JP2002197299A - 職域販売方法、職域販売システム、職域販売装置および職域販売プログラム - Google Patents

職域販売方法、職域販売システム、職域販売装置および職域販売プログラム

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JP2002197299A
JP2002197299A JP2000393435A JP2000393435A JP2002197299A JP 2002197299 A JP2002197299 A JP 2002197299A JP 2000393435 A JP2000393435 A JP 2000393435A JP 2000393435 A JP2000393435 A JP 2000393435A JP 2002197299 A JP2002197299 A JP 2002197299A
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JP
Japan
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user terminal
sales
services
product
welfare
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JP2000393435A
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English (en)
Inventor
Hachiro Asano
八郎 浅野
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Synergy International Inc
Original Assignee
Synergy International Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット網1,2,3を介して商品やサービス
を販売する際に生じている、販売業者11とユーザとの
間での不信感を排除し、これにより活発な商品などの売
買を可能とすること。所定の団体4の構成員に対して各
種の福利厚生サービスを行う福利厚生機関5であって
も、効率のよい費用対効果にてネット網1,2,3を介
して商品またはサービスを提供すること。 【解決手段】 販売業者11は、福利厚生機関5のドメ
イン名を用いて、当該福利厚生機関5がサービスする団
体4に対する販売サイトを運営する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネット網を介して
商品やサービスを販売する職域販売方法、職域販売シス
テム、職域販売装置および職域販売プログラムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどのネット網に
商品などを販売する販売業者サーバを接続し、当該販売
業者サーバに対してユーザがユーザ端末を用いてアクセ
スすることで商品を閲覧させ、更に、これに対する注文
を上記販売業者サーバで受け付ける販売サイトが多数、
出現している。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】ネット網を介して
商品やサービスを販売する従来の販売システムは、以上
のように構成されているので、商品やサービスの売買に
おいて以下のような阻害要因などがあった。
【0004】第一に、販売装置で販売されている商品な
どを購入しようとするユーザにおいては、当該販売業者
が正常な商品などを販売する業者であるか否かをホーム
ページなどの雰囲気や、ホームページに掲載されている
電話番号に電話をしてみたりすることでしか、商品や販
売業者の確認を行うことができない。したがって、実際
の店舗で購入する場合のように、実際の商品を見て商品
やサービスの質を直接的に確かめることができないの
で、たとえその価格が安くともなかなか発注に踏み切る
ことができない。
【0005】第二に、ネット網に販売装置を接続して商
品やサービスを販売する業者にあっても、注文したユー
ザに直接会うことはないので、注文に応じて商品などを
納入しても、その代金をきちんと支払ってもらえるか否
かとても不安である。そのような事故が続けば、経営に
悪影響を与えかねない。したがって、商品代金の支払方
法を前払いやクレジットカードに限定しがちである。
【0006】そして、このように商品の確認前に支払い
をしなければならないような場合には、たとえその価格
が安くとも、希望の商品と違う場合のリスクが大きく感
じられてしまうので、ユーザは更に注文しないようにな
ってしまう。特に、元来高額な商品にあっては、ネット
網を利用して購入しないことになってしまう。
【0007】このように、現在のネット網においては、
その情報通信技術の進歩により商品やサービスの情報を
提供するものとしてはかなり現実社会の商取引に対して
貢献できるようになってきてはいるが、そのために好適
な決済の仕方がなく、活発な商取引を可能ならしめるよ
うにはなっていない。
【0008】また、このようなネット網を介して商品や
サービスを販売する販売業者とは別に、現在、企業など
の団体の社員や従業員に対して商品やサービスの販売を
含めた福利厚生サービスを行う福利厚生機関が存在す
る。
【0009】このような福利厚生機関においては、それ
ぞれに複数の社員や従業員などの販売先を確保しており
ながらも、以下に示す理由によって、独自の商品販売サ
イトを立ち上げ、これにより品揃えのよい多数の商品を
安価に提供することはできないでいる。
【0010】各福利厚生機関は、それぞれがそれぞれの
団体の構成員のみを対象として各種の福利厚生サービス
を行う機関であり、それが故に、通常は数百人から数千
人を対象として商品やサービスを販売しなければならな
い。また、福利厚生機関は、あくまでも団体においては
間接的な機関であり、そのような機関に対して高い費用
を提供することはできない。
【0011】その結果、福利厚生機関は、それぞれの限
られた人数の構成員を対象として独自の商品販売サイト
を立ち上げたとしても、その商品などの価格を下げるこ
とができず、しかも、多数の商品を集めるためにはそれ
なりに資本が必要となってしまうので、少ない商品でし
か当該サイトを運営することができない。
【0012】本発明者らは、独自の調査に基づいて以上
のような種々の問題点が存在することを見出し、更に鋭
意研究を重ねた結果、福利厚生機関を与信機関として利
用しつつ、複数の団体を対象として商品やサービスを販
売することで、効率的な運営が可能な販売サイトを構築
することができることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0013】本発明は、ネット網を介して商品やサービ
スを販売する際に販売業者とユーザとの間に発生する上
述した各種の阻害要因を排除し、これにより活発に商品
を売買することができる職域販売方法、職域販売システ
ム、職域販売装置および職域販売プログラムを得ること
を目的とする。
【0014】これと同時に、本発明は、企業を含む団体
の構成員に対して各種の福利厚生サービスを行う福利厚
生機関であっても、効率のよい費用対効果にてネット網
を介して商品またはサービスを提供することができる職
域販売方法、職域販売システム、職域販売装置および職
域販売プログラムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の職域販売方法は、職域販売装置に登録さ
れている商品あるいはサービスに関する情報を、ネット
網を介して、企業を含む団体における構成員が使用する
ユーザ端末へ送信し、これに対する注文を当該ネット網
を介してユーザ端末から職域販売装置へ送信する職域販
売方法において、上記職域販売装置において上記商品あ
るいはサービスに関する情報を提供しているコンテンツ
は、上記団体の構成員に対して専属的に商品やサービス
を提供する福利厚生機関のドメイン名の下で上記ユーザ
端末に送信され、且つ、当該福利厚生機関とは異なる運
営主体である販売業者によって運営されているものであ
る。
【0016】この方法を採用すれば、福利厚生機関は、
そのドメイン名を取得し、これを異なる運営主体である
販売業者に利用させるだけで、各構成員に対して商品ま
たはサービスを提供することができる。つまり、福利厚
生機関が独自に販売装置を立ち上げた場合には、独自に
商品やサービスの仕入先を開拓したり、自前の販売装置
を維持管理したりしなければならず、福利厚生機関にお
ける低い費用対効果などの下では大したサービス提供す
ることができないなどの制約が無くなり、販売業者によ
る多くの品揃えによって且つ効率の良い運営によって、
単独では到底なし得ることができなかった効率の良い費
用対効果にて、企業を含む団体の構成員という限られた
ユーザに対して質の高い販売サービスを提供することが
できる。
【0017】また、各団体の構成員は、福利厚生機関の
ドメイン名の下で運営されている商品やサービスの販売
サイトに対して商品やサービスを注文するので、ネット
上の他の販売サイトに対して同様の注文をする場合とは
異なり、サイト運営者の現実社会における所在がはっき
りしており、販売元を信用することができる。したがっ
て、各構成員は、たとえ運営主体が上記福利厚生機関と
は異なるものであったとしても、職域販売装置にて販売
されている商品やサービスを適当なものであると信用す
ることができ、商品やサービスが高額なものであったと
しても安心して注文することができる。
【0018】更に、職域販売装置を運営する販売業者に
おいても、福利厚生機関のドメイン名の下で企業を含む
団体に所属する構成員に対して商品やサービスを提供し
ているので、ネット上の他のユーザに対して同様の販売
をする場合とは異なり、ユーザの現実社会における所在
がはっきりしており、注文主を信用することができる。
したがって、販売業者は、各構成員からの注文を信用す
ることができ、たとえ商品やサービスが高額なものであ
ったとしても、その商品などを安心して納入することが
できる。しかも、納入後に代金の支払いを受けることが
できる。
【0019】それ故、この方法を採用すれば、福利厚生
機関の与信の下で、販売業者および構成員はお互いを信
用することができるので、一般的なインターネット上の
商取引の場合のように販売業者とユーザとが互いに疑心
暗鬼になってしまうことはなく、活発な商取引を期待す
ることができる。その活発な商取引によって、福利厚生
機関においても高い収益を期待することができる。
【0020】本発明の職域販売方法は、職域販売装置に
登録されている商品あるいはサービスに関する情報を、
ネット網を介して、企業を含む複数の団体それぞれにお
ける構成員が使用するユーザ端末へ送信し、これに対す
る注文を当該ネット網を介してユーザ端末から職域販売
装置へ送信する職域販売方法において、上記職域販売装
置において上記商品あるいはサービスに関する情報を提
供しているコンテンツは、上記各団体の構成員に対して
専属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関
のそれぞれのドメイン名の下で上記ユーザ端末に送信さ
れ、且つ、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体
である販売業者によって運営されているものである。
【0021】この方法を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0022】しかも、販売業者は複数の福利厚生機関に
対してそれぞれのドメイン名の下でそれが取り扱う商品
やサービスを販売するので、販売業者においては、複数
の団体の構成員により構成されるより多くのユーザを対
象として各商品やサービスを買い付けることができる。
その結果、販売業者は、1つの福利厚生機関では到底な
し得ることができなかった低いコストにて各商品やサー
ビスを提供することができる。これにより、より一層に
商取引が活性化されることを期待することができる。
【0023】本発明の職域販売方法は、職域販売装置に
登録されている商品あるいはサービスに関する情報を、
ネット網を介して、企業を含む複数の団体それぞれにお
ける構成員が使用するユーザ端末へ送信し、これに対す
る注文を当該ネット網を介してユーザ端末から職域販売
装置へ送信する職域販売方法において、上記職域販売装
置において上記商品あるいはサービスに関する情報を提
供しているコンテンツは、上記各団体の構成員に対して
専属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関
のそれぞれのドメイン名の下で、且つ、商品やサービス
のデータベースからそれぞれの団体に応じて選択された
商品群あるいはサービス群にて上記ユーザ端末に送信さ
れ、且つ、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体
である販売業者によって運営されているものである。
【0024】この方法を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0025】また、販売業者は、各商品を当該複数の団
体の構成員向けに確保しながらも、団体毎に異なるライ
ンナップにて商品やサービスを提供することができる。
したがって、或る団体から競合他社の製品を各構成員に
対して売り込まないように依頼が合ったとしても、それ
によって販売業者がサイト上で取り扱うことができる商
品やサービスが制限されてしまうことは無く、しかも、
各団体それぞれに対してそれぞれの要求に応じたライン
ナップにて商品やサービスを販売することができる。そ
の結果、各団体や各福利厚生機関の利益を損なうことな
く、大量受注などによる各商品のコストダウンを追及す
ることができ、複数の団体や福利厚生機関に対して安価
な価格にて商品やサービスを提供することができる。
【0026】本発明の職域販売方法は、職域販売装置に
登録されている商品あるいはサービスに関する情報を、
ネット網を介して、企業を含む複数の団体それぞれにお
ける構成員が使用するユーザ端末へ送信し、これに対す
る注文を当該ネット網を介してユーザ端末から職域販売
装置へ送信する職域販売方法において、上記職域販売装
置において上記商品あるいはサービスに関する情報を提
供しているコンテンツは、上記各団体の構成員に対して
専属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関
のそれぞれのドメイン名の下で上記ユーザ端末に送信さ
れ、且つ、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体
である販売業者によって運営され、更に、上記注文とそ
の注文主である構成員とをそれぞれの団体あるいは福利
厚生機関と関連付けて記憶しているものである。
【0027】この方法を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0028】また、職域販売装置には、注文とその注文
主である構成員とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機
関と関連付けて記憶されているので、販売業者は、これ
に基づいて、一括注文したり、各構成員による注文商品
やサービスを各福利厚生機関や各団体にたいしてまとめ
て注文商品あるいはサービスを提供することができ、商
品コストを削減することができる。その結果、各構成員
に対して更に安価に商品やサービスを提供することがで
きる。
【0029】本発明の職域販売方法は、職域販売装置に
登録されている商品あるいはサービスに関する情報を、
ネット網を介して、企業を含む複数の団体それぞれにお
ける構成員が使用するユーザ端末へ送信し、これに対す
る注文を当該ネット網を介してユーザ端末から職域販売
装置へ送信する職域販売方法において、上記職域販売装
置において上記商品あるいはサービスに関する情報を提
供しているコンテンツは、上記各団体の構成員に対して
専属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関
のそれぞれのドメイン名の下で上記ユーザ端末に送信さ
れ、且つ、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体
である販売業者によって運営され、更に、上記注文とそ
の注文主である構成員とをそれぞれの団体あるいは福利
厚生機関と関連付けて記憶するとともにこれを各福利厚
生機関へ通知するものである。
【0030】この方法を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0031】また、職域販売装置には、注文とその注文
主である構成員とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機
関と関連付けて記憶され、更にこれが各福利厚生機関へ
通知されるので、各福利厚生機関においては、この通知
に基づいてどのような注文がどの構成員によりなされた
のかを容易に知ることができる。したがって、各福利厚
生機関では、この通知に基づいて各構成員からの支払い
を回収して一括して販売業者へ支払うことができる。そ
の結果、販売業者が各構成員から直接に代金を回収する
場合よりもその回収にかかるコストを削減することがで
き、ひいては、各構成員に対して更に安価に商品やサー
ビスを提供することができる。
【0032】本発明の職域販売システムは、企業を含む
団体の構成員に対して商品またはサービスを提供すると
ともに、上記団体に対して専属的に商品やサービスを提
供する福利厚生機関のドメイン名の下で、当該福利厚生
機関とは異なる運営主体である販売業者にて運営される
コンテンツを有し、当該商品またはサービスに対する注
文を受け付ける職域販売装置と、上記構成員が使用する
ユーザ端末と、上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを
接続するネット網と、を備えるものである。
【0033】この構成を採用すれば、福利厚生機関は、
そのドメイン名を取得し、これを異なる運営主体である
販売業者に利用させるだけで、各構成員に対して商品ま
たはサービスを提供することができる。つまり、福利厚
生機関が独自に販売装置を立ち上げた場合には到底なし
得ることができなかった効率の良い費用対効果にて、企
業を含む団体の構成員という限られたユーザに対して質
の高い販売サービスを提供することができる。
【0034】また、各団体の構成員は、福利厚生機関の
ドメイン名の下で運営されている商品やサービスの販売
サイトに対して商品やサービスを注文するので、ネット
上の他の販売サイトに対して同様の注文をする場合とは
異なり、サイト運営者の現実社会における所在がはっき
りしており、販売元を信用することができる。したがっ
て、各構成員は、たとえ運営主体が上記福利厚生機関と
は異なるものであったとしても、職域販売装置にて販売
されている商品やサービスを適当なものであると信用す
ることができ、商品やサービスが高額なものであったと
しても安心して注文することができる。
【0035】更に、職域販売装置を運営する販売業者に
おいても、福利厚生機関のドメイン名の下で企業を含む
団体に所属する構成員に対して商品やサービスを提供し
ているので、ネット上の他のユーザに対して同様の販売
をする場合とは異なり、ユーザの現実社会における所在
がはっきりしており、注文主を信用することができる。
したがって、販売業者は、各構成員からの注文を信用す
ることができ、たとえ商品やサービスが高額なものであ
ったとしてもその商品などを安心して納入することがで
きる。しかも、納入後に代金の支払いを受けることがで
きる。
【0036】それ故、この構成を採用すれば、福利厚生
機関の与信の下で、販売業者および構成員はお互いを信
用することができるので、一般的なインターネット上の
商取引の場合のように販売業者とユーザとが互いに疑心
暗鬼になってしまうことはなく、活発な商取引を期待す
ることができる。その活発な商取引によって、福利厚生
機関においても高い収益を期待することができる。
【0037】本発明の職域販売システムは、企業を含む
複数の団体それぞれの構成員に対して商品またはサービ
スを提供するとともに、上記それぞれの団体に対して専
属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関の
それぞれのドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関
とは異なる運営主体である販売業者にて運営されるコン
テンツを有し、当該商品またはサービスに対する注文を
受け付ける職域販売装置と、上記構成員が使用するユー
ザ端末と、上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続
するネット網と、を備えるものである。
【0038】この構成を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用す
ることができるので、活発な商取引を期待することがで
きる。
【0039】しかも、販売業者は複数の福利厚生機関に
対してそれぞれのドメイン名の下で商品やサービスを販
売するので、販売業者においては、複数の団体の構成員
であるより多くのユーザを対象として買い付けをするこ
とができるので、1つの福利厚生機関では到底なし得る
ことができなかった低いコストにて各商品やサービスを
提供することができる。これにより、より一層に商取引
が活性化されることを期待することができる。
【0040】本発明の職域販売システムは、企業を含む
複数の団体それぞれの構成員に対して商品またはサービ
スを提供するとともに、上記それぞれの団体に対して専
属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関の
それぞれのドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関
とは異なる運営主体である販売業者にて運営されるコン
テンツを有し、当該商品またはサービスに対する注文を
受け付ける職域販売装置と、上記構成員が使用するユー
ザ端末と、上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続
するネット網と、を備える職域販売システムであって、
上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
販売装置へアクセスし、当該職域販売装置は、各ユーザ
端末に対応する団体あるいは福利厚生機関を判定し、こ
の判定結果を用いて商品やサービスのデータベースから
それぞれの団体に応じた商品群あるいはサービス群を選
択し、これをユーザ端末へ送信するものである。
【0041】この構成を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用す
ることができるので、活発な商取引を期待することがで
きる。
【0042】また、販売業者は、各商品を当該複数の団
体の構成員向けに確保しながらも、団体毎に異なるライ
ンナップにて商品やサービスを提供することができる。
したがって、或る団体から競合他社の製品を各構成員に
対して売り込まないように依頼が合ったとしても、それ
によって販売業者がサイト上で取り扱うことができる商
品やサービスが制限されてしまうことは無く、しかも、
各団体それぞれに対してそれぞれの要求に応じたライン
ナップにて商品やサービスを販売することができる。そ
の結果、各団体や各福利厚生機関の利益を損なうことな
く、大量受注などによる各商品のコストダウンを追及す
ることができ、複数の団体や福利厚生機関に対して安価
な価格にて商品やサービスを提供することができる。
【0043】本発明の職域販売システムは、企業を含む
複数の団体それぞれの構成員に対して商品またはサービ
スを提供するとともに、上記それぞれの団体に対して専
属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関の
それぞれのドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関
とは異なる運営主体である販売業者にて運営されるコン
テンツを有し、当該商品またはサービスに対する注文を
受け付ける職域販売装置と、上記構成員が使用するユー
ザ端末と、上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続
するネット網と、を備える職域販売システムであって、
上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
販売装置へアクセスし、上記職域販売装置は、各注文と
その注文主である構成員とにそれぞれの団体あるいは福
利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータベースを
備えるものである。
【0044】この構成を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0045】また、職域販売装置には、注文とその注文
主である構成員とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機
関と関連付けて記憶されているので、販売業者は、これ
に基づいて、一括注文したり、各構成員による注文商品
やサービスを各福利厚生機関や各団体にたいしてまとめ
て注文商品あるいはサービスを提供することができ、商
品のコストを削減することができる。その結果、各構成
員に対して更に安価に商品やサービスを提供することが
できる。
【0046】本発明の職域販売システムは、企業を含む
複数の団体それぞれの構成員に対して商品またはサービ
スを提供するとともに、上記それぞれの団体に対して専
属的に商品やサービスを提供する複数の福利厚生機関の
それぞれのドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関
とは異なる運営主体である販売業者にて運営されるコン
テンツを有し、当該商品またはサービスに対する注文を
受け付ける職域販売装置と、上記構成員が使用するユー
ザ端末と、上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続
するネット網と、を備える職域販売システムであって、
上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
販売装置へアクセスし、上記職域販売装置は、各注文と
その注文主である構成員とにそれぞれの団体あるいは福
利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータベースを
備え、当該ユーザデータベースに記憶されている各注文
を福利厚生機関毎にまとめてそれぞれに通知するもので
ある。
【0047】この構成を採用すれば、上述したように福
利厚生機関による与信によって、注文主である構成員と
商品やサービスを提供する販売業者とはお互いを信用し
て取引することができるので、活発な商取引を期待する
ことができる。
【0048】また、職域販売装置には、注文とその注文
主である構成員とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機
関と関連付けて記憶され、更にこれが各福利厚生機関へ
通知されるので、各福利厚生機関においては、この通知
に基づいてどのような注文がどの構成員によりなされた
のかを容易に知ることができる。したがって、各福利厚
生機関では、この通知に基づいて各構成員からの支払い
を回収して一括して販売業者へ支払うことができる。そ
の結果、販売業者が各構成員から直接に代金を回収する
場合よりもその回収にかかるコストを削減することがで
き、ひいては、各構成員に対して更に安価に商品やサー
ビスを提供することができる。
【0049】本発明の職域販売装置は、企業を含む複数
の団体それぞれの構成員によるユーザ端末の操作に応じ
て、それぞれの団体に対して専属的に福利厚生サービス
を提供する福利厚生機関のドメイン名の下で、当該複数
の福利厚生機関とは異なる運営主体である販売業者にて
運営されるコンテンツを有し、商品またはサービスに対
する注文を受け付ける職域販売装置であって、上記各福
利厚生機関用のホームページあるいはそれらのホームペ
ージを生成するための情報を記憶するホームページデー
タベースと、上記ユーザ端末からのアクセスに応じて当
該ユーザ端末に対応する上記ドメイン名を判定する第一
の判定手段と、当該第一の判定手段にて判定されたドメ
イン名に基づいて、上記ホームページデータベースの情
報を用いて、所定の福利厚生機関用のホームページを生
成する生成手段と、当該生成されたホームページを上記
ユーザ端末へ送信する送信手段と、を備えるものであ
る。
【0050】この構成を採用すれば、販売業者は複数の
福利厚生機関に対してそれぞれのドメイン名の下で商品
やサービスを販売するので、販売業者においては、複数
の団体の構成員であるより多くのユーザを対象として買
い付けをすることができるので、1つの福利厚生機関で
は到底なし得ることができなかった低いコストにて各商
品やサービスを提供することができる。これにより、よ
り一層に商取引が活性化されることを期待することがで
きる。
【0051】しかも、各福利厚生機関は職域販売装置を
他の福利厚生機関と共同で使用しつつも、独自に取得し
たドメイン名の下での独自のホームページをそれぞれの
ユーザ端末に送信することができるので、団体の構成員
という限られた範囲のユーザ向けに、商品やサービスを
提供するための独自の販売装置を実際には立ち上げるこ
となく、低コストにて商品などを販売するサイトを運営
することができる。
【0052】本発明の職域販売装置は、企業を含む複数
の団体それぞれの構成員によるユーザ端末の操作に応じ
て、それぞれの団体に対して専属的に福利厚生サービス
を提供する福利厚生機関のドメイン名の下で、当該複数
の福利厚生機関とは異なる運営主体である販売業者にて
運営されるコンテンツを有し、商品またはサービスに対
する注文を受け付ける職域販売装置であって、販売する
商品またはサービスが登録されている商品データベース
と、上記ユーザ端末からのアクセスに応じて当該ユーザ
端末に対応するドメイン名を判定する第一の判定手段
と、当該第一の判定手段にて判定されたドメイン名に基
づいて上記商品データベースから選択される商品または
サービスを掲載したホームページを生成する生成手段
と、当該生成されたホームページを上記ユーザ端末へ送
信する送信手段と、を備えるものである。
【0053】この構成を採用すれば、販売業者は、各商
品を当該複数の団体の構成員向けに確保しながらも、団
体毎に異なるラインナップにて商品やサービスを提供す
ることができる。したがって、それぞれの団体の要請に
拘わらず商品やサービスを受け付けつつ、各団体それぞ
れに対してそれぞれの要求に応じたラインナップにて商
品やサービスを販売することができる。その結果、各団
体や各福利厚生機関の利益を損なうことなく、大量受注
などによる各商品のコストダウンを追及することがで
き、複数の団体や福利厚生機関に対して安価な価格にて
商品やサービスを提供することができる。
【0054】本発明の職域販売装置は、前記商品データ
ベースには、各商品あるいは各サービスに対応して表示
制御用のフラグが登録され、前記生成手段は、各商品あ
るいは各サービスの上記フラグと、判定されたドメイン
名との組み合わせに基づいて選択される商品またはサー
ビスを掲載したホームページを生成するものである。
【0055】この構成を採用すれば、販売業者は、各商
品を当該複数の団体の構成員向けに確保しながらも、フ
ラグとドメイン名との組み合わせを判断するだけで、そ
れぞれの商品やサービス毎にホームページへの掲載を制
御することができる。したがって、たとえ多数の商品が
掲載されるホームページを生成する場合であっても、商
品毎に掲載の適否を判断し且つ短時間にて判断して生成
することかできる。その結果、各構成員に対して表示待
ちのストレスを与えてしまうことなく、商品などを閲覧
させることができる。
【0056】本発明の職域販売装置は、職域販売装置上
で各構成員に固有に割り当てた識別番号に、当該構成員
に対応するドメイン名に関する情報を対応付けて記憶す
るユーザデータベースと、前記第一の判定手段において
ドメイン名を判定できない場合において、ユーザ端末か
ら送信された識別番号を用いて上記ユーザデータベース
を検索することで、当該ユーザ端末に対応するドメイン
名を判定する第二の判定手段と、を備え、前記生成手段
は、当該第二の判定手段にて判定されたドメイン名に基
づいて、前記商品データベースから選択された商品また
はサービスを掲載したホームページを生成するものであ
る。
【0057】この構成を採用すれば、自宅などに設置さ
れたユーザ端末からアクセスがなされた場合であって
も、予めユーザデータベースに登録されている上記識別
番号に基づいてドメイン名を特定することができ、団体
ドメイン内のユーザ端末からアクセスした場合と同様の
商品およびサービスの提供を受けることができる。した
がって、自宅に設けたユーザ端末などから、構成員やそ
の家族などがゆっくりと閲覧して直接に商品やサービス
を発注することができる。
【0058】本発明の職域販売装置は、企業を含む複数
の団体それぞれの構成員によるユーザ端末の操作に応じ
て、それぞれの団体に対して専属的に福利厚生サービス
を提供する福利厚生機関のドメイン名の下で、当該複数
の福利厚生機関とは異なる運営主体である販売業者にて
運営されるコンテンツを有し、商品またはサービスに対
する注文を受け付ける職域販売装置であって、各注文と
その注文主である構成員とにそれぞれの団体あるいは福
利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータベースを
備えるものである。
【0059】この構成を採用すれば、職域販売装置のユ
ーザデータベースにおいて、注文とその注文主である構
成員とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機関と関連付
けられて記憶されているので、販売業者は、これに基づ
いて、一括注文したり、各構成員による注文商品やサー
ビスを各福利厚生機関や各団体にたいしてまとめて注文
商品あるいはサービスを提供することができ、商品のコ
ストを削減することができる。その結果、各構成員に対
して更に安価に商品やサービスを提供することができ
る。
【0060】本発明の職域販売装置は、企業を含む複数
の団体それぞれの構成員によるユーザ端末の操作に応じ
て、それぞれの団体に対して専属的に福利厚生サービス
を提供する福利厚生機関のドメイン名の下で、当該複数
の福利厚生機関とは異なる運営主体である販売業者にて
運営されるコンテンツを有し、商品またはサービスに対
する注文を受け付ける職域販売装置であって、各注文と
その注文主である構成員とにそれぞれの団体あるいは福
利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータベース
と、上記ユーザデータベースに登録されている注文情報
を上記福利厚生機関別に読み出す受注報告手段と、当該
受注報告手段により読み出された注文情報を各福利厚生
機関に通知する送信手段と、を備えるものである。
【0061】この構成を採用すれば、職域販売装置のユ
ーザデータベースには、注文とその注文主である構成員
とがそれぞれの団体あるいは福利厚生機関と関連付けて
記憶され、更にこれが各福利厚生機関へ通知されるの
で、各福利厚生機関においては、この通知に基づいてど
のような注文がどの構成員によりなされたのかを容易に
知ることができる。したがって、各福利厚生機関では、
この通知に基づいて各構成員からの支払いを回収して一
括して販売業者へ支払うことができる。その結果、販売
業者が各構成員から直接に代金を回収する場合よりもそ
の回収にかかるコストを削減することができ、ひいて
は、各構成員に対して更に安価に商品やサービスを提供
することができる。
【0062】本発明の職域販売プログラムは、企業を含
む複数の団体それぞれの構成員によるユーザ端末からの
ネット網を介したアクセスに応じて当該ユーザ端末に対
応するドメイン名を判定するステップと、当該判定され
たドメイン名に基づいて、ホームページデータベースの
情報を用いて、ホームページを生成するステップと、当
該ホームページを上記ユーザ端末へ送信するステップと
を、コンピュータに実行させるためのものである。
【0063】このプログラムをインストールしたコンピ
ュータを採用すれば、販売業者は、各商品を当該複数の
団体の構成員向けに確保しながらも、団体毎に異なるホ
ームページを提供することができる。したがって、それ
ぞれの団体毎にそれぞれの要請に応じたホームページに
て各種のサービスを提供することができる。
【0064】本発明の職域販売プログラムは、企業を含
む複数の団体それぞれの構成員によるユーザ端末からの
ネット網を介したアクセスに応じて当該ユーザ端末に対
応するドメイン名を判定するステップと、当該判定され
たドメイン名に基づいて、上記商品データベースから選
択された商品またはサービスを掲載したホームページを
生成するステップと、当該ホームページを上記ユーザ端
末へ送信するステップとを、コンピュータに実行させる
ためのものである。
【0065】このプログラムをインストールしたコンピ
ュータを採用すれば、販売業者は、各商品を当該複数の
団体の構成員向けに確保しながらも、団体毎に異なるラ
インナップにて商品やサービスを提供することができ
る。したがって、それぞれの団体の要請に拘わらず商品
やサービスを受け付けつつ、各団体それぞれに対してそ
れぞれの要求に応じたラインナップにて商品やサービス
を販売することができる。その結果、各団体や各福利厚
生機関の利益を損なうことなく、大量受注などによる各
商品のコストダウンを追及することができ、複数の団体
や福利厚生機関に対して安価な価格にて商品やサービス
を提供することができる。
【0066】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る職域販
売方法、職域販売システム、職域販売装置および職域販
売プログラムについて図に基づいて説明する。なお、職
域販売方法については職域販売システムの説明に併せて
説明する。また、職域販売プログラムは、一般的には職
域販売プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体にて流通されるものであるが、この実施の形
態では、当該記録媒体に記録された職域販売プログラム
を、職域販売サーバのプログラム記憶部にインストール
したものとして説明する。
【0067】図1は本発明の実施の形態1による職域販
売システムの構成を示すシステム構成図である。
【0068】本職域販売システムのネット網は、インタ
ーネット1と、インターネット1にファイアウォール2
を介して接続されたイントラネット3と、を備える。同
図上側のイントラネット3は、企業、協同組合、企業生
協、官公庁、地方自治体、社団法人などの所定の目的の
ために結成された団体4と、この団体4の社員、従業
員、それらの家族などの構成員に対して専属的に商品や
サービスを提供する福利厚生機関5との間に共通に施設
されている。なお、この福利厚生機関5は、団体4の内
部の一部門として設けられていても、あるいは、当該団
体5との間の契約などにに基づいて福利厚生サービスを
提供する、たとえば協同組合、子会社、生協などの関連
会社として設けられていてもよいが、図1においては団
体4とは別の子会社としての場合を例として記述してい
る。
【0069】団体4に施設されたイントラネット3に
は、社員や従業員が使用するユーザ端末としての業務端
末6と、各社員や従業員の給与を管理する総務部が所有
する精算サーバ7と、が接続されている。
【0070】福利厚生機関5では、イントラネット3
に、当該福利厚生機関5の構成員が使用する福利厚生端
末8が接続され、更に、ファイアウォール2よりもイン
ターネット1側にあるいはイントラネット3側に、当該
福利厚生機関5の施設の一部として設置された福利厚生
サーバ9が接続されている。
【0071】また、インターネット1には、社員、従業
員およびその家族が使用するユーザ端末としての自宅端
末10と、上記福利厚生機関5のドメイン名を用いて、
構成員に対して商品やサービスを販売する職域販売契約
を行った販売業者11がコンテンツを運営している職域
販売装置としての職域販売サーバ12と、が接続されて
いる。なお、上記複数の福利厚生機関5は互いに異なる
運営主体であり、更にこの販売業者11はそのいずれの
福利厚生機関5とも異なる運営主体となっている。
【0072】なお、上記職域販売契約とは、福利厚生機
関5を通じて団体4の構成員に対して商品やサービスを
販売する許可を受ける契約であり、一般的には、団体4
内にて商品注文書を回覧してもらったり、あるいは、団
体4の敷地内にて販売員による販売を行ったりするため
の販売許可を受ける契約である。また、その販売に対す
る対価は、福利厚生機関5が各社員や従業員から回収
し、この福利厚生機関5からその一部あるいは全部が販
売業者に支払われる契約である。
【0073】図2は、図1の職域販売システム中の、福
利厚生サーバ9の一例を示すサーバ構成図である。
【0074】福利厚生サーバ9は、インターネットイン
タフェース部(インターネットI/F部)13、制御部
14を備えるサーバ本体15と、プログラム記憶部1
6、データ記憶部17を備える記憶機器18と、を備え
る。また、プログラム記憶部16には、データ送受信プ
ログラム19、その他制御部14が実行するプログラム
が記憶され、データ記憶部17には、ホームページデー
タベース20、その他制御部14がプログラムを実行す
る際に利用する各種のデータが記憶されている。
【0075】インターネットI/F部13は、インター
ネット1やイントラネット3などのネット網に直接接続
され、このネット網に対して他の機器へのデータを出力
したり、ネット網からの自分宛てのデータを入力するこ
とで、他の機器との間でネット網を介したデータ送受信
を行うものである。
【0076】制御部14は、プログラム記憶部16に記
憶されているプログラムを実行することで、このインタ
ーネットI/F部13によるデータ送受信を制御したり
するものである。
【0077】ホームページデータベース20は、各福利
厚生機関5が構成員向けに作成し、業務端末6または自
宅端末10において閲覧可能なページデータを格納する
ものであり、たとえば、福利厚生施設などに対する予約
受け付けホームページや、提供商品や提供サービスに対
する案内などを説明するホームページなどが格納されて
いる。
【0078】データ送受信プログラム19は、インター
ネットI/F部13からのデータ入力に応じて制御部1
4にて実行されるものである。そして、このデータ送受
信プログラム19に基づいて動作する制御部14は、た
とえば入力されたデータが所定のホームページの送信要
求であれば、当該ホームページをホームページデータベ
ースから読出し、インターネットI/F部13に送信さ
せる制御を行う。
【0079】図3は、図1の職域販売システム中の、職
域販売サーバ12の一例を示すサーバ構成図である。
【0080】職域販売サーバは、インターネットインタ
フェース部(インターネットI/F部)21、制御部2
2を備えるサーバ本体23と、プログラム記憶部24、
データ記憶部25を備える記憶機器26と、を備える。
プログラム記憶部24には、データ送受信プログラム2
7、商品登録プログラム28、ドメイン判定プログラム
29、ホームページ生成プログラム30、受注プログラ
ム31、ユーザ登録プログラム32、受注報告プログラ
ム33、商品発注発送指示プログラム34、ユーザ判定
プログラム35、その他の販売業者によって提供され、
制御部22が実行するプログラムが記憶されている。デ
ータ記憶部25には、商品データベース36、ホームペ
ージデータベース37、ユーザデータベース38、その
他の販売業者によって提供され、制御部22がプログラ
ムを実行する際に利用する各種のデータが記憶されてい
る。
【0081】商品データベース36には、当該販売業者
11が製造元メーカや仲買人から購入して販売する各種
の商品やサービスに関するデータが商品別に検索可能に
格納されている。具体的には、商品やサービス毎に、当
該商品の型番や当該販売業者11における商品取扱番号
とともに、商品の販売価格、商品説明、見本写真、その
他の商品の販売に必要となる情報などが登録される。そ
して、この実施の形態では特に、各商品に、福利厚生機
関5毎の商品表示制御フラグを設けている。
【0082】なお、上記見本写真は各商品のみを撮影し
た写真であっても、その使用状態を示すイメージを持た
せた写真であってもよく、ひいては、複数の商品をまと
めた写真、たとえばカタログなどの掲載ページを情報化
したものであってもよい。
【0083】ホームページデータベース37には、上記
商品データベース36に登録されている商品やサービス
を職域販売として販売するために必要な各種のホームペ
ージ、すなわちコンテンツが登録されている。各コンテ
ンツは、たとえば、各福利厚生機関5の名前などを形成
したトップページや、商品を掲載する商品掲載ページ
や、選択された商品に対する発注情報を入力するための
注文ページなどにより構成されている。
【0084】特に、本実施の形態では、単にインターネ
ット1を通じて当該販売業者11のドメイン名を指定し
てアクセスしてきた一般顧客用コンテンツとしてのペー
ジデータとは別に、各福利厚生機関5向けのコンテンツ
としてのホームページが登録されている。なお、これら
のホームページは、それぞれのコンテンツ毎に別々に保
存されていてもよいが、CGIなどに代表されるサーバ
サイドで実行され、これにより各福利厚生機関5向けの
ホームページを吐出すプログラムとして保存されていて
もよい。
【0085】ユーザデータベース38には、過去に商品
を注文したユーザや、新規に登録をしたユーザのユーザ
情報がユーザ毎および購入商品毎に検索可能に登録され
ている。このユーザ情報としては、各ユーザの氏名、発
送先の住所などともに、ユーザ毎の社員番号(団体にお
ける識別番号)あるいは登録ユーザ番号(職域販売サイ
トにおける独自の識別番号)や、特に所属する団体4あ
るいは福利厚生機関5のドメイン名や名前などが関連付
けて登録されている。また、購入商品情報としては、商
品名や商品取扱番号、購入個数などが登録されている。
【0086】データ送受信プログラム27は、インター
ネットI/F部21からのデータ入力に応じて制御部2
2にて実行されるものである。そして、このデータ送受
信プログラム27に基づいて動作する制御部22は、入
力されたデータの種類などを判定し、これに応じてその
他各種のプログラムを起動させるものである。
【0087】商品登録プログラム28は、インターネッ
トI/F部21が商品情報変更要求を受信した場合に起
動されて、制御部22にて実行されるものである。この
商品登録プログラム28に基づいて動作する制御部22
は、商品の追加登録や削除、変更情報を入力するための
ホームページをインターネットI/F部21から送信さ
せ、これに対する応答として受信したデータに基づいて
商品データベース36の記憶内容を変更するものであ
る。
【0088】ドメイン判定プログラム29は、インター
ネットI/F部21がホームページの送信要求を受信し
た場合に最初に起動されて、制御部22にて実行される
ものである。ドメイン判定プログラム29に基づいて動
作する制御部22は、上記ホームページの送信要求とと
もに受信した送信先のネットワークアドレスなどに基づ
いて当該送信先の業務端末6が所属するドメイン名を判
断するものである。
【0089】ホームページ生成プログラム30は、ドメ
イン判定プログラム29によるドメイン名判定処理に引
き続いて制御部22にて実行されるものである。このホ
ームページ生成プログラム30に基づいて動作する制御
部22は、上記送信要求に係るホームページをホームペ
ージデータベース37から読み出すとともに、上記判定
されたドメイン名や商品表示制御フラグなどを用いて、
ドメイン名に応じたホームページを生成する。
【0090】なお、ドメイン名に応じたホームページの
生成処理としては、たとえば、商品データベース36に
登録されている各商品の商品表示制御フラグとドメイン
名とを比較し、各商品やサービスが当該ドメイン名を所
有する福利厚生機関5に対応する団体4の競合他社のも
のである場合には、それを除いたホームページを生成さ
せるなどの処理も含まれる。あるいは、顧客別に特価情
報を生成するなどの処理もこれに含まれる。これによ
り、同一の商品データベース36に基づいて顧客毎の要
請に応じたホームページを生成することができ、各商品
を複数の顧客に対して適切に提供することができる。
【0091】そして、データ送受信プログラム27に基
づいて動作する制御部22は、このホームページ生成プ
ログラム30によって生成されたホームページを所定の
送信先アドレスを指定してインターネットI/F部21
に送信させる。
【0092】受注プログラム31は、インターネットI
/F部21が発注要求を受信した場合に起動されて、制
御部22にて実行されるものである。この受注プログラ
ム31に基づいて動作する制御部22は、上記発注要求
とともに受信したユーザ情報や商品情報を受信日時情報
などとともにユーザデータベース38に登録するもので
ある。
【0093】ユーザ登録プログラム32は、インターネ
ットI/F部21がユーザ登録要求を受信した場合に起
動されて、制御部22にて実行されるものである。この
ユーザ登録プログラム32に基づいて動作する制御部2
2は、上記ユーザ登録要求とともに受信したユーザ情報
を受信日時情報などとともにユーザデータベース38に
登録するものである。
【0094】なお、これら受注プログラム31やユーザ
登録プログラム32においては、新たなユーザによるユ
ーザ登録があった場合には、当該ユーザに固有に割り当
てられた番号をユーザデータベース38に登録するとと
もに、データ送受信プログラム27に基づいて動作する
制御部22の制御の下で、これをインターネットI/F
部21に送信させる。
【0095】受注報告プログラム33は、図示外のタイ
マからの周期的な割り込みなどに基づいて制御部22に
て実行されるものである。この受注報告プログラム33
に基づいて動作する制御部22は、前回の報告後に受信
した全ての注文情報をユーザデータベース38から福利
厚生機関5別に読出し、データ送受信プログラム27に
基づいて動作する制御部22の制御の下で、これをイン
ターネットI/F部21から各福利厚生機関5へ送信さ
せる。
【0096】商品発注発送指示プログラム34は、図示
外のタイマからの周期的な割り込みなどに基づいて制御
部22にて実行されるものである。この商品発注発送指
示プログラム34に基づいて動作する制御部22は、前
回の発注処理後に受信した全ての注文情報をユーザデー
タベース38から読出し、これに基づいて商品の注文指
示書や発送指示書を生成するものである。
【0097】ユーザ判定プログラム35は、インターネ
ットI/F部21がユーザの識別番号を受信した場合
に、制御部22にて起動されるものである。そして、こ
のユーザ判定プログラム35に基づいて動作する制御部
22は、受信した識別番号に基づいてユーザデータベー
ス38を検索し、識別番号が一致するユーザが登録され
ていた場合には、当該ユーザの所属する団体4に対応す
る福利厚生機関5のドメイン名を抽出するものである。
【0098】なお、これ以外の構成、たとえばインター
ネットI/F部21や制御部22については、福利厚生
サーバ9の同名のものと同様であり説明を省略する。
【0099】次に、以上のようなシステム構成を有する
職域販売システムの運営手順について説明する。以下の
説明では、それぞれの福利厚生サーバ9には、職域販売
サーバ12のホームページへのリンクを備えるホームペ
ージがホームページデータベース20に登録され、且
つ、職域販売サーバ12の商品データベース36には予
め商品登録プログラム28に基づいて動作する制御部2
2によって、多数の商品が登録されているものとする。
【0100】まず、社員や従業員が業務端末6を用いて
商品やサービスを注文する場合について説明する。
【0101】社員や従業員は、当該業務端末6において
図示外のブラウザプログラムを起動し、福利厚生サーバ
9に対するホームページ送信要求を生成する。このホー
ムページ送信要求は、当該福利厚生サーバ9のドメイン
名に基づいてネット網内を送信され、福利厚生サーバ9
のインターネットI/F部13において受信される。
【0102】インターネットI/F部13が当該ホーム
ページ送信要求を受信すると、制御部14は、データ送
受信プログラム19に基づく動作を開始し、当該ページ
のデータをホームページデータベース20から読出し、
上記業務端末6を送信先に指定してインターネットI/
F部13に送信させる。また、このホームページのデー
タは、ネット網内を送信され、当該業務端末6において
受信されて図示外の表示装置などに表示される。
【0103】このような処理が業務端末6と、福利厚生
サーバ9との間でなされることで、たとえば職域販売サ
ーバ12のホームページへのリンクを備えるホームペー
ジが業務端末6に表示され、社員や従業員がそのリンク
に対して操作をすると、業務端末6からネット網へこの
リンク先へのホームページの送信要求が出力される。こ
の職域販売サーバ12に対するホームページの送信要求
は、ネット網内を送信され、職域販売サーバ12のイン
ターネットI/F部21にて受信される。
【0104】職域販売サーバ12では、インターネット
I/F部21が当該ホームページの送信要求を受信する
と、まず、制御部22がドメイン判定プログラム29に
基づく動作を開始し、当該業務端末6に対応する福利厚
生機関5のドメイン名を判断する。
【0105】次に、当該制御部22は、ホームページ生
成プログラム30に基づく動作を開始し、上記送信要求
に係るホームページをホームページデータベース37か
ら読み出すとともに、上記判定されたドメイン名や商品
表示制御フラグなどを用いて、ドメイン名に応じた商品
が掲載されたホームページを生成する。これにより、福
利厚生機関5毎にそれぞれの要求に応じたホームページ
を容易に生成することができる。
【0106】更に、当該制御部22はデータ送受信プロ
グラム27に基づいて動作し、上記生成したホームペー
ジを、上記業務端末6を送信先に指定してインターネッ
トI/F部21に送信させる。これにより、各社員や従
業員は、それぞれの業務端末6において、福利厚生機関
5のドメイン名の下で販売業者11が職域販売として販
売する商品やサービスを確認することができる。これに
より、あたかも当該商品やサービスが当該福利厚生機関
5によって提供されているかのように認識させることが
できる。
【0107】社員や従業員は、当該業務端末6におい
て、福利厚生機関5のドメイン名の下で販売されている
商品やサービスを確認し、所望の商品あるいはサービス
があればそれに対する発注処理を行う。
【0108】職域販売サーバ12では、当該注文をイン
ターネットI/F部21が受信することで、制御部22
が受注プログラム31に基づく動作を開始し、これによ
りユーザデータベース38に当該注文にかかる各種の情
報が登録される。また、受注プログラム31に基づいて
動作する制御部22は、当該注文が新たなユーザからの
ものであれば、ユーザに固有の番号を新たに取得してユ
ーザデータベース38に登録するとともに、これをデー
タ送受信プログラム27に基づいて動作する制御部22
の制御の下で、インターネットI/F部21に送信させ
る。
【0109】なお、職域販売サーバ12においては、予
め発注するユーザがユーザデータベース38に基づいて
特定できる場合には、発注情報を入力するための入力フ
ォームを送信する際に、当該過去の発注情報から抽出し
た情報を割り当てて業務端末6へ送信させる。これによ
り、各ユーザの入力の手間を軽減することができる。
【0110】また、当該ホームページ掲載されている商
品やサービスをゆっくりと閲覧することができない社員
や従業員においては、当該団体4向けに生成されたユー
ザ登録用のホームページにおいて、所定のユーザ情報を
登録する処理を行う。
【0111】このようなユーザ登録情報をインターネッ
トI/F部21が受信すると、職域販売サーバ12の制
御部22は、ユーザ登録プログラム32に基づく動作を
開始し、ユーザ登録要求とともに受信したユーザ情報を
受信日時情報などとともにユーザデータベース38に登
録する。また、ユーザに固有の番号を新たに取得してユ
ーザデータベース38に登録するとともに、これをデー
タ送受信プログラム27に基づいて動作する制御部22
の制御の下で、インターネットI/F部21に送信させ
る。
【0112】このような商品の閲覧処理や発注処理が各
業務端末6との間で適宜なされる一方で、職域販売サー
バ12の制御部22は、周期的に受注報告プログラム3
3や商品発注発送指示プログラム34に基づく動作を実
行する。
【0113】制御部22は、商品発注発送指示プログラ
ム34に基づく動作を開始すると、前回の発注処理後に
受信した全ての注文情報をユーザデータベース38から
読出し、これに基づいて商品の注文指示書や発送指示書
を生成する。そして、この注文指示書や発送指示書は、
たとえば図示外のプリンタなどにて印刷され、これに基
づいて各商品がユーザへ発送される。これにより、各構
成員は、職域販売サーバ12において注文した商品やサ
ービスを、福利厚生機関5において管理された状態で確
実且つ安心して受け取ることができる。
【0114】また、制御部22は、受注報告プログラム
33に基づく動作を開始すると、前回の報告後に受信し
た全ての注文情報をユーザデータベース38から福利厚
生機関5別に読出し、データ送受信プログラム27に基
づいて動作する制御部22の制御の下で、これをインタ
ーネットI/F部21から各福利厚生機関5へ送信させ
る。
【0115】各福利厚生機関5では、福利厚生端末8に
おいてこれを受信し、たとえば福利厚生機関の構成員が
更に福利厚生端末8を用いて精算サーバ7に当該情報を
登録する。これにより、精算サーバ7において各社員や
従業員の給与を計算する際に、商品を発注した各構成員
の給与から商品やサービスの代金が差し引かれ、その合
計金額が各団体4から各福利厚生機関5へ支払われるこ
とになる。また、各福利厚生機関5はこの支払い料金の
一部あるいは全部を販売業者11へ支払う。これによ
り、販売業者11は、納入した商品やサービスに対する
対価を、各社員や従業員から直接にではなく、福利厚生
機関5毎にまとめて且つ確実に受け取ることができる。
【0116】次に、福利厚生サーバ9がイントラネット
3に接続されている場合(図1では下側の福利厚生サー
バ9の場合)において、社員や従業員に加えて、その家
族が自宅端末10を用いて商品やサービスを注文する場
合について説明する。
【0117】なお、福利厚生サーバ9がファイアウォー
ル2よりもインターネット1側に設けられている場合
(図1では上側の福利厚生サーバ9の場合)には、上記
業務端末6の場合と全く同様の手順にて商品の閲覧およ
び発注を行うことができるので説明を省略する。
【0118】福利厚生サーバ9を経由して職域販売サー
バ12にアクセスすることができない場合には、社員、
従業員、それらの家族などの構成員は、自宅端末10上
でブラウザプログラムを起動した後、当該職域販売サー
バ12が独自に取得しているドメイン名を指定し、これ
により、インターネット1を経由して職域販売サーバ1
2にアクセスする。
【0119】職域販売サーバ12では、インターネット
I/F部21がこのように自分のドメイン名を指定され
たアクセスを受信した場合には、まず、当該アクセスに
応じてドメイン判定プログラム29に基づいて制御部2
2が動作を開始し、当該自宅端末10を管理するドメイ
ン名がいずれの福利厚生サーバ9のドメイン名にも該当
しないことを確認する。
【0120】次に、ホームページ生成プログラム30
は、このドメイン判定プログラム29の該当なしという
判定結果に基づいて、所謂職域販売用のトップページの
読出しに先立って、各組合員に付与した識別番号の入力
用のホームページを生成し、これを送信させる。
【0121】また、この識別番号の入力用のホームペー
ジに対する応答として、インターネットI/F部21が
識別番号を受信すると、制御部22はユーザ判定プログ
ラム35に基づく動作を開始し、当該識別番号を取得し
たユーザに対応するドメイン名をユーザデータベース3
8から抽出する。
【0122】更に、制御部22は、上記送信要求に係る
ホームページをホームページデータベース37から読み
出すとともに、上記抽出されたドメイン名や商品表示制
御フラグなどを用いて、ドメイン名に応じたホームペー
ジを生成する。これ以降の処理は、上記業務端末6がア
クセスしてきた場合と同様であり説明を省略する。
【0123】これにより、各構成員は、自宅端末10を
用いて職域販売サーバ12にアクセスし、所望の商品を
自宅で落ち着いて閲覧して選択することができる。ま
た、販売業者11においても、社員や従業員のみならず
その家族に対して直接商品を販売することができるの
で、従来の職域販売よりも実質的に多くのユーザに対し
て直接に商品やサービスを販売することができる。
【0124】なお、この識別番号に基づいてドメイン名
抽出処理の結果、該当するドメイン名を抽出することが
できなかった場合には、一般向けの商品販売サイトとし
て各ユーザへのホームページを生成すればよい。
【0125】以上のように、本実施の形態によれば、各
構成員にあっては、関連する福利厚生機関5によって保
証されているので、職域販売サーバ12から商品やサー
ビスを安心して購入することができる。
【0126】また、販売業者11においても、福利厚生
機関5を通じて確実に支払いを受けることができるの
で、商品発送前の振込みやカード決済に頼ることなく、
商品やサービスの納品後の支払いとしても、安心して商
品やサービスを納入することができる。
【0127】つまり、福利厚生機関5を取引に介在させ
ることによって、各構成員と販売業者11とは、その構
成員が所属する団体4の信頼を互いに利用して、安心且
つ確実に商品の受け渡しおよび支払いを行うことができ
る。したがって、現在の他の商品販売サイトのように、
当該サイトの運営業者と各ユーザとが直接商品の授受や
支払いを行った場合のように、お互いが疑心暗鬼になっ
てしまうようなことはなく、たとえ高額な商品であった
としても、安心且つ確実に取引を行うことができる。
【0128】更に、福利厚生機関5においても、職域販
売サーバ12上に独自ドメイン名の商品販売サイトを開
設することで、それぞれの福利厚生機関5が独立して商
品やサービスを集めて独自の商品販売サイトを立ち上げ
ようとした場合よりも手軽に且つ効率の良い費用対効果
にて、それぞれの団体4の構成員に対して商品やサービ
スを提供することができる。その結果、福利厚生サービ
スの向上させることができる。
【0129】特に、販売業者11においては、その独自
の高い商品収集能力を利用して複数の福利厚生機関5と
の間で、商品販売サイトの運営委託契約を結ぶことによ
り、サイトの管理運営の一元化などによるコストダウン
を図ることができ、ひいては、各福利厚生機関5に負担
してもらうサイト運営費用を低減させることができる。
したがって、各福利厚生機関5においてはこのような販
売業者11を利用することによって、商品販売サイトの
運営費用を抑制することができ、その結果、効率のよい
費用対効果のバランスを得ることができる。
【0130】しかも、販売業者11が、複数の福利厚生
機関5あるいは複数の団体4による注文を一括して卸業
者に注文するとともに、この商品を各構成員あるいは各
福利厚生機関などへ直接に発送させたりすることができ
るので、各商品のコストを格段に削減することができ
る。このような販売業者11の努力によって各商品やサ
ービスの値段を通常の小売価格よりも更に安価なものと
することができる。したがって、各福利厚生機関5や各
団体の各構成員に対して安価で質の高い福利厚生サービ
スを提供することができる。また、この販売業者11と
の間で取引を行う卸業者においても、商品を大きな単位
毎に取引することができ、商品1つ当たりのコストを削
減することができる。
【0131】その結果、各福利厚生機関5は、このよう
な販売業者11の運営する職域販売サーバ12を利用し
て独自のドメイン名のサイトを運営することで、十分に
利潤が生じる職域販売サイトとすることができる。
【0132】以上に示した実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変更が可能である。たとえば、上記実施の形態で
は、業務端末6から直接インターネット1上の職域販売
サーバ12へホームページの送信要求を出力し、これに
応じて職域販売サーバ12が各業務端末6へ直接ホーム
ページを送信しているが、銀行や証券などのイントラネ
ット3の高い機密性が要求される業務を行う団体4であ
る場合には、福利厚生サーバ9をたとえばデータのフィ
ルタリング機能を併せ持ったキャッシュサーバなどとし
て運用し、このキャッシュサーバにおいてデータをフィ
ルタリングさせた上で、職域販売サーバ12と各業務端
末6との間のデータ送受信を行わせるようにしても良
い。これにより、団体の機密性を高いレベルに維持しつ
つ、格安に商品やサービスを提供することができる。
【0133】上記実施の形態では、ユーザデータベース
38には各社員や従業員が自らユーザ登録するようにな
っているが、ユーザデータベース38に全ての社員や従
業員のユーザを予め登録するとともに、全ての注文にお
いて識別番号、ひいてはパスワードを入力させるように
してもよい。これにより、各ユーザの入力ミスなどによ
って誤った商品注文が発生してしまうことを防止するこ
とができる。
【0134】上記実施の形態では、自宅端末10から購
入する場合であっても商品表示制御フラグによる商品抽
出処理が行われているが、自宅端末10からの注文に対
してはこの抽出処理を行わないようにしてもよい。これ
により、各構成員はその所属する団体4にかかわらず、
自宅において、自分の好みの商品を購入することができ
る。
【0135】上記実施の形態では、各構成員に対してそ
の所属する業務機関4毎に同一のホームページを送信す
るようにしているが、たとえば過去に商品を購入したユ
ーザに対しては、その過去に購入した商品や、その関連
商品などが優先的に割り付けられたホームページが表示
されるようにしてもよい。これにより、繰り替えし商品
を購入するリピートユーザに対して質の高いサービスを
提供することができる。
【0136】上記実施の形態では、職域販売用のホーム
ページのみで各構成員に対する商品の売込みをしている
が、福利厚生機関5からの要請や登録済みユーザなどに
対して、特売品案内のメールや、サイト上でのオークシ
ョンなどの情報を提供するようにしてもよい。また、購
入総額に応じてポイントなどを支給し、これを用いたプ
レゼントや、趣味性の高いコミュニティサイトなどを併
設することで、各ユーザの職域販売サイトへのアクセス
頻度を向上させることができる。更に、当然に、団体内
で回覧されている商品案内上に、当該職域販売サイトの
ドメイン名を掲載することで、職域販売サイトへのアク
セス頻度を向上させることができる。
【0137】上記実施の形態では、各社員や従業員から
の支払いについて精算サーバ7における給与天引きによ
る支払いのみを採用した例について説明したが、販売業
者11が実際にサイトを運営する場合には、たとえばク
レジットカードや振込みなどの、これ以外の支払方法を
併用してもよい。そして、このようにクレジットカード
や振込みとする場合であっても、社員の識別番号に基づ
いて注文主を信用することができるので、後払いにて商
品を納入したりすることができる。
【0138】更に、商品データベース36に登録する商
品は、販売業者11が直接取り扱う商品を登録するもの
であるが、これ以外の業者においても一定の費用などと
引き換えに、商品登録を許容するようにしてもよい。こ
の場合には、複数の団体の構成員による注文をまとめて
一括して上記業者に発注することになるとともに、職域
販売サーバ12を運営する販売業者11に商品がまとめ
て一旦納入されたり、あるいは、各構成員に直接に商品
が搬送されたりすることで、各注文に係る商品のコスト
を削減することができる。これにより、職域販売サーバ
12を所謂オンラインショッピングモールとして機能さ
せることができ、質および量を取り揃えた一連の商品群
を、各構成員に対して安価に提供することができる。
【0139】また更に、上記実施の形態では、判定され
たドメイン名と、各商品に対応付けられた福利厚生機関
5毎の商品表示制御フラグとに基づいてホームページ生
成プログラム30が、商品やサービスを掲載したホーム
ページを生成するようにしているが、表示したくない商
品に対して商品非表示制御フラグを割り付けるようにし
てもよい。このほうが、フラグの総数を格段に削減し、
ホームページ生成にかかる総時間を短縮することができ
る。
【0140】また、全ての商品やサービスを一律に取り
扱うのではなく、予めどの福利厚生機関5でも共通に用
いられそうな共通商品群と、福利厚生機関毎に表示と非
表示とが設定されそうな団体別商品群とに分類し、団体
別商品群についてのみ上記商品表示制御フラグや商品非
表示制御フラグを対応付けるようにしてもよい。これに
より、ホームページ生成プログラム30にて所定のホー
ムページを生成する際に表示可不を判定しなければなら
ない商品数を削減することができ、更にホームページ生
成にかかる総時間を短縮することができる。
【0141】そして、上記実施の形態では、ホームペー
ジ生成プログラム30は構成員のサイトアクセス時にホ
ームページを生成しているが、究極的には、このフラグ
に基づく生成処理自体を商品登録時などにおいて実施し
て福利厚生機関毎の商品掲載ページを予め生成してお
き、構成員のサイトアクセス時にはホームページ生成プ
ログラム30はドメイン名に基づいてこの複数の商品掲
載ページの中から所定のものを選択することで、所定の
ホームページを生成するようにしてもよい。この場合、
ホームページ生成にかかる総時間を最も短縮することが
できる。他方、この実施の形態のように、ユーザアクセ
スに応じて生成するようにした場合には、情報の冗長度
を最小とすることができるので、情報により占有されて
しまう記憶領域を最小にすることができる。
【0142】
【発明の効果】本発明では、ネット網を介して商品やサ
ービスを販売する際に販売業者とユーザとの間に発生す
る上述した各種の阻害要因を排除し、これにより活発に
商品を売買することができる職域販売方法、職域販売シ
ステム、職域販売装置および職域販売プログラムを得る
ことができる。
【0143】これと同時に、本発明では、企業を含む団
体の構成員に対して各種の福利厚生サービスを行う福利
厚生機関であっても、効率のよい費用対効果にてネット
網を介して商品またはサービスを提供することができる
職域販売方法、職域販売システム、職域販売装置および
職域販売プログラムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による職域販売システ
ムの構成を示すシステム構成図である。
【図2】 図1の職域販売システム中の、福利厚生サー
バの一例を示すサーバ構成図である。
【図3】 図1の職域販売システム中の、職域販売サー
バの一例を示すサーバ構成図である。
【符号の説明】
1 インターネット(ネット網) 2 ファイアウォール(ネット網) 3 イントラネット(ネット網) 4 団体 5 福利厚生機関 6 業務端末(ユーザ端末) 7 精算サーバ 8 福利厚生端末 9 福利厚生サーバ 10 自宅端末(ユーザ端末) 11 販売業者 12 職域販売サーバ(職域販売装置) 13 インターネットインタフェース部(インターネッ
トI/F部) 14 制御部 15 サーバ本体 16 プログラム記憶部 17 データ記憶部 18 記憶機器 19 データ送受信プログラム 20 ホームページデータベース 21 インターネットインタフェース部(インターネッ
トI/F部) 22 制御部 23 サーバ本体 24 プログラム記憶部 25 データ記憶部 26 記憶機器 27 データ送受信プログラム 28 商品登録プログラム 29 ドメイン判定プログラム 30 ホームページ生成プログラム 31 受注プログラム 32 ユーザ登録プログラム 33 受注報告プログラム 34 商品発注発送指示プログラム 35 ユーザ判定プログラム 36 商品データベース 37 ホームページデータベース 38 ユーザデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA06 BB11 CC05 CC10 FF01 GG00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 職域販売装置に登録されている商品ある
    いはサービスに関する情報を、ネット網を介して、企業
    を含む団体における構成員が使用するユーザ端末へ送信
    し、これに対する注文を当該ネット網を介してユーザ端
    末から職域販売装置へ送信する職域販売方法において、 上記職域販売装置において上記商品あるいはサービスに
    関する情報を提供しているコンテンツは、上記団体の構
    成員に対して専属的に商品やサービスを提供する福利厚
    生機関のドメイン名の下で上記ユーザ端末に送信され、
    且つ、当該福利厚生機関とは異なる運営主体である販売
    業者によって運営されていることを特徴とする職域販売
    方法。
  2. 【請求項2】 職域販売装置に登録されている商品ある
    いはサービスに関する情報を、ネット網を介して、企業
    を含む複数の団体それぞれにおける構成員が使用するユ
    ーザ端末へ送信し、これに対する注文を当該ネット網を
    介してユーザ端末から職域販売装置へ送信する職域販売
    方法において、 上記職域販売装置において上記商品あるいはサービスに
    関する情報を提供しているコンテンツは、上記各団体の
    構成員に対して専属的に商品やサービスを提供する複数
    の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下で上記ユー
    ザ端末に送信され、且つ、当該複数の福利厚生機関とは
    異なる運営主体である販売業者によって運営されている
    ことを特徴とする職域販売方法。
  3. 【請求項3】 職域販売装置に登録されている商品ある
    いはサービスに関する情報を、ネット網を介して、企業
    を含む複数の団体それぞれにおける構成員が使用するユ
    ーザ端末へ送信し、これに対する注文を当該ネット網を
    介してユーザ端末から職域販売装置へ送信する職域販売
    方法において、 上記職域販売装置において上記商品あるいはサービスに
    関する情報を提供しているコンテンツは、上記各団体の
    構成員に対して専属的に商品やサービスを提供する複数
    の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下で、且つ、
    商品やサービスのデータベースからそれぞれの団体に応
    じて選択された商品群あるいはサービス群にて上記ユー
    ザ端末に送信され、且つ、当該複数の福利厚生機関とは
    異なる運営主体である販売業者によって運営されている
    ことを特徴とする職域販売方法。
  4. 【請求項4】 職域販売装置に登録されている商品ある
    いはサービスに関する情報を、ネット網を介して、企業
    を含む複数の団体それぞれにおける構成員が使用するユ
    ーザ端末へ送信し、これに対する注文を当該ネット網を
    介してユーザ端末から職域販売装置へ送信する職域販売
    方法において、 上記職域販売装置において上記商品あるいはサービスに
    関する情報を提供しているコンテンツは、上記各団体の
    構成員に対して専属的に商品やサービスを提供する複数
    の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下で上記ユー
    ザ端末に送信され、且つ、当該複数の福利厚生機関とは
    異なる運営主体である販売業者によって運営され、更
    に、上記注文とその注文主である構成員とをそれぞれの
    団体あるいは福利厚生機関と関連付けて記憶しているこ
    とを特徴とする職域販売方法。
  5. 【請求項5】 職域販売装置に登録されている商品ある
    いはサービスに関する情報を、ネット網を介して、企業
    を含む複数の団体それぞれにおける構成員が使用するユ
    ーザ端末へ送信し、これに対する注文を当該ネット網を
    介してユーザ端末から職域販売装置へ送信する職域販売
    方法において、 上記職域販売装置において上記商品あるいはサービスに
    関する情報を提供しているコンテンツは、上記各団体の
    構成員に対して専属的に商品やサービスを提供する複数
    の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下で上記ユー
    ザ端末に送信され、且つ、当該複数の福利厚生機関とは
    異なる運営主体である販売業者によって運営され、更
    に、上記注文とその注文主である構成員とをそれぞれの
    団体あるいは福利厚生機関と関連付けて記憶するととも
    にこれを各福利厚生機関へ通知することを特徴とする職
    域販売方法。
  6. 【請求項6】 企業を含む団体の構成員に対して商品ま
    たはサービスを提供するとともに、上記団体に対して専
    属的に商品やサービスを提供する福利厚生機関のドメイ
    ン名の下で、当該福利厚生機関とは異なる運営主体であ
    る販売業者にて運営されるコンテンツを有し、当該商品
    またはサービスに対する注文を受け付ける職域販売装置
    と、 上記構成員が使用するユーザ端末と、 上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続するネット
    網と、を備える職域販売システム。
  7. 【請求項7】 企業を含む複数の団体それぞれの構成員
    に対して商品またはサービスを提供するとともに、上記
    それぞれの団体に対して専属的に商品やサービスを提供
    する複数の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下
    で、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体である
    販売業者にて運営されるコンテンツを有し、当該商品ま
    たはサービスに対する注文を受け付ける職域販売装置
    と、 上記構成員が使用するユーザ端末と、 上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続するネット
    網と、を備える職域販売システム。
  8. 【請求項8】 企業を含む複数の団体それぞれの構成員
    に対して商品またはサービスを提供するとともに、上記
    それぞれの団体に対して専属的に商品やサービスを提供
    する複数の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下
    で、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体である
    販売業者にて運営されるコンテンツを有し、当該商品ま
    たはサービスに対する注文を受け付ける職域販売装置
    と、 上記構成員が使用するユーザ端末と、 上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続するネット
    網と、を備える職域販売システムであって、 上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
    販売装置へアクセスし、 当該職域販売装置は、各ユーザ端末に対応する団体ある
    いは福利厚生機関を判定し、この判定結果を用いて商品
    やサービスのデータベースからそれぞれの団体に応じた
    商品群あるいはサービス群を選択し、これをユーザ端末
    へ送信することを特徴とする職域販売システム。
  9. 【請求項9】 企業を含む複数の団体それぞれの構成員
    に対して商品またはサービスを提供するとともに、上記
    それぞれの団体に対して専属的に商品やサービスを提供
    する複数の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下
    で、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体である
    販売業者にて運営されるコンテンツを有し、当該商品ま
    たはサービスに対する注文を受け付ける職域販売装置
    と、 上記構成員が使用するユーザ端末と、 上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続するネット
    網と、を備える職域販売システムであって、 上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
    販売装置へアクセスし、 上記職域販売装置は、各注文とその注文主である構成員
    とにそれぞれの団体あるいは福利厚生機関と関連付けて
    記憶するユーザデータベースを備えることを特徴とする
    職域販売システム。
  10. 【請求項10】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員に対して商品またはサービスを提供するとともに、上
    記それぞれの団体に対して専属的に商品やサービスを提
    供する複数の福利厚生機関のそれぞれのドメイン名の下
    で、当該複数の福利厚生機関とは異なる運営主体である
    販売業者にて運営されるコンテンツを有し、当該商品ま
    たはサービスに対する注文を受け付ける職域販売装置
    と、 上記構成員が使用するユーザ端末と、 上記職域販売装置と当該ユーザ端末とを接続するネット
    網と、を備える職域販売システムであって、 上記各構成員はそれぞれのユーザ端末を用いて上記職域
    販売装置へアクセスし、 上記職域販売装置は、各注文とその注文主である構成員
    とにそれぞれの団体あるいは福利厚生機関と関連付けて
    記憶するユーザデータベースを備え、当該ユーザデータ
    ベースに記憶されている各注文を福利厚生機関毎にまと
    めてそれぞれに通知することを特徴とする職域販売シス
    テム。
  11. 【請求項11】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末の操作に応じて、それぞれの団体に
    対して専属的に福利厚生サービスを提供する福利厚生機
    関のドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関とは異
    なる運営主体である販売業者にて運営されるコンテンツ
    を有し、商品またはサービスに対する注文を受け付ける
    職域販売装置であって、 上記各福利厚生機関用のホームページあるいはそれらの
    ホームページを生成するための情報を記憶するホームペ
    ージデータベースと、 上記ユーザ端末からのアクセスに応じて当該ユーザ端末
    に対応する上記ドメイン名を判定する第一の判定手段
    と、 当該第一の判定手段にて判定されたドメイン名に基づい
    て、上記ホームページデータベースの情報を用いて、所
    定の福利厚生機関用のホームページを生成する生成手段
    と、 当該生成されたホームページを上記ユーザ端末へ送信す
    る送信手段と、を備えることを特徴とする職域販売装
    置。
  12. 【請求項12】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末の操作に応じて、それぞれの団体に
    対して専属的に福利厚生サービスを提供する福利厚生機
    関のドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関とは異
    なる運営主体である販売業者にて運営されるコンテンツ
    を有し、商品またはサービスに対する注文を受け付ける
    職域販売装置であって、 販売する商品またはサービスが登録されている商品デー
    タベースと、 上記ユーザ端末からのアクセスに応じて当該ユーザ端末
    に対応するドメイン名を判定する第一の判定手段と、 当該第一の判定手段にて判定されたドメイン名に基づい
    て上記商品データベースから選択される商品またはサー
    ビスを掲載したホームページを生成する生成手段と、 当該生成されたホームページを上記ユーザ端末へ送信す
    る送信手段と、を備えることを特徴とする職域販売装
    置。
  13. 【請求項13】 前記商品データベースには、各商品あ
    るいは各サービスに対応して表示制御用のフラグが登録
    され、 前記生成手段は、各商品あるいは各サービスの上記フラ
    グと、判定されたドメイン名との組み合わせに基づいて
    選択される商品またはサービスを掲載したホームページ
    を生成することを特徴とする請求項12記載の職域販売
    装置。
  14. 【請求項14】 職域販売装置上で各構成員に固有に割
    り当てた識別番号に、当該構成員に対応するドメイン名
    に関する情報を対応付けて記憶するユーザデータベース
    と、 前記第一の判定手段においてドメイン名を判定できない
    場合において、ユーザ端末から送信された識別番号を用
    いて上記ユーザデータベースを検索することで、当該ユ
    ーザ端末に対応するドメイン名を判定する第二の判定手
    段と、を備え、 前記生成手段は、当該第二の判定手段にて判定されたド
    メイン名に基づいて前記商品データベースから選択され
    る商品またはサービスを掲載したホームページを生成す
    ることを特徴とする請求項12または13記載の職域販
    売装置。
  15. 【請求項15】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末の操作に応じて、それぞれの団体に
    対して専属的に福利厚生サービスを提供する福利厚生機
    関のドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関とは異
    なる運営主体である販売業者にて運営されるコンテンツ
    を有し、商品またはサービスに対する注文を受け付ける
    職域販売装置であって、 各注文とその注文主である構成員とにそれぞれの団体あ
    るいは福利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータ
    ベースを備えることを特徴とする職域販売装置。
  16. 【請求項16】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末の操作に応じて、それぞれの団体に
    対して専属的に福利厚生サービスを提供する福利厚生機
    関のドメイン名の下で、当該複数の福利厚生機関とは異
    なる運営主体である販売業者にて運営されるコンテンツ
    を有し、商品またはサービスに対する注文を受け付ける
    職域販売装置であって、 各注文とその注文主である構成員とにそれぞれの団体あ
    るいは福利厚生機関と関連付けて記憶するユーザデータ
    ベースと、 上記ユーザデータベースに登録されている注文情報を上
    記福利厚生機関別に読み出す受注報告手段と、 当該受注報告手段により読み出された注文情報を各福利
    厚生機関に通知する送信手段と、を備えることを特徴と
    する職域販売装置。
  17. 【請求項17】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末からのネット網を介したアクセスに
    応じて当該ユーザ端末に対応するドメイン名を判定する
    ステップと、 当該判定されたドメイン名に基づいて、ホームページデ
    ータベースの情報を用いて、ホームページを生成するス
    テップと、 当該ホームページを上記ユーザ端末へ送信するステップ
    とを、コンピュータに実行させるための職域販売プログ
    ラム。
  18. 【請求項18】 企業を含む複数の団体それぞれの構成
    員によるユーザ端末からのネット網を介したアクセスに
    応じて当該ユーザ端末に対応するドメイン名を判定する
    ステップと、 当該判定されたドメイン名に基づいて、上記商品データ
    ベースから選択された商品またはサービスを掲載したホ
    ームページを生成するステップと、 当該ホームページを上記ユーザ端末へ送信するステップ
    とを、コンピュータに実行させるための職域販売プログ
    ラム。
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