JP2003016349A - 電子商取引支援方法、商品購入方法、電子商取引支援用情報処理装置、情報通信端末及びプログラム - Google Patents

電子商取引支援方法、商品購入方法、電子商取引支援用情報処理装置、情報通信端末及びプログラム

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JP2003016349A
JP2003016349A JP2001204233A JP2001204233A JP2003016349A JP 2003016349 A JP2003016349 A JP 2003016349A JP 2001204233 A JP2001204233 A JP 2001204233A JP 2001204233 A JP2001204233 A JP 2001204233A JP 2003016349 A JP2003016349 A JP 2003016349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が電子商取引に複数の携帯電話機を用
いる場合でも、各携帯電話機から、実際に購入するか否
かにかかわらず複数の商品購入媒体における各自の購入
候補商品情報を横断的に且つ容易に閲覧することができ
るようにする。 【解決手段】 携帯電話機60の利用者10が、雑誌、
カタログ、店舗、ネットワーク上の仮想店舗、テレビシ
ョッピングの放送番組等の商品購入媒体から選択取得し
た購入候補商品情報を、携帯電話機60を用いて、利用
者情報と関連付けて電子商取引支援システム51に順次
登録し、登録された購入候補商品情報を、利用者10の
携帯電話機60から条件付けした閲覧要求に基づいて携
帯電話機60にリスト表示し、リスト表示した購入候補
商品情報の中から購入商品を選択し、利用者10の決済
取引情報に基づいて商品を購入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の情
報通信端末を用いて商品を購入する電子商取引を支援す
る電子商取引支援方法、商品購入方法、並びに該方法に
用いることができる電子商取引支援用情報処理装置、情
報通信端末及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、利用者のパソコンや携帯電話機な
どの情報通信端末から、インターネットなどのオープン
ネットワーク上に開設されている仮想店舗のサイトや、
複数の店舗が参加しているショッピングモールのサイト
に接続し、商品を選択して購入するオンラインショッピ
ング等の電子商取引が広く行われている。通常、このよ
うなオンラインショッピングでは、利用者がネットワー
クを介して仮想店舗などのサイトに接続すると、その仮
想店舗が取り扱っている商品の情報が利用者の情報通信
端末に送信されてくる。利用者は、この商品情報を受信
して情報通信端末の画面上に表示することができる。商
品を購入する場合は、表示された画面上の指示に従って
希望する商品を指定したり、購入数量や利用者(購入
者)の情報などを入力したりすることにより、商品の購
入を申し込む。また、上記オンラインショッピング等の
電子商取引においては、そのサイト内で実際に購入申込
手続きを完了するまでに、複数の商品を購入対象として
の登録及びその解除を適宜行うことが可能なバスケット
機能を設け、最終的に購入対象として登録されている商
品だけを一括発注する購入手続きが可能な方法が知られ
ているしかしながら、この方法では、単一の仮想店舗等
のサイト上で希望する商品をバスケットに入れて一括し
て購入手続きすることは可能であるが、複数の異なるサ
イトで取り扱っている商品を購入しようとする場合は、
各サイトについて商品情報を取得して購入手続きを行う
必要があり、複数の異なるサイトにまたがって購入希望
商品を一元管理して購入手続きを行うことが難しかっ
た。そこで、複数の仮想店舗のサイトやショッピングモ
ールサイトの違いを意識することなく、各仮想店舗等で
販売されている複数の商品を一括購入ができるように、
利用者が複数の異なる仮想店舗等から選択した様々な商
品に関する商品関連情報を利用者の情報通信端末(サー
ビス利用端末)の記憶媒体に格納し、一元的に管理する
方法が提案されている(特開平11−250126号公
報参照)。同公報に記載されている方法では、上記利用
者の情報通信端末の記憶媒体に格納した商品に関する情
報及び利用者の情報を利用し、該記憶媒体に商品関連情
報を一旦記憶した複数の商品についての発注を一括処理
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
11−250126号公報に記載の方法において、利用
者の情報通信端末(サービス利用端末)の記憶媒体に格
納される商品関連情報は、あくまで最終的に一括発注す
る対象の商品に関するものであるため、そのときに購入
まで至らなくても利用者が購入を検討している複数の店
舗における商品を、利用者の情報通信端末から任意のタ
イミングで一覧表示するように閲覧できなかった。ま
た、この方法では、通信ネットワーク上の仮想店舗にお
ける商品情報しか扱うことができず、雑誌、カタログ、
店舗、通信ネットワーク上の仮想店舗、テレビショッピ
ング等の各種の商品購入媒体から商品情報を横断的に選
択取得し、自分専用の購入候補商品のカタログを作成し
たり、各種の商品購入媒体について同一商品の購入価格
などの商品情報をリスト表示して比較することが難しか
った。
【0004】また、同公報に記載の方法では、利用者が
選択した商品に関する商品情報を、その利用者の情報通
信端末内の記憶媒体に格納して一元管理しているため、
利用者が他の情報通信端末から上記電子商取引を利用し
ようとするときには、上記記憶媒体に利用者が格納した
商品情報を用いることができないため、利用者にとって
不便であった。
【0005】更に、利用者の情報通信端末から複数の仮
想店舗等に対して商品を一括発注できたとしても、各購
入商品に関する決済ついては各仮想店舗ごとに行う必要
があり、利用者にとって不便であった。例えば、クレジ
ットカード決済の場合には、利用者の情報通信端末から
各仮想店舗のサーバにクレジトカード番号の決済関連情
報を送信して決済処理を行う必要があり、利用者にとっ
て不便であり、上記決済関連情報のセキュリティの観点
からも好ましくなかった。商品購入のたびにクレジット
カード番号等の決済関連情報を送信しなくてもいいよう
に商品購入の可能性がある複数の仮想店舗との間で前も
って取引契約を結んでおくことも考えられるが、この場
合には、各仮想店舗ごとに取引契約を結んでおく必要が
あり、やはり利用者にとって不便である。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、利用者が電子商取引に複数
の情報通信端末を用いる場合でも、各情報通信端末か
ら、実際に購入するか否かにかかわらず複数の商品購入
媒体における各自の購入候補商品情報を横断的に且つ容
易に閲覧することができる電子商取引支援方法、商品購
入方法、電子商取引支援用情報処理装置、情報通信端末
及びプログラムを提供することである。また、本発明の
第2の目的は、上記第1の目的に加えて、各利用者及び
各商品購入媒体の決済関連情報に関するセキュリティを
確保しつつ、各商品購入媒体から購入する商品に関する
決済を容易に行うことができる電子商取引支援方法、電
子商取引支援用情報処理装置、情報通信端末及びプログ
ラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、利用者が情報通信端末を
用いて商品を購入する電子商取引を支援する電子商取引
支援方法であって、利用者に関する利用者情報を予め取
得しておくステップと、該利用者が複数の商品購入媒体
から購入を検討している購入候補商品に関する購入候補
商品情報を取得するステップと、該利用者の情報通信端
末と通信回線を介してデータ送受信可能な情報処理装置
に、該購入候補商品情報を該利用者情報と関連付けて記
憶しておくステップと、該利用者の通信情報端末から通
信回線を介して該情報処理装置に、該購入候補商品を一
覧表示して閲覧するための閲覧要求データと利用者識別
データとを受信するステップと、該閲覧要求データ及び
該利用者識別データに基づいて、該情報処理装置から通
信回線を介して該利用者の通信情報端末に、該利用者に
対応した購入候補商品を一覧表示するための購入候補商
品一覧表示用データを送信するステップとを実行するこ
とを特徴とするものである。
【0008】なお、上記電子商取引の対象である「商
品」には、食品、書籍、CD、楽器、生活雑貨品、美容
・健康関連製品、衣料品、パソコン関連製品、電化製品
等、花、美術品、チケット等の物のほか、コンピュータ
ネットワークで売買されるプログラム、音楽、ビデオ等
の電子コンテンツからなる商品や、サービス関連の商品
も含まれる。上記サービス関連の商品としては、ホテル
や旅館などの宿泊、飲食物の提供、輸送、広告代理、ホ
ームページなどの電子コンテンツの作成、レンタル、輸
入代行、クリーニング、学習塾、家庭教師、翻訳、通
訳、ベビーシッター、各種コンサルタント、保険、各種
情報提供、各種手続き代行等が挙げられる。また、上記
「情報通信端末」には、PDC(Personal Degital Cel
lular)方式、GSM(Global System for Mobile Comm
unication)方式、TIA(Telecommunications Indust
ry Association)方式等の携帯電話機、IMT(Intern
ational Mobile Telecommunications)−2000で標
準化された携帯電話機、PHS(Personal Handyphone
Service)、自動車電話等の電話機のほか、携帯電話モ
ジュールを付加した情報通信端末も含まれる。また、上
記「情報通信端末」としては、上記携帯電話機等のいわ
ゆる移動機のほか、通信回線を介したデータ送受信機能
を有する、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal
Digital(Data)Assistants)、カーナビゲーション装
置、ITS(Intelligent Transport Systems)用端
末、デジタルTV,ゲーム機、音楽コンテンツをダウン
ロードして聴くことができる音楽端末等も挙げられる。
更に、この「情報通信端末」は、固定型の情報通信端末
及び移動型の情報通信端末のいずれであってもよい。ま
た、上記「商品購入媒体」は、利用者が商品の購入に利
用することができる媒体であって、インターネット等の
オープンネットワーク上に構築された仮想店舗のほか、
利用者が実際に出向いて商品を購入できる現実空間での
店舗、雑誌などの通信販売の広告、商品のカタログ、テ
レビショッピングなどの放送番組も含まれる。以上、他
の請求項においても同様である。
【0009】請求項1の電子商取引支援方法では、利用
者が複数の商品購入媒体から購入を検討している購入候
補商品に関する購入候補商品情報を、利用者の情報通信
端末と通信回線を介してデータ送受信可能な情報処理装
置に、利用者情報と関連付けて記憶しておくことによ
り、各利用者の購入候補商品情報を情報処理装置で一元
管理することができる。そして、各利用者が自分の購入
候補商品情報を閲覧するときは、自分の情報通信端末か
ら通信回線を介して情報処理装置に閲覧要求データと利
用者識別データとを送信する。これらのデータを情報処
理装置が受信すると、情報処理装置から通信回線を介し
て利用者の通信情報端末に、その利用者に対応した購入
候補商品一覧表示用データが送信される。利用者の情報
通信端末では、情報処理装置から受信した購入候補商品
一覧表示用データを用いて、自分の購入候補商品を情報
通信端末上に一覧表示して閲覧することができる。以上
のように、各利用者の購入候補商品情報が情報処理装置
で一元管理され、情報処理装置内の購入候補商品情報を
通信回線を介して各利用者の情報通信端末で受信し、一
覧表示できるので、利用者が電子商取引に複数の情報通
信端末を用いる場合でも、各情報通信端末から、実際に
購入するか否かにかかわらず複数の商品購入媒体におけ
る各自の購入候補商品情報を横断的に且つ容易に閲覧す
ることができる。
【0010】上記第2の目的を達成するために、請求項
2の発明は、請求項1の電子商取引支援方法において、
上記利用者との間の決済取引に関する利用者決済取引情
報を予め取得しておくステップと、該利用者が購入可能
な商品を取り扱っている商品購入媒体との間の決済取引
に関する商品購入媒体決済取引情報を予め取得しておく
ステップと、該利用者決済取引情報及び該商品購入媒体
決済取引情報を上記情報処理装置に記憶しておくステッ
プと、該利用者の情報通信端末から通信回線を介して該
情報処理装置に、上記購入候補商品の一覧表示に基づい
て該利用者が選択した購入商品に関する購入商品選択デ
ータを受信するステップと、該購入商品選択データ及び
該利用者決済取引情報に基づいて、該購入商品について
該利用者との間の決済処理を行うステップと、該購入商
品選択データ及び該商品購入媒体決済取引情報に基づい
て、該商品購入媒体との間の決済処理を行うステップと
を実行することを特徴とするものである。
【0011】請求項2の電子商取引支援方法では、予め
取得した利用者決済取引情報と商品購入媒体決済取引情
報とを上記情報処理装置に記憶しておくことにより、各
利用者の利用者決済取引情報と各商品購入媒体の商品購
入媒体決済取引情報を上記情報処理装置で一元管理する
ことができる。利用者が商品を購入するときは、利用者
の情報通信端末上に一覧表示された購入候補商品から希
望の購入商品を選択する。この購入商品に関する購入商
品選択データを、利用者の情報通信端末から通信回線を
介して情報処理装置に送信する。情報処理装置では、受
信した購入商品選択データと、上記利用者決済取引情報
及び商品購入媒体決済取引情報とに基づいて、購入商品
について、利用者との間の決済処理を行うとともに、商
品購入媒体との間の決済処理を行う。以上のように、各
利用者の利用者決済取引情報と各商品購入媒体の商品購
入媒体決済取引情報とが情報処理装置で一元管理され、
各利用者の情報通信端末から通信回線を介して送信され
てきた購入商品選択データを用いて、利用者及び商品購
入媒体との間の決済処理ができるので、各利用者及び各
商品購入媒体の決済関連情報に関するセキュリティを確
保しつつ、各商品購入媒体から購入する商品に関する決
済を容易に行うことができる。
【0012】上記第1の目的を達成するために、請求項
3の発明は、利用者が情報通信端末を用いて商品を購入
する電子商取引を支援する電子商取引支援用情報処理装
置であって、該利用者が複数の商品購入媒体から購入を
検討している購入候補商品に関する購入候補商品情報
を、利用者情報と関連付けて記憶する購入候補商品情報
記憶手段と、該利用者の通信情報端末から通信回線を介
して、該購入候補商品を一覧表示して閲覧するための閲
覧要求データを利用者識別データとともに受信する閲覧
要求データ受信手段と、該閲覧要求データ該利用者識別
データに基づいて、通信回線を介して該利用者の通信情
報端末に、該利用者に対応した購入候補商品を一覧表示
するための購入候補商品一覧表示用データを送信する購
入候補商品一覧表示用データ送信手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0013】請求項3の電子商取引支援用情報処理装置
では、各利用者の購入候補商品情報を一元管理し、各利
用者の購入候補商品情報を通信回線を介して利用者の情
報通信端末で受信し、一覧表示できるので、利用者が電
子商取引に複数の情報通信端末を用いる場合でも、各情
報通信端末から、実際に購入するか否かにかかわらず複
数の商品購入媒体における各自の購入候補商品情報を横
断的に且つ容易に閲覧することができる。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項3の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記利用者の通信
情報端末から通信回線を介して、特定の購入候補商品の
情報の追加、変更及び削除の少なくとも一つを要求する
情報処理要求データを受信する情報処理要求データ受信
手段と、該情報処理要求データに基づいて、上記購入候
補商品情報記憶手段に記憶されている該利用者に対応し
た購入候補商品情報に対する情報処理を行う購入候補商
品情報処理手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項4の電子商取引支援用情報処理装置
では、各利用者の情報通信端末から通信回線を介して受
信した情報処理要求データに基づいて、上記購入候補商
品情報記憶手段に記憶されている各利用者の購入候補商
品情報に対して、特定の購入候補商品の情報の追加、変
更及び削除の少なくとも一つの情報処理を行うことがで
きる。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項4の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記情報処理要求
データが、上記特定の購入候補商品の情報の追加を要求
するものであり、上記購入候補商品情報処理手段が、該
情報処理要求データに基づいて、該特定の購入候補商品
を取り扱うネットワーク上の上記商品購入媒体としての
仮想店舗を検索し、該仮想店舗から該特定の購入候補商
品に関する情報を取得して追加するものであることを特
徴とするものである。
【0017】請求項5の電子商取引支援用情報処理装置
では、各利用者の情報通信端末から、特定の購入候補商
品の情報の追加を要求する情報処理要求データを受信す
ると、そのデータに基づいて、ネットワーク上の仮想店
舗を検索し、その仮想店舗から上記特定の購入候補商品
に関する情報を取得し、上記購入候補商品情報記憶手段
に記憶されている購入候補商品情報に追加することがで
きる。
【0018】また、請求項6の発明は、請求項4の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記利用者が利用
可能な商品購入媒体が取り扱う商品に関する情報を、各
商品購入媒体の情報と関連付けて記憶する取扱商品情報
記憶手段を備え、上記情報処理要求データが、上記特定
の購入候補商品の情報の追加を要求するものであり、上
記購入候補商品情報処理手段が、該情報処理要求データ
に基づいて、該取扱商品情報記憶手段から該特定の購入
候補商品の情報を選択して追加するものであることを特
徴とするものである。
【0019】請求項6の電子商取引支援用情報処理装置
では、利用者が利用可能な商品購入媒体が取り扱う商品
に関する情報を、各商品購入媒体の情報と関連付けて取
扱商品情報記憶手段に記憶しておくことにより、各商品
購入媒体の取扱商品の情報を一元管理することができ
る。そして、各利用者の情報通信端末から、特定の購入
候補商品の情報の追加を要求する情報処理要求データを
受信すると、そのデータに基づいて、上記取扱商品情報
記憶手段から上記特定の購入候補商品の情報を選択し、
上記購入候補商品情報記憶手段に記憶されている購入候
補商品情報に追加することができる。
【0020】また、請求項7の発明は、請求項4の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記情報処理要求
データが、上記特定の購入候補商品の情報の追加を要求
するものであり、上記情報処理要求データ受信手段が、
該情報処理要求データとともに追加対象の該特定の購入
候補商品の情報を受信するものであり、上記購入候補商
品情報処理手段が、該利用者の情報通信端末から受信し
た該特定の購入候補商品の情報を追加するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0021】請求項7の電子商取引支援用情報処理装置
では、情報処理要求データとともに各利用者の情報通信
端末から受信した追加対象の特定の購入候補商品の情報
を、上記購入候補商品情報記憶手段に記憶されている購
入候補商品情報に追加することができる。
【0022】また、請求項8の発明は、請求項7の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記利用者が追加
を要求した上記特定の購入候補商品の情報が、ネットワ
ーク上の仮想店舗から該利用者が取得した情報であるこ
とを特徴とするものである。
【0023】請求項8の電子商取引支援用情報処理装置
では、各利用者がネットワーク上の仮想店舗から取得し
た特定の購入候補商品の情報を追加することができる。
【0024】また、請求項9の発明は、請求項7の電子
商取引支援用情報処理装置において、上記利用者が追加
を要求した上記購入候補商品の情報が、上記商品購入媒
体としての店舗にある商品に付されている商品識別コー
ドから読みとった情報であることを特徴とするものであ
る。
【0025】請求項9の電子商取引支援用情報処理装置
では、各利用者が店舗にある商品に付されている商品識
別コードから読みとった情報を追加することができる。
【0026】上記第2の目的を達成するために、請求項
10の発明は、請求項3、4、5、6、7、8又は9の
電子商取引支援用情報処理装置において、各利用者と間
で決済処理を行うための利用者情報を記憶する利用者情
報記憶手段と、各商品購入媒体との間で決済処理を行う
ための商品購入媒体情報を記憶する商品購入媒体情報記
憶手段と、該利用者の情報通信端末から通信回線を介し
て、上記購入候補商品の一覧表示に基づいて該利用者が
選択した購入商品に関する購入商品選択データを受信す
る購入商品選択データ受信手段と、該購入商品選択デー
タに基づいて、該購入商品について該利用者との間の決
済処理を行う利用者決済処理手段と、該購入対象商品情
報に基づいて、該購入商品について該商品購入媒体との
間の決済処理を行う商品購入媒体決済処理手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0027】請求項10の電子商取引支援用情報処理装
置では、各利用者の情報通信端末から通信回線を介して
送信されてきた購入商品選択データを用いて、利用者及
び商品購入媒体との間の決済処理ができるので、各商品
購入媒体から購入する商品に関する決済を容易に行うこ
とができる。しかも、各利用者の利用者決済取引情報と
各商品購入媒体の商品購入媒体決済取引情報とを記憶し
て一元管理しておくことにより、商品購入の際に、各利
用者の情報通信端末や各商品購入媒体からクレジットカ
ード番号や銀行口座番号などの各利用者及び各商品購入
媒体の決済関連情報を受信する必要がなくなるので、各
利用者及び各商品購入媒体の決済関連情報に関するセキ
ュリティを確保することができる。
【0028】また、請求項11の発明は、請求項10の
電子商取引支援用情報処理装置において、上記利用者の
情報通信端末から受信した上記購入商品選択データに基
づいて、該利用者の購入商品を一覧表示するための購入
商品一覧表示用データを作成する購入商品一覧表示用デ
ータ作成手段と、通信回線を介して該利用者の情報通信
端末に、該購入商品一覧表示用データを送信する購入商
品一覧表示用データ送信手段と、該利用者の情報通信端
末から通信回線を介して、該利用者の該購入商品に対す
る最終的な購入意思を確認するための購入意思確認デー
タを受信する購入意思確認データ受信手段とを備え、該
購入意思確認データを受信した後に上記決済処理を行う
ようにしたことを特徴とするものである。
【0029】請求項11の電子商取引支援用情報処理装
置では、利用者の情報通信端末に購入商品を一覧表示す
るとともに、一覧表示された購入商品に対する最終的な
購入意思を確認した後に上記決済処理を行うことによ
り、各利用者による商品購入及びそれに伴う決済処理を
より安全に行うことができる。
【0030】また、請求項12の発明は、請求項10又
は11の電子商取引支援用情報処理装置において、上記
利用者の情報通信端末から通信回線を介して、該利用者
が本人であるか否かを確認するための本人確認データを
受信する本人確認データ受信手段と、該本人確認データ
に基づいて、該利用者が本人であるか否かを確認する本
人確認手段とを備え、該利用者が本人であると確認され
たときに上記決済処理を行うようにしたことを特徴とす
るものである。
【0031】請求項12の電子商取引支援用情報処理装
置では、商品を購入しようとしている利用者が本人であ
るか否かを確認して上記決済処理を行うことができるの
で、本人になりすまして商品を購入しようとする行為を
防止することができる。
【0032】また、請求項13の発明は、請求項3、
4、5、6、7、8、9、10、11又は12の電子商
取引支援用情報処理装置において、上記購入候補商品情
報記憶手段に記憶する上記購入候補商品情報が、上記利
用者による各購入候補商品についての過去の購入実績に
関する購入実績データを含み、該利用者の通信情報端末
に送信する上記購入候補商品一覧表示用データが、該購
入実績データを含むことを特徴とするものである。
【0033】請求項13の電子商取引支援用情報処理装
置では、各購入候補商品についての過去の購入実績に関
する購入実績データを、利用者の通信情報端末に送信す
ることにより、購入候補商品の購入実績データを通信情
報端末に表示させることができるので、購入実績データ
を参照して同じ商品を購入することができる。なお、上
記「購入実績データ」は、過去の購入の有無に関するデ
ータのほか、過去の購入の回数でもよい。下記の請求項
23についても同様である。
【0034】また、請求項14の発明は、請求項3、
4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13の
電子商取引支援用情報処理装置に用いるコンピュータで
実行するプログラムであって、該コンピュータを、上記
電子商取引支援用情報処理装置における各手段の少なく
とも一つとして機能させるためのプログラムである。
【0035】請求項14のプログラムを上記電子商取引
支援用情報処理装置に用いるコンピュータに組み込んで
実行することにより、上記電子商取引支援用情報処理装
置における各手段の少なくとも一つの機能を行うことが
できる。
【0036】上記第1の目的を達成するために、請求項
15の発明は、電子商取引による商品の購入に用いるこ
とができる情報通信端末であって、利用者が購入を検討
している購入候補商品に関する購入候補商品情報が利用
者情報と関連付けて記憶されている情報処理装置に、通
信回線を介して、該購入候補商品を一覧表示して閲覧す
るための閲覧要求データを利用者識別データとともに送
信する閲覧要求データ送信手段と、該情報処理装置から
通信回線を介して、該購入候補商品を一覧表示するため
の購入候補商品一覧表示用データを受信する購入候補商
品一覧表示用データ受信手段と、該該購入候補商品の一
覧表示用データに基づいて、該利用者に対応した購入候
補商品を一覧表示する購入候補商品表示手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0037】請求項15の情報通信端末では、上記情報
処理装置に通信回線を介して閲覧要求データを送信し、
購入候補商品情報の一覧表示用データを、上記情報処理
装置から通信回線を介して受信することにより、購入候
補商品を一覧表示することができるので、利用者が電子
商取引に複数の情報通信端末を用いる場合でも、実際に
購入するか否かにかかわらず複数の商品購入媒体におけ
る各自の購入候補商品情報を容易に閲覧することができ
る。
【0038】また、請求項16の発明は、請求項15の
情報通信端末において、通信回線を介して上記情報処理
装置に、特定の購入候補商品の情報の追加、変更及び削
除の少なくとも一つを要求する情報処理要求データを送
信する情報処理要求データ送信手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0039】請求項16の情報通信端末では、上記情報
処理装置に通信回線を介して上記情報処理要求データを
送信することにより、情報処理装置内に記憶されている
各利用者の購入候補商品情報に対して、特定の購入候補
商品の情報の追加、変更及び削除の少なくとも一つを行
うことができる。
【0040】また、請求項17の発明は、請求項15の
情報通信端末において、ネットワーク上の仮想店舗から
上記利用者が購入を検討している購入候補商品の情報を
取得する購入候補商品情報取得手段を備え、上記情報処
理要求データが、上記特定の購入候補商品の情報の追加
を要求するものであり、上記情報処理要求データ送信手
段が、上記情報処理要求データとともに、該購入候補商
品情報取得手段で取得した追加対象の購入候補商品の情
報を送信するものであることを特徴とするものである。
【0041】請求項17の情報通信端末では、上記情報
処理装置に通信回線を介して上記情報処理要求データと
ともに、上記追加対象の購入候補商品の情報を送信する
ことにより、情報処理装置内に記憶されている各利用者
の購入候補商品情報に対して、各利用者がネットワーク
上の仮想店舗から独自に取得した購入候補商品の情報を
追加することができる。
【0042】また、請求項18の発明は、請求項15の
情報通信端末において、上記購入候補商品の情報とし
て、店舗にある商品の情報を入力する購入候補商品情報
入力手段を備え、上記情報処理要求データが、上記特定
の購入候補商品の情報の追加を要求するものであり、上
記情報処理要求データ送信手段が、上記情報処理要求デ
ータとともに、該購入候補商品情報入力手段で入力した
追加対象の購入候補商品の情報を送信するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0043】請求項18の情報通信端末では、上記購入
候補商品の情報として入力した店舗にある商品の情報
を、上記情報処理装置に通信回線を介して上記情報処理
要求データとともに送信することにより、情報処理装置
内に記憶されている各利用者の購入候補商品情報に対し
て、各利用者が実際に各店舗に出向いたときに気に入っ
た商品の情報を、購入候補商品の情報として追加するこ
とができる。
【0044】また、請求項19の発明は、請求項18の
情報通信端末において、上記購入候補商品情報入力手段
が、店舗にある商品に付されている商品識別コードを読
み取って該商品の情報を入力するものであることを特徴
とするものである。
【0045】請求項19の情報通信端末では、上記情報
処理装置内に記憶されている各利用者の購入候補商品情
報に対して、各利用者が店舗にある商品に付されている
商品識別コードから読みとった情報を追加することがで
きる。また、店舗にある商品に付されている商品識別コ
ードを読み取って商品の情報を入力することにより、商
品の情報を手入力する場合に比して上記購入候補商品の
情報の入力が簡易になる。
【0046】上記第2の目的を達成するために、請求項
20の発明は、請求項15、16、17、18及び19
の情報通信端末において、上記購入候補商品表示手段に
一覧表示された上記購入候補商品から利用者が購入商品
を選択するための購入商品選択手段と、通信回線を介し
て上記情報処理装置に、該購入商品選択手段で選択した
購入商品に関する購入商品選択データを送信する購入商
品選択データ送信手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0047】請求項20の情報通信端末では、購入候補
商品表示手段に一覧表示された購入候補商品から利用者
が購入商品を選択し、上記情報処理装置に通信回線を介
して購入商品選択データを送信することにより、利用者
が購入した購入商品について、利用者及び商品購入媒体
との間の決済処理ができるので、各商品購入媒体から購
入する商品に関する決済を容易に行うことができる。し
かも、上記情報処理装置で各利用者の利用者決済取引情
報を一元管理しておけば、商品購入の際にクレジットカ
ード番号や銀行口座番号などの各利用者の決済関連情報
を情報処理装置に送信する必要がないので、各利用者の
決済関連情報に関するセキュリティを確保することがで
きる。
【0048】また、請求項21の発明は、請求項20の
情報通信端末において、上記情報処理装置から通信回線
を介して、上記購入商品選択データに基づいて作成され
た該利用者の購入商品を一覧表示するための購入商品一
覧表示用データを受信する購入商品一覧表示用データ受
信手段と、該購入商品一覧表示用データに基づいて、該
利用者の購入商品を一覧表示する購入商品表示手段と、
該利用者の該購入商品に対する最終的な購入意思を確認
するための購入意思確認データを、該利用者が入力する
ための購入意思確認データ入力手段と、通信回線を介し
て該情報処理装置に、該購入意思確認データ入力手段で
入力した該購入意思確認データを送信する購入意思確認
データ送信手段とを備えことを特徴とするものである。
【0049】請求項21の情報通信端末では、利用者が
商品を購入する際に、上記情報処理装置から購入商品一
覧表示用データを受信して購入商品を一覧表示すること
により、利用者が購入しようとしている購入商品を再確
認することができる。そして、利用者が購入意思確認デ
ータを入力し、通信回線を介して情報処理装置に送信す
ることにより、情報処理装置側で、利用者の購入商品に
対する最終的な購入意思を確認することができる。以上
のような利用者による購入商品の再確認と最終的な購入
意思の確認により、商品購入に関する電子商取引をより
安全且つ確実に行うことができる。
【0050】また、請求項22の発明は、請求項20又
は21の情報通信端末において、上記利用者が本人であ
るか否かを確認するための本人確認データを、該利用者
が入力するための本人確認データ入力手段と、通信回線
を介して上記情報処理装置に、該本人確認データ入力手
段で入力した該本人確認データを送信する本人確認デー
タ送信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0051】請求項22の情報通信端末では、利用者が
商品を購入する際に、本人確認データを入力し、通信回
線を介して上記情報処理装置に送信することにより、情
報処理装置側で、商品を購入しようとしている利用者が
本人であるか否かを確認することができるので、本人に
なりすまして商品を購入しようとする行為を防止するこ
とができる。
【0052】また、請求項23の発明は、請求項15、
16、17、18、19、20、21又は22の情報通
信端末において、上記購入候補商品一覧表示用データ受
信手段で受信する上記購入候補商品一覧表示用データ
が、上記利用者による各購入候補商品についての過去の
購入実績に関する購入実績データを含み、上記購入候補
商品表示手段が、該購入候補商品とともにその購入実績
を表示するものであることを特徴とするものである。
【0053】請求項23の情報通信端末では、各購入候
補商品についての過去の購入実績に関する購入実績デー
タを受信して表示させることにより、購入実績データを
参照して同じ商品を購入することができる。
【0054】また、請求項24の発明は、請求項15、
16、17、18、19、20、21、22又は23の
情報通信端末に用いるコンピュータで実行するプログラ
ムであって、該コンピュータを、上記情報通信端末にお
ける各手段の少なくとも一つとして機能させるためのプ
ログラムである。
【0055】請求項22のプログラムを上記情報通信端
末に用いるコンピュータに組み込んで実行することによ
り、上記情報通信端末における各手段の少なくとも一つ
の機能を行うことができる。
【0056】なお、上記請求項13又は22の発明に係
るプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログ
ラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用い
て行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通
信回線を用いて行なってもよい。
【0057】また、請求項25の発明は、情報通信端末
を用いた商品購入方法において、情報通信端末の利用者
が、雑誌、カタログ、店舗、ネットワーク上の仮想店
舗、テレビショッピング等の商品購入媒体から選択取得
した購入候補商品情報を、該情報通信端末を用いて、利
用者情報と関連付けて情報処理装置に順次登録し、該登
録された購入候補商品情報を、該利用者の通信情報端末
から条件付けした閲覧要求に基づいて該情報通信端末に
リスト表示し、該リスト表示した購入候補商品情報の中
から購入商品を選択し、該利用者の決済取引情報に基づ
いて商品を購入することを特徴とするものである。
【0058】請求項25の商品購入方法では、各利用者
の購入候補商品情報が情報処理装置で一元管理され、情
報処理装置内の購入候補商品情報を各利用者の情報通信
端末にリスト表示できるので、利用者が電子商取引に複
数の情報通信端末を用いる場合でも、各情報通信端末か
ら、実際に購入するか否かにかかわらず複数の商品購入
媒体における各自の購入候補商品情報を横断的に且つ容
易に閲覧することができる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。 〔実施形態1〕図1は、本発明の第1の実施形態に係る
電子商取引支援方法の全体の枠組みを示す概念図であ
る。本実施形態の電子商取引支援方法は、利用者10が
情報通信端末としての携帯電話機60を用いて各種商品
を購入する利用者10と商品購入媒体としての店舗との
間の電子商取引を支援するものであり、各利用者10の
携帯電話機60と通信回線を介してデータ送受信可能な
情報処理装置としての電子商取引支援システム51を用
いた方法である。本実施形態において利用者10と店舗
との間の電子商取引を支援する電子商取引支援機関は、
利用者10が所有する携帯電話機60による通信を管理
運営し、各携帯電話機60の端末識別情報、利用者の認
証に用いる本人確認情報としてのPIN(Personl Iden
tification Number)コードの情報、利用者のクレジッ
トカード番号等の決済関連情報等からなる利用者情報を
有している通信事業者50である。
【0060】図2及び図3はそれぞれ、本実施形態にお
ける電子商取引支援方法に用いられる電子商取引支援シ
ステム51の概略構成図及び機能ブロック図である。電
子商取引支援システム51は通信事業者50によって管
理運営され、図2に示すように、システムバス100、
CPU101、RAM102やROM103等からなる
内部記憶装置、ハードディスクドライブ(HDD)や光
ディスクドライブ等からなる外部記憶装置104、マウ
スやキーボード等からなる入力装置105、ディスプレ
イやプリンタ等からなる出力装置106、インターネッ
ト30を介して仮想店舗(以下「ネット店舗」という)
のサーバなどと通信するためのインターネット用通信装
置107、及び携帯電話通信網70を介して各利用者1
0の携帯電話機60と通信するための携帯電話用通信装
置108を備えている。CPU101やRAM102等
の構成要素はお互いに、システムバス100を介して、
データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。
この電子商取引支援システム51を所定の手順に従って
動作させるためのプログラムはROM103や外部記憶
装置104に記憶されており、必要に応じてCPU10
1やRAM102上の作業エリアに呼び出されて実行さ
れる。また、上記電子商取引支援システム51からイン
ターネット30上のネット店舗にアクセスするときは、
外部のプロバイダを介して、ネット店舗運営会社40が
管理運営するネット店舗用のウェブサーバ(情報処理装
置)41に接続してもいいし、携帯電話通信網70内の
ゲートウェイサーバを介してネット店舗用のウェブサー
バ41に接続してもよい。また、上記電子商取引支援シ
ステム51は1台のコンピュータシステムで構成しても
いいし、複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台の
コンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
【0061】本電子商取引支援システム51は、図2に
示したハードウェア上で所定のプログラムを実行するこ
とにより、図3に示す購入候補商品情報記憶手段50
1、閲覧要求データ受信手段502、購入候補商品一覧
表示用データ送信手段503の各機能を実現している。
【0062】上記購入候補商品情報記憶手段501は、
上記電子商取引支援システム51のハードディスク等か
らなる外部記憶装置104を用いて構成されており、携
帯電話機60を所有している利用者10が購入を検討し
ている購入候補商品に関する購入候補商品情報を、利用
者情報と関連付けて記憶している。
【0063】上記購入候補商品情報記憶手段501に
は、例えば図4に示すように、利用者ID、商品ID、
商品名、単価、数量、商品を販売しているネット店舗の
店舗ID及び店舗名、ネット店舗のURL等からなる購
入候補商品情報が、各利用者の購入候補商品ごとに記憶
しておく。ここで、電子商取引支援システム51に商品
のデータベースを有している場合は、上記商品名を省略
してもよい。また、上記ネット店舗がショッピングモー
ルのサイトに属している場合は、そのショッピングモー
ルのID(モールID)及び名称(モール名)を記憶し
ておいてもよい。また、利用者がどの商品を購入したこ
とがあるかを把握できるように、各商品について購入実
績データとしての購入回数を記憶しておいてもよい。
【0064】また、上記購入候補商品情報記憶手段50
1には、各利用者10の利用者情報及び各ネット店舗の
店舗情報も記憶されている。例えば、各利用者10の利
用者情報については、図5(a)に示すように、利用者
識別情報としての携帯電話番号(端末識別情報)と、本
人確認情報としてのPINコードと、自動引き落とし口
座情報(金融機関名、支店番号、口座種別、口座番号、
名義)又はクレジットカード情報(カード種別、発行会
社名、カード番号、有効期限、名義)等の料金支払い取
引情報と、利用パッケージプラン名、追加オプション
名、適用割引種別等の利用サービス情報と、その他の利
用者ID及び利用者の氏名、住所、電話番号、メールア
ドレス等の情報とが関連付けられて登録されている。ま
た、各ネット店舗の店舗情報については、図5(b)に
示すように、店舗識別情報としての店舗ID番号と、振
り込み口座情報(金融機関名、支店番号、口座種別、口
座番号、名義、決済通貨単位)及び引き落とし口座情報
(金融機関名、支店番号、口座種別、口座番号、名義、
決済通貨単位)等の取引情報と、その他の店舗の名称、
国名、住所、電話番号、FAX番号等の情報とが関連付
けられて登録されている。
【0065】上記閲覧要求データ受信手段502は、上
記電子商取引支援システム51のCPU101、RAM
102、携帯電話用通信装置108等により構成され、
利用者10の携帯電話機60から携帯電話通信網70を
介して、購入候補商品を一覧表示して閲覧するための閲
覧要求データを利用者識別データとともに受信する機能
を有している。
【0066】上記購入候補商品一覧表示用データ送信手
段503は、上記電子商取引支援システム51のCPU
101、RAM102、携帯電話用通信装置108等に
より構成され、上記閲覧要求データ受信手段502で受
信した閲覧要求データに基づいて、携帯電話通信網70
を介して利用者10の携帯電話機60に、利用者10に
対応した購入候補商品を一覧表示するための購入候補商
品一覧表示用データを送信する機能を有している。
【0067】図6及び図7はそれぞれ、本実施形態の電
子商取引支援方法に用いられる携帯電話機60の概略構
成図及び機能ブロック図である。この携帯電話機60
は、図6に示すように、システムバス200、CPU2
01、RAM202やROM203等からなる内部記憶
装置、マイクや各種入力ボタン等からなる入力装置20
4、液晶ディスプレイ(LCD)やプリンタ等からなる
出力装置205、携帯電話通信網70を介して各利用者
10の携帯電話機60や上記電子商取引支援システム5
1と通信するための携帯電話用通信装置207を備えて
いる。CPU201やRAM202等の構成要素はお互
いに、システムバス200を介して、データやプログラ
ムの命令等のやり取りを行っている。この携帯電話機6
0を所定の手順に従って動作させるためのプログラムは
ROM203に記憶されており、必要に応じてCPU2
01やRAM202上の作業エリアに呼び出されて実行
される。また、携帯電話機60からインターネット30
上のネット店舗にアクセスするときは、携帯電話通信網
70内のゲートウェイサーバを介してネット店舗用のウ
ェブサーバ41に接続する。
【0068】上記携帯電話機60は、図6に示したハー
ドウェア上で所定のプログラムを実行することにより、
図7に示す閲覧要求データ送信手段601、購入候補商
品一覧表示用データ受信手段602、購入候補商品表示
手段603の各機能を実現している。
【0069】上記閲覧要求データ送信手段601は、携
帯電話機60のCPU201、RAM202、携帯電話
通信網用通信装置207等により構成され、携帯電話通
信網70を介して上記電子商取引支援システム51に、
購入候補商品を一覧表示して閲覧するための閲覧要求デ
ータを携帯電話番号のデータ(利用者識別データ)とと
もに送信する機能を有している。ここで、携帯電話番号
のデータは、携帯電話機60から自動的に送信される。
【0070】上記購入候補商品一覧表示用データ受信手
段602は、携帯電話機60のCPU201、RAM2
02、携帯電話通信網用通信装置207等により構成さ
れ、上記電子商取引支援システム51から携帯電話通信
網70を介して、購入候補商品を一覧表示するための購
入候補商品一覧表示用データを受信する機能を有してい
る。
【0071】上記購入候補商品表示手段603は、携帯
電話機60のCPU201、出力装置205の液晶ディ
スプレイ(LCD)等により構成され、利用者10に対
応した購入候補商品を一覧表示する機能を有している。
【0072】上記電子商取引支援システム51と携帯電
話機60との間で上記閲覧要求データ及び上記購入候補
商品一覧表示用データを送受信するときのプロトコルと
しては、ハイパーテキストマークアップ言語(HTM
L:Hypertext Markup Language)で記述されたデータ
を送受信する汎用のHTTP(Hypertext Transfer Pro
tcol)を用いてもいいし、携帯電話通信網用に簡略化し
た言語で記述されたデータを送受信する専用のプロトコ
ルを用いてもよい。
【0073】図8は、本実施形態の電子商取引支援方法
における購入候補商品の一覧表示手順の流れを示すフロ
ーチャートであり、図9(a)及び(b)は、携帯電話
機60のディスプレイ上の表示例を示す説明図である。
ここで、図8中の細い実線で囲まれたステップは利用者
10の携帯電話機60での処理であり、太い実線で囲ま
れたステップは電子商取引支援システム51での処理で
ある。まず、購入を検討している複数の店舗における購
入候補商品に関する購入候補商品情報を携帯電話機60
に表示しようとする利用者10は、携帯電話機60を操
作し、電子商取引支援機関である通信事業者50が電子
商取引支援システム51に登録している電子商取引支援
用のサイト(以下「モバイルショッピングサイト」とい
う。)にアクセスし、図9(a)に示すようなメニュー
ページを表示する(ステップ1)。次に、利用者10
は、メニューページに登録されている複数のメニューの
中から、自分の購入候補商品のリスト「お買い物しよう
かなリスト」を表示するためのメニュー「買う!」を選
択する(ステップ2)。利用者10がメニュー「買う
!」を選択すると、携帯電話機60から電子商取引支援
システム51に対して閲覧要求データが送信される(ス
テップ3)。
【0074】次に、通信事業者50側の電子商取引支援
システム51において、携帯電話機60から携帯電話通
信網70を介して上記閲覧要求データを受信すると、閲
覧要求データに基づいて上記利用者10に対応する購入
候補商品を一覧表示するための購入候補商品一覧表示用
データを生成し、携帯電話機60に向けて送信する(ス
テップ4,5)。
【0075】次に、利用者10の携帯電話機60では、電
子商取引支援システム51から携帯電話通信網70を介
して上記購入候補商品一覧表示用データを受信し、図9
(b)に示すような自分専用の「お買い物しようかなリ
スト」を表示し、自分の購入候補商品を一覧表示する
(ステップ6,7)。
【0076】以上、本実施形態によれば、各利用者10
が購入を検討している複数のネット店舗における購入候
補商品に関する購入候補商品情報を、各利用者10の携
帯電話機60と携帯電話通信網70を介してデータ送受
信可能な電子商取引支援システム51で一元管理するこ
とができ、しかも、電子商取引支援システム51内の購
入候補商品情報を携帯電話通信網70を介して各利用者
10の携帯電話機60で受信できるので、実際に購入す
るか否かにかかわらず複数のネット店舗における各自の
購入候補商品情報を横断的に且つ容易に閲覧することが
できる。また、本実施形態によれば、複数のネット店舗
から購入候補商品情報を横断的に選択取得し、自分専用
の購入候補商品のカタログを作成することができ、複数
のネット店舗について同一商品の購入価格などの商品情
報をリスト表示して比較することができるようになる。
特に、各利用者10の購入候補商品情報を電子商取引支
援システム51で一元管理しているので、各利用者10
が複数の携帯電話機を使用する場合においても、各自の
購入候補商品情報を容易に閲覧することができる。
【0077】なお、上記第1の実施形態において、携帯
電話機60に一覧表示する購入候補商品の表示形式は、
利用者10の希望に応じて選択できるようにしておくの
が好ましい。例えば、カテゴリー別、商品別、利用者が
選んで登録した日付別、購入実績(過去の購入の有無、
購入回数など)別等の表示形式を、利用者10が選択で
きるようにする。また、各購入候補商品を利用者が欲し
い順にランク付けをしておき、この順番で表示するよう
にしてもよい。また、購入候補商品の数が増加してきた
ときにも対応できるように、上記カテゴリー、商品、日
付等で検索して表示できるようにしてもよい。更に、こ
の表示形式について学習機能を持たせ、前回購入したも
のを同類のものを、学習効果で上位に表示するようにし
てもよい。
【0078】〔実施形態2〕図10は、本発明の第2の
実施形態に係る携帯電話機を用いた電子商取引支援方法
の全体の枠組みを示す概念図である。以下、前述の第1
の実施形態の電子商取引支援方法と同様な部分について
は、同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態の電
子商取引支援方法では、利用者10の携帯電話機60上
に一覧表示した購入候補商品の中から実際に購入する商
品を選択し、その購入商品選択データを電子商取引支援
システム51に送信し、電子商取引支援システム51に
おいて購入商品選択データに基づいて、利用者10の購
入意思を確認するとともに、電子商取引支援システム5
1に予め記憶している決済関連情報を用いて購入商品に
関する利用者10及びネット店舗20との間の決済を行
う。上記決済は、電子商取引支援システム51内ですべ
て済ませるようにしてもいいし、外部の金融機関80を
介して行うようにしてもよい。また、店舗決済処理及び
利用者決済処理は同じ金融機関80に対して行ってもい
いし、店舗決済処理における決済依頼と利用者決済処理
における決済依頼を異なる金融機関に対して行ってもよ
い。
【0079】図11は、本電子商取引支援方法に用いら
れる電子商取引支援システム51の機能ブロック図であ
る。なお、この電子商取引支援システム51のハードウ
ェア構成としては、上記第1の実施形態で示した図2の
構成と同様なものを用いることができる。本電子商取引
支援システム51は、図2に示したハードウェア上で所
定のプログラムを実行することにより、第1の実施形態
における購入候補商品情報記憶手段501、閲覧要求デ
ータ受信手段502、購入候補商品一覧表示用データ送
信手段503の各機能のほか、購入商品選択データ受信
手段504、利用者情報記憶手段505、商品購入媒体
情報記憶手段としての店舗情報記憶手段506、利用者
決済手段507、商品購入媒体決済手段としての店舗決
済手段508の各機能を実現している。
【0080】上記購入商品選択データ受信手段504
は、上記電子商取引支援システム51のCPU101、
RAM102、携帯電話用通信装置108等により構成
され、利用者10の携帯電話機60から携帯電話通信網
70を介して、上記購入候補商品の一覧表示に基づいて
利用者10が選択した購入商品に関する購入商品選択デ
ータを受信する機能を有している。
【0081】上記利用者情報記憶手段505は、上記電
子商取引支援システム51のハードディスク等からなる
外部記憶装置104を用いて構成され、前述の図5
(a)で示したような各利用者10と間で決済処理を行
うための利用者情報を記憶する機能を有している。
【0082】上記店舗情報記憶手段506は、は、上記
電子商取引支援システム51のハードディスク等からな
る外部記憶装置104を用いて構成され、前述の図5
(a)で示したような各店舗との間で決済処理を行うた
めの商品購入媒体情報としての店舗情報を記憶する機能
を有している。
【0083】上記利用者決済手段507は、上記電子商
取引支援システム51のCPU101、RAM102等
により構成され、上記購入商品選択データに基づいて、
利用者10が購入した購入商品について利用者10との
間の決済処理を行う機能を有している。
【0084】上記店舗決済手段508は、上記電子商取
引支援システム51のCPU101、RAM102等に
より構成され、上記購入対象商品情報に基づいて、利用
者10が購入した購入商品について店舗との間の決済処
理を行う機能を有している。
【0085】図12は、本電子商取引支援方法に用いら
れる携帯電話機60の機能ブロック図である。なお、こ
の携帯電話機60のハードウェア構成としては、上記第
1の実施形態で示した図6の構成と同様なものを用いる
ことができる。本携帯電話機60は、図6に示したハー
ドウェア上で所定のプログラムを実行することにより、
第1の実施形態における閲覧要求データ送信手段60
1、購入候補商品一覧表示用データ受信手段602、購
入候補商品表示手段603の各機能のほか、購入商品選
択手段604、購入商品選択データ送信手段605の機
能を実現している。
【0086】上記購入商品選択手段604は、携帯電話
機60のCPU201、入力装置204等により構成さ
れ、上記購入候補商品表示手段603に一覧表示された
購入候補商品から利用者10が操作して購入商品を選択
するための機能を有している。
【0087】上記購入商品選択データ送信手段605
は、携帯電話機60のCPU201、RAM202、携
帯電話通信網用通信装置207等により構成され、携帯
電話通信網70を介して上記電子商取引支援システム5
1に、購入商品選択手段604で選択した購入商品に関
する購入商品選択データを送信する機能を有している。
【0088】図13は、本実施形態の電子商取引支援方
法における商品購入及び決済の手順の流れを示すフロー
チャートである。図13中の細い実線で囲まれたステッ
プは利用者10の携帯電話機60での処理であり、太い
実線で囲まれたステップは電子商取引支援システム51
での処理である。まず、上記携帯電話機60に一覧表示
された購入候補商品の中から希望の商品を選択して実際
に購入しようとする利用者10は、携帯電話機60を操
作し、電子商取引支援機関である通信事業者50が電子
商取引支援システム51に登録している「モバイルショ
ッピングサイト」にアクセスし、図14(a)に示すよ
うなメニューページを表示する(ステップ1)。次に、
利用者10は、メニューページに登録されている複数の
メニューの中から、自分の購入候補商品のリスト「お買
い物しようかなリスト」を表示するためのメニュー「買
う!」を選択し、図14(b)に示すような自分専用の
「お買い物しようかなリスト」を表示し、自分の購入候
補商品を一覧表示する(ステップ2)。
【0089】次に、携帯電話機60のディスプレイ上に
表示された購入候補商品の中で、実際に購入したいもの
のチェックボックス「□」をチェックした後、「ご購
入」を選択することにより、電子商取引支援システム5
1に対して購入商品選択データが送信される(ステップ
3,4)。
【0090】次に、通信事業者50側の電子商取引支援
システム51において、上記購入商品選択データを受信
し(ステップ5)、受信した購入商品選択データと上記
利用者情報とに基づいて、すべての購入商品について、
利用者10から通信事業者(決済支援機関)50への支
払いに関する利用者決済を行い(ステップ6)、図14
(c)に示す利用者決済が完了した旨を知らせる画面を
表示させるためのデータを携帯電話機60に向けて送信
する。各利用者は、図14(c)の画面上で「利用明細
をチェック?!」を選択することにより、上記利用者決
済が完了した購入商品に関する利用者明細を即時的に受
け取ることができる。この商品購入に関する利用明細に
は、例えば、いつ、どのようなメディアのどの商品購入
媒体(インターネットや携帯電話通信網における仮想的
なネット店舗、現実空間での店舗、テレビやラジオの通
信販売にける店舗、雑誌の通信販売、カタログなど)の
何の商品をいくらで購入したかを、引き落とされる日時
及び引き落とされる金融機関別に表示したり、一括表示
したりする。また、商品購入に関する利用明細は、利用
者の希望に応じて任意にタイミングで携帯電話機60に
ダウンロードして表示できるようにしてもよい。更に、
この商品購入に関する利用明細は、後日、利用者10側
に携帯使用料金の明細と一緒に利用者10の自宅などに
送付するようにしてもよい。このように商品購入に関す
る利用明細を携帯電話機60上に表示できるようにする
ことにより、携帯電話機60を各利用者の家計簿のよう
に利用することも可能になる。また、電子商取引支援シ
ステム51では、上記受信した購入商品選択データに基
づいて、各購入商品について、通信事業者(電子商取引
支援機関)50から店舗への支払いに関する店舗決済を
処理する(ステップ7)。この店舗決済は、上記利用者
決済と同じタイミングで行ってもいいし、タイミングを
ずらして行ってもよい。
【0091】以上、本実施形態によれば、各利用者10
及び各店舗の決済関連情報が上記電子商取引支援システ
ム51で一元管理され、各利用者10の携帯電話機60
から携帯電話通信網70を介して送信されてきた購入商
品選択データを用いて、利用者10及び店舗との間の決
済処理ができるので、各利用者10及び各店舗の決済関
連情報に関するセキュリティを確保しつつ、各店舗10
から購入する商品に関する決済を容易に行うことができ
る。
【0092】〔実施形態3〕図15は本発明の第3の実
施形態に係る電子商取引支援方法に用いる電子商取引支
援システム51の機能ブロック図であり、図16は同電
子商取引支援方法に用いる電子商取引支援システム51
の機能ブロック図である。本実施形態の電子商取引支援
方法の全体の枠組みについては、前述の第2の実施形態
における図10の概念図で示したものと同様である。以
下、前述の第1の実施形態又は第2の実施形態に係る電
子商取引支援方法と同様な部分については、同じ符号を
付して説明を省略する。
【0093】本実施形態の電子商取引支援システム51
のハードウェア構成としては、上記第1の実施形態で示
した図2の構成と同様なものを用いることができる。本
電子商取引支援システム51は、図2に示したハードウ
ェア上で所定のプログラムを実行することにより、上記
第1の実施形態における購入候補商品情報記憶手段50
1、閲覧要求データ受信手段502及び購入候補商品一
覧表示用データ送信手段503の各機能、並びに上記第
2の実施形態における購入商品選択データ受信手段50
4、利用者情報記憶手段505、店舗情報記憶手段50
6、利用者決済手段507及び店舗決済手段508の各
機能のほか、購入商品一覧表示用データ作成手段50
9、購入商品一覧表示用データ送信手段510及び購入
意思確認データ受信手段511の各機能を実現してい
る。
【0094】上記購入商品一覧表示用データ作成手段5
09は、上記電子商取引支援システム51のCPU10
1、RAM102等により構成され、利用者10の携帯
電話機60から受信した上記購入商品選択データに基づ
いて、利用者10の購入商品を一覧表示するための購入
商品一覧表示用データを作成する機能を有している。
【0095】上記購入商品一覧表示用データ送信手段5
10は、上記電子商取引支援システム51のCPU10
1、RAM102、携帯電話用通信装置108等により
構成され、携帯電話通信網70を介して利用者の携帯電
話機60に、上記購入商品一覧表示用データ作成手段5
09で作成した購入商品一覧表示用データを送信する機
能を有している。
【0096】また、上記購入意思確認データ受信手段5
11は、上記電子商取引支援システム51のCPU10
1、RAM102、携帯電話用通信装置108等により
構成され、機能を有している。この購入意思確認データ
受信手段510は、本人確認データ受信手段として兼用
されている。
【0097】本実施形態の携帯電話機60のハードウェ
ア構成としては、上記第1の実施形態で示した図6の構
成と同様なものを用いることができる。本携帯電話機6
0は、図6に示したハードウェア上で所定のプログラム
を実行することにより、上記第1の実施形態における閲
覧要求データ送信手段601、購入候補商品一覧表示用
データ受信手段602及び購入候補商品表示手段60
3、並びに上記第2の実施形態における購入商品選択手
段604及び購入商品選択データ送信手段605の各機
能のほか、購入商品一覧表示用データ受信手段606、
購入商品表示手段607、購入意思確認データ入力手段
608及び購入意思確認データ送信手段609の機能を
実現している。
【0098】上記購入商品一覧表示用データ受信手段6
06は、携帯電話機60のCPU201、RAM20
2、携帯電話通信網用通信装置207等により構成さ
れ、上記情報処理装置から通信回線を介して、上記購入
商品選択データに基づいて作成された該利用者の購入商
品を一覧表示するための購入商品一覧表示用データを受
信する機能を有している。
【0099】上記購入商品表示手段607は、携帯電話
機60のCPU201、出力装置205の液晶ディスプ
レイ(LCD)等により構成され、上記購入商品一覧表
示用データ受信手段606で受信した購入商品一覧表示
用データに基づいて、利用者10の購入商品を一覧表示
する機能を有している。
【0100】上記購入意思確認データ入力手段608
は、携帯電話機60のCPU201、入力装置204等
により構成され、利用者10の購入商品に対する最終的
な購入意思を確認するための購入意思確認データを利用
者10が入力するための機能を有している。この購入意
思確認データ入力手段608は、利用者10が本人であ
るか否かを確認するための本人確認データを、利用者1
0が入力するための本人確認データ入力手段として兼用
されている。
【0101】上記購入意思確認データ送信手段609
は、携帯電話機60のCPU201、RAM202、携
帯電話通信網用通信装置207等により構成され、上記
購入意思確認データ入力手段608で入力した購入意思
確認データを送信する機能を有している。この購入意思
確認データ入力手段609は、通信回線を介して電子商
取引支援システム51に、上記本人確認データ入力手段
で入力した本人確認データを送信する本人確認データ送
信手段として兼用されている。
【0102】図17は、本実施形態の電子商取引支援方
法における購入候補商品の購入手順の流れを示すフロー
チャートであり、図18(a)〜(d)は、携帯電話機
60のディスプレイ上の表示例を示す説明図である。こ
こで、図17中の細い実線で囲まれたステップは利用者
10の携帯電話機60での処理であり、太い実線で囲ま
れたステップは電子商取引支援システム51での処理で
ある。また、図17中のステップ1及び2については、
前述の第2の実施形態における図13のフローチャート
と同じである。利用者10は、携帯電話機60のディス
プレイ上に表示された図18(b)の購入候補商品の中
で、実際に購入したいもののチェックボックス「□」を
チェックした後、「ご購入」を選択することにより、電
子商取引支援システム51に対して購入商品選択データ
を送信する(ステップ3,4)。電子商取引支援システ
ム51では、利用者10から送信されてきた購入商品選
択データを受信し、この購入商品選択データに基づいて
購入商品一覧表示用データを作成し、利用者10の携帯
電話機62に送信する(ステップ5,6)。次に、利用
者10の携帯電話機60で上記購入商品一覧表示用デー
タを受信し、図18(c)に示す確認用画面に購入商品
を一覧表示させる(ステップ7)。利用者10は、携帯
電話機60の確認用画面で購入商品の商品名等を確認し
た後、本人確認データとしてのパスワード(PINコー
ド)を入力し、「OK?!」を選択することにより、携
帯電話機60から電子商取引支援システム51に購入意
思確認データ及びPINコードが送信される(ステップ
8)。次に、通信事業者50側の電子商取引支援システ
ム51において、上記購入意思確認データ及びPINコ
ードを受信し(ステップ9)、購入意思確認データで利
用者10の購入意思を最終的に確認するとともに、PI
Nコードを用いて携帯電話機60を操作している利用者
が本人であるかどうかを確認する(ステップ10)。本
人であることが確認された場合は、上記ステップ5で受
信した購入商品選択データと利用者情報とに基づいて、
すべての購入商品について、利用者10から通信事業者
(決済支援機関)50への支払いに関する利用者決済を
行い(ステップ11)、図18(d)に示す利用者決済
が完了した旨を知らせる画面を表示させるためのデータ
を携帯電話機60に向けて送信する。利用者10は、図
14(d)の画面上で「利用明細をチェック?!」を選
択することにより、上記利用者決済が完了した購入商品
に関する利用者明細を即時的に受け取ることができる。
また、この商品購入に関する利用明細は、後日、利用者
10側に携帯使用料金の明細と一緒に、利用者10の自
宅などに送付される。また、上記ステップ5で受信した
購入商品選択データに基づいて、利用者10が購入した
各購入商品について、通信事業者(決済支援機関)50
から店舗への支払いに関する店舗決済を処理する(ステ
ップ12)。
【0103】以上、本実施形態によれば、上記第2の実
施形態の場合と同様に、各利用者10及び各店舗の決済
関連情報が上記電子商取引支援システム51で一元管理
され、各利用者10の携帯電話機60から携帯電話通信
網70を介して送信されてきた購入商品選択データを用
いて、利用者10及び店舗との間の決済処理ができるの
で、各利用者10及び各店舗の決済関連情報に関するセ
キュリティを確保しつつ、各店舗10から購入する商品
に関する決済を容易に行うことができる。特に、本実施
形態によれば、利用者10の携帯電話機60に購入商品
を一覧表示し、購入商品に対する最終的な購入意思を確
認して上記決済処理を行うことができるので、各利用者
10による商品購入及びそれに伴う決済処理をより安全
に行うことができる。また、本実施形態によれば、利用
者10の携帯電話機60から送信されてきたパスワード
(PINコード)を用いて本人確認処理を行うことによ
り、本人になりすまして商品を購入しようとする行為を
防止することができるので、各利用者10による商品購
入及びそれに伴う決済処理を更に安全に行うことができ
る。
【0104】なお、上記第3の実施形態においては、購
入商品を一覧表示するにあたって携帯電話機60と電子
商取引支援システム51との間でデータ送受信を行って
いるが、購入商品一覧表示処理を携帯電話機60内で行
うようにしてもよい。この場合、上記図18(b)の画
面で利用者10が購入候補商品の中から買いたいものを
チェックし、「ご購入」を選択したときに、その選択デ
ータに基づいて携帯電話機60内で購入商品一覧表示用
データを作成し、携帯電話機60のディスプレイ上に、
図18(d)の確認用画面を表示させる。
【0105】また、上記第3の実施形態においては、上
記本人確認データとして、各利用者の携帯電話機60に
設定されたPINコードを入力して送信しているが、こ
のPINコードと一緒に、あるいはPINコードの代わ
りに、商品購入のために新たに設定したパスワード、利
用者10の指紋情報、眼球の虹彩情報や網膜情報、手等
の表面から読みとった血管情報、顔の形、音声の特徴や
声紋、手形や掌紋等のバイオメトリクス(生物学的な特
徴)に関する情報を、上記本人確認情報として用いても
よい。また、文字の書き方や筆圧、筆を離す方向などの
情報や、キーボードなどから入力するときのスピード等
の筆跡情報や、キーと別なキーとを押す間の間隔等の打
鍵情報などを用いてもよい。また、上記パスワードなど
の本人確認データは、1種類でもいいし、クレジットカ
ード決済、銀行口座引落等の支払手段の種類ごとに異な
るように設定してもよい。
【0106】また、上記第3の実施形態において、電子
商取引支援システム51から携帯電話機60へ購入商品
一覧表示用データを送信するときに(図17のステップ
6参照)、認証用接続先情報としてのワンタイムURL
を利用者10の携帯電話機60に送信するようにしても
よい。このワンタイムURLは、利用者10からの商品
購入手続ごとに異なる一回利用限定の認証用接続先(認
証用サイト)に利用者10が携帯電話機60を使って接
続するためのものであり、電子商取引支援システム51
のCPU101によって発生させた乱数を用いて生成さ
れる。また、このワンタイムURLは、利用者10が携
帯電話機60のリンク機能を用いて簡単に接続できるよ
うに、通信事業者50が管理運営しているショート・メ
ッセージ・システム(SMS)によって利用者10の携
帯電話機60に送信される。利用者10が携帯電話機6
0から購入意思確認データ及びPINコードを送信する
ときは、このワンタイムURLに対して送信される。こ
のように利用者10からの商品購入手続ごとに異なる一
回利用限定の、しかも利用者本人しか知り得ないワンタ
イムURLを利用者10の携帯電話機60に送信し、こ
のワンタイムURL宛に利用者10から送信されてきた
購入意思確認データ及びPINコードを用いて、利用者
10の認証を行うことができるので、商品を購入しよう
としている利用者10に対する認証を従来方法に比して
より安全且つ簡易に行うことが可能となる。特に、上記
認証用接続先情報としてのワンタイムURLを用いた場
合は、携帯電話機60からインターネット30上で標準
となっているTCP/IPを通信プロトコルとして用い
て、上記ワンタイムURLで指定される認証用サイトに
接続することができるので、上記利用者認証のために、
インターネットに接続できる汎用の携帯電話機を使用す
ることができる。
【0107】また、上記第2の実施形態及び第3の実施
形態において、利用者10が購入した商品については、
上記電子商取引支援システム51に記憶されている購入
候補商品情報から削除してもいいし、購入候補商品情報
に残したまましてもよい。各利用者の購入候補商品情報
にそのまま残す場合は、購入した商品について、前述の
図4に示すように購入回数や購入の有無などの購入実績
データを購入候補商品情報の一部として記録し、利用者
の携帯電話機60に表示できるようにしておくことが好
ましい。上記購入実績がある購入候補商品のみを一覧表
示できるようにしてもよい。この場合は、購入実績デー
タを利用者が参照して同じ商品を購入することができる
ので、新たな商品検索等を行うことなく、商品の繰り返
し購入が容易になる。
【0108】また、上記第2の実施形態及び第3の実施
形態において、上記利用者10が携帯電話機60を使っ
て購入したすべての商品又は特定の商品についてポイン
トを付与し、上記電子商取引支援システム51に利用者
情報の一部として記憶するようにしてもよい。また、ア
ンケート調査などで発行されるポイントとの共通化を図
り、アンケート調査などで発行されるポイントについて
も、上記電子商取引支援システム51内の利用者情報の
ポイント合計データに加算していくようにしてもよい。
この利用者のポイントの合計値に応じて、各利用者にプ
レゼントを付与したり、お金の代わりに商品の購入に使
用できるようにしたり、携帯電話機60の利用料金の一
部として使用したり、各利用者に対して特典を与えても
よい。また、利用者のポイントを他のサービスにおける
ポイント(例えば、航空旅客会社のマイレージのポイン
ト)に振り替えることができるようにしてもよい。
【0109】また、上記第2の実施形態及び第3の実施
形態においては、化粧品、本、CDなどを商品として購
入する場合について説明したが、本発明は、航空機や列
車などの各種旅客運輸、映画やコンサート等の鑑賞、レ
ストラン等の飲食店、ホテルなどの宿泊施設等で各種サ
ービスを商品として購入する場合にも適用できるもので
ある。この場合の「商品購入媒体」は、航空機や列車な
どのチケットやコンサートチケットを購入する窓口があ
る施設、レストラン、ホテルなどが該当する。
【0110】また、上記各実施形態における電子商取引
支援システム51は、利用者10の携帯電話機60だけ
でなく、各利用者が使用するPHS(Personal Handyph
oneService)、自動車電話、パーソナルコンピュータ、
PDA(Personal Digital(Data) Assistants)、カー
ナビゲーション装置、ITS(Intelligent Transport
Systems)用端末、デジタルTV,ゲーム機、音楽端末
等の他の情報通信端末から、インターネット30等の通
信回線を介して上記閲覧要求データを受信し、これらの
情報通信端末に上記購入候補商品一覧表示用データを送
信できるように構成してもよい。この場合は、各利用者
10が複数種類の情報通信端末を使用する場合において
も、各自の購入候補商品情報を容易に閲覧することがで
きる。
【0111】また、上記各実施形態における各利用者の
購入候補商品情報は、各利用者の希望に応じて、特定の
購入候補商品の情報の追加、変更及び削除の少なくとも
一つを行うことができるようにしてもよい。この購入候
補商品の情報の追加、変更及び削除を行うときは、上記
電子商取引支援システム51は、上記各手段に加えて、
情報処理要求データ受信手段と購入候補商品情報処理手
段とを有するように構成する。こららの追加した手段の
うち、上記情報処理要求データ受信手段は、前述の電子
商取引支援システム51のCPU101、RAM10
2、携帯電話用通信装置108等により構成され、利用
者10の携帯電話機60から携帯電話通信網70を介し
て、特定の購入候補商品の情報の追加、変更及び削除の
少なくとも一つを要求する情報処理要求データを受信す
る機能を有するものである。また、上記購入候補商品情
報処理手段は、上記電子商取引支援システム51のCP
U101、RAM102等により構成され、受信した情
報処理要求データに基づいて、上記購入候補商品情報記
憶手段501に記憶されている各利用者の購入候補商品
情報に対する情報処理を行う機能を有するものである。
そして、前述のモバイルショッピングサイトのメニュー
ページに、例えば図19(a)に示すように「サイト一
覧」、「サイト名で探す」及び「商品名で探す」に加え
て、「商品の修正・削除」の項目を設ける。また、各利
用者が使用する携帯電話機60は、前述の各手段に加え
て、情報処理要求データ送信手段を有するように構成す
る。この情報処理要求データ送信手段は、前述のCPU
201、RAM202、携帯電話通信網用通信装置20
7等により構成され、携帯電話通信網70を介して上記
電子商取引支援システム51に、特定の購入候補商品の
情報の追加、変更及び削除の少なくとも一つを要求する
情報処理要求データを送信する機能を有するものであ
る。
【0112】ここで、ある特定の購入候補商品を上記
「お買い物しようかなリスト」から削除するときは、図
19(a)のメニューページで「商品の修正・削除」を
選択し、電子商取引支援システム51に最初の情報処理
要求データを送信する。そして、電子商取引支援システ
ム51から送信されてきた図19(b)に示すような商
品の修正・削除用の「お買い物しようかなリスト」を表
示し、例えば「bbbbの香水」を削除するときは、該当す
るチェックボックス「□」をチェックして「送信」を選
択し、2つ目の情報処理要求データを送信する。次に、
電子商取引支援システム51から送信されてきた図19
(c)に示すような最終確認用の「商品の修正・削除」
のページで「削除」を選択し、最後の情報処理要求デー
タを送信する。この最後の情報処理要求データを受信し
た後、電子商取引支援システム51は、上記購入候補商
品情報記憶手段501に記憶されている各利用者の購入
候補商品情報から、商品「bbbbの香水」に関する情報を
削除する情報処理を実行する。また、上記「bbbbの香
水」の内容を利用者が携帯電話機60から修正するとき
は、上記図19(c)に示すような最終確認用の「商品
の修正・削除」のページで「修正」を選択する。この
「修正」の選択により、電子商取引支援システム51か
ら送信されてくる図示しない修正専用のページで利用者
が所定の修正作業を行った後、修正後の商品情報のデー
タを電子商取引支援システム51に送信する。この修正
後の商品情報のデータを受信した電子商取引支援システ
ム51では、上記購入候補商品情報記憶手段501に記
憶されている各利用者の購入候補商品情報中の該当デー
タが修正される。
【0113】また、特定の購入候補商品の情報を追加す
る場合は、上記モバイルショッピングサイトのメニュー
ページにある「サイト一覧」、「サイト名で探す」及び
「商品名で探す」のメニューを用いる。これらのメニュ
ーで表示可能なサイトは、予め通信事業者との間で電子
商取引に関する契約を結んでいるネット店舗(以下「契
約ネット店舗」という。)を一覧表示するためのメニュ
ーである。これらの契約ネット店舗のサイトは、上記携
帯電話通信網の中のサーバで構成されているのもある
し、インターネットなど他のコンピュータネットワーク
の中のサーバで構成されているのもある。また、この契
約ネット店舗のサイトにアクセスしたときに携帯電話機
60上に表示されるページは、その契約ネット店舗が販
売している任意の商品を利用者が選んで上記利用者の購
入候補商品情報に簡単に登録できるように設計されてい
る。例えば、契約ネット店舗の商品を表示したページに
上記購入候補商品情報に自動登録するための登録メニュ
ーや登録ボタン等を設けておく。更に、上記契約ネット
店舗での商品購入に関しては、利用者が通信事業者との
間で予め取り決めている決済方法(クレジットカードに
よる決済、銀行口座引き落としによる決済、デビットカ
ードによる決済、電子マネーによる決済等)で決済する
ことができる。ここで、上記モバイルショッピングサイ
トのメニューページにあるメニューのうち、「サイト一
覧」を選ぶと、上記複数の契約ネット店舗を取扱い商品
別にディレクトリー形式で一覧表示することができる。
この一覧表示において希望の契約ネット店舗を選択する
と、その契約ネット店舗のページにジャンプすることが
できる。また、上記「サイト名で探す」を選択すると、
特定の契約ネット店舗のサイト名を入力して検索し、そ
の契約ネット店舗のページにジャンプすることができ
る。また、上記「商品名で探す」を選ぶと、上記複数の
契約ネット店舗のうち該当する商品を取り扱っている契
約ネット店舗を検索し、その契約ネット店舗のページに
ジャンプすることができる。これらのメニューで表示し
た契約ネット店舗のページで追加対象の商品があった場
合は、そのページ上に設けられている前述の登録メニュ
ーや登録ボタン等を操作することにより、追加対象の商
品の情報を、電子商取引支援サーバ51に送信して登録
することができる。
【0114】また、上記各実施形態においては、上記電
子商取引支援サーバ51で一元管理している購入候補商
品情報が、携帯電話通信網やインターネット等のコンピ
ュータネットワーク上で利用可能なネット店舗で取り扱
っている商品の情報である場合について説明したが、電
子商取引支援サーバ51は、ネット店舗上の商品ではな
く、利用者が現実の店舗に出向いて気に入った商品の情
報、テレビやラジオの通信販売番組で気に入った商品の
情報、雑誌の通信販売などのカタログ上で見つけた商品
の情報等を、各利用者の購入候補商品情報として登録し
て管理できるように構成してもよい。この場合は、通信
ネットワーク上の仮想店舗だけでなく、雑誌、カタロ
グ、店舗、通信ネットワーク上の仮想店舗、テレビショ
ッピング等の各種の商品購入媒体から購入候補商品情報
を横断的に選択取得し、自分専用の購入候補商品のカタ
ログを作成することができ、各種の商品購入媒体につい
て同一商品の購入価格などの商品情報をリスト表示して
比較することができるようになる。
【0115】上記商品情報の入力を行う場合、上記電子
商取引支援サーバ51へ送信するの商品情報を入力する
ための商品情報入力手段を、携帯電話機60に設ける。
商品情報を手入力する商品情報入力手段として、携帯電
話機60の入力装置204を構成する各種ボタンを用い
る。この入力装置204を用いて、商品の名称や識別コ
ード等を入力する。また、雑誌による通信販売やカタロ
グ上の商品や現実の店舗にある商品に付されている二次
元のコード(バーコード)や三次元のコードを利用する
場合は、上記商品情報入力手段としてコード読取装置を
設ける。商品のコードには、店舗を識別するための店舗
識別情報を含ませてもよい。上記バーコード読取装置と
してはCMOSカメラ、CCD(Charge Coupled Devic
e)カメラ等の撮像デバイスや光ビームスキャナ等を用
いることができる。そして、上記携帯電話機60を用い
て情報を入力したり購入したりする商品を扱っている通
信販売や現実の店舗の販売主と上記通信事業者との間
で、予め電子商取引に関する取り決めを結んでおき、上
記電子商取引支援システム51には、通信販売、カタロ
グや現実の店舗で取り扱っている商品情報を上記コード
と関連付けて記憶しておく。利用者が購入候補商品の情
報を携帯電話機60から手入力して追加登録する場合
は、例えば、図20(a)のメニューページで「商品の
追加登録」を選択し、電子商取引支援システム51に最
初の情報処理要求データを送信する。そして、電子商取
引支援システム51から送信されてきた図20(b)に
示すような「商品情報の入力」の画面を表示し、例えば
商品名、店舗名、単価、個数を入力して2つ目の情報処
理要求データを送信する。次に、電子商取引支援システ
ム51から送信されてきた図20(c)に示すような最
終確認用の「商品の追加登録」のページで内容を確認
し、必要に応じて修正を行った後、「OK」を選択して
最後の情報処理要求データを送信する。この最後の情報
処理要求データを受信した後、電子商取引支援システム
51は、上記購入候補商品情報記憶手段501に記憶さ
れている各利用者の購入候補商品情報に、利用者が入力
した商品「bbbbの香水」に関する情報を追加する情報処
理を実行する。一方、利用者が携帯電話機60で商品の
バーコードを読み取って購入候補商品の情報を追加登録
する場合は、上記図20(b)に示す「商品情報の入
力」の画面で、「バーコード入力」を選択する。そし
て、図示しないバーコード入力待ちの画面が表示された
状態で、商品のバーコードと必要に応じて店舗識別用の
コードとを読み取り、上記2つ目の情報処理要求データ
として電子商取引支援システム51に送信する。
【0116】また、上記各実施形態において、携帯電話
機60のディスプレイ上に表示される上記モバイルショ
ッピングのメインメニューなどの画面には、各種店舗の
広告をバナーリンク等の表示形式で組み込むようにして
もよい。この場合、広告に表示されている商品を利用者
が選択して各自の購入候補商品情報として登録できるす
るのが好ましい。また、各利用者が上記広告を経由して
実際に商品を購入したときに、その売り上げに応じて広
告主から広告料を徴収するようにしてもよい。また、広
告に関しては、各利用者の携帯電話機に対して通常のメ
ール形式やメールマガジン形式で広告情報を送るように
してもよい。この場合も、携帯電話機60に送られてき
たメールなどに表示されている商品を利用者が選択して
各自の購入候補商品情報として登録できるするのが好ま
しい。
【0117】また、上記各実施形態において、電子商取
引支援システム51に登録する購入候補商品情報は、国
内のネット店舗、現実の店舗、カタログなどの商品購入
媒体にある商品の情報だけでなく、海外のネット店舗、
現実の店舗、カタログなどの商品購入媒体にある商品の
情報であってもよい。海外のネット店舗などの商品購入
媒体における商品の場合は、上記購入候補商品情報に通
貨単位の情報も含ませる。
【0118】また、上記各実施形態において、上記電子
商取引を利用するときに、モバイルショッピング専用の
利用者識別コード(UID:User Identification Cod
e)を用いるようにしてもよい。この利用者識別コード
(UID)は、通信事業者50の電子商取引支援システ
ム51を用いた購入候補商品の登録や決済を希望する利
用者からの申し込みを受け付け、必要に応じて申し込ん
だ利用者に対して与信審査を行い、所定の条件を満たす
利用者に対して発行される。この通信事業者50から発
行された利用者識別コード(UID)は、利用者情報と
して、上記電子商取引支援システム51の利用者記憶手
段505に記憶される。このように利用者識別コード
(UID)を用いることにより、決済依頼処理を行う可
能性がある利用者を前もって把握しておくことができる
ので、利用者の管理が容易になる。
【0119】また、上記各実施形態において、各利用者
の携帯電話機60等の情報通信端末やネット店舗用のウ
ェブサーバ41と電子商取引支援システム51との間の
情報の送受信は、暗号化システムを用いるのが好まし
い。このように暗号化システムを用いることにより、情
報が外部に漏れないようにすることができるため、電子
商取引をさらに安全に行うことができる。この情報の暗
号化を携帯電話機60側で行うには、例えば、認証鍵と
暗号演算アルゴリズムを格納できる指紋モジュールや、
次世代移動通信システム用のSIMカードであるUSI
M(Universal Subscriber Identity Module)のような
セキュアメモリーを携帯電話機60に持たせる。
【0120】
【発明の効果】請求項1乃至25の発明によれば、各利
用者の購入候補商品情報が情報処理装置で一元管理さ
れ、情報処理装置内の購入候補商品情報を通信回線を介
して各利用者の情報通信端末で受信できるので、利用者
が電子商取引に複数の情報通信端末を用いる場合でも、
各情報通信端末から、実際に購入するか否かにかかわら
ず複数の商品購入媒体における各自の購入候補商品情報
を横断的に且つ容易に閲覧することができるという優れ
た効果がある。
【0121】特に、請求項4及び16の発明によれば、
購入候補商品情報記憶手段に記憶されている各利用者の
購入候補商品情報に対して、特定の購入候補商品の情報
の追加、変更及び削除の少なくとも一つの情報処理を行
うことができるので、各利用者の情報通信端末に、常に
希望の購入候補商品を一覧表示して閲覧できるようにな
るという優れた効果がある。
【0122】特に、請求項5の発明によれば、各利用者
の情報通信端末から、特定の購入候補商品の情報の追加
を要求する情報処理要求データを送信することにより、
ネットワーク上のネット店舗における上記特定の購入候
補商品に関する情報を、各自の購入候補商品情報に追加
することができるという優れた効果がある。
【0123】特に、請求項6の発明によれば、各利用者
の情報通信端末から、特定の購入候補商品の情報の追加
を要求する情報処理要求データを送信することにより、
取扱商品情報記憶手段から選択された上記特定の購入候
補商品の情報を、各自の購入候補商品情報に追加するこ
とができるという優れた効果がある。
【0124】特に、請求項7の発明によれば、各利用者
の情報通信端末から送信されてきた追加対象の特定の購
入候補商品の情報を、購入候補商品情報に追加すること
ができるという優れた効果がある。
【0125】特に、請求項8及び17の発明によれば、
各利用者がネットワーク上のネット店舗から取得した特
定の購入候補商品の情報を追加することができるという
優れた効果がある。
【0126】特に、請求項18の発明によれば、各利用
者が実際に各店舗に出向いたときに気に入った商品の情
報を、購入候補商品の情報として追加することができる
という優れた効果がある。
【0127】特に、請求項9及び19の発明によれば、
各利用者が店舗にある商品に付されている商品識別コー
ドから読みとった情報を追加することができるという優
れた効果がある。
【0128】特に、請求項2、10、11、12、2
0、21、22及び23の発明によれば、各利用者の及
び各商品購入媒体の決済関連情報が情報処理装置で一元
管理できるとともに、各利用者の情報通信端末から通信
回線を介して送信されてきた購入商品選択データを用い
て、利用者及び商品購入媒体との間の決済処理ができる
ので、各利用者及び各商品購入媒体の決済関連情報に関
するセキュリティを確保しつつ、各商品購入媒体から購
入する商品に関する決済を容易に行うことができるとい
う優れた効果がある。
【0129】特に、請求項11及び21の発明によれ
ば、利用者の情報通信端末に一覧表示された購入商品に
対する最終的な購入意思を確認した後に上記決済処理を
行うことができるので、各利用者による商品購入及びそ
れに伴う決済処理をより安全に行うことができるという
優れた効果がある。
【0130】特に、請求項12及び22の発明によれ
ば、本人になりすまして商品を購入しようとする行為を
防止することができるので、各利用者による商品購入及
びそれに伴う決済処理をより安全に行うことができると
いう優れた効果がある。
【0131】特に、請求項13及び23の発明によれ
ば、購入実績データを参照して同じ商品を購入すること
ができるので、新たな商品検索等を行うことなく、商品
の繰り返し購入が容易になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機を用
いた電子商取引支援方法の全体の枠組みを示す概念図。
【図2】同電子商取引支援方法に用いられる電子商取引
支援システムの概略構成図。
【図3】同電子商取引支援システムの機能ブロック図。
【図4】同電子商取引支援システムに記憶される購入候
補商品情報の説明図。
【図5】(a)は、同電子商取引支援システムに記憶さ
れる利用者情報の説明図。(b)は、同電子商取引支援
システムに記憶される店舗情報の説明図。
【図6】同電子商取引支援方法に用いられる携帯電話機
の概略構成図。
【図7】同携帯電話機の機能ブロック図。
【図8】同電子商取引支援方法における購入候補商品の
一覧表示手順の流れを示すフローチャート。
【図9】(a)及び(b)は携帯電話機のディスプレイ
上の表示例を示す説明図
【図10】本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機を
用いた電子商取引支援方法の全体の枠組みを示す概念
図。
【図11】同電子商取引支援方法に用いられる電子商取
引支援システムの機能ブロック図。
【図12】同電子商取引支援方法に用いられる携帯電話
機の機能ブロック図。
【図13】同電子商取引支援方法における商品購入及び
決済の手順の流れを示すフローチャート。
【図14】(a)乃至(c)は携帯電話機のディスプレ
イ上の表示例を示す説明図
【図15】本発明の第3の実施形態に係る電子商取引支
援方法に用いられる電子商取引支援システムの機能ブロ
ック図。
【図16】同電子商取引支援方法に用いられる携帯電話
機の機能ブロック図。
【図17】同電子商取引支援方法における商品購入及び
決済の手順の流れを示すフローチャート。
【図18】(a)乃至(d)は携帯電話機のディスプレ
イ上の表示例を示す説明図
【図19】(a)乃至(c)は変形例に係る携帯電話機
のディスプレイ上の表示例を示す説明図
【図20】(a)乃至(c)は他の変形例に係る携帯電
話機のディスプレイ上の表示例を示す説明図
【符号の説明】
10 利用者 20 店舗 30 インターネット 40 ネット店舗運営会社 41 ネット店舗用のウェブサーバ 50 通信事業者 51 電子商取引支援システム 60 携帯電話機(情報通信端末) 70 携帯電話通信網 80 金融機関 81 決済管理サーバ 90 専用回線 100 システムバス 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 外部記憶装置 105 入力装置 106 出力装置 107 インターネット用通信装置 108 携帯電話用通信装置 200 システムバス 201 CPU 202 RAM 203 ROM 204 入力装置 205 出力装置 207 携帯電話用通信装置 501 購入候補商品情報記憶手段 502 閲覧要求データ受信手段 503 購入候補商品一覧表示用データ送信手段 504 購入商品選択データ受信手段 505 利用者情報記憶手段 506 店舗情報記憶手段 507 利用者決済手段 508 店舗決済手段 509 購入商品一覧表示用データ作成手段 510 購入商品一覧表示用データ送信手段 511 購入意思確認データ受信手段(本人確認データ
受信手段) 601 閲覧要求データ送信手段 602 購入候補商品一覧表示用データ受信手段 603 購入候補商品表示手段 604 購入商品選択手段 605 購入商品選択データ送信手段 606 購入商品一覧表示用データ受信手段 607 購入商品表示手段 608 購入意思確認データ入力手段(本人確認データ
入力手段) 609 購入意思確認データ送信手段(本人確認データ
送信手段)

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者が情報通信端末を用いて商品を購入
    する電子商取引を支援する電子商取引支援方法であっ
    て、 利用者に関する利用者情報を予め取得しておくステップ
    と、 該利用者が複数の商品購入媒体から購入を検討している
    購入候補商品に関する購入候補商品情報を取得するステ
    ップと、 該利用者の情報通信端末と通信回線を介してデータ送受
    信可能な情報処理装置に、該購入候補商品情報を該利用
    者情報と関連付けて記憶しておくステップと、 該利用者の通信情報端末から通信回線を介して該情報処
    理装置に、該購入候補商品を一覧表示して閲覧するため
    の閲覧要求データと利用者識別データとを受信するステ
    ップと、 該閲覧要求データ及び該利用者識別データに基づいて、
    該情報処理装置から通信回線を介して該利用者の通信情
    報端末に、該利用者に対応した購入候補商品を一覧表示
    するための購入候補商品一覧表示用データを送信するス
    テップとを実行することを特徴とする電子商取引支援方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1の電子商取引支援方法において、 上記利用者との間の決済取引に関する利用者決済取引情
    報を予め取得しておくステップと、 該利用者が購入可能な商品を取り扱っている商品購入媒
    体との間の決済取引に関する商品購入媒体決済取引情報
    を予め取得しておくステップと、 該利用者決済取引情報及び該商品購入媒体決済取引情報
    を上記情報処理装置に記憶しておくステップと、 該利用者の情報通信端末から通信回線を介して該情報処
    理装置に、上記購入候補商品の一覧表示に基づいて該利
    用者が選択した購入商品に関する購入商品選択データを
    受信するステップと、 該購入商品選択データ及び該利用者決済取引情報に基づ
    いて、該購入商品について該利用者との間の決済処理を
    行うステップと、 該購入商品選択データ及び該商品購入媒体決済取引情報
    に基づいて、該購入商品について該商品購入媒体との間
    の決済処理を行うステップとを実行することを特徴とす
    る電子商取引支援方法。
  3. 【請求項3】利用者が情報通信端末を用いて商品を購入
    する電子商取引を支援する電子商取引支援用情報処理装
    置であって、 該利用者が複数の商品購入媒体から購入を検討している
    購入候補商品に関する購入候補商品情報を、利用者情報
    と関連付けて記憶する購入候補商品情報記憶手段と、 該利用者の通信情報端末から通信回線を介して、該購入
    候補商品を一覧表示して閲覧するための閲覧要求データ
    を利用者識別データとともに受信する閲覧要求データ受
    信手段と、 該閲覧要求データ及び該利用者識別データに基づいて、
    通信回線を介して該利用者の通信情報端末に、該利用者
    に対応した購入候補商品を一覧表示するための購入候補
    商品一覧表示用データを送信する購入候補商品一覧表示
    用データ送信手段とを備えたことを特徴とする電子商取
    引支援用情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項3の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記利用者の通信情報端末から通信回線を介して、特定
    の購入候補商品の情報の追加、変更及び削除の少なくと
    も一つを要求する情報処理要求データを受信する情報処
    理要求データ受信手段と、 該情報処理要求データに基づいて、上記購入候補商品情
    報記憶手段に記憶されている該利用者に対応した購入候
    補商品情報に対する情報処理を行う購入候補商品情報処
    理手段とを備えたことを特徴とする電子商取引支援用情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記情報処理要求データが、上記特定の購入候補商品の
    情報の追加を要求するものであり、 上記購入候補商品情報処理手段が、該情報処理要求デー
    タに基づいて、該特定の購入候補商品を取り扱うネット
    ワーク上の上記商品購入媒体としての仮想店舗を検索
    し、該仮想店舗から該特定の購入候補商品に関する情報
    を取得して追加するものであることを特徴とする電子商
    取引支援用情報処理装置。
  6. 【請求項6】請求項4の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記利用者が利用可能な商品購入媒体が取り扱う商品に
    関する情報を、各商品購入媒体の情報と関連付けて記憶
    する取扱商品情報記憶手段を備え、 上記情報処理要求データが、上記特定の購入候補商品の
    情報の追加を要求するものであり、 上記購入候補商品情報処理手段が、該情報処理要求デー
    タに基づいて、該店舗取扱商品情報記憶手段から該特定
    の購入候補商品の情報を選択して追加するものであるこ
    とを特徴とする電子商取引支援用情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項4の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記情報処理要求データが、上記特定の購入候補商品の
    情報の追加を要求するものであり、 上記情報処理要求データ受信手段が、該情報処理要求デ
    ータとともに追加対象の該特定の購入候補商品の情報を
    受信するものであり、 上記購入候補商品情報処理手段が、該利用者の情報通信
    端末から受信した該特定の購入候補商品の情報を追加す
    るものであることを特徴とする電子商取引支援用情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】請求項7の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記利用者が追加を要求した上記特定の購入候補商品の
    情報が、ネットワーク上の仮想店舗から該利用者が取得
    した情報であることを特徴とする電子商取引支援用情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】請求項7の電子商取引支援用情報処理装置
    において、 上記利用者が追加を要求した上記購入候補商品の情報
    が、上記商品購入媒体としての店舗にある商品に付され
    ている商品識別コードから読みとった情報であることを
    特徴とする電子商取引支援用情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項3、4、5、6、7、8又は9の
    電子商取引支援用情報処理装置において、 各利用者と間で決済処理を行うための利用者情報を記憶
    する利用者情報記憶手段と、 各商品購入媒体との間で決済処理を行うための商品購入
    媒体情報を記憶する商品購入媒体情報記憶手段と、 該利用者の情報通信端末から通信回線を介して、上記購
    入候補商品の一覧表示に基づいて該利用者が選択した購
    入商品に関する購入商品選択データを受信する購入商品
    選択データ受信手段と、 該購入商品選択データに基づいて、該購入商品について
    該利用者との間の決済処理を行う利用者決済処理手段
    と、 該購入対象商品情報に基づいて、該購入商品について該
    商品購入媒体との間の決済処理を行う商品購入媒体決済
    処理手段とを備えたことを特徴とする電子商取引支援用
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】請求項10の電子商取引支援用情報処理
    装置において、 上記利用者の情報通信端末から受信した上記購入商品選
    択データに基づいて、該利用者の購入商品を一覧表示す
    るための購入商品一覧表示用データを作成する購入商品
    一覧表示用データ作成手段と、 通信回線を介して該利用者の情報通信端末に、該購入商
    品一覧表示用データを送信する購入商品一覧表示用デー
    タ送信手段と、 該利用者の情報通信端末から通信回線を介して、該利用
    者の該購入商品に対する最終的な購入意思を確認するた
    めの購入意思確認データを受信する購入意思確認データ
    受信手段とを備え、 該購入意思確認データを受信した後に上記決済処理を行
    うようにしたことを特徴とする電子商取引支援用情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】請求項10又は11の電子商取引支援用
    情報処理装置において、 上記利用者の情報通信端末から通信回線を介して、該利
    用者が本人であるか否かを確認するための本人確認デー
    タを受信する本人確認データ受信手段と、 該本人確認データに基づいて、該利用者が本人であるか
    否かを確認する本人確認手段とを備え、 該利用者が本人であると確認されたときに上記決済処理
    を行うようにしたことを特徴とする電子商取引支援用情
    報処理装置。
  13. 【請求項13】請求項3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11又は12の電子商取引支援用情報処理装置にお
    いて、 上記購入候補商品情報記憶手段に記憶する上記購入候補
    商品情報が、上記利用者による各購入候補商品について
    の過去の購入実績に関する購入実績データを含み、 該利用者の通信情報端末に送信する上記購入候補商品一
    覧表示用データが、該購入実績データを含むことを特徴
    とする電子商取引支援用情報処理装置。
  14. 【請求項14】請求項3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12又は13の電子商取引支援用情報処理装
    置に用いるコンピュータで実行するプログラムであっ
    て、 該コンピュータを、上記電子商取引支援用情報処理装置
    における各手段の少なくとも一つとして機能させるため
    のプログラム。
  15. 【請求項15】電子商取引による商品の購入に用いるこ
    とができる情報通信端末であって、 利用者が購入を検討している購入候補商品に関する購入
    候補商品情報が利用者情報と関連付けて記憶されている
    情報処理装置に、通信回線を介して、該購入候補商品を
    一覧表示して閲覧するための閲覧要求データを利用者識
    別データとともに送信する閲覧要求データ送信手段と、 該情報処理装置から通信回線を介して、該購入候補商品
    を一覧表示するための購入候補商品一覧表示用データを
    受信する購入候補商品一覧表示用データ受信手段と、 該該購入候補商品の一覧表示用データに基づいて、該利
    用者に対応した購入候補商品を一覧表示する購入候補商
    品表示手段とを備えたことを特徴とする情報通信端末。
  16. 【請求項16】請求項15の情報通信端末において、 通信回線を介して上記情報処理装置に、特定の購入候補
    商品の情報の追加、変更及び削除の少なくとも一つを要
    求する情報処理要求データを送信する情報処理要求デー
    タ送信手段を備えたことを特徴とする情報通信端末。
  17. 【請求項17】請求項15の情報通信端末において、 ネットワーク上の仮想店舗から上記利用者が購入を検討
    している購入候補商品の情報を取得する購入候補商品情
    報取得手段を備え、 上記情報処理要求データが、上記特定の購入候補商品の
    情報の追加を要求するものであり、 上記情報処理要求データ送信手段が、上記情報処理要求
    データとともに、該購入候補商品情報取得手段で取得し
    た追加対象の購入候補商品の情報を送信するものである
    ことを特徴とする情報通信端末。
  18. 【請求項18】請求項15の情報通信端末において、 上記購入候補商品の情報として、店舗にある商品の情報
    を入力する購入候補商品情報入力手段を備え、 上記情報処理要求データが、上記特定の購入候補商品の
    情報の追加を要求するものであり、 上記情報処理要求データ送信手段が、上記情報処理要求
    データとともに、該購入候補商品情報入力手段で入力し
    た追加対象の購入候補商品の情報を送信するものである
    ことを特徴とする情報通信端末。
  19. 【請求項19】請求項18の情報通信端末において、 上記購入候補商品情報入力手段が、店舗にある商品に付
    されている商品識別コードを読み取って該商品の情報を
    入力するものであることを特徴とする情報通信端末。
  20. 【請求項20】請求項15、16、17、18及び19
    の情報通信端末において、 上記購入候補商品表示手段に一覧表示された上記購入候
    補商品から利用者が購入商品を選択するための購入商品
    選択手段と、 通信回線を介して上記情報処理装置に、該購入商品選択
    手段で選択した購入商品に関する購入商品選択データを
    送信する購入商品選択データ送信手段とを備えたことを
    特徴とする情報通信端末。
  21. 【請求項21】請求項20の情報通信端末において、 上記情報処理装置から通信回線を介して、上記購入商品
    選択データに基づいて作成された該利用者の購入商品を
    一覧表示するための購入商品一覧表示用データを受信す
    る購入商品一覧表示用データ受信手段と、 該購入商品一覧表示用データに基づいて、該利用者の購
    入商品を一覧表示する購入商品表示手段と、 該利用者の該購入商品に対する最終的な購入意思を確認
    するための購入意思確認データを、該利用者が入力する
    ための購入意思確認データ入力手段と、 通信回線を介して該情報処理装置に、該購入意思確認デ
    ータ入力手段で入力した該購入意思確認データを送信す
    る購入意思確認データ送信手段とを備えことを特徴とす
    る情報通信端末。
  22. 【請求項22】請求項20又は21の情報通信端末にお
    いて、 上記利用者が本人であるか否かを確認するための本人確
    認データを、該利用者が入力するための本人確認データ
    入力手段と、 通信回線を介して上記情報処理装置に、該本人確認デー
    タ入力手段で入力した該本人確認データを送信する本人
    確認データ送信手段とを備えたことを特徴とする情報通
    信端末。
  23. 【請求項23】請求項15、16、17、18、19、
    20、21又は22の情報通信端末において、 上記購入候補商品一覧表示用データ受信手段で受信する
    上記購入候補商品一覧表示用データが、上記利用者によ
    る各購入候補商品についての過去の購入実績に関する購
    入実績データを含み、 上記購入候補商品表示手段が、該購入候補商品とともに
    その購入実績を表示するものであることを特徴とする情
    報通信端末。
  24. 【請求項24】請求項14、15、16、17、18、
    19、20又は21の情報通信端末に用いるコンピュー
    タで実行するプログラムであって、 該コンピュータを、上記情報通信端末における各手段の
    少なくとも一つとして機能させるためのプログラム。
  25. 【請求項25】情報通信端末の利用者が、雑誌、カタロ
    グ、店舗、ネットワーク上の仮想店舗、テレビショッピ
    ング等の商品購入媒体から選択取得した購入候補商品情
    報を、該情報通信端末を用いて、利用者情報と関連付け
    て情報処理装置に順次登録し、該登録された購入候補商
    品情報を、該利用者の通信情報端末から条件付けした閲
    覧要求に基づいて該情報通信端末にリスト表示し、該リ
    スト表示した購入候補商品情報の中から購入商品を選択
    し、該利用者の決済取引情報に基づいて商品を購入する
    ことを特徴とする情報通信端末を用いた商品購入方法。
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