前記利用者が本を取りに来た際に貸
    出識別情報別に前記貸出Boxの棚に格納されている複
    数の本の中から該当する本を選んで自動的に排出する機
    能を持ち、前記返却モードは前記利用者に返却のために
    挿入された借用中の本に貼付けられているバーコードを
    読み込む機能と、本を前記返却Boxに自動的に格納す
    る機能を持つ前記流通業店舗の自動本貸出・返却機を備
    えることを特徴とする請求項4記載の図書館の本貸し出
    し返却システム。
  8. 【請求項8】 前記図書館に設置され、パーソナルコン
    ピューター等の情報処理装置であって、前記図書館が蔵
    書する本の前記蔵書情報を管理する蔵書データーベース
    と、前記流通業店舗の店舗名・所在地・店舗の地図・電
    話番号の情報を管理する流通店舗データーベースと、貸
    し出す本を前記図書館から前記流通業店舗に送付する送
    料と前記流通業店舗から前記図書館に送付する送料を割
    り出すための送料データーベースと、前記利用者を管理
    する利用者データーベースと、貸し出した本に関する貸
    出識別情報と借りた人の利用者ID及び貸し出した日時
    を管理するための貸出データーベースとを構築し、これ
    らのデーターベースに蓄積される情報を前記ネットワー
    ク上に提供する機能を持ち、前記利用者が貸し出しを依
    頼する度に前記図書館を識別する番号と貸し出しの度に
    生成するユニークな番号とで構成される貸出識別情報を
    生成する前記図書館の端末を備えることを特徴とする請
    求項4記載の図書館の本貸し出し返却システム。
  9. 【請求項9】 通常の銀行の勘定系ホストコンピュータ
    ーであり、前記ネットワークを介して前記流通業店舗の
    自動貸出・返却機との間で電子商取引のための情報交換
    をする機能と、銀行の勘定システムの機能をもっている
    前記銀行のホストを備えることを特徴とする請求項4記
    載の図書館の本貸し出し返却システム。
  10. 【請求項10】 前記流通業店舗のホストコンピュータ
    ーであり、前記ネットワークを介して、前記銀行のホス
    トと電子商取引をする機能を持つ前記流通業者のホスト
    を備えることを特徴とする請求項4記載の図書館の本貸
    し出し返却システム。
  11. 【請求項11】 前記図書館から前記流通業店舗まで、
    前記流通業店舗から前記図書館まで本を運送する前記運
    送業者のホストコンピューターであり、ネットワークを
    介して、前記銀行のホストと電子商取引をする機能を持
    っている前記運送業者のホストを備えることを特徴とす
    る請求項4記載の図書館の本貸し出し返却システム。
  12. 【請求項12】 利用者は利用者の端末を使い、ネット
    ワークを介して図書館に設置された図書館の端末が提供
    するホームページにアクセスし、前記利用者のIDとパ
    スワードとを前記図書館の端末に送信し、前記図書館の
    端末は、受信した前記利用者IDと前記パスワードから
    許可された前記利用者が正規の利用者であるか認証確認
    を行い、確認がとれなかった場合はアクセスを拒否し、
    前記図書館の端末は、前記利用者に本の検索サービスを
    提供するために、前記図書館が蔵書する本に関する「蔵
    書の検索条件設定メニュー」を前記利用者の端末に送信
    し、前記利用者の端末は、前記「蔵書の検索条件設定メ
    ニュー」を受信し、受信したメニューの中で前記利用者
    が希望する蔵書の「検索条件」を設定し、設定された前
    記「検索条件」を、前記図書館の端末に送信し、前記図
    書館の端末は、蔵書の前記「検索条件」を受信し、受信
    した前記「検索条件」をキーにして蔵書に関する情報を
    管理している蔵書データーベースを検索し、検索結果の
    「蔵書情報一覧」を前記利用者の端末に送信し、前記利
    用者の端末は、前記「蔵書情報一覧」を受信し、受信し
    た前記「蔵書情報一覧」の中の前記図書館が貸し出し可
    能な蔵書本の中から、前記利用者が貸し出しを希望する
    本を選択したら、選択された本の「蔵書情報」を前記図
    書館の端末に送信し、前記図書館の端末は、その本の前
    記「蔵書情報」を受信し一時保存し、次に、前記利用者
    が、貸し出し依頼した本の受け取りを希望する流通業の
    店舗を指定し、前記図書館の端末は、「流通業店舗の検
    索条件設定メニュー」を前記利用者の端末に送信し、前
    記利用者の端末は、前記「流通業店舗の検索条件設定メ
    ニュー」を受信し、受信したメニューで前記利用者は希
    望する流通業の店舗の「検索条件」を設定し、設定され
    た店舗の前記「検索条件」を前記図書館の端末に送信
    し、前記図書館の端末は、店舗の前記「検索条件」を受
    信し、受信した前記「検索条件」をキーにして流通業の
    店舗情報を管理する流通店舗データーベースを検索し、
    検索結果の「店舗情報一覧」を前記利用者の端末に送信
    し、前記利用者の端末は、前記「店舗情報一覧」を受信
    し、前記利用者によって、受信した前記「店舗情報一
    覧」の中から受け取りを希望する店舗が指定されたら、
    その店舗の「店舗情報」を前記図書館の端末に送信し、
    前記図書館の端末は、前記店舗の前記「店舗情報」を受
    信し、受信した前記「店舗情報」の中にある前記店舗の
    「所在地」と、一時保存していた前記本の前記「蔵書情
    報」の中にある前記本の「大きさと重さ」をキーにして
    送料データーベースを検索し、その検索結果を基に前記
    本の前記図書館から前記店舗までの「送料」を計算し、
    さらに、前記図書館の端末は、前記図書館の識別コード
    と貸し出し処理の度に生成するユークな貸し出し番号で
    構成する貸出識別情報を生成し、前記本が貸し出し中で
    あることを示す前記本用貸出フラグを蔵書データーベー
    スにセットし、前記貸出識別情報、前記本の前記「蔵書
    情報」、前記利用者のID及び処理日を貸出データーベ
    ースに書き込み、次に、前記図書館の端末は、前記「貸
    出識別情報」と前記「送料」及び前記本が前記流通業店
    舗に到着する予定日を、前記利用者の端末に送信し、前
    記図書館の端末は、前記利用者のIDによって利用者管
    理の利用者データーベースを検索し、前記利用者の「口
    座情報」を抽出し、前記図書館の端末は、前記貸出識別
    情報、前記送料及び前記口座情報を、前記流通業店舗の
    自動本貸出・返却機に送信し、前記流通業店舗の自動貸
    出・返却機は、前記貸出識別情報、前記送料及び前記口
    座情報を受信して一時保存し、前記図書館の館員が前記
    貸出識別情報のリストと前記本を一緒に梱包し、前記利
    用者が前記借用本の受け取り先に指定した前記流通業店
    舗へ発送し、次に、前記流通業店舗の店員が、前記図書
    館から送られてきた「利用者が貸し出しを希望した本と
    貸出識別情報のリスト」を受領し、前記店員は、前記本
    を前記流通業店舗の自動貸出・返却機に挿入準備のため
    に、前記流通業店舗の自動貸出・返却機に対して「挿入
    モード」を指定し、前記流通業店舗の自動貸出・返却機
    は、店舗の店員によって前記図書館から前記本と一緒に
    送られてきた前記貸出識別情報が入力されると、貸出本
    を格納できる複数の棚で構成する貸出Boxの中から空
    いている棚を自動的に選択して、その棚に前記貸出識別
    情報をリンクづけし、前記流通業店舗の自動貸出・返却
    機は、前記本の挿入を流通業の店員に促して挿入が確認
    できると、自動的に選択している棚に、前記本を格納
    し、次に、前記利用者が前記本を受け取りに前記流通業
    店舗を訪れ、そこで、前記流通業店舗の自動貸出・返却
    機は、前記利用者によって前記図書館の端末から送信さ
    れた前記貸出識別情報が入力されると、入力された前記
    貸出識別情報にリンクされた前記棚に前記本が格納され
    ていることから「受け取りモード」を自動的に設定し、
    一時保存している前記送料、前記手数料、前記口座情報
    を銀行のホストに送信し、前記銀行のホストは、受信し
    た前記口座情報から前記送料、前記手数料を自動振替処
    理し、流通業者のホストと運送業者のホストへの支払い
    は前記銀行から電子商取引が行われ、前記銀行のホスト
    は、自動振替処理の結果を前記流通業店舗の自動貸出・
    返却機へ送信し、次に、前記流通業店舗の自動貸出・返
    却機は、前記銀行のホストから処理された自動振替処理
    結果の通知を受信し、前記送料、前記手数料が自動振替
    処理されたことを確認して、前記本を前記棚から自動的
    に排出し、前記利用者が前記本を受け取れるようにし、
    前記流通業店舗の自動貸出・返却機は、前記利用者が前
    記本を受け取ったことを示すステータスを前記図書館の
    端末に送信することを特徴とする図書館の本貸し出し方
    法。
  13. 【請求項13】 利用者が図書館から借用中の本を持っ
    て最寄の流通業店舗を来訪し、流通業店舗の自動本貸出
    ・返却機は、前記利用者によって前記本の貸出識別情報
    が入力されると、入力された前記貸出識別情報にリンク
    されている格納Boxの中の棚番号がないことから「返
    却モード」を自動的に設定し、入力された前記貸出識別
    情報の中にある前記図書館の識別番号から前記図書館を
    特定し、特定した図書館の端末に対して「貸出識別情報
    及び流通業者店舗の識別情報」を送信し、前記図書館の
    端末は、前記貸出識別情報と前記流通業店舗の識別情報
    とを受信し、その中の前記貸出識別情報をキーにして貸
    出データーベースを検索し、検索結果から前記本の「蔵
    書情報」及び利用者IDを得、また、先に受信した前記
    流通業店舗の前記識別情報をキーにして流通店舗データ
    ーベースを検索し、検索結果の流通業店舗情報から前記
    流通業店舗の所在地を得、前記流通業店舗の所在地と前
    記本の「蔵書情報」の中にある前記本の重さ・大きさを
    キーにして送料データーベースを検索し、検索結果を基
    に前記流通業店舗から前記図書館までの前記本の「送
    料」を計算し、さらに、前記貸出識別情報をキーに貸出
    データーベースを検索して得ている利用者IDをキーに
    して利用者データーベースを検索し、検索結果から前記
    利用者の銀行の「口座情報」を得、さらに、前記貸出識
    別情報をキーにして前記貸出データーベースから得てい
    る前記本の前記「蔵書情報」の中から、前記本に貼られ
    ている「バーコード番号」を得、前記図書館の端末は、
    前記「送料」、前記「口座情報」、前記「バーコード番
    号」及び前記図書館の所在地を印刷イメージの「送付
    状」に編集して、前記流通業店舗の自動本貸出・返却機
    に送信し、前記流通業店舗の自動本貸出・返却機は、前
    記「送料」、前記「口座情報」、前記「バーコード番
    号」及び前記「送付状」を受信してバーコード番号と送
    付状をリンクづけて一時保存し、そして、前記利用者に
    対して前記本の挿入を促し、それが確認できたら前記本
    に貼られたバーコードをバーコード読み取り部で読み取
    り、読み取った結果と前記図書館の端末から受信してい
    るバーコード番号とを比較し、この2つのバーコードの
    比較によって、返却された本が前記本に相違しないこと
    を確認し、前記本であることが確認できたら、返却モー
    ドに設定されているので、前記本を返却Boxに自動的
    に格納し、前記流通業店舗の自動本貸出・返却機は、前
    記「送料」、前記「口座情報」、店舗の「手数料」を銀
    行の端末に送信し、前記銀行の端末は、この情報を受信
    して、この中の前記「口座情報」が示す銀行口座から前
    記「手数料」及び前記「送料」を自動振替処理し、前記
    「手数料」及び前記「送料」を流通業者のホストと運送
    業者のホストへの支払いは、銀行から電子商取引で処理
    し、自動振替処理の結果を前記流通業店舗の自動本貸出
    ・返却機に送信し、前記流通業店舗の自動本貸出・返却
    機は、自動振替処理の結果を受信して自動振替を完了し
    たことが確認できたら、「返却操作終了」を表示し、前
    記利用者から正しい本が返却されたことを示すステータ
    スを前記図書館の端末に送信し、前記流通業店舗の店員
    が前記流通業店舗の自動本貸出・返却機の前記返却Bo
    xから前記本を取り出して、前記本に貼られているバー
    コードをバーコード読み取り機で読み取らせ、読み取っ
    たバーコード情報から前記バーコード番号とリンクさせ
    て一時保存していた前記「送付状」の印刷指示をし、前
    記流通業店舗の店員が前記本を梱包して前記「送付状」
    を貼り付けて前記図書館に発送し、前記図書館の館員が
    前記本を受領し、前記図書館の館員は、貸し出し中の前
    記本を受領したら、前記図書館の端末に蔵書データーベ
    ースの前記本用貸出フラグをクリヤするための指示をす
    ることを特徴とする図書館の本返却方法。
JP2001087563A 2001-03-26 2001-03-26 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法 Pending JP2002288390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087563A JP2002288390A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001087563A JP2002288390A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002288390A true JP2002288390A (ja) 2002-10-04

Family

ID=18942795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001087563A Pending JP2002288390A (ja) 2001-03-26 2001-03-26 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002288390A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108171892A (zh) * 2018-03-13 2018-06-15 深圳市三维通机器人系统有限公司 一种智能无人图书馆系统
CN114372542A (zh) * 2022-01-10 2022-04-19 青岛科技大学 一种扫描识别系统、扫描识别方法及图书扫描设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346902A (ja) * 1989-07-14 1991-02-28 Kihara Kk 図書館における貸出物品の処理装置
JPH07225878A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Hitachi Ltd 情報処理方法及びシステム
JPH0816900A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Hitachi Inf Syst Ltd レンタカー貸出返却システム
JPH08329111A (ja) * 1995-06-06 1996-12-13 Hitachi Ltd 資料の郵送貸出支援システム
WO1998047079A2 (en) * 1997-04-11 1998-10-22 The Johns Hopkins University A method and apparatus for remotely viewing a printed work
JP2000285177A (ja) * 2000-01-01 2000-10-13 Victor Co Of Japan Ltd オンラインショッピングシステムの商品中継所及びオンラインショッピングシステムの顧客端末
JP2001014393A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Hitachi Ltd 商品の発注、配達システム及び商品の発注、配達方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346902A (ja) * 1989-07-14 1991-02-28 Kihara Kk 図書館における貸出物品の処理装置
JPH07225878A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Hitachi Ltd 情報処理方法及びシステム
JPH0816900A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Hitachi Inf Syst Ltd レンタカー貸出返却システム
JPH08329111A (ja) * 1995-06-06 1996-12-13 Hitachi Ltd 資料の郵送貸出支援システム
WO1998047079A2 (en) * 1997-04-11 1998-10-22 The Johns Hopkins University A method and apparatus for remotely viewing a printed work
JP2001014393A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Hitachi Ltd 商品の発注、配達システム及び商品の発注、配達方法
JP2000285177A (ja) * 2000-01-01 2000-10-13 Victor Co Of Japan Ltd オンラインショッピングシステムの商品中継所及びオンラインショッピングシステムの顧客端末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108171892A (zh) * 2018-03-13 2018-06-15 深圳市三维通机器人系统有限公司 一种智能无人图书馆系统
CN114372542A (zh) * 2022-01-10 2022-04-19 青岛科技大学 一种扫描识别系统、扫描识别方法及图书扫描设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4101384B2 (ja) デジタルコンテンツ販売方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体
US20030093382A1 (en) Method for producing/selling book using network and producing/selling system
KR20010085576A (ko) 결제중개 처리장치, 결제중개처리용의 처리프로그램을격납하는 기록매체, 결제중개용의 컴퓨터 프로그램,온라인숍장치 및 온라인쇼핑방법과 그 시스템
JP3535033B2 (ja) ギフトシステム
CN101180643A (zh) 用图形用户界面访问旅行结算系统中交易数据的方法和装置
JP2022172003A5 (ja)
JP4302079B2 (ja) デジタルコンテンツ販売方法及びその実施装置
JP2003203274A (ja) 領収書発行方法および領収書発行プログラム
JP2001306526A (ja) 情報探索支援システム及び情報探索支援方法
WO2023286773A1 (ja) 印刷によって製造される商品の製造方法及びシステム
JP2005025664A (ja) レシート発行管理装置、レシート発行管理システム、及びレシート発行管理装置用プログラム
JP2002288390A (ja) 図書館の本貸し出し返却システム及びその方法
JP4754505B2 (ja) 商品取引仲介システム、商品取引仲介方法、コンピュータプログラム
JP2003296651A (ja) 決済支援装置及びプログラム
JP2002373272A (ja) コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法
JP3672066B2 (ja) 取引予約システム及び記録媒体
JP2006065715A (ja) 振込処理装置及びプログラム
JP7345090B2 (ja) 仮想貸保管庫を利用した保管管理システム
US20020052823A1 (en) Authentication method, information processing method and recording medium
JP2002366784A (ja) オンラインショッピングの補助方法及び補助システム
JP2002133319A (ja) レンタル品の配送・返却・課金情報管理システム
JP2004145616A (ja) 販売システム、サーバ装置および販売方法
JP2006268091A (ja) 駐車場及び/又は駐輪場管理システム、駐車場及び/又は駐輪場管理方法、並びにサーバ装置
JP2004086379A (ja) 取付店舗紹介システム及び方法、サーバ装置並びにコンピュータプログラム
JP2002197299A (ja) 職域販売方法、職域販売システム、職域販売装置および職域販売プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116