JP2003296651A - 決済支援装置及びプログラム - Google Patents

決済支援装置及びプログラム

Info

Publication number
JP2003296651A
JP2003296651A JP2002095383A JP2002095383A JP2003296651A JP 2003296651 A JP2003296651 A JP 2003296651A JP 2002095383 A JP2002095383 A JP 2002095383A JP 2002095383 A JP2002095383 A JP 2002095383A JP 2003296651 A JP2003296651 A JP 2003296651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
customer
payment
product
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002095383A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kurato
淳一 蔵納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUFG Bank Ltd
Original Assignee
Bank of Tokyo Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bank of Tokyo Mitsubishi Ltd filed Critical Bank of Tokyo Mitsubishi Ltd
Priority to JP2002095383A priority Critical patent/JP2003296651A/ja
Publication of JP2003296651A publication Critical patent/JP2003296651A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 売買予約後に決済及び商品の引渡しを行う売
買取引における顧客の利便性向上を実現する。 【解決手段】 金融機関のホストコンピュータは、商品
購入予約が交わされたことに伴い、顧客のIDや商品情
報、振込先情報を含む支払明細情報を受信する毎に、受
信した支払明細情報を登録し(106)、決済及び商品受取
のためにコンビニに来店した顧客がATMにキャッシュ
カードを装填して暗証番号を入力すると、顧客の認証を
行った後にIDの入力を要請し(114,116)、入力された
IDに基づいて支払明細情報を検索(120)してATMの
表示部に一覧表示させる(122)。顧客により決済対象が
選択されると決済処理を行い(126)、バーコード付き利
用明細を印刷させる(128)。このバーコードがレジで読
み取られることで決済の完了が確認され、予めコンビニ
に配送された商品を顧客が受け取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は決済支援装置及びプ
ログラムに係り、特に、金融機関に開設した口座のキャ
ッシュカードを利用した決済を支援する決済支援装置、
及びコンピュータを前記決済支援装置として機能させる
ためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの広範な普及に伴い、商
品購入者と商品販売者がインターネットを介して売買予
約を交わした後に、代金の決済及び購入者への商品の引
渡しを行う形態の売買取引も一般的になってきている。
この種の売買取引における決済にはクレジットカードが
用いられることが多いが、例えばコンビニエンス・スト
ア(以下、コンビニと略す)のレジにおいて、現金と引
き替えに商品を引き渡す方式や、配送業者によって購入
者の自宅に商品が配送された際に、現金と引き替えに配
送業者が商品を引き渡す方式(いわゆる代引き)も知ら
れている。
【0003】しかし、クレジットカードを用いた決済で
は、購入者が事前にクレジットカード会社と契約してお
く必要があると共に、購入者から商品販売者へインター
ネット経由でクレジットカードの番号を伝達する必要が
あるので、クレジットカードの番号が第三者に漏洩する
恐れもある。また、コンビニを利用した方式や代引きで
は、決済のために購入者が事前に現金を用意しておく必
要があるので、購入者の負担が大きく、特に高額な商品
の購入時には多額の現金を所持していることによるリス
クも生じる。
【0004】また、近年ではデビットカード(銀行のキ
ャッシュカード)を利用した決済方法も普及してきてい
る。デビットカードでの決済が完了した後に商品を引き
渡す方式であれば、購入者と商品販売者との間でインタ
ーネット経由で重要情報を送受する必要はなく、購入者
が事前に現金を用意しておく必要もないので、安全かつ
低リスクで決済を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デビットカ
ードを利用した決済は、端末にデビットカードを挿入す
ることで端末の表示部に支払金額が表示され、購入者は
表示された支払金額を確認した後に決済の実行を指示す
ることによって成される。しかしながら、購入者と商品
販売者が売買予約を交わした後に決済及び商品の引渡し
を行う売買取引では、売買予約を交わしてから決済及び
商品の引渡しが行われる迄に時間がかかることが多く、
特に購入者が複数の売買予約を交わしている等の場合
に、決済対象の商品が何れであるかについて、購入者が
混乱をきたす恐れがある。
【0006】このように、売買予約を交わした後に決済
及び商品の引渡しを行う売買取引において、購入者の利
便性に配慮した決済方法は実現されていないのが実情で
あった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、売買予約を交わした後に決済及び商品の引渡しを行
う売買取引において、決済時の顧客(購入者)の利便性
向上を実現できる決済支援装置及びプログラムを得るこ
とが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係る決済支援装置は、金融機関
に口座を開設した顧客が所持しているキャッシュカード
に記録されている情報を読み取り可能な読取部、任意の
情報を表示可能な表示部及び情報を入力するための入力
部が設けられた端末装置、及び、少なくとも顧客との間
で交わされる売買予約に関する商品販売者側の業務に使
用される第1コンピュータと情報を送受可能な決済支援
装置であって、顧客と商品販売者との間で売買予約が交
わされたことに伴い、個々の顧客又は個々の売買予約を
識別するための識別情報、売買が予約された商品に関す
る情報及び代金の決済に必要な情報を含む支払明細情報
を前記第1コンピュータから受信した場合に、受信した
支払明細情報を記憶する記憶手段と、顧客が所持してい
るキャッシュカードから前記端末装置の読取部によって
読み取られた情報及び顧客により前記端末装置の入力部
を介して入力された情報に基づいて、前記顧客が前記キ
ャッシュカードの正当な所持者か否かを認証する認証手
段と、前記認証手段によって正当な所持者であると認証
された顧客により前記端末装置の入力部を介して前記識
別情報が入力されると、入力された識別情報に基づいて
前記記憶手段から対応する支払明細情報を読み出し、読
み出した支払明細情報を前記端末装置の表示部に決済対
象として表示させる表示制御手段と、前記端末装置の表
示部に表示された決済対象についての決済の実行が顧客
によって指示されると、前記顧客の口座を使用して決済
処理を行う決済処理手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0009】請求項1記載の発明に係る決済支援装置
は、金融機関に口座を開設した顧客が所持しているキャ
ッシュカードに記録されている情報を読み取り可能な読
取部、任意の情報を表示可能な表示部及び情報を入力す
るための入力部が設けられた端末装置(例えば請求項4
に記載したATM(Automatic Teller Machine)や携帯
型の情報端末(例えばPDA(Personal Digital Assis
tant)等)、及び、少なくとも顧客との間で交わされる
売買予約に関する商品販売者側の業務に使用される第1
コンピュータと情報を送受可能とされている。
【0010】なお、請求項1記載の発明において、顧客
と商品販売者との間の売買予約は、例えばインターネッ
ト、電話、FAX等の公知の通信手段の何れかを利用し
て交わすことができる。また、第1コンピュータを使用
して行われる売買予約に関する商品販売者側の業務とし
ては、売買予約に関する情報(支払明細情報等)を記録
すると共に本発明に係る決済支援装置へ支払明細情報を
送信する業務が挙げられるが、その他にも、例えば顧客
と商品販売者との間の売買予約がインターネット経由で
交わされる態様において、顧客との間で売買予約を交わ
すためのウェブページを顧客に提示する業務(この場
合、第1コンピュータはウェブサーバとして機能す
る)、顧客との間で交わされた売買予約に基づき商品を
発送する業務、売買予約に係る売買取引の決済を管理す
る業務が含まれていてもよい。上記業務は全て商品販売
者が行ってもよいし、一部又は全ての業務を代行者が代
行するようにしてもよい。更に、請求項1記載の発明に
係る決済支援装置は、例えば顧客が口座を開設した金融
機関に設置することができるが、金融機関以外の第三者
が設置・稼働させるようにしてもよい。
【0011】請求項1記載の発明では、顧客と商品販売
者との間で売買予約が交わされたことに伴い、個々の顧
客又は個々の売買予約を識別するための識別情報、売買
が予約された商品に関する情報及び代金の決済に必要な
情報を含む支払明細情報を第1コンピュータから受信し
た場合に、受信した支払明細情報が記憶手段に記憶され
る。なお、売買が予約された商品に関する情報として
は、商品の名称、単価、数量等が挙げられ、代金の決済
に必要な情報としては、例えば代金の振込み先としての
口座を特定するための情報(例えば振込み先口座の名義
人、口座番号、口座種別)や振込金額を表す情報等が挙
げられる。
【0012】また、商品販売者との間で交わした売買予
約についての決済を行うために、顧客が、所持している
キャッシュカードに記録されている情報を端末装置の読
取部に読み取らせると共に、端末装置の入力部を介して
情報(例えば暗証番号やそれに類する情報)を入力する
行為を行うと、端末装置の読取部によってキャッシュカ
ードから読み取られた情報及び顧客により入力された情
報が本発明に係る決済支援装置へ送信され、キャッシュ
カードから読み取られた情報及び顧客により入力された
情報に基づいて、前記行為を行った顧客がキャッシュカ
ードの正当な所持者か否かが認証手段によって認証され
る。
【0013】続いて、認証手段によって正当な所持者で
あると認証された顧客により端末装置の入力部を介して
識別情報が入力されると、この識別情報が本発明に係る
決済支援装置へ送信され、表示制御手段は、入力された
識別情報に基づいて記憶手段から対応する支払明細情報
を読み出し、読み出した支払明細情報を端末装置の表示
部に決済対象として表示させる。支払明細情報には売買
が予約された商品に関する情報及び代金の決済に必要な
情報が含まれているので、端末装置の表示部に表示され
た支払明細情報を参照することで、決済対象の商品や代
金の振込みに関する情報を顧客が確認することができ
る。
【0014】そして、端末装置の表示部に表示された決
済対象についての決済の実行が顧客によって指示される
と、決済処理手段は、金融機関に開設された前記顧客の
口座を使用して決済処理を行い、決済処理手段による決
済処理が完了すると顧客が商品を受け取ることが可能に
なる。
【0015】このように、請求項1記載の発明では、ク
レジットカードを用いた決済のように、売買予約にあた
って顧客が商品販売者側へクレジットカードの番号を伝
達する必要はなく、決済を行う際の顧客の認証も、クレ
ジットカードから読み取られた情報及び顧客によって入
力された情報に基づいて行われるので、売買予約にあた
って顧客が商品販売者側へ口座番号や暗証番号等の重要
情報を伝達する必要もない。従って、インターネット等
のセキュリティ性の低い通信手段を介して売買予約が交
わされる場合にも安全性を確保することができる。ま
た、商品購入のために顧客が事前にクレジットカード会
社と契約しておく必要もなくなる。
【0016】また、現金を用いた決済方法(コンビニを
利用した方式や代引き等)と比較して、決済のために顧
客が事前に現金を用意しておく必要はなく、特に高額な
商品の購入時に顧客が多額の現金を所持する必要がなく
なるので、リスクも低減される。更に、デビットカード
を用いた決済と比較して、決済対象の商品や代金の振込
みに関する情報を決済時に顧客が確認することができ
る。従って、請求項1記載の発明によれば、売買予約を
交わした後に決済及び商品の引渡しを行う売買取引にお
いて、決済時の顧客(購入者)の利便性向上を実現する
ことができる。
【0017】なお、請求項1記載の発明に係る識別情報
としては、例えば個々の顧客を識別するための情報(例
えば顧客の氏名や生年月日等)を用いることができる。
この場合、例えば請求項2に記載したように、表示制御
手段は、顧客により端末装置の入力部を介して入力され
た識別情報に対応する全ての支払明細情報を記憶手段か
ら読み出し、読み出した支払明細情報を端末装置の表示
部に決済対象として一覧表示させ、決済処理手段は、一
覧表示された決済対象のうち顧客によって決済の実行が
指示された決済対象について決済処理を行うように構成
することが好ましい。
【0018】請求項2記載の発明では、顧客が端末装置
の入力部を介して識別情報を入力すると、入力された識
別情報に対応する全ての支払明細情報が端末装置の表示
部に決済対象として一覧表示されるので、単一の顧客が
商品販売者との間で売買予約を複数交わしている場合
(個々の売買予約に対応する商品販売者は同一であって
も相違していてもよい)にも、顧客が交わした個々の売
買予約に係る商品や代金の振込みに関する情報を顧客が
認識することができ、顧客の利便性を更に向上させるこ
とができる。
【0019】なお、請求項1記載の発明に係る識別情報
は、個々の売買予約を識別するための情報であってもよ
い。この場合、例えば請求項3に記載したように、識別
情報は顧客と商品販売者との間で売買予約が交わされる
毎に第1コンピュータによって設定され、設定された識
別情報が顧客へ通知される(例えば電子メール等によっ
て通知することができる)ようにすることができる。但
し、識別情報として個々の売買予約を識別するための情
報を用いた場合、請求項2に記載したような決済対象の
一覧表示を行うことは困難であるので、個々の顧客を識
別するための情報を識別情報として用いることが好まし
い。
【0020】また、請求項1記載の発明に係る端末装置
としては、例えば銀行等の金融機関の支店等に設置され
たATM等を用いてもよいが、例えば請求項4に記載し
たように、顧客が購入を予約した商品が配送される店舗
(例えばコンビニ等)に設置されたATM、又は、顧客
が購入を予約した商品を配送する配送業者が所持してい
る携帯型の情報端末を適用することが好ましい。これに
より、商品が配送される店舗に設置されたATM、或い
は、顧客の自宅等に来訪した配送業者が所持している携
帯型の情報端末によって決済を終えた顧客が、ATMが
設置された店舗側又は来訪した配送業者から直ちに商品
を受け取ることが可能となるので、顧客の利便性を更に
向上させることができる。
【0021】また、コンビニ等の店舗に設置されたAT
Mは、通常、レジと別の場所に設置されており、店員の
目の前で支払金額の確認や暗証番号の入力を行う必要の
ある従前のデビットカードの端末機と比較して、表示部
に表示された支払明細情報が第三者の目に晒される可能
性は非常に低く、顧客のプライバシーを確保できるとい
う利点も有している。
【0022】また、コンビニ等の店舗には、販売品目や
販売数量等の情報を販売時点で収集しコンピュータで管
理するシステムであるPOS(Point of Sales)システ
ムの端末(例えばPOSシステム対応のレジスタ(金銭
登録機)等)が設置されていることが殆どであり、店舗
に配送された商品を顧客が受け取る態様においては、P
OSシステム対応のレジスタを介して店舗側のPOSシ
ステムにも情報を入力する必要がある。
【0023】このため、請求項1記載の発明において、
例えば請求項5に記載したように、端末装置は任意の情
報を印刷可能なプリンタを備え、決済処理手段は、決済
処理を行った後に、端末装置のプリンタにより、決済処
理が完了していることを表す情報及び顧客に受け渡すべ
き商品に関する情報を含む所定の情報を、顧客が購入を
予約した商品が配送される店舗に備えられた読取装置
(例えばバーコードリーダ等)によって読取可能な形態
(例えば読取装置がバーコードリーダであればバーコー
ド)で印刷させることが好ましい。
【0024】これにより、顧客が持参した印刷結果に記
録されている所定の情報を、店舗の店員が読取装置を操
作して読み取らせることで、POSシステムに所定の情
報が自動的に入力されると共に、店員が顧客に受け渡す
べき商品を前記読み取られた情報に基づいて特定するこ
とが可能となると共に、店舗に配送された商品の決済に
際して店舗側が現金を取り扱う必要がなくなるので、店
舗側の負担を軽減することができる。
【0025】請求項6記載の発明に係るプログラムは、
金融機関に口座を開設した顧客が所持しているキャッシ
ュカードに記録されている情報を読み取り可能な読取
部、任意の情報を表示可能な表示部及び情報を入力する
ための入力部が設けられた端末装置、及び、少なくとも
顧客との間で交わされる売買予約に関する商品販売者側
の業務に使用される第1コンピュータと情報を送受可能
な第2コンピュータに所定の処理を実行させるためのプ
ログラムであって、前記所定の処理は、顧客と商品販売
者との間で売買予約が交わされたことに伴い、個々の顧
客又は個々の売買予約を識別するための識別情報、売買
が予約された商品に関する情報及び代金の決済に必要な
情報を含む支払明細情報を前記第1コンピュータから受
信した場合に、受信した支払明細情報を記憶手段に記憶
させる第1ステップ、顧客が所持しているキャッシュカ
ードから前記端末装置の読取部によって読み取られた情
報及び顧客により前記端末装置の入力部を介して入力さ
れた情報に基づいて、前記顧客が前記キャッシュカード
の正当な所持者か否かを認証する第2ステップ、前記第
2ステップにおいて正当な所持者であると認証した顧客
により前記端末装置の入力部を介して前記識別情報が入
力されると、入力された識別情報に基づいて前記記憶手
段から対応する支払明細情報を読み出し、読み出した支
払明細情報を前記端末装置の表示部に決済対象として表
示させる第3ステップ、及び、前記端末装置の表示部に
表示させた決済対象についての決済の実行が顧客によっ
て指示されると、前記顧客の口座を使用して決済処理を
行う第4ステップを含むことを特徴としている。
【0026】請求項6記載の発明に係るプログラムは、
上記第1乃至第4のステップを含む所定の処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラム、すなわち前記端
末装置及び前記第1コンピュータと情報を送受可能な第
2コンピュータを、請求項1に記載の決済支援装置とし
て機能させるためのプログラムであるので、第2コンピ
ュータが上記のプログラムを実行することにより、請求
項1記載の発明と同様に、売買予約を交わした後に決済
及び商品の引渡しを行う売買取引において、決済時の顧
客の利便性向上を実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に
係る決済システム10が示されている。この決済システ
ム10は、インターネット12を介して顧客と商品販売
者との間で交わされた売買予約(商品購入予約)に関
し、決済及び商品の受け渡しを安全かつ低リスクに実現
するためのシステムである。
【0028】決済システム10には、商品販売者、顧
客、商品販売者から委託を受けて決済に関わる処理を代
行する決済代行機関、顧客が口座を開設している金融機
関、顧客が決済及び商品の受け取りを行う際に利用され
るコンビニ14、及び、商品販売者からの依頼により商
品を配送する配送業者が関わっており、商品販売者が顧
客への商品の紹介及び顧客からの商品購入予約の受け付
けに用いているコンピュータ16、決済代行機関が決済
に関わる処理を行うためのコンピュータ18、金融機関
に設置されたホスト・コンピュータ20、コンビニ14
に設置されバーコードリーダ22が接続されたPOSレ
ジ24、コンビニ14のPOSシステムを実現するため
のコンピュータ26、配送業者の個々の配送者が所持し
ている携帯端末28、配送業者の配送管理システムを実
現するためのコンピュータ30が、各々通信網32に接
続されて構成されている。
【0029】なお、商品販売者のコンピュータ16はイ
ンターネット12を介して顧客のパーソナル・コンピュ
ータ(PC)34又は携帯電話36に接続されている。
商品販売者のコンピュータ16及び決済代行機関のコン
ピュータ18は本発明に係る第1コンピュータに対応し
ている。また配送業者の個々の配送者が所持している携
帯端末28は本発明に係る端末装置(詳しくは請求項4
に記載の携帯型の情報端末)に対応しており、任意の情
報を表示可能な表示部28A、複数個のキーを備え情報
を入力するための入力部28B、及び、金融機関に口座
を開設している顧客が所持しているキャッシュカードを
装填可能で、装填されたキャッシュカードに磁気的に記
録されている情報を読み取り可能な読取部28Cが設け
られている。
【0030】金融機関に設置されたホスト・コンピュー
タ20は汎用の大型コンピュータから成り、CPU20
A、ROM20B、RAM20C、入出力ポート20D
を備え、これらがアドレスバス、データバス、制御バス
等のバス20Eを介して互いに接続されている。入出力
ポート20Dには、各種の入出力機器として、通信網3
2に接続された通信制御装置38、ディスプレイ40、
マウス42、キーボード44、HDD46、CD−RO
Mからの情報の読み出しを行うCD−ROMドライブ4
8が各々接続されている。ホスト・コンピュータ20は
請求項6に記載の第2コンピュータに対応している。
【0031】HDD46の記憶領域には、決済代行機関
に設置されたコンピュータ18から受信した支払明細情
報(詳細は後述)を記憶するための支払明細DB50が
設けられている。また、ホスト・コンピュータ20に
は、後述する金融取引処理を実行するための金融取引プ
ログラムがHDD46に予めインストールされている。
この金融取引プログラムは請求項6に記載のプログラム
に対応しており、ホスト・コンピュータ20のCPU2
0Aが金融取引プログラムを実行することで、ホスト・
コンピュータ20は本発明に係る決済支援装置として機
能することが可能となる。
【0032】金融取引プログラムをホスト・コンピュー
タ20にインストール(移入)するには幾つかの方法が
あるが、例えば金融取引プログラムをセットアッププロ
グラムと共にCD−ROM52に記録しておき、CD−
ROM52をホスト・コンピュータ20のCD−ROM
ドライブ48にセットし、CPU20Aに対して前記セ
ットアッププログラムの実行を指示すれば、CD−RO
M52から金融取引プログラムが順に読み出され、読み
出された金融取引プログラムがHDD46に順に書き込
まれることで、金融取引プログラムのインストールが行
われる。なお、CD−ROM52に代えて、例えば磁気
テープ(MT)等の他の記録媒体を用いてもよい。記録
媒体としてMTを用いる場合、CD−ROMドライブ4
8に代えて磁気テープ装置を設ければよい。
【0033】また、CD−ROM52や他の記録媒体を
用いて金融取引プログラムをインストールすることに代
えて、金融取引プログラムが、当初は通信網32や他の
コンピュータ・ネットワークを介してホスト・コンピュ
ータ20と接続される他の情報処理機器(例えばネット
ワークサーバ)の記憶装置に記憶されており、ホスト・
コンピュータ20が前記情報処理機器と通信すること
で、前記情報処理機器からホスト・コンピュータ20へ
伝送され、HDD46にインストールされてホスト・コ
ンピュータ20で実行される構成を採用してもよい。
【0034】また、ホスト・コンピュータ20の通信制
御装置28は金融機関内に構築されたコンピュータ・ネ
ットワーク54に接続されている。コンピュータ・ネッ
トワーク54は、金融機関の各支店に各々設置された営
業店サーバ36(PC、ワークステーション、大型コン
ピュータの何れでもよい)が通信回線を介して互いに接
続されて構成されており、個々の営業店サーバ36に
は、個々の営業店の近隣のコンビニ14の店内に各々設
置された複数台のATM58が各々接続されている。
【0035】ATM58も本発明に係る端末装置に対応
しており、任意の情報を表示可能な表示部58A、情報
を入力するための入力部58B、金融機関に口座を開設
している顧客が所持しているキャッシュカードを装填可
能で、装填されたキャッシュカードに磁気的に記録され
ている情報を読み取り可能な読取部58C、及び、所定
の用紙に文字やバーコード等を印刷可能なプリンタ58
Dが設けられている。
【0036】なお、コンビニ14の店内に設置されたA
TM58は、上記のように営業店サーバ56及び金融機
関内に構築されたコンピュータ・ネットワーク54を介
してホスト・コンピュータ20と接続される形態に限ら
れるものではなく、図1に破線で示すように、外部接続
業者のコンピュータ・ネットワーク60を介してホスト
・コンピュータ20に接続される形態を採用してもよ
い。
【0037】次に本実施形態の作用を説明する。商品販
売者は、取り扱っている商品を紹介するウェブページを
コンピュータ(ウェブサーバ)16によりインターネッ
ト12上で公開することで、不特定の顧客に商品を提示
している。顧客がPC34又は携帯電話36を介して上
記のウェブページにアクセスすると、PC34又は携帯
電話36のディスプレイに上記のウェブページが表示さ
れることで、顧客が購入可能な商品が提示される。
【0038】表示されたウェブページで紹介されている
特定の商品を購入したい場合、顧客は、前記特定の商品
を購入希望商品として選択する操作を行う。これによ
り、特定の商品の購入予約を行うための画面がコンピュ
ータ16によってPC34又は携帯電話36のディスプ
レイに表示される。そして顧客は、表示された画面内に
設けられた入力欄に、氏名・電話番号等の顧客情報を入
力すると共に、購入数量や配送先(本実施形態では、A
TM58が設置された最寄りのコンビニ14か、顧客が
指定した配送先(例えば顧客の自宅や職場等))、個々の
顧客毎に予め付与されたID(このIDは本発明に係る
識別情報(詳しくは請求項2に記載の識別情報)に対応
している)等の情報を入力する。
【0039】顧客が入力した情報はPC34又は携帯電
話36から送信され、送信された情報が商品販売者のコ
ンピュータ16で受信されることで、顧客と商品販売者
との間で商品購入予約が交わされることになる(図2の
ステップ100も参照)。また、商品販売者のコンピュ
ータ16は、購入が予約された商品の在庫を確認し、購
入が予約された商品の配送予定日を顧客へ通知する。
【0040】なお、商品販売者との間で交わした商品購
入予約の決済に本実施形態に係る決済システム10を利
用する顧客は、決済システム10の利用を金融機関に事
前に申請する。金融機関では、決済システム10の利用
申請があった個々の顧客に対し、決済システム10を利
用する個々の顧客を識別するためのIDを各々付与する
と共に、付与したIDを個々の顧客へ各々通知する。従
って、商品販売者との間で商品購入予約を交わす際に
は、金融機関から通知されたIDが顧客によって入力さ
れることになる。なお、IDは決済システム10を利用
する個々の顧客が独自に定めて、金融機関へ通知するよ
うにしてもよい。
【0041】顧客との間で商品購入予約が交わされる
と、商品販売者のコンピュータ16では、交わされた商
品購入予約に対し、所定のコード体系に従って識別コー
ドを付与する。なお、この識別コードは、インターネッ
ト12を介して任意の顧客と任意の商品販売者との間で
交わされる商品購入予約を区別可能とするために、例え
ば個々の商品販売者を識別する識別コード、予約成立年
月日、予約受付番号(例えば予約受付順の昇順)等の情
報が含まれるようにコード体系を定めることができる。
【0042】また、商品販売者のコンピュータ16は、
購入が予約された商品の在庫が有る場合には、該商品を
梱包して指定された配送先へ配送するよう配送業者へ依
頼する処理を行う。また、商品の在庫が無い場合には、
該商品を製造元等へ発注する処理を行い、製造元等から
商品が入荷した後に、上述した配送業者への依頼する処
理を行う。なお、配送業者への依頼に際しては、先に付
与した識別コードが配送業者に通知され、配送に備えて
梱包状態とされた商品の外面(梱包状態で外部から確認
可能な位置)に識別コードが記録される。
【0043】更に、商品販売者のコンピュータ16は、
購入が予約された商品に関する情報(詳しくは商品の名
称、数量、単価、代金、配送先、識別コード)、及び商
品の購入予約を交わした顧客に関する情報(詳しくは顧
客の氏名、電話番号、ID)を、予め定められたフォー
マットに従って設定した購入情報を生成し(図2のステ
ップ102も参照)、通信網32を介して決済代行機関
のコンピュータ18へ送信する。
【0044】商品販売者のコンピュータ16から購入情
報を受信した決済代行機関のコンピュータ18では、受
信した購入情報をHDD等の記憶手段(図示省略)に記
憶させると共に、受信した購入情報に、代金の決済に必
要な情報(詳しくは代金の振込み先としての口座の名義
人、口座番号、口座種別や、通知された代金に基づいて
計算した振込金額等)を付加した支払明細情報を生成し
(図2のステップ104も参照)、通信網32を介して
金融機関のホスト・コンピュータ20へ送信する。
【0045】ホスト・コンピュータ20では、決済代行
機関のコンピュータ18、ATM58、携帯端末28の
何れかから何らかの情報を受信すると、CPU20Aに
よって金融取引プログラムが実行されることで図4に示
す金融取引処理が行われる。この金融取引処理では、ス
テップ200において受信した情報の送信元を判定し、
判定結果に応じて分岐する。受信情報の送信元が決済代
行機関のコンピュータ18であった場合には、ステップ
200からステップ202へ移行し、受信情報は「支払
明細情報」か否か判定する。ステップ202の判定が否
定された場合には、ステップ204において受信情報に
応じた処理を行う。
【0046】一方、ステップ202の判定が肯定された
場合にはステップ206へ移行し、受信した支払明細情
報を支払明細DB50に登録する(図2のステップ10
6の「支払明細情報を登録」も参照)。そして、次のス
テップ208において、支払明細情報の登録が完了した
ことを表す完了応答を支払明細情報の送信元のコンピュ
ータ18に送信し、処理を終了する。決済代行機関のコ
ンピュータ18から支払明細情報を受信する度に、ホス
ト・コンピュータ20で上記処理が実行されることによ
り、支払明細DB50には、商品購入予約の決済に決済
システム10を利用する全ての顧客の支払明細情報が蓄
積記憶されることになる。このように、上述したステッ
プ202,206は、支払明細情報を記憶するHDD4
6と共に本発明の記憶手段に対応している。
【0047】ところで、本実施形態において、購入を予
約した商品の配送先としては、ATM58が設置された
最寄りのコンビニ14が指定される場合と、顧客の自宅
等が指定される場合とがある。以下では、まず配送先と
してコンビニ14が指定された場合について説明する。
【0048】配送先としてATM58が設置された最寄
りのコンビニ14を指定した場合、顧客は商品販売者か
ら通知された配送予定日以降にコンビニ14へ出向き
(図2のステップ108も参照)、コンビニ14の店内
に設置されたATM58を操作して、購入を予約した商
品について決済を行う。
【0049】すなわち、まずATM58の表示部58A
に初期画面(実行可能な金融取引の種別(例えば現金の
引き出しや振込み等)がメニュー形式で一覧表示されて
いる画面)が表示されている状態で、一覧表示されてい
る種別の中から「支払明細照会」を選択すると共に、自
身が金融機関に開設している口座のキャッシュカードを
ATM58の読取部58Cに装填し(図2のステップ1
10も参照)、更にATM58の入力部58Bを介し、
口座に対して設定された暗証番号を入力する(図2のス
テップ112も参照)。
【0050】これにより、ATM58は、読取部58C
に装填されたキャッシュカードに磁気的に記録されてい
る口座番号等の情報を読取部58Cによって読み取り、
顧客によって選択された金融取引の種別や、顧客によっ
て入力部58Bを介して入力された暗証番号と共にホス
ト・コンピュータ20へ送信する。
【0051】ATM58から送信された口座番号や暗証
番号がホスト・コンピュータ20で受信されると、ホス
ト・コンピュータ20では金融取引処理(図4参照)が
行われる。この金融取引処理では、受信情報の送信元が
ATM58又は携帯端末28であった場合にステップ2
00からステップ210へ移行し、顧客によって選択さ
れたジョブ(金融取引)の種別が「支払明細照会」か否
かを判断する。ステップ210の判定が否定された場合
には、ステップ212において顧客からの指示に応じた
処理を行い、金融取引処理を終了する。
【0052】一方、ステップ210の判定が肯定された
場合にはステップ214へ移行し、ATM58から受信
した口座番号をキーに、HDD46に予め記憶された暗
証番号テーブル(全ての口座の口座番号と暗証番号が対
応付けられて登録されたテーブル)を検索し、検索によ
って抽出された暗証番号をATM58から受信した暗証
番号(顧客によって入力された暗証番号)と照合するこ
とで、ATM58を操作している顧客がキャッシュカー
ドの正当な所持者か否かの認証を行う(図2のステップ
114も参照)。なお、ステップ214は次のステップ
216と共に本発明に係る認証手段に対応している。
【0053】次のステップ216では、ステップ214
の認証により正当な顧客(キャッシュカードの正当な所
持者)と判断されたか否か判定する。判定が否定された
場合にはステップ218へ移行し、ATM58に対して
エラー応答を返して金融取引処理を終了する。また、ス
テップ216の判定が肯定された場合にはステップ22
0へ移行し、顧客のIDを入力するためのID入力画面
をATM58の表示部58Aに表示させることで、顧客
に対してIDの入力を要請する(図2のステップ116
も参照)。ステップ222では顧客によってIDが入力
されたか否か判定し、判定が肯定される迄待機する。
【0054】ATM58の表示部58AにID入力画面
が表示されると、顧客はATM58の入力部58Bを介
してIDを入力する(図2のステップ118も参照)。
顧客によってIDが入力されると、ATM58は入力さ
れたIDをホスト・コンピュータ20へ送信する。この
IDがホスト・コンピュータ20で受信されると、金融
取引処理のステップ222の判定が肯定されてステップ
224へ移行し、ATM58から受信したIDをキーに
して、HDD46に記憶されている支払明細DB50を
検索する(図2のステップ120も参照)。
【0055】そして次のステップ226では、例として
図5に示すように、ステップ224の検索によって抽出
された支払明細情報のうち、購入を予約した商品を顧客
が容易に特定できる情報(例えば図5に示す商品名や数
量等)、及び、代金決済のための振込の内容を顧客が容
易に把握できる情報(例えば図5に示す支払金額、振込
先名、振込先口座等)を、ATM58の表示部58Aに
表示させる(図2のステップ122も参照)。これによ
り、商品の購入予約を交わしてから決済を行う迄の期間
が長い場合にも、未決済の商品や代金決済のための振込
処理の内容を顧客が確認することができ、顧客の利便性
が向上する。
【0056】また、顧客が商品購入予約を複数交わして
いる(個々の商品購入予約に対応する商品販売者は同一
であっても相違していてもよい)場合にも、例として図
5に示すように、個々の商品購入予約についての支払明
細情報(の一部)が一覧表示されるので、今回の決済対
象でない商品購入予約も含めて、全ての商品購入予約を
顧客が把握することができる。更に、ATM58は通
常、コンビニ14の店内のレジと別の場所に設置される
ので、表示部58Aに表示された支払明細情報が第三者
の目に晒される可能性は非常に低く、顧客のプライバシ
ーも確保できる。なお、上述したステップ224,22
6は本発明に係る表示制御手段に対応している。
【0057】ATM58の表示部58Aに表示された支
払明細情報を確認した顧客が、決済対象の支払明細情報
(受け取る商品に対応する支払明細情報)を選択し、決
済の実行を指示すると(図2のステップ124も参
照)、顧客による指示がATM58からホスト・コンピ
ュータ20へ送信される。
【0058】金融取引処理では、次のステップ228に
おいて、顧客によって決済の実行が指示されたか否かを
判定しており、判定が否定された場合(顧客が単に未決
済の商品購入予約の確認を行ったのみの場合)は何ら処
理を行うことなく金融取引処理を終了するが、顧客によ
って決済の実行が指示された場合には、前記判定が肯定
されてステップ230へ移行し、顧客の指示に従って決
済処理(振込処理)を実行する(図2のステップ126
も参照)。なお、ステップ230は本発明に係る決済処
理手段に対応している。このように、本実施形態に係る
決済方式では、顧客(購入者)が決済の実行を指示する
と直ちに決済処理が行われるので、商品販売者にとって
もメリットがある。また、ステップ232では決済代行
機関のコンピュータ18に対し、決済処理を完了したこ
とを通知する(図2の「決済完了通知」も参照)。
【0059】次のステップ234では、受信情報の送信
元がATM58か否か判定する。判定が肯定された場合
にはステップ236へ移行し、コンビニ14のPOSレ
ジ24を介してコンビニ14のPOSシステムに入力す
べき所定の情報を生成する。なお、所定の情報には商品
に関する情報及び決済処理が完了していることを表す情
報が含まれており、前記商品に関する情報としては、例
えば識別コード、対象商品の種類、数量、単価、決済金
額、購入種別(対象商品が店内に陳列されている商品か
インターネット12上で購入予約が交わされて配送され
た商品か)を表す情報等が挙げられる。そして、実行し
た決済処理の内容(振込金額や振込先等)及び識別コー
ドが記録されると共に、生成した所定の情報を表すバー
コードが記録された利用明細票をATM58のプリンタ
58Dによって印刷させ(図2のステップ128も参
照)、金融取引処理を終了する。なお、ステップ236
は請求項5に記載の決済処理手段に対応している。
【0060】ATM58のプリンタ58Dによって印刷
された利用明細票を受け取った顧客は、受け取った利用
明細票をコンビニ14のレジに持込む(図2のステップ
130も参照)。コンビニ14の店員は、利用明細票が
持込まれると、該利用明細票に付加されているバーコー
ドをバーコードリーダ22によって読み取らせる(図2
のステップ132も参照)。これにより、利用明細票に
付加されているバーコードが表す所定の情報がPOSレ
ジ24に入力され、更に通信網32を介してコンビニ1
4のPOSシステム(コンピュータ26)へ転送され
る。
【0061】また、コンビニ14の店員は、コンビニ1
4に配送されて保管している物品の外面に記録されてい
る識別コードを、顧客から預かった利用明細票に記録さ
れている識別コードと照合することで、顧客へ受け渡す
物品(商品)を特定し、顧客への引き渡しを行う(図2
のステップ134も参照)。コンビニ14での商品の引
渡しが完了すると、POSシステムのコンピュータ26
では、先にPOSレジ24から転送された識別コードを
含む所定の情報を決済代行機関のコンピュータ18に送
信することで、商品の引渡しが完了したことを通知する
(図2の「引渡完了通知」も参照)。
【0062】決済代行機関のコンピュータ18では、金
融機関のホスト・コンピュータ20から受信した決済完
了通知とPOSシステムのコンピュータ26から受信し
た引渡完了通知を照合し(図2のステップ136も参
照)、整合がとれていることをチェックした後に、商品
販売者のコンピュータ16に対し、代金の収納が完了し
たことを通知する(図2の「収納完了通知」も参照)。
これにより、顧客(購入者)と商品販売者の間で交わさ
れた商品購入予約についての決済及び商品の引渡しが完
了する。
【0063】続いて、購入を予約した商品の配送先とし
て顧客の自宅が指定された場合について、図3を参照
し、配送先がコンビニ14の場合と異なる部分について
のみ説明する。配送先として顧客の自宅が指定された場
合、配送業者の配送者は、対象商品を持参して配送先
(この場合は顧客の自宅)を訪問し(図3のステップ1
09も参照)、顧客は配送者が所持している携帯端末2
8を操作することで、購入を予約した商品について決済
を行う。
【0064】すなわち、ATM58を操作して決済を行
う場合と同様に、キャッシュカードを携帯端末28の読
取部28Cに装填し(図3のステップ110)、携帯端
末28の入力部28Bを介し、口座に対して設定された
暗証番号を入力する(図3のステップ112)。これに
より、携帯端末28は、読取部28Cによってキャッシ
ュカードから読み取られた口座番号や、顧客によって入
力部28Bを介して入力された暗証番号等の情報をホス
ト・コンピュータ20へ送信し、これらの情報がホスト
・コンピュータ20で受信されることで、先にも説明し
た金融取引処理(図4)が行われる。
【0065】金融取引処理では、受信情報の送信元が携
帯端末28の場合、ステップ200からステップ210
へ移行すると共に、ステップ210の判定が無条件で肯
定され、顧客の認証(図4のステップ214,216、
図3のステップ114)を行った後に、ID入力画面を
携帯端末28の表示部28Aに表示させることで、ID
の入力を顧客に要請する(図4のステップ220、図3
のステップ116)。顧客が携帯端末28の入力部28
Bを介してIDを入力する(図3のステップ118)
と、入力されたIDが携帯端末28からホスト・コンピ
ュータ20へ送信され、IDをキーにして支払明細DB
50が検索される(図4のステップ224、図3のステ
ップ120)。
【0066】そして、支払明細DB50の検索によって
抽出された支払明細情報のうち、図5に示すように、購
入を予約した商品を顧客が容易に特定できる情報及び代
金決済のための振込の内容を顧客が容易に把握できる情
報が、携帯端末28の表示部28Aに表示される(図4
のステップ226、図3のステップ122)。これによ
り、未決済の商品や代金決済のための振込処理の内容を
顧客が確認できると共に、顧客が商品購入予約を複数交
わしている場合にも、個々の商品購入予約の内容を顧客
が把握することができるので、顧客の利便性が向上す
る。
【0067】携帯端末28の表示部28Aに表示された
支払明細情報を確認した顧客が、決済対象の支払明細情
報を選択して決済の実行を指示すると(図3のステップ
124)、顧客による指示が携帯端末28からホスト・
コンピュータ20へ送信され、顧客の指示に従って決済
処理(振込処理)が実行され(図4のステップ230、
図3のステップ126)た後に、決済処理の完了が決済
代行機関のコンピュータ18に通知される(図4のステ
ップ232、図3の「決済完了通知」)。
【0068】また、金融取引処理において、受信情報の
送信元が携帯端末28である場合には、ステップ234
からステップ238へ移行し、顧客に伝達すべき情報、
配送者に伝達すべき情報、配送業者の配送管理システム
に入力すべき情報から成る所定の情報(例えば商品に関
する情報(識別コード、対象商品の種類、数量等)、実
行した決済処理の内容を表す情報(振込金額や振込先
等)、決済処理が完了していることを表す情報等)を生
成し、生成した所定の情報を携帯端末28に送信する
(図3の「決済完了通知」も参照)と共に、送信した所
定の情報のうち、実行した決済処理の内容に相当する情
報(顧客に伝達すべき情報に相当)及び決済が完了して
いることを表す情報(配送者に伝達すべき情報)を携帯
端末28の表示部28Aに表示させ、金融取引処理を終
了する。
【0069】これにより、顧客は、携帯端末28の表示
部28Aに表示された情報を参照することで決済処理の
内容を把握することができる。なお、携帯端末28にプ
リンタが設けられている場合には、先に説明したATM
58を利用して決済を行う場合と同様に、利用明細票
(この場合はバーコードは付加しなくてもよい)を印刷
させることが望ましい。また、配送者は携帯端末28の
表示部Aに表示された情報を参照することで、顧客へ引
き渡すべき商品の決済が完了したことを確認し、前記商
品の引渡しを行う(図3のステップ134)。
【0070】また、携帯端末28がホスト・コンピュー
タ20から受信した所定の情報のうち、配送業者の配送
管理システムへ入力すべき情報(例えば配送した商品に
関する情報(識別コード、対象商品の種類、数量等))
は、携帯端末28から通信網32を介して配送業者の配
送管理システム(コンピュータ30)へ転送される。配
送者による顧客への商品の引渡しが完了すると、配送管
理システムのコンピュータ26では、先に携帯端末28
から転送された識別コードを含む情報を決済代行機関の
コンピュータ18に送信することで、商品の引渡しが完
了したことを通知する(図3の「引渡完了通知」)。
【0071】決済代行機関のコンピュータ18では、金
融機関のホスト・コンピュータ20から受信した決済完
了通知と配送管理システムのコンピュータ30から受信
した引渡完了通知を照合し(図3のステップ136)、
整合がとれていることをチェックした後に、商品販売者
のコンピュータ16に対し、代金の収納が完了したこと
を通知する(図3の「収納完了通知」)。これにより、
顧客(購入者)と商品販売者の間で交わされた商品購入
予約についての決済及び商品の引渡しが完了する。
【0072】なお、上記では決済システム10の利用申
請があった個々の顧客に対し、金融機関が各々IDを付
与して通知する例を説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば個々の顧客のIDとして個々の顧客の
生年月日を使用するよう金融機関と顧客の間で予め取り
決めておき、ホスト・コンピュータ20による支払明細
DB50の検索に際しては、ID(顧客の生年月日)及
び顧客の氏名等の他の情報を各々キーとして用いて、該
当する支払明細情報を検索するようにしてもよい。
【0073】また、上記では決済に際し、個々の顧客毎
に予め付与されたIDを顧客が入力する場合を説明した
が、本発明に係る識別情報は個々の顧客を識別するため
の情報に限られるものではなく、個々の商品購入予約毎
に識別情報(ここでは支払番号と称する)を付与し、顧
客が決済時に支払番号を入力するようにしてもよい。識
別情報として支払番号を用いた場合の処理の流れの一例
を図6(図2と同様にコンビニ14で決済及び商品引渡
しが行われる場合)及び図7(図3と同様に指定された
場所に商品が配送された際に決済及び商品引渡しが行わ
れる場合)に示す。
【0074】識別情報として支払番号を用いる態様にお
いては、商品の購入予約時には顧客による識別情報の入
力は行われず、顧客情報や購入数量、配送先等の情報の
みがPC34又は携帯電話36から商品販売者のコンピ
ュータ16へ送信されることで商品購入予約が交わされ
る(図6,7のステップ101を参照)。識別情報とし
ての支払番号は、商品販売者のコンピュータ16によっ
て生成された購入情報が決済代行機関のコンピュータ1
8によって受信された際にコンピュータ18によって付
与される(図6,7のステップ101を参照)。
【0075】コンピュータ18によって付与された支払
番号は、電子メール等によって顧客のPC34又は携帯
電話36へ送信され、PC34又は携帯電話36のディ
スプレイに表示される(図6,7のステップ105を参
照)。これにより、決済時に入力する識別情報(支払番
号)を顧客が認識することができる。なお、以降の処理
の流れは、IDに代えて支払番号が用いられる点(図
6,7のステップ117,119)及び決済対象の商品
の支払明細情報のみが表示部58A又は表示部28Aに
表示される点(図6,7のステップ123)を除けば図
2又は図3と同じであるので、説明を省略する。上記態
様における支払番号は、請求項3に記載の識別情報に対
応している。
【0076】また、上記では本発明の認証手段に相当す
る処理をホスト・コンピュータ20で行う例を説明した
が、これに限定されるものではなく、ATM58又は携
帯案末28で上記処理を行うようにしてもよい。
【0077】更に、上記では決済代行機関のコンピュー
タ18と金融機関のホスト・コンピュータ20が別々に
設けられている態様を例に説明したが、これに限定され
るものではなく、本発明に係る決済支援装置として、上
記のコンピュータ18,20によって実現される機能を
兼ね備えた単一のコンピュータを設けてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、顧客と商品販売者の間で売買予約が交わされたこと
に伴い、売買予約に関する商品販売者側の業務に使用さ
れる第1コンピュータから、個々の顧客又は個々の売買
予約を識別するための識別情報、売買が予約された商品
に関する情報及び代金の決済に必要な情報を含む支払明
細情報を受信した場合に受信した支払明細情報を記憶
し、顧客が所持しているキャッシュカードから端末装置
を介して読み取られた情報及び端末装置を介して顧客よ
り入力された情報に基づいて顧客の認証を行い、顧客よ
り入力された識別情報に基づいて対応する支払明細情報
を読み出し、読み出した支払明細情報を端末装置の表示
部に決済対象として表示させ、表示させた決済対象につ
いての決済の実行が顧客によって指示されると、顧客の
口座を使用して決済処理を行うので、売買予約を交わし
た後に決済及び商品の引渡しを行う売買取引において、
決済時の顧客(購入者)の利便性向上を実現できる、と
いう優れた効果を有する。
【0079】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、端末装置を介して顧客より入力された識別
情報に対応する全ての支払明細情報を読み出して端末装
置の表示部に決済対象として一覧表示させ、一覧表示さ
れた決済対象のうち決済の実行が指示された決済対象に
ついて決済処理を行うので、上記効果に加え、顧客の利
便性を更に向上させることができる、という効果を有す
る。
【0080】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明に係る端末装置として、顧客が購入を予約した商品が
配送される店舗に設置されたATM、又は、顧客が購入
を予約した商品を配送する配送業者が所持している携帯
型の情報端末を用いたので、上記効果に加え、顧客の利
便性を更に向上させることができる、という効果を有す
る。
【0081】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、決済処理を行った後に、端末装置のプリン
タにより、決済処理が完了していることを表す情報及び
顧客に受け渡すべき商品に関する情報を含む所定の情報
を、顧客が購入を予約した商品が配送される店舗に備え
られた読取装置によって読取可能な形態で印刷させるの
で、上記効果に加え、店舗側の負担を軽減することがで
きる、という効果を有する。
【0082】請求項6記載の発明に係るプログラムは、
顧客と商品販売者の間で売買予約が交わされたことに伴
い、売買予約に関する商品販売者側の業務に使用される
第1コンピュータから、個々の顧客又は個々の売買予約
を識別するための識別情報、売買が予約された商品に関
する情報及び代金の決済に必要な情報を含む支払明細情
報を受信した場合に受信した支払明細情報を記憶する第
1ステップ、顧客が所持しているキャッシュカードから
端末装置を介して読み取られた情報及び端末装置を介し
て顧客より入力された情報に基づいて顧客の認証を行う
第のステップ、顧客より入力された識別情報に基づいて
対応する支払明細情報を読み出し、読み出した支払明細
情報を端末装置の表示部に決済対象として表示させる第
3ステップ、表示させた決済対象についての決済の実行
が顧客によって指示されると顧客の口座を使用して決済
処理を行う第4ステップを含む所定の処理をコンピュー
タに実行させるためのプログラムであるので、売買予約
を交わした後に決済及び商品の引渡しを行う売買取引に
おいて、決済時の顧客(購入者)の利便性向上を実現で
きる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る決済システムの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】 コンビニで決済及び商品引渡しが行われる場
合の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【図3】 指定された場所に商品が配送された際に決済
及び商品引渡しが行われる場合の処理の流れの一例を示
すシーケンス図である。
【図4】 ホスト・コンピュータで実行される金融取引
処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】 代金未決済の商品が一覧表示された画面の一
例を示すイメージ図である。
【図6】 コンビニで決済及び商品引渡しが行われる場
合の処理の流れの他の例を示すシーケンス図である。
【図7】 指定された場所に商品が配送された際に決済
及び商品引渡しが行われる場合の処理の流れの他の例を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 決済システム 18 コンピュータ 20 ホスト・コンピュータ 28 携帯端末 46 HDD 48 ATM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 G07D 9/00 451B 451C 461 461B ZEC ZEC 13/00 321C G07F 19/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関に口座を開設した顧客が所持し
    ているキャッシュカードに記録されている情報を読み取
    り可能な読取部、任意の情報を表示可能な表示部及び情
    報を入力するための入力部が設けられた端末装置、及
    び、少なくとも顧客との間で交わされる売買予約に関す
    る商品販売者側の業務に使用される第1コンピュータと
    情報を送受可能な決済支援装置であって、 顧客と商品販売者との間で売買予約が交わされたことに
    伴い、個々の顧客又は個々の売買予約を識別するための
    識別情報、売買が予約された商品に関する情報及び代金
    の決済に必要な情報を含む支払明細情報を前記第1コン
    ピュータから受信した場合に、受信した支払明細情報を
    記憶する記憶手段と、 顧客が所持しているキャッシュカードから前記端末装置
    の読取部によって読み取られた情報及び顧客により前記
    端末装置の入力部を介して入力された情報に基づいて、
    前記顧客が前記キャッシュカードの正当な所持者か否か
    を認証する認証手段と、 前記認証手段によって正当な所持者であると認証された
    顧客により前記端末装置の入力部を介して前記識別情報
    が入力されると、入力された識別情報に基づいて前記記
    憶手段から対応する支払明細情報を読み出し、読み出し
    た支払明細情報を前記端末装置の表示部に決済対象とし
    て表示させる表示制御手段と、 前記端末装置の表示部に表示された決済対象についての
    決済の実行が顧客によって指示されると、前記顧客の口
    座を使用して決済処理を行う決済処理手段と、を備えた
    ことを特徴とする決済支援装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報は個々の顧客を識別するた
    めの情報であり、 前記表示制御手段は、顧客により前記端末装置の入力部
    を介して入力された識別情報に対応する全ての支払明細
    情報を前記記憶手段から読み出し、読み出した支払明細
    情報を前記端末装置の表示部に決済対象として一覧表示
    させ、 前記決済処理手段は、前記一覧表示された決済対象のう
    ち顧客によって決済の実行が指示された決済対象につい
    て決済処理を行うことを特徴とする請求項1記載の決済
    支援装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報は個々の売買予約を識別す
    るための情報であり、顧客と商品販売者との間で売買予
    約が交わされる毎に前記第1コンピュータによって設定
    され、設定された識別情報が顧客へ通知されることを特
    徴とする請求項1記載の決済支援装置。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、顧客が購入を予約した
    商品が配送される店舗に設置されたATM、又は、顧客
    が購入を予約した商品を配送する配送業者が所持してい
    る携帯型の情報端末であることを特徴とする請求項1記
    載の決済支援装置。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は任意の情報を印刷可能な
    プリンタを備え、 前記決済処理手段は、前記決済処理を行った後に、前記
    端末装置のプリンタにより、決済処理が完了しているこ
    とを表す情報及び顧客に受け渡すべき商品に関する情報
    を含む所定の情報を、顧客が購入を予約した商品が配送
    される店舗に備えられた読取装置によって読取可能な形
    態で印刷させることを特徴とする請求項1記載の決済支
    援装置。
  6. 【請求項6】 金融機関に口座を開設した顧客が所持し
    ているキャッシュカードに記録されている情報を読み取
    り可能な読取部、任意の情報を表示可能な表示部及び情
    報を入力するための入力部が設けられた端末装置、及
    び、少なくとも顧客との間で交わされる売買予約に関す
    る商品販売者側の業務に使用される第1コンピュータと
    情報を送受可能な第2コンピュータに所定の処理を実行
    させるためのプログラムであって、 前記所定の処理は、 顧客と商品販売者との間で売買予約が交わされたことに
    伴い、個々の顧客又は個々の売買予約を識別するための
    識別情報、売買が予約された商品に関する情報及び代金
    の決済に必要な情報を含む支払明細情報を前記第1コン
    ピュータから受信した場合に、受信した支払明細情報を
    記憶手段に記憶させる第1ステップ、 顧客が所持しているキャッシュカードから前記端末装置
    の読取部によって読み取られた情報及び顧客により前記
    端末装置の入力部を介して入力された情報に基づいて、
    前記顧客が前記キャッシュカードの正当な所持者か否か
    を認証する第2ステップ、 前記第2ステップにおいて正当な所持者であると認証し
    た顧客により前記端末装置の入力部を介して前記識別情
    報が入力されると、入力された識別情報に基づいて前記
    記憶手段から対応する支払明細情報を読み出し、読み出
    した支払明細情報を前記端末装置の表示部に決済対象と
    して表示させる第3ステップ、 及び、前記端末装置の表示部に表示させた決済対象につ
    いての決済の実行が顧客によって指示されると、前記顧
    客の口座を使用して決済処理を行う第4ステップを含む
    ことを特徴とするプログラム。
JP2002095383A 2002-03-29 2002-03-29 決済支援装置及びプログラム Withdrawn JP2003296651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095383A JP2003296651A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 決済支援装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002095383A JP2003296651A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 決済支援装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003296651A true JP2003296651A (ja) 2003-10-17

Family

ID=29387202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002095383A Withdrawn JP2003296651A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 決済支援装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003296651A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209461A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 予約決済システム
JP2007109026A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Koji Sasaki 振込支援サービスシステム、会計仕訳システム、サーバ、仕訳端末、金融機関端末及びプログラム
JP2015127885A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 株式会社Showcase Gig 店舗運営支援方法
CN104883476A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 京瓷办公信息系统株式会社 显示操作装置和显示操作方法
JP2021527871A (ja) * 2018-06-19 2021-10-14 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 商品取引を処理するための方法、装置、及びデバイス
CN113807855A (zh) * 2020-06-16 2021-12-17 丰田自动车株式会社 结算代理装置、结算代理系统、结算代理方法及结算代理程序

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209461A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 予約決済システム
JP2007109026A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Koji Sasaki 振込支援サービスシステム、会計仕訳システム、サーバ、仕訳端末、金融機関端末及びプログラム
JP2015127885A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 株式会社Showcase Gig 店舗運営支援方法
CN104883476A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 京瓷办公信息系统株式会社 显示操作装置和显示操作方法
JP2015162186A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示操作装置及び表示操作方法
CN104883476B (zh) * 2014-02-28 2018-06-08 京瓷办公信息系统株式会社 显示操作装置和显示操作方法
JP2021527871A (ja) * 2018-06-19 2021-10-14 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 商品取引を処理するための方法、装置、及びデバイス
JP7401105B2 (ja) 2018-06-19 2023-12-19 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 商品取引を処理するための方法、装置、及びデバイス
CN113807855A (zh) * 2020-06-16 2021-12-17 丰田自动车株式会社 结算代理装置、结算代理系统、结算代理方法及结算代理程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7319978B2 (en) Net shopping method, system therefor, and automatic payment transfer device
JP3887854B2 (ja) 電子取引支援方法
JP3792650B2 (ja) 宅配便のカード決済システム
JP2002352308A (ja) 自動販売機を利用した入金システム
JP2002197397A (ja) 決済代行システム、決済代行方法、決済代行プログラムを記録した記録媒体及び決済代行プログラム
JP6329111B2 (ja) 商品データ処理装置、及びプログラム
JP2003296651A (ja) 決済支援装置及びプログラム
JP6600039B2 (ja) 商品データ処理装置、プログラム、商品データ処理方法及びシステム
JP2004145877A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム及び記録媒体
JP2008123286A (ja) 決済処理システムおよび方法
JP7041233B2 (ja) 商品データ処理装置、プログラム
JP6797264B2 (ja) 商品データ処理装置、プログラム、及び商品データ処理方法
JP7336560B2 (ja) 商品データ処理装置、プログラム
JPH09106422A (ja) 家計管理支援システム
JP7363097B2 (ja) 販売システム、ゲート装置、サーバ、レジ端末、及び販売方法
JP4163660B2 (ja) 宅配便のカード決済システム及び宅配便のカード決済方法
JP7469000B2 (ja) 商品販売配送システム
US20220051345A1 (en) Flag system and method of flagging for real-time expenditures transacted electronically
KR20020085369A (ko) 인터넷을 이용한 전자상거래 수행 방법 및 이를 수행하기위한 시스템
JP2005182560A (ja) クレジットカードシステム
JP2020166891A (ja) チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム
JP4054044B2 (ja) 銀行口座システム
JP2002342845A (ja) 商品売買データ管理システム
JP2023055558A (ja) 買い物代行システムおよび方法
JP2002207950A (ja) 決済方法および決済システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607